JP6281424B2 - 通信モジュール - Google Patents

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Description

本発明は、電子機器間の信号伝送や電子機器内部での信号伝送に用いられる通信モジュールに関する。
電子機器間で取り扱われる情報量や電子機器内部において取り扱われる情報量は年々増加している。かかる情報量の増加に伴って、電子機器に実装すべき通信モジュールの数も増加しており、複数の通信モジュールを高密度で実装することが求められている。
ここで、通信モジュール及び該通信モジュールが実装される電子機器には、両者を互いに固定する係止手段が設けられることがある。例えば、電子機器の基板(マザーボード)には、係止孔が形成されたスロットが設けられる。一方、通信モジュールには、電子機器が備えるスロットに形成されている係止孔に係止可能かつ係止解除可能な係止突起と、該係止突起を操作するための操作部と、が設けられる。通信モジュールが電子機器のスロットに挿入されると、通信モジュールの筐体から突出している係止突起がスロットに形成されている係止孔に係止する。一方、係止孔に係止している係止突起は、操作部の操作に伴って筐体の内側に引っ込んで、係止孔に対する係止を解除する。
特開2007−13102号公報
複数の通信モジュールが高密度で実装されると、隣接する通信モジュール間の隙間が狭くなり、それぞれの通信モジュールに設けられている操作部へのアクセスが不可能又は困難になる虞がある。特に、複数の通信モジュールが狭ピッチで並列配置される一方、それぞれの通信モジュールに設けられている操作部の操作方向が通信モジュールの配列方向と平行である場合には、操作部へのアクセスが困難又は不可能になる虞があるばかりでなく、操作部の操作量(ストローク)の確保も困難又は不可能になる虞がある。
本発明の目的は、係止突起及び該係止突起を操作するための操作部を備え、高密度実装された場合であっても操作部へのアクセスが容易な通信モジュールを提供することである。
本発明の通信モジュールは、他の複数の通信モジュールと共に基板に実装される。本発明の通信モジュールは、前記基板に設けられている第1コネクタに挿抜される第2コネクタを備えた筐体と、前記筐体に対する突出長が可変であり、前記基板に設けられている係止部に係止可能かつ係止解除可能な係止突起と、前記係止突起が前記係止部に係止された状態が維持されるように、前記係止突起を前記筐体の外側へ向けて付勢する弾性部材と、前記弾性部材の付勢に抗して前記係止突起を前記筐体の内側へ向けて移動させ、前記係止突起の前記係止部に対する係止を解除させる操作部と、を有する。そして、前記操作部の操作方向は、当該通信モジュール及びこれに隣接する他の通信モジュールの配列方向並びに前記第1コネクタの挿抜方向の双方に対して直交する方向である。
本発明の一態様では、一対の前記係止突起及び一対の前記操作部が設けられる。前記一対の操作部を前記操作方向に沿って互いに近接させると、前記一対の係止突起が前記操作方向に沿って前記筐体の内側へ向けてそれぞれ移動する。
本発明の他の態様では、前記一対の操作部は、前記第2コネクタが設けられている前記筐体の底面と反対側の前記筐体の上面から突出する。また、前記一対の係止突起の一方は、前記筐体の第1側面に形成された開口部を通して前記筐体の内外へ移動し、前記一対の係止突起の他方は、前記第1側面と対向する前記筐体の第2側面に形成された開口部を通して前記筐体の内外へ移動する。
本発明の他の態様では、当該通信モジュールは、前記基板に設けられ、前記第1コネクタを内包するスロットに抜き差しされ、前記係止部は、前記スロットの開口部の周囲に設けられる。
本発明の他の態様では、前記スロットは、前記基板に搭載されたヒートシンクの一部によって形成され、前記ヒートシンクは、前記基板に実装されている通信用半導体チップの上に重ねて搭載され、該通信用半導体チップと熱的に接続される。
本発明の他の態様では、前記操作部の操作方向が、前記係止突起の突出方向に対して平行である。
本発明によれば、係止突起及び該係止突起を操作するための操作部を備え、高密度実装された場合であっても操作部へのアクセスが容易な通信モジュールが実現される。
本発明が適用された通信モジュールが実装される電子機器の一構成例を示す分解斜視図である。 本発明が適用された通信モジュールの一例を示す斜視図である。 図2に示される通信モジュールの拡大断面図である。 図2に示される通信モジュールの部分拡大断面図である。 図2に示される通信モジュールの他の部分拡大断面図である。 本発明が適用された通信モジュールの他の一例を示す拡大断面図である。 本発明が適用された通信モジュールが実装される電子機器の他の構成例を示す斜視図である。
以下、本発明の通信モジュールの実施形態の一例について説明する。本実施形態に係る通信モジュールは、他の複数の通信モジュールと共に不図示の電子機器に実装される。具体的には、本実施形態に係る通信モジュール及び他の通信モジュールは、電子機器が備える基板(マザーボード)上に設けられているスロットに挿入され、該スロットに内包されているコネクタに接続される。そこで、まず初めに、電子機器の構成について説明し、次いで、本実施形態に係る通信モジュールの構成について説明する。尚、本実施形態に係る通信モジュールは、同一の形状及び構造を有する他の複数の通信モジュールと共に電子機器のマザーボードに高密度実装されるが、本明細書に添付の図面では他の通信モジュールの図示は省略されている。
図1に示されるように、電子機器が備えるマザーボード2の略中央には、通信用半導体チップ3が実装されている。また、通信用半導体チップ3の周囲には複数の第1コネクタ(レセプタクルコネクタ4)が配置されている。それぞれのレセプタクルコネクタ4は、マザーボード2に形成されている不図示の配線を介して通信用半導体チップ3と電気的に接続されている。
さらに、マザーボード2に実装されている通信用半導体チップ3の上にヒートシンク5が重ねて搭載されており、通信用半導体チップ3の上面とヒートシンク5の底面とは、不図示の熱伝導シートを介して接触している。すなわち、通信用半導体チップ3とヒートシンク5とは熱的に接続されている。ヒートシンク5の内部にはジグザグに蛇行する冷媒流路6が形成されており、冷媒流路6の一端は、ヒートシンク5の上面に形成されている接続プラグ7に連通し、冷媒流路6の他端は、ヒートシンク5の上面に形成されている他の接続プラグ8に連通している。一方の接続プラグ7には不図示の冷媒供給パイプが接続され、他方の接続プラグ8には不図示の冷媒回収パイプが接続される。電子機器に内蔵されている不図示のポンプによって、冷媒供給パイプ及び接続プラグ7を介してヒートシンク5に冷媒(例えば、水)が供給される。ヒートシンク5に供給された冷媒は、冷媒流路6を通過し、接続プラグ8及び冷媒回収パイプを介してポンプに回収される。すなわち、ヒートシンク5には冷媒が循環される。
ヒートシンク5の対向する二辺は、レセプタクルコネクタ4を避けるように櫛歯状に形成されている。具体的には、ヒートシンク5の一辺には、該一辺に沿って複数のスリット9が形成され、ヒートシンク5の他の一辺には、該一辺に沿って複数のスリット9が形成されている。ヒートシンク5がマザーボード2上の所定位置に搭載されると、それぞれのレセプタクルコネクタ4が所定のスリット9の内側に収まる。すなわち、通信用半導体チップ3はヒートシンク5に覆われるが、レセプタクルコネクタ4はヒートシンク5に覆われない。換言すれば、ヒートシンク5の一部によって、マザーボード2上に、レセプタクルコネクタ4を内包する複数のスロットが形成されている。そこで、以下の説明では、ヒートシンク5に形成されている各スリット9を“スロット9”と呼ぶ場合がある。また、図1においてヒートシンク5の右側に形成されている複数のスロット9を“右側スロット列9a”と総称し、ヒートシンク5の左側に形成されている複数のスロット9を“左側スロット列9b”と総称する場合がある。
ヒートシンク5の上面には、一対のアングル材10a,10b及び他の一対のアングル材11a,11bが配置されている。それぞれのアングル材10a,10b,11a,11bは、ヒートシンク5の上面にネジ止めされている。具体的には、図2に示されるように、右側スロット列9aの両側に一対のアングル材10a,10bがネジ止めされ、左側スロット列9bの両側に他の一対のアングル材11a,11bがネジ止めされている。換言すれば、一対のアングル材10a,10bは、右側スロット列9aに含まれる各スロット9の開口部12を挟んで対向している。また、他の一対のアングル材11a,11bは、左側スロット列9bに含まれる各スロット9の開口部12を挟んで対向している。
それぞれのアングル材10a,10b,11a,11bには、その長手方向に沿って複数の係止孔13が形成されており、それら係止孔13は、スロット9と同ピッチで並んでいる。すなわち、各スロット9の開口部12の周囲(本実施形態では、開口部12の両側)に、係止部としての係止孔13が設けられている。
次に、本実施形態に係る通信モジュールについて詳細に説明する。図2に示されるように、通信モジュール1は、ヒートシンク5の一部によって形成されている各スロット9の開口部12から該スロット9に抜き差しされる。
通信モジュール1は、板金によって形成された略直方体形状の筐体20を有する。通信モジュール1の筐体20は、互いに対向する上面21a及び底面21b、正面22a及び背面22b、第1側面23a及び第2側面23b、を有する。以下の説明では、第1側面23a及び第2側面23bを“側面23”と総称する場合がある。また、上面21aと底面21bの対向方向を“高さ方向”と定義し、第1側面23aと第2側面23bの対向方向を“幅方向”と定義し、正面22aと背面22bの対向方向を“厚み方向”と定義する。かかる定義に従えば、通信モジュール1は、高さ方向及び幅方向の寸法に比べて厚み方向の寸法が小さい薄型のモジュールである。
通信モジュール1の筐体20には、光ファイバケーブル30の端部に装着されている光コネクタ31が接続される光接続部40が設けられている。さらに、筐体20には、レセプタクルコネクタ4(図1)に挿抜される第2コネクタ(プラグコネクタ50)と、筐体20に対する突出長が可変である一対の係止突起61と、一対の操作部62と、が設けられている。
図3に示されるように、プラグコネクタ50は、筐体20の底面21bから突出するエッジコネクタ(カードエッジ)である。一方、光接続部40は、底面21bと反対側の筐体20の上面21aから突出している。また、一方の係止突起61は、筐体20の第1側面23aから突出しており、他方の係止突起61は、第1側面23aと対向する筐体20の第2側面23bから突出している。さらに、一対の操作部62,62は、筐体20の上面21aから突出し、光接続部40を挟んで対向している。尚、図3では省略されているが、筐体20の内部には、光通信機能その他の機能を実現するために必要な各種要素が収容されている。例えば、筐体20の内部には、少なくとも、発光素子と該発光素子を駆動するための駆動素子とが収容されている。
図4に示されるように、それぞれの係止突起61は、筐体20の上面21aと平行な水平部61aと、水平部61aの先端から筐体20の内側へ向けて斜め下方に延びる傾斜部61bと、を含む。一方、それぞれの操作部62は、係止突起61の水平部61aの後端から筐体20の側面23に沿って立ち上がる第1垂直部62aと、第1垂直部62aの端部から筐体20の上面21aと平行に延びる連結部62bと、連結部62bの端部から筐体20の側面23に沿って立ち上がる第2垂直部62cと、第2垂直部62cの端部から筐体20の上面21aと平行に延びる摘み部62dと、を含む。もっとも、係止突起61(水平部61a及び傾斜部61b)及び操作部62(第1垂直部62a,連結部62b,第2垂直部62c及び摘み部62d)は一体成形されている。そこで以下の説明では、係止突起61及び操作部62を“係止部材60”と総称する場合がある。一方、説明の便宜上、図3,図4において紙面右側に図示されている係止部材60を“右側係止部材60a”と呼び、紙面左側に図示されている係止部材60を“左側係止部材60b”と呼んで区別する場合もある。
図4に示されるように、右側係止部材60aの係止突起61は、第1側面23aに形成されている開口部63から筐体20の外側へ突出しており、左側係止部材60bの係止突起61は、第2側面23bに形成されている開口部63から筐体20の外側へ突出している。一方、それぞれの操作部62,62は、筐体20の上面21aに形成されている開口部64から上方へ突出している。
以上のように、本実施形態に係る通信モジュール1は、一対の係止部材60(右側係止部材60a及び左側係止部材60b)を備えており、それぞれの係止部材60は、係止突起61及び操作部62を備える単一の部材である。尚、本実施形態における係止部材60は樹脂材料によって形成されているが、板金その他の材料によって係止部材60を形成することもできる。
図4に示されるように、筐体20の内部には、弾性部材としてのコイルばね65が収容された収容部66が設けられている。収容部66に収容されているコイルばね65の一端は、収容部66の内面に当接し、コイルばね65の他端は操作部62の第1垂直部62aに当接している。すなわち、互いに対向する収容部66の内面と第1垂直部62aの内面との間にコイルばね65が圧縮状態で収容されている。よって、図4に示される右側係止部材60aは、その背後にあるコイルばね65によって常に右方向へ付勢されており、左側係止部材60bは、その背後にあるコイルばね65によって常に左方向へ付勢されている。換言すれば、それぞれの係止部材60は、コイルばね65によって、筐体20の外側へ向けて常に付勢さている。もっとも、それぞれの係止部材60の操作部62(第1垂直部62a)が筐体20の内面に当接するので、右側係止部材60aが図3,図4に示される位置よりも右側へ移動することはなく、また、左側係止部材60bが図3,図4に示される位置よりも左側へ移動することはない。すなわち、図3,図4に示される位置が係止部材60の初期位置である。右側係止部材60a及び左側係止部材60bが初期位置にあるとき、それぞれの係止突起61の筐体側面23に対する突出長が最長となり、右側係止部材60aと左側係止部材60bとの間の間隔が最大となる。
一方、操作部62が操作されると、それぞれの係止部材60は、筐体20の内側へ向けて移動する(筐体20の内側へ引っ込む。)。具体的には、右側係止部材60aの操作部62及び左側係止部材60bの操作部62を人差し指と親指とで摘み、両者を内側へ向けて押圧する。すると、図5に示されるように、右側係止部材60aは、その背後にあるコイルばね65の付勢に抗して左方向へ移動し、左側係止部材60bは、その背後にあるコイルばね65の付勢に抗して右方向へ移動する。換言すれば、右側係止部材60a及び左側係止部材60bのそれぞれが筐体20の内側へ向けて移動し、互いに近接する。かかる係止部材60の移動に伴って、筐体側面23に対する係止突起61の突出長は減少する。それぞれの係止部材60は、操作部62が開口部64の内側内面に当接するまで右方向又は左方向に移動可能である。すなわち、図5に示されるように、右側係止部材60a及び左側係止部材60bの操作部62が開口部64の内側内面にそれぞれ当接すると、それぞれの係止突起61の筐体側面23に対する突出長が最短になり、右側係止部材60aと左側係止部材60bとの間の間隔が最少になる。係止突起61の筐体側面23に対する突出長が最短になると、係止突起61と筐体側面23とは略面一になる。
図2,図3を参照しつつ、通信モジュール1を電子機器に着脱する工程について説明する。まず、通信モジュール1をスロット9に挿入し、レセプタクルコネクタ4に接続する工程について説明する。図示されている通信モジュール1は、図2,図3の紙面上方からスロット9に挿入され、該スロット9の底にあるレセプタクルコネクタ4に接続される。すなわち、図2,図3における紙面上下方向(Y方向)がプラグコネクタ50のレセプタクルコネクタ4に対する挿抜方向である。
通信モジュール1が挿入されたスリット9の隣のスロット9には、他の通信モジュールが挿入される。さらに、他の通信モジュールが挿入されたスロット9の隣のスロット9には、さらに別の通信モジュールが挿入される。すなわち、図示されている通信モジュール1及びこれに隣接する他の通信モジュールの配列方向は、図2,図3における紙面前後方向(Z方向)であり、この方向はスロット9の配列方向と一致し、また、通信モジュール1の厚み方向と一致する。
ここで、上記のようにして通信モジュール1がスロット9に挿入される過程で、右側係止部材60aの係止突起61はアングル材10aの上部に当接し、左側係止部材60bの係止突起61はアングル材10bの上部に当接する。より具体的には、右側係止部材60aの係止突起61の傾斜部61b(図4)がアングル材10aの上部に当接し、左側係止部材60bの係止突起61の傾斜部61b(図4)がアングル材10bの上部に当接する。すると、通信モジュール1のスロット9への挿入が一時的に規制される。
しかし、通信モジュール1がより強く下方へ押し込まれると、それぞれの係止部材60は、その背後にあるコイルばね65の付勢に抗して筐体20の内側へ移動する。換言すれば、それぞれの係止部材60が筐体20の内側へ押し込まれ、係止突起61の筐体側面23に対する突出長が次第に減少する。このとき、それぞれの係止部材60をスムーズに筐体内側へ移動させるべく、アングル材10a,10bの上部は、係止突起61の傾斜部61b(図4)に倣って傾斜している。
係止突起61の筐体側面23に対する突出長の減少に伴って、通信モジュール1はスロット9の奥へ次第に挿入される。その後、通信モジュール1のスロット9への挿入に伴って、係止突起61が係止孔13の位置まで下がると、コイルばね65の付勢を受けている係止突起61が再び筐体20の外側に突出し、係止孔13に進入する。すなわち、図3に示されるように、係止突起61が係止孔13に係止する。係止孔13に係止した係止突起61は、その後もコイルばね65の付勢を受け続けるので、係止突起61が係止孔13に係止された状態が維持され、通信モジュール1をスロット9から引き抜けなくなる。
次に、レセプタクルコネクタ4とプラグコネクタ50との接続を解除し、通信モジュール1をスロット9から引き出す工程について説明する。図3に示される右側係止部材60aの操作部62及び左側係止部材60bの操作部62をそれぞれ筐体20の内側へ向けて操作する。換言すれば、それぞれの操作部62を互いに近接させる。さらに換言すれば、それぞれの操作部62を光接続部40に近接させる。すなわち、すなわち、図2,図3における紙面左右方向(X方向)が本実施形態における操作部62の操作方向であり、この方向は、プラグコネクタ50の挿抜方向(Y方向)及び通信モジュール1の配列方向(Z方向)の双方に対して直交する方向である。また、操作部62の上記操作方向は、筐体20に対する係止突起61の突出方向に対して平行な方向でもある。
上記のような操作部62の操作は、例えば、右側係止部材60aの摘み部62d(図4)と左側係止部材60bの摘み部62d(図4)を人差し指と親指とで摘まんで行う。それぞれの操作部62が上記操作方向に操作されると、それぞれの係止部材60がコイルばね65の付勢に抗して筐体20の内側へ移動する。換言すれば、それぞれの係止部材60が筐体20の内側に引き込まれ、係止突起61の筐体側面23に対する突出長が次第に減少する。
係止突起61の筐体側面23に対する突出長が所定長以下に減少すると、係止突起61が係止孔13から離脱する。すなわち、係止突起61の係止孔13に対する係止が解除される。その後、通信モジュール1を上方へ引っ張ると、プラグコネクタ50がレセプタクルコネクタ4から抜去され、通信モジュール1がスロット9から引き出される。
以上のように、本実施形態に係る通信モジュール1が備える操作部62の操作方向は、当該通信モジュール1及びこれに隣接する他の通信モジュールの配列方向(Z方向)に対して直交している。よって、多数の通信モジュールが狭ピッチで並列配置され、当該通信モジュール1とこれに隣接する他の通信モジュールとの間の隙間が狭くなったとしても、操作部62へのアクセスが困難又は不可能になることはなく、また、操作部62の操作量(ストローク)の確保が困難又は不可能になることもない。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、上記実施形態では、係止部がスロットの外部に設けられていたが、係止部をスロットの内部に設けてもよい。例えば、図6に示されるように、アングル材10a,10bの上下を反転させて、係止孔13をスロット9の内部に配置してもよい。この際、アングル材10a,10bとヒートシンク5との干渉を避けるために、アングル材10a,10bには不図示の切欠きが設けられる。もっとも、各スロット9に独立したアングル材を配置してもよい。
また、図7に示されるように、ヒートシンク5の全ての辺にスロット9が形成され、それぞれのスロット9に通信モジュール1が挿入される実施形態もある。尚、既に説明した構成と同一の構成については、図7中に同一の符号を付し、繰り返しの説明は省略する。また、ヒートシンク5の3辺にスロット9が形成される実施形態もある。また、電子機器が備えるスロットの一部にのみ通信モジュールが挿入され、残りのスロットが空きスロットになる場合もある。もっとも、スロットがヒートシンクとは別の部材によって形成される実施形態もある。さらには、スロットは本発明の必須構成要素ではない。例えば、基板に直にアングル材等を取り付けて係止部を基板上に設けてもよい。すなわち、係止部は、基板に直に設けられていてもよく、基板に取り付けられている何らかの部材(例えば、上記実施形態におけるヒートシンク5)に設けられていてもよい。
係止部は貫通孔である必要なく、係止突起が係止可能かつ係止解除可能な凹部や凸部や溝などであってもよい。また、マザーボードに設けられる第1コネクタがプラグコネクタであり、通信モジュールが備える第2コネクタがレセプタクルコネクタである実施形態もある。
筐体の内部には、発光素子及び駆動素子に替えて受光素子及びアンプ素子が収容される場合もある。また、発光素子及び駆動素子に加えて受光素子及びアンプ素子が収容される場合もある。さらには、本発明は光通信モジュールのみではく、電気通信モジュールにも適用可能であり、電気通信モジュールに適用された場合にも上記と同様の作用効果が得られる。本発明が適用された電気通信モジュールでは、図3等に示される光接続部40に替えて電気接続部が設けられ、この電気接続部に電気通信ケーブルが接続される。また、筐体の内部には、電気通信機能その他の機能を実現するために必要な各種要素が収容される。
1 通信モジュール
2 マザーボード
3 通信用半導体チップ
4 レセプタクルコネクタ
5 ヒートシンク
9 スリット(スロット)
9a 右側スロット列
9b 左側スロット列
10a,10b,11a,11b アングル材
12,63,64 開口部
13 係止孔
20 筐体
21a 上面
21b 底面
22a 正面
22b 背面
23 側面
23a 第1側面
23b 第2側面
30 光ファイバケーブル
31 光コネクタ
40 光接続部
50 プラグコネクタ
60 係止部材
60a 右側係止部材
60b 左側係止部材
61 係止突起
62 操作部
65 コイルばね

Claims (6)

  1. 他の複数の通信モジュールと共に基板に実装される通信モジュールであって、
    前記基板に設けられている第1コネクタに挿抜される第2コネクタを備えた筐体と、
    前記筐体に対する突出長が可変であり、前記基板に設けられている係止部に係止可能かつ係止解除可能な係止突起と、
    前記係止突起が前記係止部に係止された状態が維持されるように、前記係止突起を前記筐体の外側へ向けて付勢する弾性部材と、
    前記弾性部材の付勢に抗して前記係止突起を前記筐体の内側へ向けて移動させ、前記係止突起の前記係止部に対する係止を解除させる操作部と、を有し、
    前記通信モジュールは、前記基板に実装されている通信用半導体チップの上に重ねて搭載されたヒートシンクの一部によって形成されると共に、前記基板に設けられた前記第1コネクタを内包するように形成されたスロットに抜き差しされ、
    前記第2コネクタの挿抜方向が、前記基板に対して垂直方向であり、
    前記操作部の操作方向が、当該通信モジュール及びこれに隣接する他の通信モジュールの配列方向並びに前記第コネクタの挿抜方向の双方に対して直交する方向である、
    通信モジュール。
  2. 請求項1に記載の通信モジュールであって、
    一対の前記係止突起及び一対の前記操作部を有し、
    前記一対の操作部を前記操作方向に沿って互いに近接させると、前記一対の係止突起が前記操作方向に沿って前記筐体の内側へ向けてそれぞれ移動する、
    通信モジュール。
  3. 請求項2に記載の通信モジュールであって、
    前記一対の操作部は、前記第2コネクタが設けられている前記筐体の底面と反対側の前記筐体の上面から突出し、
    前記一対の係止突起の一方は、前記筐体の第1側面に形成された開口部を通して前記筐体の内外へ移動し、前記一対の係止突起の他方は、前記第1側面と対向する前記筐体の第2側面に形成された開口部を通して前記筐体の内外へ移動する、
    通信モジュール。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の通信モジュールであって、
    記係止部は、前記スロットの開口部の周囲に設けられている、
    通信モジュール。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の通信モジュールであって、
    記ヒートシンクは、前記通信用半導体チップと熱的に接続されている、
    通信モジュール。
  6. 他の複数の通信モジュールと共に基板に実装される通信モジュールであって、
    前記基板に設けられている第1コネクタに挿抜される第2コネクタを備えた筐体と、
    前記筐体に対する突出長が可変であり、前記基板に設けられている係止部に係止可能かつ係止解除可能な係止突起と、
    前記係止突起が前記係止部に係止された状態が維持されるように、前記係止突起を前記筐体の外側へ向けて付勢する弾性部材と、
    前記弾性部材の付勢に抗して前記係止突起を前記筐体の内側へ向けて移動させ、前記係止突起の前記係止部に対する係止を解除させる操作部と、を有し、
    前記通信モジュールは、前記基板に実装されている通信用半導体チップの上に重ねて搭載されたヒートシンクの一部によって形成されると共に、前記基板に設けられた前記第1コネクタを内包するように形成されたスロットに抜き差しされ、
    前記第2コネクタの挿抜方向が、前記基板に対して垂直方向であり、
    前記操作部の操作方向が、前記係止突起の突出方向に対して平行である、
    通信モジュール。
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