JP6292882B2 - 卓上パンチ - Google Patents

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Description

本発明は、紙に綴じ込み用の孔を開ける卓上パンチに関する。
一般に、書類の一側端部に綴じ込み用の孔を開ける卓上パンチは、打ち抜き穴が設けられた基台と、打ち抜き穴に対応してその上方に設けられた刃部材と、一端側が基台に連結されて搖動する操作ハンドルとを備えている。
操作ハンドルは、バネ等の付勢手段により基台に対して起き上がった姿勢が保たれており、付勢手段の付勢に抗して他端側を押し下げ操作することにより倒伏姿勢となる。刃部材は、操作ハンドルの搖動に連動して昇降するようになっている。即ち、操作ハンドルが基台から起き上がった姿勢にあるとき、刃部材は基台の上方に離間し、操作ハンドルを倒伏させる方向に押し下げると、刃部材は基台の打ち抜き穴に向かって下降する。
この構成による卓上パンチによれば、基台の打ち抜き穴上に書類の一側端部を載置し、操作ハンドルを押し下げ操作することで、刃部材が下降して書類に孔が形成される。
ところで、この種の卓上パンチは、操作ハンドルが付勢手段の付勢によって基台に対して常時起き上がった状態となる。このため、不使用時に机の引き出しや棚に収納するときに操作ハンドルが邪魔になり大きな収納スペースが必要となる。特に、多数枚の紙に穴を開けることができる卓上パンチは、操作ハンドルの押し下げ操作力を軽減するために操作ハンドルの長さが長く設定されており、収納スペースの確保が困難となる。
そこで、従来より、操作ハンドルを倒伏姿勢でロックするロック機構を設けた卓上パンチが提案されている(例えば、下記特許文献1,2参照)。これらのものでは、操作ハンドルを押し下げ操作して倒伏姿勢とし、次いでロック機構を操作して操作ハンドルを倒伏姿勢でロックする。これによれば、不使用時に操作ハンドルが倒伏姿勢に維持され、狭いスペースであっても卓上パンチを収納することができる。
実公平4−26238号公報 実公平5−24479号公報
しかし、上記従来のものは、ロック機構を手動操作することによって操作ハンドルを倒伏姿勢でロックするようになっている。このため、操作ハンドルを倒伏姿勢でロックしたり、そのロックを解除したりするときには、一方の手で操作ハンドルを押し下げた状態を維持しながら、他方の手でロック機構を操作しなければならず、操作が煩わしいだけでなく、一方の手が塞がっている場合には、ロック機構を操作することが困難となる不都合がある。
上記の点に鑑み、本発明は、片手操作で容易且つ迅速に操作ハンドルの倒伏姿勢でのロック及びその解除を行うことができる卓上パンチを提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明は、紙を載置する基台と、該基台に設けられた支持部に後端側が連結されて、該基台に対して起き上がった姿勢と倒伏姿勢との間で搖動自在の操作ハンドルと、該操作ハンドルを起き上がり方向に付勢する付勢手段と、前記基台に対して昇降自在の刃部材と、該刃部材と前記操作ハンドルとを連結して前記操作ハンドルの搖動操作に前記刃部材の昇降を追従させる昇降部材とを備え、前記付勢手段に抗して前記操作ハンドルを倒伏姿勢に押し下げる押下操作により前記刃部材が下降して基台上の紙に孔を開ける卓上パンチにおいて、前記支持部は、前記昇降部材の上方位置に張り出す張出部を備え、前記昇降部材は、前記操作ハンドルを倒伏姿勢にロックするためのロック部材を枢軸を介して回動自在に支持し、該ロック部材は、その重心が前記枢軸と異なる位置に設定され、前記張出部の下方から該張出部に着脱自在に係合して前記昇降部材の上昇方向の動きを規制する係合部を前記枢軸より上方位置に備え、前記操作ハンドルを押下操作により倒伏させた状態で前記基台底面の前端縁を支点として該基台を傾斜させたとき、前記ロック部材が基台の傾斜に伴う前記枢軸に対する重心位置の移動により自重で回動して、前記係合部が前記張出部への係合位置に移動することを特徴とする。
前記ロック部材は、その重心が前記枢軸と異なる位置に設定されていることにより、枢軸に対する重心位置の移動により自重で回動する。そして本発明においては、基台を底面の前端縁を支点として傾斜させたとき、ロック部材の枢軸に対する重心位置が移動してロック部材が回動すると、係合部が支持部の張出部への係合位置に移動する。
係合部が支持部の張出部への係合位置に移動すると、前記張出部にその下方から係合部が係合し、ロック部材が昇降部材の枢軸と支持部の張出部との間に挟み込まれることで昇降部材の上昇方向の動きが規制される。昇降部材は、刃部材と操作ハンドルとを連結するものであり、操作ハンドルの搖動に連動するので、昇降部材の上昇方向の動きが規制されることによって、操作ハンドルも倒伏姿勢でロックされた状態となる。
以上のように、本発明の卓上パンチは、前記ロック部材を備えることにより、操作ハンドルを押下操作により倒伏させた後、この状態を維持して更に基台底面の前端縁を支点として該基台を水平姿勢から所定の角度に傾斜させるだけで、操作ハンドルを倒伏姿勢でロックすることができる。従って、操作ハンドルを倒伏姿勢に押し下げる押下操作に連続して基台を傾斜させるという一挙動の操作により、片手操作で操作ハンドルを倒伏姿勢にロックすることができる。そして、不使用時に操作ハンドルが倒伏姿勢に維持されるので、狭いスペースであっても卓上パンチを収納することができる。
また、本発明において、前記ロック部材は、前記係合部が前記支持部の前記張出部への係合位置に移動したとき前記支持部の一部に当接して衝突音を発生させる当接部を備えることを特徴とする。
これによれば、前記衝撃音の発生により、ロック部材の係合部が張出部への係合位置に移動したことを確実に確認することができる。よって、操作ハンドルを倒伏姿勢でロックするときには、基台の傾斜角度を意識することなく前記衝突音が発生するまで基台を傾斜させればよく、操作ハンドルを倒伏姿勢でロックする作業が極めて容易となる。
また、本発明において、前記ロック部材は、前記係合部が前記支持部の前記張出部に係合した状態で前記基台を水平姿勢とし且つ倒伏姿勢の前記操作ハンドルを更に押下操作したとき、前記係合部の前記張出部への係合が解除されると共に、前記枢軸回りに自重で回動して前記張出部から離反することを特徴とする。
これによれば、ロック部材の係合部が張出部に係合した状態で基台が水平姿勢にあるとき、倒伏姿勢の前記操作ハンドルを更に押下操作するだけで、昇降部材の上昇方向への規制が解除され、操作ハンドルが基台に対して起き上がった姿勢となる。従って、操作ハンドルが倒伏姿勢でロックされた状態から、片手操作で簡単に操作ハンドルを基台に対して起き上がった姿勢とすることができ、紙に孔を開けることが可能な状態に容易に復帰させることができる。
本発明の一実施形態の卓上パンチを示す斜視図。 リンク機構を示す説明的断面図であり、(a)は操作ハンドルが起き上がった姿勢のときのリンク機構の状態を示し、(b)は操作ハンドルが倒伏姿勢のときのリンク機構の状態を示す。 本実施形態の卓上パンチの側面図であり、(a)は操作ハンドルが起き上がり姿勢となっている状態を示し、(b)は操作ハンドルを倒伏姿勢として基台を傾斜させた状態を示す。 ロック部材の動作を示す説明図であり、(a)は基台の底面が水平のときのロック部材の動作を示し、(b)は基台の底面が傾斜したときのロック部材の動作を示し、(c)は基台の底面が傾斜しているときのロック状態を示す。 本実施形態の卓上パンチの側面図であり、(a)は操作ハンドルが倒伏姿勢でロックされている状態を示し、(b)はロック状態の操作ハンドルを最下位置まで押し下げた状態を示す。 ロック部材の動作を示す説明図であり、(a)は基台の底面が水平のときのロック状態を示し、(b)はロックが解除されるときのロック部材の動作を示す。
本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態の卓上パンチ1は、紙の一側端部に孔を打ち抜き形成するためのものであり、図1に示すように、基台2と、操作ハンドル3とを備えている。基台2は、机上等に着座させる底面4と、紙を載置するための紙載置面5とを備えて高さの低い箱状に形成されている。また、基台2には、紙載置面5の一部を貫通する打ち抜き孔6(図2参照)が形成されている。
基台2の後方側には同様の形状で一対の支持部7が設けられている。両支持部7には、操作ハンドル3がハンドル用搖動軸8を介して搖動自在に連結されている。操作ハンドル3は、その後端側が両支持部7に支持されていることにより、図1に示す起き上がった姿勢から、自由端を押し下げる押下操作を行うことで、ハンドル用搖動軸8回りに搖動して倒伏姿勢となる。
各支持部7は、夫々、互いに対向する一対の起立壁9を備えており、両起立壁9の上縁を一体に連結する架橋板10(張出部)と、図2(a)及び図2(b)に示すように、両起立壁9の下縁を一体に連結して後端部側が基台2上面に固定された下部連結板11とを備えている。
支持部7の内部には、上下に延びる円柱状の刃部材12が収容されている。刃部材12の下端には、紙を穿孔する切刃13が形成されている。刃部材12は、架橋板10に形成された第1貫通孔14と下部連結板11に形成された第2貫通孔15とに案内されて長手方向(上下方向)に移動自在に設けられている。
操作ハンドル3と刃部材12とはリンク機構16を介して互いに連結されており、リンク機構16によって、操作ハンドル3の搖動に連動して刃部材12が上下動するようになっている。
リンク機構16は、図2(a)及び図2(b)に示すように、操作ハンドル3に一体に固定された連結板17と、この連結板17及び操作ハンドル3に第1昇降軸18を介して一端が連結された搖動部材19とを備えている。
搖動部材19の他端は、支持部7の起立壁9に設けられた支持軸20に回動自在に連結されている。搖動部材19には第2昇降軸21が設けられており、この第2昇降軸21は刃部材12に連結されている。なお、起立壁9には、図1に示すように、第1昇降軸18を上下方向に湾曲して案内する第1案内スリット22と、第2昇降軸21を上下方向に案内する第2案内スリット23とが形成されている。なお、連結板17及び操作ハンドル3は、長穴を介して第1昇降軸18を支持しており、これによって、第1案内スリット22に沿った第1昇降軸18の昇降動作を許容している。
また、図2(a)及び図2(b)に示すように、刃部材12に連結された第2昇降軸21と支持部7の下部連結板11との間にはスプリング24(付勢手段)が介設されている。スプリング24は、第2昇降軸21を介して刃部材12を上方に付勢しており、同時に、搖動部材19及び第1昇降軸18を介して操作ハンドル3を起き上がった姿勢となる方向に付勢している。
更に、第1昇降軸18には板状のロック部材25が回動自在に設けられている。ロック部材25は、操作ハンドル3を倒伏姿勢の状態でロックするものであるが、支持部7と操作ハンドル3との間の空間内部に収容されていて外部に露出しないので、卓上パンチ1の外観低下を防止することができる。ロック部材25についての詳しい説明は後述する。
なお、本実施形態において、搖動部材19は、本発明における昇降部材に相当するものであり、第1昇降軸18は、ロック部材25を回動自在に支持する本発明の枢軸に相当するものである。第1昇降軸18をロック部材25の枢軸とすることで、部品点数を少なくすることができる。
次に、リンク機構16の作動を説明する。操作ハンドル3が起き上がった姿勢にあるときには、リンク機構16は図2(a)に示す状態となっており、この状態から操作ハンドル3の自由端を押下操作すると、操作ハンドル3に連結された第1昇降軸18が下降する。これに伴い、搖動部材19が支持軸20回りに搖動して第2昇降軸21を押し下げる。これにより、第2昇降軸21に連結された刃部材12がスプリング24の付勢に抗して下降し、図2(b)に示す状態となる。リンク機構16が図2(b)に示す状態のとき、操作ハンドル3は、その自由端が最下位置まで押し下げられた倒伏姿勢となる。
その後、操作ハンドル3の自由端の押下操作を解除すると、スプリング24の付勢により第2昇降軸21と刃部材12とが上昇し、これに伴い、搖動部材19が第1昇降軸18を押し上げることにより、操作ハンドル3が搖動して起き上がった姿勢に復帰する。
そして、基台2の打ち抜き孔6上に紙を載置した状態で、上述の操作ハンドル3を操作することにより、刃部材12によって紙に穿孔することができる。
ここで、ロック部材25の構成とその作動を図3〜図6に基づいて説明する。なお、図4及び図6においては、説明の便宜上、ハンドル用搖動軸8、ロック部材25、第1昇降軸18、第1案内スリット22、及び架橋板10以外の図示を省略している。
ロック部材25は、図4(a)に示すように、第1昇降軸18が挿通する軸孔26と、架橋板10の下面に当接する第1当接部27(係止部)と、架橋板10の端縁に当接する第2当接部28(当接部)とを備えている。第1当接部27と第2当接部28とはロック部材25の一部を切欠くことにより連続して形成されている。また、軸孔26はロック部材25の重心gと異なる位置に形成されており、ロック部材25の重心gは軸孔26と第1当接部27との間に設定されている。
図3(a)に示すように、基台2の底面4が水平の(机上での使用時の)状態では、操作ハンドル3が起き上がった姿勢のとき、ロック部材25は図4(a)において実線で示す状態となっている。この状態から、図3(a)において仮想線で示すように、操作ハンドル3を最下位置まで押下操作すると、操作ハンドル3の搖動に追従して第1昇降軸18が下降する。また、操作ハンドル3の押下操作を解除すると、第1昇降軸18が上昇すると共に操作ハンドル3が起き上がった姿勢に戻る。
このとき、図4(a)に示すように、ロック部材25の重心gは常に第1昇降軸18の鉛直方向直上(第1昇降軸18の軸心を通る鉛直線s上)よりも後方側(図中左側)に偏った位置にある。これにより、ロック部材25は常に架橋板10の後方に位置して第1昇降軸18の昇降動作が許容される。従って、基台2の底面4が水平で、操作ハンドル3が起き上がった姿勢にあれば、操作ハンドル3の搖動が円滑に行え、紙への穿孔が円滑に行える。
操作ハンドル3を倒伏姿勢でロックするときには、図3(b)に示すように、操作ハンドル3を最下位置まで押し下げた状態を維持して、基台2を、その底面4の前端を支点として傾斜させる。この操作は、操作ハンドル3の押下操作から連続して手を離すことなく片手で行うことができる。
基台2の傾斜角度θが所定角度(本実施形態においては約30°)以上になると、図4(b)に示すように、第1昇降軸18に対するロック部材25の重心gの位置が、第1昇降軸18の鉛直線sを超えて鉛直線sよりも前方側(図中右側)に移動する。これに伴って、ロック部材25は、第2当接部28が架橋板10の端縁に当接するまで第1昇降軸18回りに回動する。第2当接部28が架橋板10に当接すると衝突音を発して、ロック部材25の回動が停止する。第2当接部28が架橋板10の端縁に当接(衝突)したときの衝突音により、ロック部材25が回動したことが容易に確認できる。このとき、ロック部材25の第1当接部27は、架橋板10の下方に位置する。
なお、基台2を傾斜させたときにロック部材25が回動する傾斜角度θは、ロック部材25の重心gの位置に対応するものであるので、ロック部材25の重量配分(形状等)を変更することにより適宜設定することができる。
そして、衝突音を確認したタイミングで操作ハンドル3に付与している押し下げ力を少し弱めると、図3(b)ににおいて仮想線で示すように、操作ハンドル3が最下位置よりも少し起き上がった倒伏姿勢となり、同時に、図4(c)に示すように、第1昇降軸18の上昇によりロック部材25の第1当接部27が架橋板10の下面に当接する。
これにより、ロック部材25が第1昇降軸18と架橋板10とに挟持されるようにして第1昇降軸18の動きを停止させ、搖動部材19の上方への搖動を規制する。そして、ロック部材25の第1当接部27は、スプリング24(図2参照)の付勢により架橋板10に対して圧接状態となり、搖動部材19の搖動が停止された状態が維持されて、操作ハンドル3が倒伏姿勢でロックされる。このようにして倒伏姿勢でロックされた操作ハンドル3は、図5(a)に示すように、基台2の底面4を水平に戻しても、倒伏姿勢が維持される。
以上のように、本実施形態の卓上パンチ1によれば、上述したロック部材25の作動により、操作ハンドル3の押下操作に連続して基台を傾斜させる一挙動の片手操作で極めて容易に操作ハンドル3を倒伏姿勢にロックすることができる。そして、ロック部材25により操作ハンドル3の倒伏姿勢が確実に維持されるので、不使用時の卓上パンチ1を狭いスペースに収納することができる。
次に、倒伏姿勢にロックされた状態の操作ハンドル3に対してロックを解除する際の操作及びロック部材25の動きについて説明する。
図5(a)に示すように、基台2の底面4が水平で、操作ハンドル3が倒伏姿勢でロックされた状態にあるとき、図6(a)に示すように、ロック部材25は、第1当接部27を架橋板10に当接させた状態で架橋板10と第1昇降軸18との間に位置している。このとき、基台2の底面4が水平であることにより、ロック部材25の重心gは鉛直線sよりも後方側(図中左側)に偏った位置にある。
この状態で、図5(b)に示すように、操作ハンドル3を最下位置まで押し下げると、図6(b)に示すように、第1昇降軸18が下降し、更に、ロック部材25はその重心gが位置する側へ第1昇降軸18回りに回動する。これにより、ロック部材25は架橋板10の下側から外側に離反する。そして、操作ハンドル3の押し下げ力を解除すると、ロック部材25は図4(a)に示す状態となり、操作ハンドル3が起き上がった姿勢に復帰する。
このように、本実施形態の卓上パンチ1によれば、操作ハンドル3を倒伏姿勢にロックする操作が片手で簡単に行えるだけでなく、そのロックも片手操作で簡単に解除することができる。
1…卓上パンチ、2…基台、3…操作ハンドル、7…支持部、10…架橋板(張出部)、12…刃部材、18…第1昇降軸(枢軸)、19…搖動部材(昇降部材)、24…スプリング(付勢手段)、25…ロック部材、27…第1当接部(係合部)、28…第2当接部(当接部)、g…重心。

Claims (3)

  1. 紙を載置する基台と、該基台に設けられた支持部に後端側が連結されて、該基台に対して起き上がった姿勢と倒伏姿勢との間で搖動自在の操作ハンドルと、該操作ハンドルを起き上がり方向に付勢する付勢手段と、前記基台に対して昇降自在の刃部材と、該刃部材と前記操作ハンドルとを連結して前記操作ハンドルの搖動操作に前記刃部材の昇降を追従させる昇降部材とを備え、前記付勢手段に抗して前記操作ハンドルを倒伏姿勢に押し下げる押下操作により前記刃部材が下降して基台上の紙に孔を開ける卓上パンチにおいて、
    前記支持部は、前記昇降部材の上方位置に張り出す張出部を備え、
    前記昇降部材は、前記操作ハンドルを倒伏姿勢にロックするためのロック部材を枢軸を介して回動自在に支持し、
    該ロック部材は、その重心が前記枢軸と異なる位置に設定され、前記張出部の下方から該張出部に着脱自在に係合して前記昇降部材の上昇方向の動きを規制する係合部を前記枢軸より上方位置に備え、
    前記操作ハンドルを押下操作により倒伏させた状態で前記基台底面の前端縁を支点として該基台を傾斜させたとき、前記ロック部材が基台の傾斜に伴う前記枢軸に対する重心位置の移動により自重で回動して、前記係合部が前記張出部への係合位置に移動することを特徴とする卓上パンチ。
  2. 前記ロック部材は、前記係合部が前記支持部の前記張出部への係合位置に移動したとき前記支持部の一部に当接して衝突音を発生させる当接部を備えることを特徴とする請求項1記載の卓上パンチ。
  3. 前記ロック部材は、前記係合部が前記支持部の前記張出部に係合した状態で前記基台を水平姿勢とし且つ倒伏姿勢の前記操作ハンドルを更に押下操作したとき、前記係合部の前記張出部への係合が解除されると共に、前記枢軸回りに自重で回動して前記張出部から離反することを特徴とする請求項1又は2記載の卓上パンチ。
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