JP6297414B2 - スラスト軸受及びスラスト軸受構造 - Google Patents

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Description

本発明は、シャフトに固定されるスラストカラーと対向して配置されるスラスト軸受及びスラスト軸受構造の技術に関する。
従来、シャフトに固定されるスラストカラーと対向して配置されるスラスト軸受及びスラスト軸受構造の技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
特許文献1に記載のスラスト軸受は、スラストカラー(回転軸)と対向して配置され、前記スラストカラーと対向する面である軸受面にテーパ部(テーパ面)を含むテーパランド部が形成される。前記テーパランド部は、前記軸受面の内縁部から外縁部まで形成される。前記スラスト軸受は、前記軸受面に潤滑油が供給され、前記テーパランド部によって前記軸受面における油膜圧力を増大させる。
図10に示すように、このような前記スラスト軸受は、例えば、かしめ加工によって他の部材に固定され(図10に示すかしめ部参照)、前記他の部材を介してハウジング等に相対回転不能に固定される場合がある。このような場合において、前記スラスト軸受の軸受面の外縁部(及び前記他の部材の内縁部)には、かしめ加工を行うための溝部が形成される。
前述したように、前記スラスト軸受は、内縁部から外縁部まで前記テーパランド部が形成されている。このため、前記溝部を形成した場合には、前記テーパランド部のテーパ部と前記溝部とが繋がってしまい、前記潤滑油が前記テーパ部から前記溝部に流れてしまう。つまり、前記スラスト軸受は、前記溝部等が形成された場合に、油膜圧力を効果的に増大させることができず、その結果、耐焼き付き性を向上させることができない可能性がある。
特開2014−40899号公報
本発明は、以上の如き状況を鑑みてなされたものであり、耐焼き付き性を向上させることができるスラスト軸受及びスラスト軸受構造を提供するものである。
請求項1においては、シャフトに固定されるスラストカラーと対向して配置されるスラスト軸受であって、前記スラストカラーが摺動する摺動部と、前記摺動部が取り付けられる本体部と、を備え、前記スラストカラーと対向する面には、前記シャフトの周方向に沿ってスラスト方向に傾斜するテーパ部と、前記テーパ部と前記周方向に隣接する第一のランド部と、スラスト方向視において前記テーパ部及び前記第一のランド部の外側に配置される第二のランド部を有するテーパランド部と、スラスト方向視において前記テーパランド部の外側に配置され、スラスト方向に凹んだ溝部と、が形成され、前記溝部には、前記摺動部の前記本体部に対する移動を規制するかしめ部が形成されるものである。
請求項2においては、前記第二のランド部は、前記第一のランド部と面一となるものである。
請求項3においては、シャフトに固定されたスラストカラーと、前記スラストカラーに対向して配置されるスラスト軸受と、を具備するスラスト軸受構造であって、前記スラスト軸受は、前記スラストカラーが摺動する摺動部と、前記摺動部が取り付けられる本体部と、を備え、前記スラスト軸受の前記スラストカラーと対向する面には、前記シャフトの周方向に沿ってスラスト方向に傾斜するテーパ部と、前記テーパ部と前記周方向に隣接する第一のランド部と、スラスト方向視において前記テーパ部及び前記第一のランド部の外側に配置される第二のランド部とを有するテーパランド部と、スラスト方向視において前記テーパランド部の外側に配置され、スラスト方向に凹んだ溝部と、が形成され、前記溝部には、前記摺動部の前記本体部に対する移動を規制するかしめ部が形成されるものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、耐焼き付き性を向上させることができる。また、保持力を向上させることができる。
請求項2においては、耐焼き付き性を向上させることができる。
請求項3においては、耐焼き付き性を向上させることができる。また、保持力を向上させることができる。
本発明の実施形態に係るスラスト軸受を具備したターボチャージャの全体的な構成を示した側面断面図。 シャフト、第一スラストカラー、第二スラストカラー、及びスラスト軸受を示した拡大側面断面図。 スラスト軸受を示した分解斜視図。 本体部を示した正面図。 摺動部を示した正面図。 摺動部が本体部に取り付けられるまでの流れを示した拡大側面断面図。(a)摺動部が圧入される状態を示す図。(b)溝部がかしめられる状態を示す図。(c)表面が仕上げられた状態を示す図。 スラスト軸受を示した正面図。 テーパランド部、ストレート部、及び溝部の拡大正面図。 図8におけるA−A線断面図。 従来技術におけるスラスト軸受等を示した拡大断面図。
以下では、本実施形態に係るスラスト軸受120について説明する。
まず、図1及び図2を用いて、本実施形態に係るスラスト軸受120が適用されるターボチャージャ1の構成について説明する。なお、スラスト軸受120の適用対象は、本実施形態のようなターボチャージャ1(排気タービン式の過給機)に限定されるものでなく、例えば、機械式の過給機等であっても構わない。
以下では、図中に示した矢印にしたがって、上下方向、左右方向、及び前後方向を定義する。
図1に示すように、ターボチャージャ1は、シャフト10、タービン20、コンプレッサ30、軸受ハウジング40等を具備する。
シャフト10は、前後方向を軸方向として、前後中途部が軸受ハウジング40内に支持される。シャフト10には、後述する第一スラストカラー112及び第二スラストカラー114が固定される。
タービン20は、ターボチャージャ1の前側に配置される。タービン20は、タービンハウジング22及びタービンホイール24等を備える。
タービンハウジング22は、軸受ハウジング40の前端部に固定される。タービンハウジング22の内側は、タービンホイール24を覆うような形状に形成される。タービンホイール24は、シャフト10の前端部に固定され、シャフト10に相対回転不能に支持される。タービンホイール24は、タービンハウジング22の内側に配置される。
コンプレッサ30は、ターボチャージャ1の後側に配置される。コンプレッサ30は、コンプレッサハウジング32及びコンプレッサホイール34等を備える。
コンプレッサハウジング32は、軸受ハウジング40の後端部に固定される。コンプレッサハウジング32の内側は、コンプレッサホイール34を覆うような形状に形成される。コンプレッサホイール34は、シャフト10の後端部に固定され、シャフト10に相対回転不能に支持される。コンプレッサホイール34は、コンプレッサハウジング32の内側に配置される。
軸受ハウジング40は、シャフト10を回転可能に支持するものである。軸受ハウジング40は、タービン20とコンプレッサ30との間に配置され、タービン20及びコンプレッサ30と前後方向に隣接する。軸受ハウジング40には、すべり軸受部42、スラスト軸受部44、第一給油油路46、及び第二給油油路48等が形成される。
すべり軸受部42は、軸受ハウジング40を前後方向に貫通する正面視略円状の孔である。すべり軸受部42には、シャフト10を滑らかに回転させるためのすべり軸受42aが配置される。すべり軸受42aは、シャフト10の前後中途部を支持する。
スラスト軸受部44は、軸受ハウジング40の後側面に形成される正面視略円状の窪みである。スラスト軸受部44には、スラスト軸受120が設けられる。なお、スラスト軸受120の構成については、後述する。
第一給油油路46は、すべり軸受部42及びスラスト軸受部44に潤滑油を供給(給油)するための孔である。第一給油油路46は、軸受ハウジング40の前後中途部における上側面から下方へ向けて伸び、その下端部がすべり軸受部42の前後中途部に接続される。
第二給油油路48は、スラスト軸受部44に潤滑油を供給(給油)するための孔である。第二給油油路48は、第一給油油路46の上下中途部より分岐して後方へ向けて伸び、その後端部がスラスト軸受部44に接続される。
このような軸受ハウジング40のすべり軸受部42及びスラスト軸受部44には、潤滑油が供給される。潤滑油は、例えば、エンジンのオイルパンに貯溜され、オイルポンプによって第一給油油路46まで圧送される。第一給油油路46まで圧送された潤滑油は、第一給油油路46を通ってすべり軸受部42に供給されると共に、第二給油油路48を通ってスラスト軸受部44に供給される。
このように構成されるターボチャージャ1は、タービンハウジング22に供給されるエンジンの排気ガスによってタービンホイール24を回転させ、当該タービンホイール24の回転によってシャフト10を回転させる。これにより、ターボチャージャ1は、シャフト10を介してコンプレッサホイール34を回転させ、圧縮された空気をエンジンのシリンダへと供給する。
本実施形態に係るスラスト軸受120は、このようなターボチャージャ1の駆動時にシャフト10に作用するスラスト荷重(前後方向の荷重)を受けるためのものである。スラスト軸受120は、第一スラストカラー112及び第二スラストカラー114を介して前記スラスト荷重を受ける。
図2に示すように、第一スラストカラー112は、前後方向を軸方向とする円筒部の前端部に、径方向外側に伸びるような形状の大径部112aが形成されることで構成される。第一スラストカラー112は、シャフト10の前後中途部に配置される。第一スラストカラー112は、シャフト10に一体的に回転可能に固定される。第一スラストカラー112は、シャフト10が前後方向に移動したときにシャフト10と共に移動する。
第二スラストカラー114は、第一スラストカラー112と略同一の形状に形成される。第二スラストカラー114は、大径部114aが第一スラストカラー112の後端部と接触した状態でシャフト10に一体的に回転可能に固定される。第二スラストカラー114は、シャフト10が前後方向に移動したときにシャフト10と共に移動する。
次に、スラスト軸受120について説明する。
スラスト軸受120は、第一スラストカラー112の大径部112aと第二スラストカラー114の大径部114aとの間にそれぞれ隙間を空けて配置される。スラスト軸受120は、本体部130及び摺動部140を備える。
図2及び図3に示すように、本体部130は、略円環状の部材の下側を切り欠いたような形状に形成される。本体部130は、その板面を前後方向へ向けて配置される。本体部130は、比較的安価な材料である鉄系材料により構成される。本体部130には、貫通孔132、ピン孔134、溝部136、及びかしめ部138等が形成される。
図3及び図4に示すように、貫通孔132は、正面視略真円状に形成され、本体部130を前後方向に貫通する孔である。貫通孔132は、本体部130の略中央部に配置される。貫通孔132の後端部は、径方向内側に突出し、他の部分よりも縮径している。
ピン孔134は、正面視略真円状に形成され、本体部130を前後方向に貫通する孔である。ピン孔134は、本体部130の右上部に配置される。
溝部136は、貫通孔132の前端部に貫通孔132と連続するように形成されると共に、正面視略真円状に形成される。溝部136は、本体部130の前側面における内縁部を径方向に沿って切り欠いて(つまり、貫通孔132の周囲を切り欠いて)、貫通孔132の前端部を拡径させることで形成される。図2に示すように、溝部136は、後方向に所定の長さだけ凹んだ形状に形成され、底面(前方向を向いた面)にかしめ部138が形成される。
かしめ部138は、溝部136の底面をかしめることによって形成される部位である。かしめ部138は、溝部136から径方向内側に突出する。本実施形態に係るかしめ部138は、周方向に適宜の間隔を空けて四つ形成される(図7参照)。
かしめ部138は、本体部130に摺動部140が取り付けられるときに形成されるものである。このため、取付前の状態を示す図3及び図4においては、かしめ部138は記載されていない。
図2及び図3に示すように、摺動部140は、正面視略円環状に形成され、その板面を前後方向へ向けて配置される。摺動部140の前後方向の長さ(厚み)は、本体部130の前後方向の長さと略同一となる。摺動部140の外径(前後中途部の外径)は、貫通孔132の内径(前後中途部の内径)よりも僅かに大きい。摺動部140の後端部は、貫通孔132の後端部に嵌め込むことができるように、外縁部が径方向に沿って切り欠かれて縮径している。
摺動部140は、本体部130を構成する鉄系材料と比較して、優れた耐焼き付き性や耐摩耗性を有する摺動材料により構成される。本実施形態に係る摺動部140は、摺動材料としての銅系材料により構成される。このような摺動部140には、挿通孔142、テーパランド部144、及び溝部146が形成される。
挿通孔142は、正面視略真円状(図5参照)に形成され、摺動部140を前後方向に貫通する孔である。挿通孔142は、摺動部140の略中心部に形成される。挿通孔142には、第一スラストカラー112の後部(円筒部)が径方向に沿って隙間を空けた状態で嵌め込まれる。
図3及び図5に示すように、テーパランド部144は、摺動部140の前側面に形成される。テーパランド部144は、テーパ部144a、第一のランド部144b、及び第二のランド部144cを有する。
テーパ部144aは、周方向に緩やかに傾斜する部位である。テーパ部144aは、周方向に適宜の間隔を空けて複数形成される。本実施形態では、テーパ部144aは、摺動部140の前側面に四つ形成される。テーパ部144aは、図5において時計回り方向に向かうにつれて後方向に緩やかに傾斜する。テーパ部144aは、摺動部140の内縁部から径方向中途部までの間に形成される。
第一のランド部144bは、周方向に適宜の間隔を空けて複数形成される上下方向及び左右方向に対して平面状の部位である。第一のランド部144bは、摺動部140の内縁部から径方向中途部までの間に形成され、テーパ部144aと周方向に隣接する。第一のランド部144bの周方向の長さは、テーパ部144aの周方向の長さよりも短い。第一のランド部144bは、周方向にテーパ部144aと交互に形成されるように、摺動部140の前側面に四つ形成される。
第二のランド部144cは、テーパ部144a及び第一のランド部144bと溝部146との間に配置され、第一のランド部144bに対して平面状の部位である。第二のランド部144cは、正面視略円環状に形成される。第二のランド部144cは、第一のランド部144bと連続して形成され、第一のランド部144bと面一となる。つまり、第二のランド部144cは、テーパ部144a及び第一のランド部144bと径方向に隣接し、正面視においてテーパ部144a及び第一のランド部144bの外側に配置される。第二のランド部144cの幅(径方向の長さ)は、テーパ部144a及び第一のランド部144bの幅(径方向の長さ)よりも短い。
溝部146は、摺動部140の前側面に形成される正面視略円状の溝である。溝部146は、摺動部140の前側面における外縁部を径方向に沿って切り欠いて、摺動部140の前端部を縮径させることで形成される。つまり、溝部146の底面(前方向を向いた面)は、第二のランド部144cよりも後側(一段低い位置)に配置される。溝部146は、第二のランド部144cと径方向に隣接する。溝部146は、後方向に凹んだ形状に形成され、その深さ(前後方向の長さ)が本体部130の溝部136の深さよりも深い(図6(b)参照)。
なお、摺動部140には、後側面にも周方向に緩やかに傾斜するテーパ部及びテーパ部と周方向に隣接するランド部とを有するテーパランド部が形成されている。図面においては、前記摺動部140の後側面に形成されるテーパランド部の図示を省略している。
次に、スラスト軸受120の本体部130に摺動部140を取り付ける手順について説明する。
図6(a)及び図6(b)に示すように、摺動部140は、貫通孔132に前側から圧入される。これにより、摺動部140は、前後中途部においてその外周面と本体部130の貫通孔132の内周面とが略隙間無く密着する。また、摺動部140の縮径部(後端部)は、本体部130の縮径部(後端部)に嵌め込まれる。
摺動部140は、このような圧入による保持力によって、本体部130に対する後方向への移動が規制される。さらに、摺動部140は、前記縮径部の後方向を向いた面と前記貫通孔132の縮径部の前方向を向いた面とが面で接触することにより、本体部130に対する後方向への移動が規制される。
摺動部140が本体部130の貫通孔132に圧入された後で、本体部130の溝部136の底面(前方向を向いた面)は、周方向に適宜の間隔を空けて四箇所がかしめ治具等によってかしめられる(図6(b)に示す矢印参照)。これにより、本体部130の溝部136の底面の材料は、径方向内側、すなわち、摺動部140の溝部146に向かって材料流動する。こうして、図6(c)及び図7に示すように、本体部130の溝部136には、摺動部140の溝部146と当接するかしめ部138が形成される。
摺動部140は、このようなかしめ部138と圧入による保持力とによって、本体部130に対する前方向への移動及び周方向への移動が規制される。
本体部130は、このようにして摺動部140を前後方向に移動不能に保持するとともに、摺動部140を回転不能に保持する。こうして、摺動部140は、貫通孔132に取り付けられる。
本実施形態に係るスラスト軸受120は、本体部130の溝部136がかしめられた後で、本体部130及び摺動部140の表面(前側面及び後側面)が削られて仕上げられる(図6(c)に二点鎖線で示す仕上げ前の本体部130及び摺動部140の表面参照)。
こうして、スラスト軸受120は、前側面が溝部136、かしめ部138、テーパ部144a、及び溝部146を除いて面一となるように形成されると共に、後側面が前記テーパ部を除いて面一となるような略平板状に形成される。
図8及び図9に示すように、このような状態において、摺動部140の溝部146は、本体部130の溝部136と径方向に隣接する。このため、摺動部140の溝部146は、本体部130の溝部136と繋がる。
一方、摺動部140の溝部146は、正面視において第二のランド部144cの外側に配置される。つまり、摺動部140の溝部146は、第二のランド部144cを間に介してテーパ部144aと径方向に離れた位置に配置され、テーパ部144aと繋がらない。
図2及び図3に示すように、このようなスラスト軸受120には、油路120aが形成される。
油路120aは、概ね上下方向に伸び、本体部130及び摺動部140を跨ぐように形成される。具体的には、油路120aは、本体部130の左右中央部における上部から後方へ向けて伸びると共に、その後部が後下方に向けて伸び、挿通孔142の前後中途部に接続される。
図1に示すように、スラスト軸受120は、第二給油油路48と油路120aとが連通するように軸受ハウジング40に対して位相を合わせた状態で、ピン孔134にピンが取り付けられることで位置が決められて回り止めされる。
このようなスラスト軸受120は、軸受ハウジング40に固定される。摺動部140の前側面及び後側面には、第二給油油路48からの潤滑油が油路120aを通って供給される。
図1及び図2に示すように、スラスト軸受120が軸受ハウジング40に固定された状態において、摺動部140の前側面及び後側面は、第一スラストカラー112の大径部112aの後側面及び第二スラストカラー114の大径部114aの前側面と対向する。
次に、ターボチャージャ1が駆動するとき、すなわち、シャフト10が回転するときのスラスト軸受120の機能について説明する。
ターボチャージャ1が駆動するとき、スラスト軸受120の摺動部140の前側面及び後側面には、油路120aを介して潤滑油が供給される。すなわち、第一スラストカラー112とスラスト軸受120との隙間及び第二スラストカラー114とスラスト軸受120との隙間には、油路120aを介して潤滑油が供給される。
第一スラストカラー112及び第二スラストカラー114は、このような状態でシャフト10と一体的に回転する。つまり、第一スラストカラー112及び第二スラストカラー114は、潤滑油を介してスラスト軸受120の摺動部140に対して摺動する。
前述したように、本実施形態に係るスラスト軸受120は、軸受ハウジング40に固定される部分である本体部130を、摺動材料とは異なる安価な材料によって形成している。つまり、スラスト軸受120は、耐焼き付き性や耐摩耗性が求められる部分、すなわち、第一スラストカラー112及び第二スラストカラー114に対して摺動する摺動部140だけを高価な摺動材料によって形成している。
これにより、スラスト軸受120は、無駄なく摺動材料を用いることができる。このため、スラスト軸受120は、局所的な摩耗や焼き付きを防止できると共に製造コストを低減できる。
第一スラストカラー112とスラスト軸受120との隙間に供給された潤滑油は、第一スラストカラー112の回転によって、テーパランド部144のテーパ部144aから第一のランド部144bへ流れる(図7参照)。このとき、潤滑油は、第一スラストカラー112とスラスト軸受120との隙間が狭くなる方向(図7における反時計回り方向)に流れる。
こうして、スラスト軸受120は、くさび効果を発生させ、油膜圧力を増大させ、ターボチャージャ1の駆動時にシャフト10に作用する後方向のスラスト荷重を受ける。つまり、スラスト軸受120は、テーパランド部144によってその負荷容量を確保している。
また、スラスト軸受120は、摺動部140の後側面においても、摺動部140の後側面に形成されるテーパランド部によってくさび効果を発生させ、ターボチャージャ1の駆動時にシャフト10に作用する前方向のスラスト荷重を受ける。
ここで、ターボチャージャ1は、駆動時に排気ガス等の影響で高温となる。したがって、本体部130及び摺動部140は、ターボチャージャ1の駆動時に高温となる。異なる材料によって形成される本体部130及び摺動部140は、その線膨張率が互いに異なるため、高温となったときに異なる量だけ膨張する。
仮に、本体部130が摺動部140よりも膨張する場合には、ターボチャージャ1の駆動時に圧入による締め代が小さくなってしまう。また、摺動部140が本体部130よりも膨張する場合、本体部130は、ターボチャージャ1が駆動するたびに摺動部140に押圧されて熱疲労によって塑性変形してしまい、その結果、圧入による保持力が小さくなってしまう。
そこで、図6に示すように、本実施形態に係るスラスト軸受120は、本体部130に摺動部140を圧入するだけでなく、かしめ部138によって摺動部140を保持している。これにより、スラスト軸受120は、本体部130と摺動部140との線膨張率の違いによって圧入による保持力が低下した場合でも、かしめ部138によって摺動部140を確実に保持できる。
また、スラスト軸受120は、本体部130の溝部136の底面(前方向を向いた面)をかしめることで、かしめ部138を本体部130の前側面よりも一段低い位置に形成している。これにより、スラスト軸受120は、その表面が削られる場合でも、かしめ部138が削られてしまうことを確実に防止できる(図6(c)に二点鎖線で示す仕上げ前の本体部130及び摺動部140の表面参照)。
図8及び図9に示すように、本実施形態に係るスラスト軸受120は、摺動部140に第二のランド部144cを有するテーパランド部144を形成することで、本体部130の溝部136及び摺動部140の溝部146とテーパ部144aとが径方向に隣接しないようにしている。
ここで、仮に、本体部130の溝部136及び摺動部140の溝部146と径方向に隣接するテーパ部を形成した場合には、本体部130の溝部136及び摺動部140の溝部146と前記テーパ部とが繋がってしまう(図10参照)。したがって、この場合には、潤滑油が前記テーパ部から本体部130の溝部136及び摺動部140の溝部146に流れてしまう。つまり、この場合には、前記テーパ部から本体部130の溝部136及び摺動部140の溝部146に漏れる潤滑油の量が増えてしまい、その結果、効果的に油膜圧力を増大させることができない。
一方、スラスト軸受120は、第二のランド部144cを形成することで、本体部130の溝部136及び摺動部140の溝部146とテーパ部144aとが繋がらないようにしている。これにより、第一スラストカラー112と第二のランド部144cとで潤滑油のシールが可能となり、スラスト軸受120は、テーパ部144aから本体部130の溝部136及び摺動部140の溝部146に潤滑油が流れにくくすることができる。
これによれば、スラスト軸受120は、本体部130及び摺動部140に溝部136・146を形成した場合でも、テーパ部144aから本体部130の溝部136及び摺動部140の溝部146に漏れる潤滑油の量を減らすことができる。したがって、スラスト軸受120は、効率的にテーパ部144aから第一のランド部144bに潤滑油を流すことができる。このため、スラスト軸受120は、くさび効果により効果的に油膜圧力を増大させることができる。
以上のように、スラスト軸受120は、本体部130及び摺動部140に溝部136・146を形成した場合でも、第二のランド部144cによって負荷容量の低下を防止できる。つまり、スラスト軸受120は、本体部130及び摺動部140を備える構成によってコストを低減すると共にかしめ部138によって摺動部140を確実に保持しつつ、耐焼き付き性を向上させることができる。
また、スラスト軸受120は、本体部130及び摺動部140に溝部136・146を形成した場合でも、第一スラストカラー112との隙間から飛散する潤滑油の量が増えてしまうことを防止できる。つまり、スラスト軸受120は、ターボチャージャ1のコンプレッサ30側、すなわち、ターボチャージャ1の後側からの潤滑油の漏れ量を低減できる。
さらに、スラスト軸受120は、潤滑油の漏れ量を低減できるため、摺動部140の前側面及び後側面に供給される潤滑油量を削減できる。つまり、スラスト軸受120は、本体部130及び摺動部140に溝部136・146を形成した場合でも、負荷容量を確保するために必要な潤滑油の量が増えてしまうことを防止できる。
前述したように、第一のランド部144bと第二のランド部144cとは面一となっている。これにより、スラスト軸受120は、第一のランド部144bと第二のランド部144cとによりテーパ部144aから潤滑油が漏れることを効果的に防止できる。したがって、スラスト軸受120は、耐焼き付き性を向上させることができる。
また、スラスト軸受120は、第一のランド部144b及び第二のランド部144cに対して第一スラストカラー112を摺動させることができる。つまり、スラスト軸受120は、第二のランド部144cが第一のランド部144bに対して前方向に突出している場合と比較して、第二のランド部144cの局所的な磨耗を抑制できる。
このように、本実施形態に係るスラスト軸受120は、シャフト10に固定される第一スラストカラー112(スラストカラー)と対向して配置されるスラスト軸受であって、前側面(前記第一スラストカラー112と対向する面)には、前記シャフト10の周方向に沿って後方向(スラスト方向)に傾斜するテーパ部144aと、前記テーパ部144aと前記周方向に隣接する第一のランド部144bと、正面視(スラスト方向視)において前記テーパ部144a及び前記第一のランド部144bの外側に配置される第二のランド部144cを有するテーパランド部144と、正面視(スラスト方向視)において前記テーパランド部144の外側に配置され、後方向(スラスト方向)に凹んだ溝部136・146と、が形成されるものである。
このように構成することにより、耐焼き付き性を向上させることができる。
前記第二のランド部144cは、前記第一のランド部144bと面一となるものである。
このように構成することにより、耐焼き付き性を向上させることができる。
本実施形態に係るスラスト軸受120は、前記第一スラストカラー112(スラストカラー)が摺動する摺動部140と、前記摺動部140が取り付けられる本体部130と、を備え、前記溝部136には、前記摺動部140の前記本体部130に対する移動を規制するかしめ部138が形成されるものである。
このように構成することにより、保持力を向上させることができる。
シャフト10に固定された第一スラストカラー112(スラストカラー)と、前記第一スラストカラー112に対向して配置されるスラスト軸受120とを具備するスラスト軸受構造であって、前記第一スラストカラー112及び前記スラスト軸受120の少なくともいずれか一方の、前記第一スラストカラー112と前記スラスト軸受120とが対向する面には、前記シャフト10の周方向に沿って後方向(スラスト方向)に傾斜するテーパ部144aと、前記テーパ部144aと前記周方向に隣接する第一のランド部144bと、正面視(スラスト方向視)において前記テーパ部144a及び前記第一のランド部144bの外側に配置される第二のランド部144cとを有するテーパランド部144と、正面視(スラスト方向視)において前記テーパランド部144の外側に配置され、後方向(スラスト方向)に凹んだ溝部136・146と、が形成されるものである。
このように構成することにより、耐焼き付き性を向上させることができる。
以上のように、本実施形態に係る第一スラストカラー112は、本発明に係るスラストカラーに対応する。
本実施形態に係るスラスト軸受120の前側面は、第一スラストカラー112と対向する面である。
本実施形態に係る前後方向は、スラスト方向に対応する。
本発明に係る溝部の構成は、本実施形態に限定されるものでなく、本体部及び摺動部のいずれか一方だけに形成される構成であっても構わない。
本発明に係る溝部の形状は、本実施形態に限定されるものでなく、例えば、正面視略円弧状に形成されていても構わない。
また、溝部は、底面(前方向を向いた面)が形成されていなくてもよく、例えば、スラスト軸受の前側面から後側面を貫通する正面視略円弧状の貫通孔等であっても構わない。
スラスト軸受は、前側面及び後側面にそれぞれかしめ部が形成されるような構成であっても構わない。この場合には、本体部の前側面及び後側面と摺動部の前側面及び後側面とにそれぞれ溝部が形成され、前記本体部の前側面及び後側面に形成される溝部をかしめることで、前記本体部の前側面及び後側面にかしめ部が形成されていても構わない。
また、本実施形態に係るテーパランド部144と略同一形状のテーパランド部が、前記摺動部の前側面及び後側面にそれぞれ形成されていても構わない。このような場合において、本発明に係るスラストカラーは、第一スラストカラー112及び第二スラストカラー114となる。また、スラストカラーと対向する面は、スラスト軸受の前側面及び後側面となる。
本発明に係るスラスト軸受は、本体部と摺動部とが一体的に形成されるような構成であっても構わない。このような場合において、スラスト軸受は、摺動材料によって形成されることが好ましい。
本発明に係る本体部の形状は、本実施形態のような略円環状の部材の下側を切り欠いたような形状に限定されるものでなく、例えば、略円環状や略多角形状等であっても構わない。
本発明に係る摺動部は、本実施形態のような略円環状に限定されるものでなく、例えば、略多角形状に形成されていても構わない。この場合、本体部の貫通孔は、摺動部と略同一形状に形成される。
本発明に係るスラスト軸受は、摺動部をかしめても構わない。つまり、スラスト軸受は、本体部及び摺動部のいずれか一方をかしめればよい。
スラスト軸受は、本体部と摺動部とのうち、硬い材料で形成される一方(かしめるために必要な荷重が大きい方、本実施形態では本体部130)をかしめることが好ましい。
これにより、スラスト軸受は、本体部の材料(硬い材料)を摺動部の溝部の外縁部に部分的に食い込ませることができる。したがって、スラスト軸受は、摺動部の本体部に対する周方向への移動をより確実に規制でき、ひいては、摺動部をより確実に保持できる。また、スラスト軸受は、硬い材料をかしめてかしめ部を形成することで、より確実に摺動部の前方向への移動を規制できるため、摺動部をより確実に保持できる。
本発明に係るスラスト軸受は、必ずしも本体部に摺動部が圧入される必要はない。スラスト軸受は、例えば、本体部と摺動部とが溶接によって固定されても構わない。また、本体部は、かしめ部によって摺動部を保持しなくても構わない。
本発明に係るスラスト軸受は、スラスト方向の一方向(例えば、前方向)だけのスラスト荷重を受けるものであってもよい。このような場合において、スラスト軸受は、例えば、本体部に形成される凹部に、前記凹部と略同一形状に形成される摺動部を圧入することで構成されるものであってもよい。
本発明に係るスラストカラーの形状は、本実施形態に限定されるものでなく、例えば、略円環状等であっても構わない。また、スラストカラーは、シャフトに溝部を形成する等して、シャフトに形成されていても構わない。
なお、本発明に係るスラスト軸受構造において、テーパランド部は、スラスト軸受ではなく、スラストカラーに形成されていても構わない。
10 シャフト
112 第一スラストカラー(スラストカラー)
120 スラスト軸受
144 テーパランド部
144a テーパ部
144b 第一のランド部
144c 第二のランド部

Claims (3)

  1. シャフトに固定されるスラストカラーと対向して配置されるスラスト軸受であって、
    前記スラストカラーが摺動する摺動部と、
    前記摺動部が取り付けられる本体部と、
    を備え、
    前記スラストカラーと対向する面には、
    前記シャフトの周方向に沿ってスラスト方向に傾斜するテーパ部と、前記テーパ部と前記周方向に隣接する第一のランド部と、スラスト方向視において前記テーパ部及び前記第一のランド部の外側に配置される第二のランド部を有するテーパランド部と、
    スラスト方向視において前記テーパランド部の外側に配置され、スラスト方向に凹んだ溝部と、
    が形成され
    前記溝部には、
    前記摺動部の前記本体部に対する移動を規制するかしめ部が形成される、
    スラスト軸受。
  2. 前記第二のランド部は、
    前記第一のランド部と面一となる、
    請求項1に記載のスラスト軸受。
  3. シャフトに固定されたスラストカラーと、前記スラストカラーに対向して配置されるスラスト軸受と、を具備するスラスト軸受構造であって、
    前記スラスト軸受は、前記スラストカラーが摺動する摺動部と、前記摺動部が取り付けられる本体部と、を備え、
    前記スラスト軸受の前記スラストカラーと対向する面には、
    前記シャフトの周方向に沿ってスラスト方向に傾斜するテーパ部と、前記テーパ部と前記周方向に隣接する第一のランド部と、スラスト方向視において前記テーパ部及び前記第一のランド部の外側に配置される第二のランド部とを有するテーパランド部と、
    スラスト方向視において前記テーパランド部の外側に配置され、スラスト方向に凹んだ溝部と、
    が形成され、
    前記溝部には、
    前記摺動部の前記本体部に対する移動を規制するかしめ部が形成される、
    スラスト軸受構造。
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