JP3884865B2 - 卓上丸鋸盤 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、被切断材を載置するベース上に、被切断材を押し当てて位置決めするフェンスを備えた卓上丸鋸盤に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記卓上丸鋸盤においては、ベースやベース上のターンテーブルに、アーム等を介して鋸刃を備えた本体が上下動可能に設けられ、鋸刃がベースに対して直角となる直角切断と、本体を鋸刃の直交方向の一方へ傾倒させて、鋸刃の切断角度を直角方向から任意に傾斜させる傾斜切断とが可能となっている。一方、ベース上には、被切断材を押し当てて切断時の位置決め(ガイド)を得るためのフェンスが立設されているが、上記傾斜切断を行う場合、傾倒する鋸刃や本体がフェンスと干渉するため、傾倒側のフェンスを部分的に切除した形状として、鋸刃や本体が傾倒するスペースを確保する必要がある。よって、その切除部分だけフェンスのガイド面が失われ、特に直角切断におけるガイド機能にまで影響を与え、切断精度を低下させる虞れがある。
そこで、本件出願人は、特開平9−103913号公報に示す如く、フェンスに、フェンスのガイド面の延長面上に位置する補助ガイド面を有する補助フェンスを、フェンスの切除部分への進入位置と、進入位置からの退避位置との間で旋回移動可能に設けて、傾斜切断時の干渉防止を図ると共に、直角切断時のガイド面の確保を可能とする発明を提供している。又、他の先願である特開平8−39508号公報には、傾倒側のフェンス自体を上下逆にしてベースに取付可能とすることで、直角切断と傾斜切断とに応じて切除部分の位置を変え、同様に傾斜切断時の干渉防止と直角切断時のガイド面の確保を図る発明が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、卓上丸鋸盤においては、図2の如く、モータ9のモータ軸10を、ベベルギヤ12を介して鋸刃5の回転軸11と連結し、モータハウジング9aの突出を、例えば鋸刃5から垂直方向に45°とする等して、本体6の傾倒を左右どちらでも可能とするタイプがある。この場合、モータハウジング9aとの干渉によって、フェンス16における右フェンス19は、上側全面を大きく切除する必要があるため、失われるガイド面は大きく、より切断精度に影響が生じてしまう。ここで、上記2公報の形態の採用も考えられるが、上記前者の公報における旋回タイプの補助フェンスでは、部分的にガイド補助する趣旨であるから、広い切除部分に応じた効果的な補助が難しく、敢えて採用すれば、大きな補助フェンスとなって旋回スペースが大きく、特に傾斜切断時の退避位置では、卓上丸鋸盤の側方へ大きく張り出して邪魔になる虞れがある。又、後者の公報における可逆式のフェンスでは、ガイド面の面積自体は変わらない形態であるから、広い切除部分を必要とするモータハウジング9aの傾倒側では、フェンスとの干渉が避けられず、到底採用できない。
【0004】
そこで、請求項1〜4に記載の発明は、上記左右傾倒タイプ等により傾斜切断において比較的大きくガイド面に制限を受ける場合でも、それに応じたフェンスの退避が簡単に行える一方、直角切断においては広くて充分なガイド面が確保できる卓上丸鋸盤を提供することを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、前記フェンスを、前面に前記被切断材が当接可能な第一ガイド面を備えて前記本体の傾倒軌跡と干渉しない高さで形成される固定フェンスと、第二ガイド面を備え、左右方向の軸を中心として前記固定フェンスへ回動自在に蝶着される可動フェンスとで構成し、前記可動フェンスを、前記固定フェンスの上方で前記第一ガイド面の延長面上に前記第二ガイド面が位置する起立位置とその後方への倒伏位置との間で起伏可能とする一方、前記可動フェンスを、前記固定フェンスとの蝶着軸に沿ってスライド可能且つ何れか一方側へ付勢して設け、その付勢方向の終端位置では、前記可動フェンスの前記固定フェンス上への面接触による載置によって前記起立位置で前記可動フェンスを固定可能としたことを特徴とするものである。
又、上記目的を達成するために、請求項2に記載の発明は、前記フェンスを、前記本体の傾倒軌跡と干渉しない高さとして、前記フェンスの所定部分を、前記フェンスと分離して起伏可能な第一ガイド板とすると共に、その第一ガイド板の基端に、前記第一ガイド板より高い第二ガイド板の基端を直角に結合して、前記第一、第二ガイド板の何れか一方を選択して起立可能な可動フェンスを構成し、更に前記ベースに、前記可動フェンスにおける一方のガイド板の起立により倒伏する他方のガイド板が前記ベースの表面以下に没入可能な収容部を凹設したことを特徴とするものである。
【0006】
又、上記目的を達成するために、請求項3に記載の発明は、前記フェンスを、前面に前記被切断材が当接可能な第一ガイド面を備えて前記本体の傾倒軌跡と干渉しない高さで形成される固定フェンスと、第二ガイド面を備えた前記固定フェンスと別体の可動フェンスとで構成し、前記可動フェンスを、前記固定フェンスの後方に立設され、且つ前記固定フェンスより低い位置を支点として後方に折曲可能なロッド部材の上端に固定して、前記可動フェンスを、前記固定フェンスの上方にあって前記第一ガイド面の延長面上に前記第二ガイド面を位置させる起立位置と、前記ロッド部材の折曲に伴う後方への倒伏位置との間で起伏可能とする一方、前記ロッド部材に、前記可動フェンスの前記起立位置での折曲を阻止可能なロック手段を設けたことを特徴とするものである。
【0007】
請求項4に記載の発明は、請求項1の目的に加えて、起立させた可動フェンスをがたつきなく安定して支持させるために、可動フェンスと固定フェンスとの互いの当接部分に、終端位置で前記可動フェンスを押し上げ付勢可能な傾斜案内部を形成したものである。
請求項5に記載の発明は、請求項4と同様に起立させた可動フェンスをがたつきなく安定して支持させるために、可動フェンスに、起立位置で固定フェンスに螺合可能なネジ部材を設けたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
形態1
図1は、卓上丸鋸盤1の全体説明図で、ベース2上には、ターンテーブル3が水平回動自在に載置され、そのターンテーブル3の後端(図1の左側)には、アーム4が連結されている。このアーム4の先端には、モータ駆動によって回転する鋸刃5を備えた本体6が、支軸7によって上下動可能に軸着されると共に、圧縮スプリング8によって同図の上限位置へ付勢されている。尚、本体6は、図2の如く、モータ9のモータ軸10と鋸刃5を固定する回転軸11とをベベルギヤ12を介して連結することで、モータ9を鋸刃5に対して垂直方向で45°の角度で連結したものである。又、本体6には、ハンドル13、鋸刃5の安全カバー14が夫々設けられ、ターンテーブル3の前端には、回転操作用の操作ロッド15が突設されている。
一方、アーム4の基端は、ターンテーブル3を前後に貫通する図示しないスライド軸によって、鋸刃5の切断方向へ前後にスライド可能に連結されており、ハンドル13による操作で、本体6及びアーム4と一体に鋸刃5を切断方向へ移動させるスライド切断が可能となっている。又、アーム4は、スライド軸を中心として、図2の二点鎖線で示す如く、左右両側へ夫々最大45°の傾倒と、その角度内での任意の位置での固定とが可能となっている。よって、この卓上丸鋸盤1は、図1に示す鋸刃5をターンテーブル3の上面に対して直角のまま下降させる直角切断の他、アーム4と本体6とを左右何れかへ任意の角度傾倒させることで、鋸刃5に垂直方向の角度を付与する傾斜切断と、操作ロッド15によってベース2上でターンテーブル3を任意の角度水平回転させることで、アーム4と本体6とを水平回転させて、鋸刃5に水平方向の角度を付与する角度切断とが夫々可能となる。
【0009】
そして、ターンテーブル3上には、切断時に被切断材を押し当てて位置決めするフェンス16が設けられる。フェンス16は、ターンテーブル3と同一平面を有するベース2の左右の取付部17,17へ夫々ボルトで固定される左フェンス18及び右フェンス19と、ターンテーブル3中央の刃口板3aを迂回して左右フェンス18,19を連結する湾曲部20とからなり、左フェンス18の前面は、ターンテーブル3や取付部17の上面に対して直角となっている。一方、右フェンス19も、その前面をターンテーブル3や取付部17の上面に対して直角となる第一ガイド面19aとしているが、ここでは、右フェンス19側への最大量の傾斜切断でモータハウジング9aと干渉しない高さで形成され、その上端に図3に示す可動フェンス21を蝶着している。即ち、可動フェンス21は、同幅で帯状の第二ガイド面22の下端に突設した一対の連結凸部23,23を、右フェンス19の上端に凹設した一対の連結凹部24,24に夫々収容し、この状態で、各連結凸部23と連結凹部24とを、第一ガイド面19a後方のロッド25により、可動フェンス21を垂直に起立させた状態で第二ガイド面22が第一ガイド面19aの延長面上に位置するように回動自在に蝶着したものである。
又、連結凹部24は、連結凸部23より広く形成されて、可動フェンス21をロッド25に沿ってスライド可能としており、一方の連結凹部24内においては、ロッド25に圧縮スプリング26を外装して、常態では可動フェンス21を、夫々連結凸部23が連結凹部24の外側の内壁に当接する最外位置に付勢している。更に、右フェンス19の上端面には、夫々水平な受面27,27・・が形成される一方、可動フェンス21の下端面には、圧縮スプリング26で付勢される最外位置で各受面27に夫々対応する当接面28,28・・が、第二ガイド面22に対して直角に形成されている。
【0010】
以上の如く構成された卓上丸鋸盤1においては、直角切断時には、可動フェンス21を圧縮スプリング26の付勢に抗して鋸刃5側へスライドさせ、垂直に起立させて可動フェンス21から手を離すと、圧縮スプリング26の付勢で可動フェンス21は最外位置へスライドし、各当接面28を右フェンス19の受面27に夫々当接させる。よって、付勢状態での両平面同士の当接により可動フェンス21の後方への倒伏は阻止され、図3、図4(A)及び図6に示すように、第二ガイド面22は第一ガイド面19aとの延長面上に位置し、そのまま両ガイド面による広い面積で被切断材をガイドすることができる。一方、右フェンス19側への傾斜切断時には、可動フェンス21を再び鋸刃5側へスライドさせると、各当接面28が夫々右フェンス19側の受面27から離反するため、図4(B)及び図5のように、可動フェンス21を後方へ倒伏させることができる。尚、ここでは、倒伏状態で可動フェンス21が第一ガイド面19aの上端より上方に突出しないように、ロッド25の軸心Oから、夫々第二ガイド面22の延長面までの垂線の長さL1 と第一ガイド面19aの上端までの垂直方向の長さL2 とが、L1 ≦L2 の関係となるように設定している。
【0011】
このように上記形態1によれば、傾斜切断時には、最低限必要な第一ガイド面19aを残して本体6側と干渉しないように可動フェンス21を退避させることができるため、左右の傾倒タイプでも支障なく使用でき、直角切断時には、起立させた可動フェンス21により必要なガイド面が確保されるため、充分なガイド機能が維持できる。又、切断形態の変更に伴う可動フェンス21の操作も簡単で、可動フェンス21の起立状態の固定も、付勢状態での受面27と当接面28との当接により簡単に行える。更に、可動フェンス21の起立時、倒伏時の何れにおいても、圧縮スプリング26の付勢に抗して一旦鋸刃5側へスライドさせて、各受面27と各当接面28との接触を解除させないと可動フェンス21を回動させることができないという手順が確立されるため、誤動作の防止にも繋がる。
尚、可動フェンス21の付勢方向は鋸刃5側であっても良いし、連結凸部23と連結凹部24の数や形状、受面27と当接面28の数や形状も適宜変更して差し支えない。又、可動フェンス21を起立状態で固定する構造も、付勢により受面27と当接面28との当接を維持させるものに限らず、右フェンス19の裏面に、起立状態での可動フェンス21の裏面に当接させるバー部材を旋回可能に設けて固定を図ったり、付勢により当接する連結凸部23と連結凹部24との間に、起立状態で互いに係合する係合部を夫々設けたりする等、所望の作用が得られるものであれば、上記形態に限らず適宜変更可能である。
【0012】
形態2
次に、他の構造により可動フェンスを実現した実施の形態を説明する。尚、フェンス以外の卓上丸鋸盤1の構成は形態1と同じであるため、説明を省略する。これは後の形態3,4でも同様である。
図7〜9において、右フェンス19は、形態1と同様に右フェンス19側への最大量の傾斜切断でモータハウジング9aと干渉しない高さで形成されているが、右フェンス19の中間部位には切除部29が形成され、その切除部29内に可動フェンス30が軸着されている。即ち、この可動フェンス30は、切除部29内に納まる幅と右フェンス19と等しい高さとを有する帯状の第一ガイド板31と、第一ガイド板31と同じ幅で、右フェンス19の高さの約2.5倍の長さを有する台形状の第二ガイド板32との基端同士を互いに直角になるように結合し、その結合部分をロッド33によって右フェンス19の底に軸着したものである。一方、ベース2における右フェンス19側の取付部17の表面には、第二ガイド板32が没入可能な形状を呈し、その没入時には、第二ガイド板32の裏面が取付部17の上面と一致する深さを有する収容部34が凹設されている。
尚、第二ガイド板32の中央には、台形状に切除される透孔35が形成され、収容部34も、その透孔35を除いた第二ガイド板32と略合致する形状に形成されている。このように中央を残したのは、第二ガイド板32を収容部34に没入させない状態で被切断材をベース2に載置する際、取付部17の上面との非接触部分が大きくならないように考慮したものである。又、収容部34の底部には、収容部34内に切削屑等が貯留して第二ガイド板32の没入の妨げとならないように、排出孔34a,34aが夫々形成されている。更に、右フェンス19における取付部17との固定側には、第二ガイド板32の起立状態で第一ガイド板31の裏面が当接する水平な受面36,36・・が夫々形成されている。
【0013】
以上の如く構成された形態2によれば、直角切断の際には、図9のように第二ガイド板32を引き起こして起立させれば、第一ガイド板31は後方へ倒伏して受面36で支持されると同時に、第二ガイド板32の前面が右フェンス19の第一ガイド面19aとの延長面上に位置し、そのまま大きなガイド面として使用できる。一方、右フェンス19側への傾斜切断の際は、図8のように第二ガイド板32を前方へ倒伏させれば、第二ガイド板32は収容部34内に没入すると共に、今度は第一ガイド板31が起立して、その前面が第一ガイド面19aとの延長面上に位置することになる。
このように本形態2においても、傾斜切断時には、最低限必要な第一ガイド板31を残して、本体6側と干渉しないように第二ガイド板32を退避させることができ、直角切断時には、起立させた第二ガイド板32によって必要なガイド面が確保されるため、充分なガイド機能を維持できる。又、切断形態の変更に伴う第一,第二ガイド板31,32の選択も起伏操作で簡単に行うことが可能である。更に、本形態では、第一,第二ガイド板31,32を互いに直角結合したことで、第一ガイド板31の起立状態では、前方へ倒伏した第二ガイド板32によって、第二ガイド板32の起立状態では、後方へ倒伏した第一ガイド板31によって、夫々他方の垂直姿勢が維持されるため、特に固定手段を採用しなくて済み、可動フェンス30に係る構成が簡略化するという利点がある。
尚、可動フェンス30における第一、第二ガイド板31,32の幅や長さの設定は、適宜変更して差し支えない。又、上記形態では、第二ガイド板32を前にして軸着しているが、これと逆に、第一ガイド板31を前にして軸着し、第二ガイド板32を使用する際には、第一ガイド板31を前に倒してこれと同形状で凹設した収容部34に没入させ、第二ガイド板32を後方から起立させるようにしても良い。但し、この場合は起立した第二ガイド板32が後方へ倒れないようにストッパ等を設けるのが望ましい。
【0014】
形態3
図10,11において、最大量の傾斜切断でモータハウジング9aと干渉しない高さで形成される右フェンス19の上部には、可動フェンス38が別体で載置され、その裏面には、垂直なロッド部材40,40の上端が夫々連結されて、右フェンス19の裏面に連設された一対の筒状部37,37に遊挿している。各ロッド部材40は、夫々中間部位で2つに分離されており、上側の連結片41aを、下側の一対の連結片41b,41bで挟持させ、これらをピン42で軸着することで、各ロッド部材40は、ピン42を中心に前後方向へ折曲可能である。又、各筒状部37の背面には、垂直方向にロッド部材40と同径の切欠部43が形成されており、切欠部43の下方には、ツマミネジ44がロッド部材40の側面へ向けて螺合されている。尚、ロッド部材40のピン42の位置は、可動フェンス38が右フェンス19の上方に載置する状態で、図11(B)の如く、切欠部43より下方て筒状部37内に位置するように設定される。更に、ロッド部材40の下端は、ベース2の取付部17を貫通すると共に、ロッド部材40より大径のワッシャー45がネジ46によって固定されて、上方への抜け止めが図られている。
【0015】
以上の如く構成された形態3によれば、直角切断の際には、ロッド部材40,40を垂直に立てて可動フェンス38を右フェンス19の上部に載置すれば、図11(B)の如く、各ロッド部材40におけるピン42の連結部分が筒状部37内に遊挿し、連結部分での折曲が防止される。ここで各ツマミネジ44をねじ込めば、各ネジの先端がロッド部材40におけるピン42より上側の側面を夫々押圧固定して、各ロッド部材40の上下方向の移動をロックするため、可動フェンス38は右フェンス19への載置位置で固定され、右フェンス19の第一ガイド面19aと可動フェンス38の第二ガイド面39とによって、被切断材をガイドすることができる。
一方、傾斜切断の際には、ツマミネジ44を夫々緩めて、可動フェンス38を一旦上方へ引き上げれば、両ロッド部材40のピン42が筒状部37の切欠部43の位置まで上昇するため、そのままロッド部材40を後方へ折曲げて倒伏させることができる。この倒伏により、図10の二点鎖線及び図11(A)に示すように、ロッド部材40,40の上側が切欠部43,43内に納まって直角姿勢になり、可動フェンス38も水平に倒伏される。このとき、各ワッシャー45は取付部17の下面に当接し、抜け止めと共に、直角姿勢の各ロッド部材40が右フェンス19より上方へ突出しないように上方への突出位置の規制も行っている。尚、ここでツマミネジ44,44をねじ込めば、ロッド部材40,40が当該位置で固定され、偶発的に可動フェンス38が起立してもロッド部材40が筒状部37内に落ち込むことがない。
【0016】
このように形態3においても、傾斜切断時には、最低限必要な右フェンス19を残して、本体6側と干渉しないように可動フェンス38を退避させることができ、直角切断時には、起立させた可動フェンス38により必要なガイド面が確保されるため、充分なガイド機能が維持可能となる。又、切断形態の変更に伴う可動フェンス38の起伏も簡単に行うことができる。更に、本形態では、可動フェンス38の裏側に設けた別体のロッド部材40によって起伏を可能としているため、第二ガイド面39が削られることがなく、起立状態では第一ガイド面19aと好適に連続して一体的なガイド面が得られる利点がある。
尚、可動フェンス38を支持するロッド部材40の数は、上記一対の他、一本でも良いし、逆に三本以上設けても良い。但し、一本の場合は、ロッド部材40と筒状部37との間で面取やキー等によって回り止めを行って、上下のガイド面の一致精度に影響を与えないように配慮するのが望ましい。又、ロッド部材のロック手段も、筒状部への遊挿とツマミネジによるものに限らず、ロッド部材の上側でフェンスの長手方向にピンを挿入させることでロックを得る等、他の構成により実現することもできる。
【0017】
形態4
図12,13において、可動フェンス47は、最大量の傾斜切断でモータハウジング9aと干渉しない高さで形成される右フェンス19の上側を部分的に分離形成したもので、可動フェンス47と右フェンス19との裏面には、可動フェンス47の下限位置で上下に重なり合う一対の筒状部49,49及び50,50が夫々形成され、可動フェンス47側の筒状部49,49には、夫々ロッド部材51,51の上端が固着されている。各ロッド部材51は、その下方の筒状部50と取付部17とを夫々遊挿して、下端にはロッド部材51より大径のワッシャー52をネジ53によって固定している。又、右フェンス19側の筒状部50,50の裏面には、ツマミネジ54,54がロッド部材51,51の側面へ向けて夫々螺合されている。
以上の如く構成された形態4によれば、直角切断の際には、ツマミネジ54,54を緩めれば、可動フェンス47がロッド部材51,51と共に上下にスライド可能となるため、ここで可動フェンス47を上方へ引き上げ、所望の高さでツマミネジ54,54をねじ込めば、ロッド部材51,51と共に可動フェンス47は当該位置で固定され、上下にあって互いの延長面上に位置する第二ガイド面48と第一ガイド面19aとにより、被切断材のガイドが可能となる。この高さは、被切断材の当接側面に合わせて適宜調整すれば良い。一方、傾斜切断の際には、ツマミネジ54,54を緩めた状態で、可動フェンス47を下方へ押し下げ、右フェンス19内に納まる下限位置で各ツマミネジ54を夫々ねじ込めば、傾倒する本体6側との干渉は生じない。
【0018】
このように形態4においても、傾斜切断時には、本体6側と干渉しないように可動フェンス47を右フェンス19内に退避させることができ、直角切断時には、可動フェンス47を引き上げることで充分なガイド機能を維持可能となる。又、切断形態の変更に伴う可動フェンス47の上下移動も簡単に行うことができる。更に、本形態では、低い右フェンス19の一部を可動フェンス47に転用しているから、部品点数が少ない合理的な構成となる上、可動フェンス47の上下位置の調整が可能であるため、被切断材の当接側面に合わせて可動フェンス47の高さを適正に選択できるという利点がある。
尚、ここでもロッド部材51の数は一対以外に適宜増減することができるが、1本の場合は形態3と同様に筒状部との間で面取やキー等による回り止めを図るのが望ましい。又、本形態では可動フェンス47を1つとしたが、複数に分けて夫々単独で右フェンス19に対して接離移動できるようにしても差し支えない。更に、ロッド部材51の固定手段も、ツマミネジによる他、例えばロッド部材に等間隔で設けた孔と筒状部側のピンとの係脱による構造とする等、他の構造でも実現可能である。
【0019】
上記形態1においては、可動フェンス21の固定を受面27と当接面28との当接により行っているが、この構成のみでは、部品の寸法公差等により起立させた可動フェンス21にがたつきが生じる虞れがある。そこで、このようながたつき防止を施した変更例を以下に説明する。尚、形態1と同じ符号は同じ部材を示すため、説明は省略する。
図14に示す如く、右フェンス19の外端上面には、外方へ向けて上り勾配となる乗り上げ面19bが形成される一方、可動フェンス21の外端下面には、乗り上げ面19bに摺接可能な段部21aが形成されている。この乗り上げ面19bと段部21aとが傾斜案内部を構成するもので、段部21aは、圧縮スプリング26の付勢による可動フェンス21のスライド終端位置で乗り上げ面19bに当接するように設定されている。よって、この変更例によれば、起立させた可動フェンス21が外方へスライドするに連れて、段部21aが乗り上げ面19bに摺接して押し上げ付勢されることになるため、3箇所の受面27と当接面28との当接にばらつきが生じたり、スライドの終端位置に誤差があったりしても、段部21aと乗り上げ面19bとの摺接で吸収され、可動フェンス21にがたつきが生じることはなく、安定して支持される。
又、傾斜案内部はどちらも傾斜面としても良い。即ち図15に示す如く、段部21aに代えて、乗り上げ面19bと同じ傾斜の傾斜面21bとして、図14と同様にがたつき防止を図るものである。尚、ここでは、他の2箇所の受面27と当接面28との位置にも、これらに代えて傾斜面21b,21b及び乗り上げ面19b,19bが夫々形成され、3箇所で同時に摺接するようになっている。この構造によれば、可動フェンス21の両端と中間で傾斜面同士の摺接による誤差の吸収が可能となり、好ましい。勿論何れか1箇所のみとして他を元の受面27と当接面28とにしても必要ながたつき防止は可能である。
【0020】
一方、がたつき防止は他の構造でも達成できる。図16,17において、可動フェンス21の後方の支持壁55には、ネジ部材としてのロックネジ56が、可動フェンス21の起立状態で垂直姿勢となるように遊挿されている。このロックネジ56は、下端にネジ部57を、上端にツマミ部58を夫々備え、上方のフランジ部59と支持壁55との間で外装された圧縮スプリング60により、常態では下方のクリップ61が支持壁55に当接する図17(B)の位置へ付勢されている。又、支持壁55には、ロックネジ56のフランジ部59と当接して下方へのねじ込み量を規制するストッパ部55aが形成されている。更に、右フェンス19の上面には、ロックネジ56のネジ部57が螺合可能なネジ孔62が形成されているが、ネジ孔62の位置は、図18に示すように、可動フェンス21が圧縮スプリング26で付勢されるスライド終端位置でロックネジ56が螺合できるように設定されている。
よって、この形態によれば、可動フェンス21を起立させたスライド終端位置で、ロックネジ56をフランジ部59がストッパ部55aに当接するまでネジ孔62へねじ込むと、図17(A)の如く、可動フェンス21はフランジ部59によって右フェンス19へ押し付けられる格好となり、図16及び図19のように上下左右にがたつきなく安定支持される。逆に、可動フェンス21を使用しない場合は、ロックネジ56のねじ込みを解除すれば、可動フェンス21のスライドが許容されるため、前述の通り内側へスライドさせて後方へ倒伏させれば良い。尚、ロックネジ56は1本に限らず、可動フェンス21の両端に設ける等複数あっても差し支えない。
【0021】
そして、上記形態1〜4では、フェンス16における右フェンス19側にのみ設ける例で説明したが、夫々反対側の左フェンス18や、左右のフェンス18,19の両方に設けることもできる。又、上記形態1〜4では、本体6の傾倒軌跡による干渉が右フェンス19の全長に及ぶことから、右フェンス19の全体を低く形成しているが、右フェンス19の長さにより、本体6の傾倒軌跡による干渉部分が一部であれば、当該干渉部分のみに上記4形態のうち何れかの可動フェンスを設けて、他の部分を通常の高さとしても良い。
更に、本発明の適用はスライド式の卓上丸鋸盤や、ターンテーブルを設けて角度切断が可能な卓上丸鋸盤に限らず、切断のガイドに用いるフェンスが傾倒する本体と干渉するものであれば、種々のタイプに採用できる。
【0022】
【発明の効果】
請求項1〜3に記載の発明によれば、傾斜切断時には、最低限必要な固定フェンスを残して可動フェンスを大きく退避させることができるため、本体が左右に傾倒するタイプ等で大きな干渉部分が生じる場合でも支障なく使用できる。一方、直角切断時には、可動フェンスを用いて広いガイド面が確保できるため、充分なガイド機能が維持でき、切断精度の低下は生じない。又、切断形態の変更に伴う可動フェンスの操作も簡単に行える。
特に、請求項1に記載の発明では、可動フェンスの起立位置での固定を、前記可動フェンスを固定フェンスとの蝶着軸に沿ってスライド可能且つ何れか一方側へ付勢して設け、その付勢方向の終端位置で前記可動フェンスを前記固定フェンスの上に面接触で載置させることで行うものとしたことで、可動フェンスの操作が簡単に行えると共に、スライド手順の確立により誤操作の防止も可能となる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1の効果に加えて、可動フェンスと固定フェンスとの互いの当接部分に、終端位置で前記可動フェンスを押し上げ付勢可能な傾斜案内部を形成したことで、起立させた可動フェンスをがたつきなく安定して支持することができる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項4の効果に加えて、可動フェンスに、起立位置で固定フェンスに螺合可能なネジ部材を設けたことで、起立させた可動フェンスをがたつきなく安定して支持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】卓上丸鋸盤を側面から見た全体説明図である。
【図2】卓上丸鋸盤を正面から見た全体説明図である。
【図3】形態1における可動フェンスの正面説明図である。
【図4】(A)形態1における可動フェンスの起立状態の断面説明図である。
(B)形態1における可動フェンスの倒伏状態の断面説明図である。
【図5】形態1における可動フェンスの倒伏状態の平面説明図である。
【図6】形態1における可動フェンスの起立状態の平面説明図である。
【図7】形態2における可動フェンスの平面説明図である。
【図8】形態2における可動フェンスの使用状態を示す断面説明図である。
【図9】形態2における可動フェンスの使用状態を示す断面説明図である。
【図10】形態3における可動フェンスの平面説明図である。
【図11】(A)形態3における可動フェンスの倒伏状態の断面説明図である。
(B)形態3における可動フェンスの起立状態の断面説明図である。
【図12】形態4における可動フェンスの平面説明図である。
【図13】(A)形態4における可動フェンスの断面説明図である。
(B)形態4における可動フェンスの背面説明図である。
【図14】形態1の変更例である可動フェンスの正面説明図である。
【図15】形態1の変更例である可動フェンスの正面説明図である。
【図16】形態1の変更例である可動フェンスの正面説明図である。
【図17】(A)変更例における可動フェンスの起立状態の断面説明図である。
(B)変更例における可動フェンスの倒伏状態の断面説明図である。
【図18】変更例における可動フェンスの倒伏状態の平面説明図である。
【図19】変更例における可動フェンスの起立状態の平面説明図である。
【符号の説明】
1・・卓上丸鋸盤、2・・ベース、3・・ターンテーブル、4・・アーム、5・・鋸刃、6・・本体、9・・モータ、16・・フェンス、17・・取付部、18・・左フェンス、19・・右フェンス、19a・・第一ガイド面、21,30,38,47・・可動フェンス、22,39,48・・第二ガイド面、25,33・・ロッド、31・・第一ガイド板、32・・第二ガイド板、34・・収容部、40,51・・ロッド部材、56・・ロックネジ。
Claims (5)
- 被切断材を載置するベース上に、回転駆動する鋸刃を備えて前記鋸刃の直交方向へ任意の角度傾倒可能な本体を備え、前記ベース上に、前記被切断材を押し当てて位置決めするフェンスを配置した卓上丸鋸盤であって、
前記フェンスを、前面に前記被切断材が当接可能な第一ガイド面を備えて前記本体の傾倒軌跡と干渉しない高さで形成される固定フェンスと、第二ガイド面を備え、左右方向の軸を中心として前記固定フェンスへ回動自在に蝶着される可動フェンスとで構成し、前記可動フェンスを、前記固定フェンスの上方で前記第一ガイド面の延長面上に前記第二ガイド面が位置する起立位置とその後方への倒伏位置との間で起伏可能とする一方、
前記可動フェンスを、前記固定フェンスとの蝶着軸に沿ってスライド可能且つ何れか一方側へ付勢して設け、その付勢方向の終端位置では、前記可動フェンスの前記固定フェンス上への面接触による載置によって前記起立位置で前記可動フェンスを固定可能としたことを特徴とする卓上丸鋸盤。 - 被切断材を載置するベース上に、回転駆動する鋸刃を備えて前記鋸刃の直交方向へ任意の角度傾倒可能な本体を備え、前記ベース上に、前記被切断材を押し当てて位置決めするフェンスを配置した卓上丸鋸盤であって、
前記フェンスを、前記本体の傾倒軌跡と干渉しない高さとして、前記フェンスの所定部分を、前記フェンスと分離して起伏可能な第一ガイド板とすると共に、その第一ガイド板の基端に、前記第一ガイド板より高い第二ガイド板の基端を直角に結合して、前記第一、第二ガイド板の何れか一方を選択して起立可能な可動フェンスを構成し、更に前記ベースに、前記可動フェンスにおける一方のガイド板の起立により倒伏する他方のガイド板が前記ベースの表面以下に没入可能な収容部を凹設したことを特徴とする卓上丸鋸盤。 - 被切断材を載置するベース上に、回転駆動する鋸刃を備えて前記鋸刃の直交方向へ任意の角度傾倒可能な本体を備え、前記ベース上に、前記被切断材を押し当てて位置決めするフェンスを配置した卓上丸鋸盤であって、
前記フェンスを、前面に前記被切断材が当接可能な第一ガイド面を備えて前記本体の傾倒軌跡と干渉しない高さで形成される固定フェンスと、第二ガイド面を備えた前記固定フェンスと別体の可動フェンスとで構成し、前記可動フェンスを、前記固定フェンスの後方に立設され、且つ前記固定フェンスより低い位置を支点として後方に折曲可能なロッド部材の上端に固定して、前記可動フェンスを、前記固定フェンスの上方にあって前記第一ガイド面の延長面上に前記第二ガイド面を位置させる起立位置と、前記ロッド部材の折曲に伴う後方への倒伏位置との間で起伏可能とする一方、前記ロッド部材に、前記可動フェンスの前記起立位置での折曲を阻止可能なロック手段を設けたことを特徴とする卓上丸鋸盤。 - 可動フェンスと固定フェンスとの互いの当接部分に、終端位置で前記可動フェンスを押し上げ付勢可能な傾斜案内部を形成した請求項1に記載の卓上丸鋸盤。
- 可動フェンスに、起立位置で固定フェンスに螺合可能なネジ部材を設けた請求項4に記載の卓上丸鋸盤。
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