JP2014116061A - データ記憶装置アセンブリ - Google Patents

Abstract

【課題】本発明は、大容量のデータ記憶容量を有するデータ記憶装置アセンブリを提供する。
【解決手段】本発明に係るデータ記憶装置アセンブリは、筐体、データ記憶装置が取り付けられる２つのハードディスクケース及び取付部材を備える。筐体は２つの側壁及び２つの側壁の間に連接される仕切り板を備え、仕切り板の両端にはコネクタがそれぞれ設置され、各側壁のコネクタに近い内表面には第一係止溝及び第二係止溝がそれぞれ設けられ、各ハードディスクケースは第一端板、第二端板及び２つの側板を備え、側板の外表面にはピンが形成され、２つのハードディスクケースは仕切り板に設置され、且つその第一端板は互いに対向して位置し、各ハードディスクケース内のデータ記憶装置は対応するコネクタに接続され、２つのハードディスクケースのピンは第一係止溝及び第二係止溝にそれぞれ係合され、取付部材は２つのハードディスクケースの第一端板の間に当接される。
【選択図】図１

Description

本発明は、データ記憶装置アセンブリに関するものである。

サーバ等の電子装置は、複数のハードディスク（ＨＤＤ）を備える。ＩＴ産業の急速な発展に伴い、サーバ等の電子装置は、より多くのデータ記憶容量を必要とする。しかし、従来のハードディスク（ＨＤＤ）では、その需要を満たすことができない。

前記課題を解決するために、本発明は、大容量のデータ記憶容量を有するデータ記憶装置アセンブリを提供する。

本発明に係るデータ記憶装置アセンブリは、筐体と、データ記憶装置が取り付けられる２つのハードディスクケースと、取付部材と、を備える。前記筐体は、２つの側壁及び２つの側壁の間に垂直に連接される仕切り板を備え、前記仕切り板の両端には、第一コネクタ及び第二コネクタがそれぞれ設置され、各側壁の前記第一コネクタ及び第二コネクタに近い内表面には、二対の第一係止溝及び二対の第二係止溝がそれぞれ設けられ、各ハードディスクケースは、第一端板と、第二端板と、該第一端板と第二端板との間に連接される２つの側板と、を備え、各側板の外表面には、外部へ延伸する２つのピンが形成され、前記第二端板には、データ記憶装置のソケットを露出させるための貫通孔が設けられ、２つのハードディスクケースは、前記仕切り板に設置され、且つ２つのハードディスクケースの前記第一端板は、互いに対向して位置し、各ハードディスクケース内のデータ記憶装置は、対応するコネクタに接続され、２つのハードディスクケースのピンは、第一係止溝及び第二係止溝にそれぞれ係合され、取付部材は、２つのハードディスクケースの第一端板の間に当接される。

本発明に係るデータ記憶装置アセンブリは、筐体と、データ記憶装置が取り付けられる４つのハードディスクケースと、２つの取付部材と、を備える。筐体は、２つの側壁と、２つの側壁の中央部に垂直に連接される仕切り板と、を備え、前記仕切り板は、端壁及び２つの側壁によって囲まれた空間を上部収容空間及び下部収容空間に分割し、前記仕切り板の上表面及び下表面の両端には、第一コネクタ及び第二コネクタがそれぞれ設置され、各側壁の前記第一コネクタに近い内表面には、前記仕切り板の上下に位置する二対の第一係止溝がそれぞれ設けられ、各側壁の前記第二コネクタに近い内表面には、前記仕切り板の上下に位置する二対の第二係止溝がそれぞれ設けられ、各ハードディスクケースは、第一端板と、第二端板と、第一端板と第二端板との間に連接される２つの側板と、を備え、各側板の外表面には、外部へ延伸する２つのピンが形成され、前記第二端板には、データ記憶装置のソケットを露出させるための貫通孔が設けられ、前記上部収容空間及び下部収容空間には、各２つのハードディスクケースがそれぞれ取り付けられ、且つハードディスクケースの前記第一端板は、互いに対向して位置し、各ハードディスクケース内のデータ記憶装置は、対応するコネクタに接続され、４つのハードディスクケースのピンは、対応する第一係止溝及び第二係止溝にそれぞれ係合され、２つの取付部材は、上部収容空間の２つのハードディスクケースの第一端板の間及び下部収容空間の２つのハードディスクケースの第一端板の間にそれぞれ当接される。

従来の技術と比べて、本発明に係るデータ記憶装置アセンブリは、４つのデータ記憶装置を緊密に筐体内に共に設置することができる。従って、大容量のデータ記憶容量を供給することができる。

本発明の実施形態に係るデータ記憶装置アセンブリの斜視図である。 図１に示したデータ記憶装置アセンブリの分解図である。 図１に示したデータ記憶装置アセンブリのＩＩＩ部の拡大図である。 図１に示したデータ記憶装置アセンブリの組立過程を示す図である。 図１に示したデータ記憶装置アセンブリの組立過程を示す図である。

以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。

図１及び図２を参照すると、本発明の実施形態に係るデータ記憶装置アセンブリ１００は、１つの筐体１０、２つの取付部材２０、４つのハードディスクケース３０及び４つのデータ記憶装置４０を備える。本実施形態において、データ記憶装置４０は、ハードディスクドライブである。

筐体１０は、１つの端壁１１と、該端壁１１の両端から垂直に設置された２つの側壁１３と、端壁１１及び２つの側壁１３の上下方向中央部に、且つ該端壁１１及び２つの側壁１３に垂直に連接された仕切り板１５と、端壁１１から側壁１３と離れる方向に向かって延伸して設置されたフレーム状のハンドル１７と、を備える。仕切り板１５は、長方形を呈し、且つ端壁１１及び２つの側壁１３の上下方向中央部に設置される。従って、仕切り板１５は、端壁１１及び２つの側壁１３によって囲まれた空間を、上部収容空間１６１及び下部収容空間１６２に分割する。上部収容空間１６１及び下部収容空間１６２は、各２つのハードディスクケース３０をそれぞれ収容する。以下、図２に示す上部収容空間１６１を例として説明する。

仕切り板１５の上表面の前端（端壁１１に近い一端）及び後端（端壁１１から離れる一端）には、コネクタ１５１がそれぞれ設置されている。２つのコネクタ１５１は、仕切り板１５の対角線上に位置する。各側壁１３の端壁１１に近い内表面には、一対のＬ字状を呈する第一係止溝１３１が設けられ、各側壁１３の端壁１１から離れる側の内表面には、一対のＬ字状を呈する第二係止溝１３２が設けられている。各第一係止溝１３１は、垂直に延伸し、且つ側壁１３の頂部を貫通する第一入口部１３１１及び第一入口部１３１１の底端から端壁１１に向かって水平に延伸する第一位置決め部１３１２を備える。各第二係止溝１３２は、垂直に延伸し、且つ側壁１３の頂部を貫通する第二入口部１３２１及び第二入口部１３２１の底端から端壁１１から離れる方向に向かって水平に延伸する第二位置決め部１３２２を備える。

図３を合わせて参照すると、ハンドル１７には、ハンドル１７の端壁１１から離れる側面と端壁１１とを貫通して延伸する貫通スロット１７１が設けられている。１つの側壁１３の端壁１１に近い箇所には、該側壁１３を貫通する係止孔１３７が設けられている。貫通スロット１７１内には、ラッチ１９が収容されている。該ラッチ１９の中央部は、ハンドル１７に回転可能に枢着される。ラッチ１９の一端は、ハンドル１７の外部に露出されて操作部１９１を形成し、ラッチ１９の他端は、湾曲してフック１９３を形成する。フック１９３は、係止孔１３７を介して延伸し、係止孔１３７と係合する。ラッチ１９の操作部１９１に近い箇所とハンドル１７との間には、圧縮バネなどの弾性部材１９５が設置されている。

取付部材２０は、第一端部２１及び幅が第一端部２１より広い第二端部２２を備える。第一端部２１の両側には、取付部材２０の長手方向に対して垂直な方向に、且つ外部に延伸する扁平状の第一タブ２１１がそれぞれ形成されている。第二端部２２には、該第二端部２２の底部から上方に向かって斜めに延伸するＶ字状の弾性片２２１が形成されている。弾性片２２１の両側には、外部へ延伸する第二タブ２２２がそれぞれ形成され、弾性片２２１の先端には、操作片２２３が形成されている。

データ記憶装置４０は、各ハードディスクケース３０内に収容される。各ハードディスクケース３０は、箱状を呈し、上板３１１と、上板３１１の一端から垂直に延伸する第一端板３１と、上板３１１の他端から垂直に延伸する第二端板３２と、上板３１１の両側から垂直に延伸し、且つ第一端板３１と第二端板３２との間に連接される２つの側板３３と、を備える。第一端板３１の上板３１１に近い箇所には、互いに離間し、且つ上板３１１を貫通する２つのスロット３１３が設けられている。各スロット３１３は、上板３１１を貫通する進入部３１３１及び該進入部３１３１に連通し、且つ円形を呈する収容部３１３３を備える。第二端板３２には、データ記憶装置４０のソケット４２を露出させるための貫通孔３２１が設けられている。各側板３３には、外部へ延伸する２つのピン３３１がそれぞれ形成されている。

図４及び図５を参照すると、データ記憶装置アセンブリ１００を組み立てる場合、仕切り板１５の上方に位置する２つのハードディスクケース３０を第一端板３１が互いに対向するように筐体１０の上部収容空間１６１にそれぞれ収容させる。この際、端壁１１に近く設置された一方のハードディスクケース３０の側板３３のピン３３１を、第一係止溝１３１の第一入口部１３１１から第一係止溝１３１の第一位置決め部１３１２内に入れ、次に、ハードディスクケース３０内のデータ記憶装置４０が対応するコネクタ１５１に接続されるまで、端壁１１に向かってハードディスクケース３０を押す。端壁１１から離れて設置された他方のハードディスクケース３０の側板３３のピン３３１を、第二係止溝１３２の第二入口部１３２１から第二係止溝１３２の第二位置決め部１３２２内に入れ、次に、ハードディスクケース３０内のデータ記憶装置４０が対応するコネクタ１５１に接続されるまで、端壁１１から離れる方向に向かってハードディスクケース３０を押す。

続いて、取付部材２０の第一端部２１を２つのハードディスクケース３０の対応するスロット３１３の間に挿入させる。この際、取付部材２０の第一タブ２１１は、垂直方向に沿って進入部３１３１を介して収容部３１３３内に挿入され（図４を参照）、次に、仕切り板１５に向けて取付部材２０を回転させ、弾性片２２１の２つの第二タブ２２２を２つのハードディスクケース３０の別の２つの対向するスロット３１３の進入部３１３１にそれぞれ当接させ、２つの第二タブ２２２が２つのスロット３１３の収容部３１３３にそれぞれ係合されるまで弾性片２２１を変形させる。これにより、取付部材２０の第一端部２１の２つの第一タブ２１１が収容部３１３３内に水平に保持されるので、取付部材２０の第一端部２１が収容部３１３３から離脱するのを防止することができる。また、取付部材２０の第二端部２２が２つのハードディスクケース３０の間に当接されるので、ハードディスクケース３０内のデータ記憶装置がコネクタ１５１から離脱することを防止することができる。

上記と同様の方法を利用して、仕切り板１５の下方に位置する他の２つのハードディスクケース３０を筐体１０の下部収容空間１６２に取り付けることもできる。従って、４つのデータ記憶装置４０を、筐体１０内に共に設置することができる。

データ記憶装置アセンブリ１００をサーバの筐体に取り付ける際、ラッチ１９のフック１９３を、係止孔１３７から延出させてサーバの筐体の側壁に当接させる。これにより、データ記憶装置アセンブリ１００がサーバの筐体から離脱することを防止することができる。また、データ記憶装置アセンブリ１００をサーバの筐体から取り外す際、操作部１９１を回転させて弾性部材１９５を変形させることにより、ラッチ１９のフック１９３をサーバの筐体から離脱させる。次に、ハンドル１７を引っ張ってデータ記憶装置アセンブリ１００をサーバの筐体から引き出す。

本発明のデータ記憶装置アセンブリ１００は、４つのデータ記憶装置４０を緊密に筐体１０内に共に設置することができる。これにより、有限のスペースでデータ記憶装置４０の高密度配置を実現することができ、従って、大容量のデータ記憶容量を供給することができる。

１００ データ記憶装置アセンブリ
１０ 筐体
１１ 端壁
１３ 側壁
１３１ 第一係止溝
１３１１ 第一入口部
１３１２ 第一位置決め部
１３２ 第二係止溝
１３２１ 第二入口部
１３２２ 第二位置決め部
１５ 仕切り板
１５１ コネクタ
１６１ 上部収容空間
１６２ 下部収容空間
１７ ハンドル
１７１ 貫通スロット
１３７ 係止孔
１９ ラッチ
１９１ 操作部
１９３ フック
１９５ 弾性部材
２０ 取付部材
２１ 第一端部
２１１ 第一タブ
２２ 第二端部
２２１ 弾性片
２２２ 第二タブ
２２３ 操作片
３０ ハードディスクケース
３１１ 上板
３１ 第一端板
３２ 第二端板
３３ 側板
３１３ スロット
３１３１ 進入部
３１３３ 収容部
３２１ 貫通孔
３３１ ピン
４０ データ記憶装置
４２ ソケット

Claims (6)

1. ２つの側壁及び２つの該側壁の間に垂直に連接される仕切り板を備え、前記仕切り板の両端には、第一コネクタ及び第二コネクタがそれぞれ設置され、各側壁の前記第一コネクタ及び前記第二コネクタに近い内表面には、二対の第一係止溝及び二対の第二係止溝がそれぞれ設けられている筐体と、
   データ記憶装置が取り付けられ、第一端板と、第二端板と、該第一端板と該第二端板との間に連接される２つの側板と、を備え、各側板の外表面には、外部へ延伸する２つのピンがそれぞれ形成され、前記第二端板には、前記データ記憶装置のソケットを露出させるための貫通孔が設けられている２つのハードディスクケースと、
   取付部材と、を備え、
   ２つの前記ハードディスクケースは、前記仕切り板に設置され、且つ２つの前記ハードディスクケースの前記第一端板は、互いに対向して位置し、各ハードディスクケース内の前記データ記憶装置は、対応するコネクタに接続され、２つの前記ハードディスクケースの前記ピンは、前記第一係止溝及び前記第二係止溝にそれぞれ係合され、前記取付部材は、２つの前記ハードディスクケースの前記第一端板の間に当接されることを特徴とするデータ記憶装置アセンブリ。
2. 前記取付部材は、第一端部及び幅が該第一端部より広い第二端部を備え、前記第一端部の両側には、前記取付部材の長手方向に対して垂直に、且つ外部に延伸する扁平状の第一タブがそれぞれ形成され、前記第二端部には、その底部から上方に向かって斜めに延伸する弾性片が形成され、前記弾性片の両側には、外部へ延伸する第二タブがそれぞれ形成され、
   各ハードディスクケースの前記第一端板には、互いに離間する第一スロット及び第二スロットが設けられ、各第一スロット及び各第二スロットは、進入部及び該進入部に連通する収容部を備え、前記取付部材の前記第一端部を２つの前記ハードディスクケースの対応する第一スロットの間に挿入させる際、前記取付部材の前記第一タブは、垂直方向に沿って前記進入部を介して前記収容部内に挿入され、次に、前記仕切り板に向けて前記取付部材を回転させ、前記弾性片の２つの前記第二タブを２つの前記ハードディスクケースの２つの対向する前記第二スロットの前記進入部に当接させ、２つの前記第二タブが２つの前記第二スロットの前記収容部にそれぞれ係止されるまで前記弾性片を変形させ、この際、前記取付部材の前記第一端部の２つの前記第一タブは、前記第一スロットの前記収容部内に水平に保持され、前記取付部材の前記第二端部は、２つの前記ハードディスクケースの前記第一端板の間に当接されることを特徴とする請求項１に記載のデータ記憶装置アセンブリ。
3. 前記第一係止溝及び前記第二係止溝は、Ｌ字状を呈し、各第一係止溝は、前記側壁の頂部を貫通する第一入口部と、前記第一入口部の底端から対応するコネクタに向かって水平に延伸する第一位置決め部と、を備え、各第二係止溝は、前記側壁の頂部を貫通する第二入口部と、前記第二入口部の底端から対応するコネクタに向かって水平に延伸する第二位置決め部と、を備えることを特徴とする請求項１または２に記載のデータ記憶装置アセンブリ。
4. 前記２つの側壁の一端には、１つの端壁が設置され、前記端壁の２つの前記側壁から離れる側面には、ハンドルが設置され、前記ハンドルには、該ハンドルから前記端壁を貫通する貫通スロットが設けられ、前記側壁の前記端壁に近い箇所には、該側壁を貫通する係止孔が設けられ、前記貫通スロット内には、ラッチが収容され、前記ラッチの中央部は、前記ハンドルに回転可能に枢着され、前記ラッチの一端は、前記ハンドルの外に露出されて操作部を形成し、前記ラッチの他端は、湾曲して前記係止孔と係合するフックを形成し、前記ラッチの前記操作部に近い箇所と前記ハンドルとの間には、弾性部材が設置されているため、前記ラッチは、前記ハンドルに対して回転して動くことができることを特徴とする請求項１から３のいずれか１項に記載のデータ記憶装置アセンブリ。
5. 前記仕切り板は、２つの前記側壁の中央部に垂直に連接され、２つのハードディスクケース、前記取付部材、前記第一コネクタ及び前記第二コネクタは、前記仕切り板の一側に設置され、前記仕切り板の他側には、同様の方式によって別の２つのハードディスクケースがさらに設置されることを特徴とする請求項１から４のいずれか１項に記載のデータ記憶装置アセンブリ。
6. ２つの側壁と、２つの該側壁の中央部に垂直に連接される仕切り板と、を備え、前記仕切り板は、端壁及び２つの側壁によって囲まれた空間を上部収容空間及び下部収容空間に分割し、前記仕切り板の上表面及び下表面の両端には、第一コネクタ及び第二コネクタがそれぞれ設置され、各側壁の前記第一コネクタに近い内表面には、前記仕切り板の上下に位置する二対の第一係止溝がそれぞれ設けられ、各側壁の第二コネクタに近い内表面には、前記仕切り板の上下に位置する二対の第二係止溝がそれぞれ設けられている筐体と、
   データ記憶装置が取り付けられ、第一端板と、第二端板と、該第一端板と該第二端板との間に連接される２つの側板と、を備え、各側板の外表面には、外部へ延伸する２つのピンが形成され、前記第二端板には、前記データ記憶装置のソケットを露出させるための貫通孔が設けられている４つのハードディスクケースと、
   ２つの取付部材と、を備え、
   前記上部収容空間及び前記下部収容空間には、各２つのハードディスクケースがそれぞれ取り付けられ、且つ各ハードディスクケースの前記第一端板は、互いに対向して位置し、各ハードディスクケース内の前記データ記憶装置は、対応するコネクタに接続され、４つのハードディスクケースのピンは、対応する第一係止溝及び第二係止溝にそれぞれ係合され、２つの前記取付部材は、前記上部収容空間の２つの前記ハードディスクケースの前記第一端板の間及び前記下部収容空間の２つの前記ハードディスクケースの前記第一端板の間にそれぞれ当接されることを特徴とするデータ記憶装置アセンブリ。

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