JP6286101B1 - 作業車両 - Google Patents

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Abstract

作業車両は、車両本体と、前記車両本体の一部を覆う外装板と、前記車両本体のうち前記外装板の周囲に配置された収容部と、前記収容部の内部空間を封じるための蓋部と、前記収容部と前記蓋部とを連結し、前記外装板側にあって前記蓋部を開閉させる開閉機構と、前記蓋部が開いた状態で、前記蓋部における前記外装板側の端部の上方、かつ、前記外装板の下方に形成される第1空間部とを備える。

Description

本発明は、作業車両に関する。
車両本体の後部にバッテリボックスが配置された作業車両が知られている(例えば、特許文献1参照)。バッテリボックスは、内部にバッテリを収容する収容部と、収容部を覆う蓋部とを有する。バッテリボックスは、例えば蓋部の車両本体側がヒンジ等により収容部に連結される。この場合、バッテリボックスは、蓋部を車両本体側に持ち上げることで開く構成である。
特開2012−183943号公報
上記構成の作業車両は、点検時等には蓋部を開いてバッテリの電解液の液面や端子の状態を確認するが、通常時には蓋部が閉じた状態である。例えば夜間等、作業車両が休車中に、バッテリボックスの蓋部が閉じたまま長時間放置される状態で降雪等があると、蓋部の上部に雪が積もったり、作業現場の土砂などが蓋部に堆積したりする場合がある。例えば、雪が積もった状態のまま蓋部を開く場合、蓋部と車両本体の外装板との間で雪が挟まり、雪の逃げ場がなくなる場合がある。このため、蓋部を十分に開くことができない場合がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、車両本体に設けられる収容部の蓋部を確実に開くことが可能な作業車両を提供することを目的とする。
本発明の態様に従えば、車両本体と、前記車両本体の一部を覆う外装板と、前記車両本体のうち前記外装板の周囲に配置された収容部と、前記収容部の内部空間を封じるための蓋部と、前記収容部と前記蓋部とを連結し、前記外装板側にあって前記蓋部を開閉させる開閉機構と、前記蓋部が開いた状態で、前記蓋部における前記外装板側の端部の上方、かつ、前記外装板の下方に形成される第1空間部とを備える作業車両が提供される。
本発明の態様によれば、車両本体に設けられる収容部の蓋部を確実に開くことが可能な作業車両を提供することができる。
図1は、本実施形態に係る作業車両の一例を示す斜視図である。 図2は、車両本体の後部の一例を示す斜視図である。 図3は、車両本体の後部の一例を示す斜視図である。 図4は、ボックスユニットの一例を模式的に示す斜視図である。 図5は、ボックスユニットの一例を模式的に示す側面図である。 図6は、ボックスユニットの一例を模式的に示す側面図である。 図7は、収容部の内部の構成を示す斜視図である。 図8は、収容部の内部の構成を示す斜視図である。 図9は、比較例に係る作業車両に設けられる外装板及びボックスユニットの一例を示す図である。 図10は、変形例に係るボックスユニットの一例を示す斜視図である。 図11は、変形例に係るボックスユニットの一例を示す側面図である。 図12は、変形例に係るボックスユニットの一例を示す側面図である。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。下記実施形態の構成要素は、適宜組み合わせることができ、また、一部の構成要素が用いられない場合もある。
図1は、本実施形態に係る作業車両1の一例を示す斜視図である。図1に示すように、本実施形態において、作業車両1は、例えばホイールローダである。なお、作業車両1は、ホイールローダに限定されるものではなく、グレーダ等の他の種類の作業車両であってもよい。
作業車両1は、車両本体2と、車両本体に支持される作業機10とを備える。車両本体2は、運転室3と、走行装置4と、走行装置4を駆動するための動力を発生するエンジン(不図示)と、車体フレーム8とを有する。作業車両1は、運転室3に搭乗した運転者によって操作される。運転室3には、運転者によって操作される運転操作装置が配置される。運転操作装置は、例えば、変速機シフトレバー、アクセルペダル、ブレーキペダル、及び作業機10を操作するための作業機レバーを含む。運転者は、運転操作装置を操作して、作業車両1の走行速度の調整、前進又は後進の切替え、及び作業機10の操作を実施する。
走行装置4は、回転可能な車輪5を有する。車輪5にタイヤ6が装着される。車輪5は、2つの前輪5Fと、2つの後輪5Rとを含む。タイヤ6は、前輪5Fに装着される前タイヤ6Fと、後輪5Rに装着される後タイヤ6Rとを含む。走行装置4は、地面を走行可能である。
車体フレーム8は、ロアデッキ8a及びアッパデッキ8bを有する。ロアデッキ8aは、車体フレーム8の後部の側方に取り付けられる。ロアデッキ8aの下部には、後述のボックスユニット20が配置される。アッパデッキ8bは、ロアデッキ8aの前方かつ上方に配置されている。ロアデッキ8aの下方には、例えば、ラダー8cが配置されている。ロアデッキ8aとアッパデッキ8bとの間には、斜めラダー8dが配置されている。ロアデッキ8a、アッパデッキ8b及び斜めラダー8dの側方には、柵状の手すり8eが配置されている。
車体フレーム8は、外装板9を有する。外装板9は、車両本体2の一部、例えば不図示のエンジン等を覆うように配置される。外装板9は、例えばロアデッキ8aに面する部分と、アッパデッキ8bに面する部分と、斜めラダー8dに面する部分と、にそれぞれ配置される。ロアデッキ8aに面する外装板9は、車両本体2の後方に面する部分と、車両本体2の側方(左方及び右方)に面する部分とを有する。
作業機10は、車両本体2に移動可能に連結されるブーム11と、ブーム11に移動可能に連結される掘削部材であるバケット12と、リンクを介してバケット12に連結されたベルクランク15とを有する。作業機10は、ブーム11を駆動するブームシリンダと、バケット12を駆動するバケットシリンダとを有する。ブームシリンダは、一端が車両本体2に連結され、他端がブーム11に連結される。運転者が作業機レバーを操作するとブームシリンダが伸縮する。これにより、ブーム11は上下方向に移動する。バケットシリンダは、一端部が車両本体2に連結され、他端部がベルクランク15に連結される。運転者が作業機レバーを操作するとバケットシリンダが伸縮する。これにより、バケット12は上下方向に移動する。バケット12は、車両本体2の前方において移動する。
図2及び図3は、車両本体2の後部の一例を示す斜視図である。図2及び図3に示すように、ロアデッキ8aは、床板の一部が開閉可能に設けられる。本実施形態では、ロアデッキ8aのうち2枚の床板が開閉可能である。ロアデッキ8aには、それぞれボックスユニット20が配置される。ボックスユニット20は、内部に物品を収容可能である。本実施形態において、ボックスユニット20は、例えば、バッテリボックス、ツールボックス又はヒューズボックス等を含む。本実施形態では、ボックスユニット20が外装板9の側方に面するロアデッキ8aに配置される構成を例に挙げて説明するが、これに限定されるものではない。例えば、ボックスユニット20は、外装板9の後方に面するロアデッキ8aに配置されてもよい。
図4は、ボックスユニット20の一例を模式的に示す斜視図である。図5及び図6は、ボックスユニット20の一例を模式的に示す側面図である。ボックスユニット20は、収容部21と、蓋部22と、開閉機構23とを有する。収容部21は、上端部に開口部を有し、内部に収容室を有する。収容部21は、収容室にバッテリBTや工具TL等の物品が収容される。
蓋部22は、収容部21の内部空間の一部である開口部を封じるための蓋であって、収容部21に開閉可能に設けられる。蓋部22は、板状部24と、延出部25と、取付代26とを有する。蓋部22が閉じた状態において、板状部24は、収容部21の開口部を閉塞すると共に、上記のロアデッキ8aの床板として用いられる。したがって、蓋部22が閉じた状態では、板状部24の上面を作業者等が通過可能である。板状部24は、例えば縞鋼板等の板状部材を用いて形成される。この場合、板状部24は、上面に円形状の滑り止め部(図7、図8参照)が設けられることで、作業者が通過しやすい構成となっている。
延出部25は、板状部24のうち外装板9側の端部24aに配置され、上方に延び出して設けられる。延出部25は、板状部24の端部24aから上方に湾曲又は屈曲した状態で延び出している。延出部25は、例えば車両本体2の前後方向に沿って帯状に形成され、車両本体2の前後方向の両端に亘って配置される。延出部25のうち板状部24側に面する外面25fは、例えば外装板9の外面9fと面一状態となっている。つまり、蓋部22が閉じた状態において、外装板9の外面9fと延出部25の外面25Fとが連続して段差がない面を形成する状態となっている。
延出部25は、蓋部22が閉じた状態では、上端部25mが、上記のロアデッキ8aに隣接する外装板9の下端部9mに対向して配置される。延出部25は、上端部25mが外装板9の下端部9mに対向した状態で、わずかに隙間が形成される。この隙間は、作業者等が外部から観察した場合に目立たない程度の間隔に設定される。また、外装板9の下方には、空間部Kが形成される。空間部Kは、蓋部22が閉じた状態において、延出部25によって塞がれた状態となる。
取付代26は、板状部24の下面側に配置される。取付代26は、後述のヒンジ部27に連結される部分である。取付代26は、例えば帯状に形成され、板状部24の外周に沿って矩形の環状に配置される。取付代26は、収容部21に応じた寸法に形成され、例えば板状部24の外周よりも内側に配置される。
開閉機構23は、ヒンジ部27を有する。ヒンジ部27は、収容部21と蓋部22の取付代26とを連結する。ヒンジ部27は、例えば取付代26のうち外装板9側の端部に連結される。この構成により、蓋部22は、外装板9とは反対側の端部を持ち上げることで、ヒンジ部27を中心として外装板9側に向けて開くようになっている。つまり、蓋部22の端部を持ち上げながら、当該端部を作業車両1の外側から内側に向けて移動させるようになっている。
図7及び図8は、収容部21の内部の構成を示す斜視図である。図7及び図8に示すように、開閉機構23は、収容部21の内部に支持部材28と、第1支持棒29と、第2支持棒30とを有する。支持部材28は、収容部21の内面の一部を構成する側壁に固定される。支持部材28は、第1支持棒29及び第2支持棒30を介して蓋部22を支持する。支持部材28は、例えば板状であり、基準係止部28aと、案内部28bと、第1支持部28cと、第2支持部28dとを有する。基準係止部28a、案内部28b及び第1支持部28cは、支持部材28を貫通する貫通孔であり、互いに連通して設けられる。基準係止部28aは、例えば円形状であり、蓋部22が閉じた状態において、第1支持棒29の突起部29aを係止させる。案内部28bは、基準係止部28aから外装板9側に直線状に延びている。案内部28bは、蓋部22が開かれていく際又は蓋部22が閉じられる際に、突起部29aを案内する。第1支持部28cは、例えば案内部28bの外装板9側の端部が下方に屈曲した状態で設けられる。第1支持部28cは、蓋部22が第1開口量となる場合に第1支持棒29を係止させる。第2支持部28dは、例えば基準係止部28aに対して外装板9とは反対側、つまり基準係止部28aよりも作業車両1の外側に配置される。第2支持部28dは、支持部材28の上辺の一部が切り欠かれた形状である。第2支持部28dは、蓋部22が第1開口量よりも小さい第2開口量となる場合に第2支持棒30の突起部30aを係止させる。本実施形態において、例えば第1開口量は蓋部22が全開状態となる場合の開口量(図7参照)であり、第2開口量は蓋部22が半開状態となる場合の開口量(図8参照)である。第1開口量及び第2開口量については、これに限定するものではない。
また、支持部材28は、例えば収容部21の側壁を貫通して、車両本体2の前後方向の後方の隣に配置されるボックスユニット20との間に跨って設けられる。支持部材28は、当該隣のボックスユニット20の収容部21内において、上記と同様の構成を有している。なお、支持部材28は、隣り合うボックスユニット20の間に跨って配置される構成に限定するものではなく、各ボックスユニット20に個別に設けられてもよい。
第1支持棒29は、例えば矩形の板状である。第1支持棒29は、一端側が連結部材29cによって蓋部22に連結される。第1支持棒29は、連結部材29cに対して回動可能である。第1支持棒29は、上記の突起部29aと、作業者が把持可能な把持部29bとを有する。突起部29aは、第1支持棒29の他端側に配置される。突起部29aは、第1支持棒29から車両本体2の後方に突出する。突起部29aは、上記の基準係止部28a、案内部28b及び第1支持部28cを構成する貫通孔に挿入される。第1支持棒29は、蓋部22の開閉により連結部材29cに対して回動することで、突起部29aが基準係止部28a、案内部28b及び第1支持部28cの間を往復移動することが可能である。第1支持棒29の突起部29aが第1支持部28cに係止された場合、蓋部22の重量が第1支持棒29及び支持部材28によって支持される。このため、蓋部22の開口量が第1開口量に固定される。
把持部29bは、例えば、所定の長さの丸棒の両端を曲げて、第1直線部と、第1直線部の両端から、それぞれ屈曲した第2直線部とで構成される。第1直線部と第2直線部の接続部とは逆の位置にある第2直線部の端部を第1支持棒29に溶接などによって接合する。第1直線部と第1支持棒29との間に形成される空間に作業者は手を入れることで第1支持棒29を把持し移動させることができる。例えば、突起部29aが第1支持部28cに係止されて蓋部22の開口量が第1開口量で保持されている場合、作業者は、把持部29bを把持して突起部29aを第1支持部28cから外し、案内部28b側に移動させることで、突起部29aが案内部28bをスライド可能となる。このため、蓋部22の開口量を変更することができる。
第2支持棒30は、第1支持棒29とは別個に設けられる。第2支持棒30は、例えば丸棒状である。第2支持棒30は、一方の端部である基端部が屈曲され、連結部材30bを介して蓋部22に連結される。第2支持棒30は、連結部材30bに対して回動可能である。また、第2支持棒30は、他方の端部である先端部が基端部とは反対方向に屈曲されて上記の突出部30aを構成する(図8参照)。
第2支持棒30は、蓋部22に設けられる固定部30cに先端部側を固定させることが可能である。固定部30cとして、例えば、クリップやマグネットなどを用いることができる。第2支持棒30は、先端部側を固定部30cに固定させることにより、蓋部22に保持された状態となる。また、第2支持棒30は、先端部側を固定部30cから外すことが可能である。第2支持棒30は、先端部側を固定部30cから外した場合、連結部材30bに対して回動可能となる。この場合、第2支持棒30は、先端部側を下方に移動させて、蓋部22の開口量を第2開口量に調整することにより、突起部30aを第2支持部28dに挿入可能である。第2支持棒30は、突起部30aが第2支持部28dに挿入されることにより、支持部材28に装着される。第2支持棒30が支持部材28に装着された場合、蓋部22の重量が第2支持棒30及び支持部材28によって支持される。このため、蓋部22の開口量が第2開口量に固定される。また、第2支持棒30は、突起部30aが第2支持部28dに挿入された状態において、先端部側を上方に移動させることにより、突起部30aを第2支持部28dから抜き出すことが可能である。第2支持棒30は、突起部30aが第2支持部28dから抜き出されることにより、支持部材28から取り外される。このように、第2支持棒30は、支持部材28に対して着脱可能に設けられる。
上記の作業車両1は、点検時等に蓋部22を開いてバッテリBTの電解液の液面や端子の状態を確認したり、工具TL等を確認したりするが、通常時には蓋部22が閉じた状態である。例えば夜間等、作業車両1が休車中に、ボックスユニット20の蓋部22が閉じたまま長時間放置される状態で降雪等があると、蓋部22の上部に雪SNが積もる場合がある(図5及び図6の一点鎖線部)。また、作業現場の土砂などが蓋部22に堆積する場合もある。
図9は、比較例に係る作業車両101に設けられる外装板109及びボックスユニット120の一例を示す図である。図9に示す作業車両101は、例えば外装板109の下側の端部109mが蓋部122の下方側まで延びている。ボックスユニット120は、収容部121と、閉じた状態で収容部121の内部空間を封止する蓋部122と、外装板109側にあって蓋部122を開閉させる開閉機構123とを有する。蓋部122は、全体に亘って平面状であり、外装板109側の端部124aについても平坦に形成される。この構成において、例えば、雪SNが積もった状態の蓋部122を開く場合、外装板109の端部109mと蓋部122の端部124aとの間には空間部がほとんど形成されない状態となる。このため、蓋部122と外装板109との間で雪SNが挟まり、雪SNの逃げ場がない状態になる。この場合、蓋部22を十分に開くことができない可能性がある。つまり、十分な開口量で蓋部122を開けることができない場合がある。
これに対して、本実施形態では、図6に示すように、蓋部22が開いた状態では、蓋部22における、外装板9側の端部24aの上方、かつ、外装板9の下方に第1空間部K1が形成される。第1空間部K1は、例えば蓋部22が閉じた状態における上記空間部Kの一部を用いて形成される。第1空間部K1は、上記空間部Kと連通している。第1空間部K1が形成されることにより、蓋部22の上面に雪SNが積もった状態であっても、蓋部22を開いた場合には雪SNが第1空間部K1に移動する。このため、蓋部22を開いた状態において、雪SNを第1空間部K1に逃がすことができる。つまり、十分な開口量で蓋部22を開けることができる。
以上のように、本実施形態に係る作業車両1は、車両本体2と、車両本体2の一部を覆う外装板9と、車両本体2のうち外装板9の周囲に配置された収容部21と、収容部21に配置された蓋部22と、収容部21と蓋部22の外装板9側とを連結するヒンジ部27を有し、蓋部22を外装板9側に向けて開く開閉機構23と、蓋部22が開いた状態で、蓋部22における、外装板9側の端部24aの上方、かつ、外装板9の下方に形成される第1空間部K1とを備える。この構成では、蓋部22の上面に雪SNが積もった状態であっても、蓋部22を開いた場合には雪SNが第1空間部K1に移動する。このため、蓋部22を開いた状態において、雪SNを第1空間部K1に逃がすことができる。これにより、蓋部22を確実に開くことができる。よって、車両本体2に設けられる収容部21の蓋部22を確実に開くことが可能な作業車両1を提供することができる。
また、本実施形態に係る作業車両1において、蓋部22は、上方に延びる延出部25を外装板9側の端部24aに有し、延出部25は、蓋部22が閉じた状態で上端部25mが外装板9の下端部9mに対向する。これにより、外部から見た場合の美観を確保することができる。
また、本実施形態に係る作業車両1において、開閉機構23は、蓋部22を第1開口量に支持する第1支持部28cと、蓋部22を第1開口量よりも小さい第2開口量に支持する第2支持部28dとを有する。これにより、蓋部22を第1開口量と第2開口量とで切り替えて支持することができる。
また、本実施形態に係る作業車両1において、開閉機構23は、蓋部22を支持する第1支持棒29と、蓋部22を支持する第2支持棒30とを有し、第1支持棒29及び前記第2支持棒30は、別個に設けられる。これにより、第1開口量と第2開口量との切り替えを効率的に行うことができる。
また、本実施形態に係る作業車両1において、延出部25は、板状部24側の外面25fが外装板9の外面9fと面一に配置される。これにより、外部から見た場合の美観を確保することができる。
また、本実施形態に係る作業車両1において、車両本体2は、作業者が通行可能なロアデッキ8aを有し、蓋部22は、閉じた状態でロアデッキ8aの床板として用いられる。このように、蓋部22は、閉じた状態でロアデッキ8aの床板を兼ねるため、車両本体2のスペースを有効に活用することができる。
本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更を加えることができる。例えば、上記実施形態では、延出部25が帯状に形成された構成を例に挙げて説明したが、これに限定するものではない。図10は、変形例に係るボックスユニット20Aの一例を示す斜視図である。図10に示すように、ボックスユニット20Aは、延出部25Aと外装板9Aの下端側とが櫛歯状に形成されてもよい。この場合、外装板9Aの下端部には凹凸部9nが設けられており、延出部25Aの上端部には当該凹凸部9nに対応する形状の凹凸部25nが設けられる。これにより、延出部25A及び外装板9Aの設計の自由度が高められ、直線状に配置する場合とは異なる美観を与えることができる。
また、上記実施形態では、延出部25が板状部24に対して垂直に上方に延び出す構成を例に挙げて説明したが、これに限定するものではない。例えば、図11及び図12は、変形例に係るボックスユニット20Bの一例を示す側面図である。図11に示すように、ボックスユニット20Bは、板状部24に対して、延出部25Bが上方に延びるが、外装板9側に傾いて延びている。延出部25Bは、上端部25mが外装板9の下端部9mに近接して配置される。延出部25Bの外面25gは、外装板9の外面9fに対して平行ではなく傾いて配置される。この構成では、図12に示すように、蓋部22を開いた状態において、延出部25Bから雪SN等の堆積物を第1空間部K1から空間部Kに移動させることができる。
この場合、図12に示すように、外装板9の下方に、第1空間部K1と地上とを連通する第2空間部K2を備える構成であってもよい。これにより、第1空間部K1から空間部Kに流れた雪SNや泥等の堆積物を地上に落とすことができる。よって、蓋部22の上面の堆積物を効率的に除去することが可能となる。
なお、延出部25Bは、例えば上端部25mが外装板9の下端部9mに対向するが、これに限定されない。例えば、延出部25Bの上端部25mと、外装板9の下端部9mとは対向しなくてもよい、つまり、延出部25Bの上端部25mと外装板9の下端部9mとが水平方向にずれて配置されてもよい。
また、延出部25は、板状部24に対して上方に延び出す構成に限定されない。例えば、蓋部22が開いた状態で蓋部22の端部24aの上方、かつ、外装板9の下方に第1空間部K1が形成される構成であれば、延出部25が板状部24に対して下方に延び出す構成であってもよい。
また、上記実施形態では、ボックスユニット20の蓋部22がロアデッキ8aの床板を兼ねた構成を例に挙げて説明したが、これに限定するものではない。蓋部22は、例えば他の機能と兼用する構成であってもよいし、収容部21の開口部を覆うための専用の構成であってもよい。
また、上記実施形態では、開閉機構23において第1支持棒29と第2支持棒30とが別個に設けられた構成を例に挙げて説明したが、これに限定するものではない。例えば、支持部材28のうち第1支持棒29の移動経路に第2支持部28dに相当する係止部を設けることで、第1支持棒29のみを用いて蓋部22の開口量を調整する構成であってもよい。
K 空間部
K1 第1空間部
K2 第2空間部
BT バッテリ
TL 工具
SN 雪
1 作業車両
2 車両本体
3 運転室
4 走行装置
5 車輪
5F 前輪
5R 後輪
6 タイヤ
6F 前タイヤ
6R 後タイヤ
8 車体フレーム
8a ロアデッキ
8b アッパデッキ
8c ラダー
8d 斜めラダー
8e 手すり
9,9A 外装板
9f,25f,25g 外面
9m 下端部
9n,25n 凹凸部
10 作業機
11 ブーム
12 バケット
15 ベルクランク
20,20A,20B ボックスユニット
21 収容部
22 蓋部
23 開閉機構
24 板状部
24a 端部
25,25A,25B 延出部
25m 上端部
26 取付代
27 ヒンジ部
28 支持部材
28a 基準係止部
28b 案内部
28c 第1支持部
28d 第2支持部
29 第1支持棒
29a,30a 突起部
29c,30b 連結部材
29c 連結部
30 第2支持棒

Claims (6)

  1. 車両本体と、
    前記車両本体の一部を覆う外装板と、
    前記車両本体のうち前記外装板の周囲に配置された収容部と、
    前記収容部の内部空間を封じるための蓋部と、
    前記収容部と前記蓋部とを連結し、前記外装板側にあって前記蓋部を開閉させる開閉機構と、
    前記蓋部が開いた状態で、前記蓋部における前記外装板側の端部の上方、かつ、前記外装板の下方に形成される第1空間部と
    を備え
    前記蓋部は、上方に延びる延出部を前記外装板側の端部に有し、
    前記延出部は、前記蓋部が閉じた状態で上端部が前記外装板の下端部に対向する
    作業車両。
  2. 車両本体と、
    前記車両本体の一部を覆う外装板と、
    前記車両本体のうち前記外装板の周囲に配置された収容部と、
    前記収容部の内部空間を封じるための蓋部と、
    前記収容部と前記蓋部とを連結し、前記外装板側にあって前記蓋部を開閉させる開閉機構と、
    前記蓋部が開いた状態で、前記蓋部における前記外装板側の端部の上方、かつ、前記外装板の下方に形成される第1空間部と
    を備え、
    前記外装板の下方に配置され、前記第1空間部と地上とを連通する第2空間部を備える
    作業車両。
  3. 車両本体と、
    前記車両本体の一部を覆う外装板と、
    前記車両本体のうち前記外装板の周囲に配置された収容部と、
    前記収容部の内部空間を封じるための蓋部と、
    前記収容部と前記蓋部とを連結し、前記外装板側にあって前記蓋部を開閉させる開閉機構と、
    前記蓋部が開いた状態で、前記蓋部における前記外装板側の端部の上方、かつ、前記外装板の下方に形成される第1空間部と
    を備え、
    前記蓋部は、上方に延びる延出部を前記外装板側の端部に有し、
    前記延出部は、外面が前記前記外装板の外面と面一に配置される
    作業車両。
  4. 前記開閉機構は、前記蓋部を第1開口量に支持する第1支持部と、前記蓋部を前記第1開口量よりも小さい第2開口量に支持する第2支持部とを有する
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の作業車両。
  5. 前記開閉機構は、前記蓋部を支持する第1支持棒と、前記蓋部を支持する第2支持棒とを有し、
    前記第1支持棒及び前記第2支持棒は、別個に設けられる
    請求項4に記載の作業車両。
  6. 前記車両本体は、デッキを有し、
    前記蓋部は、閉じた状態で前記デッキの床板として用いられる
    請求項1から請求項のいずれか一項に記載の作業車両。
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