JP6297261B2 - サーバ、凍結発泡体及び飲料 - Google Patents

サーバ、凍結発泡体及び飲料 Download PDF

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Description

本発明は、穀物性発泡飲料の凍結発泡体を提供するサーバ、凍結発泡体及び飲料に関する。
特許文献1〜3に、ビールやビールテイスト飲料等の穀物性発泡飲料をフローズンのような凍結発泡体(凍結微粒子)として提供する技術が記載されている。この特許文献1〜3に記載された技術は、エバポレータとスクリュー式のオーガを兼ねたスクリュー式撹拌羽根とからなる冷却シリンダにより、穀物性発泡飲料の液体を凍結させて凍結発泡体を製造するとともに、製造した凍結発泡体をフローズン飲料ディスペンサ注出口から注出するものである。
特許第4959018号公報 特許第4988968号公報 特許第5000020号公報
近年、様々な種類の穀物性発泡飲料が提供されるとともに、様々なスタイルで穀物性発泡飲料が提供されるようになってきたことに伴い、消費者は、味や香りだけでなく、意匠性の観点からも穀物性発泡飲料を嗜好するようになってきた。
しかしながら、特許文献1〜3に記載された技術は、単一の凍結発泡体を注出する技術であるため、凍結発泡体の味、香り及び意匠性が単調となる。このため、消費者の嗜好性向上には限界があるという問題がある。
そこで、本発明は、味、香り及び意匠性を多様化して嗜好性を向上することができるサーバ、凍結発泡体及び飲料を提供することを目的とする。
本発明に係るサーバは、穀物性発泡飲料の凍結発泡体を提供するサーバであって、第一穀物性発泡飲料の第一凍結発泡体が収容される第一容器に接続される第一流路と、第二穀物性発泡飲料の第二凍結発泡体が収容される第二容器に接続される第二流路と、第一流路と第二流路とに接続される第三流路と、第三流路に接続されるカランと、を備え、カランは、第一凍結発泡体と第二凍結発泡体との混合体を注出する。
本発明に係るサーバによれば、第一容器から第一流路に供給された第一凍結発泡体と第二容器から第二路に供給された第二凍結発泡体とが第三流路において合流されて、第一凍結発泡体と第二凍結発泡体との混合体がカランから注出される。このように、注出された凍結発泡体は第一凍結発泡体と第二凍結発泡体との混合体であることから、注出された凍結発泡体の味、香り及び意匠性を多様化させることができる。特に、第一穀物性発泡飲料と第二穀物性発泡飲料との液種が異なる場合は、注出された凍結発泡体の味、香り及び意匠性を更に多様化させることができる。この場合、混合体を構成する第一凍結発泡体と第二凍結発泡体とを層状に混合させることで、第一凍結発泡体の味と第二凍結発泡体の味、第一凍結発泡体の香りと第二凍結発泡体の香り、第一凍結発泡体の色と第二凍結発泡体の色とを、明確に分けることができる。これにより、より嗜好性を向上させることができる。
この場合、第一流路を流れる第一凍結発泡体の流量と、第二流路を流れる第二凍結発泡体の流量と、が異なるものとすることができる。このように、第一凍結発泡体の流量と第二凍結発泡体の流量とを異ならせることで、注出された凍結発泡体の味、香り及び意匠性を更に多様化させることができる。
また、第一流路に第一凍結発泡体を供給する第一供給部と、第二流路に第二凍結発泡体を供給する第二供給部と、を備え、第一供給部が第一凍結発泡体を第一流路に供給する供給量と、第二供給部が第二凍結発泡体を第二流路に供給する供給量と、が異なるものとすることができる。このように、第一供給部による第一凍結発泡体の供給量と第二供給部による第二凍結発泡体の供給量とを異ならせることで、第一流路を流れる第一凍結発泡体の流量と第二流路を流れる第二凍結発泡体の流量とを容易に異ならせることができる。
本発明に係る凍結発泡体は、穀物性発泡飲料の凍結発泡体であって、第一穀物性発泡飲料の第一凍結発泡体と、第二穀物性発泡飲料の第二凍結発泡体と、を含み、第一凍結発泡体と第二凍結発泡体とが層状に混合されている。
本発明に係る凍結発泡体によれば、第一凍結発泡体と第二凍結発泡体とが層状に混合されているため、味、香り及び意匠性を多様化させることができる。特に、第一穀物性発泡飲料と第二穀物性発泡飲料との液種が異なる場合は、味、香り及び意匠性を更に多様化させることができる。この場合、第一凍結発泡体と第二凍結発泡体とを層状に混合させることで、第一凍結発泡体の味と第二凍結発泡体の味、第一凍結発泡体の香りと第二凍結発泡体の香り、第一凍結発泡体の色と第二凍結発泡体の色とを、明確に分けることができる。これにより、より嗜好性を向上させることができる。
この場合、第一穀物性発泡飲料と第二穀物性発泡飲料との液種が異なるものとすることができる。このように、第一穀物性発泡飲料と第二穀物性発泡飲料との液種が異なっているため、味、香り及び意匠性を更に多様化させることができるとともに、第一凍結発泡体の味と第二凍結発泡体の味、第一凍結発泡体の香りと第二凍結発泡体の香り、第一凍結発泡体の色と第二凍結発泡体の色とを、明確に分けることができる。これにより、より嗜好性を向上させることができる。
また、第一凍結発泡体と第二凍結発泡体とが層状に混合された混合体が渦巻き状に形成されているものとすることができる。このように、第一凍結発泡体と第二凍結発泡体とが層状に混合された混合体が渦巻き状に形成されていることで、第一凍結発泡体の色と第二凍結発泡体の色とで構成される意匠の多様性を更に向上させることができる。
本発明に係る飲料は、上記の何れかの凍結発泡体が液体の上に乗せられており、凍結発泡体と液体とが異なる液種である。
本発明に係る飲料によれば、上述した凍結発泡体が液体の上に乗せられているため、味、香り及び意匠性が多様化された嗜好性の高い飲料とすることができる。
この場合、凍結発泡体の比重が液体の比重よりも小さいものとすることができる。このように凍結発泡体の比重を液体の比重よりも小さくすると、凍結発泡体が融解した融解液体は凍結発泡体の下方に下がるが、凍結発泡体の融解速度は遅く、この融解液体の下降は極めて緩やかであるため、融解液体は、液体に混ざり合うことなく凍結発泡体と液体との間に滞留する。このため、混合凍結発泡体の比重と液体の比重との差が極めて小さくても、凍結発泡体が融解することにより、凍結発泡体の層と融解液体の層と液体の層との三層構造の飲料とすることができる。
また、凍結発泡体の層と液体の層との間に、凍結発泡体が融解した融解液体の層が形成されているものとすることができる。このように、飲料を三層構造で構成することで、飲料の意匠性を更に高めることができる。なお、上述したように凍結発泡体が融解した融解液体の下降は極めて緩やかであるため、必ずしも凍結発泡体の比重を液体の比重よりも小さくする必要はないが、長時間にわたって三層構造を維持させるためには、凍結発泡体の比重を液体の比重よりも小さくすることが好ましい。
本発明によれば、味、香り及び意匠性を多様化して嗜好性を向上することができる。
実施形態に係るサーバの概略構成を示す図である。 サーバを備える飲料提供装置の概略構成を示す図である。 第一流路、第二流路及び第三流路を流れる凍結発泡体の状態を示した図である。 グラスに注出された凍結発泡体の状態を示した平面図である。 グラスに注出された凍結発泡体の状態を示した斜視図である。 ビールの上に凍結発泡体が乗せられた状態を示した断面図である。 実施例1におけるグラス内の状態を示す図である。 実施例2におけるグラス内の状態を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明に係るサーバ、凍結発泡体及び飲料の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、全図中、同一又は相当部分には同一符号を付すこととする。
図1は、実施形態に係るサーバの概略構成を示す図である。図2は、サーバを備える飲料提供装置の概略構成を示す図である。図1及び図2に示すように、本実施形態に係るサーバ6を備える飲料提供装置1は、主に、第一穀物性発泡飲料が収容された第一樽2aと、第二穀物性発泡飲料が収容された第二樽2bと、第一樽2aにガスを供給する第一炭酸ガスボンベ3aと、第二樽2bにガスを供給する第二炭酸ガスボンベ3bと、第一樽2aに接続されて第一穀物性発泡飲料の凍結発泡体を製造する第一フローズン製造装置4と、第二樽2bに接続されて第二穀物性発泡飲料の凍結発泡体を製造する第二フローズン製造装置5と、第一フローズン製造装置4と第二フローズン製造装置5とに接続されて凍結発泡体が注出されるサーバ6と、を備えている。また、サーバ6は、第一フローズン製造装置4と第二フローズン製造装置5とに接続されて凍結発泡体が流れる凍結発泡体用流路7と、凍結発泡体用流路7に接続されて凍結発泡体が注出されるカラン8と、を備えている。なお、狭義のサーバ(本実施形態のサーバ6)には、第一フローズン製造装置4及び第二フローズン製造装置5が含まれないが、広義のサーバには、第一フローズン製造装置4及び第二フローズン製造装置5も含まれる。
第一穀物性発泡飲料及び第二穀物性発泡飲料は、ビールや発泡酒などの穀物を原料とする発泡性の飲料(穀物性発泡飲料)であり、穀物には、例えば、大麦、小麦、米類、とうもろこし、豆類及びいも類からなる群より選択される1種以上が含まれる。なお、第一穀物性発泡飲料及び第二穀物性発泡飲料には、アルコール飲料の他、アルコールを含まない飲料も含まれる。また、第一穀物性発泡飲料と第二穀物性発泡飲料とは、同液種の穀物性発泡飲料であってもよいが、異液種の穀物性発泡飲料であることが好ましい。そこで、本実施形態では、第一穀物性発泡飲料をピルスナービールのような淡色ビール(以下「金ビール」という)とし、第二穀物性発泡飲料を黒色のビール(以下「黒ビール」という)として説明する。
凍結発泡体は、特許文献1〜3に記載された凍結発泡体や凍結微粒子等のように穀物性発泡飲料を凍結させて流動性を持たせたものであって、所謂フローズンやシャーベットと呼ばれるものである。金ビールの凍結発泡体は、金ビールを凍結させて流動性を持たせることにより白色となり、これを白色凍結発泡体(第一凍結発泡体)という。また、黒ビールの凍結発泡体は、黒ビールを凍結させて流動性を持たせることにより褐色となり、これを褐色凍結発泡体(第二凍結発泡体)という。
第一樽2a、第二樽2b、第一炭酸ガスボンベ3a及び第二炭酸ガスボンベ3bは、ビールサーバに接続される周知のビール樽及び炭酸ガスボンベと同様の構成をしている。つまり、第一炭酸ガスボンベ3aから第一樽2aにガスを供給することで、第一樽2aから第一フローズン製造装置4に金ビールを供給することが可能となっており、第二炭酸ガスボンベ3bから第二樽2bにガスを供給することで、第二樽2bから第二フローズン製造装置5に黒ビールを供給することが可能となっている。
第一フローズン製造装置4は、第一樽2aから供給された金ビールを冷却して金ビールの凍結発泡体を製造するものである。第一フローズン製造装置4は、主に、第一樽2aから供給された金ビールを貯留する第一容器41と、第一容器41の内部に配置されて金ビールの凍結発泡体を製造する冷却シリンダ42と、を備えている。
第一容器41には、第一樽2aから供給される金ビールを第一容器41の内部に流入させる第一流入口43と、冷却シリンダ42により製造された金ビールの白色凍結発泡体を凍結発泡体用流路7に流出させる第一流出口44と、が形成されている。
冷却シリンダ42は、第一樽2aから供給された金ビールを冷却して金ビールの凍結発泡体を製造するために、主に、円筒状の第一冷却管45と、第一スクリュー式撹拌羽根46と、を備えている。第一冷却管45は、エバポレータ等のように内部に冷媒を流すことで、その周面上に金ビールを氷結させるものである。第一スクリュー式撹拌羽根46は、モータなどの回転駆動装置による回転駆動により回転することで、第一冷却管45の周面上に氷結した氷を、第一冷却管45の周面上から削り取って撹拌し、第一流出口44側に押し進めるものである。
このため、第一容器41に注入された金ビールは、第一冷却管45により氷結されて第一スクリュー式撹拌羽根46により撹拌されることで、流動性を有する白色凍結発泡体となる。そして、第一スクリュー式撹拌羽根46を回転させることで、白色凍結発泡体が第一流出口44側に押し進められるとともに第一流出口44から凍結発泡体用流路7に押し出される。これにより、第一容器41から凍結発泡体用流路7に白色凍結発泡体を供給することが可能となっている。また、第一スクリュー式撹拌羽根46の回転速度を調整することで、白色凍結発泡体を凍結発泡体用流路7に供給する供給量を調整することが可能となっている。
第二フローズン製造装置5は、第二樽2bから供給された黒ビールを冷却して黒ビールの凍結発泡体を製造するものである。第二フローズン製造装置5は、主に、第二樽2bから供給された黒ビールを貯留する第二容器51と、第二容器51の内部に配置されて黒ビールの凍結発泡体を製造する冷却シリンダ52と、を備えている。
第二容器51には、第二樽2bから供給される黒ビールを第二容器51の内部に流入させる第二流入口53と、冷却シリンダ52により製造された黒ビールの褐色凍結発泡体を凍結発泡体用流路7に流出する第二流出口54と、が形成されている。
冷却シリンダ52は、第二樽2bから供給された黒ビールを冷却して黒ビールの凍結発泡体を製造するために、主に、円筒状の第二冷却管55と、第二スクリュー式撹拌羽根56と、を備えている。第二冷却管55は、エバポレータ等のように内部に冷媒を流すことで、その周面上に黒ビールを氷結させるものである。第二スクリュー式撹拌羽根56は、モータなどの回転駆動装置による回転駆動により回転することで、第二冷却管55の周面上に氷結した氷を、第二冷却管55の周面上から削り取って撹拌し、第二流出口54側に押し進めるものである。
このため、第二容器51に注入された黒ビールは、第二冷却管55により氷結されて第二スクリュー式撹拌羽根56により撹拌されることで、流動性を有する褐色凍結発泡体となる。そして、第二スクリュー式撹拌羽根56の回転により、褐色凍結発泡体が第二流出口54側に押し進められ、第二流出口54から凍結発泡体用流路7に押し出される。これにより、第二容器51から凍結発泡体用流路7に褐色凍結発泡体を供給することが可能となっている。また、第二スクリュー式撹拌羽根56の回転速度を調整することで、褐色凍結発泡体を凍結発泡体用流路7に供給する供給量を調整することが可能となっている。
凍結発泡体用流路7は、第一フローズン製造装置4の第一容器41に接続される第一流路71と、第二フローズン製造装置5の第二容器51に接続される第二流路72と、第一流路71と第二流路72とに接続された第三流路73と、を備えている。
第一流路71は、第一容器41の第一流出口44に接続されており、第一流出口44から押し出された白色凍結発泡体が供給される流路である。
第二流路72は、第二容器51の第二流出口54に接続されており、第二流出口54から押し出された褐色凍結発泡体が供給される流路である。
第三流路73は、第一流路71と第二流路72とをY字状に合流する流路である。このため、第一流路71に供給された白色凍結発泡体と第二流路72に供給された褐色凍結発泡体とは、第一流路71及び第二流路72と第三流路73との合流点Aにおいて合流され、白色凍結発泡体と褐色凍結発泡体との混合体である混合凍結発泡体が第三流路73をカラン8側に流れていく。
このとき、凍結発泡体は、流動性を有するものの液体に比べて粘性が高いため、合流点Aにおいて合流された白色凍結発泡体と褐色凍結発泡体とは互いに撹拌されることなく層状に合わさる。この場合、第三流路73に対して第一流路71及び第二流路72を真直ぐに接続すると、白色凍結発泡体と褐色凍結発泡体とが直線の層状に合わさった混合凍結発泡体が第三流路73に流れていく。一方、第三流路73に対して第一流路71及び第二流路72を捩じって接続すると、白色凍結発泡体と褐色凍結発泡体とが螺旋の層状に合わさった混合凍結発泡体が第三流路73に流れていく。
なお、第一流路71、第二流路72及び第三流路73の構成は、特に限定されるものではなく、例えば、チューブにより各流路を形成してもよく、樹脂の一体成型により各流路を形成してもよく、チューブと樹脂の一体成型との組み合わせにより各流路を形成してもよい。
カラン8は、第三流路73に接続されており、第三流路73から流れてきた混合凍結発泡体を注出するものである。カラン8は、内部に第三流路73から流れてきた混合凍結発泡体が通る流路(不図示)が形成されたカラン本体81と、カラン本体81の内部に形成された流路を開閉するレバー82と、カラン本体81の内部に形成された流路に連通されて混合凍結発泡体を注出するためのノズル83と、を備えている。そして、レバー82を倒すと、カラン本体81の内部の流路が開かれて、カラン本体81の内部の流路に導入された混合凍結発泡体がノズル83から注出される。一方、レバー82を起立させると、カラン本体81の内部の流路が閉ざされて、ノズル83からの混合凍結発泡体の注出が止まる。
次に、図1〜図5を参照して、飲料提供装置1を用いた凍結発泡体の注出方法について説明する。図3は、第一流路、第二流路及び第三流路を流れる凍結発泡体の状態を示した図である。図4は、グラスに注出された凍結発泡体の状態を示した平面図である。図5は、グラスに注出された凍結発泡体の状態を示した斜視図である。なお、図5では、グラスに注出された穀物性発泡飲料等の液体の上に、凍結発泡体を注出した状態を示している。
まず、第一炭酸ガスボンベ3aから第一樽2aにガスが供給されることで、第一樽2aから第一フローズン製造装置4の第一容器41に金ビールが供給される。また、第二炭酸ガスボンベ3bから第二樽2bにガスが供給されることで、第二樽2bから第二フローズン製造装置5の第二容器51に黒ビールが供給される。
すると、第一フローズン製造装置4では、第一容器41に供給された金ビールが、第一冷却管45により氷結されて第一スクリュー式撹拌羽根46により撹拌されることで、流動性を有する白色凍結発泡体となる。また、第二フローズン製造装置5では、第二容器51に供給された黒ビールが、第二冷却管55により氷結されて第二スクリュー式撹拌羽根56により撹拌されることで、流動性を有する褐色凍結発泡体となる。
このとき、通常時は、カラン8のレバー82が起立した状態に保持されている。この場合、カラン本体81の内部の流路が閉じられているため、第一容器41内で製造された白色凍結発泡体及び第二容器51内で製造された褐色凍結発泡体は、第一スクリュー式撹拌羽根46及び第二スクリュー式撹拌羽根56の回転によって第一流出口44及び第二流出口54側に押し進められても、第一流路71及び第二流路72に供給されない。
そして、カラン8のレバー82を倒すと、カラン本体81の内部の流路が開かれる。すると、第一容器41内で製造された白色凍結発泡体は、第一スクリュー式撹拌羽根46の回転によって第一流出口44側に押し進められて、第一流路71に供給される。また、第二容器51内で製造された褐色凍結発泡体は、第二スクリュー式撹拌羽根56の回転によって第二流出口54側に押し進められて、第二流路72に供給される。
図3に示すように、第一流路71に供給された白色凍結発泡体Bwと第二流路72に供給された褐色凍結発泡体Bbとは、第一流路71及び第二流路72と第三流路73との合流点Aにおいて合流し、層状に合わさった混合凍結発泡体Bcとなる。そして、この混合凍結発泡体Bcは、第三流路73をカラン8側に流れて行き、カラン8のノズル83からグラス(飲料容器)に注出される。このとき、図5に示すように、混合凍結発泡体BcをグラスGに注出する前に、穀物性発泡飲料などの液体LをグラスGに注出しておくことで、液体Lの上に混合凍結発泡体Bcを乗せることができる。また、混合凍結発泡体Bcを注出するグラスGを回転させることで、図4及び図5に示すように、ノズル83から注出される混合凍結発泡体Bcを渦巻き状に形成することができる。
このようにしてグラスGに注出された混合凍結発泡体Bcは、白色凍結発泡体Bwと褐色凍結発泡体Bbとが互いに撹拌されることなく層状に合わさった状態のものであるため、図4及び図5に示すように、白色凍結発泡体Bwと褐色凍結発泡体Bbとが分離した状態となる。つまり、白色凍結発泡体Bwの味と褐色凍結発泡体Bbの味、白色凍結発泡体Bwの香りと褐色凍結発泡体Bbの香り、白色凍結発泡体Bwの色と褐色凍結発泡体Bbの色とが、明確に分かれる。これにより、凍結発泡体の嗜好性を向上させることができる。
このとき、第一スクリュー式撹拌羽根46の回転速度と第二スクリュー式撹拌羽根56の回転速度を変えることで、第一流路71を流れる白色凍結発泡体Bwの流量と第二流路72を流れる褐色凍結発泡体Bbの流量とを異ならせることができる。これにより、グラスGに注出された混合凍結発泡体Bcの白色凍結発泡体Bwと褐色凍結発泡体Bbとの比率が変わるため、混合凍結発泡体Bcの味、香り及び意匠性を更に多様化させることができる。
図6は、ビールの上に凍結発泡体が乗せられた状態を示す断面図である。図6に示すように、穀物性発泡飲料などの液体Lの上に混合凍結発泡体Bcを乗せた飲料は、時間の経過とともに混合凍結発泡体Bcが融解してくる。このとき、混合凍結発泡体Bcが融解した融解液体は凍結発泡体の下方に下がるが、凍結発泡体の融解速度は遅く、この融解液体の下降は極めて緩やかであるため、混合凍結発泡体Bcの層と液体Lの層との間に、融解液体Lfの層が形成される。
ここで、混合凍結発泡体の比重が液体の比重よりも小さい場合は、融解液体Lfが液体Lに混ざり合うことなく混合凍結発泡体Bcと液体Lとの間に滞留するため、混合凍結発泡体の比重と液体の比重との差が極めて小さくても、液体Lの層、融解液体Lfの層及び混合凍結発泡体Bcの層の三層構造が長時間にわたって保持される。一方、混合凍結発泡体の比重が液体の比重よりも大きい場合は、融解液体Lfの層及び混合凍結発泡体Bcの層の三層構造が形成されたのち、融解液体Lfが液体Lに拡散していく。
このように、飲料を三層構造で構成することで、飲料の意匠性を更に高めることができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施形態では、第一フローズン製造装置及び第二フローズン製造装置は、エバポレータとスクリュー式撹拌羽根とを備える冷却シリンダにより穀物性発泡飲料の凍結発泡体を製造するものとして説明したが、穀物性発泡飲料の凍結発泡体を製造することができれば、如何なる構成であってもよい。例えば、第一容器及び第二容器内の穀物性発泡飲料を、エバポレータ以外の冷却手段により冷却して撹拌羽根により撹拌することで、穀物性発泡飲料の凍結発泡体を製造するものとしてもよい。
また、上記実施形態では、白色凍結発泡体を第一流路に供給する供給量(第一流路を流れる第一凍結発泡体の流量)及び褐色凍結発泡体を第二流路に供給する供給量(第二流路を流れる第二凍結発泡体の流量)を、第一スクリュー式撹拌羽根及び第二スクリュー式攪拌羽根の回転速度を変えることで調整するものとして説明したが、例えば、第一流路と第二流路の内径や長さを変えることで調整するものとしてもよい。
次に、本発明の実施例について説明する。なお、本発明は、以下の実施例に限定されるものではない。
実施例では、凍結発泡体の代わりに、ビールを発泡させた泡を用いて実験した。具体的には、金ビールの液体L1と、黒ビールの液体L2と、金ビールを発泡させた白色泡Bw’と黒ビールを発泡させた褐色泡Bb’との混合泡Bc’と、により、融解液体Lfの層が形成される状態を観察した。黒ビールの液体L2の比重は金ビールの液体L1の比重よりも大きく、金ビールの液体L1と黒ビールの液体L2との比重の差は0.01未満であった。
(実施例1)
実施例1では、グラスGに黒ビールの液体L2を注出した後、グラスGに混合泡Bc’を注出することで、黒ビールの液体L2の上に混合泡Bc’を乗せた。なお、混合泡Bc’の比重は、液体L2の比重よりも小さくなっている。
図7は、実施例1におけるグラス内の状態を示す図であり、図7(a)は、混合泡Bc’を注出した直後、図7(b)は、混合泡Bc’を注出してから30秒後、図7(c)は、混合泡Bc’を注出してから1分後、図7(d)は、混合泡Bc’を注出してから2分後、のグラスG内の様子をそれぞれ示している。
図7(a)〜図7(d)に示すように、混合泡Bc’を注出してから30秒以上経過するまでに、混合泡Bc’からなる層R1と液体L2からなる層R3との間に、混合泡Bc’が融解した融解液体Lfからなる層R2が形成された。また、混合泡Bc’が融解することにより、混合泡Bc’を注出してから時間が経過するに従って、混合泡Bc’からなる層R1の厚みが小さくなるとともに液体L2からなる層R3の厚みが大きくなっていた。
ここで、混合泡Bc’と混合凍結発泡体Bcとは、互いに液体L2の上に乗せられるものであって、時間の経過とともに融解して融解液体となる点において共通する。このようなことから、混合泡Bc’を混合凍結発泡体Bcに変えたとしても、上記と同じ状態変化が起こると推察される。
以上の結果から、混合凍結発泡体Bcの比重を液体L2の比重よりも小さくすることで、融解液体Lfが液体L2に混ざり合うことなく混合凍結発泡体Bcと液体L2との間に滞留するため、混合凍結発泡体Bcの層R1、融解液体Lfの層R2及び液体Lの層R3の三層構造が長時間にわたって保持されることが分かった。
(実施例2)
実施例2では、グラスGに金ビールの液体L1を注出した後、グラスGに混合泡Bc’を注出することで、金ビールの液体L1の上に混合泡Bc’を乗せた。なお、混合泡Bc’の比重は、液体L1の比重よりも大きくなっている。
図8は、実施例2におけるグラス内の状態を示す図であり、図8(a)は、混合泡Bc’を注出した直後、図8(b)は、混合泡Bc’を注出してから30秒後、図8(c)は、混合泡Bc’を注出してから1分後、図8(d)は、混合泡Bc’を注出してから2分後、のグラスG内の様子をそれぞれ示している。
図8(a)〜図8(d)に示すように、混合泡Bc’を注出した直後に、混合泡Bc’からなる層R1と液体L1からなる層R3との間に、混合泡Bc’が融解した融解液体Lfからなる層R2が形成された。そして、時間の経過とともに融解液体Lfが液体L1側にオーロラ状に拡散していき、図8(d)に示すように、混合泡Bc’を注出してから2分が経過した時点で融解液体Lfの層R2は目立たなくなっていた。このような状態変化は、混合泡を混合凍結発泡体に変えたとしても同様であると推察される。
ここで、混合泡Bc’と混合凍結発泡体Bcとは、互いに液体L1の上に乗せられるものであって、時間の経過とともに融解して融解液体となる点において共通する。このようなことから、混合泡Bc’を混合凍結発泡体Bcに変えたとしても、上記と同じ状態変化が起こると推察される。
以上の結果から、混合凍結発泡体Bcの比重を液体L1の比重よりも大きくしても、混合凍結発泡体Bcを注出した直後に融解液体Lfの層R2が形成されることが分かった。
1…飲料提供装置、2a…第一樽、2b…第二樽、3…特許文献、3a…第一炭酸ガスボンベ、3b…第二炭酸ガスボンベ、4…第一フローズン製造装置(第一凍結発泡体製造装置)、41…第一容器、42…冷却シリンダ、43…第一流入口、44…第一流出口、45…第一冷却管、46…第一スクリュー式撹拌羽根(第一供給部)、5…第二フローズン製造装置(第一凍結発泡体製造装置)、51…第二容器、52…冷却シリンダ、53…第二流入口、54…第二流出口、55…第二冷却管、56…第二スクリュー式撹拌羽根(第二供給部)、6…サーバ、7…凍結発泡体用流路、71…第一流路、72…第二流路、73…第三流路、8…カラン、81…カラン本体、82…レバー、83…ノズル、A…合流点、Bw…白色凍結発泡体、Bb…褐色凍結発泡体、Bc…混合凍結発泡体、G…グラス、L…液体、L1…金ビールの液体、L2…黒ビールの液体、Lf…融解液体、Bw’…白色泡、Bb’…褐色泡、Bc’…混合泡、R1…混合凍結発泡体(混合泡)の層、R2…融解液体の層、R3…液体の層。

Claims (9)

  1. 穀物性発泡飲料の凍結発泡体を提供するサーバであって、
    第一穀物性発泡飲料の第一凍結発泡体が収容される第一容器に接続される第一流路と、
    第二穀物性発泡飲料の第二凍結発泡体が収容される第二容器に接続される第二流路と、
    前記第一流路と前記第二流路とに接続される第三流路と、
    前記第三流路に接続されるカランと、
    を備え、
    前記カランは、前記第一凍結発泡体と前記第二凍結発泡体との混合体を注出する、
    サーバ。
  2. 前記第一流路を流れる前記第一凍結発泡体の流量と、前記第二流路を流れる前記第二凍結発泡体の流量と、が異なる、
    請求項1に記載のサーバ。
  3. 前記第一流路に前記第一凍結発泡体を供給する第一供給部と、
    前記第二流路に前記第二凍結発泡体を供給する第二供給部と、
    を備え、
    前記第一供給部が前記第一凍結発泡体を前記第一流路に供給する供給量と、前記第二供給部が前記第二凍結発泡体を前記第二流路に供給する供給量と、が異なる、
    請求項2に記載のサーバ。
  4. 第一穀物性発泡飲料の第一凍結発泡体と、第二穀物性発泡飲料の第二凍結発泡体とを含み、前記第一凍結発泡体と前記第二凍結発泡体とが層状に混合されている、穀物性発泡飲料の凍結発泡体が液体の上に乗せられており、
    前記液体は、第三穀物性発泡飲料であり、
    前記凍結発泡体と前記液体とが異なる液種である、
    飲料。
  5. 前記第一穀物性発泡飲料と前記第二穀物性発泡飲料との液種が異なる、
    請求項4に記載の飲料。
  6. 前記第一凍結発泡体と前記第二凍結発泡体とが層状に混合された混合体が渦巻き状に形成されている、
    請求項4又は5に記載の飲料。
  7. 前記凍結発泡体の溶解液体の比重が前記液体の比重よりも小さい、
    請求項4〜6の何れか一項に記載の飲料。
  8. 前記凍結発泡体の層と前記液体の層との間に、前記凍結発泡体が融解した融解液体の層が形成されている、
    請求項4〜7の何れか一項に記載の飲料。
  9. 前記第三穀物性発泡飲料は、前記第一穀物性発泡飲料又は前記第二穀物性発泡飲料である、
    請求項4〜8の何れか一項に記載の飲料。
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