JP6282969B2 - フロー解析装置、フローサイトメータ、及びフロー解析方法 - Google Patents

フロー解析装置、フローサイトメータ、及びフロー解析方法 Download PDF

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Description

本発明はフロー解析装置、フローサイトメータ、及びフロー解析方法に関する。
細胞等を分析する場合、フローサイトメータと呼ばれる装置が用いられる。フローサイトメータは、フローセルと呼ばれる流路に細胞や粒子が含まれた試料液を流し、画像処理技術を用いて細胞の分析を行う。このフローサイトメータの利用時には、流路系(フローセル内におけるサンプルフローの位置や幅等)の異常を正確に把握し、異常時には流路系を修正することが重要である。
例えば特許文献1には、光学系や流路系の異常検知の容易化を図った粒子画像解析装置が開示されている。当該粒子画像解析装置は、フローセル内の観察対象領域に光を照射し、照射により得られた粒子画像の光強度分布を求めて異常状態を検知する。特許文献2には、特許文献1と同様にフローセルに対してフラッシュランプを発光し、フローセルを撮像した粒子画像を解析することにより、サンプル流(サンプルフロー)の流れを解析するフロー式粒子画像解析装置が開示されている。特許文献3も同様に、サンプルフローにフラッシュランプを発光して粒子画像を撮像し、粒子画像を解析することによりサンプルフローの形状を推定できるフロー式粒子画像解析装置が開示されている。
特開平8−219975号公報 特開平11−94727号公報 特開2002−62251号公報 特開平8−128944号公報
上述した特許文献1〜3の手法では、フラッシュランプを照射したフローセルを撮像する撮像系を用いて流路系の異常を解析している。しかしながら撮像系に異常が生じた場合、正確に流路系の評価を行うことができない。例えば振動や意図しない撮像カメラへの接触により、撮像カメラとフローセルとの距離や撮像箇所の位置(奥行方向、左右方向)が微妙に変化してしまうことが考えられる。このように撮像系に異常が生じた場合、フローセル内で粒子が通過している位置を正確に把握できないといった問題や、サンプルフローがフローセルの中心線付近を通過しているか否かが正確に評価できないといった問題がある。またこの問題に対応するために、撮像系を微調整することも考えられるが(例えば特許文献3段落0091等)、微調整の手間がかかっていた。
すなわち特許文献1〜3の技術では、撮像系の異常(ズレ)が生じた場合に精度良くサンプルフローの評価ができないという問題があった。
本発明は上述の課題に鑑みてなされたものであり、精度良くサンプルフローを評価することが出来るフロー解析装置、フローサイトメータ、及びフロー解析方法を提供することを主たる目的とする。
本発明にかかるフロー解析装置の一態様は、
所定幅の流路を持つフローセルに対して閃光を照射するフラッシュランプと、
前記所定幅が撮像範囲に含まれるように、前記フラッシュランプによって照射された前記フローセルを撮像する撮像部と、
前記撮像部が撮像した流体画像から前記フローセルの端部を示すエッジを検出し、検出したエッジと前記所定幅の関係に基づいて、前記フローセルを流れる流体の評価を行う評価部と、
前記評価部の評価結果を出力する出力部と、
を備える、ものである。
上述のフローセル解析装置は、フローセルの幅という不変の情報と、フローセルの端部を示すエッジと、の関係を用いてフローセル内の流体の大きさや位置を評価している。これにより、撮像部の撮像位置が変わったような場合であってもフローセル内での粒子位置や大きさを正確に評価することが出来る。
本発明では、精度良くサンプルフローを評価することができるフロー解析装置、フローサイトメータ、及びフロー解析方法を提供することが出来る。
実施の形態1にかかるフロー解析装置10及びフローサイトメータ20の構成を示すブロック図である。 フローセル内を流れるシース流及びサンプル液を示す概念図である。 実施の形態1にかかる評価部15のサンプルフローの評価手法を示す概念図である。 実施の形態1にかかる評価部15のサンプルフローの評価手法を示す概念図である。 実施の形態1にかかる出力部16による出力例を示す概念図である。 実施の形態1にかかる出力部16による出力例を示す概念図である。 実施の形態1にかかる出力部16による出力例を示す概念図である。 実施の形態1にかかる出力部16による出力例を示す概念図である。 実施の形態2にかかるフローサイトメータ20の構成を示すブロック図である。
<実施の形態1>
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は、本実施の形態にかかるフロー解析装置10及びフローサイトメータ20の構成を示すブロック図である。
はじめにフローサイトメータ20について説明する。フローサイトメータ20は、フローセル21と呼ばれる小さな角穴状の穴に細胞や粒子(以下、細胞も含む概念として単に粒子と記載する。)が含まれた試料液(以下、サンプルフローとも記載する。)を流し、当該流体を評価する。フローサイトメータ20は、レーザ照射装置(図示せず)を内蔵し、サンプルフローを流しているフローセル21にレーザ光を照射する。そしてフローサイトメータ20は、レーザ照射により得られた散乱光や蛍光を評価することによりサンプルフローに含まれている粒子の形状や粒径等を検出する。なおフローサイトメータ20の内部構成の記載は省略しているが、例えば特許文献4等と同様の構成を有していればよい。
フローサイトメータ20内で使用されるレーザ光は、いわゆるガウシアン形状(中心が強く裾野が弱い形状)を持つ。レーザ光がガウシアン形状を有することにより、フローセル21内を同じ粒子が通過した場合であっても、フローセル21の中心線を外れて通過した粒子の信号強度は小さくなる。つまり、粒子のフローセル21内での通過位置は、測定精度に影響を与える。図2を参照して、この問題の詳細について説明する。
図2は、フローセル21内を流れるシースフロー及びサンプルフローを示す概念図である。なお図2はあくまでも概念図であり、その大きさ等については簡略化して記載したものである。フローセル21は、所定幅を持つ流路であり、以下の例では当該幅は250μmであるものとする。フローサイトメータ20内では、図示しない試料容器に試料が格納され、当該試料は染色された後にサンプルフローとしてフローセル21内を流される。またサンプルフローを包み込むようにしてシースフローがフローセル21を流される。
ここで上述するようにフローサイトメータ20において使用されるレーザ光は、ガウシアン形状を有するため、サンプルフロー内に含まれる粒子がフローセル21の中心線を通過することが好ましい。また粒子がフローセル21の中心線付近を通過するために、サンプルフローがフローセル21の中心線付近に位置することが望ましい。サンプルフローがフローセル21の中心線付近を通過していない場合、すなわち粒子がフローセル21の中心線付近を通過していない場合、レーザ光の照射により得られる散乱光や蛍光が意図しない状態となり、結果として粒子分類結果の精度が悪くなってしまう。この精度悪化につながる状況を事前に判断するために、フロー解析装置10が用いられる。具体的にはフロー解析装置10は、フローセル21内における流体(サンプルフローの位置、サンプルフローの幅、粒子の通過位置、粒子の大きさ(粒径)等)を評価するものである。
再び図1を参照する。フロー解析装置10は、フラッシュランプ11、撮像部12、A/D(Analog/Digital)変換器13、メモリ14、評価部15、及び出力部16を有する。フロー解析装置10は、例えばフローサイトメータ20に着脱可能な装置である。例えばフローサイトメータ20の設置やメンテナンスを行うサービスマンは、フローサイトメータ20の使用前にロー解析装置10をフローサイトメータ20に取り付けて使用する。なおフロー解析装置10がフローサイトメータ20に内蔵された形態は実施の形態2において後述する。
フラッシュランプ11は、フローセル21に対して閃光(ストロボ)を照射するランプである。フラッシュランプ11は、フローセル21内のサンプルフロー及びシースフローに対して閃光を照射する。なおフラッシュランプ11は、1秒間に15回以上の点灯を行うことが好ましく、好適には30回以上の点灯を行うと良い。
撮像部12は、フラッシュランプ11の点灯により得られる粒子光学像を撮像する。撮像部12は、図示しないレンズや撮像処理に使用する回路系等を備える。撮像部12は、フラッシュランプ11の点灯毎に得られる粒子光学像を撮像する。例えばフラッシュランプ11が1秒間に30回点灯する場合、撮像部12は30枚の流体画像(静止画像)を取得する。ここで撮像部12は、上述のフローセル21の幅(250μm)がすべて含まれるように撮像処理を行う。撮像部12は、取得した流体画像をA/D変換器13に供給する。
A/D変換器13は、アナログデータの流体画像をデジタルデータに変換してメモリ14に格納する。この際に各流体画像は、撮像タイミング(解析開始からの経過時間)と関連付けられてメモリ14に格納される。
メモリ14は、A/D変換処理により得られた画像データをはじめとする各種データを記憶する。メモリ14は、例えばHDD(Hard Disk Drive)等の記憶装置である。メモリ14は、フロー解析装置10に内蔵されたものであっても、フロー解析装置10に着脱可能なもの(例えばUSB(Universal Serial Bus)メモリ等)であってもよい。
評価部15は、メモリ14から順次流体画像を読み出し、当該流体画像を解析することによりフローセル21内の流体を評価する。具体的には評価部15は、流体画像のエッジを検出し、検出したエッジとフローセル21の幅(250μm)の関係に基づいてフローセル21内の流体を評価する。当該評価方法の詳細を、図3を参照して説明する。
前提として撮像部12は、フローセル21の幅がすべて含まれるように撮像範囲を定めて撮像処理を行い(例えば図3の一点破線で示す領域を撮像領域とする。)、流体画像を取得する。評価部15は、流体画像からフローセル21の両端のエッジ(図3における(ア)及び(イ))を検出する。すなわち評価部15は、流体画像の輝度変化からフローセル21の両端を検出し、これによりフローセル21の幅に相当する部分を検出する。なおエッジの検出方法は、一般的な画像解析の分野で行われている手法(輝度等の変化率を用いて検出する手法)を用いればよい。
評価部15は、当該部分(フローセル21の幅)のピクセル数を算出する。ここでは、フローセル21の幅が1000ピクセルであるものとする。そして評価部15は、メモリ14に格納されたフローセル21の幅の情報(以下の説明では直径250μm)を読み出す。評価部15は、このフローセル21の幅の情報(250μm)を基に、1ピクセルがどの大きさであるかを決定する。本例では評価部15は、1ピクセルが0.25μmに相当することを算出する(“1ピクセル=0.25μm”という換算系を算出する)。
評価部15は、このピクセル換算系(1ピクセル=0.25μm)を基に、流体の評価を行う。はじめに図4(A)を参照して、サンプルフローの幅と位置の評価方法を説明する。なお図4(A)及び図4(B)においては、説明の明確化のため、サンプルフロー及び粒子の粒径は、一般的なサイズよりも大きく記載している。
図4(A)の例において評価部15は、上述のように1ピクセルが0.25μmに相当すること(4ピクセルが1μmに相当すること)を算出する。そして評価部15は、サンプルフローのエッジを検出する。評価部15は、サンプルフローの一方のエッジがフローセル21の一方のエッジから600ピクセルの位置にあり、サンプルフローの他方のエッジがフローセル21の他方のエッジから250ピクセルの位置にあることを検出する。これにより評価部15は、サンプルフローの幅が150ピクセル、すなわち37.5μmであると算出する。また評価部15は、サンプルフローの中心がフローセル21の一方のエッジから675ピクセル(600+(150/2))の位置、すなわちフローセル21の中心から175ピクセルずれた位置(中心から43.75μmずれた位置)にあることを算出する。
評価部15は、サンプルフローと同様の手法により粒子の通過位置や粒径等を算出する。図4(B)を参照して粒子の通過位置及び粒径の算出方法について説明する。図4(B)の例において評価部15は、1ピクセルが0.25μmに相当すること(4ピクセルが1μmに相当すること)を算出する。評価部15は、通過粒子の輪郭をエッジ検出により特定する。評価部15は、通過粒子の一端がフローセル21の一方のエッジから660ピクセルの位置にあり、通過粒子の他端がフローセル21の他方のエッジから260ピクセルの位置にあることを検出する。これにより評価部15は、通過粒子の粒径が80ピクセル(1000ピクセル−660ピクセル−260ピクセル)、すなわち20μmであると算出する。また評価部15は、粒子の通過位置がフローセル21の一方から700ピクセル(660+(80/2))の位置、すなわちフローセル21の中心から200ピクセルずれた位置(中心から50μmずれた位置)にあることを算出する。
評価部15は、この評価処理を各流体画像に対して行うことにより、各時間におけるサンプルフローの位置や幅、粒子の通過位置、通過した粒子粒径等を算出する。評価部15の評価結果は、出力部16に供給される。
再び図1を参照する。出力部16は、評価部15によるフローセル21内の流体の評価結果を出力する。ここで出力とは、フロー解析装置10に備えられた表示用のディスプレイ(図示せず)に結果を表示すること、評価結果を印刷用紙に印刷して出力すること、表示用のディスプレイを持つ他の装置に評価結果を送信すること、等を含む概念である。
以下、出力部16による出力例を図5〜図8を参照して説明する。はじめに粒子の通過位置をヒストグラムで表示する例を図5を参照して説明する。評価部15は、各流体画像を上述の方法(図4(B))で解析し、各粒子の通過位置を算出する。そして出力部16は、横軸をフローセル21の位置(フローセル21の中心を0μmとし、左方向をマイナス方向とし、右方向をプラス方向とする。)とし、縦軸を通過粒子の個数(頻度)としたヒストグラムを生成して表示する(図5)。ユーザは、このヒストグラムを参照することにより、粒子が中心線を通過しているかを容易に把握することができる。図5の例では、フローセル21の中心位置付近の頻度が高くなっているため、ユーザはサンプルフローの流れが概ね問題ない状態であることを把握することができる。なお出力部16は、ヒストグラムを画面上に表示するのではなく印刷するなど他の出力を行ってもよい。
また出力部16は、各単位時間での粒子の通過位置も把握できるヒストグラムを生成してもよい。以下、詳細を説明する。
図6は、各単位時間における粒子の通過位置を示すヒストグラムの例である。撮像部12は、フラッシュランプ11の照射毎に流体画像を撮像する。各流体画像は、撮影タイミング(サンプルフローの分析開始からの経過時間)と関連付けられている。本例(図6)では、3秒間の解析を行ったものとし、各単位時間(サンプルフローの分析開始から0〜1秒、1〜2秒、2〜3秒)での粒子の通過位置を表示するものである。
評価部15は、各単位時間(0〜1秒、1〜2秒、2〜3秒)の流体画像を評価して通過粒子の個数をカウントする。出力部16は、通過粒子のカウント結果を単位時間毎にヒストグラムとして出力する(図6)。また出力部16は、分析開始から終了までの間(0〜3秒)の通過粒子の個数を示すヒストグラムも合わせて出力してもよい(図6)。
図6を参照したユーザは、実線部分を参照することにより、全体時間ではフローセル21の中心線付近を多くの粒子が通過していることを把握できる。しかしながらユーザは、各単位時間のヒストグラム(点線、一点破線、二点破線)を参照することにより粒子の通過位置がマイナス位置からプラス位置方向へ徐々に移動していることを把握できる。このためユーザは、フローサイトメータ20が好ましくない状況(例えばフローサイトメータ20が緩やかな傾きのある状況)でサイトメトリーを行っていると把握できる。
なお図6のように、静止画像を用いて各単位時間のヒストグラムを表示するのではなく、図7に示すようにヒストグラムが移動するようなアニメーション(動画)を表示してもよい。
続いて図8を参照して、出力部16による第2の出力例について説明する。第2の出力例は、サンプルフローの位置及び幅と、粒子の通過位置及び粒径と、をアニメーション(動画)で表示するものである。なお図8において、フローセル21の中心位置を0μmとし、左方向をマイナス方向とし、右方向をプラス方向とする。
評価部15は、上述の手法により各経過時間におけるサンプルフローの位置、サンプルフローの幅、粒子の通過位置、及び粒子の粒径を算出する。出力部16は、これらの情報を用いて、サンプルフロー及び粒子の遷移をアニメーションで表示する。図8は、当該アニメーションの表示例である。図8は、画面上から下へサンプルフロー及び粒子が流れているアニメーションを示す概念図である。
当該アニメーションを参照することにより、ユーザはサンプルフロー及び粒子の流れを直感的に把握することが出来る。例えば図8の例では、ユーザは、サンプルフローの位置が徐々にマイナス方向に移動していることをアニメーション形式で把握することができる。
なお、アニメーションに限らず、出力部16はユーザに指定された時点(例えば0〜0.6秒)のサンプルフロー及び粒子の遷移を静止画(すなわち図8の左図)で出力してもよい。また図8の例ではサンプルフローと通過粒子の双方を表示していたが、必ずしもこれに限られず、モード切替によってサンプルフローと通過粒子の一方のみを表示するようにしてもよい。
続いて本実施の形態にかかるフロー解析装置10の効果について説明する。フロー解析装置10内の評価部15は、フローセル21の幅(上述の例では250μm)という一定の値を基準とする。フローセル21の幅は、撮像部12に異常(例えばカメラ位置のズレ、カメラへの接触)等が起こった場合であっても変化することがない絶対値である。評価部15は、このフローセル21の幅とサンプルフローや粒子に起因するエッジの相対的関係を基にフローセル内の流体評価(サンプルフローの幅や位置、粒子の通過位置や粒径等)を行っている。すなわち評価部15は、撮像系に異常が生じた場合であっても変化することのないフローセル21の幅の情報を用いてサンプルフローを評価している。これにより、撮像系に異常(ズレ)が生じたような場合であっても正確なフローセル21内の流体評価を実現することができる。
また出力部16は、評価部15による流体の評価結果を様々な形式で出力する。例えば出力部16は、図5に示すようにフローセル21内において粒子が通過した位置をヒストグラムとして表示する。ユーザは、このヒストグラム(図5)を参照することにより、フローセル21内の粒子の通過位置と通過数の関係を容易に把握することができる。
また出力部16は、解析時間を各単位時間(例えば図6のように0〜1秒、1〜2秒、2〜3秒)に分割し、各単位時間におけるフローセル21内の粒子の通過位置と通過数を示すヒストグラムを複数生成し、複数のヒストグラムを重畳的に表示する(図6)。ユーザは、このヒストグラム(図6)を参照することにより時間経過と粒子の通過位置の関係を直感的に把握することができる。また生成した複数のヒストグラムをアニメーション表示(図7)することによっても、時間経過と粒子の通過位置の関係を直感的に把握することができる。
出力部16は、フローセル21内を流れるサンプルフローの端部を示すエッジを検出し、エッジの検出位置の経時的変化を表示してもよい(図8)。図8の例において出力部16は、縦軸を経過時間とし、横軸をフローセル21内における位置として、サンプルフローのエッジの経時的変化を表示している。同様に出力部16は、縦軸を経過時間とし、横軸をフローセル21内における位置として、粒子の通過位置の経時的変化を表示している。ユーザは、この経時的変化の表示を参照することにより、サンプルフローや粒子の通過位置が時間経過に伴ってどのように変化したかを容易に把握することができる。
なお、上述のようにフラッシュランプ11は1秒間に最低15回、好適には30回以上の照射を行う。これにより、アニメーション表示等を行う際に自然な表示を実現することが出来る。
<実施の形態2>
本実施の形態にかかるフローサイトメータ20は、上述のフロー解析装置10の機能を内蔵していることを特徴とする。以下、本実施の形態にかかるフローサイトメータ20について説明する。
図9は、本実施の形態にかかるフローサイトメータ20の構成を示すブロック図である。なお、以下の説明において実施の形態1と同様の名称及び符号を付した処理部は、特に言及しない限り実施の形態1と同様の処理を行うものとする。
図9では、図1において記載を省略したフローサイトメータ20の流路系の各処理部を示している。すなわちフローサイトメータ20は、試料容器22、サンプリングノズル23、染色液24、染色槽25、シース液容器26、及びシース液送出用シリンジ27を有する。
試料容器22は、分析対象の試料が格納された容器である。サンプリングノズル23は、試料容器22から試料を吸い出して染色槽25に格納する。また染色槽25には、染色液24が供給される。染色槽25の内部では、試料内の粒子が染色される。
シース液容器26には、試料を包み込むようにして流されるシース液が格納されている。シース液送出用シリンジ27は、シース液容器26からシース液を吸い出してフローセル21内部に供給する。なおシース液送出用シリンジ27に代わりシース液を吸い出してフローセル21に供給する定状送液型の部材を用いてもよい。染色槽25内で染色された試料(すなわちサンプルフロー)は、シース液に包み込まれるようにしてフローセル21内を流れる。なお上述の説明ではフローサイトメータ20は染色液24や染色槽25を有するものとしたが必ずしもこれに限られず、染色液24や染色槽25を持たないフローサイトメータ20内にフロー解析装置10が内蔵される構成であってもよい。
本実施の形態にかかる上述の流路系は、評価部15による評価結果によってサンプルフローの流量調整や流入位置の調整を行う。以下、詳細を説明する。
フロー解析装置10内の各処理部は、フローサイトメータ20の分析中に上述のサンプルフロー分析(サンプルフローの位置の評価、サンプルフローの幅の評価、粒子の通過位置の評価、通過した粒子の粒径の評価)を行う。本実施の形態にかかる評価部15は、当該評価結果に応じて流路系にフィードバックを行う。例えば評価部15は、サンプルフローの幅が所定値以上であった場合、染色槽25の流出系に対して、流量を減少させる制御指示を送出する。また評価部15は、サンプルフローの通過位置がフローセル21の中心線からずれていた場合、染色槽25の流出系に対して、流出位置の調整指示を送出する。
同様に評価部15は、通過粒子の位置や個数に応じて染色槽25の流出系に対する調整指示を行ってもよい。また評価部15は、サンプルフロー分析の結果に応じてシース液の送出系(シース液送出用シリンジ27等)の調整指示を行ってもよい。
以上が本実施の形態にかかるフローサイトメータ20の動作である。続いて本実施の形態にかかるフローサイトメータ20の効果について説明する。本実施の形態では、フローサイトメータ20による粒子分析(散乱光や蛍光を用いた分析)の最中に、フロー解析装置10がサンプルフロー分析(サンプルフローの位置の評価、サンプルフローの幅の評価、粒子の通過位置の評価、通過した粒径の評価)を行い、サンプルフロー分析結果に応じてサンプルフローの流量調整や流入位置の調整を行う。すなわち本実施の形態にかかるフローサイトメータ20は、サンプルフローの自動補正機能を有する。これにより、精度の良い粒子解析を行うことができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は既に述べた実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることはいうまでもない。
10 フロー解析装置
11 フラッシュランプ
12 撮像部
13 A/D変換器
14 メモリ
15 評価部
16 出力部
20 フローサイトメータ
21 フローセル
22 試料容器
23 サンプリングノズル
24 染色液
25 染色槽
26 シース液容器
27 シース液送出用シリンジ

Claims (10)

  1. 所定幅の流路を持つフローセルに対して閃光を照射するフラッシュランプと、
    前記所定幅が撮像範囲に含まれるように、前記フラッシュランプによって照射された前記フローセルを撮像する撮像部と、
    前記撮像部が撮像した流体画像から前記フローセルの両端を示すエッジを検出し、両端のエッジ間のピクセル数と前記所定幅の大きさを基にピクセルと実際の大きさの換算系を算出し、当該換算系を用いて、前記フローセルを流れるサンプルフローの幅、前記サンプルフローの流れる位置、前記フローセルを流れる粒子の通過位置、及び前記フローセルを流れる粒子の粒径、の少なくとも一つを評価結果として算出する評価部と、
    前記評価部の評価結果を出力する出力部と、を備えるフロー解析装置。
  2. 前記評価部は、粒子の輪郭を示すエッジの検出に基づいて前記フローセル内を流れる粒子の通過位置を検出し、
    前記出力部は、前記評価部の粒子の通過位置の検出に基づいて、前記フローセル内での粒子の通過位置と通過数の関係を示すヒストグラムを生成し、作成したヒストグラムを出力する、ことを特徴とする請求項に記載のフロー解析装置。
  3. 前記出力部は、各単位時間における前記フローセル内での粒子の通過位置と通過数の関係を示すヒストグラムをそれぞれ生成し、作成した複数のヒストグラムを重畳的に表示する、ことを特徴とする請求項に記載のフロー解析装置。
  4. 前記出力部は、各単位時間における前記フローセル内での粒子の通過位置と通過数の関係を示すヒストグラムをそれぞれ生成し、作成した複数のヒストグラムをアニメーションで表示する、ことを特徴とする請求項に記載のフロー解析装置。
  5. 前記評価部は、前記フローセル内での前記サンプルフローのエッジの位置を検出し、
    前記出力部は、前記評価部が検出した前記サンプルフローのエッジの位置の経時的変化を表示する、ことを特徴とする請求項に記載のフロー解析装置。
  6. 前記評価部は、粒子の輪郭を示すエッジの検出に基づいて前記フローセル内を流れる粒子の通過位置を検出し、
    前記出力部は、前記評価部が検出した前記フローセル内を流れる粒子の通過位置の経時的変化を表示する、ことを特徴とする請求項に記載のフロー解析装置。
  7. 前記フラッシュランプは、1秒間に少なくとも15回の閃光の照射を行う、ことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のフロー解析装置。
  8. 試料液を含むサンプルフロー及びシースフローが流される所定幅の流路を持つフローセルと、
    前記フローセルに対して閃光を照射するフラッシュランプと、
    前記所定幅が撮像範囲に含まれるように、前記フラッシュランプによって照射された前記フローセルを撮像する撮像部と、
    前記撮像部が撮像した流体画像から前記フローセルの両端を示すエッジを検出し、両端のエッジ間のピクセル数と前記所定幅の大きさを基にピクセルと実際の大きさの換算系を算出し、当該換算系を用いて、前記フローセルを流れる前記サンプルフローの幅、前記サンプルフローの流れる位置、前記フローセルを流れる粒子の通過位置、及び前記フローセルを流れる粒子の粒径、の少なくとも一つを評価結果として算出する評価部と、
    前記評価部の評価結果を出力する出力部と、を備えるフローサイトメータ。
  9. 前記評価部の流体評価に基づいて、前記サンプルフローまたは前記シースフローの流入調整を行う、請求項に記載のフローサイトメータ。
  10. 所定幅の流路を持つフローセルに対して閃光を照射し、
    前記所定幅が撮像範囲に含まれるように、照射された前記フローセルを撮像し、
    撮像処理により得られた流体画像から前記フローセルの両端を示すエッジを検出し、両端のエッジ間のピクセル数と前記所定幅の大きさを基にピクセルと実際の大きさの換算系を算出し、当該換算系を用いて、前記フローセルを流れるサンプルフローの幅、前記サンプルフローの流れる位置、前記フローセルを流れる粒子の通過位置、及び前記フローセルを流れる粒子の粒径、の少なくとも一つを評価結果として算出し、当該評価結果を出力する、フロー解析方法。
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