JP6294288B2 - 論理回路及び論理回路の制御方法 - Google Patents

論理回路及び論理回路の制御方法 Download PDF

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本発明は、論理回路及び論理回路の制御方法に関し、特に、排他的論理和回路及びそれに関連する論理回路の構成に関する。
高速な排他的論理和(EX−OR:Exclusive OR)回路を基板上に配置する際には、高速なEX−OR回路を含むディスクリートロジックIC(Integrated Circuit)が必要となる。しかし、例えば動作周波数が100MHz(Mega Hz)以上の、高速なEX−OR回路のディスクリートロジックICは一般的に流通していない。
このため、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field-Programmable Gate Array)を用いてEX−OR回路が構成される場合がある。あるいは、高速なシリアルデータを低速なパラレルデータに変換した後にEX−OR処理を行う場合もある。さらに、論理和(OR)回路や論理積(AND)回路を組み合わせてEX−OR回路が構成される場合もある。
本発明に関連して、特許文献1及び特許文献2には、EX−OR回路に関する技術が記載されている。
特開平03−171818号公報 特開平04−186923号公報
しかしながら、ASICやFPGA、あるいはシリアル/パラレル変換回路によって実現されるEX−OR回路には、高速である一方で、構成が複雑であり価格が高いという課題がある。また、論理和(OR)回路や論理積(AND)回路に関しても、安価で高速なディスクリートロジックICは一般的に流通していないため、OR回路とAND回路との組合せによって高速なEX−OR回路を構成することも困難である。そして、特許文献1及び特許文献2は、簡単な構成で安価で高速な論理回路を実現するための技術を記載していない。
(発明の目的)
本発明は、簡単な構成により、安価で高速な論理回路を実現することを目的とする。
本発明の論理回路は、電圧が0又はVdd(Vdd>0)の2値信号である第1入力の電圧と電圧が0又はVddの2値信号である第2入力の電圧とがともにVddの場合には第1信号として電圧がVddの信号を出力し、第1入力の電圧と第2入力の電圧とがともに0の場合には第1信号として電圧が0の信号を出力し、第1入力の電圧と第2入力の電圧との一方がVddで他方が0の場合には第1信号として電圧V1が0を超えVdd未満の信号を出力する第1の抵抗ネットワークを含む第1のブロックと、
反転入力に第1信号が入力され、非反転入力に0を超えV1未満の電圧V2が入力され、第1信号の電圧とV2との比較結果を電圧が0とVddとの2値信号である第2信号として出力する、第1のコンパレータと、非反転入力に第1信号が入力され、反転入力にV1を超えVdd未満の電圧V3が入力され、第1信号の電圧とV3との比較結果を電圧が0とVddとの2値信号である第3信号として出力する、第2のコンパレータと、第2信号の電圧と第3信号の電圧とがともに0の場合には第4信号として電圧が0の信号を出力し、第2信号の電圧と第3信号の電圧との一方がVddで他方が0の場合には第4信号として電圧V4が0を超えVdd未満の信号を出力する第2の抵抗ネットワークと、を含む第2のブロックと、
反転入力及び非反転入力の一方に第4信号が入力され、他方に0を超えV4未満の電圧V5が入力され、第4信号の電圧とV5との比較結果を電圧が0とVddとの2値信号である第5信号として出力する第3のコンパレータを含む第3のブロックと、
を備える。
本発明の論理回路の制御方法は、電圧が0又はVdd(Vdd>0)の2値信号である第1入力の電圧と電圧が0又はVddの2値信号である第2入力の電圧とがともにVddの場合には第1信号として電圧がVddの信号を出力し、
第1入力の電圧と第2入力の電圧とがともに0の場合には第1信号として電圧が0の信号を出力し、
第1入力の電圧と第2入力の電圧との一方がVddで他方が0の場合には第1信号として電圧V1が0を超えVdd未満の信号を出力し、
第1のコンパレータを用いて、反転入力に入力された第1信号の電圧と、非反転入力に入力された0を超えV1未満の電圧V2との比較結果を電圧が0とVddとの2値信号である第2信号として出力し、
第2のコンパレータを用いて、非反転入力に入力された第1信号の電圧と、反転入力に入力されたV1を超えVdd未満の電圧V3との比較結果を電圧が0とVddとの2値信号である第3信号として出力し、
第2信号の電圧と第3信号の電圧とがともに0の場合には第4信号として電圧が0の信号を出力し、
第2信号の電圧と第3信号の電圧との一方がVddで他方が0の場合には第4信号として電圧V4が0を超えVdd未満の信号を出力し、
第3のコンパレータを用いて、反転入力及び非反転入力の一方に入力された第4信号の電圧と、他方に入力された0を超えV4未満の電圧V5との比較結果を電圧が0とVddとの2値信号である第5信号として出力する、ことを特徴とする。
論理回路の制御プログラムは、論理回路のコンピュータに、
電圧が0又はVdd(Vdd>0)の2値信号である第1入力の電圧と電圧が0又はVddの2値信号である第2入力の電圧とがともにVddの場合には第1信号として電圧がVddの信号を出力する手順、
第1入力の電圧と第2入力の電圧とがともに0の場合には第1信号として電圧が0の信号を出力する手順、
第1入力の電圧と第2入力の電圧との一方がVddで他方が0の場合には第1信号として電圧V1が0を超えVdd未満の信号を出力する手順、
反転入力に入力された第1信号の電圧と、非反転入力に入力された0を超えV1未満の電圧V2との比較結果を電圧が0とVddとの2値信号である第2信号として出力する手順、
非反転入力に入力された第1信号の電圧と、反転入力に入力されたV1を超えVdd未満の電圧V3との比較結果を電圧が0とVddとの2値信号である第3信号として出力する手順、
第2信号の電圧と第3信号の電圧とがともに0の場合には第4信号として電圧が0の信号を出力する手順、
第2信号の電圧と第3信号の電圧との一方がVddで他方が0の場合には第4信号として電圧V4が0を超えVdd未満の信号を出力する手順、
反転入力及び非反転入力の一方に入力された第4信号の電圧と、他方に入力された0を超えV4未満の電圧V5との比較結果を電圧が0とVddとの2値信号である第5信号として出力する手順、
を実行させる。
本発明は、簡単な構成により、安価で高速な論理回路を実現できる。
第1の実施形態のEX−OR回路100の回路図の例である。 EX−OR回路20の論理を示す図である。 第1のブロック101の回路図の例である。 第2のブロック102の回路図の例である。 第3のブロック103の回路図の例である。 第2の実施形態のNEX−OR回路200の回路図の例である。
以下の実施形態では、一般的に流通している高速なディスクリートコンパレータICと受動素子である抵抗とのみを用いて高速なEX−OR回路及びNEX−OR(NotEX−OR)回路を実現する形態について説明する。ディスクリートコンパレータICには数十GHz(Giga Hz)のクロックでも動作するものが存在する。このため、各実施形態のEX−OR回路は高速な動作が可能である。
(第1の実施形態)
第1の実施形態について図1を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実施形態のEX−OR回路100の回路図の例である。EX−OR回路100は、抵抗a6、a7、b11及びb12、コンパレータ3〜5を備える。抵抗a6と抵抗a7との抵抗値は等しく、抵抗b11と抵抗b12との抵抗値は等しい。EX−OR回路100は、図1に示すように、コンパレータと抵抗とを用いて構成される。EX−OR回路100において、コンパレータ3〜5の電源電圧はいずれもVdd(Vdd>0)である。コンパレータ3〜5は、入力電圧の比較結果に基づいてVdd又は0の電圧を出力する。すなわち、コンパレータ3〜5はそれぞれ非反転入力及び反転入力を備え、非反転入力の電圧が反転入力の電圧よりも高い場合の出力電圧はVddであり、反転入力の電圧が非反転入力の電圧よりも高い場合の出力電圧は0である。これは、一般的なコンパレータの動作である。
EX−OR回路100には、INA1とINB2との2つの信号が入力される。INA1及びINB2は、いずれも2値の正論理信号であり、論理が「0」の場合の電圧は0(Lo)であり、論理が「1」の場合の電圧はVdd(Hi)である。
図1の上部に示された表は、回路の各部の信号の、Vddで正規化された電圧を示す。すなわち、表中において、「0」、「0.5」、「1」は、信号の電圧がそれぞれ0、0.5×Vdd、Vddであることを示す。後に説明する図2〜図6中の表においても、信号の電圧はVddで正規化されて示される。図1中の表は、INA1及びINB2が入力された場合の各部の値を同じ行に示す。詳細は、図3〜図5において説明する。
INA1は抵抗a6の片端に入力され、INB2は抵抗a7の片端に入力される。抵抗a6の他端と抵抗a7の他端とは接続される。この接続点に生じる信号をVcont8と呼ぶ。Vcont8は、コンパレータ3の−(マイナス)側入力とコンパレータ4の+(プラス)側入力にそれぞれ接続される。各コンパレータの−側入力は反転入力であり、+側入力は非反転入力である。
コンパレータ3の+側入力には電圧Vref14が印加される。Vref14は、Vddの0.25倍の電圧を持つ。コンパレータ3の出力をOUT9と呼ぶ。
コンパレータ4の−側入力には電圧Vref15が印加される。Vref15は、Vddの0.75倍の電圧を持つ。コンパレータ4の出力をOUT10と呼ぶ。
OUT9は抵抗b11の一端に接続され、OUT10は抵抗b12の一端に接続される。抵抗b11の他端と抵抗b12の他端とは接続される。この接続点に生じる電圧をVcont13と呼ぶ。
Vcont13はコンパレータ5の−側入力に接続される。コンパレータ5の+側入力には電圧Vref16が印加される。Vref16は、Vddの0.25倍の電圧を持つ。コンパレータ5の出力をEXOR−OUT17と呼ぶ。EXOR−OUT17は、EX−OR回路100の出力である。
コンパレータ3及び5のリファレンス電圧であるVref14及びVref16は、上述のように、コンパレータの電源電圧Vddの0.25倍であることが好ましい。しかし、Vref14及び16は0<(Vref14、16)<(Vdd×0.5)の範囲にあってもよい。同様に、コンパレータ4のリファレンス電圧であるVref15は電源電圧(Vdd)の0.75倍であることが好ましい。しかし、Vref15は(Vdd×0.5)<Vref15<Vddの範囲にあってもよい。
(動作の説明)
第1の実施形態のEX−OR回路の動作について詳細に説明する。図2は、一般的なEX−OR回路20の論理を示す図である。図2において、INA21及びINB22はEX−OR回路20の入力であり、OUT23はEX−OR回路20の出力である。入力と出力との論理を(INA21,INB22)=OUT23で示すと、(0,0)=0、(0,1)=1、(1,0)=1、(1,1)=0である。図2のEX−OR回路20の論理演算が図1のEX−OR回路100で実現されることを以下に説明する。
EX−OR回路100の動作を、入力側から順に第1〜第3のブロック101〜103に分割して説明する。図3は、EX−OR回路100の第1のブロック101の回路図の例である。第1のブロック101は、図1で説明した抵抗a6及びa7を含む。INA1とINB2との間に抵抗値が等しい抵抗a6と抵抗a7とを接続することにより、入力INA1とINB2との間の電圧は抵抗a6及び抵抗a7により分割される。すなわち、論理「1」の時の電圧を1(すなわちVdd)、論理「0」の時の電圧を0とし、INA1とINB2との電圧の組合せを(INA1,INB2)とすると、(INA1,INB2)=(0,0)の時はVcont8の電圧は0となる。また、(INA1,INB2)=(0,1)又は(1,0)の時はVcont8の電圧は0.5Vddとなり、(INA1,INB2)=(1,1)の時はVcont8の電圧はVddとなる。図3中の表におけるVcont8の値は、同じ位置の行に記載された(INA1,INB2)に対応する値を示す。
図4は、EX−OR回路100の第2のブロック102の回路図の例である。第2のブロック102は、図1で説明したコンパレータ3及び4、並びに抵抗b11及びb12を含む。コンパレータ3及び4には、第1のブロックの出力であるVcont8が入力される。上述したように、Vcont8の電圧は、0、0.5Vdd又はVddである。
コンパレータ3は、Vcont8の電圧とVref14の電圧とを比較する。Vref14=0.25Vddである。Vcont8はコンパレータ3の−側に接続されているため、Vcont8=0の時はOUT9=Vddとなり、Vcont8=0.5Vdd又はVcont8=Vddの時は、OUT9=0となる。
コンパレータ4は、Vcont8の電圧とVref15の電圧とを比較する。Vref15=0.75Vddである。Vcont8はコンパレータ4の+側に接続されているため、Vcont8=0又は0.5Vddの時はOUT10=0となり、Vcont8=Vddの時はOUT10=Vddとなる。
OUT9とOUT10の間には、抵抗値が等しい抵抗b11と抵抗b12とが接続される。このため、OUT9及びOUT10の電圧は抵抗b11と抵抗b12とによって分割される。すなわち、(OUT9,OUT10)=(0,0)の時はVcont13=0となり、(OUT9,OUT10)=(0,1)又は(1,0)の時はVcont13=0.5Vddとなる。図4中の表におけるOUT9、OUT10及びVcont13の値は、同じ位置の行に記載されたVcont8に対応する値を示す。
図5は、EX−OR回路100の第3のブロック103の回路図の例である。第3のブロック103は、図1で説明したコンパレータ5を含む。コンパレータ5は、Vcont13の電圧とVref16の電圧とを比較する。Vref16=0.25Vddである。Vcont13がコンパレータ5の−側に接続されているため、Vcont13=0.5Vddの時はEXOR−OUT17=0となり、Vcont13=0の時はEXOR−OUT17=Vddとなる。図5中の表におけるEXOR−OUT17の値は、同じ位置の行に記載されたVcont13に対応する値を示す。
結果として、第1〜第3のブロック101〜103が順に接続された場合、(INA1,INB2)の入力の組合せに対するEXOR−OUT17の出力は(0,0)=0、(0,1)=1、(1,0)=1、(1,1)=0となる。すなわち、EX−OR回路100によって、図2のEX−OR回路20の論理構成が実現される。
本実施形態では電圧の比較にディスクリートコンパレータICを用いた例を説明した。しかし、コンパレータ3〜5に代えて、オペアンプ(演算増幅器)やディスクリートコンパレータIC以外の電圧を比較する手段を用いてEX−OR回路100を構成してもよい。
以上説明したように、第1の実施形態のEX−OR回路100は、動作速度のバリエーションが広いコンパレータと受動素子である抵抗とのみを用いてEX−OR回路を構成する。その結果、プリント基板上でコンパレータの動作速度を上限とした高速動作可能なEX−OR回路が実現される。本実施形態のEX−OR回路は、高速なEX−ORの論理回路を、ICやシリアル/パラレル変換回路を新たに設計することなく構成できるため、EX−OR回路を含む電子回路の原価低減が可能であるとともに、電子回路の開発日程を削減できる。
すなわち、第1の実施形態のEX−OR回路100は、簡単な構成により、安価で高速な論理回路を実現できる。その理由は、抵抗と高速なコンパレータという、入手が容易で比較的安価な部品のみで論理回路が構成されているからである。
(第1の実施形態の変形例)
第1の実施形態では抵抗a6と抵抗a7の抵抗値は等しいとした。しかし、INA1とINB2との論理に対応するコンパレータ3、4の出力(OUT9、10)の論理が図3及び図4に示した論理となれば、抵抗a6と抵抗a7との抵抗値は異なっていてもよい。Vref14及びVref15の電圧も実施形態に例示した値に限定されない。例えば、INA1とINB2との一方の電圧のみがVddの場合のVcont8の電圧が0<Vref14<Vcont8<Vref15<Vddを満たすように抵抗a6及びa7、Vref14及び15を設定してもよい。
さらに、第1の実施形態では抵抗b11と抵抗b12の抵抗値は等しいとした。しかし、OUT9とOUT10との論理に対応するコンパレータ5の出力(EXOR−OUT17)の論理が図4及び図5に示した論理となる回路であれば、抵抗b11と抵抗b12との抵抗値は異なっていてもよい。Vref16の電圧も実施形態に例示した値に限定されない。例えば、OUT9とOUT10との一方の電圧のみがVddの場合のVcont13の電圧が0<Vref16<Vcont13<Vddを満たすように抵抗b11及びb12、Vref16を設定してもよい。
(第2の実施形態)
第2の実施形態として、否定排他的論理和(NEX−OR)回路の構成例について説明する。図6は、本発明の第2の実施形態の否定排他的論理和(NEX−OR)回路200の回路図の例である。第1の実施形態では、コンパレータと抵抗のみで構成されたEX−OR回路100によって、EX−ORの論理回路を実現した。第2の実施形態では、コンパレータと抵抗のみで構成されたNEX−OR回路200によってNEX−ORの論理回路が同様に実現できることを示す。
INA31とINB32は、NEX−OR回路200への入力信号であり、電圧が0又はVddである正論理の2値信号である。INA31が抵抗a36の一端に接続され、INB32が抵抗a37の一端に接続される。抵抗a36と抵抗a37との抵抗値は等しく、抵抗b41と抵抗b42との抵抗値は等しい。抵抗a36の他端と抵抗a37の他端の接続点の信号をVcont38と呼ぶ。
Vcont38は、コンパレータ33の−側入力とコンパレータ34の+側入力にそれぞれ接続される。コンパレータ33の+側入力の電圧はVref44であり、Vref44=0.25Vddである。コンパレータ33の出力はOUT39である。コンパレータ34の−側入力の電圧はVref45であり、Vref45=0.75Vddである。コンパレータ34の出力はOUT40である。
OUT39は抵抗b41の一端に接続され、OUT40は抵抗b42の一端に接続される。抵抗b41の他端と抵抗b42の他端とは接続される。この接続点の信号をVcont43と呼ぶ。Vcont43はコンパレータ35の−側入力に接続される。コンパレータ35の+側入力にはVref46が接続される。Vref46=0.25Vddである。このような構成により、コンパレータ35からは、INA31とINB32に対してNEX−OR演算を行った結果(NEXOR−OUT47)が出力される。
コンパレータ33及び35のリファレンス電圧であるVref44及びVref46は、上述のように、コンパレータの電源電圧Vddの0.25倍であることが好ましい。しかし、Vref44及び46は0<(Vref44、46)<(Vdd×0.5)の範囲にあってもよい。同様に、コンパレータ34のリファレンス電圧であるVref45は電源電圧(Vdd)の0.75倍であることが好ましい。しかし、Vref45は(Vdd×0.5)<Vref45<Vddの範囲にあってもよい。
さらに、第2の実施形態においても、第1の実施形態の変形例と同様の変形も可能である。すなわち、INA31とINB32との一方のみが「1」の場合のVcont38の電圧が0<Vref44<Vcont38<Vref45<Vddを満たすように抵抗a36及びa37、Vref44及び45を設定してもよい。この場合、抵抗a36及びa37の抵抗値は異なっていてもよい。
さらに、OUT39とOUT40との一方のみが「1」の場合のVcont43の電圧が0<Vref46<Vcont43<Vddを満たすように抵抗b41及びb42、Vref46を設定してもよい。この場合、抵抗b41及びb42の抵抗値は異なっていてもよい。
第2の実施形態のNEX−OR回路200は、第1の実施形態のEX−OR回路100と比較して、図6のVcont43を出力する点(図1のVcont13を出力する点)までの動作は同様である。しかし、NEX−OR回路200では、Vcont43は、コンパレータ35の+側に入力される結果、NEXOR−OUT47の論理がEX−OR回路100と反転される。Vddで正規化された各部の電圧は図6の上部に記載した。このように、第2の実施形態のNEX−OR回路200は、EX−OR回路100に対して、簡単な接続の入れ替えを行うことで実現できる。第2の実施形態のNEX−OR回路200も、ディスクリートコンパレータIC以外に、オペアンプや比較回路を用いて構成することが可能である。
すなわち、第2の実施形態のEX−OR回路200は、第1の実施形態のEX−OR回路100と同様に、簡単な構成により、安価で高速な論理回路を実現できる。その理由は、抵抗とコンパレータという、入手が容易で比較的安価な部品のみで論理回路が構成されているからである。
なお、コンパレータを用いて、排他的論理和以外の論理回路を構成することで、より複雑な論理回路を高速化することも可能となる。
(第3の実施形態)
第1及び第2の実施形態のEX−OR回路100及び200は、以下の構成を備える論理回路としても記載できる。括弧内に、第1の実施形態で用いた参照符号を示す。
すなわち、論理回路(100)は、第1のブロック(101)と、第2のブロック(102)と、第3のブロック(103)と、を備える。
第1のブロックは、第1の抵抗ネットワークを含む。第1入力(INA1)と第2入力(INB2)とは、いずれも、電圧が0又はVdd(Vdd>0)である2値信号である。第1の抵抗ネットワークは、第1入力(INA1)と第2入力(INB2)の電圧がともにVddの場合には第1信号(Vcont8)として電圧がVddの信号を出力する。第1入力(INA1)と第2入力(INB2)の電圧がともに0の場合には第1信号(Vcont8)として電圧が0の信号を出力する。第1入力(INA1)と第2入力(INB2)との一方の電圧がVddで他方の電圧が0の場合には、第1信号(Vcont8)として電圧V1が0を超えVdd未満の信号を出力する。
第2のブロック(102)は、第1のコンパレータ(3)と、第2のコンパレータ(4)と、を含む。
第1のコンパレータ(3)では、反転入力に第1信号(Vcont8)が入力され、非反転入力に0を超えV1未満の電圧V2(Vref14)が入力される。第1のコンパレータ(3)は、第1信号(Vcont8)の電圧とV2(Vref14)との比較結果を電圧が0とVddとの2値信号である第2信号(OUT9)として出力する。
第2のコンパレータ(4)では、非反転入力に第1信号(Vcont8)が入力され、反転入力にV1を超えVdd未満の電圧V3(Vref15)が入力される。そして、第2のコンパレータ(4)は、第1信号(Vcont8)の電圧とV3(Vref15)との比較結果を電圧が0とVddとの2値信号である第3信号(OUT10)として出力する。
第2の抵抗ネットワークは、第2信号(OUT9)と第3信号(OUT10)との電圧がともに0の場合には第4信号(Vcont13)として電圧が0の信号を出力する。また、第2の抵抗ネットワークは、第2信号(OUT9)と第3信号(OUT10)との一方がVddで他方が0の場合には第4信号(Vcont13)として電圧V4が0を超えVdd未満の信号を出力する。
第3のブロック(103)は、第3のコンパレータ(5)を備える。第3のコンパレータ(5)では、反転入力及び非反転入力の一方に第4信号(Vcont13)が入力され、他方に0を超えV4未満の電圧V5(Vref16)が入力される。第3のコンパレータ(5)は、第4信号(Vcont13)の電圧とV5(Vref16)との比較結果を電圧が0とVddとの2値信号である第5信号(EXOR−OUT17)として出力する。
このような構成を備える第3の実施形態の論理回路も、第1の実施形態のEX−OR回路100と同様の動作により、簡単な構成により、安価で高速な論理回路を実現できる。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記の実施形態に限定されない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
以上の各実施形態で説明したEX−OR回路100あるいはNEX−OR回路200の動作は、中央処理装置(Central Processing Unit、CPU)がプログラムを実行することにより実現されてもよい。CPUは、各実施形態の抵抗及びコンパレータを制御することで、各実施形態に記載された機能を実現してもよい。プログラムは、固定された、一時的でない記録媒体に記録される。記録媒体としては半導体メモリ又は固定磁気ディスク装置が用いられるが、これらには限定されない。CPUは例えばEX−OR回路100あるいはNEX−OR回路200に、制御部として備えられてもよい。
なお、本発明の実施形態は以下の付記のようにも記載されうるが、これらには限定されない。
(付記1)
電圧が0又はVdd(Vdd>0)の2値信号である第1入力の電圧と電圧が0又はVddの2値信号である第2入力の電圧とがともにVddの場合には第1信号として電圧がVddの信号を出力し、第1入力の電圧と第2入力の電圧とがともに0の場合には第1信号として電圧が0の信号を出力し、第1入力の電圧と第2入力の電圧との一方がVddで他方が0の場合には第1信号として電圧V1が0を超えVdd未満の信号を出力する第1の抵抗ネットワークを含む第1のブロックと、
反転入力に第1信号が入力され、非反転入力に0を超えV1未満の電圧V2が入力され、第1信号の電圧とV2との比較結果を電圧が0とVddとの2値信号である第2信号として出力する、第1のコンパレータと、非反転入力に第1信号が入力され、反転入力にV1を超えVdd未満の電圧V3が入力され、第1信号の電圧とV3との比較結果を電圧が0とVddとの2値信号である第3信号として出力する、第2のコンパレータと、第2信号の電圧と第3信号の電圧とがともに0の場合には第4信号として電圧が0の信号を出力し、第2信号の電圧と第3信号の電圧との一方がVddで他方が0の場合には第4信号として電圧V4が0を超えVdd未満の信号を出力する第2の抵抗ネットワークと、を含む第2のブロックと、
反転入力及び非反転入力の一方に第4信号が入力され、他方に0を超えV4未満の電圧V5が入力され、第4信号の電圧とV5との比較結果を電圧が0とVddとの2値信号である第5信号として出力する第3のコンパレータを含む第3のブロックと、
を備える論理回路。
(付記2)
第1の抵抗ネットワークは、第1の抵抗と第2の抵抗とを備え、第1の抵抗の一端に第1入力が入力され、第2の抵抗の一端に第2入力が入力され、第1の抵抗の他端と第2の抵抗の他端との接続点から第1信号が出力される、付記1に記載された論理回路。
(付記3)
第1の抵抗の抵抗値と第2の抵抗値とは等しい、付記2に記載された論理回路。
(付記4)
第3のコンパレータの反転入力に第4信号が入力され、第3のコンパレータの非反転入力に電圧V5が入力される、付記1乃至3のいずれかに記載された論理回路。
(付記5)
第3のコンパレータの非反転入力に第4信号が入力され、第3のコンパレータの反転入力に電圧V5が入力される、付記1乃至3のいずれかに記載された論理回路。
(付記6)
第2の抵抗ネットワークは、第3の抵抗と第4の抵抗とを備え、第3の抵抗の一端に第2信号が入力され、第4の抵抗の一端に第3信号が入力され、第3の抵抗の他端と第4の抵抗の他端との接続点から第4信号が出力される、付記1乃至5のいずれかに記載された論理回路。
(付記7)
第3の抵抗の抵抗値と第4の抵抗値とは等しい、付記6に記載された論理回路。
(付記8)
第1乃至第3のコンパレータの少なくとも1つが演算増幅器で置換された、付記1乃至7のいずれかに記載された論理回路。
(付記9)
電圧が0又はVdd(Vdd>0)の2値信号である第1入力の電圧と電圧が0又はVddの2値信号である第2入力の電圧とがともにVddの場合には第1信号として電圧がVddの信号を出力し、
第1入力の電圧と第2入力の電圧とがともに0の場合には第1信号として電圧が0の信号を出力し、
第1入力の電圧と第2入力の電圧との一方がVddで他方が0の場合には第1信号として電圧V1が0を超えVdd未満の信号を出力し、
反転入力に入力された第1信号の電圧と、非反転入力に入力された0を超えV1未満の電圧V2との比較結果を電圧が0とVddとの2値信号である第2信号として出力し、
非反転入力に入力された第1信号の電圧と、反転入力に入力されたV1を超えVdd未満の電圧V3との比較結果を電圧が0とVddとの2値信号である第3信号として出力し、
第2信号の電圧と第3信号の電圧とがともに0の場合には第4信号として電圧が0の信号を出力し、
第2信号の電圧と第3信号の電圧との一方がVddで他方が0の場合には第4信号として電圧V4が0を超えVdd未満の信号を出力し、
第3のコンパレータを用いて、反転入力及び非反転入力の一方に入力された第4信号の電圧と、他方に入力された0を超えV4未満の電圧V5との比較結果を電圧が0とVddとの2値信号である第5信号として出力する、
論理回路の制御方法。
(付記10)
第1入力の電圧と第2入力の電圧との一方がVddで他方が0の場合には第1信号として電圧V1がVdd/2の信号を出力する、付記9に記載された論理回路の制御方法。
(付記11)
第2信号の電圧と第3信号の電圧との一方がVddで他方が0の場合には第4信号として電圧V4がVdd/2の信号を出力する、付記9又は10に記載された論理回路の制御方法。
(付記12)
論理回路のコンピュータに、
電圧が0又はVdd(Vdd>0)の2値信号である第1入力の電圧と電圧が0又はVddの2値信号である第2入力の電圧とがともにVddの場合には第1信号として電圧がVddの信号を出力する手順、
第1入力の電圧と第2入力の電圧とがともに0の場合には第1信号として電圧が0の信号を出力する手順、
第1入力の電圧と第2入力の電圧との一方がVddで他方が0の場合には第1信号として電圧V1が0を超えVdd未満の信号を出力する手順、
反転入力に入力された第1信号の電圧と、非反転入力に入力された0を超えV1未満の電圧V2との比較結果を電圧が0とVddとの2値信号である第2信号として出力する手順、
非反転入力に入力された第1信号の電圧と、反転入力に入力されたV1を超えVdd未満の電圧V3との比較結果を電圧が0とVddとの2値信号である第3信号として出力する手順、
第2信号の電圧と第3信号の電圧とがともに0の場合には第4信号として電圧が0の信号を出力する手順、
第2信号の電圧と第3信号の電圧との一方がVddで他方が0の場合には第4信号として電圧V4が0を超えVdd未満の信号を出力する手順、
反転入力及び非反転入力の一方に入力された第4信号の電圧と、他方に入力された0を超えV4未満の電圧V5との比較結果を電圧が0とVddとの2値信号である第5信号として出力する手順、
を実行させるための論理回路の制御プログラム。
(付記13)
第1入力の電圧と第2入力の電圧との一方がVddで他方が0の場合には第1信号として電圧V1がVdd/2の信号を出力する手順をさらに備える、付記12に記載された論理回路の制御プログラム。
(付記14)
第2信号の電圧と第3信号の電圧との一方がVddで他方が0の場合には第4信号として電圧V4がVdd/2の信号を出力する手順をさらに備える、付記12又は13に記載された論理回路の制御プログラム。
100 EX−OR回路
200 NEX−OR回路
3〜5、33〜35 コンパレータ
a6、a7、a36、a37、b11、b12、b41、b42 抵抗

Claims (10)

  1. 電圧が0又はVdd(Vdd>0)の2値信号である第1入力の電圧と電圧が0又はVddの2値信号である第2入力の電圧とがともにVddの場合には第1信号として電圧がVddの信号を出力し、前記第1入力の電圧と前記第2入力の電圧とがともに0の場合には前記第1信号として電圧が0の信号を出力し、前記第1入力の電圧と前記第2入力の電圧との一方がVddで他方が0の場合には前記第1信号として電圧V1が0を超えVdd未満の信号を出力する第1の抵抗ネットワークを含む第1のブロックと、
    反転入力に前記第1信号が入力され、非反転入力に0を超えV1未満の電圧V2が入力され、前記第1信号の電圧とV2との比較結果を電圧が0とVddとの2値信号である第2信号として出力する、第1のコンパレータと、非反転入力に前記第1信号が入力され、反転入力にV1を超えVdd未満の電圧V3が入力され、前記第1信号の電圧とV3との比較結果を電圧が0とVddとの2値信号である第3信号として出力する、第2のコンパレータと、前記第2信号の電圧と前記第3信号の電圧とがともに0の場合には第4信号として電圧が0の信号を出力し、前記第2信号の電圧と前記第3信号の電圧との一方がVddで他方が0の場合には前記第4信号として電圧V4が0を超えVdd未満の信号を出力する第2の抵抗ネットワークと、を含む第2のブロックと、
    反転入力及び非反転入力の一方に前記第4信号が入力され、他方に0を超えV4未満の電圧V5が入力され、前記第4信号の電圧とV5との比較結果を電圧が0とVddとの2値信号である第5信号として出力する第3のコンパレータを含む第3のブロックと、
    を備える論理回路。
  2. 前記第1の抵抗ネットワークは、第1の抵抗と第2の抵抗とを備え、前記第1の抵抗の一端に前記第1入力が入力され、前記第2の抵抗の一端に前記第2入力が入力され、前記第1の抵抗の他端と前記第2の抵抗の他端との接続点から前記第1信号が出力される、請求項1に記載された論理回路。
  3. 前記第1の抵抗の抵抗値と前記第2の抵抗値とは等しい、請求項2に記載された論理回路。
  4. 前記第3のコンパレータの反転入力に前記第4信号が入力され、前記第3のコンパレータの非反転入力に電圧V5が入力される、請求項1乃至3のいずれかに記載された論理回路。
  5. 前記第3のコンパレータの非反転入力に前記第4信号が入力され、前記第3のコンパレータの反転入力に電圧V5が入力される、請求項1乃至3のいずれかに記載された論理回路。
  6. 前記第2の抵抗ネットワークは、第3の抵抗と第4の抵抗とを備え、前記第3の抵抗の一端に前記第2信号が入力され、前記第4の抵抗の一端に前記第3信号が入力され、前記第3の抵抗の他端と前記第4の抵抗の他端との接続点から前記第4信号が出力される、請求項1乃至5のいずれかに記載された論理回路。
  7. 前記第3の抵抗の抵抗値と前記第4の抵抗値とは等しい、請求項6に記載された論理回路。
  8. 前記第1乃至第3のコンパレータの少なくとも1つが演算増幅器で置換された、請求項1乃至7のいずれかに記載された論理回路。
  9. 電圧が0又はVdd(Vdd>0)の2値信号である第1入力の電圧と電圧が0又はVddの2値信号である第2入力の電圧とがともにVddの場合には第1信号として電圧がVddの信号を出力し、
    前記第1入力の電圧と前記第2入力の電圧とがともに0の場合には前記第1信号として電圧が0の信号を出力し、
    前記第1入力の電圧と前記第2入力の電圧との一方がVddで他方が0の場合には前記第1信号として電圧V1が0を超えVdd未満の信号を出力し、
    第1のコンパレータを用いて、反転入力に入力された前記第1信号の電圧と、非反転入力に入力された0を超えV1未満の電圧V2との比較結果を電圧が0とVddとの2値信号である第2信号として出力し、
    第2のコンパレータを用いて、非反転入力に入力された前記第1信号の電圧と、反転入力に入力されたV1を超えVdd未満の電圧V3との比較結果を電圧が0とVddとの2値信号である第3信号として出力し、
    前記第2信号の電圧と前記第3信号の電圧とがともに0の場合には第4信号として電圧が0の信号を出力し、
    前記第2信号の電圧と前記第3信号の電圧との一方がVddで他方が0の場合には前記第4信号として電圧V4が0を超えVdd未満の信号を出力し、
    第3のコンパレータを用いて、反転入力及び非反転入力の一方に入力された前記第4信号の電圧と、他方に入力された0を超えV4未満の電圧V5との比較結果を電圧が0とVddとの2値信号である第5信号として出力する、
    論理回路の制御方法。
  10. 論理回路のコンピュータに、
    電圧が0又はVdd(Vdd>0)の2値信号である第1入力の電圧と電圧が0又はVddの2値信号である第2入力の電圧とがともにVddの場合には第1信号として電圧がVddの信号を出力する手順、
    前記第1入力の電圧と前記第2入力の電圧とがともに0の場合には前記第1信号として電圧が0の信号を出力する手順、
    前記第1入力の電圧と前記第2入力の電圧との一方がVddで他方が0の場合には前記第1信号として電圧V1が0を超えVdd未満の信号を出力する手順、
    反転入力に入力された前記第1信号の電圧と、非反転入力に入力された0を超えV1未満の電圧V2との比較結果を電圧が0とVddとの2値信号である第2信号として出力する手順、
    非反転入力に入力された前記第1信号の電圧と、反転入力に入力されたV1を超えVdd未満の電圧V3との比較結果を電圧が0とVddとの2値信号である第3信号として出力する手順、
    前記第2信号の電圧と前記第3信号の電圧とがともに0の場合には第4信号として電圧が0の信号を出力する手順、
    前記第2信号の電圧と前記第3信号の電圧との一方がVddで他方が0の場合には前記第4信号として電圧V4が0を超えVdd未満の信号を出力する手順、
    反転入力及び非反転入力の一方に入力された前記第4信号の電圧と、他方に入力された0を超えV4未満の電圧V5との比較結果を電圧が0とVddとの2値信号である第5信号として出力する手順、
    を実行させるための論理回路の制御プログラム。
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