JP4298586B2 - 屋根上取り付け金具 - Google Patents

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Description

本発明は、横葺き屋根材に取り付けられる金具において、特に、後から取り付けられる金具に関するものである。
従来技術について、図29(ア)(イ)により説明する(特許文献1参照)。これは特開平10−18526号公報に示されている屋根上取り付け金具Aである。この屋根上取り付け金具Aは、一端部に瓦一枚分の厚み代iを保持して折り曲げて鉤部j1を形成し、他端部上面にはボルト9を植設した帯状スライダーjと、該帯状スライダーjを摺動可能に両側部を内側に折り曲げて受け部k1を形成した本体kとから成っている。
そして、受け部k1の一端は、瓦一枚分の厚み代i’を保って折り返し、受け部k1と平行に延び、さらに瓦一枚分の厚み代i’’を保って下方に折り曲げ、その端部に鉤部k2を形成し、前記帯状スライダーjと本体kの鉤部k2にそれぞれ止め板8・8を介して屋根材5’に固定する。
この屋根上取り付け金具Aには、屋根材5’の軒側に挿入するという技術と、2つの部材の組み合わせで摺動可能にするという技術が開示されている。
図30(ア)(イ)(ウ)は、他の従来技術を表している(特許文献2参照)。これは特開2003−82824号公報に示されている屋根上取り付け金具Aである。この屋根上取り付け金具Aは、上部の屋根材5’と下部の屋根材5’との間に挿入される挿入部A1と、挿入部A1の一端から延出されていて下地材6に固定される固定部A2と、挿入部A1の他端から立ち上がり部A3を経由して固定部A2の方向に折り返された支持部A4とから成っている。そして、その支持部A4が、下地材6と平行となっている。支持部A4には、縦方向・横方向または十字状に長穴A5があけられている。
このような屋根上取り付け金具Aの挿入部A1を、上段と下段の屋根材5’・5’の間に挿入して、固定部A2を下地材6に固定する。または、屋根上取り付け金具Aの固定部A2を下地材6に固定してから、挿入部A1に上段の屋根材5’を挿入する。そして、ボルト9を支持部A4の長穴A5内で移動して位置を定めて、支持部A4に太陽光発電装置等を固定する。
この屋根上取り付け金具Aには、長穴A5によって、上面に取り付けられる装置の位置を調整することができるという技術と、屋根材5’の軒側に挿入するという技術と、支持部A4が下地材6と平行であるという技術が開示されている。
しかし、図29に示した従来技術と図30に示した従来技術は、屋根材を施工しながら屋根上取り付け金具を取り付けなければならない。このため、屋根材の施工後に屋根上取り付け金具を取り付けることができなかった。
図31(ア)(イ)は、さらに他の従来技術を表している(特許文献3参照)。(ア)において、(a)から(c)の手順で取り付けていくことを示しており、(d)は(c)のA−A断面を示している。(イ)において、(a)は屋根材5への取り付け状態を示しており、(b)はその一部を拡大したものである。
これは、特開2003−96987号公報に示されている屋根上取り付け金具Aであり、摺動体cとベース金具bとから成っており、摺動体cには上向きに摺動体のボルト11が突出して固定されている。ベース金具bには、上方に係止用開口部を有するレール溝b11が設けてあり、摺動体のボルト11の頭をレール溝b11に組み合わせる。
そして、ベース金具bを屋根材5’上面に載せて下地材に固定し、次に、レール溝b11に沿って摺動体cを所定の位置に動かしてからナット2で締めて摺動体のボルト11を固定し、その摺動体cの上面に太陽光発電装置等を取り付ける。
このように、図29の屋根上取り付け金具Aには、摺動体cがレール溝b11内を摺動することによって、上面に取り付けられる装置の位置を調整することができるという技術と、屋根材5’の施工後に取り付けられるという技術が開示されている。
しかし、図31に示した従来技術は屋根材の上から直止めするため、その止着箇所が、軒先方向への荷重や金属製屋根材の伸縮によって切れる恐れがあり、防水のためのシーラー材を介していても、シーラー材の劣化により雨漏りする可能性があった。
また、摺動体は、ベース金具の底面に沿って動き、下地材の面ではなく屋根材の面板部と平行に移動する。このため、摺動体の傾斜は、屋根材の面板部の傾斜から影響を受けるので、面板部の軒側が高く棟側が低い横葺き屋根材に使用すると、摺動体の上面が傾いてしまう。軒棟方向に並んでいる屋根上取り付け金具の上に太陽光発電装置等を載せると、太陽光発電装置等の軒棟方向の位置が平行とはならずに安定性を欠いてしまう。
続いて、他の従来技術について、図32から図35により説明する。これは、出願人がすでに出願している屋根上取り付け金具Aに関するものである(特願2002−306647号)。
それは、図32の通り、押圧金具aとベース金具bと摺動体cとの組み合わせから成るものである。押圧金具aは、全体として下向きに開口する形状であり、太陽光発電装置の架台等を取り付けるための支持枠が載せられる上面部a1と、上面部a1の両側であって屋根の左右方向となる側を折り下げた側壁部a2・a2とが形成されている。側壁部a2・a2の一側であって取り付ける際に軒側となる側は延出されて穴a5・a5があけられており、その下方は、ベース金具bの被押圧片b2を押圧して、さらに屋根材5の面板部53を押圧するための押圧部a4・a4となっている。
また、上面部a1には、取り付けたときに軒棟方向に長い長穴a3が形成されており、上面部a1の一側であって取り付けたときに棟側となる側は、折り下げて棟側折り下げ部a8を形成してからさらに延出されて、穴のあいているボルト貫通部a6が形成され、ボルト貫通部a6が延出されて上段屋根材押圧部a9が形成されている。
ベース金具bには、底部b1と、底部b1の左右が立ち上げられた立面部b3・b3とが形成されている。そして、立面部b3・b3の上縁を内側方向に折り曲げた折り曲げ部b4・b4が形成されている。立面部b3・b3の一側であって取り付ける際に軒側となる側には穴b9・b9があけられている。
また、底部b1の一側であって取り付ける際に軒側となる側には、底部b1に切り込みを入れた被押圧片b2が形成されており、他側であって取り付ける際に棟側となる側は、底部b1より延出されている。そして、そこに、上向きに突出しているベース金具のボルト13が取り付けられており、さらにその面が延出されて、上の段に施工されている屋根材5の軒側ハゼ部51の下側に挿入される第二ハゼ下挿入部b8が形成されている。
底部b1の軒側端縁は折り下げられて第一折り下げ部b5となっており、第一折り下げ部b5の下縁を内側方向に折り曲げて、底部b1が載せられる屋根材5の軒側ハゼ部51の下側に挿入される第一ハゼ下挿入部b6が形成されている。
摺動体cは、摺動体のボルト11が突出している平面部c1と、その両脇に形成されたV字状部c2・c2とを有している。
これら、押圧金具a・ベース金具b・摺動体cの組み合わせは、まず、ベース金具bに、摺動体のボルト11が突出している摺動体cを組み合わせる。次に、ベース金具bの立面部b3・b3の間に押圧金具aを組み合わせるが、摺動体cのV字状部c2・c2に押圧金具aの側壁部a2・a2の下縁を当て、長穴a3から摺動体のボルト11を突出させる。
続いて、ベース金具Bの穴b9と押圧金具aの穴a5とを合わせて、ワッシャー3をはめてから、左右貫通ボルト10を貫通して、ナット2で締め付けてベース金具bと押圧金具aとを組み合わせる。こうして、ベース金具bに対して押圧金具aが、左右貫通ボルト10を介して組み合わせられて屋根上取り付け金具Aを成している。このとき押圧金具aは、ベース金具bに対して、左右貫通ボルト10を介して回動可能に組み合わせられている。
その取り付けは、図33(ア)(イ)(ウ)(エ)の順で行われる。まず、屋根上取り付け金具Aのベース金具bの第二ハゼ下挿入部b8を、上の段に施工されている屋根材5の軒側ハゼ部51に、第一ハゼ下挿入部b6を、底部b1を載せる屋根材5の軒側ハゼ部51に、それぞれ挿入し、底部b1を屋根材5の面板部53に載せる。
続いて、押圧金具aを回動させて、そのボルト貫通部a6に形成された穴を、ベース金具bから突出しているベース金具のボルト13に通す。このとき、押圧部a4・a4が被押圧片b2の両端を押し、被押圧片b2が屋根材5の面板部53を押圧して食い込むように上面部a1を押す。さらに、ボルト貫通部a6の穴から突出しているベース金具のボルト13を、ナット2で締め付ける。このとき、底部b1が載せられている屋根材5の軒側を押圧部a4と第一ハゼ下挿入部b6とで、その上段の屋根材5の軒側を上段屋根材押圧部a9と第二ハゼ下挿入部b8とで挟むため、強固な固定ができる。
尚、図33において、屋根材5の形状を、原形のまま描いているが、本来、屋根上取り付け金具Aが取り付けられたときには、押圧により変形する。
こうして屋根材5上に取り付けられた屋根上取り付け金具Aの上面部a1に、太陽光発電装置やアンテナやクーラー用室外機等を載せて、摺動体のボルト11に取り付ける。それらの機器を直接取り付ける場合もあるし、それらの支持枠等を摺動体のボルト11に取り付ける場合もある。
この屋根上取り付け金具Aには、押圧金具aの側壁部a2・a2下縁に沿って、摺動体cのV字状部c2・c2が摺動可能に組み合わせられている。従って、図32に破線で示した通り、上面部a1に載せて取り付ける部材の位置に合わせて、押圧金具aの長穴a3から突出させた摺動体のボルト11を軒棟方向に動かして調整することができる。
この従来技術には、屋根材の施工後に、屋根材に穴をあけることなく取り付けることができるという技術と、摺動体によって、上面に取り付ける装置の位置を調整することができるという技術と、屋根材の軒側に挿入し、二段の屋根材を挟み込んで取り付けるという技術とが開示されている。
しかし、図32に示した屋根上取り付け金具は、屋根材に取り付けるためのナットをはめるベース金具のボルトが、屋根上取り付け金具が載せられる屋根材の棟側に位置している。このため、図34にも示した通り、押圧金具の長穴から突出している摺動体のボルトの移動範囲が狭く、太陽光発電装置等の取り付け方によっては、調整幅が狭くて取り付けることができなかった。たとえば、モジュールの取り付けピッチの誤差に対応できないことがあった。
また、図31に示した屋根上取り付け金具と同様に、屋根材の面板部の傾斜から影響を受けるという問題もある。図34や図35からわかるように、摺動体のボルトは、ベース金具の底面に沿って動く。つまり、下地材の面ではなく屋根材の面板部と平行に移動するのである。このため、押圧金具から出る摺動体のボルトの高さが一定ではなくなり、軒棟方向に複数取り付けた屋根上取り付け金具において、軒側に取り付けられた摺動体のボルトの方が、棟側のそれよりも高くなり、その摺動体のボルトに部材が当たってしまって取り付けることができない場合があった。
特開平10−18526号公報 特開2003−82824号公報 特開2003−96987号公報
解決しようとする課題は、図32に示した屋根上取り付け金具において、ベース金具のボルトが屋根上取り付け金具が載せられる屋根材の棟側に位置しているため、押圧金具の長穴から突出している摺動体のボルトの移動範囲が狭いという点である。
また、屋根材の面板部の傾斜から影響を受けるため、押圧金具から出る摺動体のボルトの高さが一定ではなくなってしまうという点である。
本発明は、押圧金具の長穴から突出している摺動体のボルトの移動範囲をより広くし、モジュールの取り付けピッチに対応できる屋根上取り付け金具で、また、摺動体のボルトが下地材の面と平行に移動し、軒棟方向に取り付けた複数の屋根上取り付け金具のボルトの高さが一定となる屋根上取り付け金具を提供する。
請求項1記載の屋根上取り付け金具は、押圧金具とベース金具と回動体との組み合わせから成っている。
押圧金具とベース金具と回動体とは、固定具を介して組み合わせられており、押圧金具には、側壁部と、ボルト貫通部と、屋根材を押圧する押圧部とが形成されている。
ベース金具には、底部と、底部の二辺を立ち上げた立面部とが形成されており、前記底部は、軒棟方向となる側がそれぞれ延出されてハゼ下挿入部が形成されている。
前記回動体の回動体底部には、ボルト貫通部に通すことができるボルトが取り付けられている。
そして、ベース金具と押圧金具とが固定具を介して回動可能に組み合わせられており、ベース金具と回動体とが固定具を介して回動可能に組み合わせられて成る屋根上取り付け金具である。
さらに、前記ハゼ下挿入部が屋根材の軒側に挿入され、前記押圧金具のボルト貫通部に形成された穴が前記回動体のボルトに通されてナットで締め付けられたときに、前記押圧金具の押圧部が屋根材を押圧し、前記回動体底部が上段の屋根材を押圧することを特徴とする屋根上取り付け金具である。
請求項2記載の屋根上取り付け金具は、押圧金具とベース金具と回動体に加えて、摺動体を組み合わせたものである。
押圧金具には、上面部と、上面部の二辺を折り下げた側壁部とが形成されており、下向きに開口する形状となっている。そして、上面部において棟側となる側の端縁が折り下げられた棟側折り下げ部と、棟側折り下げ部の下縁が外側方向に折り曲げられたボルト貫通部とが形成されており、上面部からボルト貫通部にかけて略Z字状となっている。ボルト貫通部には、回動体から上向きに突出しているボルトを通すための穴があけられている。側壁部において軒側となる側には、ベース金具の前穴と組み合わせてから、左右に貫通する固定具を通すための穴があけられており、その穴よりも下方の側壁部端縁には押圧部が形成されている。前記上面部には、軒棟となる方向に長穴が形成されている。
ベース金具には、底部と、底部の二辺を立ち上げた立面部とが形成されており、上向きに開口する形状となっている。そして、底部において軒側となる側は、端縁が折り下げられてから内側方向に折り曲げられて第一ハゼ下挿入部となっており、さらに、軒側の折り下げ箇所よりも内側の底部には、押圧金具の押圧部によって押圧される被押圧片が形成されており、棟側となる側は折り下げられてから外側方向に折り曲げられて第二ハゼ下挿入部となっている。立面部において軒側となる側には、押圧金具の側壁部の穴と組み合わせる前穴が、棟側となる側には、回動体の回動体側壁部の穴と組み合わせる後ろ穴があけられている。
回動体には、回動体底部と、その二辺を立ち上げた回動体側壁部とが形成されており、
回動体底部には、押圧金具のボルト貫通部の穴に通すことができるボルトが上向きに突出して取り付けられており、回動体側壁部には、ベース金具の後ろ穴と組み合わせられる穴があけられている。
摺動体には、屋根材に取り付けられたときに、前記長穴から先端が突出されるボルトが取り付けられており、摺動体は、ベース金具の底部上に摺動可能に組み合わせられている。
それらの部材は、次のように組み合わせられる。まず、ベース金具の立面部と立面部との間に、押圧金具の側壁部が位置するように組み合わせられる。そして、ベース金具の前穴と押圧金具の穴とを合わせ、それぞれの穴に貫通された固定具を介して、押圧金具が回動可能に組み合わせられている。
さらに、ベース金具の立面部と立面部との間に、回動体の回動体側壁部が位置するように組み合わせられる。そして、ベース金具の後ろ穴と回動体の穴とが合わせられ、それぞれの穴に貫通された固定具を介して回動体が回動可能に組み合わせられている。このようにして屋根上取り付け金具を成している。
そして、前記第一ハゼ下挿入部が屋根材の軒側に挿入され、前記第二ハゼ下挿入部が上段側の屋根材の軒側に挿入され、前記押圧金具のボルト貫通部に形成された穴が前記回動体のボルトに通されてナットで締め付けられたときに、前記押圧金具の押圧部が前記ベース金具の被押圧片を押圧し、該被押圧片が屋根材を押圧し、前記回動体底部が上段の屋根材を押圧することを特徴とする屋根上取り付け金具である。
請求項3記載の屋根上取り付け金具も、押圧金具とベース金具と回動体に加えて、摺動体を組み合わせたものである。
押圧金具には、上面部と、上面部の二辺を折り下げた側壁部とが形成されており、下向きに開口する形状となっている。そして、上面部において棟側となる側の端縁が折り下げられた棟側折り下げ部と、棟側折り下げ部の下縁が外側方向に折り曲げられたボルト貫通部とが形成されており、上面部からボルト貫通部にかけて略Z字状となっている。ボルト貫通部には、回動体から上向きに突出しているボルトを通すための穴があけられている。側壁部において軒側となる側には、ベース金具の前穴と組み合わせてから、左右に貫通する固定具を通すための穴があけられており、その穴よりも下方の側壁部端縁には押圧部が形成されている。
ベース金具には、底部と、底部の二辺を立ち上げた立面部とが形成されており、上向きに開口する形状となっている。立面部の上端縁を内側方向に折り曲げて折り曲げ部が形成されている。そして、底部において軒側となる側は、端縁が折り下げられてから内側方向に折り曲げられて第一ハゼ下挿入部となっており、さらに、軒側の折り下げ箇所よりも内側の底部には、押圧金具の押圧部によって押圧される被押圧片が形成されており、棟側となる側は折り下げられてから外側方向に折り曲げられて第二ハゼ下挿入部となっている。立面部において軒側となる側には、押圧金具の側壁部の穴と組み合わせる前穴が、棟側となる側には、回動体の回動体側壁部の穴と組み合わせる後ろ穴があけられている。
回動体には、回動体底部と、その二辺を立ち上げた回動体側壁部とが形成されており、
回動体底部には、押圧金具のボルト貫通部の穴に通すことができるボルトが上向きに突出して取り付けられており、回動体側壁部には、ベース金具の後ろ穴と組み合わせられる穴があけられている。
それらの部材は、次のように組み合わせられる。まず、ベース金具の立面部と立面部との間に、押圧金具の側壁部が位置するように組み合わせられる。そして、ベース金具の前穴と押圧金具の穴とを合わせ、それぞれの穴に貫通された固定具を介して、押圧金具が回動可能に組み合わせられている。
さらに、ベース金具の立面部と立面部との間に、回動体の回動体側壁部が位置するように組み合わせられる。そして、ベース金具の後ろ穴と回動体の穴とが合わせられ、それぞれの穴に貫通された固定具を介して回動体が回動可能に組み合わせられている。
そして、前記第一ハゼ下挿入部が屋根材の軒側に挿入され、前記第二ハゼ下挿入部が上段側の屋根材の軒側に挿入され、前記押圧金具のボルト貫通部に形成された穴が前記回動体のボルトに通されてナットで締め付けられたときに、前記押圧金具の押圧部が前記ベース金具の被押圧片を押圧し、該被押圧片が屋根材を押圧し、前記回動体底部が上段の屋根材を押圧する屋根上取り付け金具である。
こののちに、前記折り曲げ部と押圧金具の上面部との間に、上向きに突出しているボルトが取り付けられている摺動体を摺動可能に組み合わせて屋根上取り付け金具を成す。
請求項ごとに取り付け方法を示しながら、効果を説明する。
請求項1に記載した屋根上取り付け金具の取り付け方法について説明すると、まず屋根材に対して次のように取り付ける。
ベース金具において、底部の両端縁からそれぞれ折り下げられてから、さらに折り曲げられた箇所を二段の屋根材の軒側ハゼ部に挿入する。次に、押圧金具を回動させて、そのボルト貫通部に形成された穴を、回動体から突出している回動体のボルトに通す。このとき、押圧金具の押圧部が屋根材の面板部を押圧して食い込ませるために上面部の棟側を押す。さらに、ボルト貫通部の穴から突出している回動体のボルトを、ナットで締め付ける。このようにして、二段の屋根材の軒側を押圧させることで屋根上取り付け金具が固定される。このとき、二段の屋根材の軒側を挟むため、強固な固定ができる。
回動体は、ベース金具の後ろ穴を介してベース金具と組み合わせられている。そして、屋根上取り付け金具は、屋根材に取り付けられるとき、上の段の屋根材の面板部の上面に位置する回動体のボルトを締めることで固定される。このため、上面部の長さを比較的長くすることができる。
こうして屋根材上に取り付けられた屋根上取り付け金具の上面部に、太陽光発電装置やアンテナやクーラー用室外機等を取り付ける。それらの機器を直接取り付ける場合もあるし、それらの支持枠等を上面部に取り付ける場合もある。
このようにして屋根上取り付け金具が取り付けられたとき、ベース金具の底部や押圧金具の上面部は、下地材の面と平行になっている。
つまり、請求項1によれば、部材を取り付けるための面及び摺動体のボルトが、屋根材の面板部に対してではなく、下地材の面に対して平行となる。このため、ベース金具の上面に取り付ける部材に支障を来すことがなくなる。このように、上面に載置する装置を取り付けるためのボルトの高さを一定にすることができるものである。
また、二段の屋根材にわたって差し架けられるので、上面に載置する部材や装置の取り付け位置調整範囲が広くなり、上面に取り付けられる部材や装置にいっそう対応しやすくなった。しかも、二段の屋根材の軒側に食い込ませるようにして挟み込んで固定するため、図32に示した屋根上取り付け金具よりも強く取り付けることができる。
請求項2に記載した屋根上取り付け金具の取り付け方法について説明すると、請求項2記載の押圧金具の上面部に、軒棟となる方向に長穴が形成されている。そして、その長穴から先端が突出されるボルトが摺動体に取り付けられており、該摺動体が押圧金具の内側に位置し、ベース金具の底部に沿って摺動可能に組み合わせられている。
このため、長穴内において、ボルトを移動させることができる。そこで、ボルトが取り付けられている摺動体を、所定の位置に調整移動してから固定して用いる。あるいは、屋根上取り付け金具を取り付けてから、摺動体を所定の位置に調整移動して固定する。そして、押圧金具の上面部に、その上に取り付けられる部材を載せて、摺動体のボルトにナットを用いて締め付けて固定することができる。このように、請求項1記載の屋根上取り付け金具の構造に対して、部材や装置を取り付けるための機能が加わったものである。
このことにより、摺動体のボルトの摺動幅が広く、二段の屋根材に至るまでになったので、上面に取り付けられる部材にいっそう対応しやすくなった。あらかじめ、ボルトが上向きに突出している摺動体が組み合わせられているので、そのボルトを利用して上面に取り付ける部材や装置の位置決めをして容易に取り付けることができる。
請求項3に記載した屋根上取り付け金具の取り付け方法について説明すると、請求項3記載のベース金具には、立面部の上端縁を内側方向に折り曲げた折り曲げ部が形成されている。そして、その折り曲げ部と押圧金具の上面部との間には、上向きに突出しているボルトが取り付けられている摺動体が摺動可能に組み合わせられている。
屋根上取り付け金具を、屋根材に取り付けた後、ベース金具の折り曲げ部と押圧金具の上面部との間に摺動体を挿入する。摺動体は、軒棟方向に移動させることができるので、所定の位置に調整移動して用いる。そして、折り曲げ部の上面に、その上に取り付けられる部材を載せて、摺動体から突出しているボルトにナットを用いて締め付けて固定する。請求項3記載の屋根上取り付け金具も、請求項1記載の屋根上取り付け金具の構造に対して、部材や装置を取り付けるための機能が加わったものである。
請求項3によれば、摺動体のボルトの摺動幅を屋根材の葺き足より幅広くすることができ、摺動幅が請求項2の屋根上取り付け金具よりもいっそう広くなったので、上面に取り付けられる部材や装置にさらに対応しやすくなった。
押圧金具とベース金具と回動体とが、固定具を介して組み合わせられて屋根上取り付け金具を構成している。
押圧金具には、側壁部と、ボルト貫通部と、屋根材を押圧する押圧部とが形成されている。ベース金具には、底部と、底部の二辺を立ち上げた立面部とが形成されており、前記底部は、軒棟方向となる側がそれぞれ延出されて、二段の横葺き屋根材の軒側にはめられるハゼ下挿入部が形成されており、回動体底部には押圧金具のボルト貫通部に通すことができるボルトが取り付けられている。そして、ベース金具と押圧金具とが固定具を介して回動可能に組み合わせられており、ベース金具と回動体とが固定具を介して回動可能に組み合わせられて、屋根上取り付け金具を成している。
このような屋根上取り付け金具のベース金具のハゼ下挿入部を、二段にわたる屋根材の軒側に挿入する。次に押圧金具を回動させて、回動体のボルトに押圧金具のボルト貫通部を通し、ナットで締め付けて固定する。
本発明の実施例について、図面をもとに説明する。図1から図12は、本発明の第一実施例の屋根上取り付け金具Aの説明図であり、図1は斜視図、図2は分解斜視図、図3(ア)(イ)は回動体の回動状態を示す説明図、図4は平面図、図5は正面図、図6は側面図、図7(ア)(イ)図8(ア)(イ)は屋根材5への施工手順を示した図であり、図9は摺動体cの説明図であり、図10は取り付け状態の説明図であり、図11及び図12は第一実施例の一部変形例を示す説明図である。
本発明の屋根上取り付け金具Aは、押圧金具aとベース金具bと摺動体cと回動体dとから成っている。そこで、これらの部材について、図1から図6に基づいて説明する。
押圧金具aは、全体的に下向きに開口する形状をしており、上面部a1と、上面部a1の二辺を折り下げた側壁部a2・a2とを有している。そして、上面部a1には、取り付けたときに軒棟となる方向に長穴a3が形成されている。上面部a1の一側であって、取り付けたときに棟側となる側は折り下げられて棟側折り下げ部a8となっている。本実施例の棟側折り下げ部a8は、屋根上取り付け金具Aが屋根材5に取り付けられたときに、回動体dの回動体底部1に対して直角になるように設定されている。さらに、棟側折り下げ部a8の下縁が外側方向に折り曲げられてボルト貫通部a6を形成していて、ボルト貫通部a6には穴があけられている。
また、それぞれの側壁部a2・a2の一側であって、取り付けたときに軒側となる側には穴a5・a5があけられており、その穴a5・a5よりも下方の側壁部a2・a2端縁には、ベース金具bの被押圧片b2を介して屋根材5の面板部53を押圧することができる押圧部a4・a4が形成されている。
ベース金具bは、全体的に上向きに開口する形状をしており、底部b1と、底部b1の二辺を立ち上げた立面部b3・b3とを有している。
底部b1において、取り付けたときに軒側となる側には端縁から内側にはいった箇所に切り欠きが入れられており、屋根材5の面板部53に押し付けられる被押圧片b2が形成されている。
そして、底部b1の端縁が折り下げられて第一折り下げ部b5となっており、その下縁が内側方向に折り曲げられて第一ハゼ下挿入部b6となっている。底部b1において、取り付けられたときに棟側となる側の端縁は折り下げられて第二折り下げ部b7となっており、その下端縁が外側方向に折り曲げられて第二ハゼ下挿入部b8となっている。
立面部b3・b3の上縁はそれぞれ内側方向に折り曲げられて折り曲げ部b4・b4となっている。折り曲げ部b4・b4は、立面部b3・b3を折り曲げることで強度を出すとともに、押圧金具aの側壁部a2・a2が左右にずれるのを防いでいる。ひいては、側壁部a2・a2の幅を規制して、その下方端縁に形成されている押圧部a4・a4が横方向にずれずに、ベース金具bの被押圧片b2・b2をしっかり押圧できる。
それぞれの立面部b3・b3において、取り付けたときに軒側となる側には、押圧金具aを組み合わせるための左右貫通ボルト10を通すための前穴b91・b91があけられており、棟側となる側には、回動体dを組み合わせるための左右貫通ボルト10を通すための後ろ穴b92・b92があけられている。さらに、立面部b3・b3において後ろ穴b92・b92よりも棟側となる側は、外側方向に行くにつれて高さが低い傾斜部分b31・b31となっている。
摺動体cは、平面部c1と、その両脇に形成されているV字状部c2・c2とから成っている。そして、平面部c1から上向きに、摺動体のボルト11の先端が突出して取り付けられている。本実施例の場合には、平面部c1の二辺をわずかに折り下げて側面部c4・c4を形成している。
回動体dは、上向きに開口する形状をしており、回動体底部d1と、その二辺を立ち上げた回動体側壁部d2・d2とを有しており、回動体側壁部d2・d2には穴d3・d3があけられている。回動体底部d1は、回動体側壁部d2・d2よりも後ろ側となる側が、前側よりも幅が広くなっている。つまり、回動体側壁部d2・d2はベース金具bの立面部b3・b3の内側にはいる幅であり、それよりも後ろで立ち上がっている面は、立面部b3・b3よりも外側に出る。さらに、回動体dには回動体のボルト12が上向きに突出しており、屋根上取り付け金具Aとして組み合わせられて屋根材5に取り付けられたときに、押圧金具aの上面部a1・a1よりも低いものである。
これらの部材は、次のように組み合わせられている。
まず、ベース金具bの内側に、摺動体のボルト11が上向きに突出している摺動体cを組み合わせる。次に、ベース金具bの立面部b3・b3の間に押圧金具aを組み合わせるが、押圧金具aの穴a5・a5とベース金具bの前穴b91・b91とを合わせる。このとき、図2のように、押圧金具aの上面部a1が下面側に来るようにして組み合わせる。続いて、ワッシャー3をはめてから、左右貫通ボルト10を貫通して、ナット2で締め付けてベース金具bと押圧金具aとを組み合わせる。このとき押圧金具aは、ベース金具bに対して、左右貫通ボルト10を介して回動させることができるように組み合わせられている。そして、摺動体cは、押圧金具aとベース金具bとの間で摺動することができるように組み合わせられている。尚、本実施例の場合には、押圧金具aの側壁部a2・a2間の幅は、ベース金具bの折り曲げ部b4・b4間にはまる幅となっており、ベース金具bの底部b1に沿って摺動する。
さらに、ベース金具bにおいて、屋根上に取り付けた時に棟側となる側に回動体dを組み合わせる。まず、ベース金具bの立面部b3・b3の内側に回動体dの回動体側壁部d2・d2をはめ、ベース金具bの後ろ穴b92・b92と回動体dの穴d3・d3とを合わせ、左右貫通ボルト10を貫通させてワッシャー3やナット2を用いて、回動体dが回動可能になるように組み合わせる。本実施例の場合には、回動体底部d1の周囲は立ち上げられている。
第一ハゼ下挿入部b6と第二ハゼ下挿入部b8とが、それぞれ二段の屋根材5・5に挿入される。このため、回動体dは、上段側の屋根材5を押圧することができるように、左右貫通ボルト10によって、ベース金具bの第二ハゼ下挿入部b8よりも後ろに回動可能に組み合わせられる。
また、本実施例の回動体側壁部d2・d2は、棟側に行くにつれて高くなっている。これは、摺動体cがなるべく棟側まで動くようにするためである。このようにして、屋根上取り付け金具Aが成っている。尚、各部材を組み合わせている固定具として、左右貫通ボルト10とナット2の組み合わせの代わりに、軸ピン等の他の固定具を用いてもよい。押圧金具aとベース金具bとが回動可能に、ベース金具bと回動体dとが回動可能に組み合わせられていればよい。
このようにして製作された屋根上取り付け金具Aの屋根材5への取り付け手順を説明する。まず、その屋根上取り付け金具Aが取り付けられる屋根材5について、あらためて説明しておく。この屋根材5は金属板でできており、面板部53と、その軒側を折り下げてから内側方向に折り曲げて形成された軒側ハゼ部51と、面板部53の棟側に形成された棟側ハゼ部52とが形成されている。そして、下地材6に止着具を介して固定されているが、短尺の吊子を用いて固定することもあれば、長尺の通し吊子を用いて固定することもあれば、直止めすることもある。本発明の屋根上取り付け金具Aは、この屋根材5に対して、施工後に取り付けることができることを特徴としている。
その取り付けは、図7(ア)(イ)図8(ア)(イ)の順で行われる。まず、屋根上取り付け金具Aのベース金具bの第一ハゼ下挿入部b6と第二ハゼ下挿入部b8とを、二段にわたる屋根材5のそれぞれの軒側ハゼ部51・51の下に挿入する。
次に、押圧金具aを回動させて、そのボルト貫通部a6に形成された穴を、回動体dから突出している回動体のボルト12に通す。このとき、押圧金具aの押圧部a4・a4が被押圧片b2の両端を押し、被押圧片b2が屋根材5の面板部53を押圧して食い込むように上面部a1の棟側を押す。さらに、ボルト貫通部a6の穴から突出している回動体のボルト12を、ナット2で締め付ける。
このとき、屋根材5の軒側を、被押圧片b2を介して押圧部a4と第一ハゼ下挿入部b6とで、その上段の屋根材5の軒側を、回動体dの回動体底部d1と第二ハゼ下挿入部b8とでそれぞれ挟むため、強固な固定ができる。このようにして、二段の屋根材5・5の軒側を押圧させることで屋根上取り付け金具Aが固定される。底部b1を切り欠いて、押圧部a4を直接屋根材5に食い込ませることもできる。
尚、図8において、屋根材5の形状を、原形のまま描いているが、本来、屋根上取り付け金具Aが取り付けられたときには、押圧により変形する。
本発明の屋根上取り付け金具Aの棟側について詳述する。回動体dは、ベース金具bの後ろ穴b92・b92を介してベース金具bと組み合わせられている。そして、屋根材5に取り付けられるとき、上の段の屋根材5の面板部53の上面に位置する回動体のボルト12を締めることで屋根上取り付け金具Aが固定されている。このため、図32から図35に示した従来技術とは異なり、摺動体cの移動距離を長くすることができる。
また、ベース金具bの立面部b3・b3の棟側に傾斜部分b31・b31が形成されており、さらに、回動体dの回動体底部d1は回動体側壁部d2・d2よりも後ろが、ベース金具bの立面部b3・b3間の幅よりも広くなっている。そして、回動体dが組み合わせられている左右貫通ボルト10を介して、ベース金具bに対して回動可能に取り付けられている。このため、ナット2をはめて回動体のボルト12を締め付けると、回動体底部d1の後部がナット2に引き付けられるようにして持ち上がり、回動体dの回動体底部d1はベース金具bの傾斜部分b31・b31に当たって止まる。このとき、回動体dの回動体底部d1の先端が下がって、屋根材5の軒側に食い込む。傾斜部分b31・b31は、そこに沿って回動体dが止まるための係止手段となっており、それぞれが平行になって止まるので安定して固定できる。
こうして屋根材5上に取り付けられた屋根上取り付け金具Aの上面部a1に、太陽光発電装置やアンテナやクーラー用室外機等を取り付ける。それらの機器を直接取り付ける場合もあるし、それらの支持枠や金具等の部材を上面部a1に取り付ける場合もある。
それらの部材は、下穴不要ねじを用いて、取り付けるとよい。しかし、部材を仮止めしたり、取り付け位置を墨出ししたりする必要がある。このため、本実施例の屋根上取り付け金具Aは、押圧金具aの側壁部a2・a2下縁及びベース金具bの折り曲げ部b4・b4と立面部b3・b3の角部に沿って、摺動体cのV字状部c2・c2が組み合わせられている。図9に破線で示した通り、押圧金具aの長穴a3から突出させた摺動体のボルト11を軒棟方向に動かすことができるため、上面部a1に取り付ける部材の位置を調整して部材を固定する。
図32に示した従来の屋根上取り付け金具Aは、上段の屋根材5を挟み込むためのベース金具のボルト13が、屋根上取り付け金具Aが載せられる屋根材5の棟側に位置しており、摺動体のボルト11の移動距離が短かった。しかし、本発明の屋根上取り付け金具Aは、上段の屋根材5を挟み込むための回動体のボルト12が、上段の屋根材5の上に位置している。このため、摺動体cの移動距離を長くすることができ、従って上に取り付けられる部材や装置の調整範囲を広くすることができる。
従来の屋根上取り付け金具Aは、ベース金具のボルト13を締め付けることで、棟側の屋根材5を挟み込んで固定していたが、本発明の屋根上取り付け金具Aは、回動体dを組み合わせ、回動体のボルト12を締め付けることで棟側の屋根材5を挟み込んで固定する違いによる。
また、本発明の屋根上取り付け金具Aには、図32の従来技術と比べて、次のような利点がある。本発明の屋根上取り付け金具Aの摺動体のボルト11の高さは、軒棟方向において、いつも一定である。これは、摺動体cが移動する面である押圧金具aの上面部a1やベース金具bの底部b1が下地材6の面に対して平行だからである。
従来の場合には、押圧金具aの上面部a1は下地材6の面に対して平行で、ベース金具bの底部b1は屋根材5と平行であった。また、摺動体c及び摺動体のボルト11は、屋根材5に対して平行であった。これは、いわゆる返り勾配または戻り勾配と呼ばれる状態であり、横葺きの屋根材5に段差があることにより、下地材6の面よりも屋根材5の面板部53の方が緩い勾配であることを指す。従って、図32に示した従来の屋根上取り付け金具Aの摺動体cは、面板部53に平行になることによる弊害を生じていたのである。つまり、摺動体のボルト11が棟側よりも軒側の方が高く突出してしまい、上面部a1に部材を取り付けられないことがあった。しかし、本発明の屋根上取り付け金具Aは、この問題点を解消することができる。軒棟方向に複数取り付けられた屋根上取り付け金具Aの上に、太陽光発電装置等を架け渡しても、支障をきたすことがなくなる。
さらに、本発明の屋根上取り付け金具Aにおいて、押圧金具aの上面部a1と、ベース金具bの折り曲げ部b4・b4において、取り付けたときに軒側となる側から少しはいった箇所に切り欠きが成されている。この切り欠きは、太陽光発電装置等、上に取り付けられる部材の位置決めとなるものである。たとえば、切り欠きの一方の端に、上に取り付けられる部材の棟側端部を合わせて位置決めとすることができる。
続いて、図11と図12とにより、第一実施例の変形例について説明する。図11の実施例では、押圧金具aの上面部a1には、長穴a3が2つあけられている。そして、摺動体cには、摺動体のボルト11が2本取り付けられている。このようにすることで、上面部a1に取り付ける部材を2つのナット2で締め付けることができる。1つの屋根上取り付け金具Aの上面部a1に、左右の部材を載せて取り付けることもできる。
また、摺動体のボルト11が1本突出している摺動体cを2つ用いて、1つの長穴a3に組み合わせることもできる。この場合には、摺動体cを軒側と棟側とに位置させて用いるというような使い方ができる。さらに、摺動体のボルト11が1本突出している摺動体cを2つ用いて、2つの長穴a3・a3に組み合わせることもできる。
図12は、回動体dの係止手段として、傾斜部分b31・b31とは異なる実施例を示したものである。傾斜部分b31・b31は、ベース金具bの立面部b3・b3において、後ろ穴b92・b92よりも後ろ側を、外側方向に行くにつれて低くして形成したものである。しかし、図12では当接部分b32を形成している。
図12中、右下に拡大した通り、回動体のボルト12がナット2で締め付けられたとき、回動体側壁部d2・d2よりも後ろ側に位置する回動体底部d1が引きつけられるように上がる。そして、立面部b3・b3を切り欠いて形成された当接部分b32に回動体底部d1が当たって、回動体dが係止されるのである。
これまで述べた通り、本発明の屋根上取り付け金具Aは、二段の屋根材5・5に差し掛かるようにして、後から取り付けられる。しかも、押圧金具aの押圧部a4・a4によって被押圧片b2を押圧して、下段側の屋根材5を第一ハゼ下挿入部b6とで挟み込むようにし、回動体のボルト12をナット2で締め付けることで回動体dの回動体底部d1を押圧して、上段側の屋根材5を第二ハゼ下挿入部b8とで挟み込むようにして屋根上取り付け金具Aを固定する。このため、それぞれの屋根材5・5が、各部によって挟み込まれるようにして強固に固定される。
また、押圧金具aの上面部a1の長さを比較的長くすることができるため、その上面部a1に、太陽光発電装置等の部材を取り付けやすくなった。このとき、長穴a3があけられておらず、摺動体cが組み合わせられていなくとも、上面に部材を取り付けることは可能である。
しかし、あらかじめ上面部a1に長穴a3があけられており、そこに摺動体cから突出している摺動体のボルト11が組み合わせられていた場合には、その上に取り付ける部材を、ナット2を用いて容易に固定することができる。
図30に示した屋根上取り付け金具Aと比較してみると、まず、回動体dを用いることで、上の段の屋根材5を押圧するボルトの位置が、上の段の屋根材5の上になったため、押圧金具aの長穴a3の長さを長くすることができ、従って摺動体cの摺動範囲を広くすることができた。また、ベース金具bが二段の屋根材5・5に架け渡されることで、摺動体のボルト11の高さを一定にすることができた。さらに、二段の屋根材5・5に架け渡して、ベース金具bと押圧金具aを挟み込むようにして二段の屋根材5・5に固定しているため、強度を保つことができた。
本発明の第二実施例について、図面をもとに説明する。図13から図22は、本発明の屋根上取り付け金具Aの実施例の説明図であり、図13は斜視図、図14は摺動体cを組み合わせる前の状態の分解斜視図、図15(ア)(イ)は回動体の回動状態を示す説明図、図16は平面図、図17は正面図、図18は側面図、図19図20は屋根材5への施工手順を示した図であり、図21は摺動体cの説明図であり、図22は取り付け状態の説明図であり、図23は第一実施例と第二実施例とを比較した説明図である。
本発明の屋根上取り付け金具Aは、押圧金具aとベース金具bと摺動体cと回動体dとから成っている。そこで、これらの部材について、図13から図18に基づいて説明する。
押圧金具aは、全体的に下向きに開口する形状をしており、上面部a1と、上面部a1の二辺を折り下げた側壁部a2・a2とを有している。そして、上面部a1には、取り付けたときに軒棟となる方向に長穴a3が形成されている。上面部a1の一側であって、取り付けたときに棟側となる側は折り下げられて棟側折り下げ部a8となっている。本実施例の棟側折り下げ部a8は、屋根上取り付け金具Aが屋根材5に取り付けられたときに、回動体dの回動体底部a1に対して直角になるように設定されている。さらに、棟側折り下げ部a8の下縁が外側方向に折り曲げられてボルト貫通部a6を形成していて、ボルト貫通部a6には穴があけられている。
また、それぞれの側壁部a2・a2の一側であって、取り付けたときに軒側となる側には穴a5・a5があけられており、その穴a5・a5よりも下方の側壁部a2・a2端縁には、ベース金具bの被押圧片b2を介して屋根材5の面板部53を押圧することができる押圧部a4・a4が形成されている。
ベース金具bは、全体的に上向きに開口する形状をしており、底部b1と、底部b1の二辺を立ち上げた立面部b3・b3とを有している。
底部b1において、取り付けたときに軒側となる側には切り込みが入れられており、屋根材5の面板部53に押し付けられる被押圧片b2となっている。
そして、被押圧片b2よりも外側の端縁が折り下げられて第一折り下げ部b5となっており、その下縁が内側方向に折り曲げられて第一ハゼ下挿入部b6となっている。底部b1において、取り付けられたときに棟側となる側の端縁は折り下げられて第二折り下げ部b7となっており、その下端縁が外側方向に折り曲げられて第二ハゼ下挿入部b8となっている。
第一折り下げ部b5と第二折り下げ部b7とは、二段にわたる同じ種類の屋根材5・5の軒側ハゼ部51・51に挿入されるため、図18に示した通り、同じ高さに設定してある。また、第一折り下げ部b5から第一ハゼ下挿入部b6にかけての箇所と、第二折り下げ部b7から第二ハゼ下挿入部b8にかけての箇所とは略L字状となっており、軒側ハゼ部51・51の形状に沿っている。
立面部b3・b3の上縁はそれぞれ内側方向に折り曲げられて折り曲げ部b4・b4となっている。折り曲げ部b4・b4は、立面部b3・b3を折り曲げることで強度を出すとともに、押圧金具aの側壁部a2・a2が左右にずれるのを防いでいる。ひいては、側壁部a2・a2の幅を規制して、その下方端縁に形成されている押圧部a4・a4が横方向にずれずに、ベース金具bの被押圧片b2・b2をしっかり押圧できる。
それぞれの立面部b3・b3において、取り付けたときに軒側となる側には、押圧金具aを組み合わせるための左右貫通ボルト10を通すための前穴b91・b91があけられており、棟側となる側には、回動体dを組み合わせるための左右貫通ボルト10を通すための後ろ穴b92・b92があけられている。さらに、立面部b3・b3において後ろ穴b92・b92よりも棟側となる側は、外側方向に行くにつれて高さが低い傾斜部分b31・b31となっている。
本実施例の場合には、ベース金具bの折り曲げ部b4・b4と押圧金具aの上面部a1との間には、後述する摺動体cを入れて摺動させることができるだけの隙間があいている。
つまり、第一実施例のように、押圧金具の上面部a1の高さとベース金具bの折り曲げ部b4・b4の高さが同じではない。摺動体cの分だけ、押圧金具aの上面部a1の高さが低くなっている。
摺動体cは、平面部c1を有している。平面部c1の幅は、押圧金具aの上面部a1よりも広く、ベース金具bの折り曲げ部b4・b4と押圧金具aの上面部a1との間を摺動させることができる形状になっている。そして、 本実施例の場合には、平面部c1の二辺をわずかに折り下げて側面部c4・c4を形成している。また、平面部c1から上向きに、摺動体のボルト11の先端が突出して取り付けられている。
回動体dは、上向きに開口する形状をしており、回動体底部d1と、その二辺を立ち上げた回動体側壁部d2・d2とを有しており、回動体側壁部d2・d2には穴d3・d3があけられている。回動体底部d1は、回動体側壁部d2・d2よりも後ろ側となる側が、前側よりも幅が広くなっている。つまり、回動体側壁部d2・d2はベース金具bの立面部b3・b3の内側にはいる幅であり、それよりも後ろで立ち上がっている面は、立面部b3・b3よりも外側に出る。さらに、回動体dには回動体のボルト12が上向きに突出しており、屋根上取り付け金具Aとして組み合わせられて屋根材5に取り付けられたときに、押圧金具aの上面部a1・a1よりも低いものである。
これらの部材は、次のように組み合わせられている。
まず、ベース金具bの立面部b3・b3の間に押圧金具aを組み合わせるが、押圧金具aの穴a5・a5とベース金具bの前穴b91・b91とを合わせる。このとき、図2のように、押圧金具aの上面部a1が下面側に来るようにして組み合わせる。続いて、ワッシャー3をはめてから、左右貫通ボルト10を貫通して、ナット2で締め付けてベース金具bと押圧金具aとを組み合わせる。このとき押圧金具aは、ベース金具bに対して、左右貫通ボルト10を介して回動させることができるように組み合わせられている。尚、本実施例の場合には、押圧金具aの側壁部a2・a2間の幅は、ベース金具bの折り曲げ部b4・b4間にはまる幅となっている。
さらに、ベース金具bにおいて、屋根上に取り付けた時に棟側となる側に回動体dを組み合わせる。まず、ベース金具bの立面部b3・b3の内側に回動体dの回動体側壁部d2・d2をはめ、ベース金具bの後ろ穴b92・b92と回動体dの穴d3・d3とを合わせ、左右貫通ボルト10を貫通させてワッシャー3やナット2を用いて、回動体dが回動可能になるように組み合わせる。本実施例の場合には、回動体底部d1の周囲は立ち上げられている。
このようにして、ベース金具bと押圧金具aとが、回動体dによって二段の屋根材5・5にわたって取り付けられたところに、前述の摺動体cを組み合わせる。
棟側から、ベース金具bの折り曲げ部b4・b4と押圧金具aの上面部a1との間に摺動体cの平面部c1を挿入するとよい。さらに、摺動体cを押圧金具aの上面部a1に沿って摺動させて、所定の位置に移動させる。
尚、各部材を組み合わせている固定具として、左右貫通ボルト10とナット2の組み合わせの代わりに、軸ピン等の他の固定具を用いてもよい。押圧金具aとベース金具bとが回動可能に、ベース金具bと回動体dとが回動可能に組み合わせられていればよい。
このようにして製作された屋根上取り付け金具Aの屋根材5への取り付け手順を説明する。まず、その屋根上取り付け金具Aが取り付けられる屋根材5について、あらためて説明しておく。この屋根材5は金属板でできており、面板部53と、その軒側を折り下げてから内側方向に折り曲げて形成された軒側ハゼ部51と、面板部53の棟側に形成された棟側ハゼ部52とが形成されている。
そして、下地材6に止着具を介して固定されており、本発明の屋根上取り付け金具Aは、この屋根材5に対して、施工後に取り付けることができることを特徴としている。
その取り付けは、図19図20の順で行われる。まず、屋根上取り付け金具Aのベース金具bの第一ハゼ下挿入部b6と第二ハゼ下挿入部b8とを、二段にわたる屋根材5のそれぞれの軒側ハゼ部51・51の下に挿入する。
次に、押圧金具aを回動させて、そのボルト貫通部a6に形成された穴を、回動体dから突出している回動体のボルト12に通す。このとき、押圧金具aの押圧部a4・a4が被押圧片b2の両端を押し、被押圧片b2が屋根材5の面板部53を押圧して食い込むように上面部a1の棟側を押す。さらに、ボルト貫通部a6の穴から突出している回動体のボルト12を、ナット2で締め付ける。
このとき、屋根材5の軒側を、被押圧片b2を介して押圧部a4と第一ハゼ下挿入部b6とで、その上段の屋根材5の軒側を、回動体dの回動体底部d1と第二ハゼ下挿入部b8とでそれぞれ挟むため、強固な固定ができる。このようにして、二段の屋根材5・5の軒側を押圧させることで屋根上取り付け金具Aが固定される。
このようにして、ベース金具bと押圧金具aとが、回動体dによって二段の屋根材5・5にわたって取り付けられたところに、前述の摺動体cを組み合わせる。
棟側から、ベース金具bの折り曲げ部b4・b4と押圧金具aの上面部a1との間に摺動体cの平面部c1を挿入するとよい。さらに、摺動体cを押圧金具aの上面部a1に沿って摺動させて、所定の位置に移動させる。
そして、その摺動体から上向きに突出している摺動体のボルト12に、太陽光発電装置やアンテナやクーラー用室外機等を取り付ける。それらの機器を直接取り付ける場合もあるし、それらの支持枠等を取り付ける場合もある。
本実施例の屋根上取り付け金具Aは、ベース金具bの折り曲げ部b4・b4と押圧金具aの上面部a1との間に挿入された摺動体cを軒棟方向に動かすことができる。このため、上面に取り付ける部材の位置を調整することができる。
図20に示した通り、本実施例の場合には、屋根上取り付け金具Aが屋根材5に取り付けられた後に、摺動体cをベース金具bの折り曲げ部b4・b4と押圧金具aの上面部a1との間に挿入する。このため、図23(ア)に示した第一実施例の場合よりも、いっそう摺動体cの摺動範囲を広くすることができる。第一実施例の場合には、摺動体のボルト11の移動範囲は、押圧金具aの上面部a1に形成された長穴13の範囲である。しかし、第二実施例の摺動体のボルト11の移動範囲は、ベース金具bの折り曲げ部b4・b4と押圧金具aの上面部a1との間で摺動体cを摺動させることができる範囲なので、第一実施例よりも広い。図22や図23(イ)で、屋根材5の働き幅よりも広いことがわかる。
第二実施例の摺動体cは、部材や装置で挟み込むようにして押さえ込まれ、その押さえ込まれた摩擦力によって、軒側にずれることは、まずない。しかし、急勾配等で、万一ずれたとしても、図14や図17でわかるように、押圧金具aの側壁部a2・a2において、穴a5・a5よりも上の箇所の上端を、上面部a1よりも高い位置に形成してあれば、摺動体cが軒側にずれても、そこに当たって止まる。
本願は、これまで述べた通り、押圧金具aとベース金具bと回動体dとの組み合わせにより、屋根上取り付け金具Aを成していればよく、さまざまな実施例が考えられる。それらの実施例について、これまで述べたものと違う点を説明する。
まず、図24のような実施例が考えられる。この屋根上取り付け金具Aは、これまで述べた実施例とは摺動体cが異なっている。この摺動体cは、平面部c1と、その左右両側縁を折り下げた側面部c4・c4とを有しており、側面部c4・c4は、さらに内側方向に折り曲げられている。そして、平面部c1には、摺動体のボルト11が上向きに突出している。
このような摺動体cを、図24のように押圧金具aにはめて用いる。屋根上取り付け金具Aを屋根材5に取り付けた後に、摺動体cを所定の位置に動かして、摺動体のボルト11に部材を取り付ける。
図25に示した実施例は、ベース金具bの立面部b3・b3の上端縁が切りっぱなしになっており、折り曲げ部b4・b4が形成されていない例である。ベース金具bに組み合わせられる押圧金具aは、側壁部a2・a2の下端縁は、それぞれ外側方向に折り曲げられている。また、押圧金具aの上面部a1には、軒棟方向に長穴a3があけられている。
その押圧金具aの内側に組み合わせられる摺動体cは、下向きに開口する倒コ字状をしている。具体的には、平面部c1と、平面部c1の左右両端縁を折り下げた側面部c4・c4とを有しており、平面部c1には、摺動体のボルト11が上向きに突出している。
このような摺動体cを、図25のように押圧金具aの内側にはめて用いる。屋根上取り付け金具Aを屋根材5に取り付けた後に、摺動体cを所定の位置に動かして、摺動体のボルト11に部材を取り付ける。
図26に示した実施例は、押圧金具aの上面部a1に、摺動体受け部a11を溶接等により固定してある。摺動体受け部a11に組み合わせられる摺動体cは、下向きに開口する倒コ字状をしている。具体的には、平面部c1と、平面部c1の左右両端縁を折り下げた側面部c4・c4とを有しており、平面部c1には、摺動体のボルト11が上向きに突出している。
このような摺動体cを、図のように押圧金具aの摺動体受け部a11にはめて用いる。屋根上取り付け金具Aを屋根材5に取り付けた後に、摺動体cを所定の位置に動かして、摺動体のボルト11に部材を取り付ける。
図27に示した実施例は、押圧金具aには上面部a1がなく、押圧金具底部a7と、その左右を立ち上げた側壁部a2・a2とを有している。また、棟側となる側には、押圧金具底部a7から延出された棟側折り下げ部a8とボルト貫通部a6とが形成されている。
摺動体cは、屋根上取り付け金具Aが屋根材5に取り付けられた後に、押圧金具aの側壁部a2・a2上縁と、ベース金具bの折り曲げ部b4・b4との間にはめて用いる。そして、側壁部a2・a2上縁に沿って摺動させて、位置を調整する。
図28に示した実施例は、図27同様、上方に開口する形状の押圧金具aを用いる。その押圧金具底部a7には、長穴a3があけられている。
摺動体cは、平面部c1と、その二辺をわずかに立ち上げた側面部c4・c4とを有している。この摺動体cは、あらかじめベース金具bの底部b1の上に載せておき、その後、ベース金具bと回動体dとを組み合わせる。屋根上取り付け金具Aを取り付けたときに、押圧金具aの長穴a3から摺動体のボルト11が出ているので、それを動かして摺動体cの位置を調整する。
また、図示していないが、図1の押圧金具aにおいて、棟側折り下げ部a8よりも棟側となる箇所をそのままにしておき、それよりも軒側となる箇所を、ベース金具bよりもひと回り大きくする方法もある。
この場合、ベース金具bの上から押圧金具aがかぶさり、棟側折り下げ部a8とボルト貫通部a6は元のままとなり、あとは押圧金具aの内側にベース金具bが位置することになる。ベース金具bには、被押圧片b2を形成しなくてよい。
そして、屋根材5に取り付けられたときには、押圧部a4・a4は、それぞれベース金具bの外側から直接屋根材5を押圧することになる。
本発明第一実施例の屋根上取り付け金具Aの斜視図である。 本発明第一実施例の屋根上取り付け金具Aの分解斜視図である。 本発明第一実施例の屋根上取り付け金具Aの回動体dの回動状態を示す説明図である。 本発明第一実施例の屋根上取り付け金具Aの平面図である。 本発明第一実施例の屋根上取り付け金具Aの正面図である。 本発明第一実施例の屋根上取り付け金具Aの側面図である。 (ア)(イ)は第一実施例の屋根材5への施工手順を示した説明図である。 (ア)(イ)は第一実施例の屋根材5への施工手順を示した説明図である。 本発明第一実施例の屋根上取り付け金具Aの摺動体cの説明図である。 本発明第一実施例の屋根上取り付け金具Aの取り付け状態の説明図である。 本発明第一実施例の一部変形例を示す説明図である。 本発明第一実施例の一部変形例を示す説明図である。 本発明第二実施例の屋根上取り付け金具Aの斜視図である。 本発明第二実施例の屋根上取り付け金具Aの分解斜視図である。 (ア)(イ)は本発明第二実施例の屋根上取り付け金具Aの回動体dの回動状態を示す説明図である。 本発明第二実施例の屋根上取り付け金具Aの平面図である。 本発明第二実施例の屋根上取り付け金具Aの正面図である。 本発明第二実施例の屋根上取り付け金具Aの側面図である。 第二実施例の屋根材5への施工手順を示した説明図である。 第二実施例の屋根材5への施工手順を示した説明図である。 本発明第二実施例の屋根上取り付け金具Aの摺動体cの説明図である。 本発明第二実施例の屋根上取り付け金具Aの取り付け状態の説明図である。 (ア)(イ)は本発明第一実施例と第二実施例の屋根上取り付け金具Aを比較した説明図である。 本発明第三実施例を示す説明図である。 本発明第四実施例を示す説明図である。 本発明第五実施例を示す説明図である。 本発明第六実施例を示す説明図である。 本発明第七実施例を示す説明図である。 (ア)(イ)は従来技術の説明図である。 (ア)(イ)(ウ)は従来技術の説明図である。 (ア)(イ)は従来技術の説明図である。 従来技術の説明図である。 (ア)(イ)(ウ)(エ)は、図32に示した屋根上取り付け金具Aの取り付け状態の説明図である。 図32に示した屋根上取り付け金具Aの摺動体cの説明図である。 (ア)(イ)は図32に示した屋根上取り付け金具Aの摺動体cの説明図である。
符号の説明
A 屋根上取り付け金具
A1 挿入部
A2 固定部
A3 立ち上がり部
A4 支持部
A5 長穴
a 押圧金具
a1 上面部
a11 摺動体受け部
a2 側壁部
a3 長穴
a4 押圧部
a5 穴
a6 ボルト貫通部
a7 押圧金具底部
a8 棟側折り下げ部
a9 上段屋根材押圧部
b ベース金具
b1 底部
b11 レール溝
b2 被押圧片
b3 立面部
b31 傾斜部分
b32 当接部分
b4 折り曲げ部
b5 第一折り下げ部
b6 第一ハゼ下挿入部
b7 第二折り下げ部
b8 第二ハゼ下挿入部
b9 穴
b91 前穴
b92 後ろ穴
c 摺動体
c1 平面部
c2 V字状部
c4 側面部
d 回動体
d1 回動体底部
d2 回動体側壁部
d3 穴
e 上部押さえ板
f 下部支え板
g 連結部
h 押さえ片
i 厚み代
i’ 厚み代
i’’ 厚み代
j 帯状スライダー
j1 鉤部
k 本体
k1 受け部
k2 鉤部
10 左右貫通ボルト
11 摺動体のボルト
12 回動体のボルト
13 ベース金具のボルト
2 ナット
3 ワッシャー
4 押圧ボルト
5 屋根材
5’ 屋根材
51 軒側ハゼ部
52 棟側ハゼ部
53 面板部
6 下地材
7 吊子
8 止め板
9 ボルト

Claims (3)

  1. 押圧金具とベース金具と回動体とが、
    固定具を介して組み合わせられている屋根上取り付け金具であって、
    前記押圧金具には、
    側壁部と、
    ボルト貫通部と、
    屋根材を押圧する押圧部とが形成されており、
    前記ベース金具には、
    底部と、
    底部の二辺を立ち上げた立面部とが形成されており、
    前記底部は、軒棟方向となる側がそれぞれ延出されてハゼ下挿入部が形成されており、
    前記回動体の回動体底部には、
    前記ボルト貫通部に通すことができるボルトが取り付けられており、
    前記ベース金具と前記押圧金具とが固定具を介して回動可能に組み合わせられており、
    前記ベース金具と前記回動体とが固定具を介して回動可能に組み合わせられて成っており、
    前記ハゼ下挿入部が屋根材の軒側に挿入され、
    前記押圧金具のボルト貫通部に形成された穴が前記回動体のボルトに通されてナットで締め付けられたときに、
    前記押圧金具の押圧部が屋根材を押圧し、前記回動体底部が上段の屋根材を押圧することを特徴とする屋根上取り付け金具。
  2. 押圧金具には、
    上面部と、
    上面部の二辺を折り下げた側壁部とが形成されており、
    前記上面部において棟側となる側の端縁が折り下げられた棟側折り下げ部と、
    棟側折り下げ部の下縁が外側方向に折り曲げられたボルト貫通部とが形成され、
    ボルト貫通部には穴があけられており、
    前記側壁部において軒側となる側には穴があけられており、
    その穴よりも下方の側壁部端縁には押圧部が形成されており、
    前記上面部には軒棟となる方向に長穴が形成されており、
    ベース金具には、
    底部と、
    底部の二辺を立ち上げた立面部とが形成されており、
    前記底部において軒側となる側の端縁は折り下げられてから内側方向に折り曲げられて第一ハゼ下挿入部となっており、
    軒側の折り下げ箇所よりも内側の底部には前記押圧金具の押圧部によって押圧することができる被押圧片が形成されており、
    棟側となる側は折り下げられてから外側方向に折り曲げられて第二ハゼ下挿入部となっており、
    前記立面部において軒側となる側には前穴が、
    棟側となる側には後ろ穴があけられており、
    回動体には、
    回動体底部と、
    その二辺を立ち上げた回動体側壁部とが形成されており、
    前記回動体底部には、ボルト貫通部の穴に通すことができるボルトが上向きに突出して取り付けられており、
    前記回動体側壁部には穴があけられており、
    摺動体が前記ベース金具の底部上に摺動可能に組み合わせられており、
    摺動体には、前記押圧金具の長穴から先端が突出されるボルトが取り付けられており、
    前記ベース金具の立面部の間に前記押圧金具が組み合わせられており、
    前記ベース金具の前穴と前記押圧金具の穴とが合わせられて、
    それぞれの穴に貫通された固定具を介して回動可能に組み合わせられており、
    前記立面部の後ろ穴と前記回動体側壁部の穴とが合わせられて、
    それぞれの穴に貫通された固定具を介して回動可能に組み合わせられて成っており、
    前記第一ハゼ下挿入部が屋根材の軒側に挿入され、前記第二ハゼ下挿入部が上段側の屋根材の軒側に挿入され、
    前記押圧金具のボルト貫通部に形成された穴が前記回動体のボルトに通されてナットで締め付けられたときに、
    前記押圧金具の押圧部が前記ベース金具の被押圧片を押圧し、該被押圧片が屋根材を押圧し、前記回動体底部が上段の屋根材を押圧することを特徴とする屋根上取り付け金具。
  3. 押圧金具には、
    上面部と、
    上面部の二辺を折り下げた側壁部とが形成されており、
    前記上面部において棟側となる側の端縁が折り下げられた棟側折り下げ部と、
    棟側折り下げ部の下縁が外側方向に折り曲げられたボルト貫通部とが形成され、
    ボルト貫通部には穴があけられており、
    前記側壁部において軒側となる側には穴があけられており、
    その穴よりも下方の側壁部端縁には押圧部が形成されており、
    ベース金具には、
    底部と、
    底部の二辺を立ち上げた立面部とが形成されており、
    立面部の上端縁を内側方向に折り曲げて折り曲げ部が形成されており、
    前記底部において軒側となる側の端縁は折り下げられてから内側方向に折り曲げられて第一ハゼ下挿入部となっており、
    軒側の折り下げ箇所よりも内側の底部には前記押圧金具の押圧部によって押圧することができる被押圧片が形成されており、
    棟側となる側は折り下げられてから外側方向に折り曲げられて第二ハゼ下挿入部となっており、
    前記立面部において軒側となる側には前穴が、
    棟側となる側には後ろ穴があけられており、
    回動体には、
    回動体底部と、
    その二辺を立ち上げた回動体側壁部とが形成されており、
    前記回動体底部には、ボルト貫通部の穴に通すことができるボルトが上向きに突出して取り付けられており、
    前記回動体側壁部には穴があけられており、
    前記ベース金具の立面部の間に前記押圧金具が組み合わせられており、
    前記ベース金具の前穴と前記押圧金具の穴とが合わせられて、
    それぞれの穴に貫通された固定具を介して回動可能に組み合わせられており、
    前記立面部の後ろ穴と前記回動体側壁部の穴とが合わせられて、
    それぞれの穴に貫通された固定具を介して回動可能に組み合わせられており、
    前記第一ハゼ下挿入部が屋根材の軒側に挿入され、前記第二ハゼ下挿入部が上段側の屋根材の軒側に挿入され、
    前記押圧金具のボルト貫通部に形成された穴が前記回動体のボルトに通されてナットで締め付けられたときに、
    前記押圧金具の押圧部が前記ベース金具の被押圧片を押圧し、該被押圧片が屋根材を押圧し、前記回動体底部が上段の屋根材を押圧し、
    前記ベース金具の折り曲げ部と押圧金具の上面部との間には、
    上向きに突出しているボルトが取り付けられている摺動体が摺動可能に組み合わせられて
    成る屋根上取り付け金具。
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