JP6299282B2 - 外気導入システム - Google Patents

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本発明は、外気導入システムに関する。
エンジンルーム内に配置され、外気を内燃機関の吸気系へと導く外気導入システムにおいては、近年の歩行者保護規制の強化等の要請により、システム構成部品等の上面高さを低く抑えることが必要とされている。また、外気導入システムにおける外気導入ダクトは、十分な量の外気を導入するために、適切な開口面積を確保することが必要とされている。
特許文献1には、車両前部のフード下方に配置され、外気を取り込んで内燃機関の吸気系へと導く外気導入システムが開示されている。
特開2009−293535号公報
しかしながら、上記外気導入システムの外気導入ダクトは、外気導入用の開口がフード下面とラジエータのコア上端部との間に位置するように設けられている。このように外気導入ダクトを配置する場合、適切な開口面積は確保できるものの、外気導入ダクトの上面高さを低く抑えることができないという問題がある。
そこで、本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、エンジンルーム内において外気導入ダクトの上面高さを低く抑えるとともに、外気導入ダクトの開口面積を適切に確保することができる外気導入システムを提供することを目的とする。
本発明によれば、エンジンルーム内に配置され、外気を内燃機関の吸気系へと導く外気導入システムが提供される。外気導入システムは、エンジンルーム内に配置される放熱器と、外気を導入する開口を有する外気導入ダクトと、を備える。外気導入ダクトは、放熱器の上端部より上方に配置される第一開口部と、第一開口部の下側に位置し放熱器の後方に距離をあけて配置される第二開口部と、を有し、第一開口部は第二開口部に対して幅が広い
本発明の外気導入システムによれば、外気導入ダクトは、少なくとも開口の一部が放熱器の後方に距離をあけて位置するように配置される。これにより、外気導入システムの上面高さを従来よりも低く抑えることができ、さらに外気導入ダクトの開口面積を適切に確保することができる。
図1は、本発明の実施形態による外気導入システムを車両側方から見たときの側面図である。 図2は、外気導入システムを車両上方から見たときの平面図である。 図3は、外気導入システムを構成する外気導入ダクトを車両前方から見たときの図である。 図4は、外気導入ダクトとラジエータとを車両側方から見たときの側面図である。
以下、図面等を参照して、本発明の実施形態について説明する。まず、図1を参照して、本実施形態による外気導入システム100を説明する。
図1に示す外気導入システム100は、フード(ボンネット)1の下方のエンジンルーム内に配置され、内燃機関であるエンジンの吸気系へと外気を導くシステムである。外気導入システム100は、エンジンルーム内に配置されるラジエータ10と、外気を導入する開口21を有する外気導入ダクト20と、吸気の音圧を低減させるレゾネータ30と、吸気中に含まれる異物を取り除くフィルタ40と、を備える。
ラジエータ10は、循環通路を通じてエンジンと接続されており、エンジンの冷却水の熱を放熱する放熱器である。ラジエータ10は、エンジンルーム内を通過する外気に熱を奪われやすい位置、例えば車両前方に設けられる。
外気導入ダクト20は、外部から空気を取り込むためのダクトである。外気導入ダクト20は、外気導入システム100の車両前方側に配置される。外気導入ダクト20の先端には外気導入用の開口21が設けられる。外気導入ダクト20は、少なくとも開口21の一部がラジエータ10の後方に距離をあけて位置するように配置される。
レゾネータ30は、外気導入ダクト20から取り込んだ外気(吸気)に起因する吸気音の音圧を低減する。レゾネータ30は、外気導入ダクト20の上部に一体的に形成されている。
フィルタ40は、外気導入ダクト20の下流端に接続されており、吸気中の塵埃等を除去する。フィルタ40により異物等を除去された吸気は、エンジンの吸気系へと導かれる。
図2及び図3を参照して、外気導入ダクト20の固定方法及び外気導入ダクト20の開口21の形状について説明する。図2は、外気導入システム100を車両上方から見たときの平面図である。図3は、外気導入ダクト20を車両前方から見たときの図である。
図2に示すように、外気導入ダクト20の先端の左右両側には、ラジエータ10に外気導入ダクト20を固定するためのフランジ22A及び22Bが設けられている。フランジ22A及び22Bは、外気導入ダクト20の先端の側部から幅方向外側に突出形成されている。フランジ22A及び22Bには締結部材としてのボルト11を取り付ける貫通孔が設けられており、外気導入ダクト20は、貫通孔に挿通されたボルト11によってラジエータ10の上端部(アッパコア)に固定される。
図3に示すように、外気導入ダクト20の開口21は、開口21の上部を構成する第一開口部21Aと、開口21の下部を構成する第二開口部21Bと、を備えている。図1及び図2のように外気導入ダクト20が設置された状態では、第一開口部21Aは、第一開口部21Aの幅方向外側に形成されたフランジ22A及び22Bによって、ラジエータ10の上端部より上方に配置される。一方、第二開口部21Bは、フランジ22A及び22Bの下方に形成されるので、ラジエータ10の上端部よりも下方に配置される。また、第二開口部21Bは、ラジエータ10の後方に距離をあけて配置される。
第一開口部21Aは、外気導入ダクト20の上面高さを低く抑えるため、第二開口部21Bよりも幅広に形成されている。第一開口部21Aは、ラジエータ10の上方を通過する外気を外気導入ダクト20内へと導くように構成されている。
第二開口部21Bは、外気導入ダクト20の下面(下側壁)を切り欠くことで、下方からの外気を取り込めるように形成されている。第一開口部21Aと第二開口部21Bは一つの外気導入口となるように形成されており、第一開口部21Aの最下部と第二開口部21Bの最上部とは連続して形成されている。
第二開口部21Bはラジエータ10の後方に位置しており、第一開口部21Aと比べて外気を吸い込みにくい。そのため図4に示すように、第二開口部21Bの最下部とラジエータ10との間の距離dは、第二開口部21Bの最大幅w(図3参照)の半分以上に設定されている。このように第二開口部21Bの最下部をラジエータ10からなるべく離すことで、ラジエータ10の後方に第二開口部21Bを配置しても、外気取り込み量を確保できる。
外気導入システム100の外気導入ダクト20では、図4の矢印に示すようにラジエータ10の上方を通過した外気は第一開口部21Aから取り込まれ、ラジエータ10の外側から回り込んでくる外気やラジエータ10を通過した外気は第二開口部21Bから取り込まれる。また、第一開口部21Aと第二開口部21Bとから取り込まれた外気は、外気導入ダクト20内で合流し、外気導入ダクト20の下流端にあるフィルタ40を通過して、エンジンに供給される。第二開口部21Bは、外気導入ダクト20の下面が大きく切り欠かれることによって形成されているため、下方からの外気が取り込みやすい形状となっている。
上記した本実施形態の外気導入システム100によれば、以下の効果を得ることができる。
外気導入システム100は、エンジンルーム内に配置されるラジエータ10と、外気を導入する開口21を有する外気導入ダクト20と、を備える。外気導入ダクト20は、少なくとも開口21の一部がラジエータ10の後方に距離をあけて位置するように配置される。このような構成とすることで、外気導入ダクト20の開口面積を適切に確保可能となり、エンジンの吸気系に必要な吸気量を十分に確保することができる。
また、開口21は、ラジエータ10の上端部より上方に配置される第一開口部21Aと、ラジエータ10の後方に距離をあけて配置される第二開口部21Bと、を有する。このような構成とすることで、開口21全体ではなく第一開口部21Aのみが、ラジエータ10の上端部よりも上方に配置されるため、外気導入システム100の上面高さを低く抑えることができる。また、第一開口部21Aがラジエータ10の上方に位置するとともに、第二開口部21Bがラジエータ10と距離をあけて配置されているため、エンジンの吸気系に必要な吸気量を十分に確保することができる。
また、第二開口部21Bは、外気導入ダクト20の下面に切欠きを有することで、下方からの外気を取り込み可能に形成されている。このような構成とすることで、第二開口部21Bは、下方側に臨む形状となるため開口面積をより広く確保でき、図4に示すようにラジエータ10の外側から回り込んでくる外気やラジエータ10を通過した外気を、効率的に取り込むことが可能となる。さらに、このような構成とすることで、第二開口部21Bは、下方側に臨む形状となるため、外気導入ダクト20の開口21を上向きとした場合と比べ、エンジンルーム内のメンテナンス時の外気導入ダクト20内への異物混入や洗浄時の洗浄水の跳ね返りによる外気導入ダクト20内への水混入等を抑制することができる。
また、第二開口部21Bの最下部とラジエータ10との間の距離dは、第二開口部21Bの最大幅wの半分以上に設定される。このような構成とすることで、第二開口部21Bの前方に位置するラジエータ10に外気が遮蔽されにくくなるため、外気導入ダクト20の第二開口部21Bでの吸入損失を低減でき、エンジンの吸気系に必要な吸気量を確保しやすくなる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
例えば、外気導入ダクト20の開口21は、第一開口部21Aを省く構成としてもよい。すなわち、開口21は、第二開口部21Bのみを有して、ラジエータ10の後方に第二開口部21Bの最大幅wの半分以上離して配置される。このような構成とすることで、ラジエータ10の上方に外気導入ダクト20が全く位置しなくなるため、外気導入システム100の上面高さをより低く抑えることができる。
また、第二開口部21Bは、さらに外気導入ダクト20の側面に切欠きを有することで、横方向からの外気を取り込み可能に形成されてもよい。このような構成とすることで、ラジエータ10の外側から回り込んでくる外気やラジエータ10を通過した外気を、図4に示すように前方や下方だけでなく側方からも取り込むことが可能となる。その結果、より効率的にエンジンの吸気系に必要な吸気量を確保することができる。
なお、外気導入ダクト20は、エンジンの冷却水を冷却するラジエータ10に設置されるように構成されている。しかしながら、電動車両等においては、外気導入ダクト20は、電動機やバッテリ等といったエンジン以外のものを冷却する放熱器に対して設置されてもよい。
100 外気導入システム
10 ラジエータ
20 外気導入ダクト
21 開口
21A 第一開口部
21B 第二開口部
30 レゾネータ
40 フィルタ

Claims (3)

  1. エンジンルーム内に配置され、外気を内燃機関の吸気系へと導く外気導入システムにおいて、
    エンジンルーム内に配置される放熱器と、
    外気を導入する開口を有する外気導入ダクトと、を備え、
    前記外気導入ダクトは、前記放熱器の上端部より上方に配置される第一開口部と、前記第一開口部の下側に位置し前記放熱器の後方に距離をあけて配置される第二開口部と、を有し、
    前記第一開口部は前記第二開口部に対して幅が広い、
    ことを特徴とする外気導入システム。
  2. 前記第二開口部は、前記外気導入ダクトの下面に切欠きを有することで、下方からの外気を取り込み可能に形成されている、
    ことを特徴とする請求項に記載の外気導入システム。
  3. 前記第二開口部の最下部と前記放熱器との間の距離は、前記第二開口部の最大幅の半分以上に設定される、
    ことを特徴とする請求項又は請求項に記載の外気導入システム。
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