JP6284569B2 - グラブ浚渫機 - Google Patents
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Description
ディーゼルエンジン20の動力を、オメガクラッチ付きトルクコンバータ22をストール状態に保つことにより、グラブバケット60を所定高さに吊支するとともに、ディーゼルエンジン20の動力によって旋回油圧ポンプ51から旋回モータ53に圧油を供給して、旋回輪61を駆動させジブ66を旋回させることによって、グラブバケット60を投入する海域の上空に移動させる。このとき、グラブバケット60は開口している。なお、ジブ66の起伏角度は、起伏モータ54によって起伏ドラム42を回転駆動させ、起伏ロープ65を繰出し、或いは巻取ることによって、任意の角度に調節する。
グラブバケット60を開口した状態で、オメガクラッチ付きトルクコンバータ22をストール状態から緩めていくと、重量物であるグラブバケット60の自重により落下し、支持ドラム40から支持ロープ67が、又開閉ドラム41から開閉ロープ70が、それぞれ繰り出されて、グラブバケット60が所定の位置まで巻下げられる。
所定の浚渫箇所にグラブバケット60を着底させた後、開閉ドラム41のバンドクラッチを結合するとともに、支持ドラム40のバンドブレーキを緊締した状態で、オメガクラッチ付きトルクコンバータ22の結合度を上げて、支持ドラム40を停止させた状態で開閉ドラム41で開閉ロープ70を巻取ってグラブバケット60を閉じることにより、土砂を掘削してグラブバケット60に取り込んで掴む。なお、支持ドラム40,開閉ドラム41の双方ともに、バンドブレーキを緊締するとバンドクラッチが開放され、バンドクラッチを結合するとバンドブレーキが開放される構成である。
グラブバケット60を閉じた状態で、支持ドラム40及び開閉ドラム41の双方のバンドクラッチを結合し、オメガクラッチ付きトルクコンバータ22のクラッチ機構を完全に結合させることによって、ディーゼルエンジン20の動力によって、支持ドラム40及び開閉ドラム41を巻上方向に回転させ、掘削土砂を掴んだグラブバケット60を巻上げる。従来、この巻上動作は負荷が大きく、又巻上速度を上げてサイクルタイムを短縮するため、ディーゼルエンジン20の最大出力で作業を行うことが多い。そのため、ディーゼルエンジン20の燃料効率が悪く、ピーク出力時には黒煙が発生する等環境に負荷を与えていた。
所定の高さまで、グラブバケット60の巻上を完了すると、支持ドラム40及び開閉ドラム41のバンドクラッチを結合した状態で、オメガクラッチ付きトルクコンバータ22をストール状態として、所定の高さでグラブバケット60を吊支し、ジブ66を旋回させて、グラブバケット60をバージ上空まで移動させる。そして、開閉ドラム41のバンドクラッチを開放し、グラブバケット60のシーブボックスの自重で開閉ロープ70を巻出すことによって、グラブバケット60を開口して掘削した土砂を放出する。これによって1サイクルの浚渫動作が終了し、以後浚渫作業を終了するまで、この動作を繰り返す。
工程Aに示す掴み動作においては、ディーゼルエンジン20の動力のみによってグラブバケット60を閉じており、蓄電器13からの電力供給及び蓄電器13への蓄電は行われていない。
工程Bはグラブバケット60の巻上動作を示しており、最大Q1の動力を出力しているが、蓄電器13から補助電力S1がQ3分の動力を補助している。そのため、ディーゼルエンジン20の出力はQ2(Q1−Q3)でよい。よって、ディーゼルエンジン20の出力は、Q3分だけ軽減される。即ち、蓄電器13からの電力の補助がなければ、ディーゼルエンジン20はQ1の出力が必要となるところ、Q2の出力でQ1の出力と同等の巻上動作ができる。よって、最も負荷の大きい加速時において、ディーゼルエンジン20の出力のピークカットを実現することができる。そのため、省エネを実現でき、ディーゼルエンジン20及びオメガクラッチ付トルクコンバータ22のサイズダウンを図ることが可能である。
工程C,D,Eは、それぞれ旋回動作,開口動作,旋回動作を示しており、ディーゼルエンジン20の動力によって、オメガクラッチ付きトルクコンバータ22をストール状態に維持することによって、ディーゼルエンジン20の動力のみによってグラブバケット60を操作しており、蓄電器13からの電力供給及び蓄電器13への蓄電は行われていない。
工程Fはグラブバケット60の巻下動作を示しており、グラブバケット60の自重落下を制御するために、オメガクラッチ付きトルクコンバータ22の出力を調節して、Q4の動力を制動力として出力しているが、グラブバケット60の自重落下により電動機10の逆回転による発電力S2がQ6分だけ制動力を補助している。そのため、制動力としてのディーゼルエンジン20の出力はQ5(Q4−Q6)でよい。このQ6に示すグラブバケット60の自重落下により電動機10の逆回転によって発電した発電力S2(回生電力)を蓄電器13に蓄電し、工程Bにおける補助電力として使用する。
工程C,D,Eは、それぞれ旋回動作,開口動作,旋回動作を示しており、第2実施形態では、各動作において、ディスクブレーキ14を緊締することによって、グラブバケット60を制動することができ、ディーゼルエンジン20の動力を使用することなく、グラブバケット60を任意の高さに停止させて吊支することができる。そのため、ディーゼルエンジン20の動力を使用してオメガクラッチ付きトルクコンバータ22をストール状態とする必要がない。ディーゼルエンジン20の動力は僅かにジブ66の旋回動作に使用されるのみである。
S1…補助電力
S2…発電力
S3…代替出力
1…グラブ浚渫機
10…電動機
11…インバータ/コンバータ
12…充/放電器
13…蓄電器
14…ディスクブレーキ
20…ディーゼルエンジン
20a,20b…出力軸
21…フライホイール
22…オメガクラッチ付きトルクコンバータ
30…減速機
30a,30b…入力軸
30c,30d…出力軸
40…支持ドラム
41…開閉ドラム
42…起伏ドラム
51…旋回油圧ポンプ
52…起伏油圧ポンプ
53…旋回モータ
54…起伏モータ
60…グラブバケット
61…旋回輪
62…旋回フレーム
63…ガントリーフレーム
64…起伏シーブ
65…起伏ロープ
66…ジブ
67…支持ロープ
68…支持シーブ
69,72…先端シーブ
70…開閉ロープ
71…開閉シーブ
Claims (10)
- ディーゼルエンジンの動力をオメガクラッチ付トルクコンバータを介して、支持ドラム及び開閉ドラムを連結した減速機に伝達することによって、支持ドラムに繰出・巻取可能に巻回した支持ロープ及び開閉ドラムに繰出・巻取可能に巻回した開閉ロープに吊支したグラブバケットを巻上・巻下及び開閉操作するグラブ浚渫機において、
減速機の入力軸の一方にオメガクラッチ付トルクコンバータを連結し、減速機の入力軸の他方に電動機を連結し、電動機にインバータ/コンバータ及び充/放電器を介して蓄電器を接続することによって、
グラブバケットの巻下時の運動エネルギーを電動機によって電気エネルギーに変換した回生電力をインバータ/コンバータ及び充/放電器を介して蓄電器に蓄電し、
グラブバケットの巻上時にはディーゼルエンジンの動力に加えて、蓄電器に蓄電した電力を充/放電器及びインバータ/コンバータを介して電動機に供給し、減速機を介して支持ドラム及び開閉ドラムの動力として使用することによって、ディーゼルエンジンの動力によるグラブバケットの巻上を補助することを特徴とするグラブ浚渫機。 - 減速機の入力軸の他方に電動機を連結するとともに、ディスクブレーキを装備した請求項1記載のグラブ浚渫機。
- ディスクブレーキによる制動によって、ディーゼルエンジンの動力を使用してオメガクラッチ付きトルクコンバータをストール状態とすることなく、グラブバケットを任意の高さに停止させて吊支可能な請求項2記載のグラブ浚渫機。
- グラブバケットの巻上時において、蓄電器から充/放電器及びインバータ/コンバータを介して電動機に供給する電力による補助によって、ディーゼルエンジンの燃料削減を実現する請求項1,2又は3記載のグラブ浚渫機。
- グラブバケットの巻上時において、蓄電器から充/放電器及びインバータ/コンバータを介して電動機に供給する電力による補助によって、ディーゼルエンジンの出力のピークカットを実現する請求項1,2,3又は4記載のグラブ浚渫機。
- 回生電力の発生をグラブバケットの巻下時における制動力として利用する請求項1,2,3,4又は5記載のグラブ浚渫機。
- 回生電力の発生による制動力に代えて、ディーゼルエンジンの動力をオメガクラッチ付トルクコンバータで制御することによって、グラブバケットの巻下時における制動力を得る請求項6記載のグラブ浚渫機。
- グラブバケットの巻上時において、蓄電器からの電力を使用することなく、ディーゼルエンジンの動力のみでグラブバケットを巻上可能とした請求項1,2,3,4,5,6又は7記載のグラブ浚渫機。
- ディーゼルエンジンの動力が使用できない場合に、蓄電器からの電力のみによって、グラブバケットを巻上可能とした請求項1,2,3,4,5,6又は7記載のグラブ浚渫機。
- 蓄電器として、キャパシタ,電気二重層キャパシタ,リチウムイオン電池から選択した一種を使用する請求項1,2,3,4,5,6,7,8又は9記載のグラブ浚渫機。
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