JP2005249737A - 無線通信機能付き時計 - Google Patents

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Abstract

【課題】 意匠を向上でき、アンテナでの電波受信を良好にできる無線通信機能付き時計の提供。
【解決手段】 電波修正時計100は、金属製外装ケース1と、非導電性板材3Aを有する裏蓋3と、裏蓋3に対して外装ケース1の筒軸方向に離れて取り付けられた導電性部材からなる文字板21と、裏蓋3および文字板21間に収納されるアンテナ5とを備える。アンテナ5は、その軸方向が外装ケースの筒軸方向にほぼ直交する方向に配置され、アンテナ5の筒軸方向における中心位置Nが、筒軸方向における裏蓋3および文字板21間の中心位置Cよりも裏蓋3側となる位置に配置されている。この構成によれば、ガラス等の非導電性板材3Aから進入する電波をアンテナ5で受信でき、外装ケース1および文字板21を金属製にできて質感の高い時計100にできる。
【選択図】図3

Description

本発明は、無線通信機能付き時計に関し、時刻情報を含んだ標準電波をアンテナによって受信し、その時刻情報に基づいて表示時刻を修正する無線通信機能付き時計に関する。
近年、時刻情報を含む電波(長波標準電波)を受信し、その時刻情報で時刻を自動的に修正して表示する電波修正時計が利用されている。
電波修正時計において、ケース内にアンテナを配置した場合、通常は、電波を受信しやすいようにケースをプラスチック等の非導電性部材で構成しているが、金属ケースを用いることで質感を向上させたものも知られている(例えば特許文献1)。
特許文献1では、金属ケースを用いる一方で、文字板および裏蓋は、非導電性部材で構成していた。具体的には、プラスチック製の文字板と、ガラス製の裏蓋とを用いていた。これにより、金属ケース内にアンテナを収納した際に、金属ケースで電波が遮断されても、非導電性部材で構成された文字板および裏蓋部分からケース内部に電波を進入させることができ、ケース内部のアンテナでこの電波を受信できるようにしていた。
特開2001−33571号公報
しかしながら、特許文献1のように、文字板をプラスチックなどの非導電性部材で構成した場合、金属製の文字板を用いた一般的な時計に比べて、文字板の仕上げ加工等に制約があった。例えば、金属製文字板では、表面に筋目加工を施して文字板の意匠を向上させていたが、プラスチック製の文字板の場合、このような筋目仕上げを施すことは難しく、意匠向上が困難であるという問題があった。
また、電波修正時計では、文字板部分に太陽電池を組み込んだものも知られている。ここで、特許文献1のように金属製ケースを用いた場合は、文字板部分に配置される太陽電池も非導電性部材で構成する必要がある。このため、ステンレス基板を用いた太陽電池を用いることができず、ポリイミド等の樹脂製基板を用いた太陽電池しか利用できず、コスト面、性能面で制約が生じ、意匠の向上も困難であるという問題があった。
このような問題は、電波修正時計に限らず、ケース内部にアンテナを設け、このアンテナを介して外部と情報をやり取りする各種の無線通信機能付き時計において共通する問題であった。
本発明の目的は、意匠を向上でき、アンテナでの電波受信を良好にできる無線通信機能付き時計を提供することにある。
本発明の無線通信機能付き時計は、筒形状の金属製の外装ケースと、非導電性板材を有しかつ前記外装ケースに取り付けられた裏蓋と、この裏蓋に対して外装ケースの筒軸方向に離れて配置されかつ非導電性部材から構成された支持部材に取り付けられた導電性部材からなる表面側板部材と、前記裏蓋および表面側板部材間に収納されるアンテナとを備え、前記アンテナは、その軸方向が外装ケースの筒軸方向にほぼ直交する方向に配置されるとともに、アンテナの筒軸方向における中心位置が、筒軸方向における前記裏蓋および表面側板部材間の中心位置よりも裏蓋側となる位置に配置されていることを特徴とする。
ここで、前記表面側板部材は、例えば太陽電池の基板や文字板として用いられる。また、非導電性部材から構成された支持部材は、例えば、文字板や各種時計部品を支持する地板で構成される。従って、導電性の表面側板部材は、非導電性の支持部材を介して金属ケースに取り付けられる。なお、地板等の支持部材は非導電性部材で構成されているので、アンテナをこの支持部材で支持することもできる。
本発明においては、外装ケースが金属製であり、かつ、表面側板部材が導電性部材で構成されているので、外装ケース側および表面側板部材側(時計表面側)からは、電波はケース内部に進入することができない。
一方、裏蓋は、非導電性板材を有するため、この非導電性板材から電波をケース内部に進入させることができる。
そして、本発明では、アンテナは、外装ケース筒軸方向(裏蓋から文字板方向に向かう時計の厚さ方向)の中心位置が、表面側板部材および裏蓋間の中心位置よりも裏蓋側となる位置に配置されている。このため、アンテナは、金属などの導電性部材からなる表面側板部材に対して離れた位置に配置されることになる。従って、アンテナ周囲の電磁波が表面側板部材に影響されることなくアンテナに作用し、アンテナは裏蓋側から進入する電波を良好に受信可能となる。
この発明によれば、外装ケースが金属製なので無線通信機能付き時計の外観が向上する。また、表面側板部材を導電性部材で構成したので、表面側板部材で文字板を構成する場合には、金属製の文字板とすることができ、文字板の質感を向上できる。さらに、表面側板部材で太陽電池の基板を構成する場合には、ステンレス等の金属製の基板とすることができ、利用可能な太陽電池の種類が増え、利用する太陽電池の制約を少なくできる。
さらに、金属製の外装ケースや導電性部材の表面側板部材を用いても、アンテナを非導電性板材を有する裏蓋側に配置しているので、アンテナの電波受信性能を確保することもできる。
その上、表面側板部材を支持する支持部材を、プラスチックなどの非導電性部材で構成したので、この支持部材にアンテナを取り付けて支持することもできる。このため、文字板等の表面側板部材およびアンテナを共通する支持部材に取り付けることができ、部品点数を少なくできる。
ここで、アンテナが、その軸線方向が外装ケースの筒軸方向にほぼ直交する方向に配置されるとは、アンテナの軸線方向の延長線と、筒軸方向の延長線とがなす角度が90°±30°以内程度となることを意味し、好ましくは、90°±15°以内、より好ましくは90°±10°以内である。
また、以下の説明において、無線通信機能付き時計の側面視とは、外装ケースの筒軸方向に垂直な方向から無線通信機能付き時計を見た状態を意味し、無線通信機能付き時計の平面視とは、外装ケースの筒軸方向から無線通信機能付き時計を見た状態を意味する。
外装ケースが金属材料で構成されているものとしては、外装ケースを金属材料のみで成形するものの他、例えばプラスチックやセラミックスなどで外装ケースの基材を成形し、これらの基材の表面に接着などにより薄板金属を接合するもの、これらの基材の表面に金属めっきなどによる金属層を形成するもの、あるいは、薄板金属の内方に射出成形等でプラスチックの基材を形成するものなどが含まれる。
また、外装ケースとしては、外装ケースの本体(いわゆる胴)に、一方の端面側に設けられた風防を保持する保持部材(いわゆるガラス縁)が設けられているものがあるが、この保持部材が金属材料で構成され、外装ケースの本体に接着やビス止めなどで一体化されている場合、外装ケースはこの保持部材をも含んで構成される。
本発明の無線通信機能付き時計においては、時刻を表示する指針と、この指針を駆動するモータとを備え、前記モータは、磁心とこの磁心に巻き回されたモータコイルとを備え、前記アンテナは、その筒軸方向における中心位置が、筒軸方向における前記モータコイルの中心位置よりも裏蓋側となる位置に配置されていることが好ましい。
このような構成によれば、アンテナコイルのほうが、モータコイルよりも裏蓋側に配置されるため、裏蓋から進入する電波をアンテナコイルでより一層効果的に受信でき、受信感度を向上できる。すなわち、アンテナコイルがモータコイルと同一平面位置に存在していると、つまりアンテナコイルとモータコイルとで時計の厚さ方向の位置が一致していると、アンテナがモータコイルと磁気結合しやすく、受信感度が低下する。従って、本発明のように、アンテナとモータコイルとが同一平面に配置されていなければ、これらが磁気結合し難くなり、受信感度の低下を防止できる。さらに、アンテナコイルをモータコイルよりも裏蓋側に配置すれば、受信特性を向上できる。
ここで、前記無線通信機能付き時計においては、前記アンテナは、磁心と、この磁心に巻き回されたアンテナコイルとを備えて構成され、アンテナの磁心両端は、その磁心の延長線上にある外装ケースの内周面に対して所定寸法離れて配置され、アンテナと外装ケースの間には非導電性部材で構成されたスペーサが配置されていることが好ましい。
この発明によれば、アンテナの磁心両端が外装ケース内周面に対して所定寸法離れて配置されているので、裏蓋の非導電性板材部分からケース内に進入した電波を、磁心の一方の端面から他方の端面に効率的に流すことができ、その分、アンテナでの受信感度を向上できる。この際、アンテナおよび外装ケース間には、非導電性部材で構成されたスペーサが配置されているので、少なくともスペーサの厚さ寸法分は、アンテナおよび外装ケースを離して配置でき、その分、アンテナでの受信感度を確実に向上できる。
また、前記アンテナは、磁心と、この磁心に巻き回されたアンテナコイルとを備えて構成され、前記磁心は、外装ケースの内周面に沿って湾曲されていることが好ましい。
アンテナを外装ケースの内周面に沿って湾曲形成すれば、アンテナを外装ケースに沿って配置した際に、アンテナおよび外装ケース間のデッドスペースを少なくでき、その分、時計を小型化することができる。さらに、アンテナを湾曲しておけば、アンテナの磁心端面と外装ケース内周面とをある程度離して配置できるので、その分、アンテナでの受信感度を向上できる。なお、この場合も、アンテナと外装ケースの間に非導電性部材で構成されたスペーサを配置してもよい。
前記無線通信機能付き時計においては、前記アンテナは、時刻情報を含む標準電波を受信することが好ましい。
標準電波(日本ではJJY)のように、特に、30kHz〜300kHz程度の長波帯の電波を受信する場合に、外装ケースが金属製であることが影響を受けやすい。従って、特に、標準電波を受信するアンテナを用いた無線通信機能付き時計(電波修正時計)において、本発明を適用すれば、その電波を良好に受信できる。
また、前記無線通信機能付き時計において、前記裏蓋は、金属製リングと、この金属製リング内にはめられた非導電性板材とを備えて構成され、前記アンテナは、少なくとも一部が前記裏蓋の非導電性板材に平面的に重なっていることが好ましい。
ここで、アンテナの少なくとも一部と、裏蓋の非導電性板材とが平面的に重なっているとは、外装ケースの筒軸方向において、アンテナの少なくとも一部と、裏蓋の非導電性板材とが重なっていることを意味する。つまり、時計の表面を外装ケースの筒軸方向から見た平面視において、アンテナの少なくとも一部分が、裏蓋の非導電性板材と重なっていることを意味する。
裏蓋は、プラスチックなど非導電性板材のみで構成されていてもよいが、金属製リングと、この金属製リング内に嵌め込まれた非導電性板材とを備えて構成されていれば、例えば、金属製リングの周囲にネジを切っておいて、外装ケースに直接ねじ込むこともできる。このため、非導電性板材にネジ加工等を施す必要が無く、非導電性板材に利用できる材料のバリエーションを多くできる。ここで、非導電性板材の材質としては、各種プラスチックやガラスなどが利用できる。
また、裏蓋が、金属製のリングおよび非導電性板材で構成されている際に、アンテナ全体が金属製リング部分に平面的に重なっていても、前記非導電性板材部分から電波が進入するため、その電波を受信することができるが、アンテナの少なくとも一部が、非導電性板材と平面的に重なっていれば、その分、アンテナでの受信において、裏蓋の金属リングの影響を受けにくくなり、電波受信感度を向上できる。
なお、アンテナの全体が、非導電性板材と平面的に重なっていれば、アンテナでの受信において、裏蓋の金属リングの影響を一層受けにくくなり、電波受信感度をより向上できる。
この際、前記アンテナは、その長手方向の中心軸で区画される少なくとも半分側が前記非導電性板材に平面的に重なっていることが好ましい。
このような本発明によれば、アンテナの磁心の両端面において、その半分以上の面積部分は非導電性板材に平面的に重なり、金属製のリングと平面的に重ならない位置に配置される。このため、磁心の端部全体が平面的に金属製リングと重なっている場合に比べて、アンテナの磁心端部で電波をより受信し易くなり、受信感度を向上できる。
また、前記無線通信機能付き時計において、前記表面側板部材は、導電性部材で構成された文字板であることが好ましい。
文字板を表面側板部材とすれば、文字板を金属製にすることができる。このため、文字板表面に筋目模様等の加工を施すことができ、意匠性を向上できる。特に、文字板は、最も利用者が目にする部分であるため、これを金属製にすることで、無線通信機能付き時計の意匠性を著しく向上できる。
さらに、前記無線通信機能付き時計においては、非導電性部材の表面に導電性部材を積層させた2層構造の文字板を有し、前記表面側板部材は、文字板の導電性部材であることが好ましい。
なお、2層構造の文字板を形成するには、例えば、プラスチック等の非導電性部材(基材)の表面に、スパッタリング、金属メッキ、金属シート接着などで、金属箔(金属膜、金属層)を形成すればよい。
文字板を2層構造とすれば、プラスチック等で基材を構成でき、金属材は基材表面に薄く金属層を形成する分のみあればよいので高価な金属材料を用いた場合でもコスト増加を抑えることができる。また、表面の金属層(金属箔)部分で筋目加工等を行うことができるため、プラスチック板のみで構成された文字板に比べて、意匠性も向上できる。
また、前記無線通信機能付き時計においては、導電性部材からなる基板を備えた太陽電池を有し、前記表面側板部材は、前記太陽電池の基板であることが好ましい。
太陽電池の基板を表面側板部材とすれば、基板をステンレス等の金属材とすることもできる。このため、無線通信機能付き時計に組み込む太陽電池として、従来、採用できなかったステンレス等の金属製基板を有する太陽電池も採用できるため、無線通信機能付き時計に要求されるコストや性能などを考慮して適切な太陽電池を組み込むことができ、設計の自由度も向上できる。
また、前記無線通信機能付き時計は、外部操作部材を備え、前記アンテナは、外装ケースの平面方向の中心軸を挟んで前記外部操作部材の反対側に配置されていることが好ましい。
このような本発明によれば、アンテナと、竜頭および巻真やボタン等で構成される外部操作部材との干渉を防止でき、アンテナの配置自由度が高まり、無線通信機能付き時計の設計も容易に行うことができる。
なお、本発明において、指針および指針を駆動する駆動手段を備える際に、駆動手段としては、一般的に利用されるモータコイルを有する電磁モータ(ステップモータ等)に限らず、圧電素子の振動によって時刻表示手段を駆動する圧電アクチュエータを用いてもよい。
圧電アクチュエータを用いた場合、圧電素子に電圧を印加することによって圧電アクチュエータを振動させ、この振動によって時刻表示手段を駆動する。時計駆動手段として通常使用される電磁モータとは異なり、圧電アクチュエータは駆動時にも磁界を発生しないので、アンテナ周囲の磁界を妨げることがなく、アンテナでの電波受信がより確実となり、アンテナでの電波受信精度が向上する。
また、本発明では、駆動手段に電力を供給する電池を備え、かつ駆動手段に設けられるとともに歯車を有する輪列と、時刻表示手段を外部から手動で操作できるように切替可能な切替ユニットと、水晶振動子を有する水晶振動子ユニットと、駆動手段の動作を制御する制御手段との少なくともいずれか一つを備え、アンテナは、当該無線通信機能付き時計の平面視で、輪列、切替ユニット、水晶振動子ユニット、および制御手段の少なくともいずれか一つを挟んで電池とは反対側に配置されていることが望ましい。
この発明によれば、通常電池の外缶ケースは金属製であるが、アンテナおよび電池が、輪列、切替ユニット、水晶振動子ユニット、および制御手段の少なくともいずれか一つを挟んで互いに反対側に配置されているので、電池がアンテナから遠い位置に配置されることとなる。したがって、電池がアンテナで受ける電波磁界を妨げることなく、アンテナの受信感度が向上し、電波受信がより一層確実となる。
本発明によれば、外観を損ねることなく、アンテナでの電波受信を良好にできる無線通信機能付き時計を提供できる。
以下、本発明の各実施形態を図面に基づいて説明する。なお、後述する第二実施形態以降で、以下に説明する第一実施形態での構成部品と同じ部品および同様な機能を有する部品には同一符号を付し、説明を簡略あるいは省略する。
〔第一実施形態〕
図1には、第一実施形態にかかる無線通信機能付き時計である電波修正時計100の平面図が、また図2には図1のII-II断面図が、そして図3には図1のIII-III断面図が示されている。
この電波修正時計100は、腕時計型であって、図1、図2、図3に示されるように、リング状(両端面が開口の短筒形状)の外装ケース1を備える。
外装ケース1は、各指針を駆動する歯車の軸線方向(例えば二番車444の軸線方向)である筒軸方向L1の両端面が開口したリング状部材であって、例えば、黄銅、ステンレス鋼、チタン合金などの金属材料によって形成されている。外装ケース1の厚み寸法(筒軸方向L1方向の高さ寸法)はリングの径に比べて小さいものであり、通常は10mm以下、特に薄型の時計では5mm以下に形成される。外装ケース1の外周で互いに対向する位置には、腕時計用バンドを取り付ける取付部11,12が形成されている。ここで、外装ケース1の平面方向の中心点からみて取付部11,12のうち一方が設けられる方向を12時方向とし、取付部11,12の他方が設けられる方向を6時方向とする。図1中では、上方(取付部11の方)を12時方向とし、下方(取付部12の方)を6時方向とする。
外装ケース1の胴部には、略4時方向から貫通する巻真131が設けられている。巻真131の一端は外装ケース1の外側に位置するとともに、この一端には竜頭132が設けられている。巻真131の他端は外装ケース1の内側に位置するとともに、この他端側にはカンヌキ133およびオシドリ134が設けられている。カンヌキ133は、ツヅミ車135と係合し、巻真131を引き出すことにより、オシドリ134、カンヌキ133を介してツヅミ車135が巻真131の軸方向に移動して指針の位置を修正できるように構成されている。巻真131、カンヌキ133、オシドリ134およびツヅミ車135などにより、指針の位置修正を外部から手動で操作できるように切替可能な切替ユニット(外部操作部材)13が構成されている。
外装ケース1の一方の開口面側には図2、図3に示されるように、時刻表示手段2が設けられ、外装ケース1の他方の開口面には開口を閉じる裏蓋(蓋部材)3が設けられている。ここで、図2および図3中の上方を電波修正時計100の上方とし、図中の下方を電波修正時計100の下方とする。また、筒軸方向L1に沿った方向を電波修正時計100の厚み方向(高さ方向)とする。
時刻表示手段2は、外装ケース1の筒軸方向L1(図1中では紙面垂直方向)に対して略直交する時刻表示面211を有する文字板21と、この文字板21上で回動する指針221、222とを備えて構成されている。
文字板21は略円板状であって外装ケース1の開口面を閉じる面積を有する。本実施形態では、文字板21は導電性部材で構成されており、例えば、ステンレス、ブラス等の金属材で構成されている。
時刻表示面211は外部から視認可能に外方に向けて設けられ、時刻表示面211上の外縁寄りには時刻を表す数字や文字などの装飾(不図示)が円環状に印字されている。
指針は、分を示す分針221と、時を示す時針222とを備えて構成されている。指針221、222は両者とも黄銅、アルミニウム、ステンレス鋼等の金属材料で構成されている。分針221および時針222が文字板21の略中心を回転軸として時刻表示面211上で回動され、時刻表示面211上の数字や文字などを指し示すことで時刻が示される。したがって、指針は、時針222の一周分で12時間を表す12時間式の時刻表示手段となっている。
指針221、222を間にして文字板21と対向して風防(カバー部材)23が設けられている。風防23は、外装ケース1の一方の開口端を覆うように設けられ、この開口を塞ぐ面積を有する。風防23は、非導電性かつ非磁性の光透過性材料で構成され、例えば、無機ガラスや有機ガラスで形成される。
裏蓋3は、文字板21に対して筒軸方向に所定間隔を有して配置されており、外装ケース1の他方の開口端を覆うように設けられて、この開口を閉じる面積を有する。裏蓋3は、円盤状に形成された非導電性板材3Aと、この非導電性板材3Aの外周縁に嵌められた金属製のリング3Bとを備えて構成されている。
非導電性板材3Aは、非導電性の材料、例えば、プラスチックや無機ガラスなどが利用でき、特に意匠性の点ではガラスを用いることが好ましい。
金属製リング3Bは、導電性の金属材料で構成され、例えば、ステンレス鋼、黄銅、チタン合金などが採用できる。
外装ケース1の内側で文字板21および裏蓋3との間には、計時機能を有するムーブメント(駆動手段)4と、ムーブメント4を外装ケース1に保持するプラスチックの中枠14と、ムーブメント4に電力を供給する電池49と、時刻情報を含む標準電波を受信するアンテナ5とが設けられている。
ムーブメント4は、水晶振動子411(図4参照)を含む水晶振動子ユニット41と、制御機能を有する回路ブロック(制御手段)42と、指針221、222を回動させるステッピングモータ(電磁モータ)43A,43Bと、ステッピングモータ43A,43Bの動力を回転運動として指針221、222に伝達する輪列44と、輪列44を外装ケース1の筒軸方向L1から挟持する地板46および輪列受け47とを備えて構成されている。
水晶振動子ユニット41は、基準クロック用の水晶振動子411を備えている。また、標準電波の周波数(60kHz、40kHz)の信号のみを通過させるバンドパスフィルタ用の水晶振動子として60kHz用の水晶振動子412と40kHz用の水晶振動子413とが設けられている。バンドパスフィルタ用の水晶振動子412、413は略9時方向に配置されている。
水晶振動子ユニット41は、略12時方向に配設されている。図4に、水晶振動子ユニット41および回路ブロック42の構成ブロック図を示す。
回路ブロック42は、アンテナ5で受けた標準電波を処理して時刻情報として出力する受信回路421と、受信回路421から出力された時刻情報を記憶する記憶回路422と、水晶振動子411からのクロックパルスで現時刻をカウントするとともに受信した時刻情報で現時刻を修正する中央制御回路423と、ステッピングモータ43A,43Bを駆動するモータ駆動回路425と、指針位置を検出する針位置検出回路426とを備えている。
受信回路421は、アンテナ5によって受信された標準電波を増幅する増幅回路、所望の周波数成分を抽出するフィルタ、信号を復調する復調回路、信号をデコードするデコード回路などを備えて構成されている。
記憶回路422は、受信回路421でデコードされた時刻情報を一旦記憶するとともに記憶した複数の時刻情報を対比して受信の成否を判断する。
中央制御回路423は、発振回路、分周回路、現時刻をカウントする現時刻カウンタ、および、受信した時刻情報に従って現時刻カウンタのカウント値を修正する時刻修正回路などを備えている。中央制御回路423は、受信回路421の受信スケジュールを記憶するとともに受信動作を制御する受信制御回路424を備え、受信スケジュールとしては、午前2時から午前2時6分に受信動作を行う設定が行われる。また、受信制御回路424に対して切替ユニット13による入力操作によって時刻情報の強制受信が指令された場合には、受信制御回路424からの出力信号により受信回路421で受信動作が実行される。
モータ駆動回路425は、中央制御回路423から指令されるタイミングでステッピングモータ43A,43Bに駆動パルスを印加する。
針位置検出回路426は、指針(分針221、時針222)の針位置を検出して中央制御回路423に検出結果を出力する。中央制御回路423内において、針位置検出回路426からの検出結果と時刻カウンタのカウンタ値とが比較される。そして、この比較結果に基づいて指針位置をカウンタ値に一致させるモータパルスの出力がモータ駆動回路425に指令される。
駆動手段は、分針221を回転させる分針用ステッピングモータ43Aと、時針222を回転させる時針用ステッピングモータ43Bとを備えている。
ステッピングモータ43A,43Bは、モータ駆動回路425から供給される駆動パルスによって磁力を発生する駆動コイル(モータコイル)431A,431Bと、この駆動コイル431A,431Bによって励磁されるステータ432A,432Bと、ステータ432A,432Bに励磁される磁界により回転するロータ433A,433Bとを備えている。分針用ステッピングモータ43Aは、略10時方向に配設され、時針用ステッピングモータ43Bは、略8時方向に配設されている。
ステッピングモータ43A,43Bは、電波修正時計100を筒軸方向L1に垂直な方向から見た状態、つまり図2や図3のような電波修正時計100の側面視(断面視)において、駆動コイル431A,431Bが輪列44に重なる位置に配置され、これにより、駆動コイル431A,431Bは地板46に近接して配置されている。
輪列44は、ロータ433A,433Bの回転を指針221、222に伝達し、分針用ステッピングモータ43Aから分針221が接続された分針軸442と一体回転する二番車444へ繋がる分針用輪列44Aと、時針用ステッピングモータ43Bから時針222が接続された筒車441へ繋がる時針用輪列44Bとを備えて構成されている。輪列44は、ステンレス鋼などの導電性および磁性を有する金属材料や、セラミックスやプラスチックのような非導電性および非磁性の材料など、適切な強度を確保できる材料を適宜選択すればよい。
地板46は、文字板21側において輪列44を軸支し、輪列受け47は裏蓋3側において輪列44を軸支する。地板46および輪列受け47は、非導電性かつ非磁性の材料で構成され、例えば、プラスチックやセラミックスで形成される。なお、輪列受け47は、平面面積が小さければ、黄銅等の金属材料を用いてもよい。
輪列44、ステッピングモータ43A,43B、および回路ブロック42は、地板46および輪列受け47の間に挟まれて一体化されることにより、ムーブメント4を構成している。
中枠14は外装ケース1の内周に沿ったリング状部材であって、ムーブメント4の周端面を囲んでいる。そして、この中枠14によりムーブメント4が外装ケース1内に保持されている。中枠14は、非導電性かつ非磁性の材料で形成され、例えば、プラスチックやセラミックスで形成される。
電池49は、一次電池または二次電池であり、その外缶ケースが金属材料で形成されている。電池49は、略2時方向に配設され、略1時方向から略3時方向にわたって場所を占めている。
アンテナ5は、純鉄、アモルファス金属などの高透磁率材料で構成された磁心51と、この磁心51にコイル52が多層に巻きまわされて形成されている。磁心51は、鉄損を低減できるようにアモルファス箔等の薄板状部材を多数積層して断面外形形状が略矩形状に形成されている。なお、薄板状部材同士はエポキシ系等の絶縁性を有する接着剤で接着されている。なお、磁心51を構成するアモルファス箔等の薄板状部材の積層方向は、本実施形態のように、筒軸方向に各薄板状部材を積層するものに限らず、筒軸方向に直交する方向に積層してもよい。
アンテナ5は、電波修正時計100の側面視において、その軸方向が文字板21の平面にほぼ平行に、かつ地板46の裏蓋3側に配置されている。この時、アンテナ5は、裏蓋3に当接して配置されていてもよいし、または裏蓋3と所定寸法以内の間隔を有して配置されていてもよい。アンテナ5と裏蓋3との所定寸法は、アンテナ5の形状や、裏蓋3の材質、寸法等を勘案して、アンテナ5が良好に電波を受信できる距離に予め設定すればよい。
ここで、本実施形態においては、アンテナ5は、外装ケース1の筒軸方向、つまり電波修正時計100の厚み方向における中心位置(磁心51の中心位置)Nは、文字板21および裏蓋3の厚み方向(外装ケース1の筒軸方向)の中心位置Cよりも裏蓋3側に位置するように配置されている。つまり、文字板21および裏蓋3間の空間における筒軸方向中心位置Cよりもアンテナ5の中心位置Nが裏蓋3側に配置されている。
またこの時、外装ケース1および裏蓋3を外装ケース部1Aとすると、電波修正時計100の側面視において、磁心51の中心位置Nは、外装ケース部1Aの中心位置Pよりも文字板21側に配置されている。言い換えれば、外装ケース1の風防23側の端面(一方の端面)から磁心51の中心位置Nまでの距離は、磁心51の中心位置Nから裏蓋3側の下端(端表面)までの距離よりも大きくなっている。
さらに、電波修正時計100の側面視において、コイル52と駆動コイル431A,431Bとは、厚み方向(高さ方向)に重ならないように配置されている。そして、磁心51およびステータ432A,432B(つまり駆動コイル431A,431Bの磁心)も、厚み方向(高さ方向)に重ならないように配置されている。
また、アンテナ5の中心位置Nは、駆動コイル431A,431Bの厚み方向(高さ方向)の中心位置Mよりも裏蓋3に近い側となる位置に配置されている。
電波修正時計100を外装ケース1の筒軸方向L1に沿った方向から見た状態、つまり電波修正時計100の平面視(図1の状態)において、アンテナ5は略6時方向に配設され、その軸方向が略3時方向と略9時方向とを結ぶ方向にほぼ平行となっている。また、アンテナ5は、電波修正時計100の平面視において、切替ユニット13を挟んで電池49とは反対側に配置されていることとなる。
このような構成を備える第一実施形態の動作について説明する。
水晶振動子411の発振を分周して生成された基準クロックにより時刻カウンタの現時刻が更新される。また、針位置検出回路426にて指針(分針221、時針222)の位置が検出され、検出結果は中央制御回路423に出力される。指針位置と時刻カウンタのカウンタ値とが比較され、比較結果に基づいてモータ駆動回路425を介してステッピングモータ43A,43Bが駆動される。ステッピングモータ43A,43Bの駆動によるロータ433A,433Bの回転は輪列44にて指針221、222に伝達され、指針221、222により時刻表示面211上の数字が指示されることにより、現時刻が表示される。
次に、標準電波の受信動作および標準電波の時刻情報に基づく時刻修正動作について説明する。
標準電波はアンテナ5で受信される。ここで、標準電波は、電磁波であるところ、電波の進行方向に対して垂直方向に振動する電界変動と、電波の進行方向および電界変動に垂直方向に振動する磁界変動とからなる。そして、図5に示すように、磁界変動が、裏蓋3の非導電性板材3Aを抜けて、アンテナ5のコイル52の開口から磁心51を通り、軸線に沿ってコイル52に鎖交することでコイル52に誘導電圧が生じ、標準電波の受信が行われる。
受信制御回路424に設定された受信開始時刻である午前2時になると、受信制御回路424から受信回路421に受信動作開始の指令が出力される。あるいは、切替ユニット13により、強制受信操作が入力されると、受信制御回路424から受信回路421に受信開始の指令が出力される。受信回路421は、受信開始の指令を受けると、電池49から電力供給を受けて、アンテナ5で受信された信号(時刻情報)のデコードを開始する。
デコードされた時刻情報は一旦記憶回路422に記憶されるとともに、複数回(例えば6回)の受信で得られた時刻情報を前後同士で比較して受信の正確さを判断する。正確に受信された時刻情報に従って時刻修正回路により時刻カウンタの現時刻が修正される。そして、時刻カウンタの時刻に従って針位置が修正され、受信時刻に従った時刻が示される。
このような第一実施形態によれば、次のような効果が得られる。
(1) アンテナ5を、外装ケース1の筒軸方向(電波修正時計100の高さ方向)において、非導電性板材3Aを有する裏蓋3に近い位置に配置しているので、金属製の外装ケース1内にアンテナ5を配置しても、非導電性板材3Aから外装ケース1内に電波が進入するため、この電波をアンテナ5で受信することができる。
このため、外装ケース1を金属材料で構成できるため、電波修正時計100の外観を向上させることができ、高級感ある外観を得ることができる。
(2)その上、文字板21および裏蓋3間に配置されるアンテナ5の外装ケース1の筒軸方向(電波修正時計100の高さ方向)における中心位置Nを、文字板21および裏蓋3間の中心位置Cよりも裏蓋3側に配置したので、文字板21を金属などの導電性部材で構成しても、アンテナ5での受信への影響を軽減することができる。
このため、文字板21を金属製とすることができるため、意匠性を向上できる。特に、文字板21は最も利用者が視認する部分であるため、筋目加工等が可能となる金属製とすることで、電波修正時計100の意匠性を非常に向上でき、高級感のある電波修正時計100とすることができる。
(3) 電波修正時計100の厚さ方向(筒軸方向)において、アンテナ5の中心位置Nが、文字板21および裏蓋3間の空間の中心位置Cよりも裏蓋側であるため、アンテナ5は、この空間内に配置されるムーブメント4の厚さ方向中心位置よりも裏蓋3側に配置されることになる。このため、アンテナ5における電波受信の際に、ムーブメント4における各種金属材料の影響も軽減でき、アンテナ5での電波受信を良好にできる。
さらに、アンテナ5は、その中心位置Cが外装ケース1の高さ方向の中心位置Pよりも裏蓋3側となる位置に配置されているので、アンテナ5における電波受信の際に、金属製の外装ケース1の影響を受けにくくなり、アンテナ5での電波受信をより良好にできる。
(4) また、この時ステッピングモータ43A,43Bの駆動コイル431A,431Bがムーブメント4内で文字板21側に近接して配置されているので、アンテナ5の軸線と駆動コイル431A,431Bの軸線とを電波修正時計100の側面視において互いに離れた位置に配置することができる。通常、駆動コイル431A,431Bに電流が流れると、駆動コイル431A,431B周囲には微弱磁界が発生するが、これらの駆動コイル431A,431Bがアンテナ5から離れた位置に配置されているので、この微弱磁界によるアンテナ5への影響を低減することができる。
また、駆動コイル431A,431B(またはステータ432A,432B)と、アンテナ5のコイル52(または磁心51)とが、電波修正時計100の側面視において重ならない位置に配置されているので、これによっても両者を側面視において互いに離れた位置に配置でき、ステッピングモータ43A,43Bで発生する微弱磁界によるアンテナ5の電波受信への影響をより低減できる。
(4) アンテナ5と電池49との間に、切替ユニット13が配置されているので、電池49の金属製の外缶ケースによるアンテナ5周囲の磁界への影響を最小限に抑制でき、アンテナ5での電波受信をより確実かつ正確にできる。
(5) アンテナ5が3時および9時を結ぶ方向にほぼ平行に配置されているので、例えば取付部11,12に金属製の腕時計用バンドが取り付けられる場合でも、アンテナ5の軸方向延長線上に腕時計用バンドが干渉しないので、腕時計用バンドによって電波磁界を妨げられることなく、アンテナ5において良好かつ確実に電波を受信できる。
(6) アンテナ5は、裏蓋3の金属製リング3Bに平面的に重ならない位置、つまり金属製リング3Bの内周側で、非導電性板材3Aに平面的に重なる位置に配置されている。このため、裏蓋3の非導電性板材3Aから進入する電波を、アンテナ5で効率的に受信することができ、アンテナ5の受信感度を向上できる。
〔第二実施形態〕
次に、本発明の第二実施形態について説明する。第二実施形態は、第一実施形態における電波修正時計100に光発電手段6を設けたものである。
図6には、第二実施形態にかかる光発電手段6を備えた無線通信機能付き時計である電波修正時計100の断面図が示されている。
光発電手段6は、文字板21の時刻表示面211とは反対側に配設され、光電変換により発電を行う光電変換素子61と、光電変換素子61を支持する支持基板62とを備えて構成されている。
光電変換素子61は、文字板21と略同一の面積を有する略円形のパネル状であり、文字板21側から透明電極層(TOC)、半導体層、透明電極層がこの順で積層されて構成されている(図示省略)。透明電極層は、透明導電膜を有し、透明導電膜としては、例えば、SnO、ZnO、ITO(Indium Tin Oxide)などが挙げられる。半導体層は、微結晶または非晶質のシリコンでありpn接合された構造を有するPIN型フォトダイオードである。なお、文字板21から離隔する側の透明電極層には反射金属膜が蒸着されていてもよい。
支持基板62は、従来の電波修正時計と同様に、ポリイミド樹脂、ガラス入りエポキシ樹脂、セラミックス等の非磁性かつ非導電性の材料で構成してもよいが、本実施形態では、ステンレス等の導電性材料で構成されている。
ここで、支持基板62は、光電変換素子61と略同一の面積を有する板状であって文字板21とは反対側で光電変換素子61に接着されている。
このような光発電手段6は、光電変換素子61を文字板21下面に接合したり、支持基板62をムーブメント4上面にビス止めなどして、外装ケース1内部に固定されている。
なお、文字板21は、非導電性、非磁性の材料で構成され、風防23側から光発電手段6が受光できるように、例えば無機ガラスや有機ガラスなどの光透過性の材料で構成されている。
アンテナ5は、その軸線が支持基板62と平行となるように、地板46の下面(地板46の裏蓋3側)に配置されている。
電波修正時計100の平面視において、アンテナ5は略6時方向に配設され、その軸方向が3時と9時とを結ぶ方向にほぼ平行に配置されている。
また、電波修正時計100の側面視において、アンテナ5の中心位置Nは、文字板21および裏蓋3間の中心位置Cより裏蓋3側に配置されている。
このような構成の電波修正時計100においても、第一実施形態の(1)、(3)〜(6)の効果と同様の効果が得られ、アンテナ5が裏蓋3側に近接して配置されているので、裏蓋3の非導電性板材3Aから良好に電波を受信できる。
また、光発電手段6の支持基板62が導電性材料、具体的にはステンレス等の金属材料で構成されているので、時計表面側からの電波は光発電手段6で遮られるが、アンテナ5を裏蓋3側に近接配置しているので、アンテナ5は裏蓋3から良好に電波を受信できる。したがって、光発電手段6の支持基板62を金属材料で構成できるので、従来のようなプラスチック製の金属材料を用いた場合に比べて、同じ剛性を確保しつつ支持基板62を薄型化でき、その分、電波修正時計100を薄型化できる。
なお、本発明は前述の各実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、第一実施形態における文字板21としては、金属のみで構成されたものに限らず、図7に示すように、二層構造とされた文字板120を用いてもよい。この文字板120は、プラスチックなどの非導電性部材で構成された第一層部121と、この第一層部121上に積層された金属箔からなる第二層部122とを有する。ここで、第二層部122を第一層部121上に形成するには、例えば、スパッタリング、金属メッキ、シート状に形成された金属箔を接着するなどの各種方法などが採用できる。なお、第二層部122の厚さは、例えば、10μm程度とされ、筋目模様等の加工が可能となる厚さに設定されている。
このような文字板120においても、表面は金属製の第二層部122で覆われているので、その第二層部122に筋目加工等を施すことができ、意匠性を向上できる。また、金属層は薄く形成できるので、文字板全体を金属製とした場合に比べて、製造コストを低減することもでき、かつ、アンテナ5への影響も軽減できる。但し、第一実施形態のように金属製の文字板21を用いれば、同じ剛性を得る際に、文字板120に比べて薄く形成できるため、時計全体の厚さ寸法も小さくできる利点がある。
また、アンテナ5の平面配置位置は、前記実施形態のような文字板21の6時位置に限らず、例えば、図8に示すように、文字板21の9時位置などに配置してもよい。特に、切替ユニット13やボタン等の外部操作部材に対して、時計の平面中心位置を挟んで反対側にアンテナ5を配置することが好ましい。すなわち、ムーブメント4の中心側には輪列などが配置されるため、アンテナ5は外装ケース1の内周面に沿った位置に配置することになる。このため、外装ケース1を貫通してムーブメント4まで延長された巻真131等の外部操作部材と干渉しない位置に配置する必要がある。このため、アンテナ5を時計100の平面中心位置つまり分針軸442が設けられた位置を挟んで巻真131とは反対側に配置すれば、アンテナ5の配置自由度が高まり、設計自由度を向上できる。
また、前記実施形態では、アンテナ5は、その全体が裏蓋3の非導電性板材3Aに平面的に重なる位置に配置されていたが、これに限らず、アンテナ5の一部分が非導電性板材3Aに平面的に重なる位置に配置してもよいし、アンテナ5全体が非導電性板材3Aには平面的に重ならず、金属製リング3Bに平面的に重なるように配置してもよい。
但し、アンテナ5が金属製リング3Bに平面的に重なる面積が小さいほど、非導電性板材3Aからの電波を効率よく受信できるため、前記実施形態のような構成が好ましい。なお、アンテナ5の一部分のみを非導電性板材3Aに平面的に重なる位置に配置する場合には、特に、アンテナ5の磁心51の端部を非導電性板材3Aに平面的に重なる位置に配置することが、磁心51の電波受信を良好に行える点で好ましい。
さらに、磁心51の端部の一部分を金属製リング3Bに重ねて配置する場合には、図8に示すように、アンテナ5の長手方向の中心軸で区画される少なくとも半分側が前記非導電性板材3Aと平面的に重ねられていることが好ましい。
さらに、アンテナ5は、その中心位置Cが、文字板21および裏蓋3間の中心位置よりも裏蓋3側にあればよく、駆動コイル431A,431Bの中心位置Mよりも風防23側に配置されていてもよい。
また、駆動コイル431A,431Bを、アンテナ5に対して時計の厚さ方向に離して配置するために、駆動コイル431A,431Bの裏蓋3側に電池49を配置し、モータの駆動コイル431A,431Bを少なくとも電池49の厚さ寸法分、裏蓋3側から離して配置し、裏蓋3に近接して配置されるアンテナ5に対して時計の厚さ方向に離して配置してもよい。駆動コイル431A,431Bがアンテナ5と同一平面上(時計の厚さ方向の位置が同一)にあると、駆動コイル431A,431Bとアンテナ5とが磁気結合しやすくなって、アンテナ5の受信に駆動コイル431A,431Bが影響し易い。これに対し、駆動コイル431A,431Bがアンテナ5とが時計の厚さ方向に離れて配置されていれば、電波受信において駆動コイル431A,431Bの影響を少なくでき、受信性能を向上できる。
また、外装ケース1の形状は任意であり、各実施形態での円筒形に限らず、角筒状や変形筒形状など、用途やデザインに応じて適宜設定できる。また、外装ケース1は、両端が開口面となっているものに限らず、例えば、外装ケースと裏蓋とが一体となった有底筒状に形成されていてもよく、要するに裏蓋3に非導電性板材3Aが設けられ、外装ケース1内に配置されたアンテナ5に非導電性板材3Aを介して電波が届くように構成されていればよい。
電波修正時計の構成は、各実施形態のものに限らず電波によって表示時刻を修正する時計であれば任意であり、日車を有するものや、光発電手段を有するものであってもよく、その他例えばストップウォッチ機能を備えたクロノグラフや、アラーム機能を備えた時計など、用途や使用に応じて任意に構成してよい。
アンテナの形状、構成は、各実施形態に示されたものに限らず、アンテナの受信性能や外装ケースのスペース等を勘案して適宜設定してよい。例えばアンテナは、磁心が設けられておらず、中空筒状に形成された、いわゆるコアレス状のものであってもよい。また、アンテナの磁心は、薄板状部材を多数積層したものに限らず、例えば角柱や円柱状に形成されていてもよい。
また、アンテナの形状は、例えば、図8に示すように、その磁心の両端部が外装ケースの内周面に沿って形成されていてもよい。
本発明は、特に30kHzから300kHz程度の長波帯の無線通信に有効であり、標準電波(例えば、40kHz、60kHz、77.5kHz)以外に、125kHz帯のRF−ID(無線ICタグ)においても有効である。
駆動手段は電磁モータを備えたものに限らず、時刻表示手段を駆動できる任意の構造を採用でき、例えば圧電素子の振動で駆動する圧電アクチュエータでもよい。この場合には、例えば略矩形板状の補強板に板状の圧電素子を貼設し、補強板に突起を形成して圧電アクチュエータを構成する。輪列にロータなどの回転体を係合し、このロータ側面に圧電アクチュエータの突起を当接する。圧電素子に交流電圧を印加すると、圧電素子が振動するため、突起が繰り返しロータを接線方向に押圧してロータを回転させる。この回転運動を輪列で伝達することによって時刻表示手段を駆動すればよい。
この駆動手段によれば、圧電アクチュエータが駆動時に磁界を発生しないので、アンテナ周囲に存在する磁界に影響を与えることがなく、アンテナにおいて正確な電波を受信できる。
時刻表示手段は、必ずしも指針を備えていなくてもよく、例えば時刻をデジタル表示するものであってもよい。この場合、図4の構成において、時刻表示手段2として液晶表示装置等を設け、モータ駆動回路425の代わりに液晶表示装置等を駆動する駆動回路を設ければよい。なお、指針が存在しないため、針位置検出回路426は不要となる。
また、文字板は、文字や数字などの装飾がされていなくてもよい。また、必ずしも文字板が設けられていなくてもよい。例えば文字板が設けられていない場合では、光発電手段を文字板として使用してもよい。
無線機能付き電子時計のアンテナで受信する電波としては、40kHz〜77.5kHzの周波数で時刻情報(時刻コード)を含む標準電波が例として挙げられるが、その他、125kHz〜135kHzの周波数で無線情報を含む電波や、その他の周波数帯の無線情報であってもよい。また、無線ICタグ(RFID)から発信される電波を無線機能付き電子時計のアンテナで受信してもよい。
アンテナで受信する無線情報としては、例えば、天気予報、株化情報、イベント情報、セールス情報などが例として挙げられる。これらの情報を、外部ネットワークに繋がった駅の改札口やイベントパークのゲートを通過する際に無線機能付き電子時計のアンテナで受信してもよい。そして、制御部は、これらの情報をデコードし、例えば時刻表示手段等の被制御部に所定の動作をさせるように動作制御を行う。例えば、制御部は、電波が標準電波であれば時刻表示手段に時刻を表示させたり、電波の情報が天気予報や株化情報等であれば、所定の表示手段にこれら情報を表示させるなどの制御動作を行う。
本発明は、腕時計、置き時計、柱時計、街頭や公園などの屋外に設置される時計などどのような時計でもよく、あるいは、時計部を備えた電子機器、特に携帯用電子機器、例えば携帯電話やPDA(Personal Digital Assistant 携帯情報端末)、ページャー(携帯用の無線呼び出し受信器)等でもよい。
本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ、説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
したがって、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
本発明の第一実施形態にかかる電波修正時計の平面図。 図1のII-II断面図。 図1のIII-III断面図。 前記第一実施形態にかかる電波修正時計の構成ブロック図。 前記第一実施形態の電波受信状態を示す説明図。 本発明の第二実施形態にかかる電波修正時計の断面図。 本発明の文字板の変形例を示す図。 本発明の他の変形例を示す概略平面図。
符号の説明
1…外装ケース、1A…外装ケース部、2…時刻表示手段、3…裏蓋、3B…金属製リング、3A…非導電性板材、4…ムーブメント、5…アンテナ、6…光発電手段、13…切替ユニット、14…中枠、21…文字板、23…風防、43B…時針用ステッピングモータ、43A…分針用ステッピングモータ、44…輪列、44B…時針用輪列、44A…分針用輪列、46…地板、51…磁心、52…コイル、61…光電変換素子、62…支持基板、100…電波修正時計、120…文字板、121…第一層部、122…第二層部、131…巻真、132…竜頭、211…時刻表示面、221…分針、222…時針、411…水晶振動子、412…水晶振動子、413…水晶振動子、421…受信回路、422…記憶回路、423…中央制御回路、424…受信制御回路、425…モータ駆動回路、426…針位置検出回路、431A,431B…駆動コイル。

Claims (11)

  1. 筒形状の金属製の外装ケースと、非導電性板材を有しかつ前記外装ケースに取り付けられた裏蓋と、この裏蓋に対して外装ケースの筒軸方向に離れて配置されかつ非導電性部材から構成された支持部材に取り付けられた導電性部材からなる表面側板部材と、前記裏蓋および表面側板部材間に収納されるアンテナとを備え、
    前記アンテナは、その軸方向が外装ケースの筒軸方向にほぼ直交する方向に配置されるとともに、アンテナの筒軸方向における中心位置が、筒軸方向における前記裏蓋および表面側板部材間の中心位置よりも裏蓋側となる位置に配置されていることを特徴とする無線通信機能付き時計。
  2. 請求項1に記載の無線通信機能付き時計において、
    時刻を表示する指針と、この指針を駆動するモータとを備え、
    前記モータは、磁心とこの磁心に巻き回されたモータコイルとを備え、
    前記アンテナは、その筒軸方向における中心位置が、筒軸方向における前記モータコイルの中心位置よりも裏蓋側となる位置に配置されていることを特徴とする無線通信機能付き時計。
  3. 請求項1または請求項2に記載の無線通信機能付き時計において、
    前記アンテナは、磁心と、この磁心に巻き回されたアンテナコイルとを備えて構成され、アンテナの磁心両端は、その磁心の延長線上にある外装ケースの内周面に対して所定寸法離れて配置され、アンテナと外装ケースの間には非導電性部材で構成されたスペーサが配置されていることを特徴とする無線通信機能付き時計。
  4. 請求項1または請求項2に記載の無線通信機能付き時計において、
    前記アンテナは、磁心と、この磁心に巻き回されたアンテナコイルとを備えて構成され、前記磁心は、外装ケースの内周面に沿って湾曲されていることを特徴とする無線通信機能付き時計。
  5. 請求項4に記載の無線通信機能付き時計において、
    前記アンテナは、時刻情報を含む標準電波を受信することを特徴とする無線通信機能付き時計。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載の無線通信機能付き時計において、
    前記裏蓋は、金属製リングと、この金属製リング内にはめられた非導電性板材とを備えて構成され、
    前記アンテナは、少なくとも一部が前記裏蓋の非導電性板材に平面的に重なっていることを特徴とする無線通信機能付き時計。
  7. 請求項6に記載の無線通信機能付き時計において、
    前記アンテナは、その長手方向の中心軸で区画される少なくとも半分側が前記非導電性板材に平面的に重なっていることを特徴とする無線通信機能付き時計。
  8. 請求項1から請求項7のいずれかに記載の無線通信機能付き時計において、
    前記表面側板部材は、導電性部材で構成された文字板であることを特徴とする無線通信機能付き時計。
  9. 請求項1から請求項7のいずれかに記載の無線通信機能付き時計において、
    非導電性部材の表面に導電性部材を積層させた2層構造の文字板を有し、
    前記表面側板部材は、前記文字板の導電性部材であることを特徴とする無線通信機能付き時計。
  10. 請求項1から請求項7のいずれかに記載の無線通信機能付き時計において、
    導電性部材からなる基板を備えた太陽電池を有し、
    前記表面側板部材は、前記太陽電池の基板であることを特徴とする無線通信機能付き時計。
  11. 請求項1から請求項10のいずれかに記載の無線通信機能付き時計において、
    外部操作部材を備え、前記アンテナは、外装ケースの平面方向の中心軸を挟んで前記外部操作部材の反対側に配置されていることを特徴とする無線通信機能付き時計。
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