JPS62124440A - 粒子解析装置 - Google Patents

粒子解析装置

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JPS62124440A
JPS62124440A JP60264158A JP26415885A JPS62124440A JP S62124440 A JPS62124440 A JP S62124440A JP 60264158 A JP60264158 A JP 60264158A JP 26415885 A JP26415885 A JP 26415885A JP S62124440 A JPS62124440 A JP S62124440A
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flow
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sample liquid
liquid
flow diameter
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、フローサイトメータ等において、フローセル
内の流通部を流れるサンプル液流の流径調整を可詣とし
た粒子解析装♂に関するものである。
[従来の技術] フローサイトメータ等に用いられる粒子解析装置では、
フローセルの中央部の例えば200ALmX200gm
の微少な断面を有する流通部内を、シース液に包まれた
流体力学的焦点合わせの原理に基づいて、層流の状態で
流れているサンプル液流にレーザービームを照射し、発
生する検体粒子からの前方散乱光及び側方散乱光により
、検体の形状φ大きさ・屈折率等の粒子的性質を得るよ
うになっている。
サンプル液及びシース液を高速で流すために、サンプル
液、シース液はそれぞれ加圧されており、サンプル液は
シース液より僅かに高く加圧されている。サンプル液の
流径はサンプル液に加えられる圧力とシース液に加えら
れる圧力の差によって変化し、これらの液圧の差が大き
くなるとサンプル液の流径は犬きくなり、差が小さくな
ると流径は小さくなる。
ここで、検体粒子の大きさに比べてサンプル液の流径が
大きい場合には、サンプル液流の中で検体粒子の通過位
置はばらつきを生じてくる。また、検体粒子に照射され
るレーザービームの光強度分布はガウス分布となるので
、検体粒子の通過位置にばらつきが生ずると、同一の検
体粒子でも照射光強度に差が生ずるため、検体粒子から
得られる光電信号に強度差が生じて精度の高い測定が困
難となる。逆に、検体粒子の大きさに比べてサンプル液
の流径が小さい場合には、測定精度は高くなるが、単位
時間当りの検体粒子の通過個数が減少するために解析速
度が低下するので、効率良くかつ高精度の測定結果を得
るには、サンプル液の流径を検体粒子の外径と同程度に
調整することが望ましい。
従来、サンプル液、シース液への加圧は、検体粒子の単
位時間当りの通過個数が一定の値となるように調整され
ていたが、この方法では検体粒子の弔位蒔間当りの通過
個数はサンプル液中の検体粒子濃度に左右されることに
なる。従って、検体粒子の濃度が小さい場合には、検体
粒子の単位時間当りの通過個数を増加させるために、サ
ンプル液への加圧を高くして、サンプル液の流径を大き
くしなければならなくなる。
しかし、流径を大きくすると前述のように流通部内で検
体粒子の通過位置にばらつきが生じて、高精度の計測が
困難となり、測定精度がサンプル液中の検体粒子の濃度
に左右されることになる。
[発明の目的] 本発明の目的は、上述の問題点を解消し、フローセル内
の流通部を流れるサンプル液の流径を測定することによ
り、高精度の測定結果が得られる粒子解析装置を提供す
ることにある。
[発明の概要] 上述の目的を達成するための本発明′の要旨は、フロー
セル内の流通部内を流れるサンプル液、シース液の液圧
を調整するサンプル調整系と、前記流通部にレーザービ
ームを照射する照射系と。
レーザービームによるサンプル液中の検体粒子の位置を
検出する光アレイセンサの出力からサンプル液の流径を
測定する流径測定部とを備えたことを特徴とする粒子解
析装置である。
[発明の実施例] 本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
第1図は光学系・サンプル調整系舎信号処理系の構成図
である。ここで、1はフローセルであり、フローセル1
の中央部に上下方向にサンプル液Sが通過する流通部2
が設けられている。このフローセル1には、流通部2を
通過するサンプル液Sの検体粒子に、その流れと垂直な
方向にレーザービームLを照射するレーザー光a3が設
けられており、レーザー光源3とフローセル1との間に
は集光レンズ4が配置され、またサンプル液Sの検体粒
子による前方散乱光側には、フローセル1側から集光レ
ンズ5、ハーフミラ−6、光電検出器7が配置され、更
にハーフミラ−6の反射側にはCOD (電荷結合素子
)等から成る光アレイセンサ8が配置されている。
サンプル、iJ!I整系においては、9はサンプル液貯
蔵部、10はシース液貯蔵部であり、フローセルlはサ
ンプルチューブ11とシースチューブ12を介してサン
プル液貯蔵部9とシース液貯蔵部10に接続されており
、サンプル液貯蔵部9及びシース液貯蔵部10は圧力発
生器13にそれぞれエアチューブ14、圧力制御器15
、及びエアチューブ16、圧力制御器17を介して接続
されている。
信号処理系においては、粒子位置検出部18が光アレイ
センサ8に接続され、この粒子位置検出部18の出力は
痘算部19に接続されている。演算部19の出力は記憶
部20、圧力制御部21、表示部22に接続され、圧力
制御部21の出力は圧力制御器15.17に接続されて
いる。また、演算部19には操作部23の出力が接続さ
れている。
シース液Cはシース液貯蔵部10内で圧力発生器13と
圧力制御器17によりエアチューブ16を介して適宜な
液圧に加圧された後に、シースチューブ12を介してフ
ローセル1中に流入される。サンプル液Sも同様にサン
プル液貯蔵部9内で圧力制御器15により適圧に調圧さ
れた後に、す77’ JL/チューブ11を介してフロ
ーセル1の流通部2内の中心部に注入され、シース液C
に包まれた層流状態で流通部2を高速で上下に流れる。
この場合に、サンプル液Sとシース液Cは演算部19、
圧力制御部21の出力を基に、圧力制御器15.17に
より適切な液圧に調整されているのであるが1通常では
サンプル液Sの方がシース液Cよりも僅かに高く加圧さ
れている。
レーザー光源3からのレーザービームLは、集光レンズ
4を介してフローセル1の流通部2に照射され、サンプ
ル液S中の検体粒子からの前方散乱光は集光レンズ5を
介して光電検出器7で受光されて検出され、主に検体粒
子の大きさに関する情報が得られる。また、検体粒子か
らの側方散乱光及び蛍光は、図示しない側方光学系及び
その測光検出器によって検出され、検体粒子内部の複雑
な構造に関しての情報を得ることができる。
更に、ハーフミラ−6により反射された前方散乱光は光
アレイセンサ8上に集光され、流通部2を流れる検体粒
子の像は光アレイセンサ8上に結像されるが、検体粒子
に照射されるレーザービームLの光強度分布はガウス分
布を呈している。
レーザービームLの光軸とサンプルISの論れの中心と
の合軸調整がなされているとすると、検体粒子が第2図
(a)のaに示すようにサンプル液流Sの中央を流れて
いる場合には、光アレイセンサ8からの出力波形は(b
)に示すaoになるが、実際には検体粒子の通過位置は
サンプル液の流径Wの範囲でばらつきを生ずるので、検
体粒子がサンプル液Sの液流の両端す及びCを流れた時
の出力波形b’ 、c’ を検出することによって、こ
のようにサンプル液Sの流径Wを検出することができる
ここで、光アレイセンサ8は0−n−1番地、つまり第
2図(c)に示すようにn画素の光電検出素子を有して
おり、検体粒子の通過毎にその位置は粒子位置検出部1
8からN番地のデータとして演算部19に出力されるよ
うになっており、マイクロコンピュータ等で構成されて
いる演算部19は、粒子位置検出部18からのデータを
読み取って、記憶部20へ読み取ったデータを出力する
記憶部20は最小番地記憶部と最大番地記憶部とを有し
ており、演算部19は検体粒子の通過時に得られた番地
データが最小番地記憶部の内容より小さい時、或いは最
大番地記憶部の内容より大きい時のみ、それぞれの記憶
部の内容を更新する。
従って、記憶部20はそれまでの最小番地Nm1nと最
大番地NIIamが常時記憶されることになる。検体粒
子がサンプル7f夕流の両端を流れる確率は、中央部を
流れる確率に比べると極めて小さいが、それでも成る程
度多数個の検体粒子を流通部2に流すと、第2図(b)
のb’ 、c’ のような波形を得ることができる。毎
秒約5000個の割合で流し、約2〜4秒間、個数にし
て1〜2万個程度の検体粒子を流せば、十分にサンプル
液流の両端を検知することが可能である。
従って、サンプル液Sの注入開始時に記憶部20のデー
タを消去して、順次前述のように新しいNm1nとNm
axの番地を書き込んでゆくと、その結果注入終了時に
は(a)のbとCに対応する番地Nb、 Ncが得られ
ることになる。そして、演算部19はNb−Ncを算出
して、サンプル液Sの流径Wを表示部22に数値表示す
る。以後、これらの操作を定期的に繰り返すことにより
、サンプル液Sの流iWを監視しながら、サンプル液S
、シース液Cの圧力を制御することによって、サンプル
液Sの流系Wを最適値に調整することができる。
また、この実施例では予め操作部23において所望のサ
ンプル液517)流径Wを設定して、実際のサンプル液
Sの流径Wが自動的に所望の値と一致するような操作も
できるようになっており、その際は演算部19は操作部
23から所望の設定値を読み取り、検体粒子の位置から
算出した実際の流径Wが、設定値と一致するように制御
信号を圧力制御部21へ出力し、圧力制御部21から圧
力制御器I5.17を駆動してサンプル液圧、シース液
圧を調整すればよい。
また、操作部23はサンプル液、シース液の調整と散乱
光の1!I一定との切換え手段も有しており、更に散乱
光の測定中でも自動的に調整装置を作動状態にしておく
ことも可能である。更に、サンプル液Sとシース液Cに
対する圧力検出器を設け、各液圧値をサンプル液Sの流
径値と共に表示部22に表示するようにすれば、サンプ
ル液の流径とサンプル液S及びシース液Cの各圧力との
相関関係が内張で観察でき効果的である。
[発明の効果] 以上説明したように本発明に係る粒子解析装置は、サン
プル液の流径を監視しながら、サンプル液、シース液の
圧力を調整することにより、サンプル液流を適切な大き
さの流径に保持することが可能となり、検体粒子の測定
部通過位置のばらつきを最小にすることができ、効率良
く高精度の′A11定結果を得ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る粒子解析装置の実施例を示し、第1
図は光学系・サンプル調整子φ信号処理系の構成図、第
2図はサンプル液の流径測定の説明図である。 符号1はフローセル、2は流通部、3はレーザー光源、
4.5は集光レンズ、6はハーフミラ−17は光電検出
器、8は光アレイセンサ、9はサンプル液貯蔵部、1o
はシース液貯蔵部、11はサンプルチューブ、12はシ
ースチューブ、13は圧力発生器、14.16はエアチ
ューブ、15.17は圧力制御器、18は粒子位置検出
部、19は演算部、2oは記憶部、21は圧力制御部、
22は表示部、23は操作部である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、フローセル内の流通部内を流れるサンプル液、シー
    ス液の液圧を調整するサンプル調整系と、前記流通部に
    レーザービームを照射する照射系と、レーザービームに
    よるサンプル液中の検体粒子の位置を検出する光アレイ
    センサの出力からサンプル液の流径を測定する流径測定
    部とを備えたことを特徴とする粒子解析装置。 2、前記光アレイセンサの最大画素位置と最小画素位置
    の差から流径を求めるようにした特許請求の範囲第1項
    に記載の粒子解析装置。 3、前記流径測定部からの出力を基に、サンプル液の流
    径を設定する操作部と前記流径を制御する圧力制御部と
    により、サンプル液の流径が設定された流径に一致する
    ように調整するようにした特許請求の範囲第1項に記載
    の粒子解析装置。 4、前記流径測定部で求めた流径を表示する手段を備え
    た特許請求の範囲第1項に記載の粒子解析装置。
JP60264158A 1985-11-25 1985-11-25 粒子解析装置 Granted JPS62124440A (ja)

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JPH0575257B2 JPH0575257B2 (ja) 1993-10-20

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6429734A (en) * 1987-07-24 1989-01-31 Canon Kk Particle analyzer
JP2016090292A (ja) * 2014-10-31 2016-05-23 日本光電工業株式会社 フロー解析装置、フローサイトメータ、及びフロー解析方法
JP2016520847A (ja) * 2013-06-07 2016-07-14 マルバーン インストゥルメンツ リミテッド アレイベースの試料特性評価

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US10101259B2 (en) 2014-10-31 2018-10-16 Nihon Kohden Corporation Flow analyzer, flow cytometer and flow analyzing method

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