JP6284754B2 - 潤滑構造および潤滑方法 - Google Patents

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Description

本発明は、内孔を有する回転体の当該内孔に潤滑油を供給するための潤滑構造に関する。
従来、この種の潤滑構造としては、ケーシングに回転可能に支持されたメインドライブシャフトと、当該メインドライブシャフトの軸内孔にニードルベアリングを介して回転可能に支持されたメインシャフトと、を備える変速機において、ニードルベアリングに潤滑油を供給する構造が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この潤滑構造では、軸内孔に貫通する径方向孔をメインドライブシャフトに形成すると共に、メインドライブシャフトの径方向孔に対応した位置にオイルプレートを設けることによって、メインドライブシャフト周辺に存在する潤滑油を、オイルプレートにより径方向孔を介して軸内孔、即ち、ニードルベアリングに供給する構成としている。
実開昭61−85767号公報
しかしながら、上述した潤滑構造では、ニードルベアリングに潤滑油を送り込むためだけの目的でオイルプレートが設けられる構成であり、合理的な部品構成とは言えない。また、当該オイルプレートを設けたとしても、メインドライブシャフトの回転に伴って生ずる遠心力によって、ニードルベアリングに効率的に潤滑油を供給することができない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、回転体の内孔に潤滑油を効率的に供給可能な合理的な潤滑構造を提供することを目的とする。
本発明の潤滑構造および潤滑方法は、上述の目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明に係る潤滑構造の好ましい形態によれば、内孔を有する第1回転体と、当該第1回転体の回転に対応した回転を行う第2回転体と、を備え、第2回転体によって掻き上げられた潤滑油を内孔に供給する潤滑構造が構成される。第1回転体には、当該第1回転体の外周面から内孔まで貫通する貫通孔が形成されている。そして、貫通孔は、第2回転体によって掻き上げられて飛散する潤滑油を、回転する第1回転体から見た際の潤滑油の軌跡である相対軌跡に沿うように、第1回転体の外周面側の開口位置が内孔側の開口位置よりも第1回転体の回転方向の先側に配置されている。本発明における「第1回転体の回転に対応した回転を行う」とは、典型的には、第1回転体の回転に基づいて第2回転体が回転される態様がこれに該当するが、第2回転体の回転に基づいて第1回転体が回転される態様を好適に包含する。なお、第2回転体または第1回転体が、第1回転体または第2回転体の回転に基づいて回転される態様としては、第2回転体または第1回転体が、第1回転体または第2回転体によって直接回転される態様の他、第2回転体または第1回転体が、第1回転体または第2回転体によって間接的に回転される態様を包含する。
第2回転体に掻き上げられて飛散する潤滑油は、静止している基準点から見た場合には、第2回転体の外周面の接線方向に沿った軌跡を有することになるが、回転する第1回転体から見た場合には、所定の曲線に沿った軌跡を有する。本発明によれば、貫通孔が、第2回転体によって掻き上げられて飛散する潤滑油を、回転する第1回転体から見た際の潤滑油の軌跡である相対軌跡、即ち、当該所定の曲線に沿った軌跡に沿うように、第1回転体の外周面側の開口位置が内孔側の開口位置よりも第1回転体の回転方向の先側に配置されているため、第2回転体によって掻き上げられて飛散する潤滑油が、貫通孔を介して効率良く第1回転体の内孔に供給され得る。しかも、第1回転体の内孔に潤滑油を供給するためだけの専用部品が不要な構成であるため、部品点数の削減も図ることができ、合理的である。
本発明に係る潤滑構造の更なる形態によれば、貫通孔は、第1回転体の径方向線に対して、当該第1回転体の回転方向後方にオフセットした中心線を有する構成とされている
本形態によれば、回転体の径方向線に対して、当該回転体の回転方向後方にオフセットした中心線を有する貫通孔を形成するのみの構成であるため、第2回転体によって掻き上げられて飛散する潤滑油の相対軌跡に沿うような構成を容易に実現することができる。
本発明に係る潤滑構造の更なる形態によれば、第1回転体は、第1回転軸と、当該第1回転軸に設けられた第1歯車と、を有している。また、第2回転体は、第1回転軸に平行配置された第2回転軸と、当該第2回転軸に設けられると共に第1歯車と噛み合う第2歯車と、を有している。そして、貫通孔は、第1回転軸に形成されている。
本形態によれば、第1回転体や第2回転体が、第1回転軸や第2回転軸および第1歯車や第2歯車を有する構成である場合には、貫通孔を第1回転軸に形成する構成であるため、第1歯車に当該貫通孔を形成する構成に比べて、飛散する潤滑油の軌跡に沿うように貫通孔を構成し易い。また、第1歯車の歯面等によって、飛散する潤滑油が貫通孔へ入り込むことを阻害されることもない。これにより、第1回転体や第2回転体が、第1回転軸や第2回転軸および第1歯車や第2歯車を有する構成である場合であっても、合理的かつ効率的に潤滑油を内孔に供給することができる。
本発明に係る潤滑構造の更なる形態によれば、貫通孔は、第1歯車に隣接して形成されている。そして、第2歯車は、貫通孔と軸方向においてオーバーラップするよう構成されている。
本形態によれば、第2歯車が、貫通孔に対して軸方向にオーバーラップする構成であるため、貫通孔に向けて直接的に潤滑油を掻き上げることができる。これにより、貫通孔を介した内孔への潤滑油の供給をより効率的に行うことができる。
本発明に係る潤滑構造の更なる形態によれば、内孔に軸受部材を介して回転可能に支持された第3回転体をさらに備える。そして、第2回転体によって掻き上げられて飛散する潤滑油を、貫通孔を介して軸受部材に供給するよう構成されている。
本形態によれば、潤滑が必要であるが、潤滑油の供給が困難な位置に配置された軸受部材に対して、効率的に潤滑油を供給することができる。例えば、入力軸と、当該入力軸の内部にパイロットベアリングを介して相対回転可能に支持された出力軸と、を備えるインプットリダクションタイプの変速機の場合には、入力軸の回転に対応して回転するカウンタ軸上の回転体(歯車など)によって掻き上げられて飛散する潤滑油を、入力軸に形成した貫通孔を介してパイロットベアリングに効率的に供給することができる。また、入力軸と、パイロットベアリングを介して相対回転可能に当該入力軸を内部に支持する出力軸と、を備えるアウトプットリダクションタイプの変速機の場合には、入力軸の回転に対応して回転するカウンタ軸上の回転体(歯車など)によって掻き上げられて飛散する潤滑油を、出力軸に形成した貫通孔を介してパイロットベアリングに効率的に供給することができる。
本発明に係る変速機の好ましい形態によれば、内孔を有する入力軸と、当該入力軸に設けられた減速駆動歯車と、入力軸に平行配置されたカウンタ軸と、当該カウンタ軸に設けられ減速駆動歯車と噛合する減速被駆動歯車と、内孔に軸受部材を介して回転可能に支持された出力軸と、を備えている。当該変速機では、減速被駆動歯車によって掻き上げられて飛散する潤滑油を、上述したいずれかの態様の本発明に係る潤滑構造を用いて内孔に供給するよう構成されている。
本発明によれば、上述したいずれかの態様の本発明に係る潤滑構造を用いて潤滑油を内孔に供給する構成であるため、本発明の潤滑構造が奏する効果と同様の効果、例えば、内孔に潤滑油を効率的に供給可能な合理的な潤滑構造を提供することができる効果などを奏することができる。
本発明に係る変速機の好ましい形態によれば、内孔を有する入力軸と、当該入力軸に設けられた駆動歯車と、入力軸に平行配置されたカウンタ軸と、当該カウンタ軸に設けられ駆動歯車と噛合する被駆動歯車と、カウンタ軸に設けられた出力駆動歯車と、内孔に軸受部材を介して回転可能に支持された出力軸と、出力軸に設けられ出力駆動歯車と噛合する出力被駆動歯車と、を備えている。当該変速機では、出力駆動歯車によって掻き上げられて飛散する潤滑油を、上述したいずれかの態様の本発明に係る潤滑構造を用いて内孔に供給するよう構成されている。
本発明によれば、上述したいずれかの態様の本発明に係る潤滑構造を用いて潤滑油を内孔に供給する構成であるため、本発明の潤滑構造が奏する効果と同様の効果、例えば、内孔に潤滑油を効率的に供給可能な合理的な潤滑構造を提供することができる効果などを奏することができる。
本発明に係る潤滑方法の好ましい形態によれば、内孔を有する第1回転体と、当該第1回転体の回転に対応した回転を行う第2回転体と、を備え、第2回転体によって掻き上げられた潤滑油を内孔に供給する潤滑方法が構成される。第1回転体には、当該第1回転体の外周面から内孔まで貫通する貫通孔が形成されている。そして、第2回転体によって掻き上げられて飛散する潤滑油を、回転する第1回転体から見た際の潤滑油の軌跡である相対軌跡に沿うように、第1回転体の外周面側の開口位置が内孔側の開口位置よりも第1回転体の回転方向の先側に配置されている貫通孔によって捕捉して内孔に供給する。
本発明によれば、第2回転体によって掻き上げられて飛散する潤滑油を貫通孔によって捕捉して内孔に供給する構成であるため、第2回転体によって掻き上げられて飛散する潤滑油が、貫通孔を介して効率良く第1回転体の内孔に供給され得る。しかも、第1回転体の内孔に潤滑油を供給するためだけの専用部品が不要な構成であるため、部品点数の削減も図ることができ、合理的である。
本発明によれば、回転体の内孔に潤滑油を効率的に供給可能な合理的な潤滑構造を提供することができる。
本発明の実施の形態に係る潤滑構造を適用した変速機1の構成の概略を示す断面図である。 本発明の実施の形態に係る潤滑構造の要部を拡大して示す拡大図である。 図2のX−X断面図である。 リダクションドリブンギヤRG’が掻き上げる潤滑油のうち、直接インプットシャフト2の内孔2bに到達し得る潤滑油の軌跡を示す説明図である。 インプットシャフト2の内孔2bに到達し得る潤滑油の軌跡を、インプットシャフト2における回転座標系に変換した相対軌跡を示す説明図である。 リダクションドリブンギヤRG’によって掻き上げられて飛散する潤滑油が、貫通孔2cを介してインプットシャフト2の内孔2bに供給される様子を示す説明図である。
次に、本発明を実施するための最良の形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る潤滑構造を適用した変速機1の構成の概略を示す断面図であり、図2は本発明の実施の形態に係る潤滑構造の要部を拡大して示す拡大図であり、図3はインプットシャフト2における貫通孔2cが形成された部分の断面図である。変速機1は、図1に示すように、インプットシャフト2と、インプットシャフト2に平行配置されたカウンタシャフト4と、インプットシャフト2に同軸状に配置されたアウトプットシャフト6と、インプットシャフト2とカウンタシャフト4とを接続するリダクションギヤ機構GMと、インプットシャフト2またはカウンタシャフト4とアウトプットシャフト6とを接続する変速機構TMと、これらを収容するケーシング8と、を備える。なお、ケーシング8内には、変速機1の構成要素を潤滑するための潤滑油が貯留されている。インプットシャフト2は、本発明における「第1回転体」、「第1回転軸」および「入力軸」に対応し、カウンタシャフト4は、本発明における「第2回転体」、「第2回転軸」および「カウンタ軸」に対応し、アウトプットシャフト6は、本発明における「第3回転体」および「出力軸」に対応する実施構成の一例である。なお、本実施の形態では、説明の便宜上、変速機1の長軸方向におけるインプットシャフト2が配置された側(図1における下側)を「前側」ないし「前方」として規定し、アウトプットシャフト6が配置された側(図1における上側)を「後側」ないし「後方」として規定する。
インプットシャフト2は、図示しないクラッチを介してエンジン(図示せず)の動力が入力されるシャフトであり、ベアリングB1を介してケーシング8に回転可能に支持されている。インプットシャフト2の後方部分(クラッチが配置される側とは反対側の部分)は、図1および図2に示すように、内孔2bが形成された中空部として構成されている。また、インプットシャフト2の後端部には、リダクションドライブギヤRGが一体形成されている。リダクションドライブギヤRGは、本発明における「回転体」、「第1歯車」および「減速駆動歯車」に対応する実施構成の一例である。
さらに、インプットシャフト2は、図2に示すように、リダクションドライブギヤRGよりも前側(クラッチが配置される側)において、他の部分よりも径方向に拡径された拡径部2aが形成されており、当該拡径部2aの前側端面がベアリングB1に当接されることによって、軸方向の位置決めがなされる。拡径部2aには、外周面から内孔2bまで貫通する貫通孔2cが形成されている。貫通孔2cは、図3に示すように、周方向に等間隔(120°間隔)に3箇所形成されている。貫通孔2cは、インプットシャフト2の中心CPから中心角が120°となるように任意に引いた3本のインプットシャフト2の仮想径方向線RLそれぞれに対して、インプットシャフト2の回転方向後側にオフセットした中心線CLを有するように構成されている。当該オフセット量は、貫通孔2cが、後述するリダクションドリブンギヤRG’により掻き上げられる潤滑油の相対軌跡に沿うような値に設定される。貫通孔2cの設定についての詳細は後述する。貫通孔2cは、本発明における「貫通孔」に対応し、仮想径方向線RLは、本発明における「径方向線」に対応する実施構成の一例である。また、貫通孔2cが、インプットシャフト2の仮想径方向線RLに対して、インプットシャフト2の回転方向後側にオフセットした中心線CLを有する態様は、本発明における「貫通孔は、回転体の径方向線に対して、回転体の回転方向後方にオフセットした中心線を有する」に対応する実施構成の一例である。
カウンタシャフト4は、図1に示すように、前端部および後端部がベアリングB2,B3を介してケーシング8に回転可能に支持されている。また、カウンタシャフト4の前端部には、リダクションドライブギヤRGと噛み合うリダクションドリブンギヤRG’が一体形成されている。リダクションドリブンギヤRG’の歯幅は、図2に示すように、リダクションドライブギヤRGの歯幅よりも大きく形成されており、インプットシャフト2およびカウンタシャフト4をケーシング8に組み付けた状態で、リダクションドリブンギヤRG’がリダクションドライブギヤRGよりもベアリングB1側(前方側)へ突出するように構成されている。即ち、リダクションドリブンギヤRG’は、インプットシャフト2の拡径部2aにおける貫通孔2cに対して軸方向にオーバーラップするように構成されている。このように、リダクションドリブンギヤRG’が、貫通孔2cに対して軸方向にオーバーラップする構成であるため、貫通孔2cに向けて直接的に潤滑油を掻き上げることができる。リダクションドリブンギヤRG’と、リダクションドライブギヤRGによって、リダクションギヤ機構GMが構成される。インプットシャフト2に入力された動力は、当該リダクションギヤ機構GMによってカウンタシャフト4に伝達される。リダクションドリブンギヤRG’は、本発明における「第2回転体」、「第2歯車」および「減速被駆動歯車」に対応する実施構成の一例である。また、リダクションドリブンギヤRG’が、インプットシャフト2の拡径部2aにおける貫通孔2cに対して軸方向にオーバーラップする態様は、本発明における「第2歯車は、貫通孔と軸方向においてオーバーラップする」態様に対応する実施構成の一例である。
アウトプットシャフト6は、動力を出力するためのシャフトであり、図1に示すように、一端がインプットシャフト2の内孔2b内にパイロットベアリングPBを介して回転可能に支持されると共に、他端がベアリングB4を介してケーシング8に回転可能に支持されている。パイロットベアリングPBは、図2に示すように、リダクションドライブギヤRGの内側に配置される。即ち、パイロットベアリングPBは、軸方向前側端部が貫通孔2cに隣接するように配置されている。なお、リダクションドライブギヤRGには、図2に示すように、歯底面から内孔2bまで貫通する貫通孔2dが形成されている。パイロットベアリングPBは、本発明における「軸受部材」に対応する実施構成の一例である。
変速機構TMは、図1に示すように、カウンタシャフト4に設けられた複数の駆動ギヤGと、当該駆動ギヤGと噛み合うと共にアウトプットシャフト6に設けられた複数の被動ギヤG’と、駆動ギヤGまたは被動ギヤG’のうち、カウンタシャフト4またはアウトプットシャフト6と相対回転可能に設けられたギヤをカウンタシャフト4またはアウトプットシャフト6に選択的に固定する複数のシンクロ機構Sと、から構成されている。カウンタシャフト4に伝達された動力は、当該変速機構TMを介して、アウトプットシャフト6に出力される。
次に、インプットシャフト2における貫通孔2cの設定について詳細に説明する。図4はリダクションドリブンギヤRG’が掻き上げる潤滑油のうち、直接インプットシャフト2の内孔2bに到達し得る潤滑油の軌跡を示す説明図であり、図5はインプットシャフト2の内孔2bに到達し得る潤滑油の軌跡を、インプットシャフト2における回転座標系に変換した相対軌跡を示す説明図である。
図4に示すように、リダクションドリブンギヤRG’が掻き上げる潤滑油の軌跡は、リダクションドリブンギヤRG’の接線方向に沿う直線となる。リダクションドリブンギヤRG’によって掻き上げられて飛散する潤滑油のうち、リダクションドリブンギヤRG’の周上の点P1(回転角度θ1の位置)から点P2(回転角度θ2の位置)までの範囲で放たれた潤滑油が、インプットシャフト2の内孔2bに到達し得る。言い換えると、リダクションドリブンギヤRG’によって掻き上げられて飛散する潤滑油のうち、インプットシャフト2の内孔2bに到達し得る潤滑油の軌跡は、リダクションドリブンギヤRG’の外周面とインプットシャフト2の内孔2bとの共通外接線ELから共通内接線ILまでの範囲に存在することになる。当該範囲に軌跡を有する潤滑油を捕捉するものとすれば、効率良く内孔2bに潤滑油を供給することができる。ここで、インプットシャフト2は回転することから、インプットシャフト2を基準に見た場合におけるリダクションドリブンギヤRG’が掻き上げた潤滑油の軌跡、即ち、相対軌跡は、図5に示すような曲線状をなす。
当該曲線状をなす潤滑油の相対軌跡は、図4に示すリダクションドリブンギヤRG’の接線方向に沿う直線状の潤滑油軌跡を、インプットシャフト2における回転座標系に変換することによって求めることができる。なお、当該相対軌跡は、リダクションドリブンギヤRG’のギヤ径と、インプットシャフト2とカウンタシャフト4との中心間距離と、リダクションドライブギヤRGとリダクションドリブンギヤRG’のギヤ比とが決まれば、インプットシャフト2の回転数に依らずに一義的に決まる。
貫通孔2cは、図4および図5に示すように、リダクションドリブンギヤRG’の外周面とインプットシャフト2の内孔2bとの共通外接線ELから共通内接線ILまでの範囲に存在する潤滑油の軌跡のうち、インプットシャフト2の中心CPを通る潤滑油の軌跡LC(図4における実線)を、インプットシャフト2における回転座標系に変換することによって求めた相対軌跡LC’(図5における実線)に沿うように設定する。
具体的には、上記により求めた相対軌跡LC’が、インプットシャフト2における軸方向に直角な断面(以下、軸直角断面という)を横切る部分を直線近似し、当該直線近似した直線を、貫通孔2cの中心線CLとして規定する。これにより、貫通孔2cが潤滑油の相対軌跡に沿う構成としている。その結果、中心線CLは、インプットシャフト2の仮想径方向線RLに対して、インプットシャフト2の回転方向後側にオフセットされた位置に存在することになる。
次に、こうして構成された変速機1におけるパイロットベアリングPBへの潤滑油供給作用について説明する。図6は、リダクションドリブンギヤRG’によって掻き上げられて飛散する潤滑油が、貫通孔2cを介してインプットシャフト2の内孔2bに供給される様子を示す説明図である。インプットシャフト2に動力が入力されることによってインプットシャフト2が回転されると、リダクションギヤ機構GMを介してカウンタシャフト4が回転される。このとき、リダクションドリブンギヤRG’がケーシング8の下方に溜められた潤滑油を掻き上げる。
リダクションドリブンギヤRG’によって掻き上げられて飛散する潤滑油は、インプットシャフト2を基準に見た場合、図6に示すような曲線状の相対軌跡を有する。本実施の形態では、インプットシャフト2に形成した貫通孔2cは、当該曲線状となる相対軌跡に沿う構成をしているため、リダクションドリブンギヤRG’によって掻き上げられて飛散する潤滑油を効率的に貫通孔2cによって捕捉し、内孔2b内に取り込むことができる。これにより、パイロットベアリングPBに十分な潤滑油を供給することができる。なお、潤滑油の相対軌跡は、リダクションドリブンギヤRG’のギヤ径と、インプットシャフト2とカウンタシャフト4との中心間距離と、リダクションドライブギヤRGとリダクションドリブンギヤRG’のギヤ比とが決まれば、インプットシャフト2の回転数に依らずに一義的に決まるため、貫通孔2cによる潤滑油の捕捉および貫通孔2cを介した内孔2bへの潤滑油の供給が、インプットシャフト2の回転数に左右されることがない。即ち、インプットシャフト2の回転数が低回転領域から潤滑油がより必要とされる高回転領域まで安定した潤滑性能を確保することができる。リダクションドリブンギヤRG’によって掻き上げられて飛散する潤滑油を貫通孔2cによって捕捉して内孔2bに取り込む態様は、本発明における「第2回転体によって掻き上げられて飛散する潤滑油を貫通孔によって捕捉して内孔に供給する」に対応する実施構成の一例である。
以上説明した本発明の実施の形態に係る潤滑構造によれば、インプットシャフト2に形成する貫通孔2cが、リダクションドリブンギヤRG’によって掻き上げられて飛散する潤滑油の相対軌跡に沿うように、インプットシャフト2の仮想径方向線RLに対して、インプットシャフト2の回転方向後側にオフセットした中心線CLを有する構成であるため、リダクションドリブンギヤRG’によって掻き上げられて飛散する潤滑油を効率良く貫通孔2cを介してインプットシャフト2の内孔2b内に取り込むことができる。これにより、パイロットベアリングPBに十分な潤滑油を供給することができる。また、インプットシャフト2の内孔2b内に潤滑油を供給するためだけの専用部品が必要な従来構造に比べて、部品点数の削減も図ることができ、合理的である。しかも、貫通孔2cを、インプットシャフト2の仮想径方向線RLに対して、インプットシャフト2の回転方向後側にオフセットするだけであるため、飛散する潤滑油の相対軌跡に沿うような構成を容易に実現することができる。
また、本発明の実施の形態に係る潤滑構造によれば、貫通孔2cをインプットシャフト2の拡径部2aに形成する構成であるため、貫通孔2cをリダクションドライブギヤRGに形成する構成に比べて、飛散する潤滑油の相対軌跡に沿うように貫通孔2cを構成し易い。また、飛散する潤滑油が貫通孔2cに到達するまでに、リダクションドライブギヤRGの歯面等に接触して、貫通孔2cへの潤滑油の流入が阻害されることもないため、合理的かつ効率的に潤滑油を内孔2b内に供給することができる。
また、本発明の実施の形態に係る潤滑構造によれば、リダクションドリブンギヤRG’が、インプットシャフト2の拡径部2aにおける貫通孔2cに対して軸方向にオーバーラップする構成であるため、貫通孔2cに向けて直接的に潤滑油を掻き上げることができる。これにより、貫通孔を介した内孔への潤滑油の供給をより効率的に行うことができる。
本実施形態では、リダクションドリブンギヤRG’の外周面とインプットシャフト2の内孔2bとの共通外接線ELから共通内接線ILまでの範囲に存在する潤滑油の軌跡のうち、インプットシャフト2の中心CPを通る潤滑油の軌跡LCを、インプットシャフト2における回転座標系に変換することによって求めた相対軌跡LC’(図5における実線)上に貫通孔2cを設定する構成としたが、インプットシャフト2の中心CPを通らない潤滑油の軌跡を、回転座標系に変換することによって求めた相対軌跡上に貫通孔2cを設定する構成としても構わない。また、インプットシャフト2の中心CPを通る潤滑油の軌跡LCを、インプットシャフト2における回転座標系に変換することによって求めた相対軌跡LC’上の貫通孔2cに加えて、インプットシャフト2の中心CPを通らない潤滑油の軌跡を、回転座標系に変換することによって求めた相対軌跡上にも貫通孔を設定する構成としても構わない。本形態によれば、より効果的に潤滑油を内孔2bに供給することができる。
本実施形態では、飛散する潤滑油の相対軌跡がインプットシャフト2の軸直角断面を横切る部分を直線近似した線を、貫通孔2cの中心線CLとする構成としたが、飛散する潤滑油の相対軌跡がインプットシャフト2の軸直角断面を横切る部分自体を貫通孔2cとする構成としても構わない。
本実施形態では、貫通孔2cは、インプットシャフト2における拡径部2aの周方向に3箇所形成する構成としたが、貫通孔2cの数はこれに限定されるものではない。例えば、貫通孔2cを拡径部2aに1箇所だけ形成する構成としても構わないし、4箇所以上形成する構成としても構わない。また、貫通孔2cを周方向に複数箇所形成する場合には、必ずしも周方向に等間隔に形成する必要はない。
本実施形態では、貫通孔2cは、インプットシャフト2における拡径部2aの軸方向に1箇所のみ形成する構成としたが、貫通孔2cは、拡径部2aの軸方向に2箇所以上形成する構成としても構わない。
本実施形態では、変速機1におけるパイロットベアリングPBの潤滑に適用する構成としたが、これに限らず、例えば、インプットシャフト2の内孔2bを介して、被動ギヤG’のうち遊転ギヤを回転可能に支持するベアリングや、シンクロ機構Sの潤滑に適用する構成としても構わない。この場合、インプットシャフト2の内孔2bあるいは当該内孔2bに連通するようにアウトプットシャフト6に形成された内孔から、上述したベアリングやシンクロ機構Sに向けて径方向に貫通する貫通孔を形成する構成とすれば良い。
本実施形態では、変速機1に適用する構成としたが、これに限らず、回転体の内孔に潤滑油を供給する必要がある装置や機構に適用可能である。
1 変速機
2 インプットシャフト
2a 拡径部
2b 内孔
2c 貫通孔
2d 貫通孔
4 カウンタシャフト
6 アウトプットシャフト
8 ケーシング
B1 ベアリング
B2 ベアリング
B3 ベアリング
B4 ベアリング
GM リダクションギヤ機構
TM 変速機構
RG リダクションドライブギヤ
RG’リダクションドリブンギヤ
CL 中心線
RL 仮想径方向線
PB パイロットベアリング
G 駆動ギヤ
G’ 被動ギヤ
S シンクロ機構
EL 共通外接線
IL 共通内接線
P1 点
P2 点
θ1 回転角度
θ2 回転角度
LC 軌跡
LC’相対軌跡
CP インプットシャフトの中心

Claims (8)

  1. 内孔を有する第1回転体と、該第1回転体の回転に対応した回転を行う第2回転体と、を備え、前記第2回転体によって掻き上げられた潤滑油を前記内孔に供給する潤滑構造であって、
    前記第1回転体には、該第1回転体の外周面から前記内孔まで貫通する貫通孔が形成されており、
    該貫通孔は、前記第2回転体によって掻き上げられて飛散する潤滑油を、回転する前記第1回転体から見た際の前記潤滑油の軌跡である相対軌跡に沿うように、前記第1回転体の外周面側の開口位置が前記内孔側の開口位置よりも前記第1回転体の回転方向の先側に配置されている潤滑構造。
  2. 前記貫通孔は、前記第1回転体の径方向線に対して、該第1回転体の回転方向後方にオフセットした中心線を有する構成とされている請求項1に記載の潤滑構造。
  3. 前記第1回転体は、第1回転軸と、該第1回転軸に設けられた第1歯車と、を有し、
    前記第2回転体は、前記第1回転軸に平行配置された第2回転軸と、該第2回転軸に設けられると共に前記第1歯車と噛み合う第2歯車と、を有し、
    前記貫通孔は、前記第1回転軸に形成されている
    請求項1または2に記載の潤滑構造。
  4. 前記貫通孔は、前記第1歯車に隣接して形成されており、
    前記第2歯車は、前記貫通孔と軸方向においてオーバーラップするよう構成されている
    請求項3に記載の潤滑構造。
  5. 前記内孔に軸受部材を介して回転可能に支持された第3回転体をさらに備え、
    前記第2回転体によって掻き上げられて飛散する潤滑油を、前記貫通孔を介して前記軸受部材に供給するよう構成されている請求項1ないし4のいずれか1項に記載の潤滑構造。
  6. 内孔を有する入力軸と、
    該入力軸に設けられた減速駆動歯車と、
    前記入力軸に平行配置されたカウンタ軸と、
    該カウンタ軸に設けられ前記減速駆動歯車と噛合する減速被駆動歯車と、
    前記内孔に軸受部材を介して回転可能に支持された出力軸と、
    を備え、
    前記減速被駆動歯車によって掻き上げられて飛散する潤滑油を、請求項1ないし5のいずれか1項に記載の潤滑構造を用いて前記内孔に供給するよう構成されている変速機。
  7. 内孔を有する入力軸と、
    該入力軸に設けられた駆動歯車と、
    前記入力軸に平行配置されたカウンタ軸と、
    該カウンタ軸に設けられ前記駆動歯車と噛合する被駆動歯車と、
    前記カウンタ軸に設けられた出力駆動歯車と、
    前記内孔に軸受部材を介して回転可能に支持された出力軸と、
    前記出力軸に設けられ前記出力駆動歯車と噛合する出力被駆動歯車と、
    を備え、
    前記出力駆動歯車によって掻き上げられて飛散する潤滑油を、請求項1ないし5のいずれか1項に記載の潤滑構造を用いて前記内孔に供給するよう構成されている変速機。
  8. 内孔を有する第1回転体と、該第1回転体の回転に対応した回転を行う第2回転体と、を備え、前記第2回転体によって掻き上げられた潤滑油を前記内孔に供給する潤滑方法であって、
    前記第1回転体には、該第1回転体の外周面から前記内孔まで貫通する貫通孔が形成されており、
    前記第2回転体によって掻き上げられて飛散する潤滑油を、回転する前記第1回転体から見た際の前記潤滑油の軌跡である相対軌跡に沿うように、第1回転体の外周面側の開口位置が内孔側の開口位置よりも第1回転体の回転方向の先側に配置されている前記貫通孔によって捕捉して前記内孔に供給する
    潤滑方法。
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