JP6287953B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、トナーにより静電潜像を現像する現像器を含む画像形成装置に関する。
トナーを用いて印刷を行う画像形成装置には、静電潜像にトナーを飛翔させて現像を行う現像器が設けられる。印刷によりトナーは消費され、消費された分、現像器内のトナーが少なくなる。そこで、搬送スクリューのような回転体を回転させ、補給用のトナーを現像器に送り込む。
現像器にトナーを補給する画像形成装置の一例が特許文献1に記載されている。具体的に、特許文献1には、潜像を現像する現像手段と、トナーを収納するトナー収納容器と、前記トナー収納容器のトナーを現像手段へ供給するトナー補給装置とを複数組備え、単一のモーターにより、それぞれ運転切換手段(電磁クラッチ)を通して複数組のトナー補給装置内の補給スクリュウを回転させてトナー補給制御を行うカラー画像形成装置が記載されている。このカラー画像形成装置では、モーターを先に停止し、その後に運転切換手段をoffにするというトナー補給制御が行われる。この制御により、トナー補給を精度よくしようとする(特許文献1:請求項1、段落[0040]、図5等参照)。
特開2003−255683号公報
静電潜像の現像のため、現像器は、内部にトナーを収容する。トナーは現像で消費される。そこで、現像器に補給するトナーを収容するトナー容器(トナーコンテナーと称されることもある)が画像形成装置に取り付けられる。トナーの消費に伴い、トナー容器から新たなトナーが現像器に送り込まれる。現像器内には、回転してトナーを攪拌する攪拌部材が設けられる。攪拌部材により、トナーの固着を防ぐとともに、現像器内のトナーと新たなトナーが混ぜ合わされる。
画像形成装置内のモーターの設置数を減らすため、現像モーターで攪拌部材以外の回転体(ローラー)を回転させることがある。また、カラー印刷可能な画像形成装置では、複数色のトナーが用いられ、現像器も複数設けられる。1つの現像モーターで複数(2以上)の現像器の攪拌部材を回転させることもある。
印刷に用いない現像器の攪拌部材を回転させる必要は無い。また、攪拌によってトナーの劣化が進む場合がある。そこで、現像モーターから現像器(攪拌部材)までの駆動伝達経路(ギア列)の途中に、駆動力の伝達と遮断を切り替える切替装置(電磁クラッチやソレノイド)を設けることがある。この切替装置によって、特定の現像器の攪拌部材の回転、非回転を制御することができる。
しかし、切替装置に異常がある場合(正常に動作しない場合)、駆動が伝達されず、現像器でのトナーの攪拌がなされない。現像器内のトナーが攪拌されない状態では、補給のため送られてきた新しいトナーが現像器の奥側に送り込まれず、トナー投入口近辺に新たなトナーが詰まってゆく。一方で、現像器に設けられるセンサーは現像器内のトナー量が回復したことを検知できないので、現像器へのトナー補給動作が続けられる。その結果、補給経路でのトナー詰まりはひどくなっていく。トナーがひどく詰まると、現像器に向けてトナーを送るスクリューや、トナー容器とトナー投入口を繋ぐ管のような補給用部材に大きな力がかかり、これらの部材が破損する場合がある。このような破損を防ぐため、切替装置の異常及びその原因を検知することが好ましい。しかし、従来、切替装置の異常の検知はなされていないという問題がある。
ここで、特許文献1記載の技術は、精度よくトナー補給を行うものである。そして、切替装置としての電磁クラッチの異常を検知する構成は記載されていない。従って、電磁クラッチに異常が生じても異常を検知できず、補給用部材の破損が生ずる。従って、上記の問題を解決できない。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、駆動を伝達又は遮断する切替装置の異常を認識し、トナー容器から現像器にトナーを送る補給部に含まれる部材の破損を防ぐ。
上記課題解決のため、請求項1に係る画像形成装置は、現像器、現像モーター、補給部、伝達切替部、異常検知回路、制御部を含む。前記現像器は、回転して器内のトナーを攪拌させる攪拌部材と、補給用のトナーを器内に投入するためのトナー投入口とを含み、静電潜像が形成された像担持体にトナーを供給する。前記現像モーターは、前記攪拌部材と、攪拌部材以外の回転体を回転させる駆動源である。前記補給部は、前記現像器に補給するトナーを収容するトナー容器と、回転することにより前記トナー投入口に向けて前記トナー容器のトナーを送る補給用回転部材と、前記補給用回転部材を回転させる補給モーターと、を含む。前記伝達切替部は、前記現像モーターから前記攪拌部材への駆動伝達経路の途中に設けられる切替装置と、制御信号に基づき、前記切替装置による駆動の伝達と遮断を切り替えるための切替回路と、を含む。前記異常検知回路は、前記伝達切替部に接続され、前記伝達切替部から入力される信号のレベルに基づき、前記切替装置の異常の有無を示す検知信号を出力する。前記制御部は、前記切替回路に前記制御信号を入力するとともに、前記検知信号に基づき、前記切替装置の異常の有無を認識し、異常がある前記切替装置によって駆動が伝達される前記現像器にトナーを補給する前記補給部にトナー補給動作を行わせない。また、前記制御部は、前記切替装置を遮断状態とする旨の前記制御信号を出力しているときの前記検知信号を確認して前記切替装置の異常の有無を認識する。前記制御部は、前記切替装置を伝達状態とする旨の前記制御信号を出力しているときにも前記検知信号を確認して前記切替装置の異常の有無を認識する。
本発明によれば、現像モーターから攪拌部材への駆動伝達経路に設けられ、駆動を伝達又は遮断する切替装置の異常を認識することができる。そして、トナー容器から現像器にトナーを送る部材の破損を防ぐことができる。
実施形態に係る複合機の一例を示す図である。 実施形態に係る複合機の一例を示す図である。 実施形態に係る現像器のトナーの攪拌の一例を説明するための図である。 実施形態に係る現像器にトナーを補給する部分の一例を示す図である。 実施形態に係る現像モーターの駆動の伝達系統の一例を示す図である。 実施形態に係る異常検知回路の一例を示す図である。 実施形態に係る異常検知回路の真理値表の一例を示す図である。 実施形態に係る切替装置の異常検知の流れの一例を示すフローチャートである。 変形例での現像モーターの駆動の伝達系統の一例を示す図である。 変形例での現像モーターの駆動の伝達系統の一例を示す図である。
以下、図1〜図10を用いて、本発明を説明する。そして、本説明では、画像形成装置として複合機100を例に挙げて説明する。但し、本実施の形態に記載されている構成、配置等の各要素は、発明の範囲を限定するものではなく単なる説明例にすぎない。
(複合機100)
図1、図2を用い、実施形態に係る複合機100を説明する。図1、図2は、実施形態に係る複合機100の一例を示す図である。
複合機100は、主制御部1と記憶部2を含む(図2参照)。主制御部1は、CPU11、画像処理部12のような回路を含み、複合機100の動作を制御する。記憶部2は、ROM、HDDのような不揮発性の記憶装置と、RAMのような揮発性の記憶装置を組み合わせである。記憶部2は、制御用の各種のプログラムやデータ、設定データ、画像データのような各種データを記憶する。CPU11は、記憶部2に記憶されるプログラム、データに基づき複合機100の各部の制御や、各種の演算処理を行う。画像処理部12は、濃度変換、拡大、縮小、回転、データ形式変換のような印刷や送信に用いる画像データへの画像処理を施す。処理後の画像データは、画像形成部5cでのトナー像形成や、送信に用いられる。
また、図1、図2に示すように、本実施形態の複合機100は、操作パネル3を含む。操作パネル3は、複合機100の状態、各種メッセージ、各種設定画面を表示する表示パネル31を備える。また、表示パネル31の上面にタッチパネル部32が設けられる。タッチパネル部32は、使用者のタッチ位置を検知するためのものであり、検知位置に応じた電圧(信号)を出力する。また、操作パネル3には、スタートキーやテンキーのような複数のハードキー33も設けられる。
主制御部1は、表示パネル31の表示を制御する。また、主制御部1は、タッチパネル部32の出力に基づき、表示パネル31(タッチパネル部32)のうち、押された位置、座標を認識し、操作された画像(ソフトキー、ボタン、タブ、チェックボックスのような画像)を認識する。そして、主制御部1は、操作に応じて表示パネル31の表示を切り替えさせる。なお、操作パネル3にパネル制御部を設けてもよい。この場合、パネル制御部は、表示パネル31の表示制御、タッチされた画像の認識、操作されたハードキー33の認識、画面の切替のような制御を行い、設定内容を主制御部1に通知する。主制御部1は、使用者の設定どおりに動作するように、ジョブ実行時、画像読取部4、印刷部5、通信部13のような複合機100の各部分の動作を制御する。
画像読取部4は、載置読取用コンタクトガラス41にセットされた原稿を読み取り、画像データを生成する。主制御部1は、画像読取部4とバスや信号線で接続される。そして、主制御部1は、スキャン、印刷、送信のようなジョブのとき、画像読取部4の動作を制御する。また、印刷部5(給紙部5a、搬送部5b、画像形成部5c、中間転写部5d、定着部5e)は、トナーを用いて画像データに基づき用紙に印刷を行う。給紙部5aは、複数の用紙を収容する。印刷ジョブのとき、給紙部5aは用紙を1枚ずつ搬送部5bに送り込む。搬送部5bは、給紙部5aから供給された用紙を搬送する。用紙搬送のため、複数の搬送ローラー対57を含む。
画像形成部5cは、画像データに基づきトナー像を形成する。本実施形態の複合機100はカラー印刷に対応している。画像形成部5cは、露光装置51aを含む。また、画像形成部5cは、ブラックのトナー像を形成する画像形成ユニット51Bk、イエローのトナー像を形成する画像形成ユニット51Y、シアンのトナー像を形成する画像形成ユニット51C、マゼンタのトナー像を形成する画像形成ユニット51Mを含む。各画像形成ユニット51の構成はほぼ同じである。
各画像形成ユニット51は、感光体ドラム52(像担持体に相当)、帯電器53、現像器6、クリーニング装置54を含む。なお、図1では、図面が複雑になることを避けるため、ブラックの画像形成ユニット51Bkに対してのみ、これらの部材の符号を記す。帯電器53は、感光体ドラム52を帯電させる。画像形成部5cの一部として設けられる露光装置51aは、各感光体ドラム52を走査、露光し、画像データに応じた静電潜像を形成する。現像器6は、トナーにより静電潜像を現像する。クリーニング装置54は、現像後に感光体ドラム52に残るトナーを回収し、ドラム表面を清掃する。
各感光体ドラム52で形成されたトナー像は、中間転写部5dの中間転写ベルト55に一時転写される。また、中間転写部5dは、搬送される用紙に中間転写ベルト55上のトナー像を転写する(2次転写)。定着部5eは、用紙に転写されたトナー像を定着させる。トナー定着後の用紙は、排出トレイ56に排出される。
印刷部5の動作を制御するため、エンジン制御部50(制御部に相当)が設けられる。エンジン制御部50は、制御、演算用の素子としてエンジンCPU50aを含む。また、印刷用のデータやプログラムを記憶するエンジンメモリー50bが設けられる。エンジンCPU50aは、信号の送受信や、エンジンメモリー50bの記憶内容を用いて、主制御部1の指示に基づき印刷部5の動作制御を行う。また、複合機100内には、各現像器6にトナーを補給する補給部7が設けられる。エンジン制御部50は、補給部7の動作を制御する(トナー補給の詳細は後述)。
また、複合機100は、通信部13を含む。通信部13は、各種コネクタ、ソケット、通信制御用のチップを備える。通信部13は、ネットワークや公衆回線やケーブルを介し、コンピューター200やファクシミリ装置300と通信可能に接続される。通信部13は、コンピューター200やファクシミリ装置300と電子メールや画像データのやり取りを行える。主制御部1は、通信部13とバスや信号線で接続される。そして、主制御部1は、データの送受信を伴うジョブのとき、通信部13にデータの送受信を行わせる。
(現像器6内でのトナーの攪拌とトナー補給の流れ)
次に、図3、図4を用いて、本実施形態に係る複合機100での現像器6内でのトナーの攪拌と現像器6へのトナー補給の流れを説明する。図3は、実施形態に係る現像器6のトナーの攪拌の一例を説明するための図である。図4は、実施形態に係る現像器6にトナーを補給する部分の一例を示す図である。
現像器6は、静電潜像が形成された像担持体に供給するトナーと、回転してトナーを攪拌させる一対の攪拌部材61を含む(攪拌部材61が1本である場合もある)。また、攪拌部材61を回転させる駆動源として現像モーター6mが設けられる。現像モーター6mには、モータードライバーが一体化されたDCブラシレスモーターを用いることができる。なお、現像モーター6mは、他の回転体(攪拌部材61以外の回転体)も回転させる(詳細は後述)。また、現像モーター6mから攪拌部材61への駆動の伝達と遮断のため、切替装置81と切替回路82を含む伝達切替部8が設けられる。また、1つの伝達切替部8に対し、切替装置81の異常を検知するための異常検知回路9が1つ設けられる。
また、現像器6へのトナーの補給のため、現像器6には、トナーセンサー62とトナー投入口63が設けられる。また、1つの現像器6に対し、トナーを現像器6に送り込むための部分であって、トナー容器71、補給用回転部材、補給モーターを含む補給部7が設けられる。トナー容器71は、現像器6に補給するトナーを収容する。補給用回転部材(補給スクリュー72とトナー搬送スクリュー73)は、回転することにより現像器6に設けられたトナー投入口63に向けてトナー容器71のトナーを送る。補給モーター(コンテナモーター74とトナー搬送モーター75)は、補給用回転部材を回転させる。
図4では、図面のスペースの都合のため、ブラックについてのみ、現像器6内のトナーの攪拌のための部材と、現像器6にトナーを補給する部材の詳細を図示している。しかし、イエロー、シアン、マゼンタの各現像器6に対しても、現像器6内にはトナーの攪拌のための部材が設けられ、現像器6の外部にトナーを補給する部材が設けられる。
現像器6は、静電潜像が形成された感光体ドラム52にトナーを供給する。そして、現像器6内には、攪拌部材61が設けられる。攪拌部材61は、現像器6の長手方向に渡ってトナーを平均的に分布させる、トナーの固着を防ぐ、新たに補給されたトナーと現像器6内のトナーを混ぜ合わせる、といった役割を果たす。図3は、攪拌部材61が見えるように(露出するように)、水平方向に仮定的に切断した現像器6を上方から見た例を示す。図3では、攪拌部材61として、回転軸に螺旋状の羽を設けたものを図示している。尚、攪拌部材61の回転軸に設ける羽の形状は、螺旋に限られない。
本実施形態の現像器6では、攪拌部材61は平行に2本並べて設けられる。また、各攪拌部材61の間には、壁部64が設けられる。各攪拌部材61の回転軸には、現像モーター6mからの駆動がギア65を介して伝えられる。そして、各攪拌部材61は回転する。なお、それぞれの攪拌部材61の回転方向は異なる。図3の上方の攪拌部材61は、上方の白抜矢印の方向(左方向)にトナーを送る。図3の下方の攪拌部材61は、下方の白抜矢印の方向(右方向)にトナーを送る。これにより、トナーは現像器6内で巡回する。
トナーによって静電潜像が現像される。現像によってトナーが消費される。補給用のトナーを現像器6内(現像器6のトナー室内)に投入するためのトナー投入口63(開口、補給口)が設けられる。図3では、トナー投入口63の場所の一例を破線で図示している。また、図3では、トナーは便宜上図示を省略している。
また、現像器6内には、図3、図4に示すようにトナーセンサー62が設けられる。トナーセンサー62は、現像器6内のトナーの量を検知するためのセンサーである。トナーセンサー62は、検知領域内のトナーの量に応じて出力電圧が変化するセンサーである(例えば、磁気センサー)。
図4に示すように、トナーセンサー62の出力電圧は、エンジン制御部50に入力される。エンジン制御部50は、トナーセンサー62の出力に基づき、現像器6内のトナーの量が規定量を下回ったか否かを判断する。なお、攪拌部材61の攪拌の影響を受け、トナーセンサー62の出力は随時変化する。そのため、エンジン制御部50は、一定期間内で複数回、トナーセンサー62の出力電圧値を取得し、出力電圧値の平均値が予め定められた閾値以下であるか否か(又は、閾値を超えているか否か)により、現像器6内のトナーの量が規定量を下回ったか否かを判断する。
トナー容器71は、現像器6に補給するトナーを収容する。トナー容器71は、トナーコンテナーと称されることもある。実施形態の複合機100では、4色の現像器6が設けられるので、複合機100内に、4色それぞれのトナー容器71が取り付けられる。また、それぞれのトナー容器71に対して補給スクリュー72が設けられる。補給スクリュー72は、トナー容器71に設けられる開口部の近傍に設けられる。トナー容器71(の開口部)と現像器6のトナー投入口63は、補給管76で接続される。補給スクリュー72は回転軸に羽が設けられる。補給スクリュー72が回転すると、トナー容器71内のトナーは、開口部を経て補給管76に送り出される。
現像器6内のトナーの量が規定量を下回ったと判断したとき、エンジン制御部50は、コンテナモーター74を回転させる(図4参照)。コンテナモーター74の駆動は、歯車(不図示)を解して補給スクリュー72の回転軸に伝達される。コンテナモーター74を回転させることにより、補給スクリュー72が回転し、現像器6に向けてトナーが送り出される。なお、補給スクリュー72の1回転につき、所定量のトナーが送り出される。そのため、エンジン制御部50は、補給スクリュー72の回転数により、どれだけのトナーがトナー容器71から送り出されたかを把握できる。
補給管76には、トナーを送るための羽が回転軸に設けられたトナー搬送スクリュー73が設けられる。トナー搬送スクリュー73を回転させるため、トナー搬送モーター75が設けられる。トナー搬送モーター75の駆動は、歯車(不図示)を解してトナー搬送スクリュー73の回転軸に伝達される。つまり、トナー搬送モーター75を回転させることにより、トナー搬送スクリュー73が回転し、トナーが現像器6に送り込まれる。トナー補給を行うときや、補給管76を空にしたいときなどに、エンジン制御部50は、トナー搬送モーター75を回転させる。これにより、現像器6に新たなトナーが補給(投入)される。
そして、エンジン制御部50は、トナーセンサー62の出力に基づき、現像器6内のトナーの量が規定量以上になったと判断したとき、あるいは、規定量以上になると予測される回転数だけ補給スクリュー72を回転させたとき、コンテナモーター74を停止させる。それと同時、又は、一定時間経過した後、トナー搬送モーター75は停止する。
本実施形態の複合機100は、トナー容器71と対応する現像器6を補給管76で接続する。しかし、トナー容器71を現像器6に直に接続する機種もある。このような機種では、補給管76、トナー搬送モーター75、トナー搬送スクリュー73は不要である。
(現像モーター6mの駆動の伝達)
次に、図4、図5を用いて現像モーター6mの駆動の伝達について説明する。図5は、現像モーター6mの駆動の伝達系統の一例を示す図である。
本実施形態の複合機100は、1つの現像モーター6mの駆動を用いて、各色(4つ)の現像器6の攪拌部材61を回転させる。言い換えると、1つの現像モーター6mに対して複数の現像器6が設けられる。また、現像モーター6mは、搬送部5bに設けられる搬送ローラー対57(攪拌部材61以外の回転体)も回転させる(図1参照)。言い換えると、現像モーター6mは、画像形成装置内で用紙を搬送する搬送用回転体も回転させる。
ここで、単一色印刷(モノクロ印刷)のとき、用いられるトナーは1色のみである。モノクロ印刷としては、黒トナーのみを用いる白黒印刷がなされる場合が多い。また、操作パネル3での設定によって、ブラック、イエロー、シアン、マゼンタのうち、1色、2色、又は、3色を用いた印刷(全色のトナーを用いない印刷)を行うこともできる。
印刷に用いない色の現像器6の攪拌部材61を回転させる必要はない。また、攪拌部材61は回転させたくないが、搬送ローラー対57は回転させ続けたい場合がある。例えば、印刷ジョブの最後のページのトナー像の現像が終わると攪拌部材61を回転させる必要はなくなるが、用紙搬送のため搬送ローラー対57は回転させ続ける場合がある。
このように、現像モーター6mを回転させているとき、特定の、又は、全ての攪拌部材61を回転する必要が無い場合がある。そこで、現像モーター6mを回転させていても、特定の又は全ての攪拌部材61への駆動の伝達を遮断できるようにするため、切替装置81が設けられる。本実施形態の複合機100では、現像モーター6mからそれぞれの攪拌部材61へのそれぞれ駆動伝達経路の途中に切替装置81が設けられる。言い換えると、4つの伝達切替部8が設けられる。
切替装置81は、現像モーター6mが回転しているときに攪拌部材61の回転と回転停止(駆動の伝達と遮断)を切り替えられるようにするための装置である。具体的に、切替装置81には、電磁クラッチ又はソレノイドを用いることができる。電磁クラッチを採用する場合、電磁クラッチの連結と解放の切替によって、駆動を伝達する状態と遮断する状態が切り替えられる。ソレノイドを採用する場合、ソレノイドが現像モーター6mから攪拌部材61への駆動伝達経路に設けられるギア65、66のうち何れかのギアの位置をずらすことにより、駆動が伝達される状態と遮断される状態の切り替えがなされる。
本実施形態の複合機100では、図5に示すように、ブラックの攪拌部材61を回転させるため、現像モーター6mからブラックの現像器6の攪拌部材61への駆動伝達経路に、複数のギア65、66と切替装置81が設けられる。また、イエローの攪拌部材61を回転させるため、現像モーター6mからイエローの現像器6の攪拌部材61への駆動伝達経路に、複数のギア65、66と切替装置81が設けられる。また、シアンの攪拌部材61を回転させるため、現像モーター6mからシアンの現像器6の攪拌部材61への駆動伝達経路に、複数のギア65、66と切替装置81が設けられる。また、マゼンタの攪拌部材61を回転させるため、現像モーター6mからマゼンタの現像器6の攪拌部材61への駆動伝達経路に、複数のギア65、66と切替装置81が設けられる。なお、各色でギア65、66、切替装置81には同様のものを用いることができるので、各色のギア65、66、切替装置81には同じ符号を付す。
そして、切替装置81の状態(駆動の伝達と遮断)を切り変えさせるために、伝達切替部8内に、切替回路82が設けられる(図4参照)。切替回路82は、制御信号S1に基づき切替装置81の状態を切り替える。切替装置81が電磁クラッチのとき、切替回路82は、制御信号S1のレベルに応じて、電磁クラッチの連結と解放を切り替える。切替装置81がソレノイドのとき、切替回路82は、制御信号S1のレベルに応じて、ソレノイドの可動磁極の突出と退避を切り替える。エンジン制御部50は、制御信号S1を切替回路82に入力することにより、切替装置81の状態(攪拌部材61の回転と停止)を制御できる。
しかし、切替装置81に異常があるとき、現像モーター6mを回転させても攪拌部材61が回転しなくなる場合がある。攪拌部材61が回転しないと、トナー投入口63のあたりで補給されたトナーが溜まる。補給部7が現像器6を開始しても、攪拌部材61が回転しないと現像器6の内部の全体にトナーがゆきわたらない(トナーセンサー62までトナーが到達しない)ため、エンジン制御部50は、コンテナモーター74やトナー搬送モーター75を回転させ続け、補給動作を続けさせる。その結果、もトナー投入口63近傍でトナーが溜まった状態で更に補給動作が続けられると、トナーが押し詰められていく。
その結果、トナー搬送スクリュー73や補給スクリュー72が回転できないほど、トナーが補給管76に高圧力で充填される(詰まる)場合がある。そうすると、トナー搬送スクリュー73や補給スクリュー72が折れたり、補給管76に亀裂が入ったり、圧力によってできた隙間からトナーがこぼれ落ちて機内汚染が生じたりする場合がある。これらの被害を防ぐため、速やかに切替装置81の異常を検知する必要がある。
そこで、各切替装置81(伝達切替部8)に対して異常検知回路9が設けられる。異常検知回路9は、伝達切替部8に接続される。そして、異常検知回路9は、接続点P1の電圧値(伝達切替部8から入力される信号)に基づき切替装置81の異常の有無を示す検知信号S2を出力する。異常検知回路9の出力(検知信号S2)は、エンジン制御部50に入力される。エンジン制御部50は、検知信号S2に基づき(検知信号S2のレベルが異常を示す値であるか否かに基づき)、切替装置81の異常の有無を認識する。
(切替回路82と異常検知回路9)
次に、図6、図7を用いて実施形態に係る切替回路82と異常検知回路9を説明する。図6は、実施形態に係る異常検知回路9の一例を示す図である。図7は、実施形態に係る異常検知回路9の真理値表の一例を示す図である。
図6に示すように、切替装置81は、動作用電源V0に接続される。複合機100には、交流電源を整流し直流電圧を出力する電源装置(不図示)が設けられる。電源装置(動作用電源V0)が生成した電圧(例えば、DC24V)が切替装置81に印加される。動作用電源V0からの電力を切替装置81に入力するため、電源線(とグランド線)を含む電源コードP2が切替装置81に接続される。電源コードP2の先端にはコネクタP3が設けられる。電源コードP2のコネクタP3と切替装置81に設けられた接続用コネクタ(電源端子)を繋ぐことにより切替装置81に動作用電源V0からの電圧が印加される。
そして、切替装置81とグランドの間に切替回路82が接続される。切替回路82は、抵抗R1、センス抵抗R2、npn型のトランジスタTr1を含む。具体的に、トランジスタTr1のコレクタが切替装置81に接続される。また、トランジスタTr1のエミッタにセンス抵抗R2の一端が接続される。センス抵抗R2の他端はグランドに接続される。センス抵抗R2は、トランジスタTr1がON状態のときに流れる電流を一定以下に抑える機能も有する。また、トランジスタTr1のベースには、エンジン制御部50が接続される。エンジン制御部50は、トランジスタTr1のベースに制御信号S1を入力する。エンジン制御部50とトランジスタTr1のベースの間には、プルダウン用の抵抗R1が設けられる。抵抗R1の一端は、エンジン制御部50とトランジスタTr1のベースを結ぶ信号線に接続される。抵抗R1の他端は、グランドに接続される。
トランジスタのコレクタ電圧V1が異常検知回路9に入力される。図6の切替回路82では、正常な場合、制御信号S1がHighのとき、トランジスタTr1のコレクタ電圧V1がLowとなり、制御信号S1がLowのときコレクタ電圧V1がHighとなる。
異常検知回路9は、抵抗R3、抵抗R4、抵抗R5、npn型のトランジスタTr2を含む。トランジスタTr2のコレクタには、プルアップ用の抵抗R3を解して電源Vccが接続される。トランジスタTr2のコレクタの電圧値が検知信号S2としてエンジン制御部50に入力される。また、トランジスタTr2のエミッタにはグランドが接続される。トランジスタTr2のベースは、抵抗R4を介してトランジスタTr1のコレクタに接続される。これにより、トランジスタTr2のベースには、トランジスタTr1のコレクタ電圧V1が入力される。抵抗R4とトランジスタTr2のベースの間には、抵抗R5の一端が接続される。抵抗R5の他端は、グランドに接続される。
次に、図7を用いて、制御信号S1、トランジスタTr1のコレクタ電圧V1、検知信号S2のレベルを説明する。
以下の説明では、エンジン制御部50は、切替装置81を遮断状態とするとき制御信号S1をLowレベルとし、切替装置81を駆動伝達状態とするとき制御信号S1をHighレベルとする例を説明する(論理は反対でもよい)。なお、エンジン制御部50は、印刷をしていないときを含め、攪拌部材61を回転させないとき、制御信号S1をLowとする。
(1)切替装置81の異常がない場合
切替装置81に異常が無い場合、エンジン制御部50が制御信号S1をLowとしたとき、トランジスタTr1はOFF状態となる。その結果、トランジスタTr1のコレクタ電圧V1は、High(動作用電源V0の出力電圧値)となる。コレクタ電圧V1がHighのとき、トランジスタTr2はON状態となる。その結果、検知信号S2(トランジスタTr2のコレクタの電圧)は、Low(グランド)となる。
一方、エンジン制御部50が制御信号S1をHighとしたとき、トランジスタTr1はON状態となる。その結果、トランジスタTr1のコレクタ電圧V1はLowとなる。コレクタ電圧V1がLowのとき、トランジスタTr2は、OFF状態となる。その結果、検知信号S2(トランジスタTr2のコレクタの電圧)は、Highとなる(電源Vccの出力電圧値)。このように、切替装置81に異常がないとき、制御信号S1と検知信号S2のレベルは同じとなる。
(2)切替装置81にショートの異常が発生しているとき
次に、切替装置81がショートしている場合(動作用電源V0とトランジスタTr1のコレクタが短絡している場合)を説明する。この場合、エンジン制御部50が制御信号S1をLowとしたとき、トランジスタTr1はOFF状態となる。その結果、トランジスタTr1のコレクタ電圧V1は、Highとなる。コレクタ電圧V1がHighのとき、トランジスタTr2はON状態となる。その結果、検知信号S2(トランジスタTr2のコレクタの電圧)は、Lowとなる。従って、制御信号S1のレベルがLowのとき、検知信号S2の値は、正常時と同じLowである。
一方、エンジン制御部50が制御信号S1をHighとしたとき、切替装置81がショートしていると、動作用電源V0の電圧値が反映され、トランジスタTr1のコレクタ電圧V1は、Highとなる。コレクタ電圧V1がHighのとき、トランジスタTr2はON状態となる。その結果、検知信号S2(トランジスタTr2のコレクタの電圧)はLowとなる(グランド)。
このように、切替装置81にショートの異常が発生している場合、制御信号S1がHighレベルのとき、制御信号S1と検知信号S2のレベルは異なる。つまり、制御信号S1がHighレベルのとき、検知信号S2は異常を示すレベル(Low)となる。従って、エンジン制御部50は、制御信号S1をHighレベルとしている状態で検知信号S2のレベルがLowであるとき切替装置81にショートの異常が発生していると認識する。
(3)コネクタ抜けの異常が発生しているとき
次に、コネクタ抜けが発生している場合(コネクタP3の接続ミスにより切替装置81に電力供給がなされていない場合)を説明する。
コネクタ抜けにより切替装置81に動作用電源V0の電圧が印加されていないとき、トランジスタTr1はバイアスされていない状態である。そのため、制御信号S1のレベルによらず、コレクタ電圧V1は常にLowとなる。エンジン制御部50が制御信号S1をHighとしたとき、トランジスタTr1のコレクタ電圧V1は、Lowとなる(正常時と同様)。コレクタ電圧V1がLowのとき、トランジスタTr2は、OFF状態となる。その結果、検知信号S2(トランジスタTr2のコレクタの電圧)は、Highとなる(グランド)。
一方、エンジン制御部50が制御信号S1をLowとしても、切替装置81に電圧が印加されていないので、トランジスタTr1のコレクタ電圧V1はLowのままとなる。コレクタ電圧V1がLowのとき、トランジスタTr2はOFF状態となる。その結果、検知信号S2(トランジスタTr2のコレクタの電圧)は、Highとなる。
このように、切替装置81にコネクタ抜けの異常がある場合、制御信号S1がLowレベルのとき、制御信号S1と検知信号S2のレベルは異なる。従って、エンジン制御部50は、制御信号S1をLowとしている状態で検知信号S2のレベルがHighであるとき、切替装置81にコネクタ抜けの異常が発生していると認識する。
異常検知回路9は、それぞれの伝達切替部8に対して設けられる。そのため、エンジン制御部50は、それぞれの異常検知回路9の検知信号S2に基づき、それぞれの切替装置81の異常の有無を認識できる。また、エンジン制御部50は、複数の切替装置81のうち、異常がある切替装置81を判別できる。
(切替装置81の異常検知の流れ)
次に、図8を用いて、実施形態に係る切替装置81の異常検知の流れの一例を説明する。図8は、実施形態に係る切替装置81の異常検知の流れの一例を示すフローチャートである。
図8のフローチャートのスタートは、印刷ジョブの開始に伴い現像モーター6mの回転を開始する時点である。印刷ジョブ開始時点ともいえる。まず、エンジン制御部50は、現像モーター6mの回転を開始させる(ステップ♯1)。そして、エンジン制御部50は、現像モーター6m自体に異常がある否かを確認する(ステップ♯2)。エンジン制御部50は、Ready信号やアラーム信号のような各種信号を現像モーター6mに一体化されたモータードライバーとやりとりをしている。エンジン制御部50は、モータードライバーから異常を知らせる信号を受けたとき、現像モーター6mに異常があると判定する。
現像モーター6mに異常があるとき(ステップ♯2のYes)、エンジン制御部50は、現像モーター6mに異常がある旨の報知を行う(ステップ♯3)。例えば、操作パネル3の表示パネル31へのエラー検出表示や、通信部13から管理者のコンピューター200に向けてエラー検出通知のような現像モーター6mの異常報知が行われる。更に、エンジン制御部50は、現像モーター6mの回転及び印刷ジョブ(印刷に用いる部分の動作)を停止させる(ステップ♯4)。
また、現像モーター6mに異常があるとき攪拌部材61を回転させることができない。そこで、エンジン制御部50は、全コンテナモーター74と全トナー搬送モーター75の回転を禁止して、補給部7によるトナー補給動作を行わせない設定とする(ステップ♯5)。この場合、エンジン制御部50は、記憶部2にトナー補給動作禁止を示すデータを記憶させる(ステップ♯5)。
エンジン制御部50は、このデータが記憶されている間、トナー補給動作禁止の設定を維持し、コンテナモーター74とトナー搬送モーター75を回転させない。主電源を落とすこと、次の印刷ジョブ開始時に現像モーター6mに異常が検知されなかったこと、修理を行った旨の入力が操作パネル3に対してなされたこと、の何れかをトナー補給動作禁止を示すデータの消去条件とすることができる。そして、本フローは終了する(エンド)。
現像モーター6mに異常がないとき(ステップ♯2のNo)、エンジン制御部50は、出力を確認すべき異常検知回路9(印刷ジョブに用いる現像器6に駆動を伝達する切替装置81に接続された異常検知回路9)の検知信号S2を確認する(ステップ♯6)。攪拌部材61を回転させようとする現像器6が複数あるとき、エンジン制御部50は、複数の異常検知回路9の検知信号S2を確認する。
例えば、白黒印刷のとき、エンジン制御部50は、ブラックの現像器6の攪拌部材61に駆動を伝える切替装置81に接続された異常検知回路9の出力を確認する。フルカラー印刷のとき、全色の現像器6の攪拌部材61を回転させるので、エンジン制御部50は、それぞれの異常検知回路9の検知信号S2を確認する。このように、エンジン制御部50は、検知信号S2を確認すべき異常検知回路9のみ、その出力を確認する。
ここで、本実施形態の複合機100では、攪拌部材61を回転させない間、エンジン制御部50は、遮断を示すレベル(遮断状態とする旨のレベル、本実施形態ではLow)で制御信号S1を保つ。印刷ジョブの開始前(攪拌部材61の回転開始前)では、エンジン制御部50は、制御信号S1のレベルをLow(遮断)で保つ。従って、ステップ♯6では、エンジン制御部50は、切替装置81を遮断状態としている状態での検知信号S2を確認する。
そして、エンジン制御部50は、検知信号S2を確認した異常検知回路9に接続された切替装置81のうち、何れかに異常が無いかを確認する(ステップ♯7)。言い換えると、エンジン制御部50は、検知信号S2を確認した異常検知回路9の検知信号S2のレベルと、遮断状態とする旨の制御信号S1のレベル(Low)が同じであるか否かを確認する(ステップ♯7)。
切替装置81を伝達状態とする前に、検知信号S2を確認した異常検知回路9に接続された切替装置81のいずれでも異常が認められないとき(ステップ♯7のYes)、エンジン制御部50は、印刷に用いる現像器6の攪拌部材61の回転を開始させる(ステップ♯8)。具体的に、エンジン制御部50は、印刷に用いる現像器6の攪拌部材61に駆動を伝える切替装置81を伝達状態とする。伝達状態とするため、エンジン制御部50は、印刷に用いる現像器6の攪拌部材61に駆動を伝える切替装置81の切替回路82に入力する制御信号S1のレベルを切り替える(Low→Highとする)。
例えば、白黒印刷のとき、エンジン制御部50は、ブラックの現像器6の攪拌部材61に駆動を伝える切替装置81の切替回路82に入力する制御信号S1のレベルをLowからHighに変化させる。フルカラー印刷のとき、全色の現像器6の攪拌部材61を回転させるので、エンジン制御部50は、全ての切替回路82に入力する制御信号S1のレベルをLowからHighに変化させる。このように、エンジン制御部50は、攪拌部材61を回転させる現像器6に対応した切替回路82に入力する制御信号S1のみ、レベルを変化させる。
そして、エンジン制御部50は、伝達状態とした切替装置81(印刷に用いる現像器6の攪拌部材61に駆動を伝達する切替装置81)に接続された異常検知回路9の検知信号S2を確認する(ステップ♯9)。複数の現像器6で攪拌部材61を回転させるとき、エンジン制御部50は、複数の異常検知回路9の検知信号S2を確認する。
例えば、白黒印刷のとき、エンジン制御部50は、ブラックの現像器6の攪拌部材61に駆動を伝える切替装置81に接続された異常検知回路9の出力を確認する。フルカラー印刷のとき、全色の現像器6の攪拌部材61を回転させるので、エンジン制御部50は、全ての異常検知回路9の出力を確認する。エンジン制御部50は、攪拌部材61を回転させている切替装置81に接続された異常検知回路9のみ、検知信号S2を確認する。
そして、エンジン制御部50は、伝達状態とした切替装置81のうち、何れかの切替装置81に異常が無いかを確認する(ステップ♯10)。言い換えると、エンジン制御部50は、伝達状態に制御信号S1を切り替えた切替装置81に接続された異常検知回路9の出力レベルと、伝達状態を示す制御信号S1のレベルが同じであるか否かを確認する(ステップ♯10)。つまり、エンジン制御部50は、異常検知回路9の検知信号S2のレベルがHighであるか否かを確認する。
このように、エンジン制御部50は、遮断状態とする旨の制御信号S1を出力しているときの異常検知回路9の検知信号S2を確認して切替装置81の異常の有無を認識し、伝達状態とする旨の制御信号S1を出力しているときにも検知信号S2を確認して切替装置81の異常の有無を認識する。
切替装置81が遮断状態と伝達状態の何れでも(制御信号S1のレベルを切り替え前後のいずれでも)、何れの切替装置81でも異常が認められないとき(ステップ♯10のYes)、本フローは終了する(エンド)。その結果、印刷ジョブが実行される。
一方、ステップ♯7、ステップ♯10で異常な切替装置81が認識されたとき(ステップ♯7のNo、又は、ステップ♯10の)、エンジン制御部50は、異常の有無の認識結果に基づき、複数の切替装置81のうち、異常な切替装置81を特定(判別)する(ステップ♯11)。そして、エンジン制御部50は、切替装置81に異常がある旨の報知を行う(ステップ♯12)。例えば、操作パネル3の表示パネル31へのエラー検出表示や、通信部13から管理者のコンピューターにエラー検出通知のような異常報知が行われる。
具体的に、エンジン制御部50は、どの色の現像器6に対応する切替装置81で異常があるかを示す情報(複数の切替装置81のうち、異常な切替装置81を特定する情報)を表示パネル31や通信部13に報知させる(ステップ♯12)。また、エンジン制御部50は、異常の種類を示す情報もあわせて表示パネル31や通信部13に報知させてもよい(ステップ♯12)。具体的に、ステップ♯7で異常ありを認識したとき、エンジン制御部50は、コネクタ抜けの異常がある旨を報知させ、ステップ♯10で異常ありを認識したとき、切替装置81のショートの異常がある旨を報知させる。
更に、エンジン制御部50は、現像モーター6mの回転及び印刷ジョブを停止させる(ステップ♯13)。また、エンジン制御部50は、異常な切替装置81に対応する現像器6にトナーを補給するコンテナモーター74やトナー搬送モーター75の回転を禁止する(ステップ♯14)。言い換えると、異常な切替装置81に対応する補給部7によるトナー補給動作を行わせないようにする。この場合、エンジン制御部50は、異常な切替装置81に対応する現像器6にトナーを補給する補給部7がトナー補給動作禁止状態である旨のデータを記憶部2に記憶させる(ステップ♯12)。
エンジン制御部50は、このデータを記憶部2が記憶している間、異常な切替装置81に対応する補給部7(異常な切替装置81と駆動伝達経路がつながっている攪拌部材61を含む現像器6にトナーを補給する補給部7)のコンテナモーター74とトナー搬送モーター75を回転させない。データの消去条件は、ステップ♯5と同様でよい。ステップ♯12の後、本フローは終了する(エンド)。
(変形例)
次に、図9、図10を用いて、変形例を説明する。図9、図10は、変形例での現像モーター6mの駆動の伝達系統の一例を示す図である。
(第1変形例)
上述の実施形態では、現像モーター6mを1つ設ける例を説明した。1つの現像モーター6mが全ての現像器6の攪拌部材61を回転させる例を説明した。そして、現像モーター6mからブラックとイエローとシアンとマゼンタの現像器6への駆動伝達経路のそれぞれに対して切替装置81を設ける例を説明した。
しかし、図9に示すように、現像モーター6mを複数(2つ)設けてもよい。ここで、複数の現像モーター6mのうち、第1現像モーター6maは、搬送部5bに近いブラックの現像器6の攪拌部材61を回転させる。また、第1現像モーター6maは、搬送ローラー対57を回転させるモーターとしても用いる。一方、第2現像モーター6mbをイエロー、シアン、マゼンタの各現像器6の攪拌部材61を回転させるモーターとして用いる。
現像モーター6mの個数を現像器6の数未満とするので、現像器6に対しそれぞれ現像モーター6mを設ける場合に比べ、モーターの設置数を減らすことができる。また、複数のモーターを用いて、各現像器6の攪拌部材61を回転させるので、1つの現像モーター6mにかかる負荷を減らすことができ、現像モーター6mとして用いるモーターの選択肢を広げることもできる。
また、第1現像モーター6maは、ブラックの現像器6の攪拌部材61のみ回転させるので、エンジン制御部50は、白黒の印刷ジョブのとき、カラーの現像器6(使用しない現像器6)の攪拌部材61を回転させる第2現像モーター6mbは回転させないようにする。なお、各切替装置81に対し、切替回路82と異常検知回路9を設け、エンジン制御部50は、異常がある切替装置81を判別する点は、上記の実施形態と同様である。
(第2変形例)
1又は複数の現像モーター6mからブラックとイエローとシアンとマゼンタの現像器6への駆動伝達経路のそれぞれに対して切替装置81を設ける例を上述した。
しかし、図10に示すように、1つの現像モーター6mから複数の現像器6への駆動伝達経路の分岐点に、1つ切替装置81を設けるようにしてもよい。図10の例では、設ける現像モーター6mは1つである(複数でもよい)。そして、現像モーター6mは、搬送ローラー対57も回転させる。また、現像モーター6mからブラックの現像器6への駆動伝達経路には切替装置81が設ける点は、上述した例と同様である。
一方、図10の例では、現像モーター6mからイエローの現像器6への駆動伝達経路と、現像モーター6mからシアンの現像器6への駆動伝達経路と、現像モーター6mからマゼンタの現像器6への駆動伝達経路に1つの切替装置81が設けられる。そして、1つの切替装置81によって、イエローの現像器6と、シアンの現像器6と、マゼンタの現像器6のそれぞれの攪拌部材61を回転させる駆動力の伝達、遮断を行う例を図10で示している。
これにより、複合機100内の配線を簡素化することができる。エンジン制御部50は、1つの切替装置81の伝達と遮断の切り替えによって、複数の現像器6の攪拌部材61の回転と停止を制御できる。例えば、白黒の印刷ジョブのとき、イエロー、シアン、マゼンタの現像器6に駆動を伝達する切替装置81を遮断状態とすることにより、使用しない現像器6の攪拌部材61を回転させないようにすることができる。
このようにして、実施形態(及び各変形例)に係る画像形成装置(複合機100)は、静電潜像が形成された像担持体にトナーを供給し、回転して器内のトナーを攪拌させる攪拌部材61と、補給用のトナーを器内に投入するためのトナー投入口63と、を含む現像器6と、攪拌部材61と、攪拌部材61以外の回転体を回転させる駆動源としての現像モーター6mと、現像器6に補給するトナーを収容するトナー容器71と、回転することによりトナー投入口63に向けてトナー容器71のトナーを送る補給用回転部材(補給スクリュー72、トナー搬送スクリュー73)と、補給用回転部材を回転させる補給モーターと、を含む補給部7と、現像モーター6mから攪拌部材61への駆動伝達経路の途中に設けられる切替装置81と、制御信号S1に基づき、切替装置81による駆動の伝達と遮断を切り替えるための切替回路82と、を含む伝達切替部8と、伝達切替部8に接続され、伝達切替部8から入力される信号のレベルに基づき、切替装置81の異常の有無を示す検知信号S2を出力する異常検知回路9と、切替回路82に制御信号S1を入力するとともに、検知信号S2に基づき、切替装置81の異常の有無を認識し、異常がある切替装置81によって駆動が伝達される現像器6にトナーを補給する補給部7にトナー補給動作を行わせない制御部(エンジン制御部50)と、を備える。
これにより、電磁クラッチやソレノイドのような攪拌部材61の回転、非回転の制御(駆動の伝達、遮断の切り替え)のための切替装置81の異常の有無を迅速、正確に検知することができる。そして、切替装置81の異常が認識されたとき、異常な切替装置81に対応する補給部7(切替装置81の異常によって回転しない攪拌部材61を含む現像器6にトナーを供給する補給部7)に補給動作を行わせないようにすることができる。これにより、補給部7からのトナーが現像器6のトナー投入口63のあたりで詰まることを防ぐことができる。従って、補給に関する部材の破損を防ぐことができる。
また、制御部(エンジン制御部50)は、切替装置81を遮断状態とする旨の制御信号S1を出力しているときの検知信号S2を確認して切替装置81の異常の有無を認識し、切替装置81を伝達状態とする旨の制御信号S1を出力しているときにも検知信号S2を確認して切替装置81の異常の有無を認識する。これにより、制御信号S1のそれぞれの状態(伝達又は遮断)ごとに、切替装置81の異常の有無を認識することができる。従って、切替装置81の異常発生を迅速、正確に認識することができる。
また、切替装置81の動作用電源V0は、切替装置81に接続される。切替装置81とグランドの間に切替回路82が接続される。切替回路82は、制御信号S1がHighのときコレクタ電圧V1がLowとなり、Lowのときコレクタ電圧V1がHighとなるトランジスタTr1を含む。コレクタ電圧V1が異常検知回路9に入力される。異常検知回路9は、コレクタ電圧V1がHighのときLowの検知信号S2を出力し、コレクタ電圧V1がLowのときHighの検知信号S2を出力する。制御部(エンジン制御部50)は、制御信号S1がLowなのに検知信号S2がHighであるとき、切替装置81に電力供給を行うコネクタP3が抜けている異常が発生していると認識し、制御信号S1がHighなのに検知信号S2がLowであるとき、伝達切替部8でショートの異常が発生していると認識する。
これにより、切替装置81の異常原因を判別することができる。従って、画像形成装置の分解、解析を行うことなく異常原因を知ることができる。そして、原因を突き止める必要がないので、速やかに異常を解消することができる。
また、画像形成装置(複合機100)には、ブラックとイエローとシアンとマゼンタの現像器6が設けられる。現像モーター6mは、複数の現像器6に駆動を伝達する。現像モーター6mから現像器6への複数の駆動伝達経路に伝達切替部8が複数設けられる。異常検知回路9は、それぞれの伝達切替部8に対して設けられる。制御部(エンジン制御部50)は、それぞれの異常検知回路9の検知信号S2に基づき、それぞれの切替装置81の異常の有無を認識し、複数の切替装置81のうち、異常がある切替装置81を判別する。
これにより、画像形成装置に含まれる複数の切替装置81のうち、異常がある切替装置81を判別することができる。従って、どの切替装置81に異常があるかを修理担当者が確認する手間を省くことができる。そして、速やかに異常を解消することができる。
また、画像形成装置(複合機100)には、現像モーター6mは1つ設けられる。そして、1つの現像モーター6mからブラックとイエローとシアンとマゼンタの現像器6へのそれぞれの駆動伝達経路に1つずつ伝達切替部8が設けられる。又は、画像形成装置(複合機100)には、現像モーター6mは複数設けられる。この場合、複数の現像モーター6mのうちの1つである第1現像モーター6maは、ブラックの現像器6の攪拌部材61と攪拌部材61以外の回転体を回転させる。他の現像モーター6mは、イエローとシアンとマゼンタの現像器6の攪拌部材61を回転させ、第1現像モーター6maからブラックの現像器6への駆動伝達経路に1つの伝達切替部8を設け、他の現像モーター6mからイエローとシアンとマゼンタの現像器6への駆動伝達経路に少なくとも1つ伝達切替部8が設けられる。
これにより、現像モーター6mの個数や、現像モーター6mから攪拌部材61への駆動伝達パターンによらず、どのトナー色の現像器6の攪拌部材61を回転させる切替装置81で異常が生じているか判別することができる。
また、攪拌部材61以外の回転体は、画像形成装置内で用紙を搬送する搬送用回転体(搬送ローラー対57)である。これにより、現像モーター6mを、搬送用回転体(搬送ローラー対57)を回転させるモーターとしても用いることができ、画像形成装置でのモーターの設置数を減らすことができる。また、搬送用回転体を回転させながら、攪拌部材61を回転させない状態で保つことができる。
又、本発明の実施形態を説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
本発明は、現像器の攪拌部材の回転と停止を切り替える切替装置を含む画像形成装置に利用可能である。
100 複合機(画像形成装置) 50 エンジン制御部(制御部)
52 感光体ドラム(像担持体) 57 搬送ローラー対(搬送用回転体)
6 現像器 61 攪拌部材
63 トナー投入口 6m 現像モーター
6ma 第1現像モーター 6mb 第2現像モーター
7 補給部 71 トナー容器
72 補給スクリュー(補給用回転部材)
73 トナー搬送スクリュー(補給用回転部材)
74 コンテナモーター(補給モーター)
75 トナー投入モーター(補給モーター)
8 伝達切替部 81 切替装置
82 切替回路 9 異常検知回路
S1 制御信号 S2 検知信号
Tr1 トランジスタ V0 動作用電源
V1 コレクタ電圧

Claims (5)

  1. 回転して器内のトナーを攪拌させる攪拌部材と、補給用のトナーを器内に投入するためのトナー投入口とを含み、静電潜像が形成された像担持体にトナーを供給する現像器と、
    前記攪拌部材と、攪拌部材以外の回転体を回転させる駆動源としての現像モーターと、
    前記現像器に補給するトナーを収容するトナー容器と、回転することにより前記トナー投入口に向けて前記トナー容器のトナーを送る補給用回転部材と、前記補給用回転部材を回転させる補給モーターと、を含む補給部と、
    前記現像モーターから前記攪拌部材への駆動伝達経路の途中に設けられる切替装置と、制御信号に基づき、前記切替装置による駆動の伝達と遮断を切り替えるための切替回路と、を含む伝達切替部と、
    前記伝達切替部に接続され、前記伝達切替部から入力される信号のレベルに基づき、前記切替装置の異常の有無を示す検知信号を出力する異常検知回路と、
    前記切替回路に前記制御信号を入力するとともに、前記検知信号に基づき、前記切替装置の異常の有無を認識し、異常がある前記切替装置によって駆動が伝達される前記現像器にトナーを補給する前記補給部にトナー補給動作を行わせない制御部と、を備え
    前記制御部は、前記切替装置を遮断状態とする旨の前記制御信号を出力しているときの前記検知信号を確認して前記切替装置の異常の有無を認識し、前記切替装置を伝達状態とする旨の前記制御信号を出力しているときにも前記検知信号を確認して前記切替装置の異常の有無を認識することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記切替装置の動作用電源に前記切替装置を接続し、前記切替装置とグランドの間に前記切替回路を接続し、
    前記切替回路は、前記制御信号がHighのときコレクタ電圧がLowとなり、前記Lowのとき前記コレクタ電圧がHighとなるトランジスタを含み、
    前記コレクタ電圧が前記異常検知回路に入力され、
    前記異常検知回路は、前記コレクタ電圧がHighのときLowの前記検知信号を出力し、前記コレクタ電圧がLowのときHighの前記検知信号を出力し、
    前記制御部は、前記制御信号がLowなのに前記検知信号がHighであるとき、前記切替装置に電力供給を行うコネクタが抜けている異常が発生していると認識し、前記制御信号がHighなのに前記検知信号がLowであるとき、前記伝達切替部でショートの異常が発生していると認識することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  3. ブラックとイエローとシアンとマゼンタの前記現像器が設けられ、
    前記現像モーターは、複数の前記現像器に駆動を伝達し、
    前記現像モーターから前記現像器への複数の駆動伝達経路に前記伝達切替部が複数設けられ、
    前記異常検知回路は、それぞれの前記伝達切替部に対して設けられ、
    前記制御部は、それぞれの前記異常検知回路の前記検知信号に基づき、それぞれの前記切替装置の異常の有無を認識し、複数の前記切替装置のうち、前記異常がある前記切替装置を判別することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記現像モーターは1つ設けられ、1つの前記現像モーターからブラックとイエローとシアンとマゼンタの前記現像器へのそれぞれの駆動伝達経路に1つずつ前記伝達切替部が設けられる、
    又は、
    前記現像モーターは複数設けられ、複数の前記現像モーターのうちの1つである第1現像モーターは、ブラックの前記現像器の前記攪拌部材と前記攪拌部材以外の回転体を回転させ、他の現像モーターは、イエローとシアンとマゼンタの前記現像器の前記攪拌部材を回転させ、前記第1現像モーターからブラックの前記現像器への駆動伝達経路に1つの前記伝達切替部を設け、前記他の現像モーターからイエローとシアンとマゼンタの前記現像器への駆動伝達経路に少なくとも1つ前記伝達切替部が設けられることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  5. 前記攪拌部材以外の回転体は、画像形成装置内で用紙を搬送する搬送用回転体であることを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の画像形成装置。
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