JP6296280B2 - 温度調整装置 - Google Patents

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Description

本発明は、温度調整器によって温度調整した熱媒液を供給対象に供給して供給対象の温度を調整可能に構成された温度調整装置に関するものである。
この種の温度調整装置として、出願人は、工作機械などの被冷却物に冷却液を供給して被冷却物を冷却可能に構成した冷却装置を下記の特許文献1に開示している。この冷却装置は、冷却液を貯留可能な水槽、冷却液を圧送する圧送ポンプ、および冷却液を冷却する冷凍サイクルなどを備えると共に、圧送ポンプや冷凍サイクルに電源を供給する電源ユニット、および冷却装置の各構成要素を制御する制御部などが配設された配電盤を備え、これらが装置筐体内に収容されて全体として直方体状に形成されている。また、この冷却装置では、凝縮器を空冷するための送風ファンが凝縮器と共に装置筐体内に収容され、送風ファンによって装置筐体内の空気を装置筐体外に排出することで新たな空気を装置筐体内に導入して凝縮器を冷却する構成が採用されている。
この場合、この冷却装置では、装置筐体の内部空間が水平仕切り板によって上下に区画されている。また、下側の区画(以下、「下側空間」ともいう)内には、冷凍サイクルの冷却器(蒸発器)や圧縮機、および圧送ポンプや水槽などが設置されている。さらに、上側の区画(以下、「上側空間」ともいう)内には、配電盤が配置された区画、および凝縮器や送風ファンなどが収容された区画が設けられている。また、装置筐体の天板(天井面:天井板)には、送風ファンによる送風によって装置筐体内(上側の区画内)の空気を排出するための空気吹き出し口が設けられ、かつ正面板(前面:前板)には、新たな空気を装置筐体内(上側の区画内)に導入して凝縮器に供給するための空気吸い込み口が設けられている。これにより、この冷却装置では、空気吸い込み口から空気吹き出し口に至る左側面視L字状の凝縮器冷却用空気流路が形成されている。
さらに、この冷却装置では、下側空間(機械室)から、上側空間内における配電盤の設置空間(配電盤室:以下、「配電盤設置空間」ともいう)を経由して上記の凝縮器冷却用空気流路に至る第1配電盤排熱用空気流路が形成されている。これにより、この冷却装置では、配電盤からの放熱によって温度上昇した配電盤設置空間内の空気が送風ファンの動作によって凝縮器冷却用空気流路内に吸引されて空気吹き出し口から装置筐体の外部に排出されると共に、下側空間内の空気が配電盤設置空間内に吸引されて配電盤が冷却される。これにより、この冷却装置では、配電盤を冷却するための専用の冷却ファンが不要となっている。
この冷却装置による被冷却物の冷却に際しては、冷凍サイクルを動作させることにより、圧縮機によって圧縮された高温高圧の冷媒が凝縮器において凝縮された後に膨張弁を通過して冷却器(蒸発器)に吐出され、これにより、冷却器内の冷媒と冷却液との熱交換によって冷却液が冷却される。この際には、送風ファンによる送風によって装置筐体内の空気が空気吹き出し口から排出されると共に新たな空気が空気吸い込み口から装置筐体内に導入され、導入された空気によって凝縮器が冷却されて凝縮器内における冷媒の凝縮が促進される。また、冷凍サイクルによる冷却液の冷却処理と並行して圧送ポンプを動作させることにより、冷却器において冷却した冷却液を被冷却物に供給する。これにより、低温の冷却液との熱交換によって被冷却物が冷却される。
特開2010−29974号公報(第5−7頁、第1−3図)
ところが、出願人が上記の特許文献1に開示している冷却装置には、以下の改善すべき課題が存在する。すなわち、出願人が開示している冷却装置では、装置筐体の内部空間を水平仕切り板によって上下に区画すると共に、下側空間内に、冷却器(蒸発器)、圧縮機、圧送ポンプおよび水槽などを設置し、かつ上側空間内に凝縮器や送風ファンなどを設置する構成が採用されている。この場合、この種の装置を動作させたときは、冷媒の圧縮処理を実行することで圧縮機の温度が非常に高い温度となる。したがって、出願人が開示している冷却装置でも、装置筐体の底板および各側板と水平仕切り板とで形成された下側空間内に圧縮機を設置していることに起因して、圧縮機から発せられる熱によって下側空間内が非常に高い温度となる。
この場合、出願人が開示している冷却装置では、圧縮機だけではなく、冷却液を圧送する圧送ポンプも下側空間内に配設されており、冷却装置の動作時には、この圧送ポンプも発熱する。したがって、例えば、真夏の炎天下や、各種工作機械等からの放熱によって温度上昇する建屋内に冷却装置が設置されているときには、冷却装置の動作時に下側空間内が非常に高い温度となり、これに起因して、圧縮機や圧送ポンプに大きな負担がかかっているという現状がある。
一方、上記の送風ファン(凝縮器を冷却するための空気を送風するファン)とは別個に、下側空間内の空気を排出して筐体外部から下側空間内に新たな空気を導入するためのファンを設けることで、下側空間内が過剰に温度上昇した状態となるのを回避することができる。しかしながら、かかる構成を採用したときには、凝縮器冷却用の送風ファンとは別個に設けたファンの分だけ、冷却装置の製造コストが高騰することとなる。
本発明は、かかる改善すべき課題に鑑みてなされたものであり、製造コストの高騰を招くことなく、圧縮機を好適に冷却し得る温度調整装置を提供することを主目的とし、ポンプについても好適に冷却し得る温度調整装置を提供することを他の目的とする。
上記目的を達成すべく請求項1記載の温度調整装置は、供給用配管を介して供給対象に熱媒液を圧送するポンプと、前記熱媒液の通過が可能に構成されて前記供給用配管に配設されると共に前記供給対象に圧送される当該熱媒液の温度を調整する温度調整器と、圧縮機、凝縮器、膨張弁、蒸発器およびファンを有して当該蒸発器が前記温度調整器内に構成された冷凍サイクルと、前記ポンプ、前記温度調整器および前記冷凍サイクルを収容可能な箱状に形成されると共に前記凝縮器を冷却するための空気を導入可能な導入口および当該凝縮器を冷却した空気を排出する排出口が開口された筐体とを備え、前記ファンによって前記筐体内の空気を前記排出口から排出することで前記導入口から当該筐体内に導入される空気によって前記凝縮器を冷却可能に当該凝縮器および当該ファンが当該導入口から当該排出口に至る空気流路内に配設されると共に、前記温度調整器によって温度調整した前記熱媒液を前記ポンプの圧送力によって供給対象に供給して当該供給対象の温度を調整可能に構成された温度調整装置であって、前記筐体内に配設されて貯液槽の上方の第1の空間と前記空気流路とを仕切る第1の板体を備え、前記導入口は、前記筐体の側板に開口され、前記排出口は、前記筐体の天板に開口され、前記圧縮機は、前記空気流路内に配設され、前記ポンプが、前記第1の空間内に配設されると共に、前記第1の板体における下方部位において当該第1の空間と前記空気流路とが連通させられている。
さらに、請求項記載の温度調整装置は、請求項1記載の温度調整装置において、配電盤と、前記筐体内に配設されて前記配電盤が設置される第2の空間と前記空気流路とを仕切る第2の板体とを備え、前記配電盤は、前記第2の板体における前記第2の空間側の面に配設され、前記第2の板体には、前記第2の空間と前記空気流路とを連通させる連通孔が設けられると共に、当該第2の板体から前記空気流路内に突出する第1の雨覆い部が前記連通孔の上方に配設されている。
また、請求項記載の温度調整装置は、請求項1または2記載の温度調整装置において、前記圧縮機の上方に第2の雨覆い部が配設されている。
請求項1記載の温度調整装置によれば、導入口から排出口に至る空気流路内に凝縮器およびファンと共に圧縮機を配設し、かつ、排出口を筐体の天板に開口したことにより、凝縮器を冷却するためにファンによって導入口から導入した空気によって圧縮機を好適に冷却することができるため、製造コストの高騰を招くことなく、温度調整装置(冷凍サイクル)の動作時に圧縮機にかかる負担を十分に軽減することができる。また、凝縮器や圧縮機を冷却することで温度上昇した空気が空気流路内を上昇しようとする力が生じるため、空気流路内の空気を排出口からスムーズに排出することができる。
た、第1の板体によって空気流路と仕切られた第1の空間内にポンプを配設すると共に、第1の板体における下方部位において第1の空間と空気流路とを連通させたことにより、ファンの動作によって空気流路内の空気が排出口から排出されるのに伴って第1の空間から空気流路に空気が吸引されるため、凝縮器および圧縮機だけでなく、1台のファンによってポンプについても好適に冷却することができる。
さらに、請求項記載の温度調整装置によれば、第2の板体によって空気流路と仕切られた第2の空間内に配電盤を配設すると共に、第2の空間と空気流路とを連通させる連通孔を第2の板体に設け、かつ、第2の板体から空気流路内に突出する第1の雨覆い部を連通孔の上方に配設したことにより、ファンの動作によって空気流路内の空気が排出口から排出されるのに伴って第2の空間から連通孔を介して空気流路に空気が吸引されるため、凝縮器および圧縮機だけでなく、1台のファンによって配電盤についても好適に冷却することができる。また、連通孔の上方に設けた第1の雨覆い部によって第2の空間内への雨水等の侵入が阻止される結果、配電盤への雨水等の付着に起因する事故を好適に回避することができる。
また、請求項記載の温度調整装置によれば、圧縮機の上方に第2の雨覆い部を配設したことにより、雨水等の付着に起因する圧縮機(モータ等)の故障を好適に回避することができる。
本発明の実施の形態に係る温度調整装置1の構成図である。 本発明の実施の形態に係る温度調整装置1の内部構造図である。 本発明の実施の形態に係る温度調整装置1の他の内部構造図である。 本発明の実施の形態に係る温度調整装置1のさらに他の内部構造図(図2,3におけるC−C線断面図)である。
以下、添付図面を参照して、温度調整装置の実施の形態について説明する。
図1に示す温度調整装置1は、「温度調整装置」の一例である循環型の温度調整装置(チラー)であって、貯液槽2、冷凍サイクル3、ポンプ4、熱交換器5、圧力センサ6、温度センサ7、タッチパネル8および制御部9を備え、これらが筐体10(図2〜4参照)内に収容されると共に、後述するように熱交換器5によって温度調整した冷却水Wをポンプ4の圧送力によって供給対象Xに供給することで供給対象Xの温度を調整する冷却処理を実行することができるように構成されている。なお、本例の温度調整装置1では、「熱媒液」の一例である冷却水Wとして工業用蒸留水を供給対象Xに供給可能に構成されているが、工業用蒸留水に代えて、上水道水やエチレングリコール等の各種の液体を「熱媒液」として供給する構成を採用することもできる。
この場合、図2〜4に示すように、筐体10は、底板21、正面板22a、背面板22b、左側面板22c、右側面板22dおよび天板23の6つの板体によって縦長の直方体状に形成されている。また、筐体10内には、後述するように冷凍サイクル3における凝縮器12やファン15が収容される内部空間S1と、ポンプ4などが収容される内部空間S2(「貯液槽の上方の第1の空間」の一例)とを仕切る仕切板24(「第1の板体」の一例:図2参照)が配設されている。なお、この筐体10では、仕切板24の下端部において内部空間S1と内部空間S2とが連通させられている。さらに、筐体10内には、配電盤が収容される内部空間S3(「第2の空間」の一例)と内部空間S1,S2とを仕切る仕切板25(「第2の板体」の一例:図3参照)が配設されている。
なお、各板体21,22a〜22d,23〜25は、一例として、1枚、または複数枚の鉄板(カラー鋼板等)でそれぞれ形成されているが、本明細書においては、温度調整装置1の構成に関する理解を容易とするために、各板体が複数枚の鉄板で構成されている場合においても、各鉄板を個別に図示することなく、1枚の板体として図示して説明する。
また、図2,4に示すように、本例の筐体10では、後述するように凝縮器12などを冷却するための空気を筐体10内(内部空間S1内)に導入可能な導入口H1(「導入口」の一例)が側板22cに開口されている(「凝縮器を冷却するための空気を導入可能な導入口」が「1つの側板(側板22c)」だけに開口されている構成の例)。この場合、図3に一点鎖線で示すように、導入口H1は、左側面板22c(図示せず)における下端部側部位(底板21側の部位)から上端部側部位(天板23側の部位)に亘り、かつ左側面板22cにおける幅方向の一端部側部位(例えば背面板22b側の部位)から幅方向の他端部側部位(正面板22a側の部位)に亘る領域に亘って開口されると共に、筐体10内への異物の侵入や、凝縮器12の破損を回避するための図示しない網板が取り付けられている。
さらに、図2〜4に示すように、本例の温度調整装置1では、仕切板25の下端部側における左側面板22c寄り(凝縮器12寄り)の位置に開口部H2aが設けられ、凝縮器12やファン15が収容されている内部空間S1と、配電盤が収容されている内部空間S3とが、開口部H2aを介して相互に連通させられている。また、本例の温度調整装置1では、後述するように、筐体10の右側面板22dと貯液槽2との間に隙間が設けられると共に、仕切板25の下端部側における右側面板22d寄りの位置に開口部H2bが設けられ、配電盤が収容されている内部空間S3と、ポンプ4などが収容されている内部空間S2(貯液槽2の上方空間)とが、開口部H2b、および右側面板22dと貯液槽2との間の隙間を介して相互に連通させられている。
また、本例の温度調整装置1では、内部空間S1内の空気(導入口H1から導入した空気)をファン15によって筐体10の外部に排出するための排出口H3(「排出口」の一例)が天板23に開口され、これにより、導入口H1から排出口H3に至る空気流路Lが内部空間S1内に形成されている。さらに、仕切板24の下端部には、排出口H3から筐体10内に侵入した雨水が圧縮機11に付着するのを防止するための雨覆い板24a(「第2の雨覆い部」の一例)が取り付けられている。この雨覆い板24aについては、仕切板24の下端部に取り付ける構成に限定されず、筐体10内に収容されている貯液槽2の側面に取り付ける構成を採用することもできる。また、「第2の雨覆い部」は、雨覆い板24aのような板状のもの限定されず、圧縮機11の上方に位置して雨水等の付着を防止することができる限り、その形状については任意に規定することができる。
また、図3に示すように、仕切板25における上側部位には、内部空間S3と内部空間S1とを連通させる連通孔H4(「連通孔」の一例)が形成されると共に、導入口H1に侵入した雨水が連通孔H4から内部空間S3内に侵入して配電盤に付着するのを防止するための雨覆い板25a(「第1の雨覆い部」の一例)が連通孔H4の上方から内部空間S1内に向かって突出するように取り付けられている。なお、「第1の雨覆い部」についても、雨覆い板25aのような板状のもの限定されず、仕切板25から空気流路L(内部空間S1)内に向かって突出するように配設されている限り、その形状については任意に規定することができる。
貯液槽2は、一例として、ステンレススチール等の板材を折り曲げ加工することによって冷却水Wを貯液可能な箱状に形成されて筐体10内に収容されている。この場合、図2,4に示すように、本例の温度調整装置1では、導入口H1が開口されている左側面板22cに対向する右側面板22d寄りの位置に貯液槽2が設置されると共に、前述したように、貯液槽2と右側面板22dとの間に隙間が設けられている。なお、両図では、温度調整装置1の構成についての理解を容易とするために、貯液槽2と右側面板22dとの間に設けた隙間を誇張して広く図示している。
また、本例の温度調整装置1では、一例として、ポンプ4が貯液槽2の上に取り付けられることで内部空間S2内に収容されており、図1に示すように、ポンプ4が吸水管P0を介して貯液槽2内の冷却水Wを汲み上げて配管P1を介して供給対象Xに圧送する(供給する)構成(吸水管P0および配管P1が相まって供給対象Xに冷却水Wを供給する「供給用配管」が構成されている例)が採用されている。さらに、貯液槽2には、供給対象Xに供給した冷却水Wを回収して貯液するための配管P2(供給対象Xから冷却水Wを回収する「回収用配管」)が接続されている。なお、この貯液槽2には、新たな冷却水Wを吸水するための吸水管や、貯液量に応じて吸水管を開閉するフロート弁等が配設されているが、温度調整装置1の構成に関する理解を容易とするために、それらについての図示および説明を省略する。
冷凍サイクル3は、圧縮機11、凝縮器12、膨張弁13、蒸発器14およびファン15を備えている。この場合、圧縮機11は、インバータユニット11aから供給される電力の周波数に応じた回転速で回転するモータ(回転数可変型のモータ)を動力源として備えて冷媒の圧縮能力を変化させることができるように構成されると共に、図2,3に示すように、凝縮器12やファン15と共に空気流路L内(内部空間S1内)に設置されている。
また、図3に二点鎖線で示すように、本例の温度調整装置1における凝縮器12は、高さ方向の長さが左側面板22c(図示せず)における下端部側部位から上端部側部位に亘る長さで、幅方向の長さが左側面板22cにおける幅方向の一端部側部位(例えば、同図における左端部側部位)から幅方向の他端部側部位(同図における右端部側部位)に亘る長さとなるように形成されている。この凝縮器12は、図2,4に示すように、導入口H1の開口位置に合わせて左側面板22cの内側(内部空間S1内)に配置されると共に、図3に示すように、凝縮器12の外形寸法よりもやや小さく開口されている導入口H1の口縁部が左側面視において凝縮器12の外縁部に重なるように設置されている。
さらに、図2,3に示すように、本例の温度調整装置1では、筐体10内(内部空間S1内)の空気を排出口H3から筐体10の外部に排出可能にファン15が天板23に固定されている。これにより、本例の温度調整装置1では、ファン15によって筐体10内(内部空間S1内)の空気を排出口H3から排出することで筐体10の周囲の空気が導入口H1から筐体10内(内部空間S1内)に導入され、この際に、導入された空気が凝縮器12を通過させられることによって凝縮器12(凝縮器12内の冷媒)が冷却される。この場合、ファン15は、「ファン」の一例であって、インバータユニット15aから供給される電力の周波数に応じた回転速で回転するモータ(回転数可変型のモータ)を動力源として備えて凝縮器12の冷却能力(すなわち、凝縮器12による冷媒の凝縮能力)を変化させることができるように構成されている。
また、図1に示すように、本例の冷凍サイクル3は、圧縮機11および凝縮器12を相互に接続する冷媒配管内の冷媒圧力(圧縮機11からの冷媒の吐出圧力)を検出してセンサ信号を出力する圧力センサ16を備えている。さらに、この冷凍サイクル3では、一例として電子膨張弁で膨張弁13が構成されている。また、この冷凍サイクル3では、後述するように、蒸発器14が熱交換器5内に構成されている。なお、冷凍サイクル3の動作原理についての理解を容易とするために、冷凍サイクル3における上記の各構成要素以外の構成要素についての図示および詳細な説明を省略する。
ポンプ4は、前述したように貯液槽2上(内部空間S2内)に設置されており、配管P1を介して貯液槽2内の冷却水Wを供給対象Xに圧送する。この場合、貯液槽2が吸水管P0および配管P1,P2を介して供給対象Xに接続されている本例の温度調整装置1では、ポンプ4が配管P1を介して供給対象Xに冷却水Wを供給する圧力によって供給対象Xから配管P2を介して冷却水Wが貯液槽2に回収される。
熱交換器5は、「温度調整器」の一例であって、前述したように、その内部に冷凍サイクル3の蒸発器14が構成されると共に、冷却水Wの通過が可能に構成されて配管P1に配設されている。この場合、本例の温度調整装置1では、熱交換器5が配管P1におけるポンプ4と供給対象Xとの間に配設されている。この熱交換器5は、冷凍サイクル3の膨張弁13を通過させられて蒸発器14内に吐出される冷媒と、ポンプ4によって圧送される冷却水Wとを熱交換させることで、温度調整装置1から供給対象Xに向かって圧送される冷却水Wの温度を調整する(冷却水Wを冷却する)。また、本例の温度調整装置1では、貯液槽2に貯液されている冷却水W内に埋没するように熱交換器5が貯液槽2内に収容されている。
圧力センサ6は、配管P1(配管P1における熱交換器5と供給対象Xとの間)に配設されてポンプ4によって配管P1内を供給対象Xに向けて圧送される冷却水Wの圧力を検出してセンサ信号を出力する。温度センサ7は、配管P1(配管P1における熱交換器5と供給対象Xとの間)に配設されてポンプ4によって配管P1内を供給対象Xに向けて圧送される冷却水Wの温度を検出してセンサ信号を出力する。タッチパネル8は、温度調整装置1の動作条件を設定する動作条件設定画面や、温度調整装置1の動作状態を表示する動作状態表示画面などの表示(図示せず)、および動作条件設定画面に表示される疑似操作スイッチに対するタッチ操作による動作条件の設定操作が可能に構成されて仕切板25に固定されている。この場合、本例の筐体10では、仕切板25に固定された状態のタッチパネル8を露出させるための開口部が正面板22aに設けられている(図示せず)。
制御部9は、温度調整装置1を総括的に制御する。具体的には、制御部9は、供給対象Xを冷却する冷却処理(供給対象Xに対する冷却水Wの供給処理)に際して、インバータユニット11aを制御して圧縮機11に対して電力を供給させることで冷媒の圧縮処理を実行させ、膨張弁13を制御して必要量の冷媒を蒸発器14に吐出させると共に、インバータユニット15aを制御してファン15に電力を供給させることで凝縮器12を冷却させて必要量の冷媒を凝縮させる。この場合、制御部9は、圧力センサ16からのセンサ信号に基づいて圧縮機11および凝縮器12の間の冷媒圧力を特定すると共に、特定した冷媒圧力に基づいて冷凍サイクル3の負荷状態を特定し、特定した負荷に応じてファン15の回転数を調整することで凝縮器12における冷媒の凝縮量を調整する。
また、制御部9は、一例として、温度センサ7からのセンサ信号に基づいて配管P1内の冷却水Wの温度を特定し、特定した温度が設定温度となるように圧縮機11の回転数(圧縮機11の圧縮能力:圧縮機11による冷媒の圧縮量)や、膨張弁13の開度(蒸発器14内に吐出させる冷媒の流量)などを調整するフィードバック制御を実行する。さらに、制御部9は、ポンプ4を制御して冷却水Wを圧送させる。この場合、制御部9は、一例として、圧力センサ6からのセンサ信号に基づいて配管P1内の冷却水Wの圧力を特定し、特定した圧力に応じて、利用者が設定した流量で温度調整装置1から供給対象Xに冷却水Wが圧送されるようにポンプ4の動作をフィードバック制御する。
また、制御部9は、圧力センサ6からのセンサ信号に基づいて特定した圧力(配管P1内の冷却水Wの圧力)や、温度センサ7からのセンサ信号に基づいて特定した温度(配管P1内の冷却水Wの温度)をタッチパネル8に数値で表示して報知する。さらに、本例の温度調整装置1では、上記の制御部9や、インバータユニット11a,15aなどを備えた配電盤が内部空間S3に配設されている。具体的には、本例の温度調整装置1では、内部空間S1,S2と内部空間S3とを仕切る仕切板25における内部空間S3側に配電盤(制御部9やインバータユニット11a,15aなど)が配設されると共に、図3に示すように、一例として、配電盤において生じた熱を放熱するためのヒートシンクが連通孔H4から内部空間S1内に突出するように配設されている。
この温度調整装置1による供給対象Xの冷却(供給対象Xに対する冷却水Wの供給)に際しては、図示しない電源スイッチを投入した後に、タッチパネル8をタッチ操作して冷却処理の開始を指示する。この際に、制御部9は、ポンプ4を制御して冷却水Wの圧送を開始させる。また、制御部9は、インバータユニット11aを制御して圧縮機11に電力を供給させることで冷媒の圧縮を開始させると共に、インバータユニット15aを制御してファン15に電力を供給させることで送風を開始させて凝縮器12を冷却させ、かつ膨張弁13を制御して必要量の冷媒を蒸発器14内に吐出させる。
この際には、図2,3に示すように、ファン15が内部空間S1内の空気を排出口H3から矢印A1で示すように筐体10の外部に排出することで、筐体10の外部の空気が導入口H1から矢印A2で示すように内部空間S1に導入され、この空気が凝縮器12を通過する際に凝縮器12が冷却される。これにより、圧縮機11によって圧縮された冷媒が凝縮器12において凝縮された後に、膨張弁13を通過して蒸発器14内(熱交換器5内)に吐出され、熱交換器5においてポンプ4によって圧送された冷却水Wと蒸発器14内の冷媒とが熱交換させられて冷却水Wが設定温度まで冷却された後に配管P1を介して供給対象Xに圧送される。この結果、熱交換器5において冷却された低温の冷却水Wによって供給対象Xが冷却される。また、供給対象Xを冷却することで温度上昇させられた冷却水Wは配管P2を介して貯液槽2に回収されて貯留される。
この場合、本例の温度調整装置1では、前述したように、導入口H1から排出口H3に至る空気流路L内(内部空間S1内)に圧縮機11が設置されている。したがって、図2〜4に示すように、ファン15の動作によって導入口H1から空気流路L内(内部空間S1内)に矢印A2で示すように空気が導入されたときに、この空気が圧縮機11に当接して圧縮機11を冷却する。これにより、圧縮機11に大きな負担をかけることなく、冷媒の圧縮処理を継続させることが可能となっている。また、圧縮機11を冷却することで温度上昇した空気は、排出口H3から図2,3に矢印A1で示すように筐体10の外部に排出される。この際に、排出口H3が天板23に形成されている本例の温度調整装置1では、凝縮器12や圧縮機11の冷却によって温度上昇した空気が内部空間S1内を上昇しようとする力が働く結果、空気流路L内(内部空間S1内)の空気が排出口H3からスムーズに排出される。
また、本例の温度調整装置1では、図2に示すように、仕切板24の下方において内部空間S1と内部空間S2とが連通させられており、ファン15によって内部空間S1内の空気が排出口H3から排出されることで、内部空間S2内の空気が矢印B1で示すように内部空間S1内に吸引される。この際には、図2,4に示すように、導入口H1から内部空間S1内に導入された空気の一部が、矢印B2で示すように、開口部H2aを介して内部空間S3内に導入された後に開口部H2bを介して貯液槽2と右側面板22dとの間の隙間に進入して内部空間S2内に吸引される。これにより、内部空間S2内に新たに導入された空気によってポンプ4が冷却され、ポンプ4を冷却することで温度上昇した空気は、矢印B1で示すように内部空間S2から内部空間S1内に吸引されて流路Lを流れている空気(凝縮器12や圧縮機11を冷却して温度上昇した空気)と共に排出口H3から筐体10の外部に排出される。
さらに、本例の温度調整装置1では、図3に示すように、仕切板25に形成された連通孔H4を介して内部空間S1と内部空間S3とが連通させられており、ファン15によって内部空間S1内の空気が排出口H3から排出されることで、内部空間S3内の空気が矢印B3で示すように連通孔H4を介して内部空間S1内に吸引される。この際には、導入口H1から内部空間S1内に導入された空気の一部が開口部H2aを介して内部空間S3内に導入され、この空気が連通孔H4に向かって内部空間S3内を上昇させられる際に、配電盤(制御部9やインバータユニット11a,15など)が冷却される。また、配電盤を冷却することで温度上昇した空気は、矢印B3で示すように連通孔H4を介して内部空間S1内に吸引されて流路Lを流れている空気(凝縮器12や圧縮機11を冷却して温度上昇した空気)と共に排出口H3から筐体10の外部に排出される。
また、本例の温度調整装置1では、前述したように、制御部9が、供給対象Xに対する冷却水Wの供給時に配管P1内の冷却水Wの圧力および温度を監視して冷凍サイクル3やポンプ4をフィードバック制御する構成が採用されている。具体的には、制御部9は、圧力センサ6からのセンサ信号に基づいて特定した配管P1内の冷却水Wの圧力に応じて、利用者によって設定された流量(温度調整装置1から供給対象Xに単位時間あたりに供給すべき冷却水Wの量)を維持するためにポンプ4の回転数を微調整する。これにより、温度調整装置1から供給対象Xに設定された流量の冷却水Wが継続的に供給される。また、制御部9は、温度センサ7からの温度センサ7に基づいて特定した配管P1内の冷却水Wの温度に応じて、利用者によって設定された温度(温度調整装置1から供給対象Xに供給すべき冷却水Wの温度)を維持するために冷凍サイクル3の各部を制御する。これにより、温度調整装置1から供給対象Xに設定された温度の冷却水Wが継続的に供給される。
この場合、この種の装置では、供給対象Xに冷却水Wを供給しているときに、貯液槽2内の冷却水Wの過不足や冷却水Wの汚れの有無を目視で確認する作業、および冷却水Wの貯液量の調整や汚れの除去などの作業を実施する必要が生じることがある。したがって、本例の温度調整装置1では、常態においては蓋体によって閉塞されている点検口(図示せず)を右側面板22dに設けると共に、ファン15等が収容されている内部空間S1と、貯液槽2の上方の内部空間S2(作業スペース)とを仕切板24で仕切ることにより、作業に際して点検口を開口したときに作業者が動作中のファン15に接する事故が生じるのを防止する構成が採用されている。これにより、温度調整装置1を停止させることなく、上記の各作業を安全に実施することが可能となっている。
一方、排出口H3が天板23に開口されている本例の温度調整装置1では、屋外に設置された状態において供給対象Xの冷却処理を実行していないとき(ファン15の動作によって排出口H3から空気が排出されていないとき)に、雨水や雪が排出口H3から筐体10内(内部空間S1内)に侵入することがある。この場合、内部空間S1内(空気流路L内)に設置されている圧縮機11は、前述したようにモータを動力源として備えているため、内部空間S1内に侵入した雨水等が圧縮機11に付着するのを回避するのが好ましい。したがって、本例の温度調整装置1では、図2,3に示すように、圧縮機11の上方に雨覆い板24aを配設することにより、排出口H3から内部空間S1内(空気流路L内)に侵入した雨水等が圧縮機11に付着するのを回避する構成が採用されている。これにより、モータ等が濡れた状態で温度調整装置1が始動される(モータに電力が供給される)事態が回避される。
また、前述したように、内部空間S1,S2と内部空間S3とを仕切る仕切板25には、内部空間S1と内部空間S3とを連通させる連通孔H4が開口されている。この場合、内部空間S3には配電盤(制御部9やインバータユニット11a,15aなどの各種電子機器)が収容されているため、上記したように排出口H3から内部空間S1内(空気流路L内)に侵入した雨水等が連通孔H4から内部空間S3に侵入するのを防止する必要がある。したがって、本例の温度調整装置1では、図3に示すように、仕切板25から空気流路L1内に向かって突出するように連通孔H4の上方に雨覆い板25aを設けることにより、内部空間S1内に侵入した雨水等が連通孔H4から内部空間S3内に侵入する事態を回避している。これにより、配電盤が濡れた状態で温度調整装置1が始動される事態が回避される。
このように、この温度調整装置1によれば、導入口H1から排出口H3に至る空気流路L内に凝縮器12およびファン15と共に圧縮機11を配設し、かつ、排出口H3を筐体10の天板23に開口したことにより、凝縮器12を冷却するためにファン15によって導入口H1から導入した空気によって圧縮機11を好適に冷却することができるため、製造コストの高騰を招くことなく、温度調整装置1(冷凍サイクル3)の動作時に圧縮機11にかかる負担を十分に軽減することができる。また、凝縮器12や圧縮機11を冷却することで温度上昇した空気が空気流路L内を上昇しようとする力が生じるため、空気流路L内の空気を排出口H3からスムーズに排出することができる。
また、この温度調整装置1によれば、仕切板24によって空気流路Lと仕切られた内部空間S2内にポンプ4を配設すると共に、仕切板24における下方部位において内部空間S2と空気流路Lとを連通させたことにより、ファン15の動作によって空気流路L内の空気が排出口H3から排出されるのに伴って内部空間S2から空気流路Lに空気が吸引されるため、凝縮器12および圧縮機11だけでなく、1台のファン15によってポンプ4についても好適に冷却することができる。
さらに、この温度調整装置11によれば、仕切板25によって空気流路Lと仕切られた内部空間S3内に配電盤を配設すると共に、内部空間S3と空気流路Lとを連通させる連通孔H4を仕切板25に設け、かつ、仕切板25から空気流路L内に突出する雨覆い板25aを連通孔H4の上方に配設したことにより、ファン15の動作によって空気流路L内の空気が排出口H3から排出されるのに伴って内部空間S3から連通孔H4を介して空気流路Lに空気が吸引されるため、凝縮器12および圧縮機11だけでなく、1台のファン15によって配電盤についても好適に冷却することができる。また、連通孔H4の上方に設けた雨覆い板25aによって内部空間S3内への雨水等の侵入が阻止される結果、配電盤への雨水等の付着に起因する事故を好適に回避することができる。
また、この温度調整装置1によれば、圧縮機11の上方に雨覆い板24aを配設したことにより、雨水等の付着に起因する圧縮機11(モータ等)の故障を好適に回避することができる。
なお、「温度調整装置」の構成は、上記の温度調整装置1の構成に限定されるものではない。例えば、左側面板22cのほぼ全域に亘る大きさの凝縮器12を備えた温度調整装置1を例に挙げて説明したが、「凝縮器」の大きさは、温度調整装置1における凝縮器12の大きさに限定されず、出願人が特許文献1に開示している冷却装置の凝縮器と同程度の大きさを採用することもできる。このような構成を採用した場合においても、「圧縮機」を「空気流路」内に配置することで、「導入口」から導入した空気(「凝縮器」を冷却する空気)によって「圧縮機」を好適に冷却することができる結果、温度調整装置1と同様にして、製造コストの高騰を招くことなく、「圧縮機」にかかる負担を十分に軽減することができる。また、ファン15による送風によって内部空間S2内の空気を空気流路L(内部空間S1)内に吸引してポンプ4を冷却する構成の温度調整装置1を例に挙げて説明したが、「ポンプ」を冷却するための空気を送風する「ファン」を、「凝縮器」を冷却するための空気を送風する「ファン」とは別個に設けることもできる。
さらに、温度調整の一例として、「熱媒液」としての冷却水Wを冷却する処理を実行する温度調整装置1を例に挙げて説明したが、このような構成に加えて、「熱媒液」を加熱して温度調整する構成を採用することもできる。この場合、「熱媒液」を加熱するための構成としては、電気ヒータ等の熱源を備えた「温度調整器」を採用して「温度調整装置」を構成することができる。また、供給対象Xから配管P2を介して冷却水Wを回収する循環型の温度調整装置1を例に挙げて説明したが、「温度調整装置」の構成はこれに限定されず、「供給対象」に対して「熱媒液」を供給するだけの「温度調整装置」(「熱媒液」を回収しない構成)において、圧縮機11を空気流路L内に配設することもできる。なお、「熱媒液」を回収しない構成を採用する場合には、「貯液槽」(「供給対象」に圧送する「熱媒液」を貯液するための構成要素)を不要とすることもできる。
1 温度調整装置
2 貯液槽
3 冷凍サイクル
4 ポンプ
5 熱交換器
9 制御部
10 筐体
11 圧縮機
11a,15a インバータユニット
12 凝縮器
13 膨張弁
14 蒸発器
15 ファン
16 圧力センサ
21 底板
22a 正面板
22b 背面板
22c 左側面板
22d 右側面板
23 天板
24,25 仕切板
24a,25a 雨覆い板
H1 導入口
H2a,H2b 開口部
H3 排出口
H4 連通孔
L 空気流路
P0 吸水管
P1,P2 配管
S1〜S3 内部空間
W 冷却水
X 供給対象

Claims (3)

  1. 供給用配管を介して供給対象に熱媒液を圧送するポンプと、
    前記熱媒液の通過が可能に構成されて前記供給用配管に配設されると共に前記供給対象に圧送される当該熱媒液の温度を調整する温度調整器と、
    圧縮機、凝縮器、膨張弁、蒸発器およびファンを有して当該蒸発器が前記温度調整器内に構成された冷凍サイクルと、
    前記ポンプ、前記温度調整器および前記冷凍サイクルを収容可能な箱状に形成されると共に前記凝縮器を冷却するための空気を導入可能な導入口および当該凝縮器を冷却した空気を排出する排出口が開口された筐体とを備え、
    前記ファンによって前記筐体内の空気を前記排出口から排出することで前記導入口から当該筐体内に導入される空気によって前記凝縮器を冷却可能に当該凝縮器および当該ファンが当該導入口から当該排出口に至る空気流路内に配設されると共に、前記温度調整器によって温度調整した前記熱媒液を前記ポンプの圧送力によって供給対象に供給して当該供給対象の温度を調整可能に構成された温度調整装置であって、
    前記筐体内に配設されて貯液槽の上方の第1の空間と前記空気流路とを仕切る第1の板体を備え、
    前記導入口は、前記筐体の側板に開口され、
    前記排出口は、前記筐体の天板に開口され、
    前記圧縮機は、前記空気流路内に配設され
    前記ポンプが、前記第1の空間内に配設されると共に、前記第1の板体における下方部位において当該第1の空間と前記空気流路とが連通させられている温度調整装置。
  2. 配電盤と、
    前記筐体内に配設されて前記配電盤が設置される第2の空間と前記空気流路とを仕切る第2の板体とを備え、
    前記配電盤は、前記第2の板体における前記第2の空間側の面に配設され、
    前記第2の板体には、前記第2の空間と前記空気流路とを連通させる連通孔が設けられると共に、当該第2の板体から前記空気流路内に突出する第1の雨覆い部が前記連通孔の上方に配設されている請求項1記載の温度調整装置。
  3. 前記圧縮機の上方に第2の雨覆い部が配設されている請求項1または2記載の温度調整装置。
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