JP3178386U - 板状包み具 - Google Patents

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Abstract

【課題】繰り返し使用でき、嵩張らず収納することができる板状包み具を提供する。
【解決手段】シリコーン樹脂、シリコーンゴム及びエラストマー樹脂のうちの少なくとも一つを素材とし、一体成型された一枚の薄板からなり、組み立ての際に折り目となる部分を線状に薄く形成された折り目線101と、前記薄板のうち異なる二つの部分を留めるための留め部104とを備えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、食材を包装する板状包み具に関する。
従来、食材を入れ電子レンジ等で加熱調理するために、略直方体のプラスチック製容器が用いられてきた。プラスチック製容器は中身が漏れにくく、耐熱性に優れているため、加熱調理に適しており広く用いられている。しかし、これらの容器は内部が空いた構造をしているため、収納の際に場所をとり、嵩張る問題があった。
なお、特許文献1には、未調理、又は調理済食品等の収納物をトレー容器に充填した後、冷凍、冷蔵、チルド、または常温で流通保存し、トレー容器ごと電子レンジ、オーブン等で収納物を加熱調理するトレー容器に関する技術が開示されている。特許文献1のトレー容器では、収納物を取り出す場合にトレー容器を平面状に分解して取り出す。
特開2008−207838号公報
しかしながら、上記技術では、トレー容器を板紙により構成している。トレー容器は両面若しくは片面に熱可塑性樹脂を積層しているものの、耐久性には限度があり、一度使用した後に洗浄して繰り返し使用することができないという問題があった。これは、食物を充填又は収納した状態で流通保存させ、容器に収納された食物を購入した顧客が家で加熱調理することを前提としており、いわゆる使い捨て容器としての使用が想定されているためである。
本考案は、上記の点に鑑みてなされたものであって、繰り返し使用でき、嵩張らず収納することができる板状包み具の提供を目的とする。
上記課題を解決するために、本考案に係る板状包み具は、シリコーン樹脂、シリコーンゴム及びエラストマー樹脂のうちの少なくとも一つを素材とし、一体成型された一枚の薄板からなり、組み立ての際に折り目となる部分を線状に薄く形成された折り目線と、前記薄板のうち異なる二つの部分を留めるための留め部とを備えることを特徴とする。
本考案によれば、使用していないときは平面にして収納することができ、収納容量を必要としない板状包み具を提供することができる。また、本考案により提供される板状包み具は、使用時には折り目線に沿って折り、留め部を留めることで、液漏れ等をすることがない高い機能性を有する。さらに、使用後は洗浄し、繰り返し使用することが可能である。
本考案の第一実施形態に係る板状包み具の外観を示した図である。 折り目線の断面の一例を示した図である。 本考案の第二実施形態に係る板状包み具の外観を示した図である。
以下、本考案の各実施形態について図面を用いて説明する。
<第一実施形態>
図1は、本考案の第一実施形態に係る板状包み具を示した図である。図1(a)は、本考案の板状包み具10を展開した図であり、図1(b)は板状包み具10を組み立てた図である。図1(c)は、留め部104を説明するための図である。板状包み具10は、折り目線101と、底枠102と、側面枠103と、留め部104とを備える。
図1(a)を用いて板状包み具10を展開した状態について説明する。第一の実施形態における板状包み具10は、展開した状態では四角形であり、略平面状の薄板であって、厚さは2mm〜5mmである。板状包み具10は、シリコーン樹脂、シリコーンゴム、エラストマー樹脂の少なくともいずれか一つが素材として用いられ、例えばコンプレッション成形によって圧縮して一体成型される。
図1(a)に示す略平面状の薄板を、折り目線101に従って立体形状に折り、留め部104を留めて固定すると、図1(b)に示す直方体になる。
次に、図1(b)を用いて、板状包み具10を組み立てた状態での使用について説明する。板状包み具10には食材110が充填されている。上述した板状包み具10の素材は、いずれも耐水性があるため、食材110が液体であっても、板状包み具10の外に漏れだすことはない。
また、上述の素材はいずれも耐熱性及び耐冷却性に優れるため、食材110を充填したまま電子レンジや湯煎、蒸し器で加熱したり、冷凍したりすることができる。さらに、使用後に洗浄すれば、繰り返し使用が可能である。
例えば、ケーキの種を板状包み具10に充填して電子レンジやオーブンで加熱したり、チョコレートやバター等を湯煎で溶かすなど、多彩な使用方法が可能である。そのまま食器として使用することもできる。
図1(a)に戻り、展開した板状包み具10の詳細を説明する。板状包み具10の底面に当たる部分には、底面を補強するための底枠102が成形されており、側面に比べやや厚く(側面の厚さ+0.5〜3mm)なっている。また、板状包み具10の側面に当たる部分には、組み立てた状態を維持するための補強となる側面枠103が成形されている。
次に、留め部104について説明する。図1(c)は、留め部104を説明するための図である。留め部104は、突起状に膨らんだ雄部である留め部104bと、雄部が挿入され固定される大きさの雌孔である留め部104aとの対からなる。薄板を折り目線101に従って立体状に形成したあと、雄部を雌孔に挿入し固定することで、板状包み具10が直方体のまま維持され、容器として使用することができる。
なお、雄部の先端を根元より太く形成することで、雄部が雌孔から抜けにくくなり、留め部104をより確実に固定することができる。また、留め部104a及び留め部104bの位置は図1(a)に開示した位置に限定されない。さらに、留め部104は雄部と雌孔の組み合わせに限定されない。例えばスナップボタンなど、薄板の異なる箇所を固定することができる方法であれば、種類は問わない。
次に、折り目線101の詳細について説明する。図2は、折り目線の断面の一例を示した図である。
折り目線101は、板状包み具10を構成する薄板の裏面123から表面122に向かって薄くなる、断面をアーチ状とする溝121を直線状に設けたものである。折り目としたい箇所に、直線状の切欠きである溝121を入れ、他の部分に比べ薄く形成することで、板状包み具10を組み立てる際に、薄板を折り曲げやすくなる。ユーザは意図した箇所で薄板を折り、意図した形状の板状包み具10を作ることができる。
図2(a)は折り目線101の断面の一例を示した図である。直角に折ることを意図した箇所の内側から一本のアーチ状の溝121が設けられており、板状包み具10を直角に折りたたむと、角部124はイボ状に突出した形状となる。また、板状包み具10を180度に折りたたむと、板状包み具10は、対向する辺Aと辺Bとが接触するように折りたたまれる。
また、図2(b)に示すように、断面をアーチ状とする2つの溝125からなる折り目線101を直角に折りたたむと、角部124は滑らかに丸みを帯びる。この場合、板状包み具10を180度に折りたたむと、対向する辺Aと辺Bとの間には一定の隙間126が形成されるように折りたたまれる。
また、図2(c)に示すように、裏面123側にある溝127に対応する位置の表面122に突起部128を直線状に設けると、板状包み具10を直角に折りたたんだときに角部124が大きく突出した形状となる。さらに、板状包み具10を180度に折りたたむと、角部124に相当する部分が尖った形状となり、辺Aと辺Bとの間には一定の隙間126が形成される。
さらに、図2(d)に示すように、折り目線101を、表面122および裏面123の両側に形成された、断面をアーチ状とする溝129により構成する。板状包み具10を直角に折りたたむと、角部124は滑らかに丸みを帯びる。板状包み具10を180度に折りたたむと、対向する辺Aと辺Bとの間には僅かな隙間が形成される。
折り目線101は、板状包み具10の用途や美観に応じて上述の切欠きを使い分けるのが望ましい。折り目線101は、これらの例に限定されないことは言うまでもなく、一の板状包み具10に複数種の折り目線101を設けてもよい。
このように、本実施形態によれば、様々な条件下で機能的に使用することができる板状包み具について、未使用時には平面にして収納することができ、収納容量を必要としない。また、使用後は洗浄することで使用前と同じ状態になるため、繰り返し使用することが可能である。
なお、板状包み具10をシリコーンゴム等で形成する場合、独特のタック感(べたべたした感じ)が生じることがある。これを防ぐために、表面に摺動性、滑り性、耐摩耗性を向上させるコーティングを施してもよい。これによりタック感を抑制し、肌触りのよいサラサラとした風合いを実現し、さらに高級感を演出することができる。また、プラチナ触媒で加硫したシリコーンゴムを使用することにより、シリコーンゴム独特の臭いを抑制し、食材の臭いや色が板状包み具10に付着するのを防ぐことができる。
<第二実施形態>
次に、第二の実施形態について説明する。図3は、本考案の第二実施形態に係る板状包み具の外観を示した図である。第二の実施形態における板状包み具20は、折り目線201、留め部204のほか、蒸し孔205、波状補強部206を備える。以下、第一実施形態と異なる点について説明する。
図3(a)は、板状包み具20を展開した状態を示す。板状包み具20を構成する薄板の折り目線201に従って折り、留め部204によって折った箇所を固定することで、板状包み具20を直方体に維持する。図3(b)は、板状包み具20を組み立てた状態を示す。
蒸し孔205は貫通孔であり、蒸し料理を行う際に蒸気を取り込むほか、通気性を保つ。蒸し孔205は、板状包み具20の底面と上部に設けられている。波状補強部206は、板状包み具20の側面を波状に形成することで、上下方向に強度を保つ。また、板状包み具20に素材を流し込んで固形にする料理を行う場合に、美観を生じさせる。なお、波状補強部206は、板状包み具20の内側のみ波状になるよう形成してもよいし、内側、外側ともに波状に成形してもよい。
なお、ここでは図示していないが、底面または蓋面にも波状補強を設けてもよい。また、波状補強部206について、例えばナイロン樹脂等の心材を複数内部に入れ、二重成形することにより補強を行ってもよい。
本実施形態では、板状包み具20に蒸し孔205を設けることで、蒸し料理に利用する際に便利である。例えば、肉まんや焼売を入れた板状包み具20を蒸し器で加熱すれば、蒸気が蒸し孔205から入って調理することができるほか、取り出す際には板状包み具20の取っ手を持って取り出せばよいため、直に食材を取り出したり蒸籠を用いたりする場合に比べ、やけどの心配がない。
また、底面にキッチンペーパー等を敷いて、直接液状の食材を流し込み調理することも可能である。例えば板状包み具20に蒸しパンの種を直接流し込み、板状包み具20ごと蒸し器に入れて調理することができる。なお、電子レンジや湯煎、冷凍等の調理が可能な点は、第一実施形態と同様である。さらに、蒸し孔205を設けることによって、通気性を保つことができるため、弁当箱として使用することもできる。その場合、板状包み具20の中の食材が蒸れずにすみ、食材の傷みを防ぐことができる。
以上、各実施形態に基づき本考案の説明を行ってきたが、上記実施形態に示した要件に本考案が限定されるものではない。これらの点に関しては、本考案の主旨をそこなわない範囲で変更することができ、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
10・・・板状包み具、20・・・板状包み具、
101・・・折り目線、102・・・底枠、103・・・側面枠、104・・・留め部、121・・・溝、122・・・表面、123・・・裏面、124・・・角部、125・・・溝、126・・・隙間、127・・・溝、128・・・突起部、129・・・溝、
201・・・折り目線、204・・・留め部、205・・・蒸し孔、206・・・波状補強部

Claims (8)

  1. シリコーン樹脂、シリコーンゴム及びエラストマー樹脂のうちの少なくとも一つを素材とし、
    一体成型された一枚の薄板からなり、
    組み立ての際に折り目となる部分を線状に薄く形成された折り目線と、前記薄板のうち異なる二つの部分を留めるための留め部とを備えることを特徴とする、板状包み具。
  2. 請求項1に記載の板状包み具であって、
    前記薄板は略四角形であることを特徴とする板状包み具。
  3. 請求項1又は2に記載の板状包み具であって、
    前記薄板の表面に複数の貫通孔を設けたことを特徴とする板状包み具。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の板状包み具であって、
    組み立てた際に側面となる部分を波状に形成することを特徴とする板状包み具。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の板状包み具であって、
    前記留め部は、突起状の膨らみである雄部と、前記雄部を挿入し固定する雌孔との対からなることを特徴とする板状包み具。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の板状包み具であって、
    前記折り目線は、前記薄板の片面に形成された、断面をアーチ型とする一又は二の溝であることを特徴とする板状包み具。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の板状包み具であって、
    表面に摺動性、滑り性又は耐摩耗性を向上させるコーティングを施したことを特徴とする板状包み具。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の板状包み具であって、
    前記素材は、プラチナ触媒で加硫したシリコーンゴムであることを特徴とする板状包み具。
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