JP6289043B2 - レゾネータ - Google Patents

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本発明は、自動車等の内燃機関に導入する外気を清浄するエアクリーナに接続されて、内燃機関の吸気音を低減するレゾネータに関し、特に内燃機関の駆動によって生じたブローバイガスを吸気経路に還流するためのブローバイガス還流構造を備えるレゾネータに関する。
従来より、内燃機関に導入する新気を清浄するエアクリーナや、該エアクリーナに接続して新気を導入する外気ダクトを備える吸気装置として種々の形態の吸気装置が知られており、新気の導入に伴う吸気音を低減させるために、共振によって吸気脈動を抑えるレゾネータを取り付けることが知られている。
また、このような吸気装置は、ブローバイガスが発生した際に、吸気経路に該ブローバイガスを還流させるブローバイガス還流構造を備えることも知られている。
特開2012−163008号公報
特許文献1に記載されたブローバイガス還流構造は、内燃機関に吸気を供給する吸気管と該吸気管に連通して吸気脈動を抑えるレゾネータとを一体的に構成し、ブローバイガス還流装置によって内燃機関からのブローバイガスを吸気管に還流する車両のブローバイガス還流構造において、レゾネータにレゾネータの外壁から吸気管に向けて凹んで、該レゾネータの断面積を縮小させる絞り部を形成し、レゾネータ内に該絞り部によって分離される、レゾネータチャンバとブローバイガスリターンチャンバとを設け、前記ブローバイガスリターンチャンバをレゾネータチャンバよりも下方に配置し、前記ブローバイガス還流装置からのブローバイガスを前記ブローバイガスリターンチャンバに還流するように構成されている。
このように、特許文献1に記載されたレゾネータのブローバイガス還流構造は、レゾネータチャンバの下方に絞り部によって仕切られるブローバイガスリターンチャンバを配置することで、ブローバイガス還流装置から還流されるブローバイガスの流速を下げてオイルミストからオイルを分離できるとともに、オイルミストの自重でブローバイガスリターンチャンバ内にオイルを溜めることができ、オイルミストの吸気管への流入を防ぐことができる。
しかし、特許文献1に記載されたブローバイガスの還流構造によれば、レゾネータチャンバ内にブローバイガスリターンチャンバを形成しているので、ブローバイガスがレゾネータチャンバに滞留して吸気管へ適切に還流させることができない可能性があり、ブローバイガスがレゾネータチャンバ内に滞留することで、レゾネータの消音機能を阻害する可能性があるという問題があった。
そこで、本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、簡単な構成で確実にブローバイガスを吸気経路に還流させることができるブローバイガス還流構造を構成することができるレゾネータを提供することを目的とする。
本発明に係るレゾネータは、エアクリーナによって濾過された新気を導入する導入口と、該新気を内燃機関へ送出する送出口を備える経路室と、前記経路室と連通するレゾネータ室とを備えるレゾネータにおいて、前記経路室は、ブローバイガスを導入するとともに、前記経路室と連通するブローバイ室を備え、前記導入口、前記送出口が形成された有底筒状のチャンバ部材と、前記チャンバ部材と組み合わされる有底筒状のケース部材と、前記チャンバ部材と前記ケース部材に挟持されて、前記経路室と前記レゾネータ室を画成するセパレータ部材を備え、前記チャンバ部材、前記ケース部材及び前記セパレータ部材は3部材が同時に溶着されることを特徴とする。
また、本発明に係るレゾネータにおいて、前記セパレータ部材は、前記経路室と前記レゾネータ室を画成する画成部と、前記画成部から前記経路室に突出するとともに前記経路室と前記レゾネータ室を連通する連通口が形成される側壁部を備え、前記ブローバイ室は、前記チャンバ部材の内壁、前記側壁部及び前記ケース部材に形成された底部によって画成されると好適である。
上記発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた発明となり得る。
本発明に係るレゾネータは、レゾネータ内に吸気経路となる経路室と、該経路室と連通するレゾネータ室とを有し、経路室にブローバイガスを導入するブローバイ室を備えているので、レゾネータ室内にブローバイガスが滞留することがなく、レゾネータの消音機能を阻害することなく、確実にブローバイガスを吸気経路に還流させることができる。
また、本発明に係るレゾネータにおいて、チャンバ部材、ケース部材及びセパレータ部材の3部材を同時に溶着して経路室、レゾネータ室及びブローバイ室を備えるレゾネータを形成しているので、より簡便にレゾネータを製造することができる。
また、本発明に係るレゾネータにおいて、セパレータ部材が側壁部と画成部を備えているので、チャンバ部材とケース部材でセパレータ部材を挟持することで、経路室、レゾネータ室及びブローバイ室を画成することができる。
本実施形態に係る吸気装置を説明するための図。 図1におけるA−A断面図。 本実施形態に係るレゾネータの斜視図。 本実施形態に係るレゾネータの分解図。 本実施形態に係るレゾネータの溶着構造を説明するための断面図。 図5におけるB部拡大図。
以下、本発明を実施するための好適な実施形態について、図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態は、各請求項に係る発明を限定するものではなく、また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本実施形態に係る吸気装置を説明するための図であり、図2は、図1におけるA−A断面図であり、図3は、本実施形態に係るレゾネータの斜視図であり、図4は、本実施形態に係るレゾネータの分解図であり、図5は、本実施形態に係るレゾネータの溶着構造を説明するための断面図であり、図6は、図5におけるB部拡大図である。
図1及び2に示すように、本実施形態に係る吸気装置1は、内部に吸入口12から導入した新気を濾過するフィルタ部材11を収納し、濾過された新気を排出する排出口13を有するエアクリーナ10と、エアクリーナ10の排出口13と連結する導入口24と、導入口24から導入された新気を内燃機関へ送出する送出口25を備えた経路室30と、経路室30と連通するレゾネータ室40とを備えるレゾネータ20とを備えている。
本実施形態に係る吸気装置1は、新気をフィルタ部材11によって濾過し、新気の導入に伴う吸気音をレゾネータ40の共振によって吸気脈動を抑えることで低減することができる。レゾネータ40はその容積を変更することで容易に共振周波数を変更することができるので、吸気音のうち低減したい周波数帯に合わせた容積とすることで、消音効果をより発揮することが可能となる。
図3及び4に示すように、レゾネータ20は、有底形状のチャンバ部材21と、チャンバ部材21と組み合わせてレゾネータ20を中空体に構成する有底筒状のケース部材22によってセパレータ部材23を挟持して構成されている。なお、チャンバ部材21、ケース部材22及びセパレータ部材23はポリプロピレン系樹脂やポリアミド系樹脂等の熱可塑性の合成樹脂によって形成されている。
チャンバ部材21は、導入口24及び送出口25並びに還流口26が形成されている。また、ケース部材22は、開口縁部のうち後述するブローバイ室50に相当する位置に底部51が形成されている。
セパレータ部材23は、チャンバ部材21及びケース部材22を組み合わせて中空体としたレゾネータ20の内部を経路室30とレゾネータ室40とに画成する画成部27と、画成部27から経路室30側に突出する側壁部28を有している。側壁部28の先端には、経路室30とレゾネータ室40とを連通する連通口29が開口している。なお、側壁部28は、導入口24から導入された新気が円滑に送出口25から送出することができるように湾曲している。
図5に示すように、本実施形態に係るレゾネータ20は、チャンバ部材21、ケース部材22及びセパレータ部材23を組み合わせて構成することで、チャンバ部材21の内壁21a、セパレータ部材23の側壁部28及びケース部材22の底部51によって画成されるブローバイ室50が経路室30内に形成されている。
図6に示すように、底部51のセパレータ部材23と当接する位置には、凹部52が形成されており、該凹部52にセパレータ部材23の先端53が嵌合するとともに、チャンバ部材21の先端に形成された溶着部55と凹部52によって、セパレータ部材23の先端53を挟み込んで溶着している。
このように凹部52にセパレータ部材23の先端53が嵌合しているので、ケース部材22を金型などに固定して、チャンバ部材21を加振しても、振動溶着の際に加振方向に位置ずれが生じることがないので、チャンバ部材21、ケース部材22及びセパレータ部材23の位置がずれることなく、確実にチャンバ部材21、ケース部材22及びセパレータ部材23の3部材を確実に溶着することができる。
なお、セパレータ部材23には、溶着部55側に突出するバリ隠し部54が形成されており、該バリ隠し部54は、溶着部55に当接している。このようにバリ隠し部54を溶着部55に当接させることで、溶着の際に振動溶着によって生じたバリなどを溶着部55とバリ隠し部54との間の間隙に保持することで経路室30やブローバイ室50内に飛散しないように構成されている。
本実施形態に係るレゾネータ20は、このようにブローバイガス還流構造を構成しているので、内燃機関で生じたブローバイガスが還流口26を介してブローバイ室50内に導入され、側壁部28の先端とチャンバ部材21の内壁21aの間の間隙を介してブローバイガスを吸気経路に還流することができる。
また、本実施形態に係るレゾネータ20は、経路室30にブローバイガスを還流しているので、レゾネータ室40にブローバイガスが滞留することはなく、レゾネータ20の消音機能を何ら阻害することはない。
さらに、本実施形態に係るレゾネータ20は、チャンバ部材21、ケース部材22及びセパレータ部材23の3部材を同時に溶着することができるので、上述したブローバイガス還流構造を容易に構成することができる。
以上説明したように、上述した本実施形態に係るレゾネータでは、導入口24と送出口25とをなだらかに繋げるように側壁部28を湾曲させて形成した場合について説明したが、導入口24と送出口25の位置はこれに限られず例えば、互いに面直するように配置して、側壁部28をストレート状に形成しても構わない。
さらに、本実施形態に係るレゾネータでは、チャンバ部材21、ケース部材22及びセパレータ部材23を振動溶着によって溶着した場合について説明したが、これらの溶着は振動溶着に限られず例えば超音波溶着などを用いても構わない。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれうることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
1 吸気装置, 10 エアクリーナ, 11 フィルタ部材, 12 吸入口, 13 排出口, 20 レゾネータ, 21 チャンバ部材, 22 ケース部材, 23 セパレータ部材, 24 導入口, 25 送出口, 26 還流口, 27 画成部, 28 側壁部, 29 連通口,30 経路室, 40 レゾネータ室, 50 ブローバイ室, 51 底部, 52 凹部, 54 バリ隠し部, 55 溶着部。

Claims (2)

  1. エアクリーナによって濾過された新気を導入する導入口と、該新気を内燃機関へ送出する送出口を備える経路室と、前記経路室と連通するレゾネータ室とを備えるレゾネータにおいて、
    前記経路室は、ブローバイガスを導入するとともに、前記経路室と連通するブローバイ室を備え
    前記導入口、前記送出口が形成された有底筒状のチャンバ部材と、
    前記チャンバ部材と組み合わされる有底筒状のケース部材と、
    前記チャンバ部材と前記ケース部材に挟持されて、前記経路室と前記レゾネータ室を画成するセパレータ部材を備え、
    前記チャンバ部材、前記ケース部材及び前記セパレータ部材は3部材が同時に溶着されることを特徴とするレゾネータ。
  2. 請求項に記載のレゾネータにおいて、
    前記セパレータ部材は、前記経路室と前記レゾネータ室を画成する画成部と、前記画成部から前記経路室に突出するとともに前記経路室と前記レゾネータ室を連通する連通口が形成される側壁部を備え、
    前記ブローバイ室は、前記チャンバ部材の内壁、前記側壁部及び前記ケース部材に形成された底部によって画成されることを特徴とするレゾネータ。
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