JP6415294B2 - 定着装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機やLBP等、電子写真方式・静電記録方式等の作像プロセスを採用した画像形成装置に使用される定着装置に関するものである。
電子写真方式の画像形成装置に具備される定着装置として、筒状のフィルムを用いた定着装置が知られている。この定着装置は、筒状のフィルムと、フィルムの内面に接触するヒータと、ヒータと共にフィルムを介してニップ部を形成する加圧部材と、を有し、ニップ部でトナー像を担持した記録材を搬送しながらトナー像を加熱するものが一般的である。
このような熱容量の小さいフィルムを用いた定着装置は、ウォームアップ時間が短い反面、記録材が通過しない領域が過昇温する、いわゆる非通紙部昇温が生じやすい。そこで、ヒータ面内の熱の移動を容易にし、ヒータの長手方向の温度分布を均一に近づけるために、ヒータとヒータの支持部材の間に熱伝導部材を設ける構成が特許文献1に開示されている。
特開平11−84919
しかしながら、特許文献1のように熱伝導部材がヒータに接触する定着装置おいては、熱伝導部材の長手方向の熱膨張に伴いヒータが長手方向に移動し、ヒータが基準位置からずれてしまう場合がある。ヒータが基準位置からずれると、フィルムによる記録材の加熱領域もずれることになり、トナー像の定着性が低下する場合があるという課題がある。
上記課題を解決するための好適な実施形態の一つは、筒状のフィルムと、前記フィルムの内面に接触する細長いヒータと、前記ヒータの前記フィルムと接触する面と反対側の面に前記ヒータの長手方向に亘って接触する熱伝導部材と、前記熱伝導部材を介して前記ヒータを支持する支持部材と、前記フィルムを介して前記ヒータと共にニップ部を形成するローラと、前記ヒータの前記長手方向のいずれか一方の端部にのみ設けられ、前記ヒータに電力を供給するためのコネクタと、を備え、前記ニップ部でトナー像が担持された記録材を搬送しながら加熱してトナー像を記録材に定着する定着装置において、前記熱伝導部材は、前記支持部材に対する前記熱伝導部材の前記長手方向の移動を規制するための規制部を有し前記規制部は、前記長手方向において、前記熱伝導部材のうち前記ニップ部の最大圧力位置よりも前記コネクタに近い側の領域にのみ設けられていることを特徴とするものである。
本発明によれば、ヒータに接触する熱伝導部材の熱膨張に伴いヒータが基準位置からずれてしまうことを抑制することができる。
実施例1に係る定着装置の構成を説明する断面模式図 (a)実施例1に係る定着装置の構成を説明する正面模式図(加圧時)、(b)実施例1に係る定着装置の構成を説明する正面模式図(圧解除時) 実施例1に係るヒータの説明図 実施例1に係るサーミスタおよび温度ヒューズを示す図 (a)実施例1に係るヒータ及び熱伝導部材の支持方法を示す図、(b)実施例1に係るコネクタを示す図、(c)実施例1に係るヒータクリップを示す図 (a)実施例1に係る熱伝導部材の支持方法を示す図、(b)実施例1に係る熱伝導部材の規制部を示す図 (a)実施例1に係る定着装置における熱の流れ示すヒータ及び熱伝導部材の一部拡大図、(b)熱伝導部材が発熱抵抗体よりも長い構成における熱の流れを示す図、(c)熱伝導部材が発熱抵抗体よりも短い構成における熱の流れを示す図 (a)実施例1に係るヒータの常温時における熱伝導部材の状態図、(b)実施例1に係るヒータ発熱時における熱伝導部材の状態図、(c)実施例1に係るヒータ発熱時の熱伝導部材の規制部の拡大図(変形前)、(d)実施例1に係るヒータ発熱時の熱伝導部材の規制部の拡大図(変形後) (a)実施例2に係る熱伝導部材の支持方法を示す図、(b)実施例2に係る熱伝導部材の規制部を示す斜視図 (a)実施例1に係るヒータ常温時の熱伝導部材の斜視図、(b)実施例1に係るヒータの発熱時の熱伝導部材の斜視図、(c)実施例2に係るヒータ発熱時の熱伝導部材の斜視図 (a)実施例3に係る熱伝導部材の支持方法を示す図、(b)実施例3に係る熱伝導部材の規制部を示す斜視図 (a)実施例3に係るヒータの常温時における熱伝導部材の状態図、(b)実施例3に係るヒータ発熱時における熱伝導部材の状態図
以下に、図面を参照して、この本発明の好適な実施形態を例示的に詳しく説明する。
以下の装置構成の説明において、長手方向とは、記録材の搬送方向に直交する方向である。短手方向とは記録材の搬送方向に平行な方向である。
図1は本実施例に係る定着装置18を長手方向から見た断面の模式図、図2は定着装置18の端部を短手方向から見た模式図である。
31は筒状のフィルム36を含むフィルムユニット、32は加圧部材としての加圧ローラである。このフィルムユニット31と加圧ローラ32は、ヒータ37がフィルム36を介して加圧ローラ32に対向する向きで、装置フレーム33の左右の側板34間に略平行に配設してある。
加圧ローラ32は、芯金32aと、芯金32aの外側に形成した弾性層32bと、弾性層32bの外側に形成した離型層32cと、を有する。弾性層32bの材質としては、シリコーンゴムやフッ素ゴム等が用いられる。離型層32cの材質としては、PFA、PTFE、又はFEP等が用いられる。
本実施例では、ステンレス鋼製の外径11mmの芯金32a上に射出成形により厚み約3.5mmのシリコーンゴム層32bを形成し、その外側に厚み約40μmのPFA樹脂チューブ32cを被覆した加圧ローラ32を用いた。加圧ローラ32の外径は18mmである。この加圧ローラ32の硬度は、ニップNの確保や耐久性などの観点から、ASKER−C硬度計で9.8Nの荷重において40°〜70°の範囲が望ましい。本実施例においては、54°に調整している。加圧ローラ32の長手方向の弾性層の長さは226mmである。この加圧ローラ32は図2に示すように、芯金32aの長手方向の両端で、それぞれ軸受部材35を介して装置フレーム側板34間に回転自由に支持させている。Gは加圧ローラ芯金32aの一端部に固定された駆動ギアである。この駆動ギアGに駆動源(不図示)から回転力が伝達されて加圧ローラ32が回転駆動される。
図1に示すフィルムユニット31は、フィルム36、フィルム36の内面に接触する細長い板状のヒータ37、ヒータ37を支持する支持部材38、熱伝導部材39と、を有する。フィルムユニット31は、さらに、支持部材38を補強する加圧ステイ40、フィルム36の長手方向の移動を規制するフランジ41等を有する。
フィルム36は、基層と、基層の外側に形成された弾性層と、弾性層の外側に形成された離型層と、を有した筒状の可撓性部材である。本実施例のフィルム36は内径18mmであり、基層として厚み60μmのポリイミドの基材を、弾性層として厚み約150μmのシリコーンゴムを、離型層としての厚み15μmのPFA樹脂チューブを用いている。支持部材38は図1に示すように、横断面が略半円状樋型の形状のもので、剛性・耐熱性・断熱性を有する部材であり、本実施例では液晶ポリマーにより形成されている。この支持部材38は、支持部材38に外嵌したフィルム36の内面を支持する役割と、ヒータ37の一方の面を支持する役割と、を有している。
ヒータ37は、図3のように、アルミナ、窒化アルミ等のセラミックよりなる基板37a上に、銀・パラジウム合金等による発熱抵抗体37bをスクリーン印刷等によって形成し、さらに発熱抵抗体37bに銀等による電気接点部37cを接続してなる。本実施例においては、二本の発熱抵抗体37bが直列に接続され、抵抗値は18Ωである。発熱抵抗体37bの上に保護層としてのガラスコート37dを形成することにより、発熱抵抗体を保護し、フィルム36との摺動性を向上させている。このヒータ37は支持部材38の支持面に対向しつつフィルム36の長手方向に沿って配設されている。本実施例のヒータ37の基板37aは長手方向の長さが270mm、短手方向の長さが5.8mm、厚みが1.0mmの直方体の形状であり、材質はアルミナである。また、発熱抵抗体37bの長手方向長さは222mmである。なお、フィルム36の内面には耐熱性を有するグリスが塗布されており、ヒータ37および支持部材38と、フィルム36の内面との摺動性が向上している。
図4は、支持部材38と、感温素子であるサーミスタ42及び安全素子としての温度ヒューズ43と、を示した図である。支持部材38には貫通孔が設けられ、その貫通孔からサーミスタ42および温度ヒューズ43がそれぞれ熱伝導部材39に接触するように配置されている。つまり、熱伝導部材39を介してヒータ37の熱を感熱するように熱伝導部材39の上にサーミスタ42及び温度ヒューズ43が設けられている。
サーミスタ42は、筐体にヒータ37への接触状態を安定させるためのセラミックペーパー等を介して、サーミスタ素子を配し、さらにポリイミドテープ等の絶縁物が被覆されている。温度ヒューズ43は、ヒータ37が異常昇温した際に、ヒータの異常発熱を感知し、ヒータ37への通電を遮断する部品である。温度ヒューズ43は、円筒状の金属筐体内に所定温度で溶融するヒューズエレメントが搭載されており、ヒータ37の異常昇温によりヒューズエレメントが溶断した時にヒータ37へ通電する回路を遮断する。温度ヒューズ43は、熱伝導部材39に、熱伝導グリスを介して設置され、温度ヒューズ43がヒータ37に対して浮くことによる動作不良を防止している。
次に、図1の加圧ステイ40は、その横断面がU字型の形状であり、フィルム36の長手方向に長い部材である。加圧ステイ40の役割は、フィルムユニット31の曲げ剛性を高めることである。本実施例の加圧ステイ40は、板厚1.6mmのステンレス鋼を曲げ加工して形成されている。
左右のフランジ41は、加圧ステイ40の両端部を保持し、それぞれが有する縦溝部41aを装置フレーム33の左右の側板34がそれぞれ有する縦溝部34aに係合している。本実施例では、フランジ41の材料として、液晶ポリマー樹脂を用いている。
加圧バネ45は図2のように、左右のフランジ41の加圧部41bと加圧アーム44との間に配し、左右のフランジ41、加圧ステイ40、支持部材38を介してヒータ37がフィルム36を挟んで加圧ローラ32に対して押圧される。これによって、ヒータ37がフィルム36を介して加圧ローラ32の弾性に抗して加圧ローラ32と共に6.2mm程度のニップ部Nが形成される。本実施例では、フィルム36と加圧ローラ32との圧接力が総圧で180Nである。
本実施例の構成におけるニップ部の長手方向の圧力分布について説明する。ニップ部の最大圧力位置は、記録材の搬送領域の中央部(発熱抵抗体37bの中央部)である。これは、支持部材38のヒータ37の一方の面を支持する支持面が長手方向の両端部よりも中央部が突出したクラウン形状によって調整されている。
定着処理時には、加圧ローラ32の駆動ギアGに不図示の駆動源から回転力が伝達されて加圧ローラ32が図1において時計方向に所定の速度で回転駆動される。この加圧ローラ32の回転駆動に伴ってニップ部Nにおいて加圧ローラ32とフィルム36との間で働く摩擦力でフィルム36に回転力が作用する。これにより、図1に示すように、フィルム36はヒータ37の一面に接触しながら摺動し支持部材38の外回りを反時計方向に加圧ローラ32の回転に従動して回転する。
フィルム36が回転して、ヒータ37に電力が供給され、ヒータ37のサーミスタ42の検知温度が目標温度に到達した状態で記録材Pが導入される。定着入り口ガイド30は、未定着状態であるトナー像tを載せた記録材Pがニップ部Nに向かうようにガイドする役割を果たしている。
ニップ部Nに未定着トナー画像tを担持した記録材Pが導入され、ニップ部Nにおいて記録材Pのトナー画像を担持する面がフィルム36に密着してフィルム36と共にニップ部Nを挟持搬送される。この搬送過程において、ヒータ37で加熱されたフィルム36の熱により記録材P上の未定着トナー画像tが記録材P上に加熱・加圧されて溶融定着される。ニップ部Nを通過した記録材Pはフィルム36の面から曲率分離して排出され、不図示の排紙ローラ対により機外に排出される。なお、本実施例における定着装置の最大通紙可能幅は216mmである。
また、不図示の圧解除カムを回転させることで、定着フランジ41を加圧ローラ32から遠ざける方向に移動させ、図2(a)から図2(b)のように、フィルムユニット31を加圧ローラ32から離間するための圧解除機構を備える。この動作は、定着装置18で記録材のジャムが発生した際、記録材Pのジャム処理を容易にするために行われる。また、スリープ時などフィルム36が長時間回転しない休止時などの状況において、フィルム36にニップ部による圧縮変形の跡が残ることによる画像品位の低下を防止するためにも行われる。本実施例においては、不図示の圧解除モータによって自動で圧解除が行われるが、手動で圧解除カムを回転させる機構にしてもよい。
(本実施例の特徴)
図5を用いて、本実施例の定着装置の製造時におけるヒータ37の組み方について説明する。図5(a)に示すように、支持部材38に熱伝導部材39を載せてから、更に熱伝導部材39にヒータ37を載せる。ヒータ37は、組立時において、ヒータ37のコネクタ46側の端部を支持部材38のコネクタ46側に設けられた突き当て部(位置決め部)38dに接触させた状態で支持部材38に設置される。以後、ヒータ37が突き当て部38dに突き当てられた状態のヒータ37の長手方向の位置をヒータ37の基準位置と呼ぶ。そして、ヒータ37は、コネクタ46によって支持部材38に対して保持される。コネクタ46は、図5(b)に示すように、コの字型の樹脂で形成されたハウジング部46aと、コンタクト端子46bと、を有する。コネクタ46は、支持部材38に対してヒータ37を保持すると共に、コンタクト端子46bをヒータ37の電極37cに接触させる。コネクタ46のコンタクト端子46bと、ヒータ37の電極37cと、はヒータ37が基準位置にある時は安定的に接触しているものの、ヒータ37が基準位置からずれると接触状態が不安定になる場合がある。
尚、本実施例ではコネクタ46を保持部材として用いたが、ヒータに電力を供給する役割と、ヒータを保持する役割を分け、別体で構成してもよい。コンタクト端子46bは束線48に接続されており、束線48は不図示のAC電源・トライアックに接続されている。また、ヒータ37のコネクタ46が設けられた側の端部と反対側の端部は、図5(c)に示すヒータクリップ47が設けられている。ヒータクリップ47は、コの字型に曲げられた金属板で形成され、そのバネ性によってヒータ37の端部を支持部材38に接触させた状態で保持している。またヒータクリップ47によって支持部材38に押圧されているヒータ37の端部は長手方向に移動可能である。従って、ヒータ37の熱膨張や、加圧・離間時の撓み発生時に、ヒータ37に不必要な応力がかかることを防止している。
次に図6を用いて、本実施例の熱伝導部材39について説明する。図6(a)はヒータ37を取り外した状態で熱伝導部材39が支持部材38に設置された状態の図である。図6(b)は熱伝導部材39の支持部材38に対する規制部を説明する斜視図である。図6(b)で本実施例の特徴である支持部材38と熱伝導部材39の規制部について説明する。本実施例では、熱伝導部材39として、厚みが0.3mmで均一であるアルミニウム板(板材)を用いている。ヒータ37と接触する部分の長手方向の長さLは222mm、短手方向の幅Mは5mmである。熱伝導部材39は、図6(b)に示したように、熱伝導部材39の長手方向の中央部からコネクタ46が設けられた側へN=80mmの箇所に支持部材38に近づく方向に熱伝導部材39の短手方向の端部を曲げて形成した規制部としての曲げ部39aを有する。曲げ部39aは、長手方向の長さa=8mm、深さb=3mmの大きさで形成される。曲げ部39aを支持部材38に設けられた穴38aに差し込むことで、熱伝導部材39が支持部材38に対して長手方向に移動しないように係止する。
尚、この穴38aは、規制部39aに対して若干大きめに設けている。本実施例では、c=8.5mm、d=0.4mmであり、熱伝導部材39の長手方向に生じるガタはc―a=0.5mmの長さ分となっている。また、図5(a)に示すように熱伝導部材39はヒータ37に長手方向に亘って接触するように設けられている。更に、本実施例では、熱伝導部材39と発熱抵抗体37bは同じ長さであり、熱伝導部材39と発熱抵抗体37bの左右の端部が同じ位置になるように設置している。
(本実施例の作用)
まず、図7の長手方向の断面の拡大図を用いて小サイズ記録材を連続的に定着処理して非通紙部昇温が生じる状況において、ヒータ37の熱が記録材の搬送方向に直交する方向で均一化するメカニズムについて説明する。図7では、ヒータ37の発熱抵抗体37bと熱伝導部材39の長手方向の右端部の位置関係を示している。
本実施例で基板37aとして用いたアルミナの熱伝導率はおよそ26W/mKであり、熱伝導部材39として用いたアルミニウムの熱伝導率は約230W/mKである。熱伝導部材39の熱伝導率が基板37aよりも大きい場合は、ヒータ37の熱を均一化しやすくなる。熱伝導部材39の材質としてアルミニウムの他に、銅やグラファイトシートも使用することができる。ここで、図7(a)のように、本実施例では長手方向において、発熱抵抗体37bの幅と熱伝導部材39の幅をほぼ同じにする。更に、図7(a)に示すように、発熱抵抗体37bの一方の端部の位置と熱伝導部材39の一方の端部の位置を一致させる(破線X)。これによって、本実施例の定着装置36は、大サイズ記録材の定着処理時に端部における定着不良の発生させることなく、小サイズ記録材の定着処理時の非通紙部昇温を抑制できるという効果を有する。
この理由を以下に説明する。図7(a)において基板37aの長手方向のある部分Hが他の部分に比べて高温になった場合を考える。基板37a内部における長手方向の熱の流れAに加えて、基板37aのうち熱伝導部材39と接触している部分で基板37aから熱伝導部材39への熱の流れが生じる。さらに、熱伝導部材39内で長手方向に流れて再び基板37aに戻る熱の流れBが発生する。このような熱の流れによってヒータ37の熱が均一化される。
ここで、図7(b)のように、発熱抵抗体37bの端部に対して、熱伝導部材39の端部が長手方向の外側に長い状態における一方の端部の拡大図を示す。図7(b)の場合には、熱の流れA、Bに加えて、熱伝導部材39の端部からの放熱による熱の逃げCが発生する。その結果、ヒータ37のH1の箇所で温度が必要以上に低下して、大サイズ記録材を定着処理した時にH1に対応する箇所で定着不良が発生する場合がある。また、図7(c)のように、熱伝導部材39の端部よりも、発熱抵抗体37bが長手方向の外側に長い場合には、発熱抵抗体37bの熱伝導部材39への熱の流れが形成できないH2の箇所で非通紙部昇温の抑制効果が得られない。
よって前述した通り、本実施例の定着装置36は、大サイズ記録材の定着処理時に端部における定着不良の発生させることなく、小サイズ記録材の定着処理時の非通紙部昇温を抑制できる。
図8を用いて本実施例の構成による効果について説明する。ヒータ37が発熱した際の熱伝導部材の長手方向の変形量ΔL(mm)は、次式で計算することができる。
ΔL=L×α×ΔT L:長さ、α:線膨張率、ΔT:温度差
長手方向長さLは222mm、アルミニウムの線膨張係数α=2.3×10^−5/℃、定着処理時の基板の温度はおよそ200℃であるから、常温を20℃としてΔT=180℃である。上式に代入して計算すると、222×2.3×10^−5×180=0.92mm。すなわち、アルミニウム板は定着処理時に長手方向に0.92mm伸びる。一方、支持部材38に使用している液晶ポリマー樹脂は、住友化学製スミカスーパーLCP E5204Lであり、線膨張係数は、1.3×10^−5/℃であるため、長手方向には、222×1.3×10^−5×180=0.52mmしか伸びない。また、ヒータ37の基板に使用しているアルミナは、線膨張係数は、0.75×10^−5/℃であるため、長手方向には、222×0.75×10^−5×180=0.3mmしか伸びない。
よって、図8(a)のヒータ37が常温時(20℃)から定着処理時(200℃)まで昇温すると、熱伝導部材39は図8(b)に示すようにヒータ37のニップ部の最大圧力位置を中心に図面上の左右に熱膨張して伸びる。最大圧力位置においては、熱伝導部材39と支持部材38とがその他の位置よりも強く密着しており、熱伝導部材39と支持部材38とがずれにくいために、このような熱膨張をすると考えられる。前述したように、熱伝導部材39の線膨張係数が支持部材38のそれよりも高いため、図8(b)で示すD部の箇所で熱伝導部材39の曲げ部39aが支持部材38の穴38aの側面に突き当たり、熱伝導部材39の伸びが規制される。熱伝導部材39は、長手方向の伸びが規制されても更に伸びようとするため、この伸び分を吸収するために変形が生じ、その変形部が図8(b)の点線矢印で示す方向(図上の右斜め上方向)の力Fをヒータ37に与える。この力Fが生じる理由を図8(b)に示すD部の拡大したものを図8(c)及び(d)に示して説明する。図8(c)のように、熱伝導部材39の曲げ部39aは、支持部材38の穴38aの側面に突き当たっても更に伸びるので、図8(d)に示すようにG部を中心にして熱伝導部材39が時計回りに回転するように変形する。この熱伝導部材39の変形部分がヒータ37に力Fを与える。この力Fは、コネクタ側への力Fhと、加圧部材38から受ける加圧力Fpに対する垂直抗力Nと、に分解できる。ここで、熱伝導部材39とヒータ37の静止摩擦係数をμ、垂直抗力をN(N)とするとコネクタ側への力Fhは以下の式で表わされる。
Fh=μ×N=μ×Fp(N)
本実施例においては、この力Fhはヒータ37を支持部材38の突き当て部38dに突き当てる方向の力となるため、熱伝導部材39の熱膨張によってこの力Fhが発生してもヒータ37は基準位置から動かないのである。ここで、熱伝導部材39の曲げ部39aをニップ部の最大圧力位置よりもコネクタ46から遠い領域に設けた場合、熱伝導部材39の熱膨張した時に曲げ部39aが変形するものの、その変形の仕方は最大圧力位置に対して右と左で対称になる。従って、熱伝導部材39の変形部分によってヒータ37に加えられる力の向きは本実施例と反対であり、熱伝導部材39の熱膨張によってヒータ37が突き当て部38cから離れる方向に力を与えることになり、ヒータ37が基準位置からずれやすくなるのである。ヒータ37が基準位置からずれると、フィルムの加熱される領域もずれて、トナー像の定着性を低下させる場合がある。
従って、本実施例の効果を得るためには、曲げ部39aは、長手方向において、熱伝導部材39のうちニップ部の最大圧力位置よりもコネクタ46に近い側の領域にのみ設けられている必要がある。
以上説明したように、本実施例によると、ヒータに接触した熱伝導部材が熱膨張してもヒータが基準位置からずれないので、画像へ影響を抑制できるという効果がある。また、本実施例によって、ヒータ37とコネクタ46との電気的な接続も安定的に保たれるという効果もある。
尚、本実施例においては、ニップ部の最大圧力位置が記録材の搬送領域の中央部としたが、これに限らない。本実施例の効果は、熱伝導部材39の曲げ部39aが、長手方向において、熱伝導部材39のうちニップ部の最大圧力位置よりもコネクタ46に近い側の領域にのみ設けられていれば奏する。
更に、図8(b)はヒータ37と支持部材38の伸びは省略して記載しているものの、厳密にはこれらも伸びている。また、図8(d)は、熱伝導部材39の変形をわかりやすくするためにその変形量を誇張して描いている。
尚、本実施例では、長手方向において、熱伝導部材39の端部と、発熱抵抗体37bの端部と、の位置が一致しているものの、この構成に限定されない。
本実施例の定着装置は、熱伝導部材39の長手方向の移動を規制する規制部としての曲げ部を2か所設けた点を除いて実施例1と同じ構成である。よって、実施例1と同じ部材には同じ符号を付して説明を省略する。
図9は、本実施例の熱伝導部材39を説明する図である。図9(a)はヒータ37を取り外した状態で熱伝導部材39が支持部材38に設けられた状態の図である。図9(b)は熱伝導部材39の支持部材38に対する規制部を説明する斜視図である。図9(b)で本実施例の特徴である支持部材38と熱伝導部材39の規制部について説明する。本実施例では、熱伝導部材39として、厚みが0.3mmで一定であるアルミニウム板を用いている。ヒータと接触する部分の長手方向の長さLは222mm、短手方向の幅Mは5mmである。熱伝導部材39は、図9(b)に示したように、熱伝導部材の長手方向の中央部からコネクタ46のある側へN=80mmの箇所における記録材の搬送方向の上流側に実施例1と同じ大きさの曲げ部39aを持つ。実施例2ではこれに加えて記録材の搬送方向の下流側に曲げ部39aと同じ大きさの曲げ部39bを設けている。これら2つの曲げ部39a及び39bはそれぞれ、支持部材38の穴38a及び38bに差し込まれる。穴38a及び38bの大きさは実施例1の穴38aと同じである。
図10のヒータ37がない状態の図を用いて実施例1に対する本実施例の違いを説明する。図10(a)は実施例1の構成におけるヒータ常温時における熱伝導部材39の状態を示す図である。図10(b)は実施例1の構成におけるヒータ37の発熱時における熱伝導部材39の状態を示す図である。図10(c)は本実施例の構成におけるヒータ37の発熱時の熱伝導部材39の状態を示す図である。図10(a)の状態からヒータが発熱すると、熱伝導部材39が伸びるため規制部39aが支持部材38の穴38aの側面に突き当たり規制される。熱伝導部材39は、長手方向の移動が規制されながらも更に伸びようとするため、仮にヒータ37がない場合を考えると、実施例1では熱伝導部材39の曲げ部39aのある記録材搬送方向の上流側で図10(b)のように、浮き上がる変形をする。この時、実施例1で説明したようにヒータ37には図中の矢印の方向に力Fhaが生じることになる。
一方、本実施例の構成では、記録材の搬送方向の下流側にも曲げ部39bを設けている。よって、ヒータ37が発熱すると、熱伝導部材39が伸びて曲げ部39aと曲げ部39bがそれぞれ支持部材38の穴38a及び38bの側面に突き当たり規制される。熱伝導部材39は長手方向に移動が規制されながらも更に伸びようとするため、熱伝導部材39は図10(c)に示すように変形する。このとき図中の矢印の方向に力Fhaに加えて、力Fhbが生じることになる。実施例1では、熱伝導部材39の変形部がヒータ37に接触する領域は、記録材の曲げ部39aのある搬送方向の上流側の方が下流側よりも大きく、ヒータ37に応力集中しやすい状態であった。一方、本実施例では、熱伝導部材39の変形部がヒータ37に接触する領域が記録材の搬送方向の下流側まで広がるため、実施例1よりもヒータ37の応力集中を緩和することができるという効果がある。
本実施例によると、実施例1と同様に、ヒータに接触した熱伝導部材が熱膨張してもヒータが基準位置からずれないので、ヒータの位置ずれによる画像へ影響を抑制でき且つヒータ37とコネクタ46との電気的な接続も安定的に保たれるという効果がある。更に、熱伝導部材によるヒータへの応力集中を緩和できるという効果がある。
本実施例においては、熱伝導部材39の長手方向の規制部の他にヒータ37の厚み方向を規制する規制部を追加した場合の例を示す。本実施例における定着装置において、実施例1と同様の箇所には同じ符号を付して説明を省略する。図11は、本実施例の熱伝導部材39を説明する図である。図11(a)はヒータ37を取り外した状態で熱伝導部材39が支持部材38に設けられた状態の図である。図11(b)は熱伝導部材39の支持部材38に対する規制部を説明する斜視図である。
図11(b)で本実施例の特徴である支持部材38と熱伝導部材39の規制部について説明する。本実施例では、熱伝導部材39として、厚みが0.3mmで一定であるアルミニウム板を用いている。ヒータと接触する部分の長手方向の長さLは222mm、搬送方向の幅Mは5mmである。熱伝導部材39は、図11(b)に示したように、熱伝導部材39の長手方向の中央部からコネクタ側へN=80mmの箇所に実施例1と同じ大きさの規制部としての曲げ部39aを持つ。また、熱伝導部材39は長手方向の両端部のうち、コネクタ46が有る側の端部に深さe=3.5mmでf=2mmのL字に折り曲げた曲げ部39cを持つ。これら2つの曲げ部39a及び39cは、支持部材38の穴38a及び38cに差し込まれる。なお、この穴38aと38cは、曲げ部部39a及び39cに対して若干大きめに設けている。本実施例では、c=8.5mm、d=0.4mmであり、g=5.1mm、h=3.0mmとした。曲げ部39aに対して穴38aが有する長手方向の遊び(0.5mm)は、曲げ部39cに対して穴38cが有する長手方向の遊び(1mm)よりも小さくしている。この理由については後述する。
図12(a)はヒータ37と、熱伝導部材39と、支持部材38と、が組まれた状態の長手方向の断面図であり、ヒータ37が常温(20℃)である時の図である。図12(b)はヒータ37が発熱した時の図である。
実施例1の構成において、熱伝導部材39はヒータ37の厚み方向に対して規制されていない。この場合、熱伝導部材39を組んだ後、ヒータ37の厚み方向に外れてしまう懸念がある。この課題を解決するために本実施例では前述の熱伝導部材39の曲げ部39cを設けており、この曲げ部39cによりヒータ37の厚み方向への抜けを抑制できる。しかしながら、ヒータ37の発熱時に熱伝導部材39が熱膨張で伸びた時に、本実施例で設けた曲げ部39cが先に支持部材38の穴38cに突き当たると曲げ部39aが熱伝導部材39の長手方向の規制部としての役割を果たせない。従って、曲げ部39cに対して穴38cが有する長手方向の遊びは、曲げ部39aに対して穴38aが有する長手方向の遊びよりも大きくしている。
図12(a)の状態からヒータが発熱すると、図12(b)に示すように熱伝導部材39が伸びるため規制部39aが規制部39aより先に支持部材38の穴38aに突き当たり規制される。この時、曲げ部39cと穴38cの側面は遊びによって突き当たらない。
本実施例によると、実施例1と同様に、ヒータに接触した熱伝導部材が熱膨張してもヒータが基準位置からずれないので、ヒータの位置ずれによる画像へ影響を抑制でき且つヒータ37とコネクタ46との電気的な接続も安定的に保たれるという効果がある。本実施例においては、更に、熱伝導部材が支持部材に対して厚み方向に抜けることを抑制できる。
18 定着装置
32 加圧ローラ
36 定着フィルム
37 ヒータ
38 支持部材
38a 穴
39 熱伝導性部材
39a 曲げ部
46 コネクタ
P 記録材
N ニップ部
t 未定着トナー像

Claims (5)

  1. 筒状のフィルムと、
    前記フィルムの内面に接触する細長いヒータと、
    前記ヒータの長手方向に亘って、前記ヒータの前記フィルムと接触する第1面と反対側の第2に接触する接触面を有する熱伝導部材と、
    前記熱伝導部材を介して前記ヒータを支持する支持部材と、
    前記フィルムを介して前記ヒータと共にニップ部を形成するローラと
    備え、前記ニップ部でトナー像が担持された記録材を搬送しながら加熱してトナー像を記録材に定着する定着装置において、
    前記ヒータは、前記長手方向の一端が前記支持部材の突き当て部に突き当てられ、前記支持部材に対して前記長手方向の位置が決められ、
    前記熱伝導部材は、前記長手方向と直交する短手方向における端部から折り曲げられ、前記支持部材に突き当たることで前記支持部材に対する前記熱伝導部材の前記長手方向の移動を規制する曲げ部を有し
    前記曲げ部は、前記長手方向において、前記熱伝導部材のうち前記ニップ部の最大圧力位置よりも前記突き当て部に近い側の領域にのみ設けられることによって、前記ヒータが前記突き当てから離れるのを防止することを特徴とする定着装置。
  2. 前記最大圧力位置は、記録材の搬送領域の中央部であることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記ヒータは、基板と、前記基板の上に形成された発熱抵抗体と、を有し、
    前記熱伝導部材の熱伝導率は、前記基板よりも高いことを特徴とする請求項1又は2に記載の定着装置。
  4. 前記ヒータに電力を供給するためのコネクタをさらに有し、前記コネクタは、前記長手方向において、前記熱伝導部材のうち前記ニップ部の最大圧力位置に対し、前記突き当て部に近い側に設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の定着装置。
  5. 記支持部材は、穴を有し、
    前記曲げ部は、前記穴に差し込まれる
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の定着装置。
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