JP6284343B2 - 搬送装置 - Google Patents

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Description

本発明は、物品を搬送する搬送装置に関するものである。
従来、例えば下記の非特許文献1に記載された搬送装置が知られている。
この従来の搬送装置は、物品を第1搬送方向に搬送する第1コンベヤと、この第1コンベヤを駆動する第1コンベヤ用の駆動手段と、第1コンベヤの側方に配設され物品を第1搬送方向と交差する第2搬送方向に搬送する第2コンベヤと、この第2コンベヤを駆動する第2コンベヤ用の駆動手段と、物品を第1コンベヤ上から第2コンベヤ上に案内する案内用のプッシャ装置とを備えている。
「軽搬送コンベヤ 総合カタログ 2010年1月」、オークラ輸送機株式会社、平成22年1月、p.75
しかしながら、上記従来の搬送装置では、第1コンベヤ用の駆動手段と第2コンベヤ用の駆動手段とがそれぞれ別々に設けられているため、例えば第1コンベヤ用の駆動手段で第2コンベヤを駆動できない。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、駆動手段で第1搬送部および第2搬送部を適切に駆動できる搬送装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の搬送装置は、回行しながら物品を搬送する無端状の搬送体と、この搬送体を支持する支持手段と、前記搬送体を回行させる駆動手段とを備え、前記搬送体は、物品を第1搬送方向に搬送する第1搬送部と、物品を前記第1搬送方向と交差する第2搬送方向に搬送する第2搬送部とを有し、前記支持手段は、前記第1搬送部の搬送始端部および搬送終端部をそれぞれ支持し、軸方向が平面視で前記第1搬送方向と直交する第1搬送部用エンドプーリと、前記第2搬送部の搬送始端部および搬送終端部をそれぞれ支持し、軸方向が平面視で前記第2搬送方向と直交する第2搬送部用エンドプーリと、一方の前記第2搬送部用エンドプーリから掛け渡された前記第2搬送方向の前記搬送体を前記第1搬送方向に転換する第1の方向転換用プーリと、一方の前記第1搬送部用エンドプーリから掛け渡された前記第1搬送方向の前記搬送体を前記第2搬送方向に転換する第2の方向転換用プーリとを有し、前記第1の方向転換用プーリおよび前記第2の方向転換用プーリのそれぞれは、軸方向が平面視で前記第1搬送方向に対して傾斜しており、前記搬送体が物品を搬送する搬送側の下側に配設されているものである。
請求項2記載の搬送装置は、請求項1記載の搬送装置において、第1の方向転換用プーリによって第1搬送方向に転換された搬送体は、他方の第1搬送部用エンドプーリから一方の第1搬送部用エンドプーリに掛け渡され、前記第1搬送部用エンドプーリ間に掛け渡された前記搬送体は、前記第1の方向転換用プーリの上側を通過するものである。
請求項3記載の搬送装置は、請求項2記載の搬送装置において、第2の方向転換用プーリは、第1の方向転換用プーリよりも下側に位置し、前記第2の方向転換用プーリによって第2搬送方向に転換された搬送体は、他方の第2搬送部用エンドプーリに掛け渡されるものである。
請求項4記載の搬送装置は、請求項2または3記載の搬送装置において、支持手段は、一方の第2搬送部用エンドプーリと第1の方向転換用プーリとの間で上下方向に掛け渡される搬送体を支持し、軸方向が平面視で第2搬送方向と直交する第3のプーリを有するものである。
請求項5記載の搬送装置は、請求項2ないし4のいずれか一記載の搬送装置において、他方の第1搬送部用エンドプーリよりも下側に位置し、一方の第1搬送部用エンドプーリと第2の方向転換用プーリとに掛け渡される搬送体を間で折り返して支持し、軸方向が平面視で第1搬送方向と直交するリターンプーリを有するものである。
請求項6記載の搬送装置は、請求項5記載の搬送装置において、一方の第1搬送部用エンドプーリとリターンプーリとに掛け渡された搬送体は、第2の方向転換用プーリの下側を通過するものである。
請求項7記載の搬送装置は、請求項1ないし6のいずれか一記載の搬送装置において、駆動手段は、回転によって搬送体を回行させる駆動プーリを有し、前記駆動プーリの回転方向によって、第1搬送方向と第2搬送方向とが合流する方向と分岐する方向とに変更可能であるものである。
請求項8記載の搬送装置は、回行しながら物品を搬送する無端状の搬送体と、この搬送体を支持する支持手段と、前記搬送体を回行させる駆動手段とを備え、前記搬送体は、物品を第1搬送方向に搬送する第1搬送部と、物品を前記第1搬送方向と交差する第2搬送方向に搬送する第2搬送部とを有し、前記支持手段は、前記第1搬送部の下方に配設され、前記搬送体が掛け渡された複数の長手状の支持部材を有し、前記各支持部材の長手方向は、平面視で前記第1搬送方向に対して傾斜した方向に一致しているものである。
本発明によれば、駆動手段にて搬送体を回行させることによって、その駆動手段で第1搬送部および第2搬送部を適切に駆動できる。
本発明の第1の実施の形態に係る搬送装置の平面図である。 同上搬送装置の側面図である。 同上搬送装置の正面図である。 同上搬送装置の搬送ベルトの掛け方の説明図である。 本発明の第2の実施の形態に係る搬送装置の平面図である。 同上搬送装置の正面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る搬送装置の平面図である。 同上搬送装置の正面図である。 本発明の第4の実施の形態に係る搬送装置の概略平面図である。 本発明の第5の実施の形態に係る搬送装置の概略平面図である。 本発明の第6の実施の形態に係る搬送装置の概略平面図である。 本発明の第7の実施の形態に係る搬送装置の概略平面図である。 本発明の第8の実施の形態に係る搬送装置の概略平面図である。 本発明の第9の実施の形態に係る搬送装置の概略平面図である。 本発明の第10の実施の形態に係る搬送装置の概略平面図である。 本発明の第11の実施の形態に係る搬送装置の概略平面図である。 本発明の第12の実施の形態に係る搬送装置の概略平面図である。 本発明の第13の実施の形態に係る搬送装置の概略平面図である。 本発明の第14の実施の形態に係る搬送装置の平面図である。
本発明の第1の実施の形態について図1ないし図4を参照して説明する。
図1ないし図3において、1は搬送装置で、この搬送装置1は、例えば物品Wを搬送して副ラインから主ラインに合流させる合流タイプの一体型直交転換機である。
搬送装置1は、図1ないし図3示されるように、所定方向に回行しながら物品Wを搬送する無端状の単一の搬送体である搬送ベルト2と、この搬送ベルト2を回行可能に支持する支持手段3と、搬送ベルト2を所定方向に回行させる単一の駆動手段4とを備えている。
なお、搬送ベルト2は、例えば可撓性を有する一定幅の1本の無端ベルト部材5のみで構成されており、この無端ベルト部材5は支持手段3に対して脱着可能となっている。また、駆動手段4は、1箇所に設けられた1台の駆動モータ6のみで構成されている。
搬送ベルト2は、この搬送ベルト2の搬送側の上面部の一の部分にて構成され物品Wを水平な第1搬送方向(図1では左方向)aに搬送する第1搬送部11と、搬送ベルト2の搬送側の上面部のうち第1搬送部11とは異なる他の部分にて構成され物品Wを第1搬送方向aと平面視で交差、すなわち例えば直交する水平な第2搬送方向(図1では下方向)bに搬送する第2搬送部12とを有している。そして、物品Wは、第2搬送部12上から第1搬送部11上に合流移動する。
第1搬送部(主搬送部)11は、第1搬送方向aに沿った方向(前後方向)に長手方向を有する細長い平面視矩形状をなすものである。一方、合流用の第2搬送部(副搬送部)12は、第2搬送方向bに沿った方向(左右方向)に短手方向を有する平面視矩形状をなすものである。
なお、例えば第1搬送部11と第2搬送部12とで長手・短手が逆である構成や、搬送方向長さが同じ(略同じを含む)である構成でもよい。
そして、物品Wを第1搬送部11上に合流させるための合流用の第2搬送部12は、第1搬送部11の側方にその第1搬送部11に対して直交状に配設されている。また、第2搬送部12は、第1搬送部11よりも高い位置に配設されている(図3参照)。なお、この第2搬送部12を第1搬送部11と同一高さ位置に配設してもよい。
支持手段(ベルト支持手段)3は、搬送ベルト2の第1搬送部11の下面を支持してこの下面と摺接する水平状の第1搬送部支持板16を有し、この第1搬送部支持板16は、左右1対の第1コンベヤフレーム17間に架設されている。同様に、支持手段3は、搬送ベルト2の第2搬送部12の下面を支持してこの下面と摺接する水平状の第2搬送部支持板18を有し、この第2搬送部支持板18は、左右1対の第2コンベヤフレーム19間に架設されている。
また、図4にも示されるように、支持手段3は、1本の無端ベルト部材5のみからなる搬送ベルト2を回行可能に支持するそれぞれ長手状の複数、すなわち例えば11本の支持部材を有している。すなわち例えば、支持手段3は、搬送ベルト2の幅寸法よりも長い(短くてもよい)軸方向長手状をなす回転可能な第1〜第11の支持部材としての回転支持部材であるプーリ21〜31を有しており、これら第1〜第11のプーリ21〜31に対して1本の搬送ベルト2が掛け渡されている。
なお、例えば第1〜第11のプーリ(支持部材)21〜31中の、第4のプーリ24および第11のプーリ31の2本のみを、ベルト蛇行防止の観点から、固定支持部材としてコンベヤフレーム側に対して固定してもよい。
そして、第1のプーリ21は、第2搬送部12の搬送始端部を支持する搬送始端側の第2搬送部用エンドプーリである。第2のプーリ22は、第2搬送部12の搬送終端部を支持する搬送終端側の第2搬送部用エンドプーリである。
これら第1のプーリ21と第2のプーリ22とは、互いに離間対向して平行状に同一高さ位置に配設されている。なお、必ずしも同一高さである必要はなく、第1のプーリ21および第2のプーリ22のいずれか一方がいずれか他方よりも低くまたは高くてもよい。そして、これらの各第2搬送部用エンドプーリ21,22の軸方向(長手方向)は、平面視で第2搬送部12の第2搬送方向bと直交する方向に一致している。
また、第5のプーリ25は、第1搬送部11の搬送始端部を支持する搬送始端側の第1搬送部用エンドプーリである。第6のプーリ26は、第1搬送部11の搬送終端部を支持する搬送終端側の第1搬送部用エンドプーリである。
これら第5のプーリ25と第6のプーリ26とは、互いに離間対向して平行状に同一高さ位置に配設されている。なお、必ずしも同一高さである必要はなく、第5のプーリ25および第6のプーリ26のいずれか一方がいずれか他方よりも低くまたは高くてもよい。そして、これらの各第1搬送部用エンドプーリ25,26の軸方向(長手方向)は、平面視で第1搬送部11の第1搬送方向aと直交する方向に一致している。
さらに、第3のプーリ23は、第2のプーリ22の下方にこの第2のプーリ22と平行状に配設されている。なお、第1〜第3のプーリ21,22,23は、両第2コンベヤフレーム19間に架設されている。
また、棒状の第4のプーリ(45°棒)24と棒状の第11のプーリ(45°棒)31とは、上下に互いに離間対向して平行状に異なる高さ位置に配設されている。つまり、第11のプーリ31は、第4のプーリ24の真下に配設されている。そして、これらの各プーリ24,31の軸方向(長手方向)は、平面視で第1搬送部11の第1搬送方向aに対して所定の傾斜角度(例えば45°)αをもって傾斜した方向に一致している。なお、各プーリ24,31は、エンドプーリ等の他のプーリよりも径小(同じか径大でもよい)な丸棒状に形成されている。また、所定の傾斜角度αは、45°以外に、例えば30°或いは60°等でもよく、この場合には、第2搬送部12は第1搬送部11に対して直交ではなく斜めの交差となり、斜めの隙間を埋める乗り移りローラを必要に応じて設けてもよい。
さらに、第10のプーリ(リターンプーリ)30は、第5のプーリ(エンドプーリ)25の下方にこの第5のプーリ25と平行状に配設され、かつ第11のプーリ31と同一高さ位置に位置している。なお、必ずしも同一高さである必要はなく、第10のプーリ30および第11のプーリ31のいずれか一方がいずれか他方よりも低くまたは高くてもよい。
また、第8のプーリ28は、搬送ベルト2のリターン側の所定部分が円弧状に巻き付けられた駆動プーリであり、この第8のプーリ28の上方に、互いに離間対向する第7のプーリ27および第9のプーリ29が平行状に配設されている。
なお、第4〜第11のプーリ24〜31は、両第1コンベヤフレーム17間に架設されている。また、図1から明らかなように、細長い丸棒状の支持部材であるプーリ24,31は、一方の第1コンベヤフレーム17にボルト止めされている板状の支持部36と他方の第1コンベヤフレーム17にボルト止めされている板状の支持部37とにて回転可能に支持されている。第4のプーリ24の支持部36側の端部は、第3のプーリ23の端部の近傍に位置している(図4参照)。なお、ベルト蛇行防止の観点から、2本のプーリ24,31を固定支持部材として支持部36,37に対して固定してもよく、また、2本のプーリ(支持部材)24,31を回転可能な状態と回転不能な状態とに選択的に切り換えることができるようにしてもよい。また、支持部36は、第1コンベヤフレーム17ではなく、第2コンベヤフレーム19にボルト止めしてもよい。
駆動手段4は、例えば1台の駆動モータ6のみからなるもので、この駆動モータ6から出力される動力によって支持手段3の駆動プーリである第8のプーリ28が回転駆動される。そして、この第8のプーリ28の回転に基づいて搬送ベルト2が回行し、この回行する搬送ベルト2によって物品Wが搬送される。また、駆動モータ6は、第1コンベヤフレーム17に設けたブラケット33に取り付けられている。
なお、搬送装置1は、搬送ベルト2の第1搬送部11によって物品Wを第1搬送方向aに搬送する主ラインである第1コンベヤ部(コンベヤメイン部)41と、この第1コンベヤ部41の搬送始端側の所望部分(任意の中間部)の側方に直交状(交差状)に配設され、搬送ベルト2の第2搬送部12によって物品Wを第2搬送方向bに搬送する副ラインである第2コンベヤ部(コンベヤ転換部)42とにて構成されている。
次に、搬送装置1の作用等を説明する。
駆動手段4である駆動モータ6の作動によって、駆動プーリである第8のプーリ28が回転すると、搬送ベルト2が所定方向に回行し、その結果、この搬送ベルト2の第1搬送部11および第2搬送部12の両方が同時に走行駆動される。
すると、第2搬送部12上に載った物品Wは、第2搬送部12にて第2搬送方向bに搬送され、その第2搬送部12上から第1搬送部11上に乗り移るようにして合流移動し、その後、第1搬送部11にて第1搬送方向aに搬送される。すなわち、物品Wは、第2搬送部12上から第1搬送部11上に移動して主ラインに合流される。
なお、第1搬送部11の上流に配設された上流搬送手段である上流コンベヤ(図示せず)から物品Wが搬入された場合には、その物品Wは、第1搬送部11にてその搬送始端部から搬送終端部へと第1搬送方向aに直進搬送され、例えば下流搬送手段である下流コンベヤ(図示せず)に搬出される。
そして、このような搬送装置1によれば、駆動手段4にて搬送ベルト2を回行させることによって、第1搬送部11および第2搬送部12に対して共通の駆動手段4でそれら第1搬送部11および第2搬送部12の両方を適切に同期駆動できる。
また、搬送ベルト2を支持する支持手段3は、第1搬送部11の搬送始端部および搬送終端部をそれぞれ支持する第1搬送部用エンドプーリ25,26と、第2搬送部12の搬送始端部および搬送終端部をそれぞれ支持する第2搬送部用エンドプーリ21,22とを有し、各第1搬送部用エンドプーリ25,26の軸方向は平面視で第1搬送部11の第1搬送方向aと直交する方向に一致し、各第2搬送部用エンドプーリ21,22の軸方向は平面視で第2搬送部12の第2搬送方向bと直交する方向に一致した構成であるから、例えばエンドプーリの軸方向が搬送方向と直交する方向に対して傾斜した構成等に比べて、搬送ベルト2が蛇行しにくく、第1搬送部11および第2搬送部12の走行の安定化を図ることができる。
さらに、搬送ベルト2の第2搬送部12の搬送方向長さを短くすることによって、第2コンベヤ部42の短機長が可能となり、省スペース化を図ることができる。
また、従来のような2台のコンベヤで直交転換させる構成等に比べて、駆動手段4が1箇所となり、省エネ化や製造コスト低減等を図ることができる。
さらに、第1搬送方向aに対して傾斜して位置する傾斜状の支持部材であるプーリ24,31が2本のみであるから、例えば傾斜状のプーリを3本以上有する構成等に比べて、搬送ベルト2の回行抵抗(走行抵抗)が少なく、省エネ化を図ることができる。
次に、図5および図6には、本発明の第2の実施の形態が示されている。
第2の実施の形態に係る搬送装置1は、前記第1の実施の形態とは異なり、物品Wを搬送して主ラインから副ラインへ分岐させる分岐タイプの一体型直交転換機である。つまり、この搬送装置1では、物品Wが第1搬送部11上から第2搬送部12上に分岐移動する。
そして、図5および図6に示されるように、この搬送装置1は、物品Wを搬送ベルト2の第1搬送部11上から分岐用の第2搬送部12上に案内して分岐移動させる案内手段51を備えている。
案内手段51は、例えばプッシャ装置であり、第1搬送部11の上方部に対して進退可能で進出動作により第1搬送部11上の物品Wと当接してこの物品Wを第2搬送部12上に押し出す物品押出体52と、この物品押出体52を進退させる駆動手段であるエアシリンダ53とを有している。なお、案内手段51は、第1コンベヤ部41の第2コンベヤ部42側とは反対側の第1コンベヤフレーム17に設けられている。
また、第2コンベヤ部42の第2搬送部12は、第1搬送部11からの物品Wを円滑に受け入れることができるように、第1搬送部11よりも低い位置に配設されている(図6参照)。なお、この第2搬送部12を第1搬送部11と同一高さ位置に配設してもよい。
さらに、搬送ベルト2の回行方向は、前記第1の実施の形態の場合とは反対であり、第1搬送方向aおよび第2搬送方向bがそれぞれ前記第1の実施の形態とは逆である。なお、この搬送装置1のその他の構成は、前記第1の実施の形態と基本的に同じである。
そして、この搬送装置1であっても、共通の駆動手段4で第1搬送部11および第2搬送部12の両方を適切に同期駆動できる等、前記第1の実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
なお、案内手段51は、前記プッシャ装置には限定されず、例えば図7および図8に示す第3の実施の形態のように、ダイバータ装置でもよい。このダイバータ装置は、例えば第1搬送部11の上方部への回動によりその第1搬送部11上の物品Wと当接してこの物品Wを第2搬送部12上に案内する回動可能な物品案内体54と、この物品案内体54を回動中心Pを中心として回動させる駆動手段であるエアシリンダ55とを有している。なお、物品案内体54は、互いに離間対向する駆動プーリ56および従動プーリ57と、これら両プーリ56,57に掛け渡された物品案内用の無端部材58とにて構成されている。
次に、図9ないし図18には、本発明の第4ないし第13の実施の形態がそれぞれ示されている。
図9に示す第4の実施の形態に係る搬送装置1は、合流タイプで、搬送ベルト2の第1搬送部11の第1搬送方向aが前記第1の実施の形態とは逆になっている。
図10に示す第5の実施の形態に係る搬送装置1は、分岐タイプで、搬送ベルト2の第1搬送部11の第1搬送方向aが前記第2の実施の形態とは逆になっている。
図11に示す第6の実施の形態に係る搬送装置1は、合流タイプで、搬送ベルト2が複数、すなわち例えば2つの合流用の第2搬送部12を有している。2つの合流用の第2搬送部12は、いずれも第1搬送部11の一側方に配設されている。
図12に示す第7の実施の形態に係る搬送装置1は、合流分岐兼用タイプで、搬送ベルト2が1つの合流用の第2搬送部12と1つの分岐用の第2搬送部12とを有している。1つの合流用の第2搬送部12は、第1搬送部11の一側方に配設され、かつ、1つの分岐用の第2搬送部12は、第1搬送部11の他側方に配設されている。
図13に示す第8の実施の形態に係る搬送装置1は、合流分岐兼用タイプで、搬送ベルト2が1つの合流用の第2搬送部12と1つの分岐用の第2搬送部12とを有している。1つの合流用の第2搬送部12および1つの分岐用の第2搬送部12は、いずれも第1搬送部11の一側方に配設されている。
図14に示す第9の実施の形態に係る搬送装置1は、分岐タイプで、搬送ベルト2が複数、すなわち例えば2つの分岐用の第2搬送部12を有している。一方の分岐用の第2搬送部12は、第1搬送部11の一側方に配設され、かつ、他方の分岐用の第2搬送部12は、第1搬送部11の他側方に配設されている。
図15に示す第10の実施の形態に係る搬送装置1は、分岐タイプで、搬送ベルト2が複数、すなわち例えば2つの分岐用の第2搬送部12を有している。2つの分岐用の第2搬送部12は、いずれも第1搬送部11の他側方に配設されている。
図16に示す第11の実施の形態に係る搬送装置1は、合流分岐兼用タイプで、搬送ベルト2が1つの合流用の第2搬送部12と1つの分岐用の第2搬送部12とを有している。1つの合流用の第2搬送部12は、第1搬送部11の一側方に配設され、かつ、1つの分岐用の第2搬送部12は、第1搬送部11の他側方に配設されている。
図17に示す第12の実施の形態に係る搬送装置1は、合流分岐兼用タイプで、搬送ベルト2が1つの合流用の第2搬送部12と1つの分岐用の第2搬送部12とを有している。1つの合流用の第2搬送部12および1つの分岐用の第2搬送部12は、いずれも第1搬送部11の一側方に配設されている。
図18に示す第13の実施の形態に係る搬送装置1は、合流タイプで、搬送ベルト2が複数、すなわち例えば2つの合流用の第2搬送部12を有している。一方の合流用の第2搬送部12は、第1搬送部11の一側方に配設され、かつ、他方の合流用の第2搬送部12は、第1搬送部11の他側方に配設されている。
なお、例えば図示しないが、搬送ベルト2が3つ以上の合流用の第2搬送部12を有する構成や、搬送ベルト2が3つ以上の分岐用の第2搬送部12を有する構成等でもよい。
また、いずれの実施の形態においても、第2搬送部12が予め決められた固定位置に位置する構成には限定されず、例えばレイアウトに応じて第2搬送部12の位置を任意に変更できるように、第2搬送部12が第1搬送部11の第1搬送方向aに沿って位置調整可能となっている構成でもよい(図11等における2点鎖線参照)。
さらに、支持手段3にて回行可能に支持される無端状の搬送体は、帯状の搬送ベルト2には限定されず、例えば幅方向に並ぶ複数本の搬送ロープからなるもの等でもよい。
また、第1搬送部11と第2搬送部12とが互いに直交状に配設された構成には限定されず、例えば第2搬送部12が第1搬送部11に対して傾斜状に配設された構成等でもよい。
さらに、例えば図19に示す第14の実施の形態のように、無端状の搬送体を複数、例えば2本の無端ベルト部材61,62で構成するようにしてもよく、この構成では、2本の無端ベルト部材61,62が1台の駆動モータ6で同期駆動される。なお、2本の無端ベルト部材61,62をそれぞれ個別に駆動する複数、例えば2台の駆動モータ6を設けた構成等でもよい。また、2つの第2搬送部12は、合流用でも分岐用でもよい。
なお、本発明のいくつかの実施の形態およびその変形例について説明したが、前記各実施の形態および各変形例を適宜組み合わせることも可能である。
1 搬送装置
2 搬送体である搬送ベルト
3 支持手段
4 駆動手
11 第1搬送部
12 第2搬送部
21 第2搬送部用エンドプーリである第1のプーリ
22 第2搬送部用エンドプーリである第2のプーリ
23 第3のプーリ
24 第1の方向転換用プーリである第4のプーリ(支持部材)
25 第1搬送部用エンドプーリである第5のプーリ
26 第1搬送部用エンドプーリである第6のプーリ
28 駆動プーリである第8のプーリ
30 リターンプーリである第10のプーリ
31 第2の方向転換用プーリである第11のプーリ(支持部材)
W 物品
a 第1搬送方向
b 第2搬送方向

Claims (8)

  1. 回行しながら物品を搬送する無端状の搬送体と、
    この搬送体を支持する支持手段と、
    前記搬送体を回行させる駆動手段とを備え、
    前記搬送体は、
    物品を第1搬送方向に搬送する第1搬送部と、
    物品を前記第1搬送方向と交差する第2搬送方向に搬送する第2搬送部とを有し、
    前記支持手段は、
    前記第1搬送部の搬送始端部および搬送終端部をそれぞれ支持し、軸方向が平面視で前記第1搬送方向と直交する第1搬送部用エンドプーリと、
    前記第2搬送部の搬送始端部および搬送終端部をそれぞれ支持し、軸方向が平面視で前記第2搬送方向と直交する第2搬送部用エンドプーリと、
    一方の前記第2搬送部用エンドプーリから掛け渡された前記第2搬送方向の前記搬送体を前記第1搬送方向に転換する第1の方向転換用プーリと、
    一方の前記第1搬送部用エンドプーリから掛け渡された前記第1搬送方向の前記搬送体を前記第2搬送方向に転換する第2の方向転換用プーリとを有し、
    前記第1の方向転換用プーリおよび前記第2の方向転換用プーリのそれぞれは、軸方向が平面視で前記第1搬送方向に対して傾斜しており、前記搬送体が物品を搬送する搬送側の下側に配設されている
    ことを特徴とする搬送装置。
  2. 第1の方向転換用プーリによって第1搬送方向に転換された搬送体は、他方の第1搬送部用エンドプーリから一方の第1搬送部用エンドプーリに掛け渡され、
    前記第1搬送部用エンドプーリ間に掛け渡された前記搬送体は、前記第1の方向転換用プーリの上側を通過する
    ことを特徴とする請求項1記載の搬送装置。
  3. 第2の方向転換用プーリは、第1の方向転換用プーリよりも下側に位置し、
    前記第2の方向転換用プーリによって第2搬送方向に転換された搬送体は、他方の第2搬送部用エンドプーリに掛け渡される
    ことを特徴とする請求項2記載の搬送装置。
  4. 支持手段は、一方の第2搬送部用エンドプーリと第1の方向転換用プーリとの間で上下方向に掛け渡される搬送体を支持し、軸方向が平面視で第2搬送方向と直交する第3のプーリを有する
    ことを特徴とする請求項2または3記載の搬送装置。
  5. 他方の第1搬送部用エンドプーリよりも下側に位置し、一方の第1搬送部用エンドプーリと第2の方向転換用プーリとに掛け渡される搬送体を間で折り返して支持し、軸方向が平面視で第1搬送方向と直交するリターンプーリを有する
    ことを特徴とする請求項2ないし4のいずれか一記載の搬送装置。
  6. 一方の第1搬送部用エンドプーリとリターンプーリとに掛け渡された搬送体は、第2の方向転換用プーリの下側を通過する
    ことを特徴とする請求項5記載の搬送装置。
  7. 駆動手段は、回転によって搬送体を回行させる駆動プーリを有し、
    前記駆動プーリの回転方向によって、第1搬送方向と第2搬送方向とが合流する方向と分岐する方向とに変更可能である
    ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一記載の搬送装置。
  8. 回行しながら物品を搬送する無端状の搬送体と、
    この搬送体を支持する支持手段と、
    前記搬送体を回行させる駆動手段とを備え、
    前記搬送体は、
    物品を第1搬送方向に搬送する第1搬送部と、
    物品を前記第1搬送方向と交差する第2搬送方向に搬送する第2搬送部とを有し、
    前記支持手段は、前記第1搬送部の下方に配設され、前記搬送体が掛け渡された複数の長手状の支持部材を有し、
    前記各支持部材の長手方向は、平面視で前記第1搬送方向に対して傾斜した方向に一致している
    ことを特徴とする搬送装置。
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