JP6282336B2 - 印刷装置、印刷制御方法、及びプログラム - Google Patents

印刷装置、印刷制御方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、シートにステイプル処理を行う印刷装置、印刷制御方法、及びプログラムに関するものである。
プリンタ機能をもつ印刷装置には、出力する印刷紙を後処理するシート処理装置が付属しているものがある。なお、コピー機能処理を行う複合機についても同様である。
このシート処理装置の持つ代表的な機能としてステイプル綴じ機能がある。ステイプル綴じ機能は金属の針金を使用して紙を綴じる機能が代表的である。ステイプル綴じされた印刷物は部ごとに取り扱いやすいため、複数ページの出力物を扱う際に広く使用されている。
しかし、最近では金属針を使用している面から環境への配慮が行われ、針を使用しない綴じ方法が考案されている。例えば綴じる一組の印刷紙の一部をまとめてくりぬくように切り取り、その切り先を織り込んで綴じる方法が考案されている(特許文献1参照)。
その他にも、糊で紙を貼りつけることで綴る方法や、特殊な刃で紙を押しつけ、紙をかしめとることで綴じる方法など、金属針を使用しない様々な綴じ方法が実用化されてきている。
特開平8−300847号公報
このように針無しステイプルの方式としては様々あるが、特殊な刃で紙を押しつけ、紙をかしめとることで綴じる方式の場合、綴じ合わせ部に画像が載っている場合に、綴じる力が弱くなってしまうという問題がある。
また、画像が載っている部分にはトナーが付着しているが、例えば前述の特殊な刃で紙を押しつけ、紙をかしめとることで綴じる方式の場合、紙どうしを圧着させる隙間にトナーが入りこんでしまうため、圧着する力が弱くなってしまう。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものである。本発明の目的は、画像が印刷されたシートを圧着して綴じる場合に、綴じられた複数枚のシートが簡単にばらけることがないようにすることである。
上記目的を達成する本発明は、シートに画像を印刷する印刷手段と、前記印刷手段によって画像が印刷された複数のシートを、凹凸が形成された第1面と凹凸が形成された第2面によって挟んで圧着して綴じる綴じ手段と、印刷対象の画像の一部であって、前記第1面と前記第2面によって圧着される箇所に対応する画像がシートに印刷されないようにするための処理を実行する処理手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、画像が印刷されたシートを圧着して綴じる場合に、綴じられた複数枚のシートが簡単にばらけることがないようにすることができる。
印刷装置の構成を説明するブロック図である。 図1に示した用紙処理部の構成を説明する断面図である。 本実施形態を示す用紙処理装置の綴じ処理を説明する断面図である。 本実施形態を示す用紙処理装置の綴じ処理を説明する断面図である。 本実施形態を示す印刷装置における綴じ処理を説明する図である。 本実施形態を示す印刷装置における綴じ処理を説明する図である。 本実施形態を示す印刷装置における綴じ処理を説明する図である。 本実施形態を示す印刷装置の綴じ処理を説明する断面図である。 本実施形態を示す印刷装置の綴じ処理を説明する図である。 印刷装置のステイプルのための画像加工例を説明する図である。 印刷装置の制御方法を説明するフローチャートである。 印刷装置の制御方法を説明するフローチャートである。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
<システム構成の説明>
〔第1実施形態〕
図1は、本実施形態を示す印刷装置の構成を説明するブロック図である。なお、本実施形態では、印刷装置に読み取り機能を備えて、コピー機として使用可能な例を説明する。
図1において、CPU101はシステムの制御部であり、装置全体を制御する。ROM102はCPUの制御プログラムを格納するためのものである。
SRAM103は、オペレータが登録した設定値や装置の管理データ等や各種ワーク用バッファ等を格納するものである。電池によりバックアップされており、装置の電源を切っても記憶内容が消えない不揮発性のSRAMである。読み取られた画像データもここに格納される。
DRAM104は、プログラム制御変数等を格納するためのものである。操作部105は機器内の情報を表示するユーザとのインターフェイス部である。読み取り部106は画像データを読み取り、バイナリデータに変換する装置であり、これを用いて画像送信機能の原稿読み取りを行なうものである。記録部107は、画像データを記録紙に出力する装置である。画像処理部108は画像送信機能で扱う画像データの符号化復号化処理を行う。それぞれのユニットはデータバス110を介して繋がっており、画像データはデータバス111を通じて転送される。
また、画像データをシートに印刷する記録部107は、シート処理部109に接続されており、記録部107で印刷された出力紙はシート処理部109に搬送される。シート処理部109は入力された出力紙を揃えたり、出力トレイを切り替えたり、ステイプル綴じを行ったりする、後処理を行う箇所である。なお、シート処理部109は、複数のシート(用紙)を、針を用いて綴じる綴じ処理を行うこと、及び複数のシートを、針を用いずに綴じる綴じ処理を行うことも可能に構成されている。なお、その綴じ処理の際、CPU101は、後述するフローチャートの手順に従い、綴じ手段が綴じ処理する位置に、印刷手段が画像を印刷しないように画像データを加工する画像処理を行う。
本実施形態では、このように、読み取り部106から原稿画像を読み取って画像データに変換し、当該画像データをSRAM103に格納する。そして、画像処理部108で画像データを処理・加工してから、当該画像データに基づいて記録部107で紙に画像を印刷し、シート処理部109で後処理を行うような複合機を例として挙げる。なお、印刷装置は、不図示のネットワークI/F部や、モデム部を備え、当該ネットワークI/F部やモデム部を介して受信した画像データに基づいて、画像を形成できる。
図2は、図1に示したシート処理部109の構成を説明する断面図である。本例は、印刷装置の筐体内部に設置されている用紙処理装置(シート処理部)の例を示している。
図2において、201は用紙処理装置で、記録部107と接続されている。記録部107からは搬送ローラ204を通して紙が送られてくる。205は両面印刷時に紙を反転させるための搬送ローラであり、反転時にはここを通って記録部107に再度入って裏面の印刷を行う。その場合も搬送ローラ204を通って用紙処理装置201に出力紙が送られる。
用紙処理装置では出力紙を揃えたり、移動したりする機能があるが、ここではステイプル綴じ機能について注目する。202は針使用のステイプル止めを行う装置である。ステイプル針のような金属針を使用して紙を綴じる機能を持つステイプル綴じ部である。
203は針を使用しないで紙を綴じる針不使用のステイプル綴じ機能を提供するステイプル綴じ部である。針不使用のステイプル綴じの方法としては前記のとおり多数あるが、ここでは紙を押しつけてかしめとって綴じ合わせる方式の物を搭載している例とする。
このように用紙処理装置201に針使用ステイプル部202と針不使用ステイプル部203が併設されているような用紙処理装置を例として挙げる。
ただし、針不使用ステイプル部のみの構成であっても、本明細書中に記載した課題は発生するため、針不使用ステイプル部だけの構成であっても構わない。
図3は、本実施形態を示す用紙処理装置の綴じ処理を説明する断面図である。本例は、針不使用ステイプルの一例として、紙を押しつけてかしめとって綴じ合わせる方式の仕組みの例を示した例である。
針不使用ステイプルは、従来の針仕様ステイプルと同じく、ユーザによって指定された箇所に綴じ合わせを行う処理である。
図3において、300の例では原稿の左上に綴じ合わせを行う例を示している。この綴じ合わせ部をどのように圧着させるかを以下に示す。
310は、綴じ合わせる前の状態を示しており、出力原稿313を横から見ていることを示している。ここでは、例えば3枚の出力原稿を綴じ合わせようとしている。圧着部では、波型をした特殊な刃311、312が出力原稿313を挟み込むように準備されている。320は、特殊な刃311、312により、出力原稿313を実際に圧着した状態を示している。特殊な刃321、322が出力原稿323を挟み込んで圧着する。ここで、刃により紙どうしを圧着することで綴じ合わせることができる。
このような方式により金属針を使用しないでステイプル綴じを行うことを可能としている。
しかし、このような針不使用ステイプル綴じの方式では、綴じ部にトナーが乗っている場合に圧着力が低下してしまうという問題がある。
図4は、本実施形態を示す用紙処理装置の綴じ処理を説明する断面図である。本例は、針不使用ステイプルの一例として、紙を押しつけてかしめとって綴じ合わせる方式の仕組みの例を示した例である。
図4において、410は同様に綴じ合わせる前の状態を示しており、出力原稿413を横から見ていることを示している。ここでは、図3に示した例と同じく3枚の出力原稿を綴じ合わせようとしている。圧着部では、特殊な刃411、412が、出力紙を挟み込むように準備されている。この3枚の出力原稿の中に、通り内側にトナー414が乗っている場合を考える。
この状態で実際に圧着した状態を圧着状態420に示す。特殊な刃421、422が出力原稿423を挟み込んで圧着するが、圧着部にトナー424が紛れ込んだ状態で圧着されることになる。この状態では紙どうしがしっかりと圧着できないため、圧着力が弱くなってしまう。
そこで、本実施形態では、上記ステイプル針を使用しない綴じ処理においても、綴じ合わせる力が弱くなるような事態の発生を抑制する例を以下説明する。
図5、図6、図7は、本実施形態を示す印刷装置における綴じ処理を説明する図である。以下、前述のような圧着力低下を回避する方法を説明する。
図5において、ステイプル箇所に画像が載っている絵501を印刷し、ステイプル綴じする場合に、ステイプル箇所502に画像が載らないように印刷画像を加工して、前述のような圧着力低下を回避する。
片面印刷の場合は、図6に示すように、ステイプル綴じ処理する箇所を毎ページ画像が載らないように印刷画像を加工する。この例では、原稿の左上を綴じている例であり、各ページの左上に画像が載らないように加工している。
また、両面印刷の場合は、図7に示すように、各表面と各裏面に画像処理を行う。同様に左上にステイプル綴じする例を挙げている。この場合は、各ページの表面は左上に画像が載らないように加工し、各ページの裏面は綴じ位置に対応するように右上に画像が載らないように印刷画像を加工する。
このように印刷画像を加工することによりステイプル綴じ位置にトナーが載らないようにすることで圧着力の低下を回避できる。
上記の方法による圧着力低下の回避方法では、画像を加工するため仕上がりの出力原稿をユーザが見た場合に、ステイプル綴じ位置に画像が載らないようになっているため違和感がある。そのためこれを回避する方法についても考案する。
図8は、本実施形態を示す印刷装置の綴じ処理を説明する断面図である。本例は、針不使用ステイプル時に表面と、裏面にトナーが乗っている場合の綴じ状態について示したものである。本図は、図4の例とは異なり、紙と紙の間にトナーが乗っている場合では無く、一番表の面の上にトナー814が乗っていたり、一番裏の面の上にトナーが乗っていたりする状態の例を示している。
この場合、上記同様に刃811、812圧着すると、紙と紙の間にはトナーが乗っていないため、トナー841は綴じ部の上下には付着するが圧着部に紛れ込まなくなり、圧着力が低下することは無くなる。
また、綴じ部の表面と裏面に関してはユーザの目に触れる部分となるため、ここにトナーが乗らないように画像を加工すると加工部が見えてしまうため違和感が発生するが、綴じ部の中に相当する面はユーザには直接目に触れないため加工しても違和感が少ない。具体的には図9のように画像処理を行う。
図9は、本実施形態を示す印刷装置の綴じ処理を説明する図である。本例では、両面印刷時の左上ステイプル綴じの例を説明しているが、1枚目の表面は圧着に関係せず、かつユーザの目に触れる箇所であるので、1枚目のシートの表面901に対しては、画像の加工は行わない。
一方、1枚目の裏面902から最終シートの表面907までは圧着部分になり、かつユーザの目に直接は触れない箇所なので、画像処理を行いトナーが乗らないように制御する。そして、最終シートの裏面908は圧着に関係せず、かつユーザの目に触れる箇所であるので画像の加工は行わない。
このように画像の加工を行う箇所を切り替え制御する構成により、ユーザに見えやすい箇所の画像が欠けることを抑えつつ、圧着力の低下が無いステイプル綴じ原稿を提供することができるようになる。
次にステイプル綴じ位置に画像が載らないように加工する、加工の方法についても複数の方法を提案する。
図10は、本実施形態を示す印刷装置のステイプルのための画像加工例を説明する図である。本実施形態では、CPU101が綴じ手段が綴じ処理する位置に印刷すべき画像データの一部を白画像とするようにマスク加工する例を第1の加工例として説明する。さらに、CPU101が綴じ手段が綴じ処理する位置に印刷すべき画像データの一部を白画像とするように三角形状でマスク加工する例を第2の加工例として説明する。さらに、CPU101が綴じ手段が綴じ処理する位置に印刷すべき画像データが印刷されないように当該画像データの印刷位置を加工する例を第3の加工例として説明する。
図10において、画像非加工例1001は、ステイプル綴じする位置に画像が載っている場合の例を示している。この状態ではステイプル綴じ位置にトナーが乗ってしまうため綴じ合わせる力が弱くなってしまう。これを回避するためにステイプル綴じ位置に画像が載らないように加工する。
画像加工例1002は、ステイプル綴じ位置を矩形に白くマスク処理する方法である。矩形の画像白マスクはハードウエア制御によっても容易に行えることから、印刷速度を低下させること無く、綴じ合わせ部にトナーを乗せないように制御できる。また、画像加工例1003はステイプル綴じの箇所を三角形に白くマスク処理する方法である。前述の矩形の白マスクはユーザに見える箇所を大きくマスクしてしまうためマスク箇所が見えてしまう可能性があるが、三角形にマスクすることでユーザの目に見えにくいきれいな仕上がりにすることが可能となる。
画像加工例1004はステイプル綴じの箇所を余白とするように画像の印字位置をシフト処理する方法である。この図の例では、ステイプル綴じ位置が左上であるので、左上を余白とするように画像全体を右下にシフトしている例を示している。
この場合、画像の右部と下部が切れてしまうため、画像加工例1005のようにステイプル綴じの箇所を余白とするように画像データを縮小し、シフト処理して画像形成する方法についても提案する。このように針無しステイプルする個所を余白とするように画像全体を動かすことで、ユーザにとって違和感のない仕上がりを提供することが可能となる
このように針無しステイプルの綴じ位置にトナーが乗らないように画像処理することで、綴じ合わせる力が弱くなることを回避できる。また、トナーが乗らないようにする方法として画像マスクやシフト処理など様々な方法を組み合わせることにより、ユーザにとって違和感のない仕上がりの出力物を提供できる。
図11は、本実施形態を示す印刷装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、針無しステイプル実行時に、ステイプル綴じ位置に画像を載せないように制御する例である。なお、各ステップは、CPU101がROM102から制御プログラムを実行することで実現する。以下、本実施形態では、CPU101が綴じ処理するシートの表面と、綴じ処理するシートの裏面に印刷すべき画像データは加工しないように綴じ処理を制御する処理を説明する。
まず、ユーザによってステイプル綴じを行う設定のなされた印刷処理が指示され、ステイプル印刷処理が開始される。指示されると、CPU101はSRAM103より画像データを読みだす(S1101)。次に、この読み出した画像データを画像処理部108に送り、画像処理部108は画像データをデコードし印刷画像を作成する(S1102)。ここで、ステイプル綴じの方法について確認する(S1103)。ステイプル綴じの方式が針ステイプルの場合は、特に印刷画像に加工すること無く画像データを印刷する(S1107)。なぜならば、針ステイプルの場合、針金を使ってステイプルを実行するため、針無しステイプルよりも綴じる力が強い。そのため、針ステイプルの場合、針無しステイプルの場合よりもシートの外側を綴じることができ、その結果、針金と画像が重なるおそれが少ないから印刷画像を加工しないでよいのである。
ステイプル綴じの方式が針無しステイプルであるとCPU101が判断した場合は、次にその印刷画像が出力紙の表面に印刷されるものか、裏面に印刷されるものかの確認を行う(S1104)。ここで、表面に印刷される印刷画像であるとCPU101が判断した場合、ステイプル綴じ位置に画像が載らないように画像処理を行う(S1105)。この画像処理の方法は図10で示されたいずれかの方法となる。
一方、裏面に印刷される印刷画像であるとCPU101が判断した場合、ステイプル綴じ位置の逆の位置に画像が載らないように画像処理を行う(S1106)。例えば、図7の表面701に示すように、針無しステイプルをシートの「左上」に行うよう指定されている場合、CPU101は、シートの裏面702の「右上」に画像が載らないように画像処理を行う。図7の表面701と裏面702は、画像がポートレート(縦長)で、綴じ代が「左」に設定されている場合の例である。しかしながら、本発明は、これに限られず、画像がポートレートで、綴じ代が「上」の場合、CPU101は、シートの裏面702の「左下」に画像が載らないように画像処理を行う。また、画像がランドスケープ(横長)で、綴じ代が「左」に設定されている場合、CPU101は、シートの裏面の「右上」に画像が載らないように画像処理を行う。一方、画像がランドスケープで、綴じ代が「上」に設定されている場合、CPU101は、シートの裏面の「左下」に画像が載らないように画像処理を行う。この画像処理の方法は図10で示されたいずれかの方法となる。このようにステイプル綴じ位置に画像が載らないように加工された状態で画像データを記録部107で印刷する(S1107)。
そして、CPU101は、このページが最終ページであるかどうかの判定を行い(S1108)、最終ページでないとCPU101が判断した場合は次ページの印刷画像をメモリよりロードして同様に処理する(S1101)。
一方、S1108で、最終ページであるとCPU101が判断した場合は、全ページ印刷後に指定された位置をシート処理部109でステイプル綴じして(S1109、本処理を終了する。これでステイプル綴じ印刷が終了となる。
図12は、別の実施形態を示す印刷装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、針無しステイプル実行時に、1ページ目の表面と最終ページの裏面以外のステイプル綴じ位置に画像を載せないように制御する例である。なお、各ステップは、CPU101がROM102から制御プログラムを実行することで実現する。以下、本実施形態では、CPU101が綴じ処理する最初のシートの表面と、綴じ処理する最後のシートの裏面に印刷すべき画像データは加工しないように綴じ処理を制御する処理を説明する。
ユーザによってステイプル綴じを行う設定のなされた印刷処理が指示され、ステイプル印刷処理が開始される。指示されると、CPU101はSRAM103より画像データを読みだす(S1201)。次に、この読み出した画像データを画像処理部108に送り、画像処理部108は画像データをデコードし印刷画像を作成する(S1202)。
ここで、CPU101は、ステイプル綴じの方法が針有りか針無しかについて判断する(S1203)。ステイプル綴じの方式が針ステイプルであるとCPU101が判断した場合は、特に印刷画像に加工すること無く画像データを印刷する(S1211)。
一方、ステイプル綴じの方式が針無しステイプルであるとCPU101が判断した場合は、次にその印刷画像が出力紙の表面に印刷されるものか、裏面に印刷されるものかについて判断する(S1204)。ここで、表面に印刷される印刷画像であるとCPU101が判断した場合、このページが1ページ目かどうかの判定を行う(S1205)。
ここで、1ページ目ではないとCPU101が判断した場合、ステイプル綴じ位置に画像が載らないように画像処理を行う(S1207)。この画像処理の方法は図10で示されたいずれかの方法となる。
一方、1ページ目であるとCPU101が判断した場合、このページにはステイプル綴じ位置に関する画像処理は行わない(S1208)。
S1204で、裏面に印刷される印刷画像であるとCPU101が判断した場合は、さらに、CPU101は、このページが最終ページかどうかの判定を行う(S1206)。ここで、最終ページではないとCPU101が判断した場合、ステイプル綴じ位置の裏面にあたる位置に画像が載らないように画像処理を行う(S1209)。例えば、図9の表面903に示すように、針無しステイプルをシートの「左上」に行うよう指定されている場合、CPU101は、シートの裏面902の「右上」に画像が載らないように画像処理を行う。図7の表面903と裏面904は、画像がポートレート(縦長)で、綴じ代が「左」に設定されている場合の例である。しかしながら、本発明は、これに限られず、画像がポートレートで、綴じ代が「上」の場合、CPU101は、シートの裏面904の「左下」に画像が載らないように画像処理を行う。また、画像がランドスケープ(横長)で、綴じ代が「左」に設定されている場合、CPU101は、シートの裏面の「右上」に画像が載らないように画像処理を行う。一方、画像がランドスケープで、綴じ代が「上」に設定されている場合、CPU101は、シートの裏面の「左下」に画像が載らないように画像処理を行う。この画像処理の方法は図10で示されたいずれかの方法となる。
一方、S1206で、最終ページであるとCPU101が判断した場合、このページにはステイプル綴じ位置に関する画像処理は行わない(S1210)。このようにステイプル綴じ位置に画像が載らないように適切に判断されて、加工された状態で画像データを記録部107で印刷する(S1211)。
そして、CPU101は、印刷したページが最終ページであるかどうかの判定を行い(S1212)、最終ページでないとCPU101が判断した場合は、次ページの印刷画像をメモリよりロードして同様に処理する(S1201)。
一方、S1212で、印刷したページが最終ページであるとCPU101が判断した場合は、全ページ印刷後に指定された位置をシート処理部109でステイプル綴じして(S1213)、本処理を終了する。これでステイプル綴じ印刷が終了となる。
本発明の各工程は、ネットワーク又は各種記憶媒体を介して取得したソフトウエア(プログラムをパソコン(コンピュータ等の処理装置(CPU、プロセッサにて実行することでも実現できる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含むが可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。
101 CPU
102 ROM

Claims (11)

  1. シートに画像を印刷する印刷手段と、
    前記印刷手段によって画像が印刷された複数のシートを、凹凸が形成された第1面と凹凸が形成された第2面によって挟んで圧着して綴じる綴じ手段と、
    印刷対象の画像の一部であって、前記第1面と前記第2面によって圧着される箇所に対応する画像がシートに印刷されないようにするための処理を実行する処理手段と、
    を有することを特徴とする印刷装置。
  2. 前記処理手段は、前記第1面と前記第2面によって圧着される箇所に対応する画像がシートに印刷されないようにするために、前記第1面と前記第2面によって圧着される箇所に対応する領域に係る画像データをマスクすることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記処理手段は、前記第1面と前記第2面によって圧着される箇所に対応する画像が白画像になるように、印刷対象の画像データを処理することを特徴とする請求項1または2に記載の印刷装置。
  4. 前記処理手段は、前記印刷対象の画像のうち、前記第1面と前記第2面によって圧着される箇所を含んだ所定領域に対応する画像がシートに印刷されないようにするための処理を実行することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の印刷装置。
  5. 前記第1面と前記第2面によって圧着される箇所は、シートの角の近傍であり、
    前記処理手段は、前記印刷対象の画像のうちの、前記第1面と前記第2面によって圧着される箇所を含んでいて且つシートの角に対応している三角形の領域の画像がシートに印刷されないようにするための処理を実行することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の印刷装置。
  6. 前記第1面と前記第2面によって圧着される箇所は、シートの角の近傍であり、
    前記第1面と前記第2面によって圧着される箇所は、長手方向が、シートの前記角を形成するシートの2辺に交わるように、前記シートの2辺に対して傾いていて、
    前記処理手段は、前記印刷対象の画像のうちの、前記第1面と前記第2面によって圧着される箇所を含んでいる三角形の領域の画像がシートに印刷されないようにするための処理を実行し、
    前記三角形の領域は、前記三角形の2辺は前記シートの2辺に沿っていて、且つ、前記三角形の他の辺は前記圧着される箇所の長手方向に沿っていることを特徴とする請求項4項に記載の印刷装置。
  7. 前記所定領域は、矩形形状であることを特徴とする請求項4項に記載の印刷装置。
  8. 前記処理手段は、
    印刷対象の画像データに対して、該印刷対象の画像データに係る画像のうち、前記第1面と前記第2面によって圧着される箇所に対応する画像が印刷されないようにするための前記処理を実行し、
    前記印刷対象の画像データのうち、前記第1面と前記第2面によって圧着される箇所に対応する画像に係る画像データ以外に対しては、画像がシートに印刷されないようにする前記処理を実行しないことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の印刷装置。
  9. 前記処理手段は、綴じられる複数のシートの1枚目のシートの表面および最終のシートの裏面の画像に関しては、シートに印刷されないようにする前記処理を実行しないことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の印刷装置。
  10. シートに画像を印刷する印刷手段と、前記印刷手段によって画像が印刷された複数のシートを、凹凸が形成された第1面と凹凸が形成された第2面によって挟んで圧着して綴じる綴じ手段と、を備えた印刷装置を制御する印刷制御方法であって、
    印刷対象の画像の一部であって、前記第1面と前記第2面によって圧着される箇所に対応する画像がシートに印刷されないようにするための処理を実行する処理工程
    を備えることを特徴とする印刷制御方法。
  11. 請求項10に記載の印刷制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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