JP6282443B2 - 食品用容器 - Google Patents

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Description

この発明は食品用容器に関し、特にパン作り等の際に食品を捏ねるための食品用容器に関するものである。
図9は特許文献1で示した食品用容器の外観形状を示した斜視図であり、図10は図9で示した食品用容器の平面図であり、図11は図9で示した食品用容器の使用状態の一例を示した平面図である。
これらの図を参照して、食品用容器61は、柔軟な可撓性材料であるシリコンエラストマーにより一体的に形成されており、底面部64と、底面部64の外縁から立ち上がる側壁部66とを備えた半球状のボール型を有している。側壁部66には、その一部が突出することで舌片状の突出部68が形成されており、突出部68に対向する側壁部66の上方には、突出部68を差し込み可能な差込口69が形成されている。食品用容器61は、例えば食品の蒸し調理をするための容器として使用される。その際、食品(図示せず)は、底面部64の上に載置され、突出部68は差込口69に差し込まれる。こうすると図11で示したように食品の上方は側壁部66で覆われるので、その状態のまま食品用容器61を例えば電子レンジやコンベクションオーブンに投入し、蒸し調理を行うことができる。その他に、食品用容器61は、例えばパン作り等の際に強力粉等の食品を捏ねるための容器として使用される。
米国特許出願公開 第2012037618号明細書
しかしながら食品用容器61を使用して食品を捏ねるには、手で直に食品に触れて食品を捏ねるために手が汚れてしまう。ここで食品用容器61にあっては、柔軟な材料から形成されているため、側壁部66の側から食品に力を加えれば、手で食品に触れることなく側壁部66を介して食品を捏ねることができる。しかし、食品用容器61は半球状のボール型であるため、側壁部66に力を加えにくい。又、食品用容器61に強力粉等の粉状物を投入した場合、粉が舞い易く食品用容器61の周辺が汚れやすいとう問題がある。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、食品を捏ねるときに手の汚れを防止できる食品用容器を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、請求項1記載の発明は、可撓性材料により一体的に形成され、食品を捏ねるために用いられる食品用容器であって、底面部と、底面部の外縁から立ち上がる側壁部と、側壁部の上縁であって対向する位置から立ち上がる少なくとも1対の舌片状の突出部とを備え、底面部は円形状を有し、突出部は2対設けられ、各対は平面視において対向方向が互いに直交するものである。
このように構成すると、突出部を使って収納食品を押圧できる。又、収納食品を多方向から順次押圧できる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成において、側壁部は、底面部との接続位置から上方に向かって外方に拡がり、その後上方に向かって内方に狭まる形状を有するものである。
このように構成すると、収納食品の飛び出しを抑制できる。
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の発明の構成において、突出部の上縁部分の厚さは、突出部の他の部分の厚さより大きいものである。
このように構成すると、突出部の上縁部分が掴み易くなる。
請求項4記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の発明の構成において、可撓性材料は、硬度60°のシリコンエラストマーよりなるものである。
このように構成すると、底面部の滑りが抑えられると共に、突出部の使用感が向上する。
以上説明したように、請求項1記載の発明は、突出部を使って収納食品を押圧できるため、手の汚れを防止できる。又、収納食品を多方向から順次押圧できるため、使い勝手が向上する。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の効果に加えて、収納食品の飛び出しを抑制できるため、周辺の汚れを軽減できる。
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の発明の効果に加えて、突出部の上縁部分が掴み易くなるため、突出部を用いた作業が容易になる。
請求項4記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の発明の効果に加えて、底面部の滑りが抑えられると共に、突出部の使用感が向上するため、より使い勝手が向上する。
この発明の第1の実施の形態による食品用容器の外観形状を示した斜視図である。 図1で示した食品用容器の平面図である。 図1で示した食品用容器の正面図である。 図3で示したIV−IVラインの断面図である。 図4で示した“a”部分の拡大図である。 図1で示した食品用容器に外部から力を加えたときの食品用容器の変形状態の一例を示した平面図である。 図1で示した食品用容器の使用状態の変化を示した平面図である。 図1で示した食品用容器を使用して食品を捏ねる工程を概略的に示す模式図である。 特許文献1で示した食品用容器の外観形状を示した斜視図である。 図9で示した食品用容器の平面図である。 図9で示した食品用容器の使用状態の一例を示した平面図である。
図1はこの発明の第1の実施の形態による食品用容器の外観形状を示した斜視図であり、図2は図1で示した食品用容器の平面図であり、図3は図1で示した食品用容器の正面図であり、図4は図3で示したIV−IVラインの断面図であり、図5は図4で示した“a”部分の拡大図である。
これらの図を参照して、食品用容器11は、硬度60°のシリコンエラストマーにより一体的に形成されており、円形状の底面部15と、底面部15の外縁から立ち上がる側壁部17と、側壁部17の上縁であって対向する位置から立ち上がる舌片状の突出部20〜突出部23とを備えている。突出部20〜突出部23は、図2で示したように平面視において突出部20及び突出部21が対向し、突出部20及び突出部21の対向方向に直交するようにして、突出部22及び突出部23が対向するように設定されている。尚、食品用容器11の全体の厚さは、後述する突出部20〜突出部23の外縁部を除いて1mm程度に設定されている。
側壁部17は、図1及び図3で示したように、底面部15との接続位置から上方に向かって外方に拡がり、その後上方に向かって内方に狭まる形状を有している。より具体的には、側壁部17は、図4で示したように、底面部15との接続位置から上方に向かってその内径が最大Bとなるまで外方に拡がり、その後上方に向かってその内径がAとなるように狭まっている。すなわち、AとBとはA<Bとなるように設定されている。
又、図5で示したように、突出部22の厚さは、底面部15側から上方に向かって徐々に厚くなるように形成されており、これにより、突出部22の上縁部分の厚さt(2.5mm程度)は、突出部22の他の部分の厚さt(1mm程度)よりも大きく設定されている。他の突出部20、21、23の厚さについても突出部22と同様に設定されている。尚、上述したように各々設定することで得られる効果については後述する。
図6は図1で示した食品用容器に外部から力を加えたときの食品用容器の変形状態の一例を示した平面図である。
図を参照して、図示しない左手で突出部20を掴み、図示しない右手で突出部21を掴み、食品用容器11の内方において突出部20と突出部21とを接近させることで食品用容器11に外部から力を加えると、食品用容器11を平面視において楕円形状に近づけることができる。
図7は図1で示した食品用容器の使用状態の変化を示した平面図であり、図8は図1で示した食品用容器を使用して食品を捏ねる工程を概略的に示す模式図である。
これらの図を参照して、使用に際しては、まず図7の(1)で示したように、食品用容器11に食品31を収納し、左手29で突出部20を掴み、右手30で突出部21を掴む。ここで、上述のように突出部20及び21の各々の上縁部分の厚さtは、図5で示したように突出部20及び突出部21の各々の他の部分の厚さtより大きく設定されているため、突出部20及び突出部21の各々の上縁部分は左手29及び右手30でそれぞれ掴み易い。次に図7の(2)で示したように、左手29及び右手30でそれぞれ突出部20及び突出部21を掴んだまま、左手29及び右手30を食品31の方向に向かって交互に押し下げることで、突出部20及び突出部21を使って食品31を押圧する。
より具体的には、図8の(1)で示したように、食品用容器11に食品31を収納してから図示しない左手29及び右手30(図7参照)で突出部20及び突出部21をそれぞれ掴む。次に、図8の(2)で示したように、左手29を図に示す矢印下方向に押し下げることで、突出部20を使って食品31を押圧する。このとき、右手30については図に示す矢印上方向に上げる。次に、図8の(3)で示したように、右手30を図に示す矢印下方向に押し下げることで、突出部21を使って食品31を押圧する。このとき、左手29については図に示す矢印上方向に上げる。そして図8の(2)及び(3)の押圧工程を繰り返すことで、食品31は徐々に捏ねられていく。このように食品用容器11によれば突出部20、21を使って食品31を間接的に押圧できるので、手の汚れを防止できる。
尚、突出部22及び突出部23(図1参照)についても突出部20等と同様に使用すれば、食品31を多方向から順次押圧できる。更に、側壁部17は上述のように底面部15の接続位置から上方に向かって外方に拡がり、その後上方向に向かって内方に狭まる形状を有しているため、収納された食品31の飛び出しが抑制される。これによれば、例えば舞い上がり易い強力粉等の粉状物の食品を捏ねる場合でも、食品用容器11の周辺の汚れを軽減できる。
又、食品用容器11は硬度60°のシリコンエラストマーよりなるため、押圧による底面部15の滑りが押えられると共に、突出部20〜突出部23の使用感が良いものとなっている。尚、シリコンエラストマーの硬度は50°〜70°の範囲内に設定しても、底面部の滑りや突出部の使用感は良好となる。
尚、上記の実施の形態では、可撓性材料を所定厚さの硬度60°のシリコンエラストマーとしているが、他の厚さでも良く、又、他の硬度を有する他の可撓性材料としても良い。
又、上記の実施の形態では、食品用容器は一体的に形成されているが、底面部と、側壁部と、突出部との各部分を互いに接続して形成しても良い。
更に、上記の実施の形態では、底面部は特定形状を有しているが、他の形状であっても良い。
更に、上記の実施の形態では、側壁部は特定形状を有しているが、他の形状としても良い。
更に、上記の実施の形態では、突出部は2対設けられているが、少なくとも1対設ければ手の汚れを防止するという効果を奏する。又、突出部が3対以上設けられた構成としても良い。
更に、上記の実施の形態では、突出部は特定形状を有しているが、他の形状としても良い。
更に、上記の実施の形態では、突出部の厚さは徐々に厚くなるように設定しているが、例えば突出部の厚さを一定とし、突出部の端部の厚さのみが突出部の他の部分の厚さよりも大きくなるように設定しても良い。又、突出部の厚さは一定となるように設定しても良い。又、突出部の厚さは徐々に薄くなるように設定しても良い。
11…食品用容器
15…底面部
17…側壁部
20〜23…突出部
尚、各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (4)

  1. 可撓性材料により一体的に形成され、食品を捏ねるために用いられる食品用容器であって、
    底面部と、
    前記底面部の外縁から立ち上がる側壁部と、
    前記側壁部の上縁であって対向する位置から立ち上がる少なくとも1対の舌片状の突出部とを備え
    前記底面部は円形状を有し、
    前記突出部は2対設けられ、各対は平面視において対向方向が互いに直交する、食品用容器。
  2. 前記側壁部は、前記底面部との接続位置から上方に向かって外方に拡がり、その後上方に向かって内方に狭まる形状を有する、請求項1記載の食品用容器。
  3. 前記突出部の上縁部分の厚さは、前記突出部の他の部分の厚さより大きい、請求項1又は請求項2記載の食品用容器。
  4. 前記可撓性材料は、硬度60°のシリコンエラストマーよりなる、請求項1から請求項3のいずれかに記載の食品用容器。
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