JP6300008B2 - 車両用表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば自動2輪車をはじめとする各種車両に搭載され、車両情報を含む各種情報を表示する表示手段を備えた車両用表示装置に関するものである。
従来より、この種の車両用表示装置にあっては、例えば下記特許文献1に記載されているものが知られている。この特許文献1に記載の車両用表示装置は、車両情報を含む各種情報を表示するアナログ式計器からなる表示手段と、この表示手段の制御を行うためのマイクロコンピュータからなる制御部が導電路上に実装(配設)された硬質の配線基板と、この配線基板の背後側に重なるように位置し、その外形形状が配線基板の外形形状よりも小さい硬質の回路基板とを備え、この回路基板に相手側機器(例えば車両用表示装置を視認する視認者が携帯している携帯端末)との無線通信を行うためのアンテナ部が形成されているものである。
特開2013−60037号公報
ところで、上述した特許文献1に記載の車両用表示装置に備えられる配線基板の導電路には、通常、上述した制御部だけではなくコンデンサ等の金属電子部品を含む各種電子部品が実装されており、これに伴い配線基板の表面全体に渡って導電路がくまなく張り巡らされている構成となっている。
このような構成において、配線基板の背後に重なるように回路基板が位置し(つまり配線基板の法線方向から見たときにアンテナ部と配線基板とが重なり合う位置関係にあり)、且つ、視認者の着ている衣類のポケット等に上記携帯端末が収容されているような場合、携帯端末とアンテナ部との間に配線基板が介在していることに起因して、配線基板に設けられた導電路や上述した金属電子部品が前記無線通信を行うための無線電波を遮蔽することが考えられ、携帯端末(相手側機器)とアンテナ部との間の無線通信性能が悪化する虞がある。
そこで本発明は、前述の課題に対して対処するため、相手側機器とアンテナ部との間の無線通信性能を良好とすることが可能な車両用表示装置の提供を目的とするものである。
本発明は、車両情報を含む各種情報を表示する表示手段と、前記表示手段の制御を行うための制御部が導電路に配設された配線基板と、前記配線基板の背後側に位置する回路基板と、前記表示手段と前記配線基板と前記回路基板を収容する合成樹脂からなる筐体とを備え、前記回路基板に相手側機器との無線通信を行うためのアンテナ部が形成されている車両用表示装置において、前記配線基板には、前記導電路が形成されていない導電路非形成部が設けられ、前記配線基板の法線方向から見たときに、前記アンテナ部と前記導電路非形成部とが重なり合う位置関係となるように、前記回路基板が前記配線基板の背後側に位置し、前記表示手段は、前記各種情報を表示する表示パネルと、前記表示パネルを覆うとともに導電性を有する支持体によって支持される透視部とを有し、前記支持体には、少なくとも前記アンテナ部に対応する箇所が欠損している欠損部が設けられ、前記支持体を保持する非導電性の受け部材が、前記欠損部を架け渡すように設けられていることを特徴とする。
(削除)
(削除)
本発明によれば、初期の目的を達成でき、相手側機器とアンテナ部との間の無線通信性能を良好とすることが可能な車両用表示装置を提供できる。
本発明の第1実施形態による車両用表示装置の正面図。 図1のA−A断面図 図1のB−B断面図 同第1実施形態による配線基板の正面図。 同第1実施形態による相手側機器(携帯端末)の電気的構成を示すブロック図。 同第1実施形態による車両用表示装置と相手側機器との電気的構成を示すブロック図。 本発明の第2実施形態による車両用表示装置の断面図。 図7中、C部を拡大した拡大断面図。 図7中、D部を拡大した拡大断面図。 同第2実施形態による法線方向から正視したときの支持体と受け部材とを示す正面図。
(第1実施形態)以下、図1〜図6に基づいて本発明の第1実施形態を自動2輪車のハンドル中央に搭載される車両用計器に適用した場合を例に挙げて説明する。
図1〜図3において、本実施形態による車両用表示装置としての車両用計器Mは、車両情報を含む各種情報を表示する表示手段10と、車両用計器Mの外装ケースを構成する筐体20と、この筐体20内に収容されている回路基板30とを備え、この場合、相手側機器である携帯端末60と通信接続可能に構成されている。
表示手段10は、図1中、左方側に位置する車両の走行速度をアナログ的に表示する速度計からなる指針式表示部40と、図1中、右方側に位置する表示ユニット50とを有し、これら指針式表示部40と表示ユニット50とが並設された構成となっている。
速度計としての指針式表示部40は、図2に示すように指針41と、この指針41を作動させる計器ムーブメントからなる駆動装置42と、この駆動装置42を導通装着してなる配線基板43と、指針41と配線基板43との間に位置し、指針41が指示する目盛や数字等の表示部44aを有する表示板44とから主に構成され、表示板44及び表示ユニット50の背後側に設けられる配線基板43上には、指針41及び表示板44に対応する複数の発光素子45が搭載されている。
そして、この場合、指針41は発光素子45の点灯によりその照射光を受けて発光可能な光透過材料により形成され、また表示板44の表示部44a(図1参照)は発光素子45の点灯によりその照射光を受けて発光するよう光透過性材料により形成されている。
配線基板43は、例えばガラスエポキシ系基材に配線パターンとしての導電路が施された硬質回路基板からなり、駆動装置42と、発光素子45と、駆動装置42と発光素子45と後述する表示器の制御を行う制御部43aと、コンデンサ等の金属電子部品を含む各種電子部品(図示せず)とが前記導電路に導通接続されている。
なお、図4は配線基板43の正面図を簡略的に示したものであり、図4中、R1は、前記導電路が形成された導電路形成領域を示しており、R2は、前記導電路が形成されていない導電路非形成部としての導電路非形成領域を示している。
本例では、導電路非形成領域R2は、配線基板43の一部のエリア(ここでは、図4中、上端側中央部)に形成され、当該一部のエリア(つまり導電路非形成領域R2)を除いた配線基板43の主要エリアが導電路形成領域R1として形成されている。そして、この導電路形成領域R1にて、くまなく張り巡らされるように形成された前記導電路上に駆動装置42と、発光素子45と、制御部43aと、前記各種電子部品とが実装されている。
また、表示手段10(駆動装置42、光源45並びに前記表示器)の制御を行うための制御部43aが前記導電路に実装(配設)された配線基板43の前方側には、例えば白色系の合成樹脂材料にて形成されたケース体46が設けられており、このケース体46には、発光素子45を収納しそれらの光を指針41及び表示板44側に案内する照明室が複数形成されている。なお、ケース体46は、表示板44を保持する保持体としての機能を有している。また、ケース体46は、表示板44だけではなく表示ユニット50側に位置する回路基板30や後述する第2の透視部をも固定保持している。
そして、指針41や表示板44の前方側には、これらを覆う透光性合成樹脂材料にて形成された略平板状の第1の透視部47が設けられており、この第1の透視部47は、筐体20に備えられる後述する第1の前面側開口を塞ぐように前記第1の前面側開口に配設されている。自動2輪車に搭乗した状態で、車両用計器Mを視認している搭乗者(視認者)は、第1の透視部47を通じて車両情報を透視(視認)することができる。
表示ユニット50は、車両情報と当該車両情報を除いた車両の外部情報とを含む各種情報を表示するTFT型の液晶表示パネル(表示パネル)を有する表示器51と、この表示器51(前記表示パネル)の前方側を覆う略平板状の第2の透視部(透視部)52とで構成されている。
第2の透視部52は、透光性合成樹脂材料にて形成され、筐体20に備えられる後述する第2の前面側開口を塞ぐように配設され、表示器51の配設位置を除いた第2の透視部52の背面側周縁には例えば黒色印刷層からなる不透過部53が印刷形成されている。
なお、図3中、54は第2の透視部52の背面側周縁を保持する保持部であり、この保持部54は、ケース体46に一体的に形成されている。また、図2中、55は回路基板30を固定するために設けられたボス部からなり、このボス部55は、保持部54と同様にケース体46に一体的に形成され、配線基板43を貫通して回路基板30側に垂下形成されており、適宜固定手段を用いてボス部55に回路基板30が取り付けられる。
車両用計器Mを視認する搭乗者は、第2の透視部52を通じて表示器51に表示される車両情報と車両の外部情報とを含む各種情報を透視(視認)することができる。ここでの詳細図示は省略するが、車両情報としては、エンジン回転数情報、走行距離情報、燃費情報、燃料残量が僅かであることを報知する残燃料警告表示等の各種警告情報等を挙げることができ、車両の外部情報としては、ナビゲーション情報や音楽情報(オーディオ情報)等を挙げることができる。
つまり、この場合、表示器51に表示される情報は、車両情報と車両の外部情報とが混在しているものとなり、車両情報と車両の外部情報とを任意の配列形態にて表示可能となっている。なお、必要に応じて、表示器51と第2の透視部52と間に設けられる光学接着剤からなる光硬化型の透明樹脂(図示せず)を通じて、表示器51と第2の透視部52とが接合されるようにしてもよい。
筐体20は、例えば黒色の合成樹脂材料にて形成され、指針式表示部40と表示ユニット50とでなる表示手段10と、回路基板30とを収容するものであり、この場合、上側ハウジング21と下側ハウジング22とに分割形成された構成となっている。
両ハウジング21、22のうち搭乗者側に位置する上側ハウジング21の前方側には、指針41や表示板44に対応する箇所に第1の前面側開口23が開口形成され、表示器51に対応する箇所に第2の前面側開口24が開口形成されている。そして、第1の前面側開口23には第1の透視部47が配設され、第2の前面側開口24には第2の透視部52が配設される。
回路基板30は、例えばガラスエポキシ系基材に所定の回路パターンが施された硬質回路基板からなり、配線基板43と離間する(略平行状態をなす)ように配線基板43の背後側に位置している。この回路基板30は、その外形形状が配線基板43の外形形状よりも小さくなっており、配線基板43と配線部材(図示せず)を用いてコネクタ接続されている。
この回路基板30には、相手側機器である携帯端末60との無線通信を行うためのアンテナ部31が形成されている。このアンテナ部31は、回路基板30の背面(一方の面)に導電性材料を用いて形成されたアンテナ用回路パターンからなり、図3中、回路基板30の上端側に設けられ、前記回路パターンと導通接続されている。
ここで、配線基板43と、アンテナ用回路パターンからなるアンテナ部31の形成された回路基板30との位置関係に着目すると、配線基板43の板面方向とは直交する方向である配線基板43の法線方向(つまり図3中、矢印X方向)から見たときに、アンテナ部31と配線基板43に設けられた導電路非形成領域R2とが重なり合う位置関係となるように、回路基板30が配線基板43の背後側に位置している。具体的には、本例の場合、矢印X方向(前記法線方向)から見たときに、アンテナ部31は、図3中、導電路非形成領域R2の直下(真下)に位置している。
このように矢印X方向から見たときに、アンテナ部31と導電路非形成領域R2とが重なり合う位置関係となるように回路基板30が配線基板43の背後側に位置していることにより、アンテナ部31と搭乗者が携帯している携帯端末60との間に、前記導電路が設けられた領域であるとともに前記金属電子部品が実装された領域となる導電路形成領域R1が、位置していない(介在していない)構成となるため、上記の導電路や金属電子部品の影響を受けて前記無線通信を行うための無線電波が遮蔽されないものとなって、携帯端末60とアンテナ部31との間の無線通信性能を良好とすることが可能となる。
なお、携帯端末60としては、例えばスマートフォンを適用することができ、この場合、自動2輪車に搭乗している搭乗者が着用している衣類のポケット等に収容されているものとする。ここで、携帯端末60と車両用計器Mとは、ともに近距離電波送受信機能を有しているものとする。
図5は携帯端末60のブロック図を示しており、携帯端末60は、所定の情報を表示するタッチパネルを備えたタッチ型ディスプレイ61と、このタッチ型ディスプレイ61の動作を制御するCPU等を含む制御装置62と、車両用計器Mに備えられるアンテナ部31との間でデータのやりとりが可能な通信部63(ここではBluetooth(登録商標)とする)と、制御装置62の処理プログラムが格納されるフラッシュメモリやEEPROM等の不揮発性メモリからなる記憶手段64とから主に構成されている。
タッチ型ディスプレイ61は、携帯端末60の正面に設けられ、例えば詳細図示は省略するが、液晶表示パネルの表示エリア上に抵抗膜方式や静電容量方式等のタッチパネルが重ねて配置された構成となっており、搭乗者が前記表示エリアに対応するタッチパネル箇所をタッチすることにより、スイッチとして機能する。また、通信部63は、車両用計器M側に搭載されたアンテナ部31との間で無線通信を行うものである。
図6は、車両用計器Mと携帯端末60とが無線通信接続される場合の車両用計器Mと携帯端末60とのブロック図の主要部を示しており、車両用計器Mに備えられる回路基板30には、例えば上述したアンテナ用回路パターンからなるアンテナ部31の他、無線I/F32、デコーダ33、制御手段34等が搭載されている。制御手段34は、無線I/F32とデコーダ33の制御を行うものである。
また、配線基板43が回路基板30とコネクタ接続されているとき、携帯端末60と車両用計器Mとの間でやりとりされるデータには、映像信号、音信号、電源等が含まれる。例えば回路基板30は、車両の外部情報(ここではナビゲーション情報とする)として携帯端末60(通信部63)側から送られてくる映像信号、音信号等を配線基板43側に出力することができる。
例えば、やりとりされるデータのうち映像信号を例に挙げて説明すると、携帯端末60(通信部63)側から送られてくる当該映像信号は、回路基板30の無線I/F32へと送られるとともに、制御手段34による制御のもとデコーダ33から出力されて、回路基板30とコネクタ接続されている配線基板43に実装された制御部43aへと入力(供給)される。そして、制御部43aによる制御のもと、映像信号に基づくナビゲーション情報が表示器51に表示される。すると、表示器51には、車両情報と混在した状態で(ターンバイターン表示等を含む)ナビゲーション情報が表示されることになる。
以上のように本実施形態では、車両情報を含む各種情報を表示する表示手段10と、この表示手段10の制御を行うための制御部43aが前記導電路に実装(配設)された配線基板43と、この配線基板43の背後側に位置する回路基板30とを備え、回路基板30に携帯端末60との無線通信を行うためのアンテナ部31が形成されている車両用計器Mにおいて、配線基板43には、前記導電路が形成されていない導電路非形成領域R2が設けられ、配線基板43の前記法線方向から見たときに、アンテナ部31と導電路非形成領域R2とが重なり合う位置関係となるように、回路基板30が配線基板43の背後側に位置しているものである。
従って、アンテナ部31と搭乗者が携帯している携帯端末60との間に、前記導電路が設けられた領域であるとともに前記金属電子部品が実装された領域となる導電路形成領域R1が位置していない構成となるため、上記の導電路や金属電子部品の影響を受けて前記無線通信を行うための無線電波が遮蔽されないものとなって、携帯端末60とアンテナ部31との間の無線通信性能を良好とすることが可能となる。
また本実施形態では、導電路非形成領域R2が、図4中、配線基板43の上方側に設けられている例について説明したが、導電路非形成領域R2の形成位置は、前記法線方向から見たときにアンテナ部31と導電路非形成領域R2とが重なり合う位置関係となっていれば、配線基板43のあらゆる位置に設けることが可能であることは言うまでもない。
(第2実施形態)次に、本発明の第2実施形態を図7〜図10に基づいて説明するが、前述の第1実施形態と同一もしくは相当個所には同一の符号を用いてその詳細な説明は省略する。この第2実施形態では、図7に示すように主に前記第1実施形態にて採用した上側ハウジング21の形状を若干、変更し、第2の透視部52の外周部に柔軟性を有する略枠状の弾性体70を装着し、この弾性体70の直下において、弾性体70の形状と略同一形状の金属製の支持体80が弾性体70と当接するように位置した構成としている。なお、この第2実施形態において、ケース体46(保持部54)や不透過部53の図示は省略してある。
この第2実施形態における上側ハウジング21は、図8、図9に示すように前面壁部21aと、この前面壁部21aから垂下形成された複数の位置規制部21bとを有している。
また、図8(図9)中、70は例えば黒色の弾性を有するシリコンゴム等で形成された弾性体であり、この弾性体70は、第2の透視部52における周縁部の表裏面や第2の透視部52の側面を保護するように、第2の透視部52の外周部に装着され、位置規制部21bによって位置規制された状態で、前面壁部21aと位置規制部21bと支持体80との間に埋め込まれる。
支持体80は、導電性を有する材料(金属材料)にて略枠状に形成され、弾性体70や第2の透視部52を背後から支持し、適宜固定手段(例えばネジ)を用いて上側ハウジング21に固定されている。なお、この支持体80の上側ハウジング21への固定により、第2の透視部52と支持体80との間に位置する弾性体70箇所の厚さが、所定量だけ圧縮されるようにしてもよい。
また、この場合、支持体80には、前記法線方向(視認者側)から見た(正視した)ときに、アンテナ部31に対応する箇所が少なくとも欠損(欠落)している欠損部81が設けられている(図10参照)。つまり、ここでの弾性体70(第2の透視部52)は、欠損部81を除いた支持体80部分によって支持される構成となっている。
そして、図10中、90は欠損部81を架け渡すように設けられた受け部材であり、この受け部材90は、合成樹脂等の非導電性材料にて形成され、適宜固定手段(例えばネジ)を用いて上側ハウジング21に固定されている。なお、この受け部材90の上側ハウジング21への固定により、受け部材90は、その前記両端部が欠損部81に隣接する支持体80箇所を保持するように構成される。
また、必要に応じて、受け部材90の前記両端部と、前記両端部と重なる支持体80箇所(つまり欠損部81に隣接する支持体80箇所)との間に、柔軟性を有するパッキン等からなる緩衝部材を介在させてもよい。
ここで、欠損部81(欠損部81と重なっている受け部材90箇所)と、アンテナ用回路パターンからなるアンテナ部31の形成された回路基板30との位置関係に着目すると、前記法線方向から見たときに、アンテナ部31と欠損部81(欠損部81と重なっている受け部材90箇所)とが重なり合う位置関係となっている。
従って、本第2実施形態のように支持体80にアンテナ部31に対応する箇所が欠損している欠損部81を設けた構成とすることで、アンテナ部31と搭乗者が携帯している携帯端末60との間に、導電性のある部材(金属製の支持体80)が介在していない構成となるため、前記無線通信を行うための無線電波が遮蔽されないものとなって、前記第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
なお、本実施形態では、表示手段10がアナログ式の速度計である指針式表示部40と、表示ユニット50とを備えている例について説明したが、例えば指針式表示部40をデジタル式の速度計としてもよいし、あるいは表示手段10自体を単一のTFT型液晶表示パネルからなる表示ユニットとして構成してもよい。
10 表示手段
20 筐体
23 第1の前面側開口
24 第2の前面側開口
30 回路基板
31 アンテナ部
40 指針式表示部
41 指針
43 配線基板
43a 制御部
44 表示板
46 ケース体
47 第1の透視部
50 表示ユニット
51 表示器
52 第2の透視部(透視部)
60 携帯端末(相手側機器)
70 弾性体
80 支持体
81 欠損部
90 受け部材
R1 導電路形成領域
R2 導電路非形成領域(導電路非形成部)

Claims (1)

  1. 車両情報を含む各種情報を表示する表示手段と、
    前記表示手段の制御を行うための制御部が導電路に配設された配線基板と、
    前記配線基板の背後側に位置する回路基板と
    前記表示手段と前記配線基板と前記回路基板を収容する合成樹脂からなる筐体とを備え、
    前記回路基板に相手側機器との無線通信を行うためのアンテナ部が形成されている車両用表示装置において、
    前記配線基板には、前記導電路が形成されていない導電路非形成部が設けられ、
    前記配線基板の法線方向から見たときに、前記アンテナ部と前記導電路非形成部とが重なり合う位置関係となるように、前記回路基板が前記配線基板の背後側に位置し
    前記表示手段は、前記各種情報を表示する表示パネルと、前記表示パネルを覆うとともに導電性を有する支持体によって支持される透視部とを有し、
    前記支持体には、少なくとも前記アンテナ部に対応する箇所が欠損している欠損部が設けられ、
    前記支持体を保持する非導電性の受け部材が、前記欠損部を架け渡すように設けられていることを特徴とする車両用表示装置。
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