JP6284787B2 - 複合キャップ - Google Patents

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Description

本発明は、容器口部に装着される内蓋と、該内蓋に装着される外蓋との2ピース構造の複合キャップに関するものであり、より詳細には、既にキャップが装着されている容器の口部に装着されて使用される態様に適した複合キャップに関する。
従来、各種の製品には、製造年月日、製造・販売者名、使用期限などの製品情報を表示したバーコードが広く利用されている。ところで、バーコードは、コード化された情報をリーダーで読取るため、バーコードの印刷面を平面とする必要があり、このため、ボトルやキャップなどの包装材料の分野では、バーコードの印刷面が制限され、また、コード化できる情報量も限られたものとなってしまうという問題がある。
そこで、最近では、ICタグを用いた情報表示の技術が利用されるようになってきた。ICタグとは、RFID(Radio Frequency Identification)とも呼ばれるものであり、所定の情報が記憶されたICチップを無線アンテナとともに樹脂やガラス等の誘電体材料に埋め込んでタグ(荷札)状に形成した超小型の通信端末である。このようなICタグは、無線通信により、ICチップに記憶された製品情報を読取るものであり、例えばICチップのメモリには、数百バイトのデータを記録することができ、多くの製品情報を記録できるという利点がある。また、ICタグは、非接触で記録された情報を読取ることができ、接触による摩耗などの問題もなく、さらには、商品の形態に併せた形状に加工したり、小型化、薄型化なども可能であるという利点がある。
例えば、特許文献1には、頂板にICタグが埋め込まれたキャップが開示されている。
しかしながら、特許文献1のキャップは、キャップが開放された事実を証明するタンパーエビデント(TE)機能を有しておらず、当然、ICタグにもTE機能は持たされていない。従って、容器内の内容物を詰め替えるという不正使用を防止することはできない。
また、このようなICタグを、容器の開封履歴の表示のために使用することも提案されており、例えば、特許文献2には、キャップを開封したとき、ICタグ中のICチップとアンテナとを結ぶリード線が断線することにより、開封を検出する方法が提案されている。さらに、特許文献3には、容器口部に装着されるキャップ本体に連結された上蓋を開封した時、キャップ本体に設けられているアンテナが破断され、これにより、開封の事実を認識できることが開示されている。
これら特許文献2及び3の何れも、ICタグが破断されているという事実を外部読み取り装置により検知することにより、開封の事実を認識できるというものであるが、未だ解決すべき課題が残されている。
例えば、特許文献2で提案されている技術では、容器本体或いは容器本体に属する部分(具体的には、開封時にキャップから切り取られるタンパーエビデントバンド)にICタグのICチップを設け、容器本体に螺子締結されるキャップにアンテナ及びリード線が設けられ、キャップを開封する際にリード線が破断される。
しかるに、容器本体にICチップを設けるときには、アンテナ及びICチップとアンテナとを接続するリード線は、容器とは別体のキャップに設けることとなるが、このような構成は実施不可能といってよい。即ち、アンテナ及びICチップがリード線で接続されているICタグをキャップに設け、キャップを容器口部に装着した後に、ICチップの部分のみを容器側に張り付けるという手段が採用されることとなるが、ICチップが垂れ下がっている状態でキャップを容器口部に装着しなければならず、その作業(キャッピング)が極めて困難となるし、キャッピング時にICチップの破損やリード線の破断を生じ易い。さらに、キャップから垂れ下がったICチップの容器への貼り付けも容易ではない。
また、開封時にキャップから切り取られるタンパーエビデントバンド(TEバンド)にICチップが設けられるような場合には、TEバンドへのICチップの装着が困難であると同時に、ICチップとアンテナとを結ぶリード線の破断による開封証明を十分に発揮することができない。即ち、かかる態様では、ICタグの破断は、TEバンドの切り離しを示すものであり、TEバンドの切り離しはキャップの開封履歴を示す。このことから理解されるように、ICタグの破断による開封履歴証明がなくとも、TEバンドの切り離しによりキャップの開封履歴は証明されてしまうからである。
一方、特許文献3の手段は、容器口部をシールしている蓋材を覆うように該容器口部に装着される内蓋と該キャップ本体を覆う外蓋(ヒンジキャップ)とからなる複合容器蓋において、該内蓋と外蓋の両方に固着するようにICタグを設けるというものであり、外蓋(ヒンジキャップ)を開封するときに、ICタグが破壊され、これにより、ICタグのICチップに記憶されている情報が読み取り不能となり、キャップの開封履歴が証明され、容器内容物の詰め替え等の不正使用を防止することができるというものである。しかるに、かかる手段では、ヒンジ連結されている外蓋を旋回しての開封時にICタグを引きちぎる必要があり、このため、外蓋の開封に大きな力が必要となってしまい、開封が困難になるという問題もある。また、この複合容器蓋をキャップが装着されている容器の口部に装着する打栓時にICタグの破損を生じ易いという問題もあり、さらなる改善が求められている。
また、本出願人は、先に、容器口部に装着される内蓋(インナーキャップ)と、該内蓋に被せて使用される外蓋(オーバーキャップ)とからなり、インナーキャップ或いはオーバーキャップにICタグが設けられている複合容器蓋を提案した(PCT/JP2013/067303)。
かかる複合容器蓋は、外蓋を開放するための開封作業に伴ってICタグが破壊され、ICタグのICチップに保存されていた情報が読み取り不能となることにより、開封の事実を知ることができるのであり、外蓋の開封作業も容易に行うことができるという利点がある。
しかしながら、かかる構造の複合容器蓋は、既にキャップが装着されている既存の包装容器には、適用し難いという欠点がある。即ち、この複合容器蓋は、螺子係合により内蓋が容器口部に装着されるため、これを既にキャップが装着されている既存の包装容器に適用する場合、外面に螺子を有する容器口部に相当する基体、内蓋及び外蓋の3部品が必要となってしまい、その装着作業が面倒となるばかりか、当然コストも高くなってしまうからである。
特開2005−321935号公報 特許4047821号 特開2011−213378号公報
従って、本発明の目的は、容器口部に装着される内蓋と、該内蓋に被せて装着される外蓋とからなり、既にキャップが装着されている既存の包装容器に容易に装着して使用することができ、しかも、内容物の詰め替えなどの不正使用を容易に防止することが可能な複合キャップを提供することにある。
本発明の他の目的は、ICタグを備えており、外蓋の開封履歴がICタグからの情報読み取りによって証明することができる複合キャップを提供することにある。
本発明によれば、容器口部に装着される内蓋と、該内蓋に被せて装着される外蓋とからなる複合キャップにおいて、
前記内蓋は、中心軸線を通る軸方向面で二分された割型構造を有していると共に、天井壁と該天井壁の周縁から降下した筒状側壁とから構成される天板部と、該天板部の筒状側壁の下端に破断可能ラインを介して設けられた環状バンド部とを含み、
前記天板部の筒状側壁の外面には、前記外蓋を保持するための保持係合機構が設けられており、
前記環状バンド部の内面には、容器顎部と係合する係合突起が形成されており、且つ該環状バンドの外面には、カム溝と、前記内蓋の降下を規制するための周状ストッパーとが形成されていると共に、
前記外蓋は、頂板部と該頂板部の周縁から降下したスカート壁とを含み、該スカート壁の下端には、前記周状ストッパーとの係合により該外蓋の降下を規制する切り取りバンドが設けられており、該スカート壁の内面には、前記筒状側壁の保持係合機構と係合する凸部と、前記環状バンド部のカム溝と係合し、該カム溝に沿って移動するカムが形成されていることを特徴とする複合キャップが提供される。
本発明の複合キャップにおいては、
(1)前記内蓋の天板部の上面には、ICタグが装着され、前記外蓋の頂板部の内面には、該外蓋の降下により、該ICタグを破断するカッターが形成されていること、
(2)前記筒状側壁の外面に設けられている保持係合機構が、上下に離隔して筒状側壁の外面に形成されている第1の周状突起と第2の周状突起であり、該外蓋が内蓋に装着された状態において、前記外蓋に設けられている凸部が上方に位置している第1の周状突起の下側に位置しており、内蓋に装着された外蓋が切り取りバンドが切り取られて下方に押し込まれた状態において、該凸部が下方に位置している第2の周状突起を乗り越えて該第2の周状突起の下側に位置していること、
(3)前記カム溝は、環状バンド部の上端から下方にストレートに延びている旋回制御部と、旋回制御部の下端から周方向且つ開栓方向に向かって漸次上昇して延びている旋回案内部とから構成されていること、
(4)前記内蓋の環状バンド部には、前記周状ストッパーからさらに降下した把持部が形成されていること、
(5)前記外蓋の頂板部の内面には、前記内蓋を旋回するための案内突起が形成され、前記内蓋の天板壁には、該外蓋を回転したときに前記案内突起と係合し、該外蓋の回転を該内蓋に伝達する回転伝達突起が形成されていること、
(6)前記内蓋を形成する割型は、互いに開閉可能にヒンジ連結されていること、
(7)前記内蓋は、キャップが被せられている容器口部に該キャップを覆うようにして装着されること、
が好ましい。
本発明の複合キャップでは、外蓋が被せられる内蓋は、割型構造を有しているばかりか、容器口部の外面とは、環状バンドの内面に設けられている係合突起が容器顎部と係合することにより、容器口部に装着される構造となっている。
このことから理解されるように、容器口部に既にキャップが装着されている既存の包装容器であっても、容易に装着することができる。即ち、内蓋が容器口部の外面に螺子係合により係合固定するものでは、既存の包装容器の口部に装着しようとする場合、この内蓋を係合固定する容器口部に相当する割型を包装容器の口部に装着し、この割型に内蓋を装着しなければならないが、本発明の複合キャップでは、内蓋をそのまま包装容器の口部に容易に装着でき、内蓋と外蓋の僅か2ピースで包装容器の口部に装着して使用に供することができる。
また、本発明の複合キャップを容器の口部から取り外すためには、先ず、外蓋のスカート壁下端に設けられている切り取りバンドを切り取る。これにより、外蓋は、内蓋上を降下可能となる。
即ち、切り取りバンドを切り取った後、外蓋を降下せしめると、外蓋のスカート壁の内面に設けられているカムが内蓋の環状バンドの外面に設けられているカム溝と係合する。従って、この状態で外蓋を開栓方向に旋回させると、カムがカム溝に沿って移動するため、このカム溝をカムが上昇するような形態に設定しておくことにより、外蓋は内蓋上を上昇することとなる。
一方、外蓋スカート壁の内面に設けられている凸部は、内蓋天板部の筒状側壁の外面に設けられている保持係合機構と係合するため、内蓋天板部は、外蓋と共に上昇するが、内蓋の環状バンドは、その内面に設けられている係合突起が容器顎部と係合しているため、その上昇が制限されている。
この結果、内蓋天板部の筒状側壁と環状バンドとを繋いでいる破断可能ラインが破断し、内蓋天板部は、外蓋と共に取り外されるが、内蓋の環状バンドは、切り離されて容器側に残ることとなる。
このように、本発明の複合キャップでは、これを取り外して容器内容物を取り出した時には、外蓋の切り取りバンドが切り離され且つ内蓋の環状バンドも切り離されてしまっている。即ち、これらの事実から、この複合キャップが開封されたという事実を、視覚的に明確に認識することができ、内容物の詰め替えなどの不正使用を防止することができるわけである。
しかも、本発明の複合キャップでは、内蓋が割型構造を有しているため、一旦取り外した内蓋(天板部)を容器口部に装着することはかなり面倒となる。このような点でも、本発明の複合キャップは、不正使用防止機能が優れている。
さらに、本発明では、内蓋の天板部の上面にICタグを装着しておくと同時に、外蓋の頂板部内面に、ICタグ破断用のカッターを形成しておくとにより、内容物の履歴証明機能をより高め、不正使用防止機能を強化することができる。
即ち、ICタグが備えているICチップには、容器内容物についての情報などが記憶されているが、このICタグは、この複合キャップを取り外す際の切り取りバンドを切り取っての外蓋の降下により、上記カッターにより破断され、ICチップに記憶された情報の読み取りができなくなる。つまり、一旦取り外された複合キャップを、再度容器口部に装着したとしても、リーダーによるICチップの情報の読み取りができなくなっており、これにより、この複合キャップが開封された事実を認識することができるわけである。
このように、本発明においては、上記のようにICタグとカッターを設けることにより、ICタグの破断によっても開封の事実を認識することができ、内容物の履歴証明機能、さらには不正使用防止機能が一層強化することができる。
本発明の複合キャップの全体構成の側断面を、既にキャップが装着された包装容器の口部と共に示す図。 図1の複合キャップにおける内蓋の左側面(a)及び正面(b)を示す図。 図2の内蓋の開放状態での外面及び内面を示す斜視図(a),(b)。 図1の複合キャップにおける外蓋の上面(a)、半断面側面(b)及び底面(c)を示す図。 図1の複合キャップにおけるカムの係合状態を示すA−A断面図。 図1の複合キャップの開栓過程を示す図であり、(a)は外蓋を押し下げた状態を示し、(b)は外蓋を開栓し、内蓋から取り外した状態を示す。
本発明の複合キャップの全体の構成を示す図1を参照して、この複合キャップは、包装容器の口部70(この口部70には、既にキャップ71が螺子係合や嵌合等により装着されている)に装着される内蓋1と、内蓋1に被せられている外蓋3とからなっている。
図1と共に図2及び図3を参照して、内蓋1は、中心軸線を通る軸方向面で半型1a,1bの2つに分割された割型構造を有しており、これらの半型1a,1bは、下方に形成されているヒンジバンド5によって互いに旋回可能に連結され(図3参照)、これを閉じることにより内蓋1が形成される構造となっている。
図2(b)では、半型1a,1bと閉じたときの割面が6で示されている。
半型1a,1bを閉じることにより形成される内蓋1は、筒状側壁7と、所謂開封履歴明示バンド(TEバンド)として機能する環状バンド部9とを有しており、この環状バンド部9は、ブリッジや薄肉のスコア等から形成されている破断可能ライン11を介して、筒状側壁7の下端に連なっている。
さらに、筒状側壁7には、天板部13が形成されている。この天板部13は、筒状側壁7の上方部分近傍に連なっており、且つ内方に延びている周状フランジ15、該周状フランジ15の内方先端から上方に延びているリング状凸部17、及びリング状凸部17の内方下端に連結片19を介して連なっている円柱状基部21とから構成されている。
図3から理解されるように、上記の各部材は、何れも上記の割型構造に対応して二分されており、例えば、環状バンド部9の下方部分がヒンジバンド5によって開閉可能に連なっている。また、リング状凸部17は、一方の半型1aの周状フランジ15には連なっているが、他方の半型1bの周状フランジ15とは分離されている。即ち、リング状凸部17に連なる連結片19及び円柱状基部21は、一方の半型1aにのみ形成されており、半型1a,1bを閉じたときに、図1に示されるような天板部13が形成されるようになっている。
また、図1に示されているように、リング状凸部17及び円柱状基部21は、樹脂量低減のため、肉抜きされた中空形状となっている。
さらに、図3には示されていないが、上記のリング状凸部17及び円柱状基部21の上端面には、両者の間の凹部をまたぐようにしてICタグ23がヒートシールにより接合される(図1参照)。
このICタグ23は、例えばオレフィン系樹脂やポリエステルなどのプラスチックフィルム上に、容器内容物等に関する情報が記憶されたICチップと、ICチップからの上方の受信及びICチップへの情報の入力のためのアンテナを搭載したものであり、それ自体公知のものであってよい。
一方、筒状側壁7は、天板部13の周状フランジ15よりも上方に突出しており、リング状凸部17及び円柱状基部21の上端面とほぼ同じ高さまで延びており、該筒状側壁7の上端面には、適当な間隔で回転伝達突起25が周方向に配列されている。これらの回転伝達突起25は、外蓋3を開栓方向に旋回させたときに、内蓋1を一体に旋回させるための部材であり、一方側の面(開栓方向とは反対側の面)が直立した三角形状を有している。
筒状側壁7の外面には、この内蓋1に被せて装着される外蓋3を保持し、その上下動を規制するための保持係合機構として機能する第1の周状突起27と第2の周状突起29とが上下に離隔して形成されている。
上述した筒状側壁7の下端に連なっている環状バンド部9の内面には、容器口部70の外面に形成されている顎部73の下面と係合する係合突起31が設けられており、さらに、その外面には、外蓋3の降下を規制するための周状ストッパー32が設けられている。
また、上記の環状バンド部9は、上記の周状ストッパー32よりも下方に延びている把持部9aを有している。
さらに、環状バンド部9の外面の上方部分には、カム溝33が設けられており、このカム溝33により、外蓋3が、その開栓方向への旋回に伴い環状バンド部9に対して上方に移動し得るようになっている。
かかるカム溝33は、環状バンド部9の上端から下方にストレートに延びている旋回制御部33aと、旋回制御部33aの下端から周方向且つ開栓方向に向かって漸次上昇して環状バンド部9の上端まで延びている旋回案内部33bとから構成されている。
このようなカム溝33は、通常、周方向に複数個所に設けられ、図1〜図3の例では、2か所に形成されている。また、カム溝33の機能が損なわれないように、半型1aと1bとの割面6は、カム溝33を跨がないように形成される。
また、上記カム溝33の旋回制御部33aの下端には、その両側部分に一対の回り止め防止用リブ36,36が設けられている。このリブ36の機能については後述する。
前述した図1〜3と共に、外蓋3の構造を示す図4(a)〜(c)を参照して、内蓋1に被せられる外蓋3は、頂板部40と、頂板部40の周縁から降下したスカート壁41とを有しており、スカート壁41の下端には、引き裂き可能なスコア43等を介して切り取りバンド45が設けられている。図1に示されているように、外蓋3を内蓋1に被せて装着したとき、この切り取りバンド45が内蓋1の周状ストッパー32に当接することにより、外蓋3の降下が規制される。
尚、この切り取りバンド45の外面には、切り取りバンド45を切り取るための摘み46が設けられている。
また、外蓋3の頂板部40の内面には、外蓋3を内蓋1に装着した時に、前述した天板部13のリング状凸部17と円柱状基部21との間の凹部に対応する部分(即ち、連結片19の上方部分)に位置する箇所に、下端が鋭利なカッター47が設けられている。この例では、4つのカッター47が周状に対称的に配置されている。
即ち、外蓋3が降下したとき、このカッター47が、リング状凸部17と円柱状基部21に固着されているICタグ23を突き破って破壊する。リング状凸部17と円柱状基部21との間の凹部は、このときのカッター47を受け入れる空間として機能する。
さらに、頂板部40の内面の周縁部分には、天板部13の筒状側壁7の上端面に設けられている回転伝達突起25と係合し得る案内突起49が、適当な間隔で複数配列されている。即ち、これらの案内突起49は、外蓋3を開栓方向に旋回させたときに、内蓋1に設けられている回転伝達突起25と係合し、内蓋1を外蓋3と一体に旋回させるための部材であり、一方側の面(開栓回線方向側の面)が直立した三角形状を有しており、この直立した面が、回転伝達突起25の直立面と係合し、回転を伝達することとなる。
なお、図4(c)から理解されるように、この例では、片側半周部分に6個の案内突起49が配置されており、これと係合する内蓋1の回転伝達突起25は全周に分布しているが、これは、これらの突起25,49により、外蓋3の内蓋1への装着が妨害されないようにするためである。勿論、回転伝達突起25を片側半周部に分布させ、案内突起49を全周にわたって分布させることもできるし、外蓋3の内蓋1への装着が妨害されない限りにおいて、突起25,49の何れも全周にわたって分布させることができる。
一方、外蓋3のスカート壁41の内面には、内蓋1に被せられた外蓋3を保持し、その上下動を規制するための保持係合機構として機能する凸部51が設けられている。即ち、この凸部51が、前述した内蓋1に保持係合機構として設けられている第1の周状突起27及び第2の周状突起29と係合することにより、外蓋3が内蓋1に対して上昇或いは降下することが防止される。
また、外蓋3のスカート壁41の内面には、上記の凸部51よりも下方に位置する部分に、カム53が設けられている。
即ち、このカム53は、外蓋3を内蓋1に被せて装着したとき、前述した内蓋1の環状バンド部9に設けられているカム溝33内に収容され、カム溝33に沿って移動するものである。
上述した構造を有する本発明の複合キャップにおいて、内蓋1及び外蓋3は、熱可塑性樹脂の圧縮成形、射出成形等により製造されるものであり、このような熱可塑性樹脂としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、ポリブテン−1、エチレン−ブテン−1共重合体、プロピレン−ブテン−1共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体等のオレフィン系樹脂や、ポリスチレン、スチレン−ブタジエン共重合体、ABS樹脂或いはポリカーボネート等が使用され、最も好適には、ポリプロピレン等のオレフィン系樹脂により成形され、以下のようにして組み立てられる。
まず内蓋1及び外蓋3を、それぞれ別個に成形するが、内蓋1は、図3に示されているように、開いた形態に成形される。この状態で、ヒートシール等により、半型1aに形成されているリング状凸部17及び円柱状基部21の上端面にICタグ23を固着する。
このようにしてICタグ23を設けた後、既にキャップ71が装着されている包装容器の口部70上で半型1a,1bを閉じ、内蓋1を包装容器の口部70に装着した状態とし、この状態で外蓋3を内蓋1に被せて打栓して外蓋3を装着する。このようにして形成された内蓋1と外蓋3との組立体、即ち本発明の複合キャップを包装容器の口部70に被せて包装容器に装着することとなる。
尚、上記のようにして複合キャップを包装容器の口部70に装着するに際して、開いた状態で装着された半型1a,1bを閉じた後にICタグ23を装着し、この後に外蓋3を打栓することもできる。
上記のようにして包装容器の口部70に装着された複合キャップでは、図1に示されているように、先にも述べたように、外蓋3の切り取りバンド45の下端が内蓋1の周状ストッパー32に当接しており、これにより、外蓋3の降下が規制されている。
一方、外蓋3の頂板部40に設けられているカッター47は、内蓋1の天板部13に取り付けられているICタグ23とは接触しないように、ICタグ23の上部に位置しており、案内突起49は、内蓋1の天板部13の周縁に位置している回転伝達突起25とは係合しないように、その上方に位置している。
また、外蓋3のスカート壁41の内面に設けられている凸部51は、内蓋1の上方に位置している第1の周状突起27の下側に位置しており、凸部51と第1の周状突起27との係合により、外蓋3が内蓋1からすっぽ抜けないように、外蓋3の上昇が規制されている。
さらに、外蓋3のスカート壁41の内面に設けられているカム53は、図5に示されているように、内蓋1の環状バンド部9に設けられているカム溝33の旋回制御部33a内に導入されており、外蓋3の内蓋1に対する相対的旋回が抑止されている。
上記のようにして、包装容器の口部70に装着された図1に示される複合キャップの状態が安定に保持され、外蓋3の偶発的な降下や打栓時での外蓋3の降下によるICタグの破壊が有効に抑制され、内蓋1、外蓋3のすっぽ抜けも有効に防止されている。また、図4や図6では省略されているが、カム53の下方には小突起が形成されており、この小突起は、カム53がカム溝33の旋回案内部33aの下端に位置した時、前述した回り止め防止用リブ36,36の間に位置する。この結果、カム53がカム溝33の旋回案内部33aの下端に位置した状態が一旦保持され、外蓋3の内蓋1に対する回転が抑止されるようになっている。
かかる複合キャップを開栓して取り外すには、先ず、切り取りバンド45の摘み46を持って引っ張り、切り取りバンド45を切り離す。これにより、外蓋3は降下可能となり、外蓋3を押し込む。
外蓋3が押し込まれた状態では、図6(a)に示されているように、カッター47が降下してICタグ23を突き破り、ICタグ23は、記憶された情報の読み取りができないように破壊される。
また、外蓋3の案内突起49も降下し、これにより、内蓋1の回転伝達突起25と係合可能な状態となる。
さらに、外蓋3のスカート壁41の内面に設けられている凸部51は、内蓋1の筒状側壁7の下方に位置する第2の周状突起29を乗り越え、第2の周状突起29の下側に位置している。この結果、外蓋3の内蓋1に対する上昇が、凸部51と第2の周状突起29との係合により規制され、外蓋3の内蓋1からのすっぽ抜けが有効に防止されている。
ところで、図6(a)に示す外蓋3が押し込まれた状態において、カム53は、カム溝33の旋回制御部33aの下端に位置している。
また、回り止め防止用リブ36,36の間に位置していた小突起は、外蓋3が押し込まれる事により回り止め防止用リブ36より下方へ位置することとなる。
従って、環状バンド9の下部にある把持部9aを手で持ちながら外蓋3を開栓方向に回転させると、環状バンド9は容器口部70の顎部73と係合し、その上昇が抑制されているため、カム53はカム溝33の旋回案内部33bを通って移動し、外蓋3は、内蓋1の筒状側壁7の外面及び環状バンド9の外面に沿って上昇する。一方、外蓋3の凸部51は、内蓋1の筒状側壁7の外面に設けられている第2の周状突起29(環状バンド9を繋いでいる破断可能ライン11よりも上に形成されている)と係合しており、しかも、外蓋3の案内突起49は、開栓に伴い、内蓋1の回転伝達突起25と係合するため、内蓋1の筒状側壁7は、外蓋3と共に回転し且つ上昇する。この結果、環状バンド9と筒状側壁7とを繋いでいる破断可能ライン11に応力が発生し、破断可能ライン11は破断され、環状バンド9と筒状側壁7とは切り離される。
このようにして、カム53がカム溝33の旋回案内部33bの端部に到達すると、図6(b)に示されているように、環状バンド9の上昇が規制されているため、カム53は、カム溝33から解放され、この結果、外蓋3は、環状バンド9が切り離された内蓋1と共に包装容器の口部70から取り出される。
本発明の複合キャップは、上記のようにして包装容器の口部70から取り外され、次いで包装容器の口部70を閉じているキャップ71などを開けて内容物の取り出しが行われることとなる。
このような構造の本発明の複合キャップでは、一旦容器口部から取り外されたものでは、外蓋3の切り取りバンド45が切り取られており、また、内蓋1の環状バンド9も切り離されている。このため、一旦、包装容器の口部70から取り外された複合キャップを再び容器口部70に装着した場合には、その外観から、一旦容器口部70が取り外されたという事実を容易に認識することができるし、さらには、ICタグ23の破壊により、情報の読み取りが不可能となっていることからも開封の事実を認識することができる。
さらに、本発明の複合キャップは、一旦包装容器の口部70から取り外されると、内蓋1が割型構造を有していることもあって、再利用が難しく、内容物の詰め替え防止などの不正使用防止機能が極めて優れている。
また、再利用に際しては、その外観から開封履歴を容易に認識することができるため、ICタグ23が取り付けられていない場合にも、優れた開封履歴明示機能を有している。
このような本発明の複合キャップは、上述した形態に限定されず、種々の設計変更が可能である。
例えば、上述した例では、既にキャップ71などが装着された既存の包装容器に適用された例が示されているが、このような包装容器に限定されるものではなく、単に内容物が充填された容器の口部がアルミ箔等によってシールされている包装容器にも適用することができる。
また、内蓋1を形成する半型1a,1bは、ヒンジバンド5によってヒンジ連結されているが、半型1a,1b互いに連結されておらず、完全に分断された状態とすることもできる。ただし、この場合には、ICタグ23の取り付けや包装容器の口部70への取り付け作業が面倒となるため、一般的には、ヒンジバンド5によって連結されていることが好ましい。
また、ICタグ23に関しては、カッター47により、ICチップに記憶された情報が読み取り不能となる態様で説明したが、このICタグ23にキャップの装着に関する情報を示す専用の回路を設けておき、開封に際して、カッター47により、この専用の回路が破壊されるように構成することも可能である。この場合には、複合キャップを再利用した場合、キャップが破壊されたとの情報を読み取ることができ、これによっても開封履歴を証明し、不正使用防止を図ることができる。
1:内蓋
3:外蓋
5:ヒンジバンド
6:割面
7:筒状側壁
9:環状バンド部
11:破断可能ライン
13:天板部
17:リング状凸部
21:円柱状基部
23:ICタグ
25:回転伝達突起
27:第1の周状突起
29:第2の周状突起
33:カム溝
40:頂板部
41:スカート壁
45:切り取りバンド
47:カッター
49:案内突起
51:凸部
53:カム

Claims (8)

  1. 容器口部に装着される内蓋と、該内蓋に被せて装着される外蓋とからなる複合キャップにおいて、
    前記内蓋は、中心軸線を通る軸方向面で二分された割型構造を有していると共に、筒状側壁と該筒状側壁に天板部を備え、該筒状側壁の下端に破断可能ラインを介して設けられた環状バンド部を含み、
    前記筒状側壁の外面には、前記外蓋を保持するための保持係合機構が設けられており、
    前記環状バンド部の内面には、容器顎部と係合する係合突起が形成されており、且つ該環状バンドの外面には、カム溝と、前記外蓋の降下を規制するための周状ストッパーとが形成されていると共に、
    前記外蓋は、頂板部と該頂板部の周縁から降下したスカート壁とを含み、該スカート壁の下端には、前記周状ストッパーとの係合により該外蓋の降下を規制する切り取りバンドが設けられており、該スカート壁の内面には、前記筒状側壁の保持係合機構と係合する凸部と、前記環状バンド部のカム溝と係合し、該カム溝に沿って移動するカムが形成されていることを特徴とする複合キャップ。
  2. 前記内蓋の天板部の上面には、ICタグが装着され、前記外蓋の頂板部の内面には、該外蓋の降下により、該ICタグを破断するカッターが形成されている請求項1に記載の複合キャップ。
  3. 前記筒状側壁の外面に設けられている保持係合機構が、上下に離隔して筒状側壁の外面に形成されている第1の周状突起と第2の周状突起であり、該外蓋が内蓋に装着された状態において、前記外蓋に設けられている凸部が上方に位置している第1の周状突起の下側に位置しており、内蓋に装着された外蓋が切り取りバンドが切り取られて下方に押し込まれた状態において、該凸部が下方に位置している第2の周状突起を乗り越えて該第2の周状突起の下側に位置している請求項1または2に記載の複合キャップ。
  4. 前記カム溝は、環状バンド部の上端から下方にストレートに延びている旋回制御部と、旋回制御部の下端から周方向且つ開栓方向に向かって漸次上昇して延びている旋回案内部とから構成されている請求項1〜3の何れかに記載の複合キャップ。
  5. 前記内蓋の環状バンド部には、前記周状ストッパーからさらに降下した把持部が形成されている請求項1〜4の何れかに記載の複合キャップ。
  6. 前記外蓋の頂板部の内面には、前記内蓋を旋回するための案内突起が形成され、
    前記内蓋の天板壁には、該外蓋を回転したときに前記案内突起と係合し、該外蓋の回転を該内蓋に伝達する回転伝達突起が形成されている請求項5に記載の複合キャップ。
  7. 前記内蓋を形成する割型は、互いに開閉可能にヒンジ連結されている請求項1〜6の何れかに記載の複合キャップ。
  8. 前記内蓋は、キャップが被せられている容器口部に該キャップを覆うようにして装着される請求項1〜5の何れかに記載の複合キャップ。
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