JP6299044B2 - モータユニット及びモータ内蔵ローラ - Google Patents

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Description

本発明は、ローラコンベア装置等で活用されるモータ内蔵ローラに内蔵され、モータ内蔵ローラを回転駆動させるためのモータユニットに関するものである。また本発明は、モータ内蔵ローラに関するものである。
工場等で物品を搬送するための搬送装置として、ローラコンベア装置が知られている。ローラコンベア装置は、一般的に、平行二列で延びるように配置したコンベアフレームの間に複数の円筒状の搬送用ローラを配列し、搬送用ローラを回転駆動させる構造となっている。この構成により、搬送用ローラ上に載置した物品を所定の方向へと搬送することができる。
ローラコンベア装置の搬送用ローラを回転駆動させる際には、より少ないエネルギー(電力量)でローラコンベア装置を稼働させることが望ましい。この目的のため、モータ等が備えられた駆動ローラと、モータ等が備えられていない従動ローラとを組み合わせて使用するローラコンベア装置が知られている。
ここで、駆動ローラとは、ローラ本体がモータ等に接続されていて、自身で回転することが可能なローラである。一方、従動ローラとは、モータ等に接続されていない状態で支軸に対して回転自在に取り付けられたローラである。そして、これら駆動ローラと従動ローラを組み合わせて使用する際には、駆動ローラと従動ローラとの間にベルト部材が架け渡され、駆動ローラの回転によって従動ローラが従動回転するようになっている。つまり、駆動ローラに接続されたモータ等の回転力によって、駆動ローラだけでなく、従動ローラをも回転させて使用している。この構成によると、全ての搬送用ローラにモータ等を備え付けて回転駆動させるような場合と比べて、より少ないエネルギー(電力量)でローラコンベア装置を稼働させることができる。
駆動ローラとして使用されるローラに、モータ内蔵ローラと称されるものがある。モータ内蔵ローラとは、ローラ本体の内部にモータや減速機等が内蔵されており、内部のモータを駆動することによって外側のローラ本体が回転するものである。
モータ内蔵ローラとして、例えば、特許文献1に開示されたモータ内蔵ローラがある。特許文献1に開示されたモータ内蔵ローラでは、モータと減速機とをローラ本体とは別体の筐体内に内蔵させ、モータと減速機とを筐体ごとローラ本体内に内蔵する構成となっている。
即ち特許文献1では、モータと減速機とをユニット化し、別途用意のローラ本体内に当該モータユニットを挿入してモータ内蔵ローラを完成させている。
なお特許文献1に開示されたモータユニットは、減速機の出力軸側を保持する軸受部材を持たない。特許文献1に開示されたモータユニットでは、減速機の出力軸側は筐体に保持されることなく、突出している。そして減速機の出力軸側はローラ本体の内周に取り付けられた動力伝達部材によって支持され、ローラ本体の中心に保持されている。
特許文献1に開示されたモータユニットを利用すると、任意の長さに切断したロールにモータユニットを挿入して任意の全長のモータ内蔵ローラを作ることができる。そのため、特許文献1に開示された構造を採用すると、部品の汎用性が高まる。
またモータと減速機とを筐体に内蔵してユニット化し、このモータユニットをローラ本体内に内蔵する構成とすると、モータと減速機とをローラ本体から取り外し易いという利点もある。
具体的に説明すると、長期間使用したモータ内蔵ローラをメンテナンスする際に、モータをローラ本体内から取り出して分解整備を行う場合がある。ここで、モータと減速機とを筐体に内蔵せず、ローラ本体内に直接圧入する構成について考える。このような構成では、必然的にモータと減速機とがローラ本体内に強固に固定されてしまうため、メンテナンス時のモータ等の取り外し作業が困難となってしまう。すなわち、強固に固定されたモータを取り外そうとして強い力を加えると、その力によってモータが破損してしまうおそれがある。そのため、モータを壊さない程度に強い力を加えて強固に固定されたモータを取り外さねばならず、手間が掛かってしまう。
これに対し、モータと減速機とを筐体に内蔵してユニット化した場合、モータと減速機とは筐体を介してローラ本体内に取り付けられることとなる。すなわち、モータや減速機は、筐体によって覆われた状態でローラ本体内に配されるので、ローラ本体内から筐体を取り出す際の取り付け作業で破損してしまうことがない。また、モータと減速機とは筐体に対して強固に固定する必要がなく、筐体を開いた状態とするだけでモータや減速機を筐体内から簡単に取り出すことができる。
特開2011−219185号公報
上記した特許文献1に開示されたモータユニットは、ローラ本体内から取り出すことは容易であるが、ローラ本体内に挿入する際に、出力軸206を動力伝達部材に挿入しにくいという問題がある。
また上記した特許文献1に開示されたモータユニットは、モータと減速機とを筐体内に収納するときの組み立て作業を容易にするという観点においては、さらなる改善の余地があった。
このことについて具体的に説明すると、特許文献1に開示された構造では、縦割り状態に2分割された略円筒状の筐体を持つ。そしてこの筐体の内部にモータと減速機とを収納する構成となっている。つまり、2分割されたそれぞれの筐体片のうちの片方にモータや減速機を配し、さらにもう一方の筐体片をモータや減速機を覆うように取り付けることによってモータと減速機とを筐体内に収納している。ここで、モータと減速機とはモータの駆動力を伝達可能に連結された状態で筐体内に位置している。より詳細には、図7で示されるように、筐体202の内部でモータ203と減速機204とが列状に配された状態となっており、モータ203の回転軸205が減速機204に接続された状態となっている。
さらに説明すると、モータ203では、固定子であるコイル等によって構成されるモータ本体203aを、回転子と一体化された回転軸205が貫通した状態となっている。すなわち、モータ本体203aの対となる両端部のうちの一方側から回転軸205の一部205aが突出すると共に、他方側からも回転軸205の一部205bが突出した状態となっている。
また、減速機204には、前記したモータ203の回転軸205の一部205aと、筐体202の外部に位置する部材(図示せず)にモータ203の駆動力を伝達するための出力軸206とが接続された状態となっている。これら回転軸205の一部205aと、出力軸206とは、減速機204の対となる両端部にそれぞれ接続されている。
したがって、筐体202の長手方向の一方端から他方端へ向かって、回転軸205の一部205b、モータ本体203a、回転軸205の一部205a、減速機204、出力軸206が列状に配された状態となっている。そして、回転軸205、減速機204、出力軸206が一連の軸列を形成しており、回転軸205の回転力を減速機204、出力軸206を介して外部へ出力する構造となっている。
ここで前記した様に、特許文献1に開示されたモータユニットは、減速機の出力軸側を保持する軸受部材を持たない。そのため、減速機204及び出力軸206をモータユニットの中心に保持する部材がなく、減速機204や出力軸206がぐらぐらして不安定である。
そのため特許文献1に開示されたモータユニットは、ローラ本体内に挿入する際に、出力軸206を動力伝達部材に挿入しにくいという問題がある。
また特許文献1に開示されたモータユニットは、減速機204等の位置決めが難しく、モータと減速機とを筐体内に収納する作業は熟練を要する。
また減速機204及び出力軸206をモータユニットの中心に保持するためには、減速機204の出力軸側に軸受部材を設けるべきである。すなわち一連の軸列の両端側に位置する回転軸205の一部205b及び出力軸206のそれぞれと、モータ本体203aと減速機204の間に位置する回転軸205の一部205aからなる3つの部分を軸受部材(図示せず)等で回転可能に支承するべきである。つまり、回転軸205の回転力を効率よく外部の部材へ伝達するため、3つの部分の軸心が同一となるようにするべきである。
仮に前記した様に、3つの部分を軸受部材等で回転可能に支承する場合を想定すると、筐体202の内部にモータ203と減速機204とを収納する際に、筐体202の内部に3つの軸受部材を位置合わせして配する必要がある。すなわち、3つの軸受部材のそれぞれに対して軸体を挿通した際に挿通した軸体の軸心が同一となるように、3つの軸受部材を位置合わせする必要がある。
しかしながら、軸受部材のそれぞれに対して作業者が微細な位置調整をしつつ配置する作業(以下芯出し作業、又は単に芯出しとも称す)は、作業者に熟練技能が求められる困難なものであった。特に、上記したように3か所以上で芯出しする場合は、1つの軸体の両端部分に軸受部材を取り付けて芯出しするような場合とは異なり、作業が非常に困難となるものであった。
そこで本発明は、上記した従来技術の問題に鑑み、モータと減速機とを筐体内に収納するときの組み立て作業や、ローラ本体への組付け作業を容易に実施可能なモータユニットを提供することを課題とする。また本発明は、このモータユニットを利用したモータ内蔵ローラを提供することを課題とする。
本発明は、固定軸に対して回転自在に支持されたローラ本体内に対し、内蔵された駆動源で生じる回転動力がローラ本体に伝達されることでローラ本体が固定軸に対して回転駆動するモータ内蔵ローラに関するものである。またモータ内蔵ローラの駆動源となるモータユニットに関するものである。
上記課題を解決するための発明は、別途用意のローラ本体内に挿入されてモータ内蔵ローラを構成するモータユニットにおいて、筐体と、回転軸を備えたモータと、前記回転軸の回転を減速する減速機と、前記回転軸の回転により生じる駆動力を外部の部材に伝達するための出力軸とを有し、前記筐体は、外郭形状が他の部分よりも内側に窪んだ形状となる取付用狭径部を有しており、前記回転軸と前記減速機と前記出力軸とは、前記筐体内で直線的且つ動力伝達可能に接続されていて一連の軸列を形成しており、前記軸列の少なくとも3か所を支承する3以上の軸受部材を有し、各軸受部材を取り付けるための複数の軸受設置部は、前記筐体の内周面であり、且つ、前記取付用狭径部の内部となる部分にそれぞれ一体形成されており、前記軸受設置部は、軸受けの外周面と接する外周設置面と、軸受けの端面を保持する端面保持部を有することを特徴とするモータユニットである。
本発明のモータユニットは、回転軸と前記減速機と出力軸によって形成される軸列の少なくとも3か所を支承する3以上の軸受部材を有しており、各軸受部材を取り付けるための複数の軸受設置部が筐体の内周面にそれぞれ一体形成された構成とされている。そして、軸受設置部が筐体と一体に形成されていることから、軸受設置部に軸受部材を取り付けるだけで軸受配置部を適切な位置に設置することができる。したがって、3か所以上で芯出しするような場合であっても、煩雑な軸受部材の位置合わせ作業を実施することなく、軸受部材を取り付けることが可能となる。このことにより、モータと減速機とを筐体内に収納するときの組み立て作業が容易となる。
前記筐体は、対となる略半円筒状の筐体片が組み合わせて形成されていることが望ましい。
かかる構成によると、モータや減速機、軸受部材等を筐体内から簡単に取り出すことができる。そのため、メンテナンス時等における分解作業が容易となる。
上記したように、前記軸受設置部は、軸受けの外周面と接する外周設置面と、軸受けの端面を保持する端面保持部を有する。
軸受設置部は、前記筐体の内周面に設けられた円環状の平面であることが望ましい。筐体が略半円筒状の筐体片を組み合わせて形成されたものである場合には、対となる筐体片には断面形状が略C字状の設置部形成片が形成されていることが好ましい。
前記筐体は、前記モータが設置されるモータ設置部と、前記減速機が設置される減速機設置部とを有し、前記モータ設置部には前記モータの前記筐体に対する相対的な移動を規制するモータ移動規制手段が設けられ、前記減速機設置部には前記減速機の前記筐体に対する相対的な移動を規制する減速機移動規制手段が設けられていることが望ましい。
かかる構成によると、モータ移動規制手段と減速機移動規制手段とが設けられているので、モータと減速機とを筐体の少なくとも一部に対して相対的な移動が規制された状態で仮置きできる。すなわち、モータと減速機の筐体に対する位置決めが容易となるので、モータと減速機とを筐体内に収納するときの組み立て作業がより容易となる。
前記筐体は、前記モータが設置されるモータ設置部と、前記減速機が設置される減速機設置部とを有し、前記モータ設置部には前記モータの前記筐体に対する相対的な回転を規制するモータ回転規制手段が設けられ、前記減速機設置部には前記減速機の前記筐体に対する相対的な回転を規制する減速機回転規制手段が設けられていることが望ましい。
モータ回転規制手段は、前記したモータ移動規制手段を兼用してもよい。また減速機回転規制手段は、前記した減速機移動規制手段を兼用してもよい。
本構成によると、モータ等に掛かる反力に対抗することができる。
前記筐体は、前記モータが設置されるモータ設置部を有し、前記モータ設置部を構成する筐体の壁面には開口が設けられ、モータ設置部と外部とが前記開口を介して連通するものであることが望ましい。
開口は、モータの冷却に寄与する。
前記筐体は、複数の筐体片が接合されてその内部に空間を形成するものであり、筐体片同士の接合面にはフランジ部が設けられていることが望ましい。
また前記フランジ部の内面、又はフランジ部の内面近傍には係合部が設けられ、筐体片が接合された状態の際に、対向する筐体片の係合部が係合することが望ましい。
他の態様は、別途用意のローラ本体内に挿入されてモータ内蔵ローラを構成するモータユニットにおいて、筐体と、回転軸を備えたモータと、前記回転軸の回転を減速する減速機と、前記回転軸の回転により生じる駆動力を外部の部材に伝達するための出力軸とを有し、前記回転軸と前記減速機と前記出力軸とは、前記筐体内で直線的且つ動力伝達可能に接続されていて一連の軸列を形成しており、前記軸列の少なくとも3か所を支承する3以上の軸受部材を有し、各軸受部材を取り付けるための複数の軸受設置部が前記筐体の内周面にそれぞれ一体形成されており、前記筐体の内部には、前記モータが設置されるモータ設置部と、前記減速機が設置される減速機設置部と、前記軸受設置部とが有り、前記筐体の前記軸受設置部の部位の外郭形状は、前記モータ設置部及び減速機設置部よりも小さく、軸受設置部の外周部には補強リブが設けられていることを特徴とするモータユニットである。
さらに他の態様は、別途用意のローラ本体内に挿入されてモータ内蔵ローラを構成するモータユニットにおいて、筐体と、回転軸を備えたモータと、前記回転軸の回転を減速する減速機と、前記回転軸の回転により生じる駆動力を外部の部材に伝達するための出力軸とを有し、前記回転軸と前記減速機と前記出力軸とは、前記筐体内で直線的且つ動力伝達可能に接続されていて一連の軸列を形成しており、前記軸列の少なくとも3か所を支承する3以上の軸受部材を有し、各軸受部材を取り付けるための複数の軸受設置部が前記筐体の内周面にそれぞれ一体形成されており、前記筐体の内部には、前記モータを設置するためのモータ設置部と、前記減速機が設置される減速機設置部があり、前記モータ設置部と減速機設置部の間に軸受設置部が設けられ、前記筐体の前記軸受設置部の部位の外郭形状は、前記モータ設置部及び減速機設置部よりも小さく、軸受設置部の外周部には補強リブが設けられ、当該補強リブは、モータ設置部の外壁及び減速機設置部の外壁とも接合されていることを特徴とするモータユニットである。
ローラ本体内にモータユニットを挿入することによって、モータモータ内蔵ローラを完成させることができる。
本発明のモータユニットは、軸受設置部が筐体と一体に形成されていることから、軸受設置部に軸受部材を取り付けるだけで軸受部材を適切な位置に設置することができる。そのため、本発明のモータユニットは、煩雑な位置合わせ作業を実施することなく軸受部材を取り付けることが可能となり、モータと減速機とを筐体内に収納するときの組み立て作業が容易となるという効果がある。
本発明の実施形態に係るモータユニットを内蔵したモータ内蔵ローラを示す正面図であり、内部構造を一部透視して示す。 図1のモータユニットを示す斜視図である。 図2のモータユニットを示す分解斜視図である 図3の半円筒ケースを示す斜視図である。 図1のモータユニットを組み立てる様子を示す説明図であり、モータと減速機をベアリングを取り付けた状態で連結し、連結したモータと減速機を半円筒ケースに載置する様子を示す。 図1のモータユニットを組み立てる様子を示す平面図であり、モータ、減速機、ベアリングを半円筒ケースに載置した状態を示す。 モータユニットの内部構造を模式的に示す説明図である。
以下、本発明の実施形態に係るモータユニット1について詳細に説明するが、本発明はこれらの例に限定されるものではない。
本実施形態のモータユニット1は、図1で示されるように、ユニットケース2(筐体)の内部にモータ3と減速機4が収納されてユニット化されている。モータユニット1は、モータ内蔵ローラ6のローラ本体7に内蔵されている。モータユニット1は、モータ3が駆動して回転軸15が回転すると、回転軸15の回転力(トルク)が減速機4を介して出力軸16に伝達される構造となっている。すなわちモータ3の回転軸15は、図示しない係合部で減速機4と係合し、回転軸15の回転力が減速機4に伝動される。また減速機4は、図示しない係合部で出力軸16と係合し、減速機4の回転力が出力軸16に伝達される。
そして、モータ内蔵ローラ6は、モータユニット1と、内部に空間が形成されている円筒状のローラ本体7と、ローラ本体7の長手方向の両端部分をそれぞれ閉塞する蓋部材8と、蓋部材8の貫通してローラ本体7の内外に亘って延びる固定軸9とを有している。この蓋部材8はローラ本体7に一体に取り付けられており、固定軸9はベアリング等の軸受部材(図示せず)を介して蓋部材8に取り付けられている。このことにより、ローラ本体7は固定軸9に対して相対的に回転可能な構成となっている。
ここで、ローラ本体7の内部には、ローラ本体7と一体となっている動力伝達部材10が設けられている。この動力伝達部材10は、モータユニット1の出力軸16と係合した状態となっている。したがって、出力軸16が回転すると、出力軸16の回転力が動力伝達部材10を介してローラ本体7に伝達され、ローラ本体7が固定軸9に対して相対的に回転することとなる。
このモータ内蔵ローラ6は、並列して配されたコンベアフレームの間に取り付けることにより、ローラコンベア装置のローラとして好適に使用することができる。
続いて、本実施形態のモータユニット1について、さらに詳細に説明する。
モータユニット1は、図2、図3で示されるように、ユニットケース2の内部に、モータ3、減速機4、ベアリング5(軸受部材)を収納して形成されるものであり、減速機4に取り付けられた出力軸16は、ユニットケース2の内部から外部へ突出した状態となっている。
ユニットケース2は、適宜の樹脂によって形成された外形が略円筒状の箱体である。ユニットケース2は、図3で示されるように、ユニットケース2を縦割した形状の半円筒ケース20を2つ組み合わせて形成されている。別言すると、ユニットケース2は、2つの筐体片(半円筒ケース20)からなる筐体であって、複数の分割体を組み合わせて形成されるものである。
ここで、ユニットケース2の外形形状は、図2で示されるように、他の部分より狭径となる取付用狭径部25が複数形成されている。ここで取付用狭径部25は、内部に軸受5を装着する部位である。
より具体的には、ユニットケース2の長手方向に間隔を空けて第1取付用狭径部30、第2取付用狭径部31、第3取付用狭径部32の3つの取付用狭径部25が設けられている。また、第2取付用狭径部31と第3取付用狭径部32の間には、冷却用窓部33(モータ移動規制手段 モータ回転規制手段)が設けられている。
第1取付用狭径部30は、ユニットケース2の長手方向の片側端部にあり、出力軸16と近接する端部に設けられている。この第1取付用狭径部30は、中心側に位置する円筒状の狭径部本体34と、この狭径部本体34の外周面から外側へ突出する複数の突出片35とが一体となって形成されている。突出片35は、狭径部本体34の剛性を確保する補強リブとして機能するものであり、軸受設置部75の外周部に相当する位置に設けられている。
突出片35は、いずれも外形が長方形平板状となっている。
そして、突出片35のうちの2つは、2つの半円筒ケース20を一体に取り付けるための取付用突出片35aとなっており、他の突出片35は、ユニットケース2(半円筒ケース20)の剛性を高めるための補強用突出片35bとなっている。
なお、半円筒ケース20同士の接合面にはフランジ部76が設けられており、補強用突出片35bは、このフランジ部76の一部を構成している。
取付用突出片35aは、半円筒ケース20の狭径部本体34の接合面からそれぞれ外側へ突出する突出片35であり、接合面と同一平面を構成する方向に突出した状態となっている。図2の姿勢を基準として説明すると、2つの取付用突出片35aのうちの一方は、図2の狭径部本体34の上端から上方へ突出し、2つの取付用突出片35aのうちの他方は、狭径部本体34の下端から下方へ突出している。
ここで、それぞれの取付用突出片35aには、取付用突出片35aを部材厚方向に貫通する取付用孔37が設けられている。すなわち、取付用孔37は、ユニットケース2(半円筒ケース20)の長手方向及び鉛直方向と直交する方向に延びる貫通孔であり、取付用突出片35aを貫通し、その開口形状が円形となっている。
なお、図3で示されるように、この取付用突出片35aは、2つの半円筒ケース20にそれぞれ設けられている。詳細には、ユニットケース2を部材厚方向で2分割した2つの半円筒ケース20にそれぞれ1つずつ設けられている。そして、図2で示されるように、2つの半円筒ケース20を組み合わせた際、半円筒ケース20にそれぞれ設けられた取付用突出片35aの一部同士が接触して突出片35が形成される。別言すると、2分割された取付用突出片35aのそれぞれの端面同士が面接触し、1つの突出片35が形成される。この2つの取付用突出片35aによって形成される突出片35が、2つの半円筒ケース20を一体に組み合わせる際に、リベット等の締結部材(締結部材には釘、鋲、ネジ、リベット等を含む)を取り付けるための部分となる。
このとき、2つの取付用突出片35aによって形成される突出片35に設けられた取付用孔37が連通する。すなわち、部材厚方向で2分割状態に成形された取付用突出片35aのそれぞれに貫通孔が設けられ、取付用突出片35aを重ね合わせることでそれぞれの貫通孔が連通した状態となり、取付用孔37を形成する。
第2取付用狭径部31は、図2で示されるように、ユニットケース2の長手方向の中心よりやや片側端部よりの位置に形成されており、さらに詳細には、ユニットケース2の長手方向の中心より第1取付用狭径部30が位置する端部よりの位置に形成されている。この第2取付用狭径部31もまた、第1取付用狭径部30と同様に、中心側に位置する円筒状の狭径部本体34と、この狭径部本体34の外周面から外側へ突出する複数の突出片35とが一体となって形成されている。
第2取付用狭径部31の突出片35も、第1取付用狭径部30と同様に、取付用突出片35aと補強用突出片35bによって形成されている。第2取付用狭径部31の突出片35は、軸受設置部77の外周部に相当する位置に設けられている。
これらの詳細については、第1取付用狭径部30の突出片35と略同じであるので詳細な説明を省略する。
なお、第1取付用狭径部30の取付用突出片35aには1つの取付用孔37が形成されているのに対し、第2取付用狭径部31の取付用突出片35aには取付用孔37が2つ(複数)形成されている。
また第2取付用狭径部31の突出片35は、3面が他の部位と接続されている。すなわち突出片35の一辺は、第2取付用狭径部31の外郭部に接続されている。また他の一辺は、モータ設置部71の外郭に接続されている。残る一辺は、減速機設置部70の外郭に接続されている。
そのため第2取付用狭径部31は、外径が他の部位よりも小さく、あたかも括れた様な形状であるが、突出片35で補強されることによって他の部位と同様の剛性を有している。
第3取付用狭径部32は、図2で示されるように、ユニットケース2の長手方向の他方側端部、すなわち、第1取付用狭径部30が位置する端部と対となる端部に近接する位置に形成されている。さらに詳細には、ユニットケース2の長手方向の他方側端部よりもややユニットケース2の長手方向の中心よりの位置に形成されている。
この第3取付用狭径部32もまた、第1取付用狭径部30と同様に、中心側に位置する円筒状の狭径部本体34と、この狭径部本体34の外周面から外側へ突出する複数の突出片35とが一体となって形成されている。
第3取付用狭径部32の突出片35は、軸受設置部78の外周部に相当する位置に設けられている。
第3取付用狭径部32の突出片35も、第1取付用狭径部30と同様に、取付用突出片35aと補強用突出片35bによって形成されている。これらの詳細については、第1取付用狭径部30の突出片35と略同じであるので詳細な説明を省略する。
なお、第3取付用狭径部32の補強用突出片35bの数は、第1取付用狭径部30の補強用突出片35bの数、並びに第2取付用狭径部31の補強用突出片35bの数よりも多くなっている。
冷却用窓部33は、図2で示されるように、ユニットケース2を貫通しつつユニットケース2の長手方向に沿って延びる長孔状の開口である。すなわち、冷却用窓部33によってユニットケース2の内外が連続した状態となっている。また、冷却用窓部33は、開口形状が略長方形状であって延び方向の縁端部分が丸みを帯びた形状となっている。
ここで、冷却用窓部33は、ユニットケース2のモータ3が収納される部分(詳しくは後述する)に形成されている。そのため、ユニットケース2にモータ3を収納すると、冷却用窓部33からモータ3の一部が露出した状態となる。このことにより、モータ3が駆動時に発する熱を外部に放出することが可能となっている。
続いて、ユニットケース2(半円筒ケース20)の内部構造について説明する。
半円筒ケース20の内側部分には、図4で示されるように、ベアリング5を取り付けるための軸受設置部の一部となる部分が形成されている。より具体的には、第1軸受台形成部40、第2軸受台形成部41(設置部形成片)、第3軸受台形成部42が半円筒ケース20の長手方向に間隔を空けてそれぞれ形成されている。これら第1軸受台形成部40、第2軸受台形成部41、第3軸受台形成部42は、2つの半円筒ケース20のそれぞれに1つずつ設けられている(もう一方の半円筒ケース20に設けられた第1軸受台形成部40、第2軸受台形成部41、第3軸受台形成部42については図示せず)。
また半円筒ケース20の内側部分には、減速機設置部70を構成する空間とモータ設置部71を構成する空間とが設けられている。
減速機設置部70を構成する空間は、境界壁85,86によって仕切られている。またモータ設置部71を構成する空間は、境界壁87,88によって仕切られている。
また半円筒ケース20の内側部分には、図4で示されるように、モータ内蔵ローラ6の固定軸9a(図1参照)を取り付けるための固定軸取付部の一部となる片側軸取付部44が形成されている。この片側軸取付部44も2つの半円筒ケース20のそれぞれに設けられている(もう一方の半円筒ケース20に設けられた片側軸取付部44については図示せず)。
そのため、図2で示されるように、2つの半円筒ケース20を組み合わせた際、2つの半円筒ケース20にそれぞれ設けられた第1軸受台形成部40同士、第2軸受台形成部41同士、第3軸受台形成部42同士がそれぞれ接触し、ユニットケース2の内部に3つの軸受設置部75,77,78が形成されることとなる(ユニットケース2の内部構造、すなわち、形成された状態の軸受設置部については図示せず)。すなわち、ユニットケース2の内部には複数の軸受設置部75,77,78が形成されることとなり、各軸受設置部はそれぞれ異なる構造のものとなる。
各軸受設置部75,77,78は、いずれも軸受部材5の外周面80と接する外周設置面81を有している。各軸受設置部75,77,78の外周設置面81は、いずれも円弧面であって平滑である。
また軸受設置部75には、軸受部材5aの端面を保持する端面保持部82a,bが設けられている。端面保持部82a,bは、軸受部材5aの外輪を保持するものである。
軸受設置部77,78にも、軸受部材5b,cの端面を保持する端面保持部82c,dが設けられている。軸受設置部77,78では、端面保持部82c,dは、軸受部材5b,cの一方の側面側にだけ設けられている。
また、2つの半円筒ケース20を組み合わせた際、2つの半円筒ケース20にそれぞれ設けられた片側軸取付部44によって上記した固定軸9(図1参照)を取り付けるための固定軸取付部が形成される。
第1軸受台形成部40、第2軸受台形成部41、第3軸受台形成部42、並びに片側軸取付部44につき、図面を参照しつつさらに詳細に説明する。
第1軸受台形成部40は、図4で示されるように、半円筒ケース20の長手方向の片側端部に形成されるものであり、第1板状体47と第2板状体48とを有している。
第1板状体47と第2板状体48は、前記端面保持部82a,bを構成する部材である。
第1板状体47は、半円筒ケース20の長手方向の片側端部に形成された側面視が略ハット状の板体である。より具体的には、側面視が略「C」状の板体である中心側部分47aと、側面視が略長方形状の板体である2つの端部側部分47bから形成され、中心側部分47aの延び方向における両端部分のそれぞれと2つの端部側部分47bのそれぞれとが連続した状態となっている。なお、第1板状体47の部材厚方向は、半円筒ケース20の長手方向と同一となっている。
また第2板状体48は、第1板状体47よりも半円筒ケース20の長手方向の中心よりの位置に形成された側面視が略「C」字状の板体であり、半円筒ケース20の内周面から内側に突出した状態となっている。この第2板状体48の部材厚方向もまた、半円筒ケース20の長手方向と同一となっている。
そして、第1軸受台形成部40では、第1板状体47と第2板状体48の間に形成される空間49にベアリング5が配される(詳しくは後述する)。別言すると、ベアリング5は、第1板状体47と第2板状体48で挟み込まれた状態となる。
したがって、2つの半円筒ケース20を組み合わせたときに第1軸受台形成部40同士が接触して形成される軸受設置部75は、2つの板体でベアリング5を挟み込むことにより、ベアリング5を所定の姿勢でユニットケース2の内部に取り付けることとなる。すなわち、この軸受設置部75は、2つの第1板状体47によって形成された環状に連続する板体と、2つの第2板状体48によって形成された略円環状の板体とによって、ベアリング5を挟み込む構造となる。
第2軸受台形成部41は、図4で示されるように、半円弧状に湾曲して延びる突起となっている。つまり、第2軸受台形成部41の側面視した形状は略「C」字状であり、外側に向かって膨らむような弓なりとなっている。そして、第2軸受台形成部41では、弓なりとなった部分の内周面41aの一端側に周囲より盛り上がった部分である隆起部41bが形成されている。この隆起部41bは、内周面41aの幅方向(半円筒ケース20の長手方向)の一端側に形成され、内周面41aの延び方向に沿って設けられている。すなわち、この隆起部41bもまた側面視略「C」字状となるように形成されている。
そして、第2軸受台形成部41では、内周面41aの隆起部41bを除いた部分にベアリング5の外周面が接触するように配される(詳しくは後述する)。
したがって、2つの半円筒ケース20を組み合わせたときに第2軸受台形成部41同士が接触して形成される軸受設置部77は、ユニットケース2の内周面から内側に突出した円環状の突起であり、円環の中心にベアリング5を嵌め込んだ状態とすることにより、ベアリング5を所定の姿勢でユニットケース2の内部に取り付けることとなる。すなわち、この軸受設置部77は、ベアリング5の外側部分を環状に取り囲む構造となる。
また、2つの半円筒ケース20を組み合わせると、隆起部41b同士もまた接触するので、上記した円環状の突起の内周面に環状に隆起した部分が形成される。この環状に隆起した部分(端面保持部82c)は、円環状の突起に嵌め込んだベアリング5の所定方向への移動を規制する規制手段として機能する。
第3軸受台形成部42は、図4で示されるように、本体部52と、立壁部53と、配線配置部54とを有しており、これらが一体となるように形成されている。
本体部52は、半円弧状に湾曲して延びる突起となっている。つまり、第3軸受台形成部42の側面視した形状は略「C」字状であり、外側に向かって膨らむような弓なりとなっている。別言すると、本体部52には外側に凸となるように窪んだ部分が形成されている。
立壁部53は、本体部52の幅方向(半円筒ケース20の長手方向)の片側端部側に形成されており、側面視略半円形の板体である。そして、立壁部53の円弧状に湾曲した部分と本体部52の内周面とが連続した状態となっている。つまり、この立壁部53は、本体部52の窪んだ部分の一方側を塞ぐように形成されるものである。
配線配置部54は、本体部52の延び方向の両端部分にそれぞれ位置する端面に形成されており、外側に凸となるように窪んだ溝状の部分である。別言すると、この配線配置部54は、断面略長方形状で本体部52の幅方向(半円筒ケース20の長手方向)に延びる空間となっている。
そして、第3軸受台形成部42では、本体部52の弓なりとなった部分の内周面52aにベアリング5の外周面が接触するように配される(詳しくは後述する)。
以上のことから、2つの半円筒ケース20を組み合わせたときに第3軸受台形成部42同士が接触して形成される軸受設置部78は、有底円筒状(有底穴状)の部分である。そして、その中心部分にベアリング5を嵌め込んだ状態とすることで、ベアリング5を所定の姿勢でユニットケース2の内部に取り付けることとなる。すなわち、この軸受設置部78では、2つの本体部52によってユニットケース2の内周面に円環起状の空洞部分が形成されると共に、2つの立壁部53によって形成される部分がこの円環突起状の部分の一方端を閉塞した状態となる。
片側軸取付部44は、半円筒ケース20の長手方向の端部であり、第1板状体47が形成された端部と対となる端部に形成されている。この片側軸取付部44は、複数の突起部44aを有している。突起部44aは、いずれも半円筒ケース20の内周面から内側へ突出する突起であり、半円筒ケース20の長手方向に沿って延びている。そして、片側軸取付部44では、この複数の突起部44aが半円筒ケース20の周方向に沿って間隔を空けて配された状態となっている。
以上のことから、2つの半円筒ケース20を組み合わせたとき、2つの片側軸取付部44によって形成される固定軸取付部は、複数の突起部44aがユニットケース2の周方向に沿って間隔を空けて配された状態となる。別言すると、ユニットケース2の内周面から内側に突出する略直方体状の突起部44aが、周方向に列状に配されることとなる。すなわち、固定軸取付部は略内歯歯車状の部分となり、固定軸取付部の内周面には歯車の歯のような部分が形成されることとなる。このことにより、モータ内蔵ローラ6の固定軸9aを略歯車状(略外歯歯車状)の係合部等を介してユニットケース2に取り付けることが可能となる。
ここで、半円筒ケース20の短手方向の両端部に注目すると、短手方向の両端部にそれぞれ位置する端面の一方には周囲より外側に凸となるように窪んだ位置決め溝部57が形成されており、端面の他方には周囲より内側に凸となるように隆起した位置決め突起部58が形成されている。
本実施形態では、前記した様に半円筒ケース20同士の接合面にはフランジ部76が設られており、位置決め溝部57及び位置決め突起部58は、フランジ部76に形成されている。
位置決め溝部57は、断面略長方形状で半円筒ケース20の長手方向に沿うように延びる空間となっている。より具体的には、半円筒ケース20の短手方向に形成された端面の縁端の形状に沿うように屈曲しつつ延びている。
位置決め突起部58は、断面略長方形状で半円筒ケース20の長手方向に沿うように延びる突起となっている。より具体的には、半円筒ケース20の短手方向に形成された端面の縁端の形状に沿うように屈曲しつつ延びている。
これら位置決め溝部57と位置決め突起部58とは、2つの半円筒ケース20のそれぞれに形成されている。
なお、2つの半円筒ケース20の一方側に形成された位置決め溝部57と位置決め突起部58については図示しないが、この位置決め溝部57(又は位置決め突起部58)は、2つの半円筒ケース20を端面が対向するように配したとき、もう一方の半円筒ケース20に形成された位置決め突起部58(又は位置決め溝部57)とそれぞれ対向するように設けられている。
すなわち、2つの半円筒ケース20のうちの一方側の半円筒ケース20の図面の上側に位置決め突起部58が形成されているのであれば、他方側の半円筒ケース20の上側には位置決め溝部57が形成されている。また、一方側の半円筒ケース20の図面下側に位置決め溝部57が形成されているのであれば、他方側の半円筒ケース20の下側には位置決め突起部58が形成されている。このような具合に、一方側の半円筒ケース20に形成された位置決め溝部57(又は位置決め突起部58)に対応する位置に他方側の半円筒ケース20に形成された位置決め突起部58(又は位置決め溝部57)が形成されている。
モータ3は、図3で示されるように、固定子たるコイル3aと回転子たる回転軸15によって構成されるブラシレスモータである。固定子たるコイル3aは、外形が略円筒形であって、厚さ方向に鉄製の薄板を多数重ね合わせて形成される芯体と、芯体の内周面側に巻き付けられた導線によって形成されるものである。回転軸15は、その一部(図示せず)に永久磁石が取り付けられている。そして、回転軸15の永久磁石が取り付けられた部分は、コイル3aによって環状に取り囲まれた状態となっている。
つまり、このモータ3では、回転軸15が円筒状のコイル3aに挿通された状態となっており、回転軸15の長手方向の両端側の部分がそれぞれコイル3aの対となる両端部から突出した状態となっている。
また、コイル3aの外周面には、周囲の部分より外側に凸となった回り止め突起部63が形成されている。この回り止め突起部63は、外形が略直方体状であってコイル3aの長手方向に沿って延びている。
減速機4は、図3で示されるように、図示しない遊星歯車機構を内部に備えた外形略円柱状の部材である。この減速機4は、対となる両端部のそれぞれに軸体を接続可能であり、片側端部側に接続された軸体の回転速度を減速して他方端部側に接続された軸体に出力することが可能となっている。
また、減速機4の外周面には、減速機4の長手方向に沿って延びる回り止め溝部64が形成されている。この回り止め溝部64は、周囲より内側に窪んだ部分であり、断面略長方形状で延びる空間である。
ベアリング5は、公知のボールベアリングであり、外形略円環状の部材である。
なお、本実施形態のモータユニット1では、図3で示されるように、ユニットケース2に3つのベアリング5が収納されている。そして、出力軸16に取り付けられるベアリング5aの外径が他のベアリング5(ベアリング5b、ベアリング5c)の外径より大きくなっている。換言すると、本実施形態のモータユニット1は、外径の異なる複数のベアリング5を有する構成となっている。
出力軸16は、断面形状円形で延びる部分と、断面形状六角形で延びる部分とを有する軸体となっている。
さらに、本実施形態のモータユニット1の組み立て構造について、推奨される手順に沿って説明する。
まず、図5で示されるように、モータ3、減速機4、出力軸16を動力伝達可能な状態で接続する。すなわち、モータ3の回転軸15、減速機4、出力軸16によって一連の軸列を形成する。
より具体的には、モータ3の回転軸15のうち、コイル3aの一方端から外側へ突出した部分である第1突出部15aと、コイル3aの他方端から外側へ突出した部分である第2突出部15bにそれぞれベアリング5c、ベアリング5bを嵌め込んだ状態とする。さらに、この第2突出部15bの突端側の部分と減速機4とを連結した状態とし、減速機4に出力軸16を取り付けた状態とする。つまり、減速機4の長手方向の両端部分のうちの一方側にはモータ3の回転軸15が接続され、他方側には出力軸16が接続された状態とする。そして、出力軸16の断面形状円形で延びる部分に対し、ベアリング5aを取り付けた状態とする。
このような状態とすることにより、モータ3、減速機4、出力軸16が動力伝達可能に接続された状態となる。すなわち、モータ3が駆動することによって回転軸15が回転し、回転軸15の回転速度が減速機4によって減速された状態で出力軸16に伝達されることが可能な状態となる。
そして、図5、図6で示されるように、このように接続されたモータ3、減速機4、出力軸16を半円筒ケース20に載置した状態とする。ここで、半円筒ケース20の第1軸受台形成部40と第2軸受台形成部41の間に減速機4を設置するための減速機設置部70が形成され、第2軸受台形成部41と第3軸受台形成部42の間にモータ3を設置するためのモータ設置部71が形成されている。
ここで、減速機設置部70には、ケース側回り止め突起74(減速機移動規制手段 減速機回転規制手段)が設けられている。このケース側回り止め突起74は、半円筒ケース20の内周面から内側へ突出した略直方体状の突起であり、半円筒ケース20の長手方向に沿って延びている。また、このケース側回り止め突起74は、複数設けられて列状に配された状態となっている。本実施形態では、2つのケース側回り止め突起74が間隔を空けて並列した状態となるように設けられている。
また、モータ設置部71には上記した冷却用窓部33が設けられている。
したがって、減速機4を減速機設置部70に載置すると、減速機設置部70のケース側回り止め突起74は、減速機4の外周面に形成された回り止め溝部64に嵌入される。このことにより、減速機4は半円筒ケース20に相対回転不能な状態で取り付けられた状態となる。
また減速機4は、境界壁85,86によって挟まれ、軸方向の位置決めがなされる。
また、モータ3をモータ設置部71に載置すると、モータ3の回り止め突起部63がモータ設置部71に形成した冷却用窓部33に嵌入される。このことにより、モータ3は、半円筒ケース20に相対回転不能な状態で取り付けられる。すなわち、冷却用窓部33は、モータ3が駆動時に発する熱を外部に放出する放熱手段であると共に、モータ3が半円筒ケース20に相対回転することを規制するモータ移動規制手段としても機能する。
またモータ3は、境界壁87,88によって挟まれ、軸方向の位置決めがなされる。モータ3は、回り止め突起部63が冷却用窓部33と係合することによっても軸方向の位置が決まる。
なお、モータ3をモータ設置部71に載置した際、モータ3から延設される配線を第3軸受台形成部42の配線配置部54に配し、モータ設置部71から半円筒ケース20(ユニットケース2)の外側まで延ばした状態とする。
そして、図6で示されるように、出力軸16に嵌め込んだベアリング5aを第1軸受台形成部40に、回転軸15の一部である第2突出部15bに嵌め込んだベアリング5bを第2軸受台形成部41に、回転軸15の一部である第1突出部15aに嵌め込んだベアリング5cを第3軸受台形成部42にそれぞれ載置する。
より具体的には、第1軸受台形成部40の第1板状体47と第2板状体48の間に出力軸16に嵌め込んだベアリング5aを配する。すなわち、ベアリング5aが第1板状体47と第2板状体48によって挟まれた状態となる。このとき、ベアリング5aの外周面の曲率と、第1板状体47と第2板状体48の間に位置する半円筒ケース20の内周面の曲率は略同じとなっている。そのため、ベアリング5aと半円筒ケース20とが密着(又は僅かに隙間を空けて密着)した状態で載置される。
また、第2軸受台形成部41の内周面41a(図4参照)上に、モータ3の回転軸15(第2突出部15b)に嵌め込んだベアリング5bを載置する。ここでも、ベアリング5aの外周面の曲率と、第2軸受台形成部41の内周面41aの曲率は略同じとなっている。そのため、ベアリング5bと第2軸受台形成部41の内周面41aとが密着(又は僅かに隙間を空けて密着)した状態で載置される。また、このようにベアリング5bを配することで、ベアリング5bの側面に第2軸受台形成部41の隆起部41bの端面保持部82cが当接した状態となる。このことにより、ベアリング5bは、第1軸受台形成部40側への移動が規制された状態で内周面41a上に配された状態となる。
そしてまた、第3軸受台形成部42の内周面52a(図4参照)上に、モータ3の回転軸15(第1突出部15a)に嵌め込んだベアリング5cを載置する。ここでも、ベアリング5cの外周面の曲率と、第3軸受台形成部42の内周面52aの曲率は略同じとなっている。そのため、ベアリング5cと第3軸受台形成部42の内周面52aとが密着(又は僅かに隙間を空けて密着)した状態で載置される。また、このようにベアリング5cを配することで、ベアリング5cの側面に第3軸受台形成部42の立壁部53の端面保持部82dが当接した状態となる。このことにより、ベアリング5cは、片側軸取付部44側への移動が規制された状態で内周面41a上に配された状態となる。
以上のように、第1のベアリング5aが第1板状体47の端面保持部82aと第2板状体48の端面保持部82bによって半円筒ケース20の長手方向のそれぞれへの移動が規制され、第2のベアリング5bが隆起部41bの端面保持部82cによって半円筒ケース20の長手方向の一方側(第1軸受台形成部40側)への移動が規制され、第3のベアリング5cが立壁部53の端面保持部82dによって半円筒ケース20の長手方向の他方側(片側軸取付部44側)への移動が規制された状態となっている。このような第1板状体47と第2板状体48、隆起部41b、立壁部53を設けることにより、それぞれのベアリング5の位置決めが容易となる。
すなわち、第1のベアリング5aは、第1板状体47と第2板状体48の間に挿入するだけで所定の位置に配されることとなる。また、第2のベアリング5bは、隆起部41bに押し当てるように配するだけで所定の位置に配されることとなる。そして、第3のベアリング5cもまた、隆起部41bに押し当てるように配するだけで所定の位置に配されることとなる。
ここで本実施形態では、このようにそれぞれのベアリング5を第1軸受台形成部40、第2軸受台形成部41、第3軸受台形成部42に配するだけで、それぞれのベアリング5に挿通された出力軸16と回転軸15の軸心が同一となるようになっている。すなわち、第2軸受台形成部41の内周面41aや第3軸受台形成部42の内周面52a等が所定の位置、所定の高さに形成されていることにより、これらに対してベアリング5を取り付けるだけで、ベアリング5の内孔の中心位置が直線上に揃うようになっている。このように、本実施形態では、それぞれのベアリング5の位置合わせが容易であり、簡単に出力軸16と回転軸15の軸芯が同一となるようになっている。
そして、このように片方の半円筒ケース20に動力伝達可能に接続されたモータ3、減速機4、出力軸16を載置した状態において、もう一方の半円筒ケース20でこれらを覆った状態とする(図2参照)。すなわち、2つの半円筒ケース20を組み合わせて、ユニットケース2を形成する。
ここで上記したように、それぞれの半円筒ケース20には、位置決め溝部57と位置決め突起部58とが形成されている(図4参照)。そして、2つの半円筒ケース20を組み合わせたとき、一方側の半円筒ケース20に形成された位置決め溝部57に他方側の半円筒ケース20に形成された位置決め突起部58が嵌入されて係合し、一方側の半円筒ケース20に形成された位置決め突起部58が他方側の半円筒ケース20に形成された位置決め溝部57に嵌入されて係合する。このことにより、2つの半円筒ケース20を組み合わせるとき、一方の半円筒ケース20に対する他方側の半円筒ケース20に対する位置決めが容易となる。
すなわち、片側の半円筒ケース20に形成された位置決め溝部57及び位置決め突起部58と、他方側の半円筒ケース20に形成された位置決め突起部58及び位置決め溝部57とが互いに係合するように2つの半円筒ケース20を組み合わせるだけで、一方の半円筒ケース20を他方の半円筒ケース20に対して所定の位置に仮固定することができる構造となっている。
そして、2つの半円筒ケース20を組み合わせた状態で、取付用孔37(図2参照)にリベット等の棒状の締結部材を挿通し、2つの半円筒ケース20を一体に固定する。このことにより、モータユニット1が組み立てられる。
上記した実施形態では、モータ3の回転軸15と出力軸16にベアリング5を取り付ける例、すなわち、回転軸15と出力軸16とをベアリング5で支承する例を示したが本発明はこれに限るものではない。例えば、外側に突出する筒状の部分を有する減速機4を採用し、この筒状の部分をベアリングで支承してもよい。一連の軸列のうちのいずれの部分を支承するかは適宜変更してよい。
したがって、上記した実施形態のようにベアリング5で支承する部分は3か所に限らず4か所以上であってもよい。このベアリング5で支承する部分の数もまた適宜変更してよい。
1 モータユニット
2 ユニットケース( 筐体)
3 モータ
4 減速機
5 ベアリング(軸受部材)
6 モータ内蔵ローラ
7 ローラ本体
9 固定軸
15 回転軸
16 出力軸
33 冷却用窓部(モータ移動規制手段)
41 第2軸受台形成部(設置部形成片)
70 減速機設置部
71 モータ設置部
74 ケース側回り止め突起(減速機移動規制手段)

Claims (10)

  1. 別途用意のローラ本体内に挿入されてモータ内蔵ローラを構成するモータユニットにおいて、
    筐体と、回転軸を備えたモータと、前記回転軸の回転を減速する減速機と、前記回転軸の回転により生じる駆動力を外部の部材に伝達するための出力軸とを有し、
    前記筐体は、外郭形状が他の部分よりも内側に窪んだ形状となる取付用狭径部を有しており、
    前記回転軸と前記減速機と前記出力軸とは、前記筐体内で直線的且つ動力伝達可能に接続されていて一連の軸列を形成しており、
    前記軸列の少なくとも3か所を支承する3以上の軸受部材を有し、
    各軸受部材を取り付けるための複数の軸受設置部は、前記筐体の内周面であり、且つ、前記取付用狭径部の内部となる部分にそれぞれ一体形成されており、
    前記軸受設置部は、軸受けの外周面と接する外周設置面と、軸受けの端面を保持する端面保持部を有することを特徴とするモータユニット。
  2. 前記筐体は、対となる略半円筒状の筐体片が組み合わせて形成されたものであることを特徴とする請求項1に記載のモータユニット。
  3. 前記筐体は、前記モータが設置されるモータ設置部と、前記減速機が設置される減速機設置部とを有し、前記モータ設置部には前記モータの前記筐体に対する相対的な移動を規制するモータ移動規制手段が設けられ、前記減速機設置部には前記減速機の前記筐体に対する相対的な移動を規制する減速機移動規制手段が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のモータユニット。
  4. 前記筐体は、前記モータが設置されるモータ設置部と、前記減速機が設置される減速機設置部とを有し、前記モータ設置部には前記モータの前記筐体に対する相対的な回転を規制するモータ回転規制手段が設けられ、前記減速機設置部には前記減速機の前記筐体に対する相対的な回転を規制する減速機回転規制手段が設けられていることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載のモータユニット。
  5. 前記筐体は、前記モータが設置されるモータ設置部を有し、前記モータ設置部を構成する筐体の壁面には開口が設けられ、モータ設置部と外部とが前記開口を介して連通することを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載のモータユニット。
  6. 前記筐体は、複数の筐体片が接合されてその内部に空間を形成するものであり、筐体片同士の接合面にはフランジ部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載のモータユニット。
  7. 前記フランジ部の内面、又はフランジ部の内面近傍には係合部が設けられ、筐体片が接合された状態の際に、対向する筐体片の係合部が係合することを特徴とする請求項に記載のモータユニット。
  8. 別途用意のローラ本体内に挿入されてモータ内蔵ローラを構成するモータユニットにおいて、
    筐体と、回転軸を備えたモータと、前記回転軸の回転を減速する減速機と、前記回転軸の回転により生じる駆動力を外部の部材に伝達するための出力軸とを有し、
    前記回転軸と前記減速機と前記出力軸とは、前記筐体内で直線的且つ動力伝達可能に接続されていて一連の軸列を形成しており、
    前記軸列の少なくとも3か所を支承する3以上の軸受部材を有し、
    各軸受部材を取り付けるための複数の軸受設置部が前記筐体の内周面にそれぞれ一体形成されており、
    前記筐体の内部には、前記モータが設置されるモータ設置部と、前記減速機が設置される減速機設置部と、前記軸受設置部とが有り、前記筐体の前記軸受設置部の部位の外郭形状は、前記モータ設置部及び減速機設置部よりも小さく、軸受設置部の外周部には補強リブが設けられていることを特徴とするモータユニット。
  9. 別途用意のローラ本体内に挿入されてモータ内蔵ローラを構成するモータユニットにおいて、
    筐体と、回転軸を備えたモータと、前記回転軸の回転を減速する減速機と、前記回転軸の回転により生じる駆動力を外部の部材に伝達するための出力軸とを有し、
    前記回転軸と前記減速機と前記出力軸とは、前記筐体内で直線的且つ動力伝達可能に接続されていて一連の軸列を形成しており、
    前記軸列の少なくとも3か所を支承する3以上の軸受部材を有し、
    各軸受部材を取り付けるための複数の軸受設置部が前記筐体の内周面にそれぞれ一体形成されており、
    前記筐体の内部には、前記モータを設置するためのモータ設置部と、前記減速機が設置される減速機設置部があり、前記モータ設置部と減速機設置部の間に軸受設置部が設けられ、前記筐体の前記軸受設置部の部位の外郭形状は、前記モータ設置部及び減速機設置部よりも小さく、軸受設置部の外周部には補強リブが設けられ、当該補強リブは、モータ設置部の外壁及び減速機設置部の外壁とも接合されていることを特徴とするモータユニット
  10. ローラ本体内に請求項1乃至のいずれかに記載のモータユニットが挿入されて成ることを特徴とするモータ内蔵ローラ。
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