JP6282870B2 - 保護管及び電力ケーブルの中間接続部 - Google Patents

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Description

本発明は、電力ケーブルの中間接続部に用いられる保護管及び電力ケーブルの中間接続部に関する。
従来、地中送電線として用いられているCVケーブル(架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル)等の電力ケーブルの中間接続部では、露出させた一対の電力ケーブル端末のケーブル導体同士が、導体接続管(導体接続スリーブ)を用いて接続されている。そして、この接続部分に、例えば、非特許文献1に示すようにゴム弾性体からなる常温で収縮するゴムブロック絶縁体を被せたりして絶縁処理が施されることで、電力ケーブルの中間接続部が形成される。これらは、ゴムブロック絶縁形接続部(RBJ)と呼ばれる。
電力ケーブルの中間接続部としては、RBJ以外に、テープ巻モールド形接続部(TMJ)、押出モールド形接続部(EMJ)、ブロックモールド形接続部(BMJ)などがある。
これらの電力ケーブルの中間接続部は、一般的に洞道等に布設されるので、雨水等により水没することを想定して形成されている。
RBJを示す非特許文献1の図2では、一対の電力ケーブルの接続部分を覆うゴムブロック絶縁体の周囲は、金属製の保護管で覆われており、この保護管の内側には、防水混和物(防水コンパウンド)が充填されている。
また、BMJを示す特許文献1の図3では、一対の電力ケーブルの接続部分を覆う補強絶縁層の周囲は金属製の保護管(保護筒)で覆われており、この保護管の内側には、防水混和物が充填されている。
この防水混和物と保護管とが電力ケーブルの接続部分への水の侵入を防止している。
保護管は、管軸方向で分割された、あるいは、管軸と直交する方向で分割された2つの分割保護管を合わせることで形成される。また、これらの保護管は、補強絶縁部(ゴムブロック絶縁体等の主絶縁部)の外周に配置された絶縁筒の両側に接合することで電力ケーブルの中間接続部が構成されている。絶縁筒はエポキシ樹脂等により形成され、中間接続部において、一方の電力ケーブルの遮蔽と、他方の電力ケーブルの遮蔽とを縁切りするために設けられる。なお、金属製の保護管には、接地端子座が設けられ、この接地端子座には必要に応じて接地線が接続される。
また、保護管は、金属製以外にも、例えば、特許文献2、3に開示のように、合成樹脂やFRP(繊維強化プラスチック:Fiber Reinforced Plastics)からなるものが知られている。これらの保護管は、2つ割れに分割して構成し、この分割された保護管を、電力ケーブルの接続部分に被せて接合するものが知られている。
特許第3057028号公報 特開平9−224323号公報 特開平9−275624号公報
昭和電線レビュー Vol.57,No.1(2007)10〜15頁
ところで、従来の電力ケーブルの中間接続部の構造では、特許文献1に示すように、金属製の保護管は、管軸方向の中間部で、補強絶縁部の外周に配置された絶縁筒に接合されることが一般的である。
よって、従来の電力ケーブルの中間接続部では、その組み立てに際し、防水処理或いは防食層を形成する処理を、それぞれの保護管の端部と各電力ケーブルのケーブルシースとの間に加えて、絶縁筒と、絶縁筒の左右に配置される各保護管との接続部分との間に施す必要がある。
このように従来の電力ケーブルの中間接続部の構造では、組み立ての際に、防水処理あるいはテープ巻きによる防食層を形成する処理に手間がかかるものとなっている。
この点に基づいて、簡易な構成で、防水処理或いは防食層を形成する処理を含む組立作業を容易に行うことができる電力ケーブルの接続部が望まれている。
本発明の目的は、簡易な構成で、防食処理を含む組立作業が容易で有り、且つ、防水性に優れ、安定した絶縁性能を有する保護管及び電力ケーブルの中間接続部を提供することである。
本発明の保護管の一つの態様は、一対の電力ケーブルのケーブル導体同士を接続する導体接続部、及び、前記導体接続部の周囲を覆う補強絶縁部を有するケーブル接続部本体の外周を囲むように取り付けられる保護管であって、管軸方向と直交する方向で分割された一対の分割管体により構成され、前記分割管体のそれぞれは、合成樹脂(但し、FRPを除く)製の筒状体であって、絶縁部本体と、前記絶縁部本体の開口する一端部に径方向に突出するフランジ部を有する筒状絶縁部と、金属製の筒状体であって、且つ、前記筒状絶縁部の他端部側に一体で設けられ、前記他端部から前記管軸方向に突出する筒状金属部と、を備え、前記一対の分割管体の前記フランジ部同士が、前記ケーブル接続部本体の外周側で、シール部材を介して水密に接合され、前記筒状絶縁部は、前記絶縁部本体の外周面から突出して連設され、前記筒状絶縁部の外部から前記ケーブル接続部本体と前記保護管との間の空間に防水混和物を注入可能な筒状突出部を有し、前記筒状突出部は、蓋体とのネジ嵌合によって閉塞可能に形成され、前記筒状絶縁部の他端部側には前記筒状金属部の一端側が埋設されている構成を採る。
本発明の電力ケーブルの中間接続部の一つの態様は、一対の電力ケーブルのケーブル導体同士を接続する導体接続部、及び、前記導体接続部の周囲を覆う補強絶縁部を有するケーブル接続部本体と、前記ケーブル接続部本体の外周を囲むように取り付けられる上記構成の保護管と、を備える構成を採る。
本発明によれば、部品点数が少なく簡易に構成され、防食処理を含む組立作業が容易で有り、且つ、防水性の優れた電力ケーブルの中間接続部を実現できる。
本発明の一実施の形態の電力ケーブルの中間接続部の構成を示す外観図 同電力ケーブルの中間接続部の要部構成の説明に供する部分断面図 同電力ケーブルの中間接続部における保護管を構成する分割管体を示す断面図 同電力ケーブルの中間接続部における保護管の筒状金属部を示す図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態の電力ケーブルの中間接続部の構成を示す外観図であり、図2は、同電力ケーブルの中間接続部の要部構成の説明に供する部分断面図である。
図1に示すように電力ケーブルの中間接続部10は、一対の電力ケーブル20−1、20−2の端末同士を接続するケーブル接続部本体(以下、「接続部本体」という)50と、接続部本体50を覆うように取り付けられた保護管100とを有する。
図2に示すように、接続部本体50は、一対の電力ケーブル20−1、20−2の端末で露出するケーブル導体21の端部同士を接続する導体接続部と、補強絶縁部としてのゴムブロック絶縁体40と、を有する。
電力ケーブル20(20−1、20−2)は、ケーブル導体21の端部の周囲を内側から順に内部半導電層(図示省略)、ケーブル絶縁層22、外部半導電層23、ケーブル遮蔽層24、及びケーブルシース25で被覆して構成されている。
電力ケーブル20の端末は、先端側から順にケーブル導体21、ケーブル絶縁層22、外部半導電層23及びケーブル遮蔽層24が露出するよう段剥ぎされている。外部半導電層23の端部は、半導電テープの加熱モールド等により、再生して形成してもよい。電力ケーブル20の端末同士は、導体接続管30により一方のケーブル導体21と他方のケーブル導体21とを接続することで、導体接続部を形成している。
導体接続管30は、銅又は銅合金の様な導電性の良好な金属により構成されており、電力ケーブル20−1、20−2のケーブル導体21、21と圧縮接続することで、ケーブル導体21、21同士を電気的に接続する。
この導体接続部には、補強絶縁部としての筒状のゴムブロック絶縁体40が被せられている。ゴムブロック絶縁体40は、導体接続部の周囲を覆うように設けられ、接続するケーブル絶縁層22との間で界面絶縁を形成することで接続部本体50の電気絶縁性能を維持している。
ゴムブロック絶縁体40は、導体接続管30と電気的に接続する内部電極41と、ゴムブロック絶縁体40の両端部に設けられるストレスコーン部42a、42bと、内部電極の外周に設けられストレスコーン部42a、42bの端部を埋設するように設けられるゴム絶縁部43と、外部遮蔽層44とを有し、これらはモールドにより、一体的な筒状部材として構成されている。
内部電極41は、両端が断面円弧状に形成されているため、電力ケーブルの露出するケーブル導体21、21の端部同士を接続する導体接続管30と電気的に接続することで、導体接続管30の外周面および角部近傍に集中する電界を緩和する。なお、内部電極41と導体接続管30は、導体接続管30の外周に半導電テープを巻いて半導電テープと内部電極41とを当接させることで電気的に接続してもよいし、直接内部電極41と導体接続管30とが接するように構成することで電気的に接続してもよい。
内部電極41は、軸方向で導体接続管30(導体接続部)よりも長くなるように形成され、例えば、エチレンプロピレンゴムやシリコーンゴム等にカーボン等の導電性物質を混合した半導電ゴムで筒状に形成されている。
ストレスコーン部42a、42bは、電力ケーブル20においてケーブル絶縁層22と外部半導電層23とに跨がって両層22、23に接して配置されている。
ストレスコーン部42a、42bは、ベルマウス状の筒体であり、それぞれ基端部421a、421bから先端側に向かって拡がる開口部422a、422bを有する。ストレスコーン部42a、42bは、内部電極41の両端部からそれぞれ所定間隔離間した位置に、互いの開口部422a、422bを対向するように配置されている。すなわち、ストレスコーン部42a、42bでは、開口部422a、422bの内周面に緩やかな傾斜(ここでは曲面)を持たせた形状となっている。ストレスコーン部42a、42bは、電力ケーブル20−1、20−2の各外部半導電層23と当接しているため、各外部半導電層23の端部に集中する電界を緩和する。
なお、ストレスコーン部42a、42bは、例えば、エチレンプロピレンゴムやシリコーンゴム等にカーボン等の導電性物質を混合した半導電ゴムで形成されている。ストレスコーン部42a、42bは、モールド成型上、内部電極41と同じ材料(例えば、半導電シリコーンゴム)で形成するのが好ましい。
ゴム絶縁部43は、内部電極41、ストレスコーン部42a、42bの外周に接する筒状をなし、内部電極41、ストレスコーン部42a、42bを覆うように一体的に設けられている。この筒状のゴム絶縁部43の両端部は、ストレスコーン部42a、42bの基端部421a、421bを突出させた状態で、ストレスコーン部42a、42bを埋設するように設けられる。ストレスコーン部42a、42bの開口部側端部のそれぞれは、外部遮蔽層44の両端部に隣接するようにゴム絶縁部43の両端部に埋設される。ゴム絶縁部43の両端部は、ゴムブロック絶縁体40における両端部の角部を構成している。また、ゴム絶縁部43は、絶縁性を有するゴム材料、例えば、エチレンプロピレンゴムやシリコーンゴム等の絶縁ゴムで形成されている。ゴム絶縁部43は、モールド成型上、内部電極41及びストレスコーン部42a、42bと同じ種類の導電性を有さない絶縁材料(例えば、絶縁シリコーンゴム)で形成するのが好ましい。
また、内部電極41、ゴム絶縁部43、及びストレスコーン部42a、42bのそれぞれの内周面は面一に形成されている。
外部遮蔽層44は円筒状をなし、ゴム絶縁部43の外周に設けられ、少なくともストレスコーン部42a、42bの各開口部(422a、422b)側端部間の長さよりも長く形成されている。これにより、外部遮蔽層44の端部が電気的な突起にならないようにしている。外部遮蔽層44の長さは、ゴムブロック絶縁体40の縁切り構造の必要性に応じて、両端縁切り構造、片端縁切り構造、縁切り無し構造とすることができる。ここでは、外部遮蔽層44の一方(図2では左側)の端部は、ストレスコーン部42aの開口部側端部よりも若干基端部421a側(図2では左側)まで延長されている。また、外部遮蔽層44の他方(図2では右側)の端部は、ゴム絶縁部43の他方(図2では右側)の端部まで延長されている。外部遮蔽層44の他方(図2では右側)の端部と、ストレスコーン部42bとは、図示しない半導電テープ等によって電気的に接続されることで、片端縁切り構造を形成している。外部遮蔽層44は、それぞれストレスコーン部42a、42bの基端部421a、421bに当接する位置まで設けられていてもよく、片側のみに設ければ片端縁切り構造、両側に設ければ縁切り無し構造となる。また、外部遮蔽層44は、例えば、エチレンプロピレンゴムやシリコーンゴム等にカーボン等の導電性物質を混合した半導電ゴムで形成されている。外部遮蔽層44を半導電ゴムで形成する場合は、モールド成型上、内部電極41及びストレスコーン部42a、42bと同じ材料(例えば、半導電シリコーンゴム)で形成するのが好ましい。外部遮蔽層44は、半導電ゴム製に限らず、例えば導電性の塗料で形成してもよい。
このゴムブロック絶縁体40を含む接続部本体50の外周は防水混和物60により覆われており、防水混和物60の周囲は、一対の分割管体100a、100bを備える保護管100により覆われている。なお、防水混和物60は、接続部本体50に図示しないテープ巻きや接地線処理等のRBJとしての既知の所定の処理を施した後、接続部本体50を保護管100で囲んだ状態で、保護管100の内部に充填されることで、接続部本体50の周囲を覆い、防水性を確保する。
保護管100は、接続部本体50のゴムブロック絶縁体40を収容するように、接続部本体50の外周を囲んで設けられている。この保護管100の両端部と電力ケーブル20−1、20−2のケーブルシース25との間には、例えばテープ巻きによって防食層180が形成されている。具体的には、分割管体100a、100bの筒状絶縁部120の他端部120b側端部(小径側端部)とケーブルシース25との間で防食層180が形成されることで、電力ケーブル20−1、20−2と保護管100との間が水密構造に形成される。
保護管100は、管軸方向と交差(ここでは直交)する分割面(後述するフランジ部端面127に相当)で、管軸方向に分割された一対の分割管体100a、100bを有する。
保護管100は、分割管体100a、100bの開口する一端部(筒状絶縁部120の一端部120a)を水密に接合することで形成されている。本実施の形態では、接続部本体50の外周側で、分割管体100a、100bの一端部(筒状絶縁部120の一端部120a)としてのフランジ部126の端面127(以下、「フランジ部端面」という)を、シール部材170を介して接合している。
図3は、同電力ケーブルの中間接続部10における保護管を構成する分割管体100a、100bを示す断面図である。分割管体100a、100bは、同様の構成要素を有するものであり、ここでは、同様に形成されている。
分割管体100a、100bは、図2及び図3に示すように、導電性を有する金属製の筒状金属部110と、筒状金属部110と一体の筒状体であって、筒状金属部110と同心円状に配置され、合成樹脂材料(FRPは含まれない)からなる筒状絶縁部120とを有する。
図4は、同電力ケーブルの中間接続部における保護管の筒状金属部110を示す図である。
筒状金属部110は、分割管体100a、100bの他端部側(図3では左側)を構成する筒状体である。筒状金属部110は、金属管で形成され、ここでは銅管で形成されている。筒状金属部110は、筒状絶縁部120の他端部120b側(図3では左側)に一体で設けられ、他端部120bから管軸方向に突出する。
筒状金属部110は、接続部本体50の両端部の外周(電力ケーブル20−1、20−2の端末における段剥ぎ部分の基端側部分の外周)を覆う位置に配置されている。筒状金属部110は、電力ケーブル20−1、20−2のケーブル遮蔽層24に電気的に接続される。筒状金属部110とケーブル遮蔽層24とは、電力ケーブルの仕様によって、ケーブル遮蔽層24(ワイヤーシールドの場合)を直接筒状金属部110に接続してもよいし、編組線等によってケーブル遮蔽層(アルミ被等の場合)と筒状金属部110を半田付け等によって接続してもよい。
筒状金属部110は、電力ケーブル20−1、20−2のケーブルシース25の周囲に配置される小径筒部111と、小径筒部111に連設しテーパ状に拡径する円錐台状筒部112と、円錐台状筒部112に連設し、小径筒部111の内径よりも内径が大きい大径筒部113とを有する。
筒状金属部110は、筒状絶縁部120に一体的に形成され、筒状絶縁部120の他端部(後述する絶縁部本体121の他端部)120bに円錐台状筒部112及び大径筒部113が埋設されている。
大径筒部113の外周面には、接地端子座115が突出して一体的に設けられている。この接地端子座115は、大径筒部113の外面を覆う後述する絶縁部本体121の外面部から外方に突出し、保護管100の外部に先端部が露出する。
また、大径筒部113には、筒状絶縁部120に埋設した際に筒状絶縁部120と係合する複数の孔部117が形成されている。ここでは、複数の孔部117が、大径筒部113の外周の全面に亘って、所定間隔を空けて複数の列をなすように、それぞれ貫通して形成されている。この孔部117により、筒状金属部110と筒状絶縁部120とを一体成形した際に、筒状金属部110と筒状絶縁部120(ここでは大径筒部130)との接着力が強化されるため、筒状金属部110は、筒状絶縁部120の他端部120bに強固に一体化されている。
なお、孔部117は一つであってもよい。また、孔部117は、筒状金属部110において筒状絶縁部120に埋設される部分であればどこに形成されていてもよく、例えば、円錐台状筒部112に形成されていてもよい。
筒状絶縁部120は、合成樹脂材料(FRPは含まれない)により構成されており、筒状金属部110と一体成形されている。
合成樹脂材料は、FRPに比較して絶縁性が高い上、環境にも優しく、しかも所望の形状に成形するのが極めて容易である。合成樹脂材料としては、エポキシ樹脂よりも密度が低く軽量化しやすいポリエチレン又はポリ塩化ビニルが好適である。
また、合成樹脂材料は、FRPに比較して遮水性が高く、長期的に安定した品質を確保することができるので、信頼性が向上する。
また、合成樹脂材料は、FRPに比較して加工性に優れるため、電力ケーブルの中間接続部10に要求される形状に容易に適合させることができ、小型化にも対応できる。大電流を通電する場合は、通電による発熱を放出しやすい形状とすることもできる。
筒状絶縁部120は、筒状の絶縁部本体121と、端子座被覆部123と、筒状突出部124と、フランジ部126とを備える。
絶縁部本体121は、接続部本体50を収容可能な内径を有する。絶縁部本体121の開口する一端部(図3では右側端部)の外周には、径方向に突出するリング状のフランジ部126が連設されている。また、筒状の絶縁部本体121の他端部(図3では左側端部)は、一体化された筒状金属部110の形状に対応した形状であり、他端(図3では左端)に向かって狭窄した形状で開口している。
絶縁部本体121の外周面には、端子座被覆部123と筒状突出部124とがそれぞれ突出するように連設されている。
端子座被覆部123には、筒状金属部110の接地端子座115が挿通されている。接地端子座115の先端部は、端子座被覆部123の先端部から突出し、保護管100の外部に露出した状態となっている。
筒状突出部124は、絶縁部本体121の外周面から突出して設けられた筒状体であり、筒状絶縁部120の内部と外部とを連通させている。筒状突出部124の先端部には、保護管100内に防水混和物60を注入する注入口124aが設けられている。筒状突出部124は、筒状絶縁部120の外部から接続部本体50と保護管100との間の空間に防水混和物60(図2参照)を注入可能にする。接続部本体50を保護管100で囲んだ後、この注入口124aから防水混和物60を注入することで、保護管100内で、接続部本体50の外周に防水混和物60を充填することができる。
筒状突出部124の先端部は、図1に示すように、有底筒状の絶縁キャップ(蓋体)128(図1参照)とのネジ嵌合によって閉塞可能となっている。ここでは、この筒状突出部124の先端部の外周には、雄ねじ部124bが形成されている。なお絶縁キャップ128は絶縁材料で形成されており、例えば、ポリエチレンで形成され、底板部の外周から突出する筒状部の内側壁面に、雌ねじ部128aが形成されている。絶縁キャップ128(図1参照)の雌ねじ部128aを雄ねじ部124bに螺合することで、絶縁キャップ128を保護管100に取り付けることができる。これにより、筒状絶縁部120の筒状突出部124を水密に密閉できる。
フランジ部126は、絶縁部本体121の開口する一端部の外縁から放射方向に突出するように連設されている。フランジ部126は、筒状絶縁部120の一端部120aを構成する。
フランジ部126は、分割管体100aの筒状絶縁部120の開口する一端部の開口面を形成するフランジ部端面127を有する。ここでは、フランジ部端面127は管軸方向と直交する面である。また、フランジ部126には、管軸方向に貫通する複数のボルト孔129が形成されている。ここでは円周方向に8箇所のボルト孔129が形成されているが、ボルト孔129の数はこれに限定されない。分割管体100bも同様の構造である。
フランジ部126同士は、フランジ部端面127同士の間にOリング、パッキン等のシール部材(本実施の形態ではゴム製のパッキン)170を介在させてボルト孔129を介したボルト(図示省略)によって接合されている。これにより、フランジ部126同士の接合部分は、弾性変形するシール部材170によりフランジ部126同士が密着し、水密構造となっている。
なお、例えばシール部材170をOリングで形成する場合は、フランジ部端面127にOリングを収容する溝が設けられ、保護管100の外側からシール部材170が見えない状態となる。
また、フランジ部126同士の接合により、保護管100においては、筒状絶縁部120による絶縁部分の両端部に、導電性を有する筒状金属部110同士が縁切りされた状態で一体に設けられた構成となっている。
このように本実施の形態の電力ケーブルの中間接続部10では、1対の分割管体100a、100bのフランジ部126のフランジ部端面127間にシール部材170(パッキン、Oリング等)を設けるだけで、分割管体100aと分割管体100bとの接合部分の防食層も不要となっている。よって、分割管体100a、100b同士の接合部分にテープ巻きによる防食層を形成するための防食処理は不要である。すなわち、従来の絶縁筒を別途設ける構成の電力ケーブルの中間接続部で必要としていた絶縁筒部分の防食層が、本実施の形態では不要となる。
また、保護管100では、分割管体100a、100bは、双方の筒状絶縁部120のフランジ部126で接合されており、分割管体100a、100bの筒状金属部110の間に筒状絶縁部120が介在した構成となっている。すなわち、保護管100では、分割管体100a、100bの双方の筒状絶縁部120が、保護管100における縁切り部を形成している。これにより、電力ケーブルの中間接続部10において、従来の電力ケーブルの中間接続部と異なり、保護管100以外に別途絶縁筒を設ける必要がなくなる。また、従来の絶縁筒を別途設ける構成の電力ケーブルの中間接続部では、シール部材は、絶縁筒の両側に保護管との間で必要としていたが、本実施の形態では、フランジ部126同士の間のシール部材170のみで済む。
したがって、電力ケーブルの中間接続部10の構造において部品点数を削減できる。
また、電力ケーブルの中間接続部10を組み立てる際に、別途絶縁筒を取り付ける必要がないので、現地作業の簡易化を図ることができる。すなわち、従来の絶縁筒(エポキシ樹脂製またはFRP製)を設ける構成の電力ケーブルの中間接続部では、絶縁筒の両端面にそれぞれ金属製の保護管を取り付ける作業工程が必要であった。これに対し、本実施の形態では、双方の筒状絶縁部120のフランジ部126同士を接合するだけで保護管を形成できるため、保護管の取り付けの作業工程を減らすことができる。
さらに、本実施の形態では、分割管体100a、100bの筒状絶縁部120は、合成樹脂材料により形成されている。これにより、電力ケーブルの接続部分(接続部本体50に相当)を囲む保護管100において、縁切り部をFRPで構成した場合と比較して、成形性、リサイクル性、製造時での環境面での優位性を確保できる。また、合成樹脂材料は、再利用が可能であり、製造時や解体時に廃棄処理される廃材を低減することができるので、FRPに比較して環境に優しく、人体に及ぼす影響も少ない。
また、従来の特許文献3に記載されたようなFRP製の保護管では、FRPの成形上、シール面が凹凸構造になってしまうため、本実施の形態のようにフランジ部同士でシール面を形成した場合、防水性能が劣る。本実施の形態では、合成樹脂製(FRPは含まれない)を用いた筒状絶縁部120のフランジ部126のフランジ部端面127同士を、シール部材170を介して接合しているため、FRP製の保護管に比べて防水性能に優れた保護管100を形成することができる。
また、保護管100において、分割管体100a、100bの絶縁部分を構成する筒状絶縁部120は、絶縁部本体121の外周から突出し、且つ、先端部に注入口124aを有する筒状突出部124を備えている。また、この筒状突出部124の先端部の外周には、絶縁キャップ128の雌ねじ部128aが螺合する雄ねじ部124bが形成されている。本実施の形態では、筒状突出部124は合成樹脂材料(FRPは含まれない)で形成されているため、雄ねじ部124bを容易に成形できる。従来の特許文献3に記載されたようなFRP製の保護管では、FRPの成形上、雄ねじ部を形成することが極めて困難である。
これにより、接続部本体50の外周に分割管体100a、100bを被せて接合することで保護管100を形成し、保護管100内に筒状突出部124の注入口124aから防水混和物(防水コンパウンド)を注入して接続部本体50の外周に充填した後、筒状突出部124の先端開口部に絶縁キャップ128を螺合できる。このように、筒状突出部124の先端部に絶縁キャップ128を螺合するだけで、防水混和物60を注入するために外部に露出する注入口124aを密閉でき、防水構造を形成できる。これにより、円筒状の保護管の外周に単に防水混和物60用の注入口を形成した場合と比較して、湾曲面に形成された防水混和物60用の注入口を塞ぐ作業を行う必要が無く、防水混和物を注入した後の防水処理を簡略化して容易に行うことができる。
また、筒状突出部124に絶縁キャップ128を螺合することで筒状突出部124の先端部で開口する注入口124aを密閉できる螺子嵌合構造によって、注入口124aである筒状突出部124の先端部のテープ巻きによる防食層の形成が不要となる。これにより、注入口部分が円筒状に突出しているだけの構成の保護管と比べて、テープ巻きによる防食層形成作業を省略することができるため現地作業が容易となり、防食層を形成するためのテープも不要となる。
また、筒状突出部124の注入口124aの先端面と絶縁キャップ128の内面(絶縁キャップ128の内側の底面)と間にパッキン、Oリング等のシール部材を設けてもよい。これにより、保護管100の防水性能をより向上させることができる。
また、保護管100の絶縁部分(筒状絶縁部120)の外周面から筒状金属部110に導通可能な接地端子座115が突出して設けられ、保護管100の外部に露出している。これにより、保護管100に接地線を簡単に接続することができる。
なお、端子座被覆部123は、筒状絶縁部120として筒状金属部110に対して、合成樹脂材料(FRPは含まれない)で一体的に形成されている。端子座被覆部123は、絶縁部本体121の外周面から突出する構造のため、接地端子座115に接地線を接続した場合でも、接地線の被覆と端子座被覆部123との間で簡単にテープ巻きによって防水処理を施すことができる。
また、保護管100の分割管体100a、100bでは、筒状絶縁部120の一端側で埋設される筒状金属部110の大径筒部113のそれぞれに複数の孔部117が設けられている。
これにより、筒状金属部110と筒状絶縁部120とを一体成形する際に、孔部117に合成樹脂が流れ込むことで、ピン止め効果により筒状金属部110と筒状絶縁部120との接着力を強化できる。
合成樹脂材料としては、エポキシ樹脂よりも密度が低く軽量化しやすいポリエチレン又はポリ塩化ビニルが特に好適である。この場合は、ケーブルシース25と同様の材質であるので、多機能の配合により防蟻、防鼠、難燃性に対応することも容易である。合成樹脂材料としては、例えば、ポリプロピレン等のポリエチレン以外のポリオレフィンで形成してもよい
また、電力ケーブルの中間接続部10において、接続部本体50の構成は、2本の電力ケーブルの接続部分であり、保護管100に覆われる構成であれば、どのように構成されてもよい。すなわち、本発明の接続部本体50における補強絶縁部の構成は、本実施の形態のRBJの構成としてのゴムブロック絶縁体40に限定されず、TMJ、EMJ、BMJ等、いずれの形態でもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明に係る電力ケーブルの中間接続部は、簡易に構成され、防食処理を含む組立作業が容易で有り、且つ、防水性に優れており、電力ケーブル同士の接続部分を保護管で密閉した状態で囲む電力ケーブルの中間接続部の構造として有用である。
10 電力ケーブルの中間接続部
20 電力ケーブル
21 ケーブル導体
22 ケーブル絶縁層
23 外部半導電層
24 ケーブル遮蔽層
25 ケーブルシース
30 導体接続管
40 ゴムブロック絶縁体(補強絶縁部)
50 接続部本体
41 内部電極
42a、42b ストレスコーン部
43 ゴム絶縁部
44 外部遮蔽層
60 防水混和物
100 保護管
100a、100b 分割管体
110 筒状金属部
111 小径筒部
112 円錐台状筒部
113 大径筒部
115 接地端子座
117 孔部
120 筒状絶縁部
120a 一端部
120b 他端部
121 絶縁部本体
123 端子座被覆部
124 筒状突出部
124a 注入口
124b 雄ねじ部
126 フランジ部
127 フランジ部端面
128 絶縁キャップ(蓋体)
128a 雌ねじ部
129 ボルト孔
170 シール部材
180 防食層
421a、421b 基端部
422a、422b 開口部

Claims (7)

  1. 一対の電力ケーブルのケーブル導体同士を接続する導体接続部、及び、前記導体接続部の周囲を覆う補強絶縁部を有するケーブル接続部本体の外周を囲むように取り付けられる保護管であって、
    管軸方向と直交する方向で分割された一対の分割管体により構成され、
    前記分割管体のそれぞれは、
    合成樹脂(但し、FRPを除く)製の筒状体であって、絶縁部本体と、前記絶縁部本体の開口する一端部に径方向に突出するフランジ部を有する筒状絶縁部と、
    金属製の筒状体であって、且つ、前記筒状絶縁部の他端部側に一体で設けられ、前記他端部から前記管軸方向に突出する筒状金属部と、
    を備え、
    前記一対の分割管体の前記フランジ部同士が、前記ケーブル接続部本体の外周側で、シール部材を介して水密に接合され、
    前記筒状絶縁部は、
    前記絶縁部本体の外周面から突出して連設され、前記筒状絶縁部の外部から前記ケーブル接続部本体と前記保護管との間の空間に防水混和物を注入可能な筒状突出部を有し、
    前記筒状突出部は、蓋体とのネジ嵌合によって閉塞可能に形成され、
    前記筒状絶縁部の他端部側には前記筒状金属部の一端側が埋設されている、
    保護管。
  2. 前記筒状金属部の外周には接地端子座が一体的に設けられ、
    前記接地端子座は、前記筒状絶縁部から外部に露出して形成されている、
    請求項1記載の保護管。
  3. 前記筒状絶縁部は、前記接地端子座と対応する位置に前記筒状絶縁部の外周面から突出して連設される端子座被覆部を有し、
    前記接地端子座は、前記端子座被覆部から外部に露出して形成されている、
    請求項記載の保護管。
  4. 前記筒状金属部において前記筒状絶縁部に埋設された部分には、少なくとも一つの孔部が形成されている、
    請求項1からのいずれか一項に記載の保護管。
  5. 前記筒状絶縁部は、ポリエチレン又はポリ塩化ビニルからなる、
    請求項1からのいずれか一項に記載の保護管。
  6. 一対の電力ケーブルのケーブル導体同士を接続する導体接続部、及び、前記導体接続部の周囲を覆う補強絶縁部を有するケーブル接続部本体と、
    前記ケーブル接続部本体の外周を囲むように取り付けられる請求項1からのいずれか一項に記載の保護管と、
    を備える、
    電力ケーブルの中間接続部。
  7. 前記補強絶縁部は、前記導体接続部の外周面に取り付けられ、前記導体接続部と電気的に接続される内部電極と、前記内部電極の外周面を包囲する樹脂製のゴム絶縁部と、前記ゴム絶縁部の外周に設けられる外部遮蔽層と、を一体的に備えるゴムブロック絶縁体である、
    請求項記載の電力ケーブルの中間接続部。
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