JP6285722B2 - 車両用昇降装置におけるプラットホームの前フラッパ装置 - Google Patents

車両用昇降装置におけるプラットホームの前フラッパ装置 Download PDF

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Description

この発明は、車椅子使用者が乗車し車両への乗降および荷物の車両への積降に使用される車両用昇降装置におけるプラットホームの前フラッパ装置に関するものである。
特許文献1には、乗降台の左右側部の車両側端に、起伏自在に枢支される車両側フラッパーにおいて、その一方側に設けた基軸の下方に連動杆用支承軸を横向きに突設し、連動杆の中間部を回転自在に軸受し、連動杆の上部側に開口した縦長連係孔に車両側フラッパーの対応側面に固着して設けた連係ピンを嵌合し、前記中間部の下方に開設した連結軸受孔に、前端が前記左右側部の一方に設けたブラケットに基端の取付部を軸着支持された電動シリンダーのロッドの先端部を軸着連結してなる車両側フラッパー起伏装置が開示されている。
特許文献2には、載置部1の車両内方側端部に上下搖動自在に枢支され且つその先端部に受け止め体35の被係合部81に対して相対回転自在に係合する係合部85aを搖動部材85が、載置部1が外方位置に位置する状態において車両内方側に突出する上方搖動位置にて被係合部81を係合支持して起立姿勢に保持し、載置部1の外方位置から内方位置への移動に伴って、その初期移動により上方搖動位置から下向きに突出する下方搖動位置に搖動して受け止め体35を倒れ姿勢に姿勢変更したのち引き続く移動により被係合部81との係合を解除し、且つ、載置部1の内方位置から外方位置への移動に伴って、倒れ姿勢の受け止め体35の被係合部81に係合して引き続く移動により下方搖動位置から上方搖動位置への搖動により受け止め体35を起立姿勢に姿勢変更して保持するように保持体Kを構成する、車両用昇降装置が開示されている。
特許文献3には、車両5に設置したベースにアッパーリンク12とロアリンク13の基端部を離隔して軸支し、アッパーリンク12とロアリンク13の先端部を離隔してサイドフレーム3の上端部に軸支して支架すると共に、シリンダー拡縮機構を配備してなる平行四辺形リンク2の車両用昇降装置1において、アッパーリンク12又はロアリンク13の先端部のカムと、カムに連接する連杆に一端側を連係し、他端をプラットホーム4の前フラッパ6と連係するワイヤーロープ26とにより、アッパーリンク12又はロアリンク13の先端部とサイドフレーム3の上端部が昇降時に発生する相対回動を利用して自動起伏する前フラッパ6を備える車両用昇降装置が開示されている。
特開2005−14689号公報 特開2005−145236号公報 特開2010−75567号公報
特許文献1に掲載される装置は、モータの作動により車両側フラッパを起伏させるものであるから、モータによる伝動機構と作動電力を必要とし製造コスト高と維持費用高を免れなかった。
特許文献2に掲載される装置は、プラットホームの車両進入時に起立する前フラッパを倒しかつプラットホームから外して車両床面に格納するので、折畳機構の簡略化と円滑な起伏作動を得ることにあった。
特許文献3に掲載される装置は、シリンダー拡縮機構を配備してなる平行四辺形リンクの車両用昇降装置において、アッパーリンク又はロアリンクの先端部とサイドフレームの上端部が昇降時に発生する相対回動を利用してワイヤーロープにより前フラッパを自動起伏作動させるものであったから、機構の複雑性は免れなかった。
上述のように、従来の平行リンクアームを有する最もスタンダードタイプの車両用昇降装置では、コストあるいは機構上の問題で低コストの前フラッパ(前方脱輪防止プレート)の設置が困難であった。本発明の車両用昇降装置におけるプラットホームの前フラッパ装置は、大幅なコストアップを回避し、かつシンプルな機構で安全性の高く車椅子使用者の乗降および荷物の積降に広く使用される装置を提案するものである。
車両の出入口に臨む車室床面上または車両床面下にプラットホームを昇降する昇降機構が配備され、車椅子使用者の車両への乗降または荷物の積降に使用される車両用昇降装置において、前記昇降機構の左サイドフレームの下端部と右サイドフレームの下端部に差渡された連結プレートの前端部に、起立付勢用スプリングを配備した蝶番により前フラッパプレートの基端が取付けられて起立自在に付勢されて軸支されると共に、前フラッパプレートが所要の起立角を維持する為に、前フラッパプレートの基端を下方へ所要幅延長し、該延長部分を下方へ略直角に折曲してストッパ部を形成し、該ストッパ部を前記蝶番の軸結部の外周を半回し、該ストッパ部の内面を連結プレートの前端部の下面に連接するように配備され、プラットホームが車両に接続時に、前記前フラッパプレートに前方から連接し、後方側に伏倒させる折畳み操作機構が車両に配備されてなる車両用昇降装置におけるプラットホームの前フラッパ装置であって、前記連結プレートの前端部の起立付勢用スプリングを配備した蝶番の一方展開部取付部は、連結プレートの前端部に方形の切欠き部を設けると共に、該切欠き部に裏側より閉塞板を取付けて閉塞し、該閉塞板の上面を取付面に設け、かつ前記閉塞板の前縁を前記ストッパ部の後縁と適正に突合する位置に形成して設け、該蝶番の一方展開部取付部に起立付勢用スプリングを配備した蝶番の一方展開部を取付けてなる車両用昇降装置におけるプラットホームの前フラッパ装置にある。
本発明の車両用昇降装置におけるプラットホームの前フラッパ装置の前フラッパプレートは、平行リンクアームによりプラットホームが車両から離れた上昇状態または下降状態において、スプリング付き蝶番により起立状態を確実に確保できるものである。
本発明の車両用昇降装置におけるプラットホームの前フラッパ装置は、平行リンクを支えているベースプレート上の台枠等の側面に設置しているブラケットのローラに接触し、プラットホーム側に倒れ、その前フラッパが倒れる面は連結プレートの上面になるため、プラットホームの回転立ち上げ格納操作および横開き操作が前フラッパプレートと干渉することなく行えるものである。
本発明の車両用昇降装置におけるプラットホームの前フラッパ装置は、プラットホームが車両に接続すると自動的に前フラッパプレートが伏倒しその状態が維持されるので、車椅子または荷物用台車をプラットホームから車内へ移動あるいは反対に車内からプラットホームへ伏倒した前フラッパプレートの上を通り円滑に移動ができるものである。
本発明の車両用昇降装置におけるプラットホームの前フラッパ装置は、構成が簡単、堅牢で高い安全性を確保し、コストも低減であり、車椅子使用者の乗降および荷物の積降に広く活用できるものである。
本発明の車両用昇降装置におけるプラットホームの前フラッパ装置の前フラッパをブラケットにより二つ折りに折畳み展開したプラットホームが車両床面に接続した状態の示す平面図である。 同じく、本発明の車両用昇降装置におけるプラットホームの前フラッパ装置の前フラッパをブラケットによる二つ折り折畳み状態の部分拡大平面図である。 同じく、図1のA−A線に沿う部分拡大断面図である。 本発明の車両用昇降装置におけるプラットホームの前フラッパ装置を配備した車両用昇降装置のプラットホームが昇降作動中または路面等に降下接地状態時の前フラッパの起立状態を示す横断側面図である。 同じく、前フラッパの起立状態の拡大部分断面図である。 連結プレートに蝶番を取付ける構造の実施例を示す部分平面図である。 本発明の車両用昇降装置におけるプラットホームの前フラッパ装置を配備した車両用昇降装置のプラットホームが路面に接地時の状態を示す側面図である。 本発明の車両用昇降装置におけるプラットホームの前フラッパ装置を配備した車両用昇降装置の車両に格納状態を示す側面図である。
車両の出入口に臨む車室床面上または車両床面下にプラットホームを昇降する昇降機構が配備され、車椅子使用者の車両への乗降または荷物の積降に使用される車両用昇降装置において、前記昇降機構の左サイドフレームの下端部と右サイドフレームの下端部に差渡された連結プレートの前端部に、起立付勢用スプリングを配備した蝶番により前フラッパプレートの基端が取付けられて起立自在に付勢されて軸支されると共に、前フラッパプレートが所要の起立角を維持する為に、前フラッパプレートの基端を下方へ所要幅延長し、該延長部分を下方へ略直角に折曲してストッパ部を形成し、該ストッパ部を前記蝶番の軸結部の外周を半回し、該ストッパ部の内面を連結プレートの前端部の下面に連接するように配備され、プラットホームが車両に接続時に、前記前フラッパプレートに前方から連接し、後方側に伏倒させる折畳み操作機構が車両に配備されてなる車両用昇降装置におけるプラットホームの前フラッパ装置であって、前記連結プレートの前端部の起立付勢用スプリングを配備した蝶番の一方展開部取付部は、連結プレートの前端部に方形の切欠き部を設けると共に、該切欠き部に裏側より閉塞板を取付けて閉塞し、該閉塞板の上面を取付面に設け、かつ前記閉塞板の前縁を前記ストッパ部の後縁と適正に突合する位置に形成して設け、該蝶番の一方展開部取付部に起立付勢用スプリングを配備した蝶番の一方展開部を取付けてなる車両用昇降装置におけるプラットホームの前フラッパ装置。
以下、本発明の車両用昇降装置におけるプラットホームの前フラッパ装置を図面に示す実施例により説明すると、本発明の実施例の車両用昇降装置におけるプラットホームの前フラッパ装置1が配備される車両用昇降装置2は、車両3の出入口4に臨む車室床面5に昇降機構6が配備され、プラットホーム7は昇降機構6の作動により車室床面5と路面8との間を昇降するように構成され、車椅子使用者がプラットホーム7に乗車し車両3への乗降に使用される。
前記本発明の実施例の車両用昇降装置におけるプラットホームの前フラッパ装置1は、昇降機構6の左サイドフレーム9aの下端部9a1と右サイドフレーム9bの下端部9b1に差渡された連結プレート10の前端部に、前フラッパプレート13の基端が軸支されると共に起立付勢用スプリングにより付勢されて起立自在に配備される実施例として、起立付勢用スプリング11を配備した蝶番12により前フラッパプレート13の基端が取付けられて起立自在に付勢されて軸支されると共に、前フラッパプレート13が所要の起立角を維持する為に、前フラッパプレート13の基端を下方へ所要幅延長し、該延長部分を下方へ略直角に折曲してストッパ部14を形成し、該ストッパ部14を前記蝶番12の軸結部12aの外周を半回し、該ストッパ部14の内面14aを連結プレート10の前端部の下面に連接するように配備している。
実施例では連結プレート10は、左サイドフレーム9aの下端部9a1と右サイドフレーム9bの下端部9b1に差渡された連結フレーム15上に取り付けられてもよく、その際に連結プレート10の前端部は連結フレーム15の前縁より所要幅突出させて配備している。
前記連結プレート10の前端部の起立付勢用スプリング11を配備した蝶番12の一方展開部取付部16は、連結プレート10の上面10bより低位置に設けるため、連結プレート10の前端部に方形の切欠き部10a1を設けると共に、該切欠き部10a1に裏側より閉塞板17を取付けて閉塞し、該閉塞板17の上面を取付面に設け、かつ該閉塞板17の前縁17aを前記ストッパ部14の後縁と適正に突合する位置に形成して設けている。そして、蝶番12の一方展開部取付部16に起立付勢用スプリング11を配備した蝶番12の一方展開部12bを取付けている。
前記起立付勢用スプリング11を配備した蝶番12の他方展開部12cに前フラッパプレート13の基端13aを取付けている。前記前フラッパプレート13は仲介座板18を起立付勢用スプリング11を配備した蝶番12の他方展開部12cとの間に配してストッパ部14の後縁の回動半径が大きくなるように設けている。
前記前フラッパプレート13を取り付ける起立付勢用スプリング11を配備した蝶番12は、図1に示すように、左右端の二箇所と中間二箇所の四箇所に配備される。
前記昇降機構6は、車両3の出入口4の近傍の車両床面5に設置する底板19上に左右に離隔して左台枠20aと右台枠20bを立設し、この左台枠20aに左アッパーアーム21aと左ロアアーム22aを前後に対応させて夫々の下端部を支軸23、支軸24により軸支し、右台枠20bに右アッパーアーム21bと右ロアアーム22bを前後に対応させて夫々の下端部を同様に軸支し、前記左アッパーアーム21aと左ロアアーム22aの夫々上端部を左サイドフレーム9aの上端部9a2に前後に離隔して支軸25、支軸26により軸支し、前記右アッパーアーム21bと右ロアアーム22bの夫々上端部を右サイドフレーム9bの上端部9b2に前後に離隔して同様に軸支してなる。この左サイドフレーム9aの下端部9a1と右サイドフレーム9bの下端部9b1には、前述のように、連結プレート10と連結フレーム15が差渡されて配備される。
前記左アッパーアーム21aの上端部を左サイドフレーム9aの上端部9a2に軸支する支軸25と、左ロアアーム22aの下端部を左台枠20aに軸支する支軸23には、ピストンとシリンダーからなる油圧動力装置27が配備される。
前記右アッパーアーム21bの上端部を右サイドフレーム9bの上端部9b2に軸支する支軸と、右ロアアーム22bの下端部を右台枠20bに軸支する支軸には同様の油圧動力装置が配備される。
左サイドフレーム9aの後面に係着自在の左ゲートフレーム28aと右サイドフレーム9bの後面に配備された縦軸29に転回可能に軸支された右ゲートフレーム28bに前端部の両側が枢軸30a、30bにより枢支されてプラットホーム7が配備される。
前記プラットホーム7は、図4に示すように、展開して水平の載置面7aを構成し、その状態で前記油圧動力装置27により車両3と路面8の間を昇降する。前フラッパプレート13は、蝶番12のスプリングの付勢作用で起立し、ストッパ部14の作用で起立状態を維持し、載置面7a上の車椅子等をプラットホーム7の前端部から転落を防止する。
前記プラットホーム7は、図3に示すように、二つ折り格納ができる構成であると共に、前記両側の枢軸30a、30bを中心に起立させ、左サイドフレーム9aから左ゲートフレーム28aを開放し、右サイドフレーム9bの縦軸29に支承される右ゲートフレーム28bを中心にプラットホーム7を横開きに転回して車両3の出入口4を開口可能に設けられている。
前記プラットホーム7を水平に展開した時のその載置面7aは前記連結プレート10に一致する面に設けられる。
前記左ゲートフレーム28aを左サイドフレーム9aに係着し、右ゲートフレーム28bを右サイドフレーム9bの背面に密接した状態で車両3の出入口4に接続する時、連結プレート10に配備した前フラッパプレート13を自動的に平伏状態に折畳む折畳み操作機構31として先端に回転自在のローラ32を具えたブラケット33が車両床面5の左台枠20aの内面に固着して配備される。
前記左台枠20aと右台枠20bとの間には、折畳まれた前記前フラッパプレート13に対応する車室スロープ板34が配備される。
プラットホーム7の後端に後フラッパ35が起伏自在に配備される。
本発明の車両用昇降装置におけるプラットホームの前フラッパ装置1は、前述のように構成されるから、図7に示すようなプラットホーム7が二つ折りの格納状態から図1に示すように展開し、次に油圧動力装置27を作動させて支軸24と支軸25との間を拡張して左アッパーアーム21aと左ロアアーム22aと共に左サイドフレーム9aを出入口5より後方へ回動する。同様に、右側の右アッパーアーム21bと右ロアアーム(図示しない)と共に右サイドフレーム9bを後方へ回動する。
左アッパーアーム21aと左ロアアーム22aおよび右アッパーアーム21bと右ロアアーム22aが夫々起立状態では図3に示すように、左サイドフレーム9aと右サイドフレーム9bに載渡されて配備される連結プレート10は、車両に格納されているので、その上面に設けられている前フラッパプレート13は、起立付勢用スプリング11を配備した蝶番12に取付けられているから左台枠20aの内面に折畳み操作機構31により押さえこまれているが油圧動力装置27の作動で左サイドフレーム9aと右サイドフレーム9bがプラットホーム7と共に後方へ移動し、ローラ32から離れるとスプリング12の復帰作用で立ち上がり、ストッパ部14の内面を連結プレート10の先端部の外面等に押し当て停止し、前フラッパプレート13を起立状態に維持する。よって、プラットホーム7は、前フラッパプレート13を起立状態で下降して路面等に接面し、また、車両3の出入口5の車両床面5に接続する。
路面8等では、後フラッパ35は、その係合を開放して伏倒し、プラットホーム7から路面8等へ降車し、あるいは反対に路面8等から乗車する。後フラッパ35を起立させて係合した後、左サイドフレーム9aと右サイドフレーム9bを上昇させて一体のプラットホーム7を上昇させるものである。
左サイドフレーム9aと右サイドフレーム9bとプラットホーム7は一体であり、連結プレート10の前フラッパプレート13は起立状態を維持するからプラットホーム7の前端部から車椅子が転落することは防止され、上昇中の安全が確保される。そして左サイドフレーム9aと右サイドフレーム9bが最前位置に達する前に、前フラッパプレート13がローラ32に衝突するからその前進と共に蝶番12の軸結部12aを中心に後方へ折畳まれて連結プレート10の上に伏倒する。よってプラットホーム7の前端部は開放されて伏倒した前フラッパプレート13上を通過し、プラットホーム7から車室スロープ板34を経て車室床面5に、あるいは車室床面5から車室スロープ板34を経て伏倒した前フラッパプレート13上を通過してプラットホーム7に車椅子を移動させることができる。
前記実施例は車椅子使用者の乗降について説明したが、荷物の積降についても同様に行なえるものである。
また、プラットホームを昇降する昇降機構の配備位置についても車両床面下でもよく、車両の出入口に臨む車室床面上に限定するものではない。
本発明の車両用昇降装置におけるプラットホームの前フラッパ装置は、構成が簡単、堅牢で高い安全性を確保し、コストも低減であり、車椅子使用者の乗降および荷物の積降に利便性と経済効果をもたらすものである。
1 車両用昇降装置におけるプラットホームの前フラッパ装置
2 車両用昇降装置
3 車両
4 出入口
5 車室床面
6 昇降機構
7 プラットホーム
7a 載置面
8 路面
9a 左サイドフレーム
9a1 下端部
9a2 上端部
9b 右サイドフレーム
9b1 下端部
9b2 上端部
10 連結プレート
10a 前端部
10a1 切欠き部
10b 上面
11 起立付勢用スプリング
12 蝶番
12a 軸結部
12b 一方展開部
12c 他方展開部
13 前フラッパプレート
13a 基端
14 ストッパ部
14a 内面
15 連結フレーム
16 蝶番の一方展開部取付部
17 閉塞板
17a 前縁
18 仲介座板
19 底板
20a 左台枠
20b 右台枠
21a 左アッパーアーム
21b 右アッパーアーム
22a 左ロアアーム
22b 右ロアアーム
23 支軸
24 支軸
25 支軸
26 支軸
27 油圧動力装置
28a 左ゲートフレーム
28b 右ゲートフレーム
29 縦軸
30a 枢軸
30b 枢軸
31 折畳み操作機構
32 ローラ
33 ブラケット
34 車室スロープ板
35 後フラッパ

Claims (1)

  1. 車両の出入口に臨む車室床面上または車両床面下にプラットホームを昇降する昇降機構が配備され、車椅子使用者の車両への乗降または荷物の積降に使用される車両用昇降装置において、前記昇降機構の左サイドフレームの下端部と右サイドフレームの下端部に差渡された連結プレートの前端部に、起立付勢用スプリングを配備した蝶番により前フラッパプレートの基端が取付けられて起立自在に付勢されて軸支されると共に、前フラッパプレートが所要の起立角を維持する為に、前フラッパプレートの基端を下方へ所要幅延長し、該延長部分を下方へ略直角に折曲してストッパ部を形成し、該ストッパ部を前記蝶番の軸結部の外周を半回し、該ストッパ部の内面を連結プレートの前端部の下面に連接するように配備され、プラットホームが車両に接続時に、前記前フラッパプレートに前方から連接し、後方側に伏倒させる折畳み操作機構が車両に配備されてなる車両用昇降装置におけるプラットホームの前フラッパ装置であって、前記連結プレートの前端部の起立付勢用スプリングを配備した蝶番の一方展開部取付部は、連結プレートの前端部に方形の切欠き部を設けると共に、該切欠き部に裏側より閉塞板を取付けて閉塞し、該閉塞板の上面を取付面に設け、かつ前記閉塞板の前縁を前記ストッパ部の後縁と適正に突合する位置に形成して設け、該蝶番の一方展開部取付部に起立付勢用スプリングを配備した蝶番の一方展開部を取付けてなる車両用昇降装置におけるプラットホームの前フラッパ装置。
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