JP2011237066A - 空気調和装置の室外ユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】サービス用インタフェースの操作性や視認性を向上させながら、保護カバー表面の部品配置スペースを有効に利用できる空気調和装置の室外ユニット10を提供する。
【解決手段】空気調和装置の室外ユニット10は、メンテナンスカバー23によって閉鎖されるサービス用開口部24を有するケーシング18と、このケーシング18内に配置された電装品箱29とを備える。電装品箱29は、メンテナンスカバー23に対して非平行に配置された保護カバー34と、この保護カバー34の表面に取り付けられ、サービス用開口部24を介して外部からアクセス可能なサービス用インタフェース40とを備え、サービス用インタフェース40は、メンテナンスカバー23に対してほぼ平行でサービス用開口部24から見て正面を向くように、保護カバー34に対して立ち上がった状態で取り付けられる。
【選択図】 図3
【解決手段】空気調和装置の室外ユニット10は、メンテナンスカバー23によって閉鎖されるサービス用開口部24を有するケーシング18と、このケーシング18内に配置された電装品箱29とを備える。電装品箱29は、メンテナンスカバー23に対して非平行に配置された保護カバー34と、この保護カバー34の表面に取り付けられ、サービス用開口部24を介して外部からアクセス可能なサービス用インタフェース40とを備え、サービス用インタフェース40は、メンテナンスカバー23に対してほぼ平行でサービス用開口部24から見て正面を向くように、保護カバー34に対して立ち上がった状態で取り付けられる。
【選択図】 図3
Description
本発明は、空気調和装置の室外ユニットに関する。
一般に、空気調和装置の室外ユニットは、熱交換器とファンとをケーシング内に備えており、熱交換器内を流れる冷媒と、ファンによってケーシング内に取り入れた空気との間で熱交換を行っている。また、ケーシング内には、冷媒を圧縮する圧縮機や、ファンや圧縮機を動作制御するための制御基板等を内蔵した電装品箱も設けられている。
また、下記の特許文献1に記載された室外ユニットでは、ケーシング内が仕切り板によって熱交換室と機械室とに左右に区画されており、熱交換室に熱交換器及びファンが配置されるとともに、機械室に圧縮機及び電装品箱が配置されている。
機械室に配置された電装品箱は、その背面側が仕切り板に取り付けられると共に、前面側に保護カバーを備えている。この保護カバーの表面には、リアクタ等の高発熱部品や端子台が設けられている。また、保護カバーの表面には、電装品箱から引き出されたハーネス(電気配線)や、サービス用(メンテナンス用)のプリント基板が配置される場合もある。このサービス用プリント基板は、例えば、室外ユニットの各種設定や試運転等を行うためのスイッチや、異常時に点灯するLED等を備えている。
機械室に配置された電装品箱は、その背面側が仕切り板に取り付けられると共に、前面側に保護カバーを備えている。この保護カバーの表面には、リアクタ等の高発熱部品や端子台が設けられている。また、保護カバーの表面には、電装品箱から引き出されたハーネス(電気配線)や、サービス用(メンテナンス用)のプリント基板が配置される場合もある。このサービス用プリント基板は、例えば、室外ユニットの各種設定や試運転等を行うためのスイッチや、異常時に点灯するLED等を備えている。
機械室の前方に位置するケーシングの前壁は、取り外し可能なメンテナンスカバーとされ、このメンテナンスカバーを取り外すことによって機械室内のメンテナンス、特にサービス用プリント基板が設けられている場合には、このサービス用プリント基板へのアクセスが可能とされる。
特許文献1に記載の室外ユニットは、仕切り板が、ケーシングの前壁から後壁へ向かうに従って機械室側へ湾曲状に傾斜して設けられている。そのため、仕切り板に取り付けられた電装品箱についても、ケーシングの前壁に対して傾斜した姿勢に配置され、この電装品箱の保護カバーに取り付けられたサービス用プリント基板も必然的に斜めに傾斜した姿勢となる。しかし、メンテナンスを行う作業員は、メンテナンスカバーを取り外して室外ユニットの正面(前面)から作業を行うため、サービス用プリント基板が傾斜していることによって操作性や視認性が悪化する可能性がある。
また、室外ユニットの仕様変更等のため、保護カバーの表面に取り付けたリアクタ等の電気部品を大型化したり、電気部品を増設したりする場合があるが、保護カバーの表面スペースには限りがあるため、電気部品の配置スペースを確保するのが困難であった。また、保護カバーの表面に配置されたハーネスは、熱影響を避けるためにリアクタ等の高発熱部品から離して配置することが求められるため、保護カバーの表面上に単に電気部品の配置スペースを確保するだけでなく、これらの相対位置関係にも十分に配慮する必要がある。
本発明は、以上のような実情に鑑みてなされたものであり、サービス用インタフェースの操作性や視認性を向上させながら、カバーの表面スペースを有効に利用することができる空気調和装置の室外ユニットを提供することを目的とする。
本発明に係る空気調和装置の室外ユニットは、蓋体によって閉鎖されるサービス用開口部を有するケーシングと、このケーシング内に配置された電装品ユニットとを備えている空気調和装置の室外ユニットであって、
前記電装品ユニットは、前記蓋体に対して非平行に配置されたカバーと、このカバーの表面に取り付けられ、前記サービス用開口部を介して外部からアクセス可能なサービス用インタフェースとを備え、
前記サービス用インタフェースは、前記蓋体に対してほぼ平行で、前記サービス用開口部から見て正面を向くように、前記カバーに対して立ち上がった状態で取り付けられていることを特徴とする。
前記電装品ユニットは、前記蓋体に対して非平行に配置されたカバーと、このカバーの表面に取り付けられ、前記サービス用開口部を介して外部からアクセス可能なサービス用インタフェースとを備え、
前記サービス用インタフェースは、前記蓋体に対してほぼ平行で、前記サービス用開口部から見て正面を向くように、前記カバーに対して立ち上がった状態で取り付けられていることを特徴とする。
このような構成によって、サービス用開口部からのサービス用インタフェースの操作性や視認性が向上する。また、サービス用インタフェースは、カバーに対して立ち上がった状態で取り付けられているので、カバーの表面上に占めるサービス用インタフェースの配置スペースを小さくすることができ、その分、他の部品の配置スペースを広くして、部品の増設等にも対応することが可能となる。
上記構成において、前記カバーの表面と、前記サービス用インタフェースの背面との間の空間によって、電気配線の配置スペースが形成されていることが好ましい。
このような構成によって、サービス用インタフェースの背面側のスペースを有効に利用することができ、カバー表面上の他のスペースをより広く有効に活用することができる。
このような構成によって、サービス用インタフェースの背面側のスペースを有効に利用することができ、カバー表面上の他のスペースをより広く有効に活用することができる。
上記構成において、前記サービス用インタフェースは、その背面に電気配線を保持する保持部を備えていてもよい。
このような構成によって、サービス用インタフェースの背面とカバーの表面との間の空間に電気配線を容易に配置することができる。また、サービス用インタフェースを保持部材として用いることで部品点数減及び構造簡素化を図ることができる。
このような構成によって、サービス用インタフェースの背面とカバーの表面との間の空間に電気配線を容易に配置することができる。また、サービス用インタフェースを保持部材として用いることで部品点数減及び構造簡素化を図ることができる。
本発明によれば、サービス用インタフェースの操作性や視認性を向上させながら、カバーの表面スペースを有効に利用することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
《空気調和装置の全体構成》
図1は、本発明の実施の形態に係る空気調和装置の概略構成図である。
空気調和装置1は、いわゆるセパレートタイプの空気調和装置であり、主として、室外ユニット10と、室内ユニット50と、室外ユニット10と室内ユニット50とを接続する冷媒連絡配管51とを備えている。
《空気調和装置の全体構成》
図1は、本発明の実施の形態に係る空気調和装置の概略構成図である。
空気調和装置1は、いわゆるセパレートタイプの空気調和装置であり、主として、室外ユニット10と、室内ユニット50と、室外ユニット10と室内ユニット50とを接続する冷媒連絡配管51とを備えている。
室内ユニット50には、室内熱交換器52と送風機59とが設けられている。この室内熱交換器52は、例えば、伝熱管と多数のフィンとにより構成されたクロスフィン式のフィン・アンド・チューブ型熱交換器からなり、冷房運転時には冷媒の蒸発器として機能して室内空気を冷却し、暖房運転時には冷媒の凝縮器として機能して室内空気を加熱する。送風機59は、室内熱交換器52へ流れる空気流を生成し、空気と冷媒の熱交換を促進する。
室外ユニット10は、圧縮機28と、四路切換弁53と、室外熱交換器31と、送風機32と、膨張弁54と、閉鎖弁55と、アキュムレータ56とを有している。圧縮機28の吸入口と四路切換弁53とは、吸入管57によって接続され、その間には、アキュムレータ56が設けられている。アキュムレータ56は、冷媒回路内を循環する低圧冷媒を一時的に溜めるための液溜容器である。
圧縮機28の吐出口と四路切換弁53とは、吐出管58によって接続されている。圧縮機28は、吸入管57から低圧のガス状冷媒を吸入し、圧縮して高圧のガス状冷媒とした後に吐出管58に吐出する機能を有する。
室外熱交換器31は、伝熱管と多数のフィンとにより構成されたクロスフィン式のフィ
ン・アンド・チューブ型熱交換器からなり、冷房運転時には冷媒の凝縮器として機能し、暖房運転時には冷媒の蒸発器として機能する。送風機32は、室外熱交換器31へ流れる空気流を生成し、空気と冷媒の熱交換を促進する。
ン・アンド・チューブ型熱交換器からなり、冷房運転時には冷媒の凝縮器として機能し、暖房運転時には冷媒の蒸発器として機能する。送風機32は、室外熱交換器31へ流れる空気流を生成し、空気と冷媒の熱交換を促進する。
膨張弁54は、室外熱交換器31と室内熱交換器52との間の冷媒連絡配管51に設けられている。膨張弁54は、冷房運転時には室外熱交換器31において凝縮された高圧の液状冷媒を室内熱交換器52に送る前に減圧し、暖房運転時には室内熱交換器52において凝縮された高圧の液状冷媒を室外熱交換器31に送る前に減圧する。
四路切換弁53は、冷房運転と暖房運転との切換時に、冷媒の流れの方向を切り換える
ための弁である。具体的に、冷房運転時には、四路切換弁53を実線のように切り換えることによって、冷媒を実線矢印で示す方向に流す。これにより、圧縮機28から吐出された冷媒を室外熱交換器31に供給し、膨張弁54を通過した冷媒を室内熱交換器52に供給する。また、暖房運転時には、四路切換弁53を点線のように切り換えることによって冷媒の流れを点線矢印のように反転させ、これによって圧縮機28から吐出された冷媒を室内熱交換器52に供給し、膨張弁54を通過した冷媒を室外熱交換器31に供給する。
ための弁である。具体的に、冷房運転時には、四路切換弁53を実線のように切り換えることによって、冷媒を実線矢印で示す方向に流す。これにより、圧縮機28から吐出された冷媒を室外熱交換器31に供給し、膨張弁54を通過した冷媒を室内熱交換器52に供給する。また、暖房運転時には、四路切換弁53を点線のように切り換えることによって冷媒の流れを点線矢印のように反転させ、これによって圧縮機28から吐出された冷媒を室内熱交換器52に供給し、膨張弁54を通過した冷媒を室外熱交換器31に供給する。
《室外ユニットの構成》
図2は、本発明の実施の形態に係る空気調和装置の室外ユニット10を示す斜視図である。また、図3は、室外ユニット10内部の構造を示す平面図、図4は同斜視図である。なお、図3及び図4においては、図1に示す室外ユニット10の構成のうち室外熱交換器31、ファン32、及び圧縮機28を示している。
図2は、本発明の実施の形態に係る空気調和装置の室外ユニット10を示す斜視図である。また、図3は、室外ユニット10内部の構造を示す平面図、図4は同斜視図である。なお、図3及び図4においては、図1に示す室外ユニット10の構成のうち室外熱交換器31、ファン32、及び圧縮機28を示している。
室外ユニット10は、いわゆるトランク型の室外ユニットとして構成されており、前後壁12,13、左右側壁14,15、天井壁16、及び底壁17を有する直方体状のケーシング18を備えている。前壁12における左側の部位には吹出口20が形成され、この吹出口20には吹出グリル21が被せられている。
前壁12における右側の部位は、取り外し可能なメンテナンスカバー(蓋体)23とされている。そして、このメンテナンスカバー23を取り外すことによってケーシング18の前面右側には開口部(サービス用開口部)24が形成され、この開口部24を介してケーシング18の内部を露出し、メンテナンス等を行うことが可能となっている。なお、メンテナンスカバー23の右端部は後方へ屈曲し、右側壁15の前部側の一部も構成している。
前壁12における右側の部位は、取り外し可能なメンテナンスカバー(蓋体)23とされている。そして、このメンテナンスカバー23を取り外すことによってケーシング18の前面右側には開口部(サービス用開口部)24が形成され、この開口部24を介してケーシング18の内部を露出し、メンテナンス等を行うことが可能となっている。なお、メンテナンスカバー23の右端部は後方へ屈曲し、右側壁15の前部側の一部も構成している。
ケーシング18の後壁13及び左側壁14には、外気をケーシング18内に吸い込み可能な吸込口25(図3参照)が形成されている。また、底壁17の下面には、現地据付箇所に固定される2つの固定脚19が設けられている。
図3に示すように、ケーシング18の内部は仕切り板27によって機械室S1と熱交換室S2とに仕切られている。具体的に、図示例では、仕切り板27の右側が機械室S1とされ、仕切り板27の左側が熱交換室S2とされている。仕切り板27は、前壁12と後壁13とを繋ぐように設けられており、上から見て機械室S1側が凹となる湾曲状に形成されている。また、仕切り板27は、後部側が機械室S1側(右側)へ傾くように配置されている。
機械室S1には、圧縮機28、電装品箱(電装品ユニット)29等が配設されている。そして、前述のメンテナンスカバー23を取り外すことによってサービス用の開口部24から機械室S1内にアクセスすることが可能である。
一方、熱交換室S2には室外熱交換器31と送風機32とベルマウス33が配設されている。また、この熱交換室S2の前側に位置する前壁12には吹出口20が開口している。
一方、熱交換室S2には室外熱交換器31と送風機32とベルマウス33が配設されている。また、この熱交換室S2の前側に位置する前壁12には吹出口20が開口している。
室外熱交換器31は、吸込口25が形成されたケーシング18の後壁13と左側壁14の内側に沿うように平面視で略L字状に形成されている。送風機32は、ケーシング18の前壁12に形成された吹出口20に対応する部位に配置され、吸込口25から熱交換室S2内に外気を吸引した後、吹出口20から吹き出すように構成されている。
《電装品箱29の構成》
図3及び図4に示すように、電装品箱29は、仕切り板27における機械室S1側の側面上部に取り付けられている。この電装品箱29には、圧縮機28や送風機32等の各種機器の運転を制御するためのマイコンを実装した制御基板や、インバータ式の圧縮機28を制御するインバータ基板等の電気部品が設けられている。また、この電装品箱29は、電気部品を前方から覆って保護するための保護カバー34を備えている。
図3及び図4に示すように、電装品箱29は、仕切り板27における機械室S1側の側面上部に取り付けられている。この電装品箱29には、圧縮機28や送風機32等の各種機器の運転を制御するためのマイコンを実装した制御基板や、インバータ式の圧縮機28を制御するインバータ基板等の電気部品が設けられている。また、この電装品箱29は、電気部品を前方から覆って保護するための保護カバー34を備えている。
図5は、電装品箱29を拡大して示す斜視図である。
保護カバー34は、電装品箱29の前面(表面)を構成する縦板部35と、この縦板部35の上端部から水平方向に延びる天板部36と、縦板部35の左右両端部から側方に延出される側板部37とを有する。
保護カバー34は、電装品箱29の前面(表面)を構成する縦板部35と、この縦板部35の上端部から水平方向に延びる天板部36と、縦板部35の左右両端部から側方に延出される側板部37とを有する。
縦板部35の表面の上部側には、発熱部品であるリアクタ38が2個並設されている。また、縦板部35の下部側には端子台39が設けられている。
縦板部35の表面の左端部(前端部)には、サービス用インタフェース40が設けられている。このサービス用インタフェース40は、室外ユニット10の各種設定や試運転等を行うためのスイッチや、異常時に点灯するLED等が設けられたプリント基板からなり、室外ユニット10の設置時やメンテナンス時等に、サービス用開口部24(図3参照)を介して使用(操作、確認)することができる。
縦板部35の表面の左端部(前端部)には、サービス用インタフェース40が設けられている。このサービス用インタフェース40は、室外ユニット10の各種設定や試運転等を行うためのスイッチや、異常時に点灯するLED等が設けられたプリント基板からなり、室外ユニット10の設置時やメンテナンス時等に、サービス用開口部24(図3参照)を介して使用(操作、確認)することができる。
前述のように、ケーシング18内を機械室S1と熱交換室S2とに区画する仕切り板27は、後部側が機械室S1側へ傾くように配置されているので(図3、図4参照)、この仕切り板27に取り付けられている電装品箱29の保護カバー34の表面(縦板部35の表面)も、ケーシング18の前壁12に対して傾斜して配置されている。
これに対してサービス用インタフェース40は、縦板部35の表面に沿って配置されるのではなく、左端部が縦板部35の表面に取り付けられ、右端部側が縦板部35の表面から浮き上がっている。すなわち、サービス用インタフェース40は、縦板部35に対して立ち上がった状態で取り付けられている。そして、サービス用インタフェース40の前面(操作面、表示面)は、ケーシング18の前壁12の一部であるメンテナンスカバー23の前面とほぼ平行となる姿勢に配置されている。そのため、メンテナンスカバー23を取り外したとき、サービス用インタフェース40は、サービス用開口部24から見て正面を向くように配置される。
したがって、室外ユニット10のメンテナンス等を行う作業員は、サービス用開口部24を介してサービス用インタフェース40を正面から操作したり確認したりすることができ、サービス用インタフェース40の操作性や視認性を向上させることができる。
また、サービス用インタフェース40は、縦板部35の表面に対して立ち上がった状態で取り付けられているので、当該表面上に占めるサービス用インタフェース40の配置スペースを小さくすることができ、その分、リアクタ38等の他の部品の配置スペースを広く確保することができる。そのため、例えば、室外ユニット10の仕様変更のために、保護カバー34の表面に部品を増設したり、部品を大型化したりすることも容易に実現可能となる。
図6は、保護カバー34の一部とサービス用インタフェース40とを拡大して示す平面断面図である。
サービス用インタフェース40は、保護カバー34の縦板部35の表面に対して斜めに立ち上がった状態で取り付けられているため、サービス用インタフェース40の背面と保護カバー34の表面との間には空間Sが存在する(図6に点線のハッチングで示す)。そして、本実施の形態では、電装品箱29から引き出されたハーネス(電気配線)43を空間Sに通すことによって、当該空間Sをハーネス43用の配置スペースとして利用している。また、空間Sに配置されたハーネス43を保持するため、サービス用インタフェース40の背面には、ハーネス43を保持するための保持具(保持部)44が一体的に設けられている。
サービス用インタフェース40は、保護カバー34の縦板部35の表面に対して斜めに立ち上がった状態で取り付けられているため、サービス用インタフェース40の背面と保護カバー34の表面との間には空間Sが存在する(図6に点線のハッチングで示す)。そして、本実施の形態では、電装品箱29から引き出されたハーネス(電気配線)43を空間Sに通すことによって、当該空間Sをハーネス43用の配置スペースとして利用している。また、空間Sに配置されたハーネス43を保持するため、サービス用インタフェース40の背面には、ハーネス43を保持するための保持具(保持部)44が一体的に設けられている。
したがって、本実施の形態では、サービス用インタフェース40の背面と保護カバー34の縦板部35との間のデッドスペースを有効に利用することができる。また、サービス用インタフェース40に隣接して配置されるリアクタ38とハーネス43との距離を十分にとることができ、リアクタ38の熱によってハーネス43が悪影響を受けるのを防止することができる。そして、保持具44によってハーネス43を保持することで空間S内にハーネス43を容易に配置することができる。また、サービス用インタフェース40に一体的に保持具44を設けることによって、別途ハーネス43を保持する部材を設けなくてもよく、部品点数減及び構造の簡素化を図ることができる。
本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で適宜設計変更することができる。
例えば、上記実施の形態においては、ハーネス43がサービス用インタフェース40の保持具44によって保持されているが、ハーネス43は、空間S内に配置されていればよく、例えば、他の実施形態に係る図7に示すように、保護カバー34の縦板部35の表面に結束具46等を介してハーネス43を保持していてもよい。
例えば、上記実施の形態においては、ハーネス43がサービス用インタフェース40の保持具44によって保持されているが、ハーネス43は、空間S内に配置されていればよく、例えば、他の実施形態に係る図7に示すように、保護カバー34の縦板部35の表面に結束具46等を介してハーネス43を保持していてもよい。
また、上記実施の形態においては、ケーシング18の前壁12に対して保護カバー34の縦板部35が傾斜して配置されているが、直交状に配置されていてもよい。この場合、保護カバー34の縦板部35の表面に対してサービス用インタフェース40を直交状に立ち上げた状態で取り付けることによって、当該サービス用インタフェース40をサービス用開口部24から見て正面を向くように配置することができる。
10: 室外ユニット
18: ケーシング
23: メンテナンスカバー(蓋体)
24: サービス用開口部
27: 仕切り板
29: 電装品箱(電装品ユニット)
34: 保護カバー
38: リアクタ
40: サービス用インタフェース
43: ハーネス(電気配線)
44: 保持具
18: ケーシング
23: メンテナンスカバー(蓋体)
24: サービス用開口部
27: 仕切り板
29: 電装品箱(電装品ユニット)
34: 保護カバー
38: リアクタ
40: サービス用インタフェース
43: ハーネス(電気配線)
44: 保持具
Claims (3)
- 蓋体(23)によって閉鎖されるサービス用開口部(24)を有するケーシング(18)と、このケーシング(18)内に配置された電装品ユニット(29)とを備えている空気調和装置の室外ユニットであって、
前記電装品ユニット(29)は、前記蓋体(23)に対して非平行に配置されたカバー(34)と、このカバー(34)の表面に取り付けられ、前記サービス用開口部(24)を介して外部からアクセス可能なサービス用インタフェース(40)とを備え、
前記サービス用インタフェース(40)は、前記蓋体(23)に対してほぼ平行でかつ前記サービス用開口部(24)から見て正面を向くように、前記カバー(34)に対して立ち上がった状態で取り付けられていることを特徴とする空気調和装置の室外ユニット。 - 前記カバー(34)の表面と、前記サービス用インタフェース(40)の背面との間の空間(S)によって、電気配線(43)の配置スペースが形成されている請求項1に記載の空気調和装置の室外ユニット。
- 前記サービス用インタフェース(40)の背面に電気配線(43)を保持する保持部(44)が設けられている請求項1又は2に記載の空気調和装置の室外ユニット。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104913399A (zh) * | 2014-03-10 | 2015-09-16 | 珠海格力电器股份有限公司 | 室外机 |
WO2021166153A1 (ja) * | 2020-02-20 | 2021-08-26 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機室外機の配線固定構造 |
-
2010
- 2010-05-07 JP JP2010107180A patent/JP2011237066A/ja active Pending
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