JP6289344B2 - 定着装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機やレーザビームプリンタ等の電子写真方式の作像プロセスを採用した画像形成装置が備える定着装置に関するものである。
電子写真方式の画像形成装置が備える定着装置として、フィルムを用いた定着装置が知られている。この定着装置は、筒状のフィルムと、フィルムの内面に接触するヒータと、を有し、フィルムの熱を利用して記録材に形成されたトナー像を記録材に定着する装置である。
このフィルムを用いた定着装置はフィルムの熱容量が小さいので、小サイズ記録材を連続的に定着処理した場合に、記録材が通過しない領域である非通紙領域の温度が過剰に上昇する非通紙部昇温が生じやすいことが知られている。そこで、特許文献1には、ヒータと支持部材との間に金属板を挟み、この金属板によって非通紙部の熱を拡散させて非通紙部昇温を抑制するものが開示されている。
特開平11−84919
しかしながら、特許文献1に開示される構成は、ヒータの熱が金属板を介して支持部材に逃げやすく、定着装置のウォームアップが遅くなるという課題がある。そこで、本発明の目的は、非通紙部昇温の抑制とウォームアップ時間の短縮を両立できる定着装置を提供することである。
上記課題を解決するための本願発明の好適な実施形態は、筒状のフィルムと、前記フィルムの母線方向に長く、第1の面と、前記第1の面と反対側の面である第2の面と、を有し、前記第1の面が前記フィルムの内面に接触するヒータであって、基板と、前記基板上に形成された発熱抵抗体と、を有するヒータと、前記前記ヒータの長手方向に長く、前記ヒータの前記フィルムの内面と接触する前記第2の面に接触し、熱伝導率が前記基板よりも高い熱伝導部材と、前記熱伝導部材を介して前記ヒータを支持する支持部材と、を有し、前記フィルムを介した前記ヒータの熱を利用して記録材に形成されたトナー画像を記録材に定着する定着装置において、前記ヒータの長手方向及び厚み方向の双方に垂直な方向である前記ヒータの幅方向において、前記熱伝導部材の一端部である第1の部分は、それと同じ側の前記ヒータの一端部よりも内側にあり、前記熱伝導部材の他端部である第2の部分は、それと同じ側の前記ヒータの他端部よりも内側にあり、前記ヒータの長手方向に垂直である断面において、前記熱伝導部材の前記第1の部分及び前記第2の部分が前記支持部材と前記ヒータの双方に接触し挟まれており、前記ヒータの幅方向に関し前記熱伝導部材の前記第1の部分と前記第2の部分との間に前記支持部材と前記熱伝導部材とが接触しない第1の非接触領域が設けられ、前記支持部材と、前記ヒータの前記一端部及び前記他端部にある前記第2の面と、が接触しない第2の非接触領域が設けられていること、を特徴とするものです。
本発明によれば、ヒータに接触する熱伝導部材を用いた定着装置において、非通紙部昇温の抑制とウォームアップ時間の短縮を両立可能な定着装置を提供できる。
実施例1の定着装置の構成を示す断面模式図 実施例1の定着装置の構成を示す正面模式図 実施例1のヒータの説明図 実施例1のヒータにおけるサーミスタおよび温度ヒューズの位置を示す図 (a)実施例1における支持部材に対するヒータおよび金属板の支持方法を示す図、(b)実施例1における支持部材に対する金属板の支持方法を示す図、(c)実施例1における金属板の係合部および支持部材のザグリ部の位置を示す斜視図 (a)実施例1の給電コネクタの説明図、(b)実施例1のヒータクリップの説明図 (a)実施例1におけるヒータ、金属板、ザグリの位置を示す断面模式図、(b)(a)のヒータ近傍拡大図、(c)実施例1の変形例のヒータ近傍拡大図 (a)ヒータ内の熱の流れを示すヒータおよび金属板の一部拡大図、(b)ヒータおよび金属板の長手方向の端部の部分拡大図 実施例1におけるヒータから支持部材への熱の流れを示す断面模式図 (a)比較例1における熱の流れを示す図、(b)比較例2における熱の流れを示す図 実施例2におけるヒータ、金属板、ザグリ部の位置示す断面模式図 実施例3におけるヒータ、金属板、ザグリ部の位置示す断面模式図
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。まず、本実施例における定着装置の概要を説明し、次いで、本実施例の特徴について説明する。
以下の装置構成の説明において、長手方向とは、記録材搬送路面において記録材の搬送方向に直交する方向である。短手方向とは記録材の搬送方向と平行な方向である。
(定着装置)
図1は本実施例に係る定着装置18を長手方向から見た断面の模式図、図2は定着装置18の両端部を幅方向から見た模式図である。
31は可撓性を有する筒状のフィルム36を含むフィルムユニット、32はバックアップ部材としての加圧ローラである。このフィルムユニット31と加圧ローラ32は、ヒータ37がフィルム36を介して加圧ローラ32に対向するように、装置フレーム33の左右の側板34間に略平行に配設してある。
加圧ローラ32は、芯金32aと、芯金32aの外側に形成した弾性層32bと、弾性層32bの外側に形成した離型層32cと、を有する。弾性層32bの材質としては、シリコーンゴムやフッ素ゴム等が用いられる。離型層32cの材質としては、PFA、PTFE、又はFEP等が用いられる。
本実施例では、ステンレス鋼製の外径11mmの芯金32a上に射出成形により厚み約3.5mmのシリコーンゴム層32bを形成し、その外側に厚み約40μmのPFA樹脂チューブ32cを被覆した加圧ローラ32を用いた。加圧ローラ32の外径は18mmである。この加圧ローラ32の硬度は、ASKER−C硬度計で9.8Nの荷重において、ニップNの確保や耐久性などの観点から、40°〜70°の範囲が望ましい。本実施例においては、54°に調整している。加圧ローラ32の長手方向の弾性層の長さは226mmである。この加圧ローラ32は図2に示すように、芯金32aの長手方向の両端で、それぞれ軸受部材35を介して装置フレーム側板34間に回転自由に支持させている。Gは加圧ローラ芯金32aの一端部に固定された駆動ギアである。この駆動ギアGに駆動源(不図示)から駆動が伝達されて加圧ローラ32が回転する。
図1のフィルムユニット31は、フィルム36と、フィルム36の内面に接触するヒータ37と、ヒータ37のフィルム36の内面と接触する面と反対側の面に接触する金属板39と、金属板39を介してヒータ37を支持する支持部材38と、を有する。フィルムユニット31は、更に、支持部材を補強する加圧ステイ40と、フィルム36の長手方向の移動を規制するフランジ41と、を有する。
フィルム36は、基層と、基層の外側に形成された弾性層と、弾性層の外側に形成された離型層と、を有する可撓性部材である。本実施例のフィルム36は内径18mmであり、基層として厚み60μmのポリイミドの基材を、弾性層として厚み約150μmのシリコーンゴムを、離型層としての厚み15μmのPFA樹脂チューブを用いている。支持部材38は図1に示すように、横断面が略半円状樋型の形状のもので、剛性・耐熱性・断熱性を有する部材であり、本実施例では液晶ポリマーにより形成されている。この支持部材38は、支持部材38に外嵌したフィルム36の内面を支持する役割と、ヒータ37の一方の面を支持する役割と、を有している。
ヒータ37は、図3に示すアルミナ、窒化アルミ等のセラミックからなる基板37a上に、銀・パラジウム合金等による発熱抵抗体37bをスクリーン印刷等によって形成し、さらに発熱抵抗体37bに銀等による電気接点部37cを接続してなる。本実施例においては、二本の発熱抵抗体37bが直列に接続され、抵抗値は18Ωである。発熱抵抗体の上に保護層としてのガラスコート37dを形成することにより、発熱抵抗体を保護し、フィルム36との摺動性を向上させている。このヒータ37は支持部材38の支持面に対向しつつフィルム36の母線方向に沿って配設されている。本実施例のヒータ37の基板37aは長手方向の長さが270mm、短手方向の長さが5.8mm、厚みが1.0mmの直方体の形状であり、材質はアルミナである。発熱抵抗体37bは、長手方向端部で電気接点部37eを経由して折り返したパターンとなっており、上流側、下流側とも同一形状であり、長手方向長さは222mm、短手方向長さは0.9mmである。また、発熱抵抗体37bの短手方向の位置は、上流側、下流側ともに、セラミック基板37a端から0.7mmの位置にあり、短手方向中心から対称な位置に印刷されている。なお、フィルム36の内面には耐熱性を有するグリスが塗布されており、ヒータ37および支持部材38と、フィルム36の内面との摺動性が向上している。
図4は、支持部材38と、感温素子であるサーミスタ42および温度ヒューズ43と、を示した図である。支持部材38には貫通孔42aおよび43aが設けられ、その貫通孔42aから温度検知素子としてのサーミスタ42、貫通孔43aから安全素子としての温度ヒューズ43とがそれぞれ熱伝導部材39に接触するように配置されている。つまり、熱伝導部材を介してヒータ37の熱を感熱するように熱伝導部材の上に感温素子が設けられている。
サーミスタ42は、筐体にヒータ37への接触状態を安定させるためのセラミックペーパー等を介して、サーミスタ素子を配し、さらにポリイミドテープ等の絶縁物が被覆されている。温度ヒューズ43は、ヒータ37が異常昇温した際に、ヒータの異常発熱を感知し、ヒータ37への電力供給を遮断する部品である。温度ヒューズ43は、円筒状の金属筐体内に所定温度で溶融するヒューズエレメントが搭載されており、ヒータ37の異常昇温によりヒューズエレメントが溶断した時にヒータ37へ電力供給する回路を遮断する。温度ヒューズ43は、金属板39に、熱伝導グリスを介して設置され、温度ヒューズ43がヒータ37に対して浮くことによる動作不良を防止している。
次に、図1の加圧ステイ40は、その横断面がU字型の形状であり、フィルム36の母線方向に長い部材である。加圧ステイ40の役割は、フィルムユニット31の曲げ剛性を高めることである。本実施例の加圧ステイ40は、板厚1.6mmのステンレス鋼を曲げ加工して形成されている。
左右のフランジ41は、加圧ステイ40の両端部を保持し、それぞれが有する縦溝部41aを装置フレーム33の左右の側板34がそれぞれ有する縦溝部34aに係合している。本実施例では、フランジ41の材料として、液晶ポリマー樹脂を用いている。
加圧バネ45は図2のように、左右のフランジ41の加圧部41bと加圧アーム44との間に配し、左右のフランジ41、加圧ステイ40、支持部材38を介してヒータ37がフィルム36を挟んで加圧ローラ32に対して押圧される。本実施例では、フィルム36と加圧ローラ32との圧接力が総圧で180Nである。これによって、ヒータ37がフィルム36を介して加圧ローラ32の弾性に抗して加圧ローラ32と共に6mm程度のニップ部Nが形成される。
定着装置の動作時には、加圧ローラ32の駆動ギアGに不図示の駆動源から回転力が伝達されて加圧ローラ32が図1において時計方向に所定の速度で回転駆動される。本実施例では、記録材の搬送速度が100mm/secとなるように加圧ローラ32の回転速度を設定した。この加圧ローラ32の回転駆動に伴ってニップ部Nにおいて加圧ローラ32とフィルム36との間で働く摩擦力でフィルム36に回転力が作用する。これにより、図1に示すように、フィルム36はヒータ37の一面に接触しながら摺動し支持部材38の外回りを反時計方向に加圧ローラ32の回転に従動して回転する。
フィルム36が回転して、ヒータ37に電力が供給され、ヒータ37のサーミスタ42の検知温度が定着可能な目標温度に達した状態でニップ部Nに記録材Pが導入される。定着入り口ガイド30は、未定着状態であるトナー像tを載せた記録材Pがニップ部Nに向かうようにガイドする役割を果たしている。
ニップ部Nに未定着トナー画像tを担持した記録材Pが導入され、ニップ部Nにおいて記録材Pのトナー画像を担持する面は、フィルム36に密着してフィルム36と共に搬送される。この搬送過程において、ヒータ37に温められたフィルム36の熱を利用して記録材P上の未定着トナー画像tが記録材P上に定着される。ニップ部Nを通過した記録材Pはフィルム36の面から曲率分離して排出され、不図示の排紙ローラ対により機外に排出される。なお、本実施例における定着装置の最大通紙可能幅は216mmであり、LTRサイズの記録材を毎分20枚の速度で定着処理できる。
(本実施例の特徴)
図5を用いて、本実施例の熱伝導部材としての金属板39のフィルムユニット31内における支持構成について説明する。図5(a)は長手方向の断面図、図5(b)はヒータ37を取り外した状態で金属板39が支持部材38に設けられた状態の図である。図5(c)は金属板の係合部および支持部材のザグリ部を説明する斜視図である。尚、図5においてはサーミスタ42および温度ヒューズ43の表示を省略している。
図5(a)、(b)に示すように、本実施例においては、支持部材38に金属板39を載せて、その金属板39の上にヒータ37を載せる。トナー画像の加熱領域(記録材の通過領域)においては、支持部材38はヒータ37の金属板39と対向する面には接触しない。支持部材38は、ヒータ37の長手方向の両端部においてはヒータ37と接触する。その両端部では、ヒータ37は給電コネクタ46及びヒータクリップ47(保持部材)によって、支持部材38に対して保持されている。つまり、ヒータ37は、トナー画像の加熱領域においては金属板39を介して支持部材38に支持され、トナー画像の加熱領域外の端部においては支持部材38に直接接触して支持される。
図6(a)に示すように、給電コネクタ46はコの字型の樹脂からなるハウジング部46aとコンタクト端子46bによって構成される。給電コネクタ46は、ヒータ37と支持部材38を挟んで保持すると共に、コンタクト端子46bがヒータ37の電極37cとが接触してこれらが電気的に接続される。コンタクト端子46bは束線48に接続されており、束線48は不図示のAC電源・トライアックに接続されている。
図6(b)に示すように、ヒータクリップ47は、コの字型に曲げられた金属板から形成され、そのバネ性によって保持部材としてヒータ37の端部を支持部材38に接触させて保持している。またヒータクリップ47に押圧されているヒータ37の端部はヒータの面と平行な方向には移動が可能である。これにより、ヒータ37が熱膨張した時に、ヒータ37に不必要な応力がかかることを防止することができる。
図5(c)で金属板39と支持部材38に設けられた金属板39の係合部およびザグリ部について説明する。本実施例では、金属板39として、厚みが0.3mmで一定であるアルミニウム板(板材)を用いている。ヒータ37と接触する領域の長さLは222mm、記録材の搬送方向の幅Mは4mmである。金属板39は、長手方向の両端部にl=3mmの曲げ部39aが設けられ、支持部材38の取り付け穴38aに差し込まれる。尚、この取り付け穴38aは金属板39の熱膨張を吸収するために、曲げ部39aに対して若干大きめに設けており、本実施例では、c=0.4mm、d=4.1mmである。支持部材38にはザグリ部50(凹部)が形成されており、長手方向の長さa=216mm、搬送方向の長さb=2mm、深さは0.2mmである。
本実施例の基板37aは長手方向の長さが270mm、短手方向の長さが5.8mm、厚みが1.0mmの直方体の形状であり、材質はアルミナである。また、発熱抵抗体37bの長手方向の長さは222mmである。
図7を用いて本実施例の特徴的な構成について説明する。図7(a)は、ヒータ37、金属板39、ザグリ部50の位置を説明するための断面模式図であり、図7(b)は図7(a)のヒータ近傍拡大図である。
図7(b)の記録材の搬送方向において、金属板39がヒータ37と接触する領域のうち一方の端部領域に対応する金属板39の部分を第1の部分39aとし、他方の端部領域に対応する金属板39の部分を第2の部分39bとする。金属板39の第1の部分39aと第2の部分39bとが支持部材38とヒータ38とに挟まれるように構成されている。更に、記録材の搬送方向において、第1の部分39aと第2の部分39bとの間に、支持部材38と金属板39とが接触しないザグリ部50(非接触領域)が設けられている。
図7(a)において、基板の幅Sは5.8mm、アルミ板の幅Mは4mm、支持部材のザグリ部の幅bは2mmである。つまり、基板37aの幅>金属板39の幅>支持部材38のザグリ部50の幅という関係になっている。
尚、ここで言う「記録材の搬送方向」は、「フィルム36の母線方向に直交する方向」と同じ方向である。
(本実施例の作用)
本実施例で基板37aとして用いたアルミナの熱伝導率はおよそ26W/mKである。これに対し、金属板39として用いたアルミニウムの熱伝導率はおよそ230W/mKであり、基板37aよりも大きい。ここで、図8(a)のように、基板37aの長手方向のある部分Hが他の部分に比べて高温になった場合を考える。基板37a内部における長手方向の熱の流れAに加えて、基板37aのうち金属板39と接触している部分で基板37aから金属板39への熱の流れが生じる。さらに、金属板39内で長手方向に流れて再び基板37aに戻る熱の流れBが発生する。この作用によってヒータ37が均熱化される。
図8(b)では、ヒータの発熱抵抗体37bと金属板39との長手方向の端部の位置関係を示している。本実施例では、図8(b)のように、ヒータの発熱抵抗体37bの長さと金属板39の長さが同じである。
図9は、本実施例のヒータ37の発熱抵抗体37bに電力を供給した時のヒータ37、金属板39、支持部材38間における熱の流れを示す。図10は、比較例の定着装置の構成における熱の流れを示す。図10(a)は、支持部材38に実施例1のようなザグリ部50を設けない比較例1の構成を示し、図10(b)は支持部材38のうち金属板39の記録材の搬送方向の端部領域に対応する部分にザグリ部51及び52が設けられた比較例2の構成を示す。比較例1において、金属板39は、幅方向の全域でヒータ37の熱を吸熱して、その熱を支持部材38に伝熱するため、図中矢印の方向への熱の流れが発生する。この熱の流れにより、ヒータ37が温まりにくくなるため、定着装置のウォームアップ時間が長くなる。比較例2においては、にザグリ部51、52が形成されている部分はヒータ37からの熱が金属板39を介して支持部材38に流れないので、ヒータ37が速く温まり定着装置のウォームアップ時間は短くなる。しかしながら、金属板39の記録材の搬送方向の両端部が支持部材38とヒータ37とで挟まれていない。よって、金属板39の記録材の搬送方向の両端部は、ヒータ37との密着性が保たれず、ヒータから浮いてしまう場合があり、均熱効果が低減する場合がある。
一方、図9(図7(b))の本実施例においては、金属板の39の両端部である第1の部分39aと第2の部分39bとが支持部材38とヒータ37とに挟まれているので、金属板39とヒータ37との密着性を保証できる構成である。つまり、金属板39の記録材の搬送方向の端部の浮きを抑制できる構成である。更に、第1の部分39aと第2の部分39bとの間にザグリ部50が設けられているので、その部分ではヒータ37の熱が金属板39を介して支持部材38に逃げず定着装置のウォームアップ時間を短くできる。
次に、本実施例の効果を確認する実験を行った。表1に本実施例と比較例1と比較例2のヒータ37へ電力供給を開始してから、サーミスタ42の検知温度が定着可能な目標温度に到達するまでの時間(ウォームアップ時間)を示す。実施例1は、比較例1よりも短く、比較例2とほぼ同等のウォームアップ時間を達成できることがわかった。
更に、本実施例の更なる特徴は、図7(b)に示すように、記録材の搬送方向において、ヒータ37の発熱抵抗体37bは金属板39の第1の部分39aと第2の部分39bとオーバラップする位置に設けられている。この構成の場合、ヒータ37への電力供給が止まらない状態(ヒータ暴走状態)になった場合に、発熱抵抗体37bの熱が金属板39を介して支持部材38に最短距離で伝達される。その結果、ヒータ37が割れるタイミングに対してより余裕をもって温度ヒューズを動作させることができる。このように、温度ヒューズ43が動作するタイミングからヒータ37が割れるタイミングまでの時間に余裕があると、小サイズの記録材を連続的に定着処理する際の紙間を小さく設定できるため、小サイズ紙の生産性を向上させることができる。
この効果を確認するため、COM10サイズ(104.7×241.3mm)の封筒を実施例1と比較例1と比較例2の定着装置で連続的に定着処理したときに、ヒータ37の割れが発生するまでの通紙枚数を確認した。尚、実際の装置においては、ヒータ37が割れる前に温度ヒューズ43が動作してヒータ37への電力供給が遮断されるのでヒータ37が割れることはない。
表2によると、本実施例におけるヒータ割れまでの枚数は、比較例2よりも多く、比較例1と同等である。尚、上記の効果は、発熱抵抗体37bが記録材の搬送方向において、その少なくとも一部が金属板39とオーバラップするように構成されることで得られる。
以上述べたことから、本実施例によると、非通紙部昇温抑制と定着装置のウォームアップ時間の短縮を両立できる定着装置を提供可能である。
尚、本実施例の構成においては、金属板39の幅がヒータ37の幅よりも小さいものであった。しかしながら、図7(c)に示す本実施例の変形例のように、金属板39の幅がヒータ37の幅よりも大きいものであっても良い。ただし、図7(c)の構成は、図7(b)の構成よりも、金属板39の熱容量が増えるので、定着装置のウォームアップ時間については不利になる。
また、金属板39の代わりにグラファイト板を用いても本実施例と同様の効果を得られる。本実施例では板材を用いたが薄いシート状のものを用いても良い。
更に、本実施例の定着装置は、ヒータ37がフィルム36を介して加圧ローラ32と記録材を搬送するニップ部を構成するものであったがこれに限定されない。ヒータ37がフィルム36の内面に接触し、ヒータ37とは別のニップ部形成部材がフィルム36を介して加圧ローラ32とニップ部を形成するものでも良い。もしくは、加圧ローラ32とニップ部を形成する定着ローラに対して外部加熱部として本実施例のフィルムユニット31が接触する構成のものでも良い。
また、本実施例においては、ザグリ部50が支持部材38に形成される構成を示したが、金属板39にザグリ部を設けることで、支持部材39と金属板39とが接触しない非接触領域を形成する構成でも良い。
本実施例における定着装置のうち実施例1と同じ部分の説明は省略し、特徴的な構成についてのみ説明する。本実施例では、実施例1よりもニップ部Nの幅を大きくして定着性を向上させた構成となっている。具体的には以下の変更を行っている。
ヒータ37の短手方向の長さを9mmとして、支持部材38のヒータ37を支持する部分の短手方向の幅を実施例1よりも約3mm拡大した。また、加圧ローラ32の硬度を49°に調整して、フィルム36と加圧ローラ32との圧接力が総圧で200Nとなるように加圧バネ45の作用長を変更した。これによって、ニップ部Nの幅が約9mmになる。
図11に本実施例の定着装置の断面図を示す。ヒータ37は金属板39を介して支持部材38によって支持されており、基板37aの幅Sは9mm、金属板39の幅Mは7mm、支持部材38のザグリ部の幅b1およびb3は2.1mmである。基板37aの幅、金属板39の幅、支持部材のザグリ部の幅の順に大きい。本実施例では、支持部材38の中央部に幅b2=1.6mmの金属板39と接触する部分がもうけられている点が実施例1とは異なる。すなわち、本実施例の金属板39は、記録材の搬送方向の中央部および両端部を支持部材38とヒータ37とで挟まれている。
このような本実施例の構成によって、ニップ部の幅が大きい場合であっても、記録材の搬送方向における金属板39の中央部がヒータ37から浮くことがないのでヒータ37と金属板39との密着性を保証できる。
以上述べたことから、本実施例によると、ニップ部の幅が大きい定着装置においても、非通紙部昇温抑制と定着装置のウォームアップ時間の短縮を両立できる定着装置を提供可能である。
本実施例における定着装置のうち実施例1と同じ部分の説明は省略し、特徴的な構成についてのみ説明する。本実施例の特徴は、図12の定着装置の断面模式図に示すように、金属板39が、記録材の搬送方向において、ヒータ37の2つの発熱抵抗体37bとオーバラップしないようにそれらの間に設けられている点である。この構成によって、本実施例の定着装置は、実施例1よりもヒータ37の熱が支持部材38に逃げ難くなっている。従って、本実施例は、装置のウォームアップ時間の短縮については実施例1よりも有利になる。尚、本実施例の金属板39は、記録材の搬送方向において、ヒータ37の2つの発熱抵抗体37bと全くオーバラップしない構成であるが、発熱抵抗体37bの幅のうちオーバラップしない領域の方がオーバラップする領域よりも広ければ上記効果は得られる。
以上述べたことから、本実施例によると、非通紙部昇温の抑制と、更なる定着装置のウォームアップ時間の短縮をすることが可能である。
18 定着装置
32 加圧ローラ
36 フィルム
37 ヒータ
38 支持部材
39 熱伝導部材
50〜54 ザグリ部
P 記録材
N ニップ部
t 未定着トナー像

Claims (12)

  1. 筒状のフィルムと、
    前記フィルムの母線方向に長く、第1の面と、前記第1の面と反対側の面である第2の面と、を有し、前記第1の面が前記フィルムの内面に接触するヒータであって、基板と、前記基板上に形成された発熱抵抗体と、を有するヒータと、
    前記ヒータの長手方向に長く、前記ヒータの前記第2の面に接触し、熱伝導率が前記基板よりも高い熱伝導部材と、
    前記熱伝導部材を介して前記ヒータを支持する支持部材と、
    を有し、前記フィルムを介した前記ヒータの熱を利用して記録材に形成されたトナー画像を記録材に定着する定着装置において、
    前記ヒータの長手方向及び厚み方向の双方に垂直な方向である前記ヒータの幅方向において、前記熱伝導部材の一端部である第1の部分は、それと同じ側の前記ヒータの一端部よりも内側にあり、前記熱伝導部材の他端部である第2の部分は、それと同じ側の前記ヒータの他端部よりも内側にあり、
    前記ヒータの長手方向に垂直である断面において
    記熱伝導部材の前記第1の部分及び前記第2の部分が前記支持部材と前記ヒータの双方に接触し挟まれており、
    前記ヒータの幅方向に関し前記熱伝導部材の前記第1の部分と前記第2の部分との間に前記支持部材と前記熱伝導部材とが接触しない第1の非接触領域が設けられ
    前記支持部材と、前記ヒータの前記一端部及び前記他端部にある前記第2の面と、が接触しない第2の非接触領域が設けられていることを特徴とする定着装置。
  2. 前記第1の非接触領域は、前記断面において、前記支持部材が有する凹部と、前記熱伝導部材と、に囲まれた領域であることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記第2の非接触領域は、前記断面において、前記熱伝導部材の前記ヒータの幅方向に垂直である端面と、前記ヒータの第2の面と、前記支持部材と、に囲まれた領域であることを特徴とする請求項1又は2に記載の定着装置。
  4. 前記断面を第1の断面としたときに、前記ヒータの長手方向において前記第1の断面と異なる位置にある第2の断面において、前記熱伝導部材の前記ヒータの幅方向の一端部及び他端部をそれぞれ第3の部分及び第4の部分とした場合に、前記熱伝導部材の前記第3の部分及び前記第4の部分が前記支持部材と前記ヒータの双方に接触し挟まれており、前記ヒータの幅方向に関し前記第3の部分と前記第4の部分との間において前記支持部材前記熱伝導部材と接触しない非接触領域が設けられていないことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の定着装置。
  5. 前記第2の断面は、前記熱伝導部材の前記ヒータの長手方向における端部断面であることを特徴とする請求項に記載の定着装置。
  6. 前記ヒータの長手方向において、前記ヒータの発熱領域よりも外側にある前記ヒータの両端部はそれぞれ、前記熱伝導部材の両端部よりも外側にあり、
    前記支持部材は前記ヒータの前記両端部に接触し支持するヒータ支持部を有し、前記支持部材は、前記ヒータの長手方向に関し、前記ヒータの発熱領域内においては前記ヒータの前記熱伝導部材と対向する面に接触しないことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の定着装置。
  7. 前記熱伝導部材は、長手端部に前記支持部材に近づく方向に曲がっている曲げ部を有し、
    前記支持部材は前記曲げ部が挿入される開口部を有し、
    前記支持部材に対する前記ヒータの幅方向の前記熱伝導部材の移動は、前記曲げ部と前記開口部との係合によって規制されることを特徴とする請求項1〜に記載の定着装置。
  8. 前記曲げ部を第1の曲げ部、前記開口部を第1の開口部としたとき、
    前記熱伝導部材は、前記ヒータの長手方向において前記長手端部と反対側にある長手端部に第2の曲げ部を有し、
    前記支持部材は、前記第2の曲げ部が挿入される第2の開口部を有し、前記支持部材に対する前記ヒータの幅方向の前記熱伝導部材の移動は、前記曲げ部と前記開口部との係合によって規制されることを特徴とする請求項に記載の定着装置。
  9. 前記非接触領域は、前記ヒータの長手方向において、前記第1の開口部と前記第2の開口部の間で前記ヒータの長手方向に延びていることを特徴とする請求項に記載の定着装置。
  10. 前記ヒータは、前記発熱抵抗体を保護するように前記基板上に設けられた保護層を有することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の定着装置。
  11. 前記断面において、前記発熱抵抗体の少なくとも一部は、前記ヒータの幅方向に関し前記熱伝導部材の前記第1の部分もしくは前記第2の部分とオーバラップすることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  12. 前記フィルムを介して前記ヒータと共に記録材を搬送するためのニップ部を形成するバックアップ部材を有することを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の定着装置。
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