JP6299245B2 - 表示装置、制御プログラム、スクロール表示方法、及び記録媒体 - Google Patents

表示装置、制御プログラム、スクロール表示方法、及び記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、アイコン等の画像をスクロール表示する表示装置に関する。
画像形成装置においては、対応する機能が年々増加しており、それぞれの機能に対する設定を行うためのボタン(アイコン)の数も増加してきている。そのため、全機能に対応するすべてのボタンを、設定するための表示画面に一度に表示することは困難である。これに対応する技術として、ボタンの並び順を決めておき、一部のボタンを表示画面に表示させ、表示ボタンをスクロールさせて表示するボタンを入れ替えることで、全てのボタンを選択可能にするスクロール動作がある。
しかしながら、機能の数が非常に多くスクロールの対象となるボタンが多数あるような場合には、その中から所望のボタンに到達するまでスクロールするためには、長い待ち時間が必要となったり、あるいは短い時間で行うために高速でスクロールさせたりする必要がある。
特許文献1は、スクロールボタンがユーザーによって押し下げられている間、画面を所定方向にスクロールさせ、押し下げが終了することにより所定方向とは逆方向に所定量だけ戻して表示することが開示されている。
特開2005−251008号公報
特許文献1に開示された技術では、押し下げを終了するタイミングが遅れたような場合においては、通り過ぎた所望のボタンを所定量戻すことにより、停止位置のずれを抑制することが可能となる。しかし、所定量を戻すという特許文献1の技術では、所定量に対応する時間が過ぎたタイミングで押し下げを終了した場合には適切な位置(例えば画面中心)でボタンを停止させることが可能となるが、押し下げを終了するタイミングによっては、所望のボタンが適正な位置に停止しない場合もあり、また、逆に押し下げを終了するタイミングが早すぎた場合には、停止位置のずれが増加してしまうことになる。
本願はこのような問題に鑑み、表示面に表示した画像をスクロールさせた際に、これを所望の位置で停止させることが可能となる表示装置を提供することを目的とする。
1.表示面に画像を表示するとともに、ユーザーによる前記表示面へのタッチ操作を検出するタッチパネルと、
ユーザーのスクロール指示により、前記表示面に表示した画像をスクロールさせるスクロール動作を実行するスクロール表示制御部と、
前記スクロール動作中に、前記タッチパネルに対するタッチ操作の開始が検出された場合に前記スクロール動作を切り替える動作制御部と、
前記タッチパネルへの前記動作制御部で前記スクロール動作の切り替えの判断に用いた前記タッチ操作の終了が検出された場合に、前記動作制御部により切り替えられたスクロール動作を停止させる停止制御部と、
備え
前記スクロール表示制御部は、前記スクロール指示の内容により決定されるスクロール速度でスクロールさせるスクロール動作を実行し、
前記動作制御部は、
(1)前記タッチ操作の開始が検出された場合に、前記スクロール動作を、前記タッチ操作開始時のスクロール方向と逆方向にスクロールさせた再スクロール動作に切り替える第1切替制御、
(2)前記タッチ操作の開始が検出された場合に、前記スクロール動作のスクロール速度を、前記タッチ操作開始時の第1のスクロール速度とは異なる第2のスクロール速度に切り替える第2切替制御、
(3)前記タッチ操作の開始が検出されたタイミングで、前記スクロール動作を一時停止させ、その後、タッチ位置がタッチ開始位置に対して前記タッチ操作開始時のスクロール方向と逆方向あるいは同方向に移動したか否かを判断し、
前記同方向に移動したと判断した場合には該同方向にスクロールさせた再スクロール動作に、前記逆方向に移動したと判断した場合には該逆方向にスクロールさせた再スクロール動作に切り替える第3切替制御、
を実行可能であり、前記タッチ操作開始時のスクロール速度に応じて前記第1〜第3切替制御のいずれかを実行する、表示装置。
.前記動作制御部は、前記タッチ操作開始時のスクロール速度が、第1の閾値よりも速い高速スクロール、第1の閾値よりも小さい第2の閾値よりも遅い低速スクロール、または前記第2の閾値以上で第1の閾値以下である中速スクロールのいずれかであるかを判断し、
前記中速スクロールであると判断した場合には、前記第1切替制御を実行し、
前記低速スクロールであると判断した場合には、前記第2切替制御を実行し
前記高速スクロールであると判断した場合には、前記第3切替制御を実行することを特徴とする前記に記載の表示装置。
.前記表示面に表示する画像は、複数のボタンをスクロール方向に並べた画像であり、
更に、前記タッチ操作の終了が検出された際に該タッチ操作のタッチ位置にある前記ボタンに対する機能を選択する選択制御部を備えることを特徴とする前記1または2に記載の表示装置。
.表示面に画像を表示するとともに、ユーザーによる前記表示面へのタッチ操作を検出するタッチパネルを有する表示装置を制御するプログラムであって、
ユーザーのスクロール指示により、前記表示面に表示した画像をスクロールさせるスクロール動作を実行する第1ステップと、
前記スクロール動作中に、前記タッチパネルに対するタッチ操作の開始が検出された場合に前記スクロール動作を切り替える第2ステップと、
前記タッチパネルへの前記第2ステップで前記スクロール動作の切り替えの判断に用いた前記タッチ操作の終了が検出された場合に、前記第2ステップで切り替えられたスクロール動作を停止させる第3ステップと、を含み、
前記第1ステップでは、前記スクロール指示の内容により決定されるスクロール速度でスクロールさせるスクロール動作を実行し、
前記第2ステップでは、前記タッチ操作開始時のスクロール速度に応じて
(1)前記タッチ操作の開始が検出された場合に、前記スクロール動作を、前記タッチ操作開始時のスクロール方向と逆方向にスクロールさせた再スクロール動作に切り替える第1切替制御、
(2)前記タッチ操作の開始が検出された場合に、前記スクロール動作のスクロール速度を、前記タッチ操作開始時の第1のスクロール速度とは異なる第2のスクロール速度に切り替える第2切替制御、
(3)前記タッチ操作の開始が検出されたタイミングで、前記スクロール動作を一時停止させ、その後、タッチ位置がタッチ開始位置に対して前記タッチ操作開始時のスクロール方向と逆方向あるいは同方向に移動したか否かを判断し、
前記同方向に移動したと判断した場合には該同方向にスクロールさせた再スクロール動作に、前記逆方向に移動したと判断した場合には該逆方向にスクロールさせた再スクロール動作に切り替える第3切替制御、
のいずれかを実行する処理をコンピューターに実行させる制御プログラム。
.表示面に画像を表示するとともに、ユーザーによる前記表示面へのタッチ操作を検出するタッチパネルを有する表示装置で実行されるスクロール表示方法であって、
ユーザーのスクロール指示により、前記表示面に表示した画像をスクロールさせるスクロール動作を実行する第1ステップと、
前記スクロール動作中に、前記タッチパネルに対するタッチ操作の開始が検出された場合に前記スクロール動作を切り替える第2ステップと、
前記タッチパネルへの前記第2ステップで前記スクロール動作の切り替えの判断に用いた前記タッチ操作の終了が検出された場合に、前記第2ステップで切り替えられたスクロール動作を停止させる第3ステップと、を含み、
前記第1ステップでは、前記スクロール指示の内容により決定されるスクロール速度でスクロールさせるスクロール動作を実行し、
前記第2ステップでは、前記タッチ操作開始時のスクロール速度に応じて
(1)前記タッチ操作の開始が検出された場合に、前記スクロール動作を、前記タッチ操作開始時のスクロール方向と逆方向にスクロールさせた再スクロール動作に切り替える第1切替制御、
(2)前記タッチ操作の開始が検出された場合に、前記スクロール動作のスクロール速度を、前記タッチ操作開始時の第1のスクロール速度とは異なる第2のスクロール速度に切り替える第2切替制御、
(3)前記タッチ操作の開始が検出されたタイミングで、前記スクロール動作を一時停止させ、その後、タッチ位置がタッチ開始位置に対して前記タッチ操作開始時のスクロール方向と逆方向あるいは同方向に移動したか否かを判断し、
前記同方向に移動したと判断した場合には該同方向にスクロールさせた再スクロール動作に、前記逆方向に移動したと判断した場合には該逆方向にスクロールさせた再スクロール動作に切り替える第3切替制御、
のいずれかを実行するスクロール表示方法。
.前記に記載の制御プログラムを記録したコンピューターで読み取り可能な記録媒体。
本願発明によれば、タッチ操作の開始が検出された場合に、スクロール動作を切り替え、タッチ操作の終了が検出された場合にスクロール動作を停止させることで、表示面に表示した画像をスクロールさせた際に、これを正確に所望の位置で停止させることが可能となる。
本発明の実施形態に係る表示装置を備える画像形成装置の構成を示す概略正面図である。 図1に示される画像形成装置の構成を示すブロック図である。 操作表示部103の構成を示す概略図である。 タッチパネル30に表示する表示画面の例である。 制御部101が実行する制御フローを示す図である。 第1切替制御の制御フロー図である。 タッチパネル30での画面のスクロール動作を(a)〜(d)の順で時系列に示した説明図である。 画面の動きを説明するタイムチャートである。 第1の変形例に係るタイムチャートである。 第2の実施形態に係る第2切替制御の制御フロー図である。 第2の実施形態に係るタイムチャートである。 第3の実施形態に係る第3切替制御の制御フロー図である。 第3の実施形態に係るタッチパネル30での画面のスクロール動作を(a)〜(d)の順で時系列に示した説明図である。 第4の実施形態に係る第4切替制御の制御フロー図である。 第4の実施形態に係るタイムチャートである。 (a)第2の変形例を説明する制御フロー図である。(b)第3の変形例を説明する制御フロー図である。 第4の変形例に係るタイムチャートである。 第5の変形例に係るタイムチャートである。
以下、添付した図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。なお、図面、および本願明細書において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
(第1の実施形態:第1切替制御)
図1は、本発明の実施形態に係る表示装置を備える画像形成装置の構成を示す概略正面図であり、図2は、図1に示される画像形成装置の構成を示すブロック図である。図3は、操作表示部103の構成を示す概略図である。
図1および図2に示されるとおり、画像形成装置100は、制御部101、記憶部102、操作表示部103、ADF(Auto Documennt Feeder)104、画像読取部105、給紙部106、画像形成部107、通信インターフェース108、および後処理部109を備える。なお、制御部101、記憶部102、操作表示部103は表示装置としても機能し、制御部101は、後述するように当該表示装置における画面のスクロール動作に関するスクロール表示制御、切り替え動作制御、停止制御、および選択制御を実行する。
制御部101は、CPU(Central Processing Unit)を備え、種々のプログラムにしたがって上記各部の制御や各種の演算処理を行う。記憶部102は、予め各種プログラムや各種データを格納しておくROM(Read Only Memory)、作業領域として一時的にプログラムやデータを記憶するRAM(Random Access Memory)、MFP100の基本動作を制御する各種プログラムや各種データを格納するハードディスク等からなる。
操作表示部103は、図3に示すように液晶画面とこれに重畳させたタッチパッドからなるタッチパネル30と、ハードウエアのスクロールボタン311、テンキー312、スタートボタン313、ストップボタン314等からなるハードキー31を備えている。タッチパネル30は複数の指による同時操作であるマルチタッチ操作が可能なインターフェースであり、1本あるいは複数のユーザーの指あるいはタッチペンによるタッチの有無、およびそのタッチ位置(座標)を検知して入力を受け付けることが可能である。
図2に戻る。ADF104は、セットされた複数枚の原稿を1枚ずつ画像読取部105の所定の読み取り位置まで順次搬送し、そして画像読み取り後の原稿を順次排出する。
画像読取部105は、所定の読み取り位置にセットされた原稿またはADF104により所定の読み取り位置に搬送された原稿に蛍光ランプ等の光源で光を当て、その反射光をCCDイメージセンサ等の撮像装置で光電変換して、その電気信号から画像データを生成する。作成した画像データは記憶部102に記憶される。
給紙部106a〜106cは、印刷に使用される用紙等の記録媒体を収容する。給紙部106(106a〜106cの総称)は、収容された用紙を1枚ずつ画像形成部107に送り出す。
画像形成部107は、帯電、露光、現像、転写、および定着の各工程を含む電子写真式プロセス等の周知の作像プロセスを用いて、各種データに基づく画像を用紙等の記録媒体上に印刷する。
通信インターフェース108は、PC(パーソナルコンピューター)等の他の機器と通信するためのインターフェースであり、イーサネット(登録商標)、トークンリング、FDDI(Fiber Distributed Data Interface)等の規格が用いられる。
後処理部109は、画像形成部107から搬送される印刷後の用紙に対してフィニッシング処理を行う。フィニッシング処理としては、用紙の端部にファイリング用の穴をあけるパンチ処理および用紙を中央部から折り畳む折り処理が挙げられる。
ここで図3、図4を参照して、操作表示部103のタッチパネル30に表示する表示画面の例について説明する。タッチパネル30の表示面の上部には、複数のボタン3(ボタン3a〜3z、3A〜3Zの総称)が、所定方向(図3、4の例では左右方向)に配列されている。これらのボタン3は、アイコンとも称されるものであり、画像形成装置100で実行可能な複数の機能に対応した設定ボタンや、記憶部102に保存されているデータの内容に対応したボタンである。
画像形成装置100で実行可能な複数の機能の例としては、裏写りなどを除去する「下地調整機能」や、スキャンした画像を自動的に回転させる「自動回転機能」、原稿の用紙を複数枚連続してスキャンする「連続読込み機能」、ブック仕上げを行う「ブック原稿機能」などがある。データの内容に対応したボタンの例としては、記憶部102に記憶されている画像データのサムネイル画像や、データの種類やファイル名称を示す画像の例がある。
図3、図4に示す例では、左右方向に配列された複数のボタン3a〜3Zのうちの一部のボタン3x〜3C(図3)、あるいはボタン3a〜3f(図4)のみが表示されており(実線で示す)、これ以外のボタン3a〜3w(図3)、及びボタン3D〜3Z(図4)は、図4に示すように(仮想的に)表示面の枠外にある(破線で示す)ためにタッチパネル30の表示面には表示されていない。これらのボタンは、画像をスクロールさせるスクロール動作を実行することにより表示面に順次表示させることが可能となる。
スクロール動作は、ユーザーのスクロール指示を受け付けることにより実行される。このスクロール指示としてはタッチパネル30にタッチした状態で指を弾くフリック操作、タッチパネルにタッチした状態で指を滑らせるドラッグ操作(スワイプともいう)、及びタッチパネル30に表示したソフトキーのスクロールボタン(不図示)やハードキー部31に設けたスクロールボタン(図3参照)をユーザーが押し下げる操作がある。なお、フリック操作であればその指の移動速度や移動距離に応じて、スクロールボタンの押し下げであればその押し下げの継続時間により、スクロール速度を多段階(低、中、高)で変更するようにしても良い。
また図3、図4に示すようにタッチパネル30の下部には、スライドゲージ36が設けられており、スライドゲージ36にはタッチパネル30に表示したボタン3の表示内容に対応したスライドバー35が表示されている。図4(a)では、初期状態でのボタン3の配置位置を示しており、初期状態では配列左端のボタン3a〜3fが表示されているために、これに対応してスライドバー35はスライドゲージ36の領域内の左端に位置している。また、そのスライドバー35の大きさは、スクロール表示可能なボタン3の総個数(例えば52個)に対する表示個数(例えば6個)の割合に概ね対応している。
図4(a)に示すようにユーザーが指を左方向にフリック操作することによりスクロール指示が入力された場合には、制御部101は、複数のボタン3を左方向にスクロールさせる。図4(b)はスクロール後の画面を示している。
次に、第1の実施形態における、第1切替制御について説明する。図5、図6は、制御部101が実行する制御フローを示す図である。制御部101は、CPUがROMに記憶されたプログラムを実行することにより、図5、6の制御フローに示す処理を実現する。
図5のステップS11では、ユーザーによるスクロール指示によりスクロールを開始する。スクロール指示の例としては、前述のようにタッチパネルへのフリック操作、スライドボタンの押し下げ等がある。なお、以下の本実施形態の説明においては、スクロール速度はスクロール指示により決定される初速でスクロール動作が開始されて以降、当該初速の速度を維持するように制御している。ただし、これに限られずスクロール指示がなされてからの経過時間によりスクロール速度を漸減させるように制御してもよい。
スクロール動作が実行されている最中にタッチパネル30に対するユーザーの指(あるいはタッチペン)によるタッチが検出された場合には、制御部101はタッチ操作が開始されたと判断する。タッチ操作が開始された場合(ステップS12:YES)には、続いてステップS13の切替制御を実行する。
図6は、ステップS13のサブルーチンとして第1切替制御(S13A)を示す制御フロー図である。
ステップS131では、スクロール動作を一時的に停止させる。続くステップS132では、タッチ操作が開始されてからのタッチ操作の経過時間(以下「タッチ継続時間」という)が所定時間tw以上となったか否かを判断する。
タッチ継続時間が所定時間tw以上となった場合には、続くステップS133でスクロール動作をタッチ操作開始前のスクロール方向と逆方向にスクロールさせた再スクロール動作に切り替える。例えば、タッチ操作開始前のスクロール方向が、画像が右から左に移動する左方向であれば、ステップS133ではその逆方向の右方向に切り替えた再スクロール動作を行い、図5の制御フローに戻る(リターン)。
その後ステップS14でタッチ操作終了、つまりユーザーの指がタッチパネル30からリリース(離隔)されたことを検出した場合には、続くステップS15で画像を停止させてスクロール動作を終了させる(エンド)。なお、図6のサブルーチンにおいて、タッチ継続時間が所定時間tw以上となる前にユーザーのタッチ操作が終了した場合には(ステップS134のYES)、ステップS15でスクロール終了の処理がなされるので、一時停止した画面逆方向にスクロールされることなくスクール動作が終了することになる。
図7、図8は図5、図6の制御フローを実行させた際の画面の動きを説明する図であり、図7はタッチパネル30での画面のスクロール動作を(a)〜(d)の順で時系列に示した説明図である。図8は横軸を時間tとして、上段にタッチ操作の有無(タッチ検出のON/OFF)を示し、下段にスクロール速度を示したタイムチャートであり、時間t0はスクロール動作の開始タイミング、時間t1、teはそれぞれタッチ操作の開始タイミング、終了タイミングに相当する。
また、図7(後述の図13でも同様)においては、複数のボタン3の中でアルファベットの「A」で示されているボタン3Aが、ユーザーが選択したい、あるいは探している画像(以下、「対象画像」という)であり、これをスクロール動作により表示面の中央あるいはユーザーの指の真下に移動させることを目的とする操作を行うものである。
図7(a)は、複数のボタン3が左方向にスクロールされている様子を表している。これは、図5のステップS11、図8の時間t0に対応する画面である。このときのスクロール速度は、図8に示すように+v1である。なお、以下においては、プラス速度は左方向へのスクロール、マイナス速度は右方向へのスクロールであることを表す。
図7(b)は、タッチ操作の開始が検出されたことにともない画面を一時停止させた状態を示している。これは図6のステップS131、図8の時間t1に対応する画面である。図8に示すように時間t1でスクロール速度を、速度+v1からゼロに変更している。
図7(c)は、タッチ継続時間が所定時間tw以上となったために、逆方向への再スクロール動作が開始された様子を示している。これは図6のステップS132、図8の時間t2に対応する画面である。図8に示すようにタッチ操作が開始された時間t1から所定時間tw経過した時間t2で、スクロール速度を、ゼロから速度―v1に変更している。
図7(d)は、ユーザーがタッチパネル30から指をリリースさせ、これにともない画面が停止した様子を示している。これは図5のステップS14のYES、図8の時間teに対応する画面である。図8に示すように時間teで、指のリリース操作にともないタッチパネル30の検出状態がOFFに切り替わったので、制御部101は、タッチ操作が終了したと判断し、スクロール速度を速度―v1からゼロに変更している。
このように第1の実施形態によれば、画像をスクロール表示させた際に、ユーザーによるタッチ操作が開始され、当該タッチ操作の継続時間が所定時間以上となった場合に、逆方向へのスクロール動作に切り替え、対象画像が所望の位置に到達したタイミングでタッチ操作を終了させることで、対象画像を所望の停止位置に容易に正確に停止させることが可能となる。特に多くの画像を配列させてスクロール表示させる際に、図7(b)に示すように対象画像が停止位置を通り過ぎてしまった場合であっても、本実施形態にように制御することにより所望の位置に正確に停止させることが可能となる。
(第1の変形例)
図9に基づいて第1の変形例について説明する。図9は第1の変形例に係るタイムチャートである。
図8の第1の実施形態と比較して図9に示す変形例では、タッチ操作が開始された場合に、一時停止及び所定時間twの経過を待たずに、直ちに速度―v1で逆方向のスクロール動作を開始させるものである。これは図6のステップS131、S132の処理を省略した制御に相当する。第1の変形例では所定時間twの待ちを必要としないので、第1の実施形態と比較してスクロール動作終了までの操作時間を短縮することが可能となる。このような変形例であっても第1の実施形態と同様に対象画像を所望に位置に正確に停止させることが可能である。
(第2の実施形態:第2切替制御)
次に、図10、図11に基づいて、第2の実施形態について説明する。同図に示す構成以外は、図1〜図8に示した第1の実施形態と同様の構成であり説明は省略する。
図10は、図5のステップS13のサブルーチンとしての第2切替制御(S13B)の制御フロー図である。御部101は、CPUがROMに記憶されたプログラムを実行することにより、図10の制御フローに示す処理を実現する。
第2切替制御では、タッチ操作の開始が検出されることにより(図5のステップS12)、続くステップS21でスクロール速度を、それまでの第1の速度+v1から、これと異なる第2の速度+v2に変更する制御を行う。
図11は、第2の実施形態に係るタイムチャートであり、同図に示すように、時間t1で速度+v2に変更してからはタッチ操作が終了する時間teまでは、変更後の速度+v2でスクロール動作が行われる。
なお、同図に示す例では、変更後の第2の速度+v2は、それまで第1の速度+v1よりも速くしているがこれに限られず、遅い速度に設定してもよい。
このように第2の実施形態によれば、画像をスクロール表示させた際に、ユーザーによるタッチ操作が開始されたタイミングでスクロール速度を第2の速度に切り替え、対象画像が所望の位置に到達したタイミングでタッチ操作を終了させることで、対象画像を所望の位置に容易に正確に停止させることが可能となる。特に多くの画像を配列させてスクロール表示させる際に、スクロール速度が遅く対象画像が所望の位置に到達する前にタッチ操作を開始したような場合に、第2の実施形態のように制御することにより、スクロール動作を継続させ、所望の位置に正確に停止させることが可能となる。
(第3の実施形態:第3切替制御)
次に、図12、図13に基づいて、第3の実施形態について説明する。同図に示す構成以外は、図1〜図8に示した第1の実施形態と同様の構成であり説明は省略する。
図12は、図5のステップS13のサブルーチンとして第3切替制御(S13C)を示す制御フロー図である。御部101は、CPUがROMに記憶されたプログラムを実行することにより、図12の制御フローに示す処理を実現する。
図13はタッチパネル30での画面のスクロール動作を(a)〜(d)の順で時系列に示した説明図である。第3切替制御では、図5のステップS12でタッチ操作の開始が検出されることにより、続くステップ31においてスクロール動作を一時的に停止させる(図13(b))。
ステップS32では、ステップS12で開始されたタッチ操作のタッチ位置が、タッチ開始位置に対してシフトされたか否かを判断する。ここでいうシフトとは、ユーザーの指がタッチ操作開始以降、一度もタッチパネル30からリリース(離隔)されずに、タッチパネル30上で指を滑らせる動作であり、いわゆるドラッグ操作あるいはスワイプ操作に相当する。なおシフト中に、ユーザーの指がタッチパネル30からリリースされた場合には、制御部101は、ステップS35でタッチ操作終了と判断し、図5のステップS15に移行してスクロール動作を終了する(エンド)。
ステップS12のタッチ操作開始から、ユーザーの指が一度もリリースされずにシフトされた場合には、ステップS32でそのシフト方向が、ステップS31の一時停止直前までのスクロール方向と逆方向であるか否かを判断する。図13の例では、図13(a)では左方向にスクロールしていたので、図13(c)に示すようにユーザーにより指を左から右へ滑らせるジェスチャー操作が行われた場合には、制御部101は右方向へのシフト、つまり逆方向への指のシフトがなされたと判断できる(ステップS33:YES)。よって次のステップS34で逆方向にスクロールさせた再スクロール動作を実行する。一方で、ユーザーにより指を右から左へ滑らせるジェスチャー操作が行われた場合には、タッチ操作開始時のスクロール方向と同じ方向(以下、「正方向」という)のシフトが行われたことになるので、制御部101は逆方向へのシフトではないと判断し(ステップS33:NO)、次のステップS36で、正方向にスクロールさせた再スクロール動作を実行する。
図12のステップS34、またはS35の後は、図5に戻り、続くステップS14でタッチ操作の終了を検出することによりステップS15で画像を停止させてスクロール動作を終了する(エンド)。
本願の第3の実施形態においては、例えば、ユーザーは、図13(b)に示すように、指をタッチパネル30にタッチさせたタイミングが少し遅く、対象画像(3A)が所望の停止位置を通り過ぎてしまった場合には、指を逆方向にシフトさせることで対象画像をその逆方向にスクロールさせることが可能となり、またその反対に指をタッチパネル30にタッチさせたタイミングが少し早く、対象画像が所望の停止位置を到達していない場合には、指を正方向にシフトさせることで対象画像をその正方向にスクロールさせることが可能となる。そしてその後、対象画像が目標位置に到達したタイミングで指をリリースすることで、対象画像を目標位置で正確に停止させることができる。
(第4の実施形態:第4切替制御)
次に図14に基づいて、第4の実施形態について説明する。第4の実施形態は、第1の実施形態の再スクロール動作(図6のステップS133)、あるいは第3実施形態の再スクロール動作(図12のステップS34、S36)の開始がされた後に行う制御であり、再スクロール動作が実行されている最中に、タッチパネル30を介してなされたユーザーのジェスチャー操作により、そのスクロール方向をさらに切り替えるものである。以下、説明する。
ここで再スクロール動作のスクロール方向は、同図の最初のステップがステップS133、あるいはステップS34であれば、タッチ操作開始時のスクロール方向とは逆方向(例えば右方向)であり、ステップS36であれば正方向(例えば左方向)となる。
タッチ操作開始からユーザーの指が一度もリリースされずに、更に再スクロール動作中にシフトされた場合には(ステップS41:YES)、そのシフト方向をステップS42で判断する。なお、ステップS41でいうシフトとは、再スクロール動作が開始された時点での指のタッチ位置を基準位置とし、その基準位置に対していずれかの方向に指が移動したか否かにより判断する。
ステップS42では、そのシフト方向が再スクロールの方向以外か否かを判断する。再スクロールの方向が逆方向(例えば右水平方向)であれば、当該逆方向を基準方向とし、その基準方向に対するシフト方向の相対差が所定の角度以上(例えば±30度以上)であるか否かを判断する。例えば、図7に示すように再スクロール方向が右水平方向であれば、垂直方向あるいは左方向は、右水平方向に対して所定の角度以上となるので、シフト方向は再スクロールの方向以外と判断されることになる(ステップS42:YES)。
ステップS43では、再スクロール方向とは反対の方向のスクロール動作に変更する。再スクロール動作が逆方向(例えば右方向)のスクロール(ステップS133、S34)であればステップS43では正方向(左方向)のスクロール動作に変更し、再スクロール動作が正方向(例えば左方向)のスクロール(ステップS36)であればステップS43では逆方向(右方向)のスクロール動作に変更する。
ステップS44以降は、スクロール動作を終了させる制御である。これまでの実施形態では、ユーザーのタッチ操作終了をトリガーとして、スクロール動作を終了させていたが、以下においては戻りすぎを防止するためにタッチ操作が終了する前に制御部101がスクロール動作を自動的に終了させる制御である。
ステップS44では、ステップS43のスクロール動作によりスクロール位置が、操作開始時のスクロール初期位置に到達したか否かを判断する。ここで、前述の図7の例ではタッチ操作開始時の図7(b)の画面がスクロール初期位置に相当する。このスクロール初期位置の情報(例えばボタン3の配置座標)は、制御部101がタッチ操作の開始を検出したタイミング(例えば図5のS12のYES)で、記憶部102に記憶させたものである。
初期位置に到達する前にユーザーが指をリリースさせることでタッチ操作が終了した場合(ステップS47:YES)にはこれまでの制御と同様に、このタッチ操作の終了タイミングでスクロール動作を終了させる(ステップS45)。一方、タッチ操作が終了する前に初期位置に到達した場合(S44:YES)には、制御部101が自動的にスクロール動作を終了させる(ステップS45)。
例えば図7の例では、ステップS43で左方向へのスクロール動作がなされている場合に、図7(b)の画面に対応する配置位置にスクロールされたボタン3が到達したタイミングでスクロール動作が自動的に停止されることになる。
図15は、第4の実施形態に係るタイムチャートであり、同図では第1の実施形態に係る図6ステップS133に続いて、図14の制御フローが実行された際の動作を示すものである。同図においては、時間t0からt2は、第1の実施形態に係る図8のタイムチャートと同一であり、時間t2以降は、速度―v1で逆方向へのスクロール動作を実行している。また時間t1での画面の位置が、スクロールの初期位置に相当する。
時間t3で、ユーザーが逆方向以外の方向に指をシフトさせるジェスチャー操作をしたことに対応して(ステップS42:YES)、速度+v1の正方向へのスクロール動作に切り替えている。このときはスクロールの初期位置に対する移動量は時間t1からt3までの移動量になる。
同図においては時間t4で、時間t3から時間t4での正方向の移動量が、それまでの時間t2からt3まで逆方向の移動量と同じになっている。つまり時間t4で、スクロール位置が初期位置に到達しているので(ステップS44:YES)、制御部101は、速度を+v1からゼロに変更してスクロール動作を終了している。
このように第4の実施形態においては、操作ミスや対象画像の配置位置の勘違い等により間違って再スクロール動作を実行した場合に、そのリカバリーを、再スクロールのスクロール方向以外へ指をシフトさせるジェスチャー操作により実行可能となり、間違いの是正を容易に行うこと可能となる。またそのリカバリーが更に過剰にスクロールされることを防ぐために初期位置に到達したタイミングで自動的に停止するようにしており、間違った操作が継続して行われることを防止することができる。
(第2、第3の変形例)
図16(a)、図16(b)はそれぞれ第2、第3の変形例を説明する制御フロー図である。御部101は、CPUがROMに記憶されたプログラムを実行することにより、図16の制御フローに示す処理を実現する。
第2の変形例においては、タッチ操作開始時のスクロール速度に応じて、前述の第1切替制御(図6)、第2切替制御(図10)、第3切替制御(図12)のいずれかを選択するものである。以下説明する。なお同図においては、図5等と共通する制御については同じ符号を付している。
ステップS11aでは、制御部101は、ユーザーのスクロール指示の内容に基づいて決定される初速で、スクロール動作を開始する。例えば、ユーザーによるフリック操作での移動距離や移動速度に応じて、初速のスクロール速度を決定する。
制御部101は、ステップS12で、タッチパネル30に対してユーザーの指のタッチが検出されることによりタッチ操作が開始されたと判断した場合には、続くステップS125でタッチ操作開始時のスクロール速度vxを取得し、このスクロール速度vxを、第1閾値速度vc1、第2閾値速度vc2(ただし、vc1>vc2)と比較することにより高速、中速、低速のいずれであるかを判断する。例えばvx>vc1であれば高速、vc1≧vx≧vc2であれば中速、vc2>vxであれば低速と判断する。
なお、タッチ操作開始時のスクロール速度は、初速の速度を維持するように制御するのであれば初速と同じであり、スクロール指示がなされてからの経過時間によってスクロール速度を漸減するように制御するのであれば、初速よりも遅い速度となる。
そしてステップS125で中速と判断した場合にはステップS13Aの第1切替制御(図6)を実行し、低速と判断したのであればステップS13Bの第2切替制御(図10)を実行し、高速と判断したのであればステップS13Cの第3切替制御(図12)を実行する。
以下は、図5と同様にステップS14、ステップS15を実行して終了する。
中速の場合には、タッチ操作開始時に対象画像がタッチ位置(目標停止位置)を通り過ぎる場合が多く、この場合は第1切替制御により逆方向にスクロールさせることで、容易に目標停止位置に対象画像を停止させることが可能となる。
また、低速の場合には、対象画像がタッチ位置に到達する前に、タッチ操作を開始する場合が多く、この場合は第2切替制御により、正方向のままでさらに低速の+v2に変更することで、容易に目標停止位置に対象画像を停止させることが可能となる。
また、高速の場合には、スクロール中の画像を目で追えない場合がありそのような場合には対象画像が、通り過ぎたか、まだ到達していないかの判断が難しい。このような場合に、タッチ操作の開始タイミングで一時的にスクロール動作を停止させ、ユーザーが所望のスクロール方向に向けて指をシフトさせることで、再スクロールさせることで、容易に目標停止位置に対象画像を停止させることが可能となる。
なお、上述の実施形態においては、ユーザーの指のリリースに関連づけてスクロールを停止させる処理を行っていたが、図16(b)に示す第3の変形例のように、更にこのリリースに関連づけて、リリースする際にタッチ位置(指の真下)にボタンがあれば、このボタンの選択を行う処理を併せて行ってもよい(図16(b)のステップS50)。例えば表示面にスクロール表示するボタンが画像形成装置100で実行可能な機能の設定ボタンであれば、指をリリースすることで、スクロールの停止をするとともに、この設定ボタンに対する機能が選択されるようにする。またボタンがファイルの内容を表すサムネイル画像や、データの種類やファイル名称を示す画像であれば、選択されたボタンに対応するファイルを表示するようにする。このようにすることで、ユーザーの指のリリースというワンアクションの動作に関連づけて、スクロールの停止処理とボタンの選択処理という2つの処理を同時に実行させることが可能となり、更なる操作性の改善を図ることができる。
(第4、第5の変形例)
図17、図18は、第4、第5の変形例に係るタイムチャートである。図17の変形例では第1、第3の実施形態と比較して、再スクロール動作のスクロール速度を、+v1の速度よりも遅い(絶対値が小さい)速度−v3に変更している。図18では、再スクロール動作を開始してからのタッチ操作の継続時間に応じて、再スクロール動作のスクロール速度を減少させている。なお、同図のおいては時間t5で、下限値速度-V4に到達したので以降は、時間teまでは一定の速度でスクロールさせている。このように再スクロール動作でのスクロール速度を、それまでのスクロール動作でのスクロール速度+v1よりも低速にすることで、容易に対象画像を目標位置に停止させることが可能となる。
以上、図面を参照し、本願発明に係る実施例について説明したが本願発明は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲内において、種々改変することができる。
例えば、第2の変形例に対して、第4の実施形態や、他の変形例を組み合わせて適用したりするなど、各実施形態や変形例を組み合わせて適用してもよい。
たとえば、上述した実施形態では、タブレット端末でもよい。また上述した実施形態に係る画像形成システムにおける各種処理を行う手段および方法は、専用のハードウエア回路、またはプログラムされたコンピューターのいずれによっても実現することが可能である。上記プログラムは、たとえば、フレキシブルディスクおよびCD−ROM等のコンピューター読み取り可能な記録媒体によって提供されてもよいし、インターネット等のネットワークを介してオンラインで提供されてもよい。この場合、コンピューター読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムは、通常、ハードディスク等の記憶部に転送され記憶される。また、上記プログラムは、単独のアプリケーションソフトとして提供されてもよいし、画像形成システムの一機能としてその装置のソフトウエアに組み込まれてもよい。
100 画像形成装置
101 制御部
102 記憶部
103 操作表示部
30 タッチパネル
31 ハードキー
3、3a〜3z、3A〜3Z ボタン

Claims (6)

  1. 表示面に画像を表示するとともに、ユーザーによる前記表示面へのタッチ操作を検出するタッチパネルと、
    ユーザーのスクロール指示により、前記表示面に表示した画像をスクロールさせるスクロール動作を実行するスクロール表示制御部と、
    前記スクロール動作中に、前記タッチパネルに対するタッチ操作の開始が検出された場合に前記スクロール動作を切り替える動作制御部と、
    前記タッチパネルへの前記動作制御部で前記スクロール動作の切り替えの判断に用いた前記タッチ操作の終了が検出された場合に、前記動作制御部により切り替えられたスクロール動作を停止させる停止制御部と、
    備え
    前記スクロール表示制御部は、前記スクロール指示の内容により決定されるスクロール速度でスクロールさせるスクロール動作を実行し、
    前記動作制御部は、
    (1)前記タッチ操作の開始が検出された場合に、前記スクロール動作を、前記タッチ操作開始時のスクロール方向と逆方向にスクロールさせた再スクロール動作に切り替える第1切替制御、
    (2)前記タッチ操作の開始が検出された場合に、前記スクロール動作のスクロール速度を、前記タッチ操作開始時の第1のスクロール速度とは異なる第2のスクロール速度に切り替える第2切替制御、
    (3)前記タッチ操作の開始が検出されたタイミングで、前記スクロール動作を一時停止させ、その後、タッチ位置がタッチ開始位置に対して前記タッチ操作開始時のスクロール方向と逆方向あるいは同方向に移動したか否かを判断し、
    前記同方向に移動したと判断した場合には該同方向にスクロールさせた再スクロール動作に、前記逆方向に移動したと判断した場合には該逆方向にスクロールさせた再スクロール動作に切り替える第3切替制御、
    を実行可能であり、前記タッチ操作開始時のスクロール速度に応じて前記第1〜第3切替制御のいずれかを実行する、表示装置。
  2. 前記動作制御部は、前記タッチ操作開始時のスクロール速度が、第1の閾値よりも速い高速スクロール、第1の閾値よりも小さい第2の閾値よりも遅い低速スクロール、または前記第2の閾値以上で第1の閾値以下である中速スクロールのいずれかであるかを判断し、
    前記中速スクロールであると判断した場合には、前記第1切替制御を実行し、
    前記低速スクロールであると判断した場合には、前記第2切替制御を実行し
    前記高速スクロールであると判断した場合には、前記第3切替制御を実行することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記表示面に表示する画像は、複数のボタンをスクロール方向に並べた画像であり、
    更に、前記タッチ操作の終了が検出された際に該タッチ操作のタッチ位置にある前記ボタンに対する機能を選択する選択制御部を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の表示装置。
  4. 表示面に画像を表示するとともに、ユーザーによる前記表示面へのタッチ操作を検出するタッチパネルを有する表示装置を制御するプログラムであって、
    ユーザーのスクロール指示により、前記表示面に表示した画像をスクロールさせるスクロール動作を実行する第1ステップと、
    前記スクロール動作中に、前記タッチパネルに対するタッチ操作の開始が検出された場合に前記スクロール動作を切り替える第2ステップと、
    前記タッチパネルへの前記第2ステップで前記スクロール動作の切り替えの判断に用いた前記タッチ操作の終了が検出された場合に、前記第2ステップで切り替えられたスクロール動作を停止させる第3ステップと、を含み、
    前記第1ステップでは、前記スクロール指示の内容により決定されるスクロール速度でスクロールさせるスクロール動作を実行し、
    前記第2ステップでは、前記タッチ操作開始時のスクロール速度に応じて
    (1)前記タッチ操作の開始が検出された場合に、前記スクロール動作を、前記タッチ操作開始時のスクロール方向と逆方向にスクロールさせた再スクロール動作に切り替える第1切替制御、
    (2)前記タッチ操作の開始が検出された場合に、前記スクロール動作のスクロール速度を、前記タッチ操作開始時の第1のスクロール速度とは異なる第2のスクロール速度に切り替える第2切替制御、
    (3)前記タッチ操作の開始が検出されたタイミングで、前記スクロール動作を一時停止させ、その後、タッチ位置がタッチ開始位置に対して前記タッチ操作開始時のスクロール方向と逆方向あるいは同方向に移動したか否かを判断し、
    前記同方向に移動したと判断した場合には該同方向にスクロールさせた再スクロール動作に、前記逆方向に移動したと判断した場合には該逆方向にスクロールさせた再スクロール動作に切り替える第3切替制御、
    のいずれかを実行する処理をコンピューターに実行させる制御プログラム。
  5. 表示面に画像を表示するとともに、ユーザーによる前記表示面へのタッチ操作を検出するタッチパネルを有する表示装置で実行されるスクロール表示方法であって、
    ユーザーのスクロール指示により、前記表示面に表示した画像をスクロールさせるスクロール動作を実行する第1ステップと、
    前記スクロール動作中に、前記タッチパネルに対するタッチ操作の開始が検出された場合に前記スクロール動作を切り替える第2ステップと、
    前記タッチパネルへの前記第2ステップで前記スクロール動作の切り替えの判断に用いた前記タッチ操作の終了が検出された場合に、前記第2ステップで切り替えられたスクロール動作を停止させる第3ステップと、を含み、
    前記第1ステップでは、前記スクロール指示の内容により決定されるスクロール速度でスクロールさせるスクロール動作を実行し、
    前記第2ステップでは、前記タッチ操作開始時のスクロール速度に応じて
    (1)前記タッチ操作の開始が検出された場合に、前記スクロール動作を、前記タッチ操作開始時のスクロール方向と逆方向にスクロールさせた再スクロール動作に切り替える第1切替制御、
    (2)前記タッチ操作の開始が検出された場合に、前記スクロール動作のスクロール速度を、前記タッチ操作開始時の第1のスクロール速度とは異なる第2のスクロール速度に切り替える第2切替制御、
    (3)前記タッチ操作の開始が検出されたタイミングで、前記スクロール動作を一時停止させ、その後、タッチ位置がタッチ開始位置に対して前記タッチ操作開始時のスクロール方向と逆方向あるいは同方向に移動したか否かを判断し、
    前記同方向に移動したと判断した場合には該同方向にスクロールさせた再スクロール動作に、前記逆方向に移動したと判断した場合には該逆方向にスクロールさせた再スクロール動作に切り替える第3切替制御、
    のいずれかを実行するスクロール表示方法。
  6. 請求項に記載の制御プログラムを記録したコンピューターで読み取り可能な記録媒体。
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