JP6296800B2 - 外設材の支持部材及び支持構造 - Google Patents

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Description

本発明は、横葺屋根等に太陽電池等の各種外設材を、屋根に「孔」を開けることなく、外装材の下地の構成に影響を受けることなく、ハゼ部に掛かる強度を最小限(分散させて)に配設することができる外設材の支持部材及び支持構造に関する。
横葺屋根等の既存屋根に太陽電池等の外設材を取り付ける場合には、既存屋根に支持具や金具などを配して新たな基礎を構築し、その基礎に外設材を設置する構造が採用され、支持具や金具は、ボルトによる締着によって既存屋根上に組み付けられている(例えば特許文献1,2など)。
例えば特許文献1には、外装面にしジグ等を直接固定し、固定部分に雨水がまわらないように防水手段が採用されている。
上記特許文献1は、外装材裏面に固定箇所(下地面等)が存在する場合に採用できる固定方法であり、下地の構成に施工性が左右されるため、どのような下地構成にも対応できるものではない。例えば下地にタルキ位置を特定しても正確にタルキに固定しなければならないという作業の正確性が求められる。また、外装材と下地間にバックアップ材を敷設したり、空気層が介在する構成の場合、固定対象のタルキまでの距離が長くなり、より作業の正確性が必要になる。また、ビス止めが正確に行えなかったり、外装材との距離が長いと強度の問題が生じる恐れがあった。
また、特許文献2に示されるものは、ハゼ部分に金具を取り付け、その金具に太陽電池等を取り付けるものである。
特許第4684101号公報 特許第5128557号公報
しかしながら、前記特許文献1は、外装材裏面に固定箇所(下地面等)が存在する場合に採用できる固定方法であり、下地の構成に施工性が左右されるため、どのような下地構成にも対応できるものではなかった。例えば下地にタルキ位置を特定しても正確にタルキに固定しなければならないという作業の正確性が求められる。また、外装材と下地間にバックアップ材を敷設したり、空気層が介在する構成の場合、固定対策のタルキまでの距離が長くなり、より作業の正確性が必要になる。また、ビス止めが正確に行えなかったり、外装材との距離が長いと強度の問題が生じる恐れがあった。
また、前記特許文献2に示される構造では、1箇所に荷重が集中的にかかるため、ハゼ部の変形等が生じやすく漏水につながる恐れもあり、さらに係止縁部が波形状であるため、締着による取り付けの強度が得られるものの、外装材表面に傷を付け、外装材の劣化(塗膜の劣化)につながる恐れがあった。
そこで、本発明は、横葺屋根等に太陽電池等の各種外設材を、屋根に「孔」を開けることなく、外装材の下地の構成に影響を受けることなく、ハゼ部に掛かる強度を最小限(分散)に取り付けることができる外設材の支持部材及び支持構造を提案することを目的とする。
本発明は、上記に鑑み提案されたものであって、差込部材、支持基材、押さえ部材からなり、屋根に外設材を取り付けるための支持部材であって、前記差込部材は、屋根を構成する当段の外装材の水下側接続部に差し込まれる第一差込部と、第一被重合部と、を有し、前記支持基材は、前記差込部材の第一被重合部に対応する第一押さえ部と、当段の外装材の水上側接続部に差し込まれる第二差込部と、第二被重合部と、前記第一被重合部に重合させる第一重合部と前記第二差込部との間に設けられると共に外設材が取り付けられる中間取付部と、を有し、前記押さえ部材は、前記支持基材の第二被重合部に対応する第二押さえ部を有し、前記第一押さえ部は、前記第一重合部と当段の外装材の折曲部分から面板部に密接状に沿って押さえ保持する第一保持部とを含み、前記第二押さえ部は、前記第二被重合部に重合させる第二重合部と当段の外装材の水上側に隣接する外装材の水下側端部を押さえ保持する第二保持部とを含み、前記第一被重合部と前記第一重合部、前記第二被重合部と前記第二重合部は、それぞれ上下から挟み込む締着手段によって一体化されることを特徴とする外設材の支持部材に関するものである。
また、本発明は、前記支持部材を用いたことを特徴とする外設材の支持構造をも提案するものである。
また、本発明は、前記支持構造において、差込部材の差込部端部、支持基材の差込部端部の少なくとも一方が上方へ延在し、水下側又は水上側の接続部の内部空間に位置するか、もしくは該接続部を形成する外装材の成形部に係止することを特徴とする請求項2に記載の外設材の支持構造をも提案するものである。
本発明の外設材の支持部材は、屋根における水下側及び水上側の少なくとも二箇所の接続部を取付部位(差込部位)として安定に且つ強固に取り付けるものであって、屋根に「孔」を開けることなく、外装材の下地の構成に影響を受けることなく、接続部に掛かる強度を最小限(分散させて)に取り付けることができる。そして、少なくとも二箇所の締着手段により、既設屋根の外装材にこの支持部材を押さえ保持させて取り付けることができる。しかもこの締着手段としては、後述する図示実施例のように上下から挟み込む構成を採用したので、二箇所の差込部がそれぞれ下顎部分となって、確実に屋根に取り付けることができる。
また、本発明の支持部材を構成する、差込部材、支持基材及び押さえ部材は、それぞれ簡易な形状であるため、極めて実用的価値が高いものである。
本発明の前記支持部材を用いた外設材の支持構造は、各種の外設材を前記支持部材の中間取付部に取り付けた構成であり、外装面を構成する外装材の水下側及び水上側の接続部に対し、太陽電池モジュール等を簡易な構造にて取り付けることができる。
特に後述する図示実施例のように中間取付部として、長さ方向に起立部を対向状に形成した場合には、外設材の保持材を容易に取り付けることができ、長さ方向にスライド調整させて適宜位置にて固定することができる。
さらに、差込部材の差込部端部、支持基材の差込部端部の少なくとも一方が上方へ延在し、水下側又は水上側の接続部の内部空間に位置するか、もしくは該接続部を形成する成形部に係止する場合には、抜け止め作用が果たされるものとなる。
(a)本発明の第1実施例の支持部材を示す分解斜視図、(b)この支持部材を横葺き屋根に取り付けた状態を示す斜視図、(c)その側断面図である。 (a)第1実施例の支持部材の分解側面図、(b)この支持部材を構成する支持基材の展開平面図、(c)保持材の側面図、(d)それを水下側から見た正面図、(e)それを水上側からいた正面図、(f)この保持材の枠体部分の展開平面図である。 (a)本発明の第2実施例の支持部材の側面図、(b)それを横葺き屋根に取り付けた支持構造を示す側断面図である。 (a)本発明の第3実施例の支持部材の側面図、(b)それを横葺き屋根に取り付けた支持構造を示す側断面図である。 (a)本発明の第4実施例の支持部材の側面図、(b)組付態様を変更した第4実施例の支持部材の側面図、(c)横葺き屋根に取り付けた支持構造を示す側断面図、(d)別の横葺き屋根に取り付けた支持構造を示す側断面図である。 (a)本発明の第1実施例の支持部材に流れ方向に連続する桟部材である保持材を取り付けた状態を示す側断面図、(b)使用した保持部材の正面図、(c)高さ方向に微調整可能な保持材を取り付けた状態を示す側断面図である。 (a)本発明の第5実施例の支持部材を示す分解斜視図、(b)この支持部材を構成する支持基材に補助材を固定した状態を示す分解斜視図、(c)組み立てた支持部材と保持材とを示す斜視図である。 (a)横葺き屋根上に第5実施例の支持部材を取り付けた状態を示す斜視図、(b)その支持部材の保持材を取り付けた状態を示す斜視図、(c)その側断面図、(d)支持部材と補助材と保持材との組み付け状態を示す縦断面図である。 (a)〜(d)本発明の第5実施例の支持部材を異なる別の横葺き屋根の形状に応じて変更した側断面図である。
本発明の外設材の支持部材は、(A)差込部材、(B)支持基材、(C)押さえ部材からなり、横葺き屋根等の屋根に外設材を取り付けるための部材である。
本発明の支持部材の取付対象である屋根は、防水性及び強度特性を備え、外装材の端部同士が重合状、係合状、嵌合状に接続されて構成されるものであればよく特に限定するものではないが、主として、面板部の水下・水上側に相互に係合可能な水下側成形部、水上側成形部を有する横葺き外装材が敷設された横葺き外装面である。
また、屋根は、既存の屋根のものであっても新たに構築されたものであってもよく、上述のような外装材同士の接続によって敷設されているものであればよい。
(A)差込部材は、前記屋根を構成する外装材の水下側接続部に差し込まれる第一差込部と、第一被重合部と、を有する部材であり、水下側から順に第一被重合部、第一差込部が形成される構成である。これらの第一差込部と第一被重合部とは、後述する第1実施例や第2実施例のように略面一状に連続する構成でも、後述する第3実施例のように段差等を介して隣接する構成でもよい。
この差込部材の第一差込部は、後述する図示実施例に示すように略平坦状に形成することが多いが、外装材の水下側接続部に差し込むものであるから、取り付ける外装材(外装構造)の形状に応じて適宜に選択すればよく、差し込んだ状態で外装材と面接触状であることが好ましい。
また、この第一差込部の端部(差込先端)には、上方へ延在し、水下側接続部の内部空間に位置、もしくは該接続部を形成する外装材の成形部に係止する延設部が抜け止め部として設けられることが望ましい。この延設部は、略鉛直状でも、傾斜状でもよく、外装材成形部の内部空間、成形部の仕様によって適宜外れない形状であり、且つ差込可能な(=差込を阻害しない)形状であればよい。
この差込部材の第一被重合部も、後述する図示実施例に示すように略平坦状に形成することが多いが、後述する支持基材の第一押さえ部(の第一重合部)と重合状に沿わせて締着手段によって一体化するものであるから、重合させる第一押さえ部(の第一重合部)の形状に応じて適宜に選択すればよく、面接触状に重合することが好ましい。
なお、締着手段として締付ボルトとナットを用いる場合には、締付ボルトを挿通させる孔をこの第一被重合部に設ければよい。
(B)支持基材
支持基材は、前記差込部材の第一被重合部に対応する第一押さえ部(第一重合部及び第一保持部を含む)と、外装材の水上側接続部に差し込まれる第二差込部と、第二被重合部と、前記第一被重合部に重合させる重合部と前記第二差込部との間に設けられると共に外設材が取り付けられる中間取付部と、を有する部材である。これらの第一重合部と中間取付部とは、後述する第1実施例や第2実施例のように段差を介して隣接する構成でも、後述する第3実施例のように略面一状に連続する構成でも、後述する第5実施例のように下地に(頂部が)略平行な隆起部(突部)を設けて保持材(を取り付ける補助材)の取付箇所とする構成でもよい。
この支持基材の(第一押さえ部の)第一重合部は、後述する図示実施例に示すように略平坦状に形成することが多いが、前記差込部材の第一被重合部に対応する、即ち重合状に沿わせて締着手段によって一体化するものであるから、重合させる第一被重合部の形状に応じて適宜に選択すればよく、面接触状に重合することが好ましい。
また、締着手段として締付ボルトとナットを用いる場合には、締付ボルトを挿通させる孔をこの(第一押さえ部の)第一重合部に設けるが、長孔を設けることにより外装材の異なる有効幅(働き幅)に対応させることができる。
また、この(第一押さえ部の)第一保持部は、外装材の端部近傍を押さえ保持するものであり、押さえ保持する箇所を端部(折曲部分)に限定するものではなく、例えば後述する図示実施例のように外装材の折曲部分から面板部に密接状に沿って押さえ保持するものでもよく、更に両面粘着テープ等を介在させてこの第一保持部を外装材の面板部に固定することが望ましい。
なお、この第一保持部は、前述のように外装材の面板部上に密接状に沿うものに限定されず、端部のみが当接(押圧)するものでもよい。
この支持基材の中間取付部は、直接或いは後述する保持材等を介して間接的に外設材を取り付ける部位である。外設材(特に太陽電池等のパネル材)は、保持材に直接取り付けてもよいし、縦又は横方向に連続する桟部材を介して取り付けるものであってもよい。
また、この中間取付部自体が保持材の機能を有する保持部を備える構成でもよい。
外設材を保持する保持材は、外設材を取り付ける基準を構築する部材であって、ピース材であっても、複数の支持部材に跨がる連続材であってもよいし、補助部材を介して間接的に取り付けてもよい。
この保持材は、特にその形状や構成等を限定するものではないが、後述する図示実施例のように流れ方向に位置調整して取付可能な定尺材でもよい。図示実施例の保持材は、外設材等を固定するための固定具(ボルト)を立設させたものであり、このボルトは実施例のように貫通孔を用いたものでも、溶接等によるものでも、上面に溝状レールを設けたものであってもよい。
この支持基材の第二差込部は、後述する図示実施例に示すように略平坦状に形成することが多いが、外装材の水上側接続部に差し込むものであるから、取り付ける外装材(外装構造)の形状に応じて適宜に選択すればよく、差し込んだ状態で外装材と面接触状であることが好ましい。
また、この第二差込部の端部(差込先端)には、前記差込部材の第一差込部と同様に上方へ延在し、水上側接続部の内部空間に位置、もしくは該接続部を形成する外装材の成形部に係止する延設部が抜け止め部として設けられることが望ましい。
この支持基材の第二被重合部も、後述する図示実施例に示すように略平坦状に形成することが多いが、後述する押さえ部材の(第二押さえ部の)第二重合部と重合状に沿わせて締着手段によって一体化するものであるから、重合させる第二重合部の形状に応じて適宜に選択すればよく、面接触状に重合することが好ましい。
また、締着手段として締付ボルトとナットを用いる場合には、締付ボルトを挿通させる孔をこの第二被重合部に設けるが、長孔を設けることにより外装材の異なる有効幅(働き幅)に対応させることができる。なお、本発明では、少なくとも二箇所に締着手段を設けるが、後述する図示実施例のように同じ締着手段を用いることが多いが、必ずしも同一の締着手段でなくてもよい。
(C)押さえ部材
押さえ部材は、前記支持基材の第二被重合部に対応する第二押さえ部(第二重合部及び第二保持部を含む)を有する部材であって、この(第二押さえ部材の)第二重合部は、前記支持基材の(第一押さえ部の)第一重合部と同様に、後述する図示実施例に示すように略平坦状に形成することが多いが、前記支持基材の第二被重合部と重合状に沿わせて締着手段によって一体化するものであるから、重合させる第二被重合部の形状に応じて適宜に選択すればよく、面接触状に重合することが好ましい。
なお、締着手段として締付ボルトとナットを用いる場合には、締付ボルトを挿通させる孔をこの第二重合部に設けばよい。
また、この(第二押さえ部の)第二保持部は、後述する図示実施例に示すように水上側の外装材の水下側端部を押さえ保持するものであり、両面粘着テープ等を介在させてこの第二保持部を水上側の外装材の水下側端部に固定することが望ましい。
この支持部材の屋根への取り付けについては、差込部材、支持基材、押さえ部材のうち2部材または3部材を締着を緩めた状態で「屋根」に組み付けた後、適正箇所にて締着するようにしてもよいし、個々に取り付けるようにしてもよい。
そして、前記第一被重合部と前記(第一押さえ部の)第一重合部、前記第二被重合部と前記(第二押さえ部の)第二重合部は、前者が差込部材と支持基材、後者が支持基材と押さえ部材であるから、それぞれ締着手段によって一体化すると、差込部材、支持基材、押さえ部材がそれぞれ連結され、しかも差込部材の第一差込部は屋根の水下側接続部に、支持基材の第二差込部は水上側接続部にそれぞれ差し込まれているので、支持部材は屋根に一体的に取り付けられる。
また、本発明は、前記構成の支持部材を用いた外設材の支持構造をも提案するものであり、前記外設材としては、太陽電池パネルや緑化パネル(構造)、或いは新設の屋根材(構造)等の屋根面の大きな面積を占めるものであっても、雪止め金具や避雷針、アンテナ等の部分的に設けるものであってもよい。また、太陽電池パネルにおいても、太陽電池モジュールの周縁にフレーム材を配したものも、太陽電池を外装材に一体的に設けたものであってもよくその構成は特に問わない。
本発明の外設材9の支持部材1は、図1(a)及び図2(a)に示す第1実施例のように、差込部材2、支持基材3、押さえ部材4からなり、図1(b)に示すように、支持基材3の水下側(図面では左手前側)に差込部材2を、水上側(図面では右奥側)に押さえ部材4をそれぞれ締着手段5にて一体化して既存屋根(横葺き屋根6)に配設することができる。
前記差込部材2は、図1(c)に示すように前記既存屋根6を構成する横葺き外装材(以下、単に外装材という)6Aの水下側接続部60aに差し込まれる第一差込部22と、第一被重合部21と、を有する部材であり、水下側から順に第一被重合部21、第一差込部22が形成される構成である。
前記第1実施例の差込部材2は、略矩形状のピース材であって、それぞれ平坦状に形成される第一差込部22と第一被重合部21とが、略面一状に連続する構成である。
前記第一被重合部21には、締着手段5として締付ボルト5aと締付ナット5b(5cは座金、5dはワッシャー)を用いたので、締付ボルト5aを挿通させる円孔である孔211が設けられている。
前記第一差込部22の端部(差込先端)には、上方へ延在し、水下側接続部60aの内部空間に位置すると共に該接続部60aを形成する外装材6Aの成形部62に係止する延設部221が抜け止め部として設けられている。
前記支持基材3は、前記差込部材2の第一被重合部21に対応する第一押さえ部と、外装材6Aの水上側接続部60bに差し込まれる第二差込部35と、第二被重合部34と、前記第一被重合部21に重合させる重合部31と前記第二差込部35との間に設けられると共に外設材9が取り付けられる中間取付部33と、を有する部材である。
なお、第一押さえ部は、前述のように第一被重合部21に重合する第一重合部31と、外装材6Aを押さえ保持する第一保持部32とを含む構成である。
前記第1実施例の支持基材3は、図2(b)に示すように簡易な折曲加工にて作成されるものであって、略短冊状(略帯状)のピース材の定尺材であって、それぞれ平坦状に形成される第一重合部31と第一保持部32とは略鉛直状の段差36を介して隣接する構成であり、さらに中間取付部33と第二差込部35も傾斜状の段差37を介して隣接する構成である。
前記第一押さえ部の第一重合部31は、共に平坦状に形成された前記差込部材2の第一被重合部21に重合する、即ち面接触状に載置され、第一被重合部21の孔211と連通する孔311を有し、締着手段5によって接合される部位である。
また、前記第一押さえ部の第一保持部32は、平坦状に成形され、その配設状態において外装材6Aの折曲部分から面板部61上に密接状に沿うように取り付けられる部位である。この第一保持部32と面板部61との間に、両面粘着テープ4bを介在させたので、この支持部材1の取付強度は、極めて高い。
前記中間取付部33は、面板状の一部が前記第一保持部32を兼ねるが、外設材9が間接的に取り付けられる部位であり、長さ方向に起立部331,331を対向状に形成し、該起立部331,331間に断面逆U字状の保持材8を配設し、該保持材8に上方へ起立する取付ボルト8bを固定した。この中間取付部33は、前述のように段差36を介して前記第一重合部31と隣接する部位である。
前記第二被重合部34は、前述のように前記中間取付部33とは段差37を介して隣接する部位であって、後述する押さえ部材4の第二押さえ部の第二重合部41と重合状に沿わせて締着手段5によって一体化するものであるから、重合させる第二重合部41と同様に平坦状に形成され、配設状態において第二重合部41とは面接触状に重合する。
なお、この第二被重合部34と第二重合部41とを接合するための締着手段5としては、前述の第一被重合部21と第一重合部31との接合に用いたものと同じ締着手段5を用いたので、この第二被重合部34にも締付ボルト5aを挿通させる孔341を設けた。なお、図示した孔341は円孔状であるが、長孔を設けてもよい。
前記第二差込部35は、前記第二被重合部34と略面一状に連続する構成であり、その端部(差込先端)には、上方へ延在し、水上側接続部60bの内部空間に位置すると共に該接続部60aを形成する外装材6Aの成形部62に係止する延設部351が抜け止め部として設けられている。
前記押さえ部材4は、前記支持基材3の第二被重合部34に対応する第二押さえ部を有する部材であって、この第二押さえ部は、前述のように第二被重合部34に重合する第二重合部41と、水上側に隣接する外装材6Aを押さえ保持する第二保持部43とを含む構成である。
前記第1実施例の押さえ部材4には、平坦状の第二重合部41の水上側に略鉛直状の段差42を介して水上側へ略水平状に延在する第二保持部43を設けたので、全体としては略L字状のピース材に形成されている。
また、この押さえ部材4の第二保持部43は、裏面側に両面粘着テープ4bを介在させて水上側に隣接する外装材6Aの面板部61の水下端に当接(固定)させている。
前述のように締着手段5としては、前述の第一被重合部21と第一重合部31との接合に用いたものと同じ締着手段5を用いたので、この第二重合部41にも締付ボルト5aを挿通させる孔411を設けた。なお、図示した孔411は円孔状であるが、長孔を設けてもよい。
前記構成を有する支持部材1を配設する既存屋根(横葺き屋根6)は、面板部61の水下・水上側に相互に係合可能な水下側成形部62、水上側成形部63を有する横葺き外装材6Aが段状に敷設された構造であり、流れ方向に断面略ハット状の垂木材6Eが配設され、該垂木材6Eの上面に固定された吊子6bにて外装材6Aを保持する構成である。図中の符号64は、面板部61と水上側成形部63との間に設けられる段部である。この段部64は、締着手段5の締付ボルト5aの頭部が配置される空間を形成するものである。
前記外装材6Aの裏面には、木毛セメント板6Fが配設され、端部が段状に重合されて配設されている。また、前記吊子6bは、水下側下方へ開放部が向く形状の保持部と、木毛セメント板6Fの端部に沿う縦部分と、垂木材6Eへの固定部を有する部材である。なお、図中の符号6cは最水下側に配設する納め部材であって、6dは垂木材6Eの最水下端に取り付けた固定用部材である。
この支持部材1の前記中間取付部33に取り付けられる外設材9を保持する保持材8は、図2(c)〜(f)に示すように、上面部81の左右の側縁を略鉛直状に折り下げて側面部82,82とした断面逆U字状の枠体部分と、前記上面部81に上向きに固定された取付ボルト8bとからなり、側面部82,82は水上側が高く(テーパ状に)形成されているので、配設状態において、上面部81が水上側から水下側へ傾斜するように取り付けられている。
なお、外設材9については、図1(c)等に破線にて配設位置のみを示したに過ぎないが、太陽電池パネルに限らず、緑化パネル(構造)、或いは新設の屋根材(構造)等を適宜に取り付けることができる。
この構成の支持部材1を既存屋根(横葺き屋根6)へ取り付けるには、差込部材2と支持基材3の各孔211,311を連通させて締付ボルト5aを挿通させ、締付ナット5bを緩く締め付けた状態とすると共に、支持基材3と押さえ部材4の各孔341,411を連通させて締付ボルト5aを挿通させ、締付ナット5bを緩く締め付けた状態(3部材が緩く連結した状態)として横葺き屋根6に組み付けた後、適正箇所にて締着するようにしたが、各部材を個々に取り付けるようにしてもよい。
このような構成を有する本発明の支持部材1は、既存屋根6における水下側及び水上側の少なくとも二箇所の接続部60a,60bを取付部位(差込部位)として安定に且つ強固に取り付けるものであって、既存屋根6に「孔」を開けることなく、外装材6Aの下地の構成に影響を受けることなく、接続部60a,60bに掛かる強度を最小限(分散させて)に取り付けることができる。即ち少なくとも二箇所の締着手段5,5により、既設屋根6の外装材6Aにこの支持部材1を押さえ保持させて取り付けることができる。
また、前記支持部材1の主要な部材である支持基材3の展開図を図2(b)に示すが、金属板材等を原料として折曲等の加工にて作成可能な簡易な形状であるため、極めて容易に作成することができ、実用的価値が高い。なお、差込部材及び押さえ部材の展開図は省略したが、説明するまでもなく、極めて簡易な形状であるから、実用的価値が高い。
また、この第1実施例では、差込部材2の第一差込部22の端部に上方へ延在する延設部221を設け、支持基材3の第二差込部35の端部にも上方へ延在する延設部351を設け、これらの延設部221,351をそれぞれ水下側接続部60a、水上側接続部60bに係止させたので、二重の抜け止め作用が果たされ、水下側へズレ落ちることがなく安定に取り付けられる。
さらに、この第1実施例では、両面粘着テープ4bを介在させて支持基材3の第一保持部32を外装材6aの面板部61に固定(接着)し、押さえ部材4の第二保持部43を水上側の外装材6Aの水下側端部に固定(接着)したので、水下側へズレ落ちることがなく安定に取り付けられる。
また、この第1実施例では、外設材9を受支する保持材8を別体とし、長さ方向に起立部331,331を対向状に形成した中間取付部33に取り付ける態様であり、保持材8を容易に取り付けることができ、長さ方向にスライド調整させて適宜位置にて固定することができる。
なお、この保持材8の枠体部分の展開図を図2(f)に示すが、この保持材8も同様に簡易な形状であるため、極めて容易に作成でき、実用的価値が高い。
図3に示す第2実施例では、既存屋根(横葺き屋根6")が流れ方向に配設された断面略ハット状の垂木材6E上に木毛セメント6Fを介さず外装材6A"が吊子6b"にて取り付けられる構成であって、この外装材6A"の面板部61"は、垂木材6Eに当接する水上側部分と当接しない水下側部分とが形成され、働き幅が異なる以外は、前記第1実施例と同様である。また、前記既存屋根6"に取り付ける支持部材1"は、基本構成は前記第1実施例と同様であるが、その寸法や微小な形状は全く同様であるから、符号に「"」を付して説明を省略する。
図4に示す第3実施例では、既存屋根(横葺き屋根7)が流れ方向に配設された断面略ハット状の垂木材6E上に、裏面側に断熱材7cを介在させた外装材7Aが吊子7bにて取り付けられる構成であって、段差が形成されない構造である。
また、前記既存屋根7に取り付ける支持部材1Zは、差込部材2z、支持基材3z、押さえ部材4zからなり、既存屋根7に段差が形成されないため、差込部材2zには、第一差込部22zに対して第一被重合部21を高く位置させるための段部23が設けられている。同様に、支持基材3zには、第二差込部35zに対して第二被重合部34zを高くするための段部38が設けられている。それ以外は、前記第1実施例と同様であるから、符号に「z」を付して説明を省略する。
図5(a),(b)に示す第4実施例の支持部材1'は、差込部材2'、支持基材3'、押さえ部材4'からなり、差込部材2'の第一被重合部21'を長く形成し、締着手段5(締付ボルト5a)を挿通させる長孔を、第一被重合部21'か支持基材3'の第一重合部31'か或いはその両方に形成することにより、異なる有効幅の外装材(6A',6A)に対応することができる。
図5(c)に示す既存屋根(横葺き屋根6')は、断熱層6G上に敷設され、面板部61'の裏面側にバックアップ材6Hを配設した外装材6A'を配設した構成であり、後述する図5(d)の横葺き屋根6を構成する外装材6Aに比べて流れ方向の幅が短い外装材6A'が用いられている。なお、この既存屋根6では、流れ方向に隣接する外装材6A',6A'のバックアップ材6H,6Hは吊子6bを挟んで重合しているので、断熱層は二重に連続する構成となっている。
図5(d)に示す既存屋根(横葺き屋根6)は、外装材6Aに配設する木毛セメント板に代えて有機系断熱材6Jを用いた以外は、前記第1実施例と同様であるから、符号に同一符号を賦して説明を省略する。
図6(a),(b)は、流れ方向に連続する桟部材である保持材8'を取り付けた状態を示すものであって、起立部332を高さを高く形成し、高さのほぼ中程に形成した孔333に固定具8cを止め付けて固定したている以外は、前記第1実施例の支持部材1と同一であるから、それ以外の部位には符号を踏襲して付記した。
また、図6(c)は、長さ方向のほぼ中央付近のみを高くした起立部334を形成し、高さ方向に延在する長孔335に固定具8cを止め付けて保持材8'を取り付けた態様であり、高さ方向に微調整が可能である。
図7(a)〜(c)に示す第5実施例の支持部材1Vは、差込部材2v、支持基材3v、押さえ部材4vからなり、差込部材2vは、前記第3実施例の支持部材1Zを構成する差込部材2zとほぼ同様であり、第一差込部22vに対して第一被重合部21vを高く位置させるための段部23vが設けられている。押さえ部材4vは、前記第2実施例の支持部材1"を構成する押さえ部材4"とほぼ同様であり、略平坦状の第二重合部41vと、その水上側に設けた略鉛直状の段差42vと、その水上側に設けた第二保持部43vとからなる略L字状のピース材である。
そして、この第5実施例の支持基材3vは、その中間取付部33vに下地に略平行な隆起部(突部)336が設けられ、保持材8Vを取り付ける補助材8Dの取付箇所としている構成である。
また、この支持基材3vでは、長さ方向に対向状に形成される起立部331v,331vが中間取付部33vの水下端から第二被重合部34vにまで至っている以外は、前記第3実施例の支持部材1Zを構成する支持基材3zとほぼ同様である。例えば、支持基材3vには、第二差込部35vに対して第二被重合部34vを高くするための段部38vが設けられている。なお、311vは、第一重合部31vに設けられた孔であり、長さ方向に延在する長孔に形成している。
この第5実施例の支持基材3vに設けた隆起部(突部)336は、外設材を配設した状態においても確実に水上側から水下側へ傾斜させるための構成であり、前記第1実施例において保持材8をテーパ状に成形したことと同じ理由である。
この隆起部336には、裏面側から固定具8eを挿通させる孔が形成されている。
また、前記補助材8Dは、底面の左右の側面が起立する形状の受け金具であり、左右の側面間は保持材8Vの横幅より僅かに広く形成されている。また、その底面の略中央には、固定具8eが貫通する孔が形成され、その左右の側面には楕円状の長孔85がそれぞれ形成されている。
そのため、隆起部336の裏面側から固定具8eを貫通させて突出させ、該固定具8eに補助材8Dの底面の孔を挿通させ、締付具8fにて締め付け、この中間取付部33vに補助材8Dを一体的に固定することができる。この状態を図8(a)に示している。なお、隆起部336を設けることで、図8(d)に示すようにこの隆起部336の裏面側に固定具8eの頭部を収納することもでき、締着作業を上下方向(鉛直方向)で行うことができ、作業も容易に行うことができる。
前記中間取付部33vに一体的に固定された補助材8Dには、図7(c)に示す縦桟状の保持材8Vを取り付ける。この保持材8Vは、左右の側方及び頂部に長さ方向に亘って溝部83,83,84を有する構成であって、左右の溝部83,83には、それぞれ取付具(ボルト)8g,8gの平行四辺形状の頭部が嵌入可能であって、長さ方向に移動可能に取り付けられている。
この補助材8Dと保持材8Vとの組み付けに際しては、特に限定するものではないが、補助材8Dの所定位置に保持材8Vを配した状態で取付具8gの平行四辺形状の頭部を挿入し、この保持材8Vを長さ方向に位置を調整し、所望の位置にて取付具8gを回転させることで溝部83から抜けない状態となる。そして、この固定具8gの先端に締着具(ナット)8hで締め付ければ、図8(b),(c),(d)に示すように適宜位置に保持材8Vを固定することができる。
なお、保持材8Vの頂部に設けた溝部84には、通常のボルトである固定具及び締着具を取り付けることにより、外設材を任意の位置に取り付けることができる。
図9(a)〜(d)は、前記第5実施例の支持部材1Vを、異なる別の既存屋根(横葺き屋根)を構成する外装材6va〜6vdの形状に応じて適宜に変更したものである。
例えば前記第5実施例では、図8(c)に示すように横葺き屋根を構成する外装材6vの面板部61vaが、中程で谷状に折曲した形状であり、それに沿うように支持基材3vも、中程で谷状に折曲した形状としたが、これらの図9(a)〜(d)でも同様とした。即ち図9(b),(c)では全く同様に外装材6vb,vcの面板部61vb,61vcも支持基材3vb,3vcも谷状に成形し、図9(a),(d)では外装材6va,vdの面板部61va,61vdも支持基材3va,3vdも平坦状に成形した。
また、図9(c)では、前記第5実施例の支持部材1Vと基本構造が等しい支持部材1Vcを用い、図9(b),(d)では、その一部を変更した支持部材1Vb,1Vdを用いているが、それぞれ外装材6vb〜6vdの有効幅が短い横葺き屋根に取り付けている。
なお、各例において前記第5実施例と全く同一の部材、部位については、図面に同一符号を付した。
1,1',1",1Z,1V支持部材
10,10' 空間
11,11' 軸部
16' 頭部
17' 雄ネジ部分
1B,1B' 取付ボルト
1C 締着ナット
2,2',2z,2v 差込部材
21 第一被重合部
211 孔
22 第一差込部
221 延設部
3,3',3z,3v 支持基材
31 第一重合部
32 第一保持部
33 中間取付部
331,332,334 起立部
34 第二被重合部
35 第二差込部
351 延設部
36,37,38 段差
4,4',4z,4v 押さえ部材
4b 両面粘着テープ
41 第二重合部
42 段差
43 第二保持部
5 締着手段
5a 締付ボルト
5b 締付ナット
6,6',6",7 既存屋根(横葺き屋根)
6A,6A',6A",7A 外装材
6b,7b 吊子
60a,60b 接続部
61 面板部
62,63 成形部
8,8',8",8V 保持材
8b 取付ボルト
9 外設材

Claims (3)

  1. 差込部材、支持基材、押さえ部材からなり、屋根に外設材を取り付けるための支持部材であって、
    前記差込部材は、屋根を構成する当段の外装材の水下側接続部に差し込まれる第一差込部と、第一被重合部と、を有し、
    前記支持基材は、前記差込部材の第一被重合部に対応する第一押さえ部と、当段の外装材の水上側接続部に差し込まれる第二差込部と、第二被重合部と、前記第一被重合部に重合させる第一重合部と前記第二差込部との間に設けられると共に外設材が取り付けられる中間取付部とを有し、
    前記押さえ部材は、前記支持基材の第二被重合部に対応する第二押さえ部を有し、
    前記第一押さえ部は、前記第一重合部と当段の外装材の折曲部分から面板部に密接状に沿って押さえ保持する第一保持部とを含み、前記第二押さえ部は、前記第二被重合部に重合させる第二重合部と当段の外装材の水上側に隣接する外装材の水下側端部を押さえ保持する第二保持部とを含み、
    前記第一被重合部と前記第一重合部、前記第二被重合部と前記第二重合部は、それぞれ上下から挟み込む締着手段によって一体化されることを特徴とする外設材の支持部材。
  2. 請求項1に記載の支持部材を用いた支持構造であって、支持部材の中間取付部に外設材を取り付けていることを特徴とする外設材の支持構造。
  3. 差込部材の第一差込部端部、支持基材の第二差込部端部の少なくとも一方が上方へ延在し、水下側又は水上側の接続部の内部空間に位置するか、もしくは該接続部を形成する外装材の成形部に係止することを特徴とする請求項2に記載の外設材の支持構造。
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