JP2018116605A - 表示制御装置及び表示制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】階層関係が設定された複数のオブジェクトの表示制御において、前面のオブジェクトに隠れている背面のオブジェクトの確認や操作を簡単に行うことができるようにする。【解決手段】表示手段に対しタッチ操作が行われた場合にタッチ位置及びタッチ圧力を検出する検出手段と、検出手段による検出結果に基づき表示手段によるオブジェクトの表示を制御する制御手段と、を備え、制御手段は、第1オブジェクトと、第1オブジェクトの背面にその一部又は全部が隠れるように第2オブジェクトとが表示されているときに、タッチ操作のタッチ圧力に応じて、第1オブジェクトが選択された通常選択状態、第1オブジェクトの背面にある部分の第2オブジェクトを視認可能な態様で表示する背面可視状態、又は、第1オブジェクト及び第2オブジェクトが選択された複数選択状態、とする表示制御装置。【選択図】図1

Description

本発明は、表示制御装置及び表示制御方法に関するものである。
コンピュータやスマートフォン等の表示装置に表示されるウィンドウやアイコン等のオブジェクトには、階層関係が定義されている。複数のオブジェクト同士で表示位置の一部又は全部が同じ場合、背面(下)にあるオブジェクトは、前面(上)にあるオブジェクトに隠されて見えないような態様で表示制御される。これによりあたかもデスクトップに書類を重ねるようなイメージで複数のオブジェクトが表示される。このような階層関係が定義された複数のオブジェクトの表示制御に関し、特許文献1には、前面のオブジェクトにユーザが任意の大きさの透過窓を設定し、透過窓を通して背面のオブジェクトを視認できるようにした技術が開示されている。
特開2015−11429号公報
特許文献1に記載の技術では、ユーザが透過窓を設定する操作を行う必要があり煩雑であった。また、透過窓を設定するまで背面のオブジェクトの大きさや位置を把握することができないため、最適な位置に透過窓を設定するために試行錯誤する必要があった。また背面のオブジェクトを選択したり移動させたりといった操作を行うためには、前面のオブジェクト移動させる必要があり、手間がかかっていた。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、階層関係が設定された複数のオブジェクトの表示制御において、前面のオブジェクトに隠れている背面のオブジェクトの確認や操作を簡単に行うことができるようにすることを目的とする。
本発明は、タッチ操作可能な表示手段における画像の表示を制御する表示制御装置であって、
前記表示手段に対しタッチ操作が行われた場合にタッチ位置及びタッチ圧力を検出する検出手段と、
前記検出手段による検出結果に基づき前記表示手段によるオブジェクトの表示を制御する制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、第1オブジェクトと、前記第1オブジェクトの背面にその一部又は全部が隠れるように第2オブジェクトとが表示された初期状態において、前記第1オブジェクトに対するタッチ操作が検出された場合、前記タッチ操作のタッチ圧力に応じて、
前記第1オブジェクトが選択された通常選択状態、
前記第1オブジェクトの背面にある部分の前記第2オブジェクトを視認可能な態様で表示する背面可視状態、又は、
前記第1オブジェクト及び前記第2オブジェクトが選択された複数選択状態、
とすることを特徴とする表示制御装置である。
本発明は、タッチ操作可能な表示手段における画像の表示を制御する表示制御方法であ
って、
前記表示手段に対しタッチ操作が行われた場合にタッチ位置及びタッチ圧力を検出する検出工程と、
前記検出工程による検出結果に基づき前記表示手段によるオブジェクトの表示を制御する制御工程と、
を有し、
前記制御工程では、第1オブジェクトと、前記第1オブジェクトの背面にその一部又は全部が隠れるように第2オブジェクトとが表示された初期状態において、前記第1オブジェクトに対するタッチ操作が検出された場合、前記タッチ操作のタッチ圧力に応じて、
前記第1オブジェクトが選択された通常選択状態、
前記第1オブジェクトの背面にある部分の前記第2オブジェクトを視認可能な態様で表示する背面可視状態、又は、
前記第1オブジェクト及び前記第2オブジェクトが選択された複数選択状態、
とすることを特徴とする表示制御方法である。
本発明によれば、階層関係が設定された複数のオブジェクトの表示制御において、前面のオブジェクトに隠れている背面のオブジェクトの確認や操作を簡単に行うことができるようになる。
表示装置の構成を示す概略構成図 複数のオブジェクトの表示の初期状態及び階層関係の例を示す図 前面オブジェクトAをタッチオンする様子を示す図 背面オブジェクトBを視認可能な表示例を示す図 背面オブジェクトBを選択するためのマルチタッチオンする様子を示す図 背面オブジェクトBを選択した状態の表示例を示す図 背面オブジェクトBをマルチタッチムーブで移動する様子を示す図 前面オブジェクトAを選択した状態の表示例を示す図 前面オブジェクトAをタッチムーブで移動する様子を示す図 タッチ圧力に応じたオブジェクトの表示制御を示すフローチャート 表示装置のシングルタッチによるオブジェクト選択制御の例を示す図 表示装置のシングルタッチによるオブジェクト選択制御の例を示す図
以下、図面を参照して、本発明の実施例を説明する。
図1は、実施例における表示装置100の構成を示すブロック図である。
表示装置100は、CPU101、メモリ102、不揮発メモリ103、画像処理部104、ディスプレイ105、記録媒体I/F106、外部I/F108、通信I/F109、タッチセンサ111、操作部112、圧力センサ113、制御部50を有する。これら各機能部は内部バス150によって相互にデータをやり取りできるように接続されている。
CPU(Central Processing Unit)101は、不揮発メモリ103からプログラムを読み込み、実行することで、後述する各機能部の動作を実現する。以下の説明では、各機能部を動作主体として説明するが、実際にはCPU101がプログラムを実行することでそれらの機能が実現される。
制御部50は、表示装置100の全体の動作を制御するとともに、後述する各種処理を
制御する。
メモリ102は、データを一時的に記憶する記憶装置である。メモリ102は、例えば揮発性のRAM(Random Access Memory)で構成される。メモリ102は、CPU101が実行するプログラムを展開する作業エリアや、CPU101と各機能部との間でやり取りするデータの一時的な記憶エリアとして用いられる。
不揮発メモリ103は、データを恒常的に記憶する記憶装置である。不揮発メモリ103は、例えばHDD(Hard Disk Drive)やROM(Read−Only
Memory)等で構成される。不揮発メモリ103は、画像データ、音声データ、その他のデータ、CPU101が実行するための各種プログラム等を記憶する。
画像処理部104は、画像データに対し各種の画像処理を行う機能部である。画像処理部104は、不揮発メモリ103や記録媒体107から取得した画像データ、外部I/F108を介して取得した画像データ、通信I/F109を介して取得した画像データ等に対し、画像処理を行う。画像処理部104が行う画像処理には、A/D変換処理、D/A変換処理、画像データの符号化処理、圧縮処理、デコード処理、拡大/縮小処理(リサイズ)、ノイズ低減処理、色変換処理等がある。画像処理部104は、画像処理を行う専用のハードウェアによって構成される。また、CPU101が画像処理プログラムを実行することで画像処理部104の機能を実現する構成として良い。
ディスプレイ105は、画像データに基づく画像を表示する装置である。画像データやGUI(Graphical User Interface)を構成する部品データに基づく画像を表示する。ディスプレイ105は、不揮発メモリ103や記録媒体107から取得した画像データ、外部I/F108を介して取得した画像データ、通信I/F109を介して取得した画像データ、画像処理部104が画像処理した画像データ等に基づく表示を行う。
記録媒体I/F106は、外部の記録媒体107との間でデータの入出力を行うインターフェースである。記録媒体I/F106は、記録媒体107を着脱可能な機構を有し、装着された記録媒体107からのデータの読み出し及びデータの書き込みを行う。
記録媒体107は、記録媒体I/F106に着脱されるメモリーカード、CD、DVD等である。
外部I/F108は、外部機器との間でデータの入出力を行う無線又は有線のインターフェースである。
通信I/F109は、外部ネットワーク110との間でデータの入出力を行う無線又は有線のインターフェースである。
タッチセンサ111は、ユーザによってタッチ操作が行われた場合にタッチ位置を検出する。タッチセンサ111は透明部材で構成され、ディスプレイ105の表示面に貼り付けられ、タッチパネルを構成する。タッチパネルには、抵抗膜方式、静電容量方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、画像認識方式、光センサ方式等、様々な方式があるが、いずれでもよい。なお、タッチセンサ111は指やペン等の接触を検出するが、指やペン等の接近を検出するセンサを用いてもよい。
操作部112は、表示装置100に対し指示を入力するためのユーザ操作を受け付ける。操作部112は、タッチセンサ111と圧力センサ113による検出結果を取得する。
操作部112は、タッチセンサ111からユーザのタッチ操作によるタッチ位置を取得し、ユーザがどのようなタッチ操作を行ったか判定し、制御部50へ出力する。操作部112は、タッチセンサ111におけるタッチ位置とディスプレイ105の表示領域における座標との対応関係に基づき、タッチ位置を表示領域の座標に変換し、制御部50へ出力する。
操作部112は、圧力センサ113からユーザのタッチ操作によるタッチ圧力を取得し、制御部50へ出力する。制御部50は、操作部112から受け取ったタッチ位置及びタッチ圧力に基づき、ディスプレイ105に表示するGUIを制御する。これにより、ディスプレイ105に表示された画像に直接触れながら表示装置100を制御しているかのような操作感が実現される。
操作部112は、タッチセンサ111や圧力センサ113の他、ユーザからの指示入力のための操作を受け付ける種々の入力装置から操作情報を取得するよう構成してもよい。入力装置としては、例えばキーボード等の文字入力装置、マウス等のポインティングデバイス、ボタン、ダイヤル、ジョイスティック等がある。
圧力センサ113は、ユーザによってタッチ操作が行われた場合にタッチ圧力を検出する。圧力センサ113は、タッチ圧力として、ディスプレイ105の表示面に対する指やペン等による押圧力の強度を連続的に検出する。圧力センサ113は、ディスプレイ105の表示面において、指やペン等の押圧によって歪む部分に設置された歪みゲージセンサである。操作部112は、歪みゲージセンサからの出力値を取得して、ディスプレイ105の表示面に対する押圧力を検出する。なお、圧力センサ113の構成はこれに限らない。例えば、圧力センサ113は、ディスプレイ105の表示面と平行に備えられた静電容量センサにより構成することもできる。静電容量センサは、ディスプレイ105の表示面に対する指やペンの押圧によって表示面が歪んだ場合の表示面と指やペンとの間の静電容量値を検出する。操作部112は、静電容量値から表示面と指やペンとの間の距離を算出し、この距離に基づいて表示面に対する押圧力を算出する。操作部112は、距離を押圧力に換算せず、距離そのものを押圧力に対応する検出値として用いる構成としてもよい。圧力センサ113は、ディスプレイ105の表示面に対する指やペンによる押圧力を検出できるセンサであれば、他の方式のものでもよい。また、圧力センサ113は、タッチパネルと一体に構成されるものであってもよい。
操作部112は、タッチセンサ111及び圧力センサ113の検出結果に基づき、以下のようなタッチ操作を検出することができる。なお、以下に例示するタッチ操作は一例であって、他の種類のタッチ操作を検出できるように構成してもよいし、以下の一部を検出できるように構成してもよい。
(1)タッチダウン:タッチパネルをタッチしていなかった指やペン等のタッチ手段でタッチパネルにタッチする操作であり、タッチ操作の開始を意味する。タッチダウンが検出されるときには、同時にタッチオンも検出される。タッチダウンの後、タッチアップが検出されない限りは、通常はタッチオンが検出され続ける。
(2)タッチオン:タッチパネルを指やペンでタッチしている状態を維持する操作。
(3)タッチムーブ:タッチパネルをタッチオンしたまま指やペンを移動させる操作。操作部112は、タッチ位置の変化に基づき、タッチムーブの移動方向の垂直成分及び水平成分を判定する。タッチムーブが検出されるときには、同時にタッチオンも検出される。タッチオンが検出されていても、タッチ位置が移動していなければタッチムーブは検出されない。
(4)タッチアップ:タッチパネルをタッチしていた指やペンをタッチパネルから離す操作であり、タッチ操作の終了を意味する。
(5)タッチオフ:タッチパネルに対し指やペンがタッチしていない状態であり、タッ
チパネルはタッチ操作を待機する状態である。
(6)タップ:タッチパネルに対し、タッチオンとタッチオフを連続して行う操作。
(7)ダブルタップ:タップを2回連続で行う操作。
(8)マルチタッチ:タッチパネルの第1の位置を指やペンがタッチオンしている状態で、さらに第2の位置に指やペンでタッチする操作。
(9)マルチタッチダウン、マルチタッチオン、マルチタッチムーブ:タッチダウン、タッチオン、タッチムーブをマルチタッチで行う操作。
(10)マルチタッチオフ:マルチタッチしていた指やペンを全てタッチアップする操作。
(11)フリック:タッチパネルに対し所定速度以上で素早くストロークを描く操作。ストロークとは、タッチダウンから所定距離のタッチムーブを経てタッチアップする操作。フリックは、タッチパネルにおいて指やペンをタッチしたままある程度の距離だけ素早く動かして、そのまま離す操作であり、タッチパネルを指やペンではじくように素早くなぞる操作である。
(12)ドラッグ:タッチパネルに対し所定速度未満でストロークを描く操作。
(13)ピンチ:ピンチイン及びピンチアウトの総称。ピンチインは、複数箇所(例えば2点)を同時にタッチして、互いのタッチ位置を近づけるタッチ操作。ピンチアウトは、複数箇所(例えば2点)を同時にタッチして、互いのタッチ位置を遠ざけるタッチ操作。
(14)タッチプッシュ:タッチパネルに対し指やペンで押圧する操作。
次に実施例の表示装置においてタッチ操作が行われる場合のオブジェクトの表示制御について、図2〜図10を参照して説明する。
図2は、ディスプレイ105に表示される階層関係が設定された複数のオブジェクトの一例を示す図である。図2(A)は、ディスプレイ105における実際の表示の態様を示し、図2(B)は、オブジェクトの階層関係を示す図である。図2(B)に示すように、この例では、2つのオブジェクトA(第1オブジェクト),オブジェクトB(第2オブジェクト)には、オブジェクトAの背面(下)にオブジェクトBが位置しているという階層関係が設定されている。この例では、ディスプレイ105の表示領域におけるオブジェクトBの存在する領域は、オブジェクトAの存在する領域に全て包含される。従って、図2(A)に示すように、ディスプレイ105における表示の態様では、オブジェクトBの全部がオブジェクトAによって隠れるように表示される。この表示の態様をオブジェクトA,Bの表示の態様の初期状態とする。なお、オブジェクトBの存在する領域の一部のみオブジェクトAの存在する領域に含まれる場合、ディスプレイ105における表示の態様では、オブジェクトBの一部がオブジェクトAによって隠れるように表示される。なお、図2の例では、オブジェクトAは透明度ゼロ(不透明)のオブジェクトであるとする。
図3は、図2(A)の初期状態の表示において、ユーザが、オブジェクトAに対しタッチオンの操作をしている様子を示す図である。
図4は、図3のタッチオンの操作において、ユーザがオブジェクトAを第1閾値以上のタッチ圧力でタッチオンした場合(以下、強タッチという)の表示例を示す図である。図4に示すように、オブジェクトAに対し強タッチされた場合、オブジェクトAの背面にある部分のオブジェクトBを視認可能な態様で表示する背面可視状態とする。図4の例では、オブジェクトAの透明度を高くする(半透明にする)ことにより、背面可視状態とする。背面透過状態では、オブジェクトBの前面(上)にあるオブジェクトAが透過表示されるため、ユーザは、初期状態では隠れて見えなかったオブジェクトBの位置や大きさを視認することができる。
図5は、図4の背面可視状態の表示において、ユーザが、オブジェクトAに対し強タッチしている状態で、強タッチ操作とは異なる指又はタッチ手段によりオブジェクトBをタッチオンするタッチ操作(マルチタッチオン)が行われた場合を示す図である。この場合、オブジェクトBを選択された状態とする表示制御が行われる。
図6は、図5のマルチタッチオンの操作が行われた場合の表示制御例を示す図である。
図6(A)は、マルチタッチオンの操作でオブジェクトBが選択された場合に、オブジェクトBをオブジェクトAの前面に表示した状態でオブジェクトBを強調表示することにより、オブジェクトBが選択された状態とする表示制御を示す。すなわち、図6(A)では、オブジェクトA,Bの階層関係(上下関係)を一時的に入れ替えた表示を行う。
図6(B)は、マルチタッチオンの操作でオブジェクトBが選択された場合に、オブジェクトAの透明度を高めた状態でオブジェクトBを強調表示することにより、オブジェクトBが選択された状態とする表示制御を示す。
このように、図4の表示により、ユーザは、背面にあるオブジェクトの位置や大きさを簡単に把握できる。さらに図5のマルチタッチ操作に応じて図6に示す表示制御を行うことで、ユーザは、背面にあるオブジェクトBを、前面にあるオブジェクトAを移動させる等の手順を経ずに、少ない手間で選択することができる。
図7は、オブジェクトBに対するマルチタッチムーブ操作によりオブジェクトBを移動する例を示す図である。図7に示すような、前面オブジェクトAで隠された背面オブジェクトBを移動させる操作も、図6に示す表示制御を行うことにより、簡単に行うことが可能となる。
図8は、図3のタッチオン操作において、ユーザがオブジェクトAを第1閾値より小さいタッチ圧力でタッチオンした場合(以下、弱タッチという)の表示例を示す図である。図8に示すように、オブジェクトAに対し弱タッチされた場合、オブジェクトAが選択された状態(通常選択状態)とする。これは、ユーザがタッチしたオブジェクトが選択される通常の表示制御である。図8の例では、オブジェクトAに一点鎖線の枠を重畳表示してオブジェクトAを強調することで、オブジェクトAの通常選択状態としている。なお、オブジェクトAが選択されていることを示す表示態様は図8の例に限らない。
図9は、オブジェクトAに対するタッチムーブ操作によりオブジェクトAを移動する例を示す図である。図9に示すように、オブジェクトAを移動させることで、背面のオブジェクトBが視認可能になる。従来技術では、この状態にしなければオブジェクトBを選択したり移動させたりする編集操作は行えなかった。しかし実施例によれば、図7で説明したように、前面オブジェクトAを移動させなくても、背面オブジェクトの視認、選択、移動が可能である。
図10は、実施例での表示装置について示したフローチャートである。このフローチャートは、制御部50が、操作部112から取得するタッチセンサ111及び圧力センサ113の検出結果に基づいて行う表示制御の手順を示す。
S101において、制御部50は、画像処理部104により階層関係にあるオブジェクトA,Bを含む画像データ(図2)を生成し、ディスプレイ105に表示するよう制御する。このときディスプレイ105には図2(A)に示すような表示が行われ、オブジェクトBの全部がオブジェクトAの背面に隠れて見えない表示態様となる。この表示状態は、ユーザによるタッチパネルへのタッチ操作を待機する初期状態である。
S102において、制御部50は、タッチパネルに対しオブジェクトAをタッチオンす
るタッチ操作(以下、第1タッチ操作という)が行われたか判定する。オブジェクトAに対する第1タッチ操作が行われた場合はS103へ遷移し、それ以外の場合はS102へ遷移する。
S103において、制御部50は、オブジェクトAに対する第1タッチ操作が強タッチであったか判定する。制御部50は、圧力センサ113により検出された、オブジェクトAに対する第1タッチ操作のタッチ圧力の情報を取得し、第1閾値と比較することでこの判定を行う。第1タッチ操作のタッチ圧力が第1閾値以上であれば第1タッチ操作が強タッチであったと判定しS104へ遷移し、第1閾値より小さければ強タッチではなかったと判定しS120へ遷移する。
S104において、制御部50は、画像処理部104により、オブジェクトAを半透明で描画し、ディスプレイ105に表示するように制御する(図4)。オブジェクトAを半透明で表示することにより、オブジェクトAの背面に配置されているオブジェクトBが視認可能な態様(背面可視状態)で表示される。なお、背面可視状態を実現する表示態様としては、前面オブジェクトAの半透明に限らない。例えば、オブジェクトAの透明度は、オブジェクトBが視認可能な態様で表示されればどのような透明度(透過率)でもよい。ユーザが背面可視状態における前面オブジェクトAの透明度を任意に指定できる構成としてもよい。また、前面オブジェクトAに対する強タッチ操作のタッチ圧力に応じて、背面可視状態における前面オブジェクトAの透明度を可変とする構成でもよい。
S105において、制御部50は、タッチパネルに対しマルチタッチオン操作(以下、第2タッチ操作という)が行われたか判定する。第2タッチ操作が行われた場合はS106へ遷移し、それ以外の場合はS116へ遷移する。
S106において、制御部50は、S105で第2タッチ操作された位置がオブジェクトBであったかを判定する。第2タッチ操作された位置がオブジェクトBであった場合(図5)はS107へ遷移し、それ以外の場合はS115へ遷移する。
S107において、制御部50は、画像処理部104により、オブジェクトBが選択された状態を描画し、ディスプレイ105に表示するよう制御する(図6)。オブジェクトBが選択された状態の表示態様は、図6(A)のように第2タッチ操作をされたオブジェクトBをオブジェクトAよりも一時的に前面(上)に表示し、かつオブジェクトBを強調表示する方法を採る。なお、図6(B)のようにオブジェクトA,Bの階層関係は変更せず、前面のオブジェクトAの透明度を高くするとともにオブジェクトBを強調表示する方法でもよい。オブジェクトBの強調表示の態様は、図6(A)や図6(B)で示すようにオブジェクトBに太枠を重畳する方法の他、枠の色を変更する方法、点滅等の時間変化する表示態様等が考えられる。また、マルチタッチオン操作が行われている状態で、オブジェクトBに対して所定のタッチ操作を行うことで、オブジェクトA,Bの階層関係を一時的又は固定的に変更する指示を入力できるように構成してもよい。所定のタッチ操作としては、ダブルタップ操作や第3の指やペンによるタッチ操作等が考えられる。
S108において、制御部50は、タッチパネルに対しマルチタッチムーブ操作が行われたか判定する。マルチタッチムーブ操作が行われた場合はS109へ遷移し、それ以外の場合はS110へ遷移する。なお、上記のようにここではオブジェクトA,Bの階層関係を一時的に変更するタイミングがS107においてオブジェクトBを選択するマルチタッチ操作が行われた時点とする例を説明したが、S108においてマルチタッチムーブ操作が行われた時点としてもよい。また、S104の時点で、すなわち背面可視状態の表示態様としてオブジェクトA,Bの階層関係の変更を行ってもよい。
S109において、制御部50は、画像処理部104により、マルチタッチムーブ操作に応じてオブジェクトBの位置を移動するよう描画し、ディスプレイ105に表示するよう制御する(図7)。
S110において、制御部50は、第1タッチ操作(オブジェクトAを強タッチ)、第2タッチ操作(オブジェクトBを選択するマルチタッチ)がそれぞれタッチアップ、マルチタッチアップされたか判定する。第1タッチ操作及び第2タッチ操作の両方がタッチアップされた場合はS111へ遷移し、それ以外の場合はS113へ遷移する。
S111において、制御部50は、画像処理部104により、オブジェクトBの表示態様を初期状態に戻し、ディスプレイ105に表示するよう制御する。制御部50は、オブジェクトBの選択状態を解除するとともに、S107で一時的に変更したオブジェクトA,Bの階層関係を元に戻し、オブジェクトBがオブジェクトAの背面になるようにする。
S112において、制御部50は、画像処理部104により、オブジェクトAの表示態様を初期状態に戻し、ディスプレイ105に表示するよう制御する。制御部50は、オブジェクトAの透明度を元の透明度(ここでは不透明)に戻し、背面可視状態を解除する。S111及びS112により、ディスプレイ105の表示は初期状態(タッチ待機状態)に戻る(図3)。
S113において、制御部50は、第2タッチ操作(オブジェクトBを選択するマルチタッチ)がタッチアップされたか判定し、タッチアップされていればS114へ遷移し、されていなければS108へ遷移する。
S114において、制御部50は、画像処理部104により、オブジェクトBの表示態様を初期状態に戻し、ディスプレイ105に表示するよう制御する。制御部50は、オブジェクトBの選択状態を解除するとともに、S107で一時的に変更したオブジェクトA,Bの階層関係を元に戻し、オブジェクトBがオブジェクトAの背面になるようにする。このとき、オブジェクトAに対する強タッチは継続しているので、背面可視状態(オブジェクトAを半透明表示する態様)は継続される。
S115において、制御部50は、第2タッチ操作(オブジェクトB以外をタッチするマルチタッチ)がタッチアップされたか判定し、タッチアップされていればS105へ遷移し、されていなければS115へ遷移する。これにより、オブジェクトAを強タッチした状態で、オブジェクトB以外にマルチタッチした場合には、背面可視状態を維持したまま、オブジェクトBに対するマルチタッチを待機するよう制御される。
S116において、制御部50は、第1タッチ操作(オブジェクトAを強タッチ)がタッチアップされたか判定し、タッチアップされていればS117へ遷移し、されていなければS118へ遷移する。
S117において、制御部50は、画像処理部104により、オブジェクトAの表示態様を初期状態に戻し、ディスプレイ105に表示するよう制御する。制御部50は、オブジェクトAの透明度を元の透明度(ここでは不透明)に戻し、背面可視状態を解除する。S117により、ディスプレイ105の表示は初期状態(タッチ待機状態)に戻る(図3)。
S118において、制御部50は、オブジェクトAに対する強タッチのタッチ圧力が低下しているか判定する。制御部50は、圧力センサ113により連続的に出力されている、オブジェクトAに対する第1タッチ操作のタッチ圧力の情報を取得し、第2閾値と比較
することでこの判定を行う。制御部50は、第1タッチ操作のタッチ圧力が第2閾値以上であれば第1タッチ操作のタッチ圧力は低下していないと判定しS105へ遷移する。一方、制御部50は、第1タッチ操作のタッチ圧力が第2閾値より小さければ第1タッチ操作のタッチ圧力が低下したと判定しS119へ遷移する。これにより、オブジェクトAに対する強タッチ操作により背面可視状態となった後、強タッチ操作のタッチ圧力が第2閾値より小さくならない限り、背面可視状態が維持される。第1閾値と第2閾値は等しい値としてもよいし、第2閾値が第1閾値より小さい値としてもよい。第2閾値を第1閾値より小さい値とした場合、一旦強タッチにより背面可視状態となった後は、多少強タッチのタッチ圧が低下しても背面可視状態が維持されるようになるため、背面可視状態を維持するためのユーザのタッチ操作の負担が軽減される。これにより、背面可視状態で背面のオブジェクトBを確認する作業性が向上する。
S119において、制御部50は、画像処理部104により、オブジェクトAの表示態様を初期状態に戻し、ディスプレイ105に表示するよう制御する。制御部50は、オブジェクトAの透明度を元の透明度(ここでは不透明)に戻し、背面可視状態を解除する。S119により、ディスプレイ105の表示は初期状態(タッチ待機状態)に戻る(図3)。
S120において、制御部50は、画像処理部104により、オブジェクトAが選択された状態を描画し、ディスプレイ105に表示するよう制御する(図8)。S119,S120により、一旦強タッチにより背面可視状態となった後、強タッチ操作がタッチアップはしないもののタッチ圧力が大きく低下した場合には、背面可視状態を解除するとともに、前面オブジェクトAが選択された状態となる。これにより、背面オブジェクトBの位置や大きさの確認だけした後、前面オブジェクトAに対する移動等の編集作業を行いたい場合のタッチ操作を簡潔にできる。
S121において、制御部50は、タッチパネルに対しタッチムーブ操作が行われたか判定し、タッチムーブ操作が行われた場合はS122へ遷移し、それ以外の場合はS123へ遷移する。
S122において、制御部50は、画像処理部104により、タッチムーブ操作に応じてオブジェクトAの位置を移動するよう描画し、ディスプレイ105に表示するよう制御する(図9)。
S123において、制御部50は、第1タッチ操作(オブジェクトAを弱タッチ)がタッチアップされたか判定し、タッチアップされていればS124へ遷移し、されていなければS121へ遷移する。
S124において、制御部50は、画像処理部104により、オブジェクトAの表示態様を初期状態に戻し、ディスプレイ105に表示するよう制御する。制御部50は、オブジェクトAの選択状態を解除する。オブジェクトAの選択状態は、オブジェクトBの選択状態と同様、枠線等の強調画像を重畳することにより表示される。
以上説明した実施例の表示装置によれば、制御部50は、圧力センサ113による検出結果に基づき、オブジェクトAに対するタッチ操作のタッチ圧力に応じて、通常選択状態又は背面可視状態となるようにオブジェクトA,Bの表示態様を制御する。実施例の表示装置によれば、階層関係(上下関係)が規定された複数のオブジェクトの表示において、前面にあるオブジェクトの背面に別のオブジェクトが隠れている場合も、前面オブジェクトを移動させずに背面オブジェクトの位置や大きさを視認することができる。また、背面オブジェクトの移動やその他操作を容易に行うことが可能となり、操作性が向上する。
(変形例)
上記の実施例では、背面可視状態において背面オブジェクトBを選択するためのタッチ操作としてマルチタッチを行う例を示したが、背面オブジェクトBを選択するためのタッチ操作はこれに限らない。例えば、前面オブジェクトAに対する強タッチ操作により背面可視状態となった後、強タッチ操作を行った指又はペン等を画面から離す(タッチアップ)ことにより、オブジェクト選択のための特別な動作モード(編集モードという)に移行するようにしてもよい。その場合の表示制御の一例を図11に示す。図11(A)に示すように、オブジェクトAに対し第1閾値以上のタッチ圧力で強タッチする第1タッチ操作が行われると、オブジェクトAの透明度を高めることでオブジェクトBを視認可能に表示する背面可視状態となる。この背面可視状態において第1タッチ操作(オブジェクトAに対する強タッチ)を行った指又はペンを画面から離すと、図11(B)に示すように、背面可視状態の表示態様が維持される。さらに、編集対象のオブジェクトを選択するタッチ操作を受け付ける待機状態となる(編集モード)。編集モードにおいてオブジェクトBに対しシングルタッチ操作でタッチオンすることで、図11(C)に示すようにオブジェクトBが選択される。図11(C)の例では、選択されたオブジェクトBは一時的にオブジェクトAと一時的に階層関係が入れ替えられ、オブジェクトAより前面に表示されている。選択状態のオブジェクトBの表示態様がこれに限られないのは上述の実施例と同様である。また、編集モードにおいてオブジェクトAでもBでもない位置をシングルタッチ操作でタッチオンすることで、図11(D)に示すように編集モードを解除し初期状態の表示に戻る。このように、強タッチにより編集モードに移行するように制御することで、シングルタッチ操作でオブジェクト選択及び編集の主要な操作を行うことができ、操作が容易になる。
上記の実施例では、オブジェクトAに対するタッチ圧力が第1閾値以上であった場合に、オブジェクトBを可視状態とする例を示した。しかしながら、オブジェクトAに対し第1閾値以上のタッチ圧力でタッチ操作が行われた場合に、タッチされたオブジェクトA及びその近傍にあるオブジェクト(ここではオブジェクトB)が選択された複数選択状態としてもよい。このような表示制御を行う場合の表示例を図12に示す。図12(A)において前面のオブジェクトAに対し第1閾値以上のタッチ圧力 によるタッチ操作が行われ
た場合、図12(B)に示すように、オブジェクトA及びオブジェクトBが選択された複数選択状態となる。さらに、図12(B)の例では、複数選択状態において、オブジェクトAの背面にある部分のオブジェクトBを視認可能に表示する背面可視状態とする表示制御を行っている。このような表示制御を行うことで、強いタッチ圧力のシングルタッチ操作で複数のオブジェクトを選択することができ、簡単な操作で階層関係にある複数のオブジェクトを選択することができる。また、前面オブジェクトの背面に隠れているオブジェクトを簡単な操作で視認して確認することができる。これにより、図12(C)に示すように、階層関係にある複数のオブジェクトに対する移動等の編集作業を簡単に行うことが可能になる。
図12では、複数選択状態において背面のオブジェクトBを背面可視状態とする場合に前面のオブジェクトAの透明度を高くする表示制御を例示したが、背面可視状態の表示態様はこれに限らない。例えば一時的にオブジェクトA,Bの階層関係を入れ替え、オブジェクトBをオブジェクトAより前面に表示してもよい。複数選択状態で選択対象とするオブジェクトは、オブジェクトAの背面に一部又は全部があるオブジェクトのうち、強いタッチ圧力のタッチ操作によるタッチ位置に最も近いオブジェクトとしてもよい。
上記の実施例では、ディスプレイを有する装置に本発明を適用した例を説明したが、本発明はディスプレイを有しない装置に適用することもできる。例えば、図1においてディスプレイ105及びタッチセンサ111以外の機能部と、外部ディスプレイに画像データ
を出力する出力部と、を備える画像出力装置に本発明を適用することもできる。その場合、操作部112は、外部ディスプレイに備わるタッチパネルからタッチ操作情報を取得し、取得したタッチ操作情報に基づき、制御部50が上述の実施例で説明した各種処理を行うよう構成すればよい。
上述した実施例においては、本発明を表示装置に適用した例を説明したが、本発明が適用可能な装置は表示装置に限らない。本発明は、表示装置100は、例えばディスプレイを備えたパーソナルコンピュータ(以下、PC)、スマートフォン、タブレット、ゲーム機、デジタルカメラ等の撮像画像プレビュー用のディスプレイを備えた撮像装置等に適用できる。また、PDA、携帯電話、端末型画像ビューア、ディスプレイを備えたプリンタ装置、デジタルフォトフレーム、音楽プレーヤ、電子ブックリーダ等、タッチ操作可能な表示手段を有する装置、タッチ操作可能な表示手段に画像データを出力する装置等に適用できる。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
50:制御部、100:表示装置、101:CPU、105:ディスプレイ、111:タッチセンサ、113:圧力センサ

Claims (18)

  1. タッチ操作可能な表示手段における画像の表示を制御する表示制御装置であって、
    前記表示手段に対しタッチ操作が行われた場合にタッチ位置及びタッチ圧力を検出する検出手段と、
    前記検出手段による検出結果に基づき前記表示手段によるオブジェクトの表示を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、第1オブジェクトと、前記第1オブジェクトの背面にその一部又は全部が隠れるように第2オブジェクトとが表示された初期状態において、前記第1オブジェクトに対するタッチ操作が検出された場合、前記タッチ操作のタッチ圧力に応じて、
    前記第1オブジェクトが選択された通常選択状態、
    前記第1オブジェクトの背面にある部分の前記第2オブジェクトを視認可能な態様で表示する背面可視状態、又は、
    前記第1オブジェクト及び前記第2オブジェクトが選択された複数選択状態、
    とすることを特徴とする表示制御装置。
  2. 前記制御手段は、前記第1オブジェクトに対する前記タッチ圧力が、
    第1閾値より小さい場合に、前記通常選択状態とし、
    前記第1閾値以上である場合に、前記背面可視状態又は前記複数選択状態とする請求項1に記載の表示制御装置。
  3. 前記制御手段は、前記複数選択状態において、さらに前記第1オブジェクトの背面にある部分の前記第2オブジェクトを背面可視状態とする請求項1又は2に記載の表示制御装置。
  4. 前記制御手段は、前記第1オブジェクトの透明度を高くすることにより、前記背面可視状態で表示する請求項1〜3のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  5. 前記制御手段は、前記背面可視状態又は前記複数選択状態とした後、前記タッチ操作のタッチ圧力が第2閾値より小さくならない限り、前記背面可視状態を維持し、又は前記複数選択状態を維持する請求項1〜4のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  6. 前記制御手段は、前記背面可視状態又は前記複数選択状態とした後、前記タッチ操作のタッチ圧力が第2閾値より小さくなった場合、前記背面可視状態を解除し、又は前記複数選択状態を解除する請求項1〜5のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  7. 前記制御手段は、前記背面可視状態又は前記複数選択を解除するとともに、さらに前記第1オブジェクトが選択された状態とする請求項5又は6に記載の表示制御装置。
  8. 前記制御手段は、前記背面可視状態又は前記複数選択状態とした後、前記タッチ操作を行ったユーザの指又はタッチ手段が前記表示手段の画面から離れたことが検出された場合、前記初期状態の表示に戻る請求項1〜7のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  9. 前記制御手段は、前記背面可視状態とした後、前記タッチ操作を行ったユーザの指又はタッチ手段が前記表示手段の画面から離れたことが検出された場合、前記背面可視状態を維持するとともに、編集対象のオブジェクトを選択するタッチ操作を受け付ける待機状態とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  10. 前記制御手段は、前記待機状態において前記第2オブジェクトに対するタッチ操作が検
    出された場合、前記第2オブジェクトが選択された状態とする請求項9に記載の表示制御装置。
  11. 前記制御手段は、前記待機状態において前記第1オブジェクト及び前記第2オブジェクトではない位置に対するタッチ操作が検出された場合、前記待機状態を解除する請求項9又は10に記載の表示制御装置。
  12. 前記制御手段は、前記背面可視状態とした後、前記第1オブジェクトに対する前記タッチ操作が行われた状態で当該タッチ操作とは異なる指又はタッチ手段により前記第2オブジェクトに対するタッチ操作が行われるマルチタッチ操作が検出された場合、前記第2オブジェクトが選択された状態とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  13. 前記制御手段は、前記第1オブジェクトの透明度を高めた状態で前記第2オブジェクトを強調表示することにより、前記第2オブジェクトが選択された状態とする請求項10又は12に記載の表示制御装置。
  14. 前記制御手段は、前記第2オブジェクトを前記第1オブジェクトの前面に表示した状態で前記第2オブジェクトを強調表示することにより、前記第2オブジェクトが選択された状態とする請求項10又は12に記載の表示制御装置。
  15. 前記制御手段は、前記第2オブジェクトの選択を解除するタッチ操作が検出された場合、前記第2オブジェクトの強調表示を解除する請求項13に記載の表示制御装置。
  16. 前記制御手段は、前記第2オブジェクトの選択を解除するタッチ操作が検出された場合、前記第2オブジェクトを前記第1オブジェクトの背面に戻す請求項14に記載の表示制御装置。
  17. タッチ操作可能な表示手段における画像の表示を制御する表示制御方法であって、
    前記表示手段に対しタッチ操作が行われた場合にタッチ位置及びタッチ圧力を検出する検出工程と、
    前記検出工程による検出結果に基づき前記表示手段によるオブジェクトの表示を制御する制御工程と、
    を有し、
    前記制御工程では、第1オブジェクトと、前記第1オブジェクトの背面にその一部又は全部が隠れるように第2オブジェクトとが表示された初期状態において、前記第1オブジェクトに対するタッチ操作が検出された場合、前記タッチ操作のタッチ圧力に応じて、
    前記第1オブジェクトが選択された通常選択状態、
    前記第1オブジェクトの背面にある部分の前記第2オブジェクトを視認可能な態様で表示する背面可視状態、又は、
    前記第1オブジェクト及び前記第2オブジェクトが選択された複数選択状態、
    とすることを特徴とする表示制御方法。
  18. コンピュータを請求項1〜16のいずれか1項に記載の表示制御装置の各手段として機能させるプログラム。
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