JP6283696B2 - オプトエレクトロニクス部品を測定および最適化する方法および装置 - Google Patents

オプトエレクトロニクス部品を測定および最適化する方法および装置 Download PDF

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Description

接続キャリア上に配置されているオプトエレクトロニクス部品を測定する方法および装置を開示する。さらには、オプトエレクトロニクス部品を最適化する方法および装置を開示する。
従来技術によると、オプトエレクトロニクス部品の電気光学特性は、通常ではオプトエレクトロニクス部品に直流電圧を印加することによって測定する。オプトエレクトロニクス部品は、少なくとも一時的にその接続部が短絡している(すなわち接続部の間のオーム抵抗が無視できるオーダーである)状態で存在することがある。この状況は、特に、例えばオプトエレクトロニクス部品の製造中に、オプトエレクトロニクス部品が接続キャリア上に配置されている場合に起こる。一例として、オプトエレクトロニクス部品が金属リードフレームに取り付けられ、この結果として、オプトエレクトロニクス部品の接点が直流電圧に対して短絡する。したがって、これらのオプトエレクトロニクス部品は、工程監視や工程管理を目的としてその電気光学特性を求めるために、直流電流によって動作させることができない。
オプトエレクトロニクス部品は、製造工程の最後に個片化され、個々に接触可能な接続部が設けられるが、少なくとも製造工程の副ステップ中には、オプトエレクトロニクス部品をまだ個片化しない、もしくは、個々に接触可能としない、またはその両方とすることが有利なことがある。しかしながら、例えば、オプトエレクトロニクス部品を事前選別または最適化する目的で、もしくは、以降の製造ステップを測定された電気光学特性に適合させる目的で、またはその両方の目的で、たとえそのような状態においても、オプトエレクトロニクス部品の電気光学特性を測定できることが望ましい。結果として、不良品が減少し、したがって時間およびコストを節約することができる。
特に、例えば変換材料を硬化させるなどの長時間の製造ステップに要求される時間を、効率的に利用することができる。発光ダイオード(例えばボリューム変換(volume conversion)に基づいて白色光を放出する発光ダイオード)の製造時、変換材料の濃度および充填量は、現在の製造方法においては変動する。現在のところ、ランダムサンプリングの方法においては、材料のポッティングおよびベーキングの後にオプトエレクトロニクス部品が個片化および測定され、例えばめっきステップなどのさらなる製造ステップをオプトエレクトロニクス部品にもはや実施することができない。
接続キャリア上に配置されているオプトエレクトロニクス部品を励起させるために、製造工程の初期段階でオプトエレクトロニクス部品を個片化する、または少なくともオプトエレクトロニクス部品の短絡した接点を分離した後にオプトエレクトロニクス部品との電気接触を形成する方法が知られている。この場合の欠点として、分離した接点(特に、接続キャリアから突き出している接点、もしくは露出している接点、またはその両方)が機械的問題につながることがあり、例えば、ジャミング(instances of jamming)や、いくつかの製造ステップ(例えばめっきステップ)を実施できないままとなる。
したがって、本発明の少なくとも1つの目的は、オプトエレクトロニクス部品を直流電圧によって動作させることができない場合、特に、オプトエレクトロニクス部品の接続部の間のオーム抵抗が無視できるオーダーである場合に適用可能である、接続キャリア上に配置されているオプトエレクトロニクス部品を測定する方法および装置を開示することである。本発明のさらなる目的は、接続キャリア上に配置されているそのようなオプトエレクトロニクス部品を最適化する方法および装置を開示することである。
これらの目的は、独立特許請求項による方法および装置によって達成される。本方法および本装置の有利な実施形態および発展形態は、従属請求項に開示されており、さらに、以下の説明および図面から明らかになる。
接続キャリア上に配置されている少なくとも1個のオプトエレクトロニクス部品を測定する方法の少なくとも一実施形態によると、本方法は、少なくとも1個のオプトエレクトロニクス部品および接続キャリアによって形成される少なくとも1つの電磁共振回路を励振させるステップであって、したがって少なくとも1個のオプトエレクトロニクス部品が励起されて電磁放射を放出する、ステップと、少なくとも1個のオプトエレクトロニクス部品の少なくとも1つの電気光学特性を測定するステップと、を含む。
本発明は、1個のオプトエレクトロニクス部品を有する1つの電磁共振回路を励振させることに制限されない。そうではなく、励振される電磁共振回路は、電気光学特性を測定することのできる2個以上のオプトエレクトロニクス部品を備えていることもできる。さらに、それぞれが1個のオプトエレクトロニクス部品を有する複数の電磁共振回路、または、それぞれが複数のオプトエレクトロニクス部品を有する複数の電磁共振回路、を励振させることができる。これらの電磁共振回路は、互いに独立している、または互いに結合することができる。さらには、1つまたは複数の電磁共振回路を、1個または複数のオプトエレクトロニクス部品のすぐ近傍において励振させる必要はない。そうではなく、励振の領域と、(1個または複数の)オプトエレクトロニクス部品による電磁放射の放出の領域を、互いに隔てることもできる。この場合、オプトエレクトロニクス部品は、特に、さらなる製造ステップが実行された後のオプトエレクトロニクスデバイス、またはオプトエレクトロニクスデバイスとして存在する素子とすることができる。オプトエレクトロニクス部品は、励起されて電磁放射を放出することのできる少なくとも1つの構成要素を備えている。
電磁共振回路の励振の結果としてオプトエレクトロニクス部品が励起されて電磁放射を放出することによって達成されることとして、オプトエレクトロニクス部品の接続部の間のオーム抵抗が無視できるオーダー(例えばマイクロオームのオーダーのオーム抵抗)であり、したがってオプトエレクトロニクス部品が短絡している場合でも、オプトエレクトロニクス部品の電気光学特性を測定することができる。特に、例えば、オプトエレクトロニクス部品が接続キャリア上に配置されており、まだ個片化されていないことにより、製造工程の少なくとも一部の間、オプトエレクトロニクス部品が短絡している場合でも、オプトエレクトロニクス部品の電気光学特性を測定することができる。
本方法の少なくとも一実施形態によると、オプトエレクトロニクス部品は、発光ダイオード(LED)、レーザダイオード、半導体ダイオード、または半導体チップである、あるいは、オプトエレクトロニクス部品は、発光ダイオード(LED)、レーザダイオード、半導体ダイオード、または半導体チップを備えている。レーザダイオードは、レーザ放射を放出する半導体ダイオードである。電磁放射は、電気光学的発光に基づいて放出されることが好ましい。電磁共振回路は、誘導素子もしくは容量素子またはその両方を備えている電気回路である。このような電気回路のトータルインピーダンスは、一般的には複素数値である。特に、電磁共振回路は、誘導素子および容量素子の両方を備えていることができる。この場合、トータルインピーダンスの絶対値は、特定の周波数による励振時に最小値をとる。電磁共振回路は、この特定の周波数によって励振させることが好ましい。
本方法の少なくとも一実施形態によると、オプトエレクトロニクス部品は、半導体積層体を備えている。オプトエレクトロニクス部品は、III−V族化合物半導体材料を含むことが好ましい。III−V族半導体材料は、紫外スペクトル領域(AlInGa1−x−yN)から可視スペクトル領域(特に青色〜緑色の放射の場合にはAlInGa1−x−yN、特に黄色〜赤色の放射の場合にはAlInGa1−x−yP)、さらには赤外スペクトル領域(AlInGa1−x−yAs)の放射を生成するのに特に適している。このとき各場合において、0≦x≦1、0≦y≦1、x+y≦1が成り立ち、特に、x≠1、y≠1、x≠0、y≠0の少なくとも1つが成り立つ。
本方法の少なくとも一実施形態によると、接続キャリアは、リードフレーム、特に、金属フレームである。接続キャリアの上に、多数のオプトエレクトロニクス部品を配置することができる。接続キャリアは、少なくとも1つの接続導体領域を備えていることができ、各オプトエレクトロニクス部品を各接続導体領域内に配置することができる。接続導体領域とは、接続導体が形成されている領域である。特に、オプトエレクトロニクス部品を製造する工程中、もしくは、オプトエレクトロニクス部品の完成後、またはその両方において、オプトエレクトロニクス部品を電気的に接続するための接続部の役割を果たすことのできる接続導体を、接続導体領域に形成することができる。
本方法の少なくとも一実施形態によると、2つの接続導体領域の間それぞれに、それぞれの間隙が形成されている。さらに、接続キャリアは、接続導体領域を相互に導電接続するブリッジ領域(bridging region)を備えていることができる。ブリッジ領域によって、連続的な接続キャリアを単純な方法で形成することができる。
本方法の少なくとも一実施形態によると、少なくとも1つの接続導体領域は、少なくとも1つの第1の接続領域および第2の接続領域を備えている。オプトエレクトロニクス部品の第1の接続部を第1の接続領域に導電接続することができ、オプトエレクトロニクス部品の第2の接続部を第2の接続領域に導電接続することができる。第1の接続部は、直接的な電気的接触によって第1の接続領域に導電接続することができ、第2の接続部は、ボンディングワイヤによって第2の接続領域に導電接続することができる。第1の接続領域および第2の接続領域は、接続キャリアによって互いに導電接続することができる。
本方法の少なくとも一実施形態によると、電磁共振回路は、オプトエレクトロニクス部品と、第1の接続領域と、第2の接続領域と、第1の接続領域と第2の接続領域との間の導電接続部と、によって形成されている。第1の接続領域と第2の接続領域との間の導電接続部は、非導電性の間隙の少なくとも一部を囲んでいることができる。結果として、間隙の周囲に存在するインダクタンスおよびキャパシタンスが、電磁共振回路において利用される。間隙には、固体物質が存在しないことが好ましい。結果として達成されることとして、電磁共振回路を励振させる手段(例えば誘導素子やフェライトコア)を間隙内に配置することができ、その結果として、電磁共振回路のより効率的な励振を達成することができる。
本方法の少なくとも一実施形態によると、オプトエレクトロニクス部品の電気光学特性は、オプトエレクトロニクス部品によって放出される電磁放射の明るさ、色位置(color locus)、またはスペクトルである。測定された電気光学特性に基づいて、オプトエレクトロニクス部品のさらなる特性を求めることができる。一例として、オプトエレクトロニクス部品、またはオプトエレクトロニクス部品の少なくとも一部における少なくとも一方のタイプの電荷キャリアの少なくとも1つの寿命を求めることが可能である。
本方法の少なくとも一実施形態によると、電磁共振回路を励振させるステップは、電磁共振回路における2つの電気接点、特に、接続キャリア上の2つの接点に、電圧を印加するステップを含む。オプションとして、またはこれに加えて、電磁共振回路を励振させるステップは、時間的に変化する交流電磁界を発生させることによって、電磁共振回路に交流電圧を誘起させるステップを含む。この誘導励起の利点として、励振を非接触式にもたらすことができる。時間的に変化する交流電磁界は、誘導素子、特に、1回または複数回の巻きを有するコイルによって、発生させることができる。誘導素子は、接続キャリアの上方または下方(すなわち両側)に配置することができる。接続キャリアと誘導素子との間の距離は変化をもたせることもできるが、一定に維持されることが好ましい。一例として、誘導素子は、複数の異なるオプトエレクトロニクス部品の領域の上方、接続キャリアから一定の距離に位置させることができる。
誘導素子は、電磁共振回路に類似する寸法もしくは類似する形状またはその両方を有することが好ましい。電磁共振回路の励振が局所的に区切られていることによって達成されることとして、同じ接続キャリア上に配置されている隣接するオプトエレクトロニクス部品が例えば同様に励起されて電磁放射を放出することなく、個々のオプトエレクトロニクス部品の電気光学特性を測定することができる。
しかしながら、誘導素子は、電磁共振回路、または同時に形成される複数の共振回路よりも、例えば小さい寸法を有することもできる。結果として、同時に励起されて電磁放射を放出する複数の(例えば隣り合う)オプトエレクトロニクス部品の電気光学特性を測定することも可能である。
上述したように、励振の領域と、(1個または複数の)オプトエレクトロニクス部品による電磁放射の放出の領域を、互いに隔てることができる。接続キャリアの幾何学形状と、接続キャリア上に配置されているオプトエレクトロニクス部品の幾何学形状と、さらには、磁界の強さの空間分布とに応じて、複数のオプトエレクトロニクス部品を励起させて電磁放射を放出させることができ、この場合、それぞれ放出される放射の強さは、オプトエレクトロニクス部品ごとに大幅に変化させることができる。
本方法の少なくとも一実施形態によると、誘導素子は、電磁共振回路の方向に誘導素子から延在している強磁性要素を少なくとも部分的に囲む。結果として達成されることとして、磁力線が発散する程度が小さく、結果として、電磁共振回路の領域に集中する程度が大きい。強磁性要素は、例えばフェライトコアとすることができる。誘導素子もしくは強磁性要素またはその両方は、少なくとも一部分が、励振時に電磁共振回路を貫通していることが好ましい。結果として、誘導素子と電磁共振回路との間の特に強い電磁結合が達成される。
本方法の少なくとも一実施形態によると、電磁共振回路における電気接点もしくは誘導素子またはその両方に、交流電圧が印加される。この交流電圧は、高周波電圧であることが好ましい。高周波電圧は、インピーダンス整合の役割を果たす整合回路を介して印加されることが好ましい。高周波電圧の周波数は、好ましくは1MHz〜10GHz、特に好ましくは10MHz〜1GHz、特に好ましくは25MHz〜500MHzである。高周波電圧の周波数は、電磁共振回路の共振周波数またはそれに近い周波数であることが好ましい。励振のために印加される電力は、例えば1W〜100Wの範囲内とすることができる。本方法は、高周波電圧の周波数を設定するステップを含むことが好ましい。高周波電圧の周波数を設定するステップは、オプトエレクトロニクス部品によって放出される電磁放射の強さの測定値に基づく閉ループ制御を含むことができる。高周波電圧の周波数における第1の接続領域と第2の接続領域との間の導電接続の実効インピーダンスの虚数部は、この実効インピーダンスの実数部より大きいことが好ましく、特に好ましくは10倍大きい、特に好ましくは100倍大きい。
電磁共振回路が交流電圧によって励振されることによって達成されることとして、オプトエレクトロニクス部品の接続部の間の導電接続(直流電圧が印加されたときに短絡が生じる)を遮断することなく、オプトエレクトロニクス部品を測定することができる。交流電圧が電磁共振回路に局所的に結合されることによって達成されることとして、個々のオプトエレクトロニクス部品を、別のオプトエレクトロニクス部品(特に、接続キャリア上の隣接するオプトエレクトロニクス部品)を同時に励起することなく、測定することができる。これは、特に、接続キャリアが、複数のオプトエレクトロニクス部品を有する複数の接続導体領域を備えており、これらの接続導体領域がブリッジ領域によって互いに導電接続されている場合に関連する。
さらに、本発明は、オプトエレクトロニクス部品を最適化する方法に関する。少なくとも一実施形態によると、本方法は、オプトエレクトロニクス部品を測定する、本発明による方法を実行するステップと、オプトエレクトロニクス部品の少なくとも1つの測定された電気光学特性と所望の値とを比較するステップと、比較に基づいてオプトエレクトロニクス部品を修正するステップと、を含む。修正するステップは、特に、電気光学特性を所望の値に調整するステップを含むことができる。オプションとして、またはこれに加えて、本方法は、測定された電気光学特性に基づいてオプトエレクトロニクス部品を選別するステップを含むことができる。
オプションとして、またはこれに加えて、本方法は、測定された電気光学特性と所望の値との比較に基づいて製造ステップを適合させるステップをさらに含むことができる。製造ステップは、特に、LED(特に、白色光を生成するLED)に変換材料を塗布するステップとすることができる。LEDは、例えば、ハウジングと、青色半導体チップと、変換材料と、さらなるポッティング材料(使用時)と、を備えていることができる。
この場合、オプトエレクトロニクス部品の電気光学特性は、オプトエレクトロニクス部品によって放出される電磁放射の色位置であることが好ましい。変換材料を塗布するとき、完成したLEDの所望の色特性を達成する、もしくは、より狭い色分布を達成する、またはその両方を目的として、変換材料の量、もしくは、変換材料に含まれる変換物質の濃度、またはその両方を、測定された色位置に応じて調整することが好ましい。LEDによって放出される電磁放射のスペクトルは、わずかな温度依存性を有し、LEDは、高周波電圧による励起のために発熱するが、本発明による方法によって、色位置を十分に正確に求めることができる。変換材料を塗布した後、オプトエレクトロニクス部品に例えばハウジングや光学素子を設けることができる。接続キャリア上に複数のオプトエレクトロニクス部品を配置する場合、接続キャリアと複数のオプトエレクトロニクス部品を備えた集合体を、後から個片化することができる。この場合、共通の接続キャリアが複数の接続キャリアに分割され、したがって、完成したオプトエレクトロニクス部品それぞれが接続キャリアを有する。
さらに、本発明は、オプトエレクトロニクス部品を測定する装置に関する。少なくとも一実施形態によると、本装置は、少なくとも1個のオプトエレクトロニクス部品を上に配置することのできる接続キャリアと、高周波発生器と、整合回路と、接続キャリアおよび少なくとも1個のオプトエレクトロニクス部品を備えた電磁共振回路を励振させる手段と、オプトエレクトロニクス部品の少なくとも1つの電気光学特性を測定するように設計されている測定装置と、を備えている。電磁共振回路は、例えば誘導的に、したがって非接触式に励振させる、または電気接点を介して励振させることができる。
さらに、本発明は、オプトエレクトロニクス部品を最適化する装置に関する。少なくとも一実施形態によると、本装置は、オプトエレクトロニクス部品を測定する、本発明による装置と、オプトエレクトロニクス部品の測定された電気光学特性と所望の値とを比較するように設計されている制御ユニットと、比較に基づいてオプトエレクトロニクス部品を修正する手段と、を備えている。比較に基づいてオプトエレクトロニクス部品を修正する手段は、電気光学特性を所望の値に調整する手段を備えていることができる。オプションとして、またはこれに加えて、比較に基づいてオプトエレクトロニクス部品を修正する手段は、比較に基づいて製造ステップを適合させる手段を備えていることができる。制御ユニットは、測定された電気光学特性に基づいて、もしくは、測定された電気光学特性と所望の値との比較に基づいて、またはその両方に基づいて、オプトエレクトロニクス部品を修正する手段を制御するように設計されていることが好ましい。
上述した装置は、前述した本方法を実行する目的に特に適している。したがって、本方法に関連して説明した特徴は、これらの装置にもあてはまり、逆も同様である。
以下では、例示的な実施形態について図面を参照しながら説明する。さらなる利点、有利な実施形態、および発展形態は、以下の説明から明らかになるであろう。
本発明による方法が適用可能である接続キャリアの第1の例示的な実施形態の平面図を示している。 本発明による方法が適用可能である接続キャリアの第2の例示的な実施形態の平面図を示している。 励振される電磁共振回路を有する励振回路のブロック図を示している。 図3に示した励振回路の結合デバイスの第1の例示的な実施形態を示している。 図3に示した励振回路の結合デバイスの第2の例示的な実施形態を示している。 図3に示した励振回路の結合デバイスの第3の例示的な実施形態を示している。 図3に示した励振回路の結合デバイスの第1の例示的な実施形態と組み合わせた、接続キャリアの第1の例示的な実施形態の詳細図を示している。 本発明に従って測定されたオプトエレクトロニクス部品の電磁スペクトルを示している。
図面において、同じ要素または同じ機能の同じタイプの要素には、同じ参照数字を付してある。図面と、図面に示した要素の互いのサイズの関係は、正しい縮尺ではないものとみなされたい。むしろ、図を見やすくする、または本発明を深く理解できるようにする目的で、個々の要素を誇張した大きさで示してあることがある。
図面において、円によって囲まれた十字は、特定の時点において図面の平面の手前側から向こう側に向かう磁界を示している。しかしながら、この場合に使用される磁界は時間的に変化し、ある特定の時点において図面の平面の向こう側に向かう磁界は、別の時点においては図面の平面の向こう側から手前側に向かうことがある。極めて重要な磁力線のみを示してある。
図1は、本発明による方法が適用可能である接続キャリアの第1の例示的な実施形態(全体を100として表している)の平面図を示している。オプトエレクトロニクス部品10は、例えば金属からなる接続キャリア100の上に配置されている。接続キャリア100は、3つの接続導体領域12を備えており、これらの接続導体領域12は、互いに一定の距離に配置されており、それぞれが同じ構造およびアラインメント(alignment)を有する。接続導体領域12それぞれは、中央領域14と、それぞれが同じ幅を有する第1〜第4の接続導体16,18,20,22とを備えており、接続導体領域12それぞれにおいて、第1の接続導体16および第2の接続導体18が中央領域14の第1の側に配置されており、第3の接続導体20および第4の接続導体22が中央領域14の第2の側に配置されており、第2の側は第1の側の反対側に位置する。接続導体領域12それぞれにおいて、中央領域14の第1の側における第1の接続導体16と第2の接続導体18との間に第1の間隙24が存在しており、中央領域14の第2の側における第3の接続導体20と第4の接続導体22との間に、第1の間隙24と同じ幅を有する第2の間隙26が存在している。さらには、接続導体領域12それぞれにおいて、中央領域14の第2の側における第4の接続導体22は、第3の間隙28によって中央領域14から隔てられている。第1の接続導体16、第2の接続導体18、および第3の接続導体20は、それぞれ中央領域14に直接隣接している。
接続導体領域12は、その全体が第4の間隙30によって互いに隔てられている。第3の間隙28の幅は、第1および第2の間隙24,26の幅より小さく、第1および第2の間隙24,26の幅は、第4の間隙30の幅より小さい。接続キャリア100は、さらに、第1のブリッジ領域32および第2のブリッジ領域34を備えており、これらの領域は、それぞれ接続導体領域12の対向する側に配置されている。接続導体領域12それぞれにおいて、中央領域14の第1の側における第1の接続導体16および第2の接続導体18は、第1のブリッジ領域32に結合されており、中央領域14の第2の側における第3の接続導体20および第4の接続導体22は、第2のブリッジ領域34に結合されている。したがって、第1のブリッジ領域32および第2のブリッジ領域34は、接続導体領域12の間の導電接続部を形成している。
各オプトエレクトロニクス部品10は、各接続導体領域12の中央領域14の上に配置されており、このオプトエレクトロニクス部品の一方の接続部は、中央領域14に電気的に直接接触している。したがって、中央領域14は、オプトエレクトロニクス部品10を接続するための第1の接続領域として機能する。オプトエレクトロニクス部品10それぞれの第2の接続部は、第3の間隙28をまたぐボンディングワイヤ36によって第4の接続導体22に接続されている。したがって、第4の接続導体22は、オプトエレクトロニクス部品10を接続するための第2の接続領域として機能する。したがって、接続導体領域12それぞれにおいて、オプトエレクトロニクス部品10と、ボンディングワイヤ36と、第4の接続導体22と、第2のブリッジ領域34の一部と、第3の接続導体20と、中央領域14の一部は、電磁共振回路38を形成する。電磁共振回路38が第2の間隙26の周囲に形成されることにより、第2の間隙26の周囲に存在するインダクタンスおよびキャパシタンスが電磁共振回路38において利用される。第2の間隙26に存在する時間的に変化する磁界40によって、電磁共振回路38に交流電圧を誘起させることができる。
さらに、図1は、純粋に一例として、第2の電磁共振回路39を示しており、第2の電磁共振回路39は、2つの隣り合うオプトエレクトロニクス部品10を含む、接続キャリア100のさらなる領域によって形成される。第2の電磁共振回路39を示した意図は、接続キャリア100の幾何学形状と、接続キャリア100の上に配置されているオプトエレクトロニクス部品10の幾何学形状と、さらには、磁界の強さの空間分布と、交流磁界の周波数に応じて、複数のオプトエレクトロニクス部品10を励起させて電磁放射を放出させることができることを明らかに示すことである。この場合、それぞれ放出される放射の強さは、オプトエレクトロニクス部品10ごとに大幅に変化させることができる。一例として、電磁共振回路39は、複数の接続導体と、ブリッジ領域の一部とによって形成することができる。電磁共振回路38の場合と同様に、第2の間隙26の(さらなる)周囲に存在するインダクタンスおよびキャパシタンスが、電磁共振回路39において利用される。第2の間隙26に存在する時間的に変化する磁界40によって、電磁共振回路39に交流電圧を誘起させることができる。これにより、含まれている2つの隣り合うオプトエレクトロニクス部品10を励起させて電磁放射を放出させることができる。
図2は、本発明による方法が適用可能である接続キャリアの第2の例示的な実施形態(全体を100として表している)の平面図を示している。この実施形態においても、オプトエレクトロニクス部品10が接続キャリア100の上に配置されており、接続キャリア100は、同様に例えば金属からなる。さらに、接続キャリア100は、3つの接続導体領域12を備えており、これらの接続導体領域12は、互いに一定の距離に配置されており、それぞれが同じ構造およびアラインメントを有する。接続導体領域12それぞれは、それぞれが同じ幅を有する第1の接続導体42および第2の接続導体44を備えている。接続導体領域12それぞれにおいて、第1の接続導体42と第2の接続導体44との間に第1の間隙46が存在する。
接続導体領域12は、その全体が第2の間隙48によって互いに隔てられている。第1の間隙46の幅は、第2の間隙48の幅より小さい。接続キャリア100は、さらに、第1のブリッジ領域32および第2のブリッジ領域34を備えており、これらの領域は、それぞれ接続導体領域12の対向する側に配置されている。接続導体領域12それぞれにおいて、第1の接続導体42が第2のブリッジ領域34に結合されており、第2の接続導体44が第1のブリッジ領域32に結合されている。したがって、ブリッジ領域32,34は、接続導体領域12の間の導電接続部を形成している。
接続キャリア100は、さらに第3のブリッジ領域50を備えており、第3のブリッジ領域50それぞれは、第2の間隙48の1つを横切って、2つの隣り合う接続導体領域12の第1の接続導体42を互いに結合しており、さらに、2つの隣り合う接続導体領域12の一方の第1の接続導体42と他方の第2の接続導体44を互いに結合している。したがって、第3のブリッジ領域50も、接続導体領域12の間の導電接続部を形成している。
各オプトエレクトロニクス部品10は、各接続導体領域12の第1の接続導体42の上に配置されており、このオプトエレクトロニクス部品の一方の接続部は、第1の接続導体42に電気的に直接接触している。したがって、第1の接続導体42は、オプトエレクトロニクス部品10を接続するための第1の接続領域として機能する。オプトエレクトロニクス部品10それぞれの第2の接続部は、第1の間隙46をまたぐボンディングワイヤ36によって第2の接続導体44に接続されている。したがって、第2の接続導体44は、オプトエレクトロニクス部品10を接続するための第2の接続領域として機能する。したがって、接続導体領域12それぞれにおいて、オプトエレクトロニクス部品10と、第1の接続導体42の一部と、第3のブリッジ領域50と、第2の接続導体44の一部と、ボンディングワイヤ36は、電磁共振回路38を形成する。電磁共振回路38が第1の間隙46の周囲に形成されることにより、第1の間隙46の周囲に存在するインダクタンスおよびキャパシタンスが電磁共振回路38において利用される。第1の間隙46に存在する時間的に変化する磁界40によって、電磁共振回路38に交流電圧を誘起させることができる。
図3は、励振される電磁共振回路38を有する励振回路(全体を200として表している)のブロック図を示している。電磁共振回路38(ここでは概略的に示してある)は、例えば、図1に示した電磁共振回路38、または図2に示した電磁共振回路38とすることができる。励振回路200は、高周波電圧を発生させるように設計されている高周波発生器60を備えている。高周波発生器60によって生成された電圧は、整合回路62を介して回路素子64に印加される。整合回路62は、高周波発生器60と回路素子64との間のインピーダンス整合の役割を果たす。回路素子64は、2つの接続部68を有する結合デバイス(coupling-in device)66を備えている。後からさらに詳しく説明するように、結合デバイス66は、誘導的結合デバイスまたは電気接点を介しての結合デバイスとすることができる。高周波電圧による結合デバイス66の励起によって、電磁共振回路38が励振される。電磁共振回路38は、オプトエレクトロニクス部品10(ここでは概略的に示してある)を備えており、電磁共振回路38の励振時にオプトエレクトロニクス部品10を電流が流れ、したがってオプトエレクトロニクス部品10が電磁放射70を放出する。
図4は、図3に示した励振回路200の結合デバイス66の第1の例示的な実施形態を示している。誘導素子として機能するコイル72が、2つの接続部68の間に配置されている。コイル72は、1回または複数回の巻きを有することができる。コイル72は、電磁共振回路38(ここでは概略的に示してある)の近傍に配置されており、その結果として、コイル72と電磁共振回路38との間に誘導結合が存在する。したがって、高周波電圧によるコイル72の励起によって発生する時間的に変化する磁界(図示していない)によって、電磁共振回路38に交流電圧が誘起され、この電圧によって電磁共振回路38が励振されて振動する。オプションとして、より良好な誘導結合を目的として、コイル72を電磁共振回路38の近傍に配置することができる。一例として、接続キャリアの第1の例示的な実施形態の第2の間隙26の中、または接続キャリアの第2の例示的な実施形態の第1の間隙46の中に、コイル72を配置することができる。コイル72によって、電磁共振回路38を非接触式に励振させることができる。
図5は、図3に示した励振回路200の結合デバイス66の第2の例示的な実施形態を示している。図3に示した励振回路200の結合デバイス66の第1の例示的な実施形態と同様に、誘導素子として機能するコイル72が2つの接続部68の間に配置されている。コイル72は、1回または複数回の巻きを有することができる。コイル72は、強磁性要素として機能するフェライトコア74を囲んでいる。コイル72によって発生する時間的に変化する磁界(図示していない)は、フェライトコア74によって集中し、したがって、磁力線はコイルの近傍において発散せず、電磁共振回路38(ここでは概略的に示してある)が配置されている領域内に実質的に平行に導かれる。フェライトコア74は、電磁共振回路38の近傍に配置されている。オプションとして、より良好な誘導結合を目的として、フェライトコア74を電磁共振回路38の近傍に配置することができる。フェライトコア74は、例えば、接続キャリアの第1の例示的な実施形態の第2の間隙26の中、または接続キャリアの第2の例示的な実施形態の第1の間隙46の中に、配置することができる。前の実施形態と同様に、フェライトコア74によって、電磁共振回路38を非接触式に励振させることができる。
図6は、図3に示した励振回路200の結合デバイス66の第3の例示的な実施形態を示している。この例示的な実施形態においては、電磁共振回路38(ここでは概略的に示してある)は、2つの電気接点76を介して直接的に励振される。2つの接続部68に存在する高周波電圧が、電気接点76を介して電磁共振回路38に直接的に結合される(coupled into)。
図7は、図3に示した励振回路の結合デバイスの第1の例示的な実施形態を使用したときの、接続キャリアの第1の例示的な実施形態の詳細図を示している。接続部68を介して高周波電圧によって励起されるコイル72は、第2の間隙26のすぐ近傍に配置されており、第2の間隙26内に、時間的に変化する磁界40を発生させる。この配置構成により、コイル72と電磁共振回路との間に強い誘導結合が存在する(図示していない)。
図7は、一例として、接続キャリアの第1の例示的な実施形態と、図3に示した励振回路の結合デバイスの第1の例示的な実施形態との組合せを示している。しかしながら、本発明は、この組合せに制限されない。具体的には、接続キャリアの第1および第2の例示的な実施形態のそれぞれを、図3に示した励振回路の結合デバイスの第1〜第3の例示的な実施形態のそれぞれと組み合わせることができる。一例として、電磁共振回路38を励振させる目的で、図6に示した結合デバイス66の2つの電気接点76(これらはニードル接点(needle point)として具体化されることが好ましい)を、図7における参照符号77によって表した位置において接続キャリア100の上に配置することができる。
図8は、オプトエレクトロニクス部品によって放出された電磁放射のスペクトルを示しており、このスペクトルは本発明に従って測定されている。この場合、電磁共振回路を非接触式に励振させた。オプトエレクトロニクス部品は、電磁スペクトルの可視領域における電磁放射(特に主として青色光)を主として放出する発光ダイオード(Power Top LED)である。図面には、電磁放射の測定された強さ(任意の単位)を、電磁放射の波長(ナノメートル単位)に対してプロットしてある。オプトエレクトロニクス部品によって放出される電磁放射のスペクトルは、個片化されたオプトエレクトロニクス部品が直流電圧によって励起される場合に測定可能であるスペクトルに実質的に対応する。高周波電圧による励起の結果としてオプトエレクトロニクス部品が発熱するため、スペクトルはわずかにシフトする。しかしながら、オプトエレクトロニクス部品の例えば色位置などの電気光学特性を、測定されたスペクトルから高い信頼性で求めることができる。
ここまで、本発明について例示的な実施形態に基づいて説明してきたが、本発明はこれらの例示的な実施形態に限定されない。本発明は、任意の新規の特徴および特徴の任意の組合せを包含しており、特に、請求項における特徴の任意の組合せを含んでいる。これらの特徴または特徴の組合せは、それ自体が請求項あるいは例示的な実施形態に明示的に記載されていない場合であっても、本発明に含まれる。
本特許出願は、独国特許出願第102013102322.3号の優先権を主張し、この文書の開示内容は参照によって本明細書に組み込まれている。

Claims (14)

  1. 接続キャリア(100)の上に配置されている少なくとも1個のオプトエレクトロニクス部品(10)を測定する方法であって、
    前記接続キャリア(100)は、少なくとも1つの共振回路(38,39)が複数のオプトエレクトロニクス部品(10)の各々および前記接続キャリア(100)によって形成されるように、前記複数のオプトエレクトロニクス部品(10)を保持し電気的に接続するように構成され、
    前記少なくとも1個のオプトエレクトロニクス部品(10)と前記接続キャリア(100)によって形成される少なくとも1つの共振回路(38,39)を励振させるステップであって、したがって前記少なくとも1個のオプトエレクトロニクス部品(10)が励起されて電磁放射(70)を放出する、ステップと、
    前記少なくとも1個のオプトエレクトロニクス部品(10)の少なくとも1つの電気光学特性を測定するステップと、
    を含み、
    前記接続キャリア(100)が、少なくとも1つの接続導体領域(12)を備えており、
    オプトエレクトロニクス部品(10)が、前記接続導体領域(12)に配置されており、
    前記少なくとも1つの接続導体領域(12)が、少なくとも1つの第1の接続領域(14,42)および第2の接続領域(22,44)を備えており、
    前記オプトエレクトロニクス部品(10)の第1の接続部が、前記第1の接続領域(14,42)に導電接続されており、
    前記オプトエレクトロニクス部品(10)の第2の接続部が、前記第2の接続領域(22,44)に導電接続されており、
    前記第1の接続領域(14,42)と前記第2の接続領域(22,44)が、前記接続キャリア(100)によって互いに導電接続されており、
    前記共振回路(38,39)が、前記オプトエレクトロニクス部品(10)と、前記第1の接続領域(14,42)と、前記第2の接続領域(22,44)と、前記第1の接続領域(14,42)と前記第2の接続領域(22,44)との間の導電接続部と、によって形成される、方法。
  2. 前記接続キャリア(100)が複数の接続導体領域(12)を備えており、
    2つの前記接続導体領域(12)の間それぞれに、それぞれの間隙(30,48)が形成されており、
    前記接続キャリア(100)が、前記接続導体領域(12)を相互に導電接続する少なくとも1つのブリッジ領域(32,34,50)を備えている、
    請求項に記載の方法。
  3. 前記第1の接続領域(14,42)と前記第2の接続領域(22,44)との間の前記導電接続部が、非導電性の間隙(26,46)の少なくとも一部を囲んでいる、
    請求項または請求項に記載の方法。
  4. 前記オプトエレクトロニクス部品(10)の前記電気光学特性が、前記オプトエレクトロニクス部品(10)によって放出される前記電磁放射(70)の明るさ、色位置、またはスペクトルである、
    請求項1から請求項のいずれかに記載の方法。
  5. 前記共振回路(38,39)を励振させる前記ステップが、前記共振回路(38,39)における2つの電気接点(76)に電圧を印加するステップを含む、
    請求項1から請求項のいずれかに記載の方法。
  6. 前記共振回路(38,39)を励振させる前記ステップが、時間的に変化する交流電磁界(40)を発生させることによって、前記共振回路(38,39)に交流電圧を誘起させるステップを含む、
    請求項1から請求項のいずれかに記載の方法。
  7. 前記時間的に変化する交流電磁界(40)が、誘導素子(72)によって生成される、
    請求項に記載の方法。
  8. 前記誘導素子(72)が、前記共振回路(38,39)の方向に前記誘導素子(72)から延在している強磁性要素(74)を少なくとも部分的に囲む、
    請求項に記載の方法。
  9. 前記オプトエレクトロニクス部品(10)が励起されて、電気光学的発光に基づいて、電磁放射を放出する、
    請求項1に記載の方法。
  10. オプトエレクトロニクス部品(10)を最適化する方法であって、
    請求項1から請求項のいずれかに記載の、オプトエレクトロニクス部品(10)を測定する方法、を実行するステップと、
    前記オプトエレクトロニクス部品(10)の前記少なくとも1つの測定された電気光学特性と所望の値とを比較するステップと、
    前記比較に基づいて前記オプトエレクトロニクス部品(10)を修正するステップと、
    を含む、方法。
  11. 前記オプトエレクトロニクス部品(10)に変換材料を塗布するとき、前記変換材料の量、または、前記変換材料に含まれる変換物質の濃度が、測定された色位置と、前記色位置の所望の値との前記比較に基づいて、調整される、
    請求項10に記載の方法。
  12. オプトエレクトロニクス部品(10)を測定する装置であって、
    少なくとも1個のオプトエレクトロニクス部品(10)を上に配置することのできる接続キャリア(100)と、
    高周波発生器(60)と、
    整合回路(62)と、
    前記接続キャリア(100)および前記少なくとも1個のオプトエレクトロニクス部品(10)を備えた共振回路(38,39)を励振させる手段(72,74,76)と、
    前記オプトエレクトロニクス部品(10)の少なくとも1つの電気光学特性を測定するように設計されている測定装置と、
    を備えており、
    前記接続キャリア(100)は、少なくとも1つの前記共振回路(38,39)が複数の前記オプトエレクトロニクス部品(10)の各々および前記接続キャリア(100)によって形成されるように、複数の前記オプトエレクトロニクス部品(10)を保持し電気的に接続するように構成されており、
    前記接続キャリア(100)が少なくとも1つの接続導体領域(12)を備えており、
    オプトエレクトロニクス部品(10)が、前記接続導体領域(12)に配置されており、
    前記少なくとも1つの接続導体領域(12)が、少なくとも1つの第1の接続領域(14,42)および第2の接続領域(22,44)を備えており、
    前記オプトエレクトロニクス部品(10)の第1の接続部が、前記第1の接続領域(14,42)に導電接続されており、
    前記オプトエレクトロニクス部品(10)の第2の接続部が、前記第2の接続領域(22,44)に導電接続されており、
    前記第1の接続領域(14,42)と前記第2の接続領域(22,44)が、前記接続キャリア(100)によって互いに導電接続されており、
    前記共振回路(38,39)が、前記オプトエレクトロニクス部品(10)と、前記第1の接続領域(14,42)と、前記第2の接続領域(22,44)と、前記第1の接続領域(14,42)と前記第2の接続領域(22,44)との間の導電接続部と、によって形成される、装置。
  13. 前記共振回路(38,39)を励振させる手段(72,74,76)は、前記少なくとも1個のオプトエレクトロニクス部品(10)が励起されて電磁放射(70)を放出するように設計されている、
    請求項12に記載の装置。
  14. オプトエレクトロニクス部品(10)を最適化する装置であって、
    オプトエレクトロニクス部品(10)を測定する、請求項12に記載の装置と、
    前記オプトエレクトロニクス部品(10)の前記測定された電気光学特性と所望の値とを比較するように設計されている制御ユニットと、
    前記比較に基づいて前記オプトエレクトロニクス部品(10)を修正する手段と、
    を備えている、装置。
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