JP2002249214A - ベルトコンベヤの中折れ機構 - Google Patents

ベルトコンベヤの中折れ機構

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JP2002249214A
JP2002249214A JP2001047461A JP2001047461A JP2002249214A JP 2002249214 A JP2002249214 A JP 2002249214A JP 2001047461 A JP2001047461 A JP 2001047461A JP 2001047461 A JP2001047461 A JP 2001047461A JP 2002249214 A JP2002249214 A JP 2002249214A
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belt
roller
path
feed path
angle
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JP2001047461A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Tomiki
広志 富木
Toshiro Wakimoto
寿郎 脇本
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Hitachi Zosen Corp
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】単数のベルトコンベヤで中折れ部を構成し変向
角の設定も容易となる。 【解決手段】土砂を搬送する送り側の中折れ部4に、上
位の送り経路3Sの終端部に所定角度で傾斜して配設さ
れた変角ローラ12Sと、変角ローラ12Sによりベル
ト11が反転されて下位の送り経路5S上方に重複され
る反転経路6Sと、この反転経路6Sの終端部でベルト
11が反転されて下位の送り経路5Sに接続される反転
ローラ13Sと、変角ローラ12Sにより上位の送り経
路3SSaのベルト11から土砂を下位の送り経路5S
のベルト11Sc上に土砂を投下する移載部14とを具
備し、変角ローラ12Sの回転軸心を上位の送り経路3
Sと反転送り経路6Sとのなす転向角αの二等分線に直
交する方向に配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、土砂等を連続搬送
するベルトコンベヤにおいて、途中で搬送方向を変向す
る中折れ機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、土砂などを連続搬送するベルトコ
ンベヤの搬送経路を、途中で所定角度で変向する中折れ
部を形成する場合、複数の直線状ベルトコンベヤを使用
して中折れ状態とするものや、1本のベルトコンベヤの
中折れ部を湾曲経路により構成するものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、先の複数のコ
ンベヤ装置を使用するものでは、それぞれに駆動装置が
必要で設備コストが高いという問題があった。また、後
者のコンベヤ装置を湾曲させるものは、その湾曲半径が
普通ローラで500〜1000m、特殊ローラで半径3
00mと大きいため変位量が制限され、設計の自由度が
低いという問題があった。またサイドローラを多数設け
て急曲線(数10m半径)対応のベルトコンベヤもある
が、ベルトの速度および張力を一般仕様よりも下げて湾
曲部で脱輪しないように使用されるため、十分な能力が
発揮できないという問題があった。
【0004】本発明は、上記問題点を解決して、単数の
ベルトコンベヤで中折れ部を構成できて、中折れ角の設
定も容易なベルトコンベヤの中折れ機構を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、上位の送り経路から、所定角度で変向され
る中折れ部を介して下位の送り経路に荷を搬送するベル
トコンベヤの中折れ機構であって、少なくとも荷を搬送
する往路の送り側の中折れ部に、上位の送り経路の終端
部に所定角度で傾斜して配設された変角ローラと、この
変角ローラによりベルトが反転されて下位の経路上方に
重複される反転経路と、この反転経路の終端部でベルト
が反転されて下位の送り経路に接続される反転ローラ
と、前記変角ローラにより上位の送り経路のベルトから
荷を下位の送り経路のベルト上に投下する移載部とを具
備し、前記変角ローラの回転軸心を、上位の送り経路と
反転送り経路のなす変向角の二等分線に直交する方向に
配置したものである。
【0006】上記構成によれば、上位の送り経路の終端
部で移載部から、変角ローラを介して下位の送り経路の
ベルト上に荷を投下し、変角ローラから反転経路を移動
されるベルトを反転ローラを介して下位の送り経路に送
り込む。ここで、変角ローラを上位の送り経路と下位の
送り経路(反転経路)がなす角の二等分線に直交する方
向に回転軸心を配置することにより、移載部を形成する
ことができ、この反転ローラの配置角を調整するだけ
で、1本のベルトからなる上位の送り経路と下位の送り
経路とを任意の変向角で接続することができ、簡単で且
つコンパクトな構造で低コストで製造でき、また中折れ
角を容易に設定することができるので、ベルトコンベヤ
の設計の自由度も高い。
【0007】
【発明の実施の形態】ここで、本発明に係るベルトコン
ベヤ装置の実施の形態を図1〜図8に基づいて説明す
る。
【0008】このベルトコンベヤ装置は、図1に示すよ
うに、たとえば直交するトンネル1,2内にわたって配
置され、トンネル1の切羽部で掘削された土砂を上位搬
送経路3S,3Rから直角に折れ曲がる中折れ部4を介
して下位搬送経路5S,5Rに連続搬送し排出するもの
である。トンネル1の切羽部に配設された搬入部ローラ
7と、トンネル2の終端部に配置された排出部ローラ8
との間に、1本のベルト11が巻張され、経路の伸縮に
対応可能なベルトストレージ9と、ベルト11を駆動す
るドライブユニット10が設けられている。なお、ここ
で往路となる送り側には、符号にSを付し、復路となる
戻り側には符号にRを付して説明する。
【0009】この中折れ部4の基本構成を図6〜図8を
参照して説明する。たとえば平形のベルト11Sを90
°転向する場合、図6に示すように、上位送り経路3S
の上位送りベルト部11Saの終端部に変角送りローラ
12Sが配設され、変角送りローラ12Sにより反転さ
れて下位送り経路5Sの下位送りベルト部11Sc上に
重複する反転送り経路6Sの反転送りベルト部11Sb
が設けられている。さらに反転送りベルト部11Sbの
終端部に反転送りローラ13Sを配置して下位送りベル
ト部11Scに接続され、前記変角送りローラ12Sに
より上位送りベルト部11Saから土砂を下位送りベル
ト部11Sc上に投入する移載部14が設けられてい
る。そして、前記変角送りローラ12Sはその回転軸心
が、上位送り経路3Sと反転送り経路6Sのなす転向角
α=90°の二等分線に直交する方向(45°の傾斜)
に配置され、また反転送りローラ13Sは下位送り経路
5Sに直交する方向に配置されている。
【0010】ここで、転向角αは0°を越えて約120
°の範囲で設定することができ、転向角αが90°より
も大きい鈍角な場合を図7に示し、また90°よりも小
さい鋭角な場合を図8に示す。
【0011】この中折れ部4は、図2〜図5に示すよう
に、送り経路3S,5Sおよび戻り経路3R,5Rに反
転経路6S,6Rがそれぞれ形成されており、上位の経
路3S,3Rと反転経路6S,6Rが変角ローラ12
S,12Rを介してそれぞれ接続され、また反転経路6
S,6Rと下位の経路5S,5Rとの間に反転ローラ1
3S,13Rがそれぞれ配設される。15,16はガイ
ドローラである。
【0012】上記構成において、ドライブユニット10
によりベルト11が駆動され、搬入部ローラ7側で上位
の送りベルト部11Saに土砂が投入される。そして上
位の送り経路3Sに沿って土砂が搬送され、中折れ部4
で移載部14から下位の送りベルト部11Sc上に土砂
が投下される。さらに、下位の送りベルト部11Scに
より下位の送り経路5Sに沿って搬送されて排出部ロー
ラ7により排出される。
【0013】前記移載部14では、上位ベルト部11S
aから変角送りローラ12Sを介して反転送り経路6S
の反転送りベルト部11Sbに移動され、さらに反転送
りローラ13Sを介して下位送り経路5Sの下位送りベ
ルト部11Scに移動される。一方戻り側では、下位戻
り経路5Rの下位戻りベルト部11Rcからベルトスト
レージ10を介して中折れ部4に送られ、反転戻りロー
ラ13Rを介して反転戻り経路6Rの反転戻りベルト部
11Rbに移動される。さらに変角戻りローラ12Rを
介して上位戻り経路3Rの上位の戻りベルト部11Ra
に移動される。
【0014】上記構成によれば、1本のベルト11で接
続される経路3Sと5S,3Rと5Rの転向角αを、0
°を越えて〜約120°の範囲で任意の角度で容易に設
定することができ、設計の自由度も高い。また、送り経
路3S,5Sまたは戻り経路3R,5Rについて、変角
ローラ12S,12Rと転向ローラ13S,13Rの2
本のローラをそれぞれ追加するだけでよく、簡易な構造
でかつコンパクトに構成できるので、従来に比べて占有
スペースを大幅に減少させることができ、中折れ部4の
周囲のレイアウトが容易となる。さらに、トンネル工事
に採用した場合、ベルトコンベヤのための曲線部を形成
する必要がなくなり、直線掘削でのみトンネルを構成で
きるので、掘削コストを低減できる。
【0015】上記実施の形態の中折れ部4では、反転戻
り経路6Rを形成したが、図9に示すように、反転戻り
経路6Rを無くして、変角ローラ21のみで下位戻り経
路5Rと上位戻り経路3Rとを接続することもできる。
【0016】
【発明の効果】以上に述べたごとく本発明の請求項1記
載の発明によれば、上位の送り経路の終端部の移載部か
ら、変角ローラを介して下位の送り経路のベルト上に荷
を投下し、変角ローラから反転経路を移動されるベルト
が反転ローラを介して下位の送り経路を移動する。ここ
で、変角ローラを上位の送り経路と下位の送り経路(反
転経路)がなす角の二等分線に直交する方向に回転軸心
を配置することにより、移載部を形成することができ、
この反転ローラの配置角を調整するだけで、1本のベル
トからなる上位の送り経路と下位の送り経路とを任意の
中折れ角で接続することができ、簡単で且つコンパクト
な構造で低コストで製造でき、また中折れ角を容易に設
定することができ、ベルトコンベヤの設計の自由度も高
くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るベルトコンベヤの実施の形態を示
す全体斜視図である。
【図2】同中折れ部を示す斜視図である。
【図3】同中折れ部を示す側面図である。
【図4】図3に示すA−A断面図である。
【図5】図3に示すB−B断面図である。
【図6】同中折れ部の基本構成を説明する概略平面図で
ある。
【図7】同中折れ部の鈍角接続例を説明する概略平面図
である。
【図8】同中折れ部の鋭角接続例を説明する概略平面図
である。
【図9】同中折れ部の戻り側の変形例を示す概略平面図
である。
【符号の説明】
3S,3R 上位の経路 4 中折れ部 5S,5R 下位の経路 6S,6R 反転経路 11 ベルト 11a 上位ベルト部 11b 反転ベルト部 11c 下位ベルト部 12S,12R 変角ローラ 13S,13R 反転ローラ 14 移載部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2D054 DA02 DA32 3F023 AA01 AB02 BA02 BB01 BC01 FA07

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上位の送り経路から、所定角度で変向され
    る中折れ部を介して下位の送り経路に荷を搬送するベル
    トコンベヤの中折れ機構であって、 少なくとも荷を搬送する往路の送り側の中折れ部に、 上位の送り経路の終端部に所定角度で傾斜して配設され
    た変角ローラと、 この変角ローラによりベルトが反転されて下位の経路上
    方に重複される反転経路と、 この反転経路の終端部でベルトが反転されて下位の送り
    経路に接続される反転ローラと、 前記変角ローラにより上位の送り経路のベルトから荷を
    下位の送り経路のベルト上に投下する移載部とを具備
    し、 前記変角ローラの回転軸心を、上位の送り経路と反転送
    り経路のなす変向角の二等分線に直交する方向に配置し
    たことを特徴とするベルトコンベヤの中折れ機構。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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