JP6281366B2 - スキャン装置、およびスキャンプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置と通信可能なスキャン装置、そのスキャン装置のコンピュータが読み取り可能なスキャンプログラムに関する。
PC(Personal computerの略)等の情報処理装置でスキャンデータを取得しようとした場合、アプリケーションプログラムから、下記特許文献に記載されているように、API(Application Programming Interfaceの略)を使用することによって、スキャン装置のドライバを呼び出し、呼び出したドライバを用いてスキャナへスキャン指令を送信する必要がある。すなわち、ユーザはスキャンドライバのPCへのインストールを事前に行っておく必要がある。
特開2002−7103号公報
本発明は、そのような事情に鑑みてなされたものであり、ドライバを用いることなく情報処理装置がスキャン装置からスキャンデータを取得できるようにすることを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のスキャン装置は、情報処理装置と通信可能な通信部と、制御部と、を備えたスキャン装置であって、前記制御部は、仮想的に設けられている疑似画像ファイルの、前記情報処理装置による読み込みの要求の有無を判断する読み込み判断手段と、前記読み込み判断手段によって前記情報処理装置による前記疑似画像ファイルの読み込みが有ったと判断された場合に、スキャン処理を実行するスキャン実行手段と、前記スキャン実行手段によるスキャン処理により生成されたスキャンデータを、前記疑似画像ファイルに書き込むスキャンデータ書き込み手段と、を有することを特徴とする。
上記課題を解決するために、本発明のスキャン装置は、情報処理装置と通信可能な通信部と、ファイルを記憶する記憶部と、制御部と、を備えたスキャン装置であって、前記制御部は、前記情報処理装置による前記ファイルの読み込みを実行するためのコマンドを、前記通信部を介して、受信したか否かを判断する受信判断部と、前記受信判断部によって前記コマンドを受信したと判断された場合に、スキャン処理を実行するスキャン実行手段と、前記スキャン実行手段によるスキャン処理により生成されたスキャンデータを、前記通信部を介して、前記情報処理装置に送信するスキャンデータ送信手段と、を有することを特徴とする。
本発明のスキャン装置、および、スキャンプログラムでは、疑似画像ファイルへの情報処理装置による読み込みの有無が判断される。若しくは、情報処理装置によるファイルの読み込みを実行するためのコマンドを、スキャン装置が受信したか否かが判断される。そして、疑似画像ファイルへの情報処理装置による読み込みがあった場合、若しくは、ファイルの読み込みを実行するためのコマンドをスキャン装置が受信した場合に、スキャン処理が実行される。そして、スキャン処理により生成されたスキャンデータが、疑似画像ファイルに書き込まれる。若しくは、スキャンデータが情報処理装置に送信される。つまり、情報処理装置は、疑似画像ファイルへの読み込みを実行、若しくは、ファイルの読み込みを実行するためのコマンドを出力するだけで、スキャンデータを取得することが可能となる。これにより、ドライバを用いることなく情報処理装置がスキャン装置からスキャンデータを取得できる。
通信システム1のブロック図である。 スキャナ10の動作フローチャートを示す図である。 スキャナ10の動作フローチャートを示す図である。 スキャナ10の動作フローチャートを示す図である。 スキャナ10の動作フローチャートを示す図である。 スキャナ10の動作フローチャートを示す図である。 スキャナ10の動作フローチャートを示す図である。 スキャナ10の動作フローチャートを示す図である。 第2実施形態のスキャナ10の動作フローチャートを示す図である。 第2実施形態のスキャナ10の動作フローチャートを示す図である。 第2実施形態のスキャナ10の動作フローチャートを示す図である。 第3実施形態のスキャナ10の動作フローチャートを示す図である。 第3実施形態のスキャナ10の動作フローチャートを示す図である。 第4実施形態のスキャナ10の動作フローチャートを示す図である。 第4実施形態のスキャナ10の動作フローチャートを示す図である。
<通信システムの構成>
図1に、本願に係る第1実施形態として例示される通信システム1のブロック図を示す。通信システム1は、スキャナ(本発明のスキャン装置の一例)10、PC(Personal computerの略)(本発明の情報処理装置の一例)30、PC50、ルーター52を備える。
スキャナ10の構成について説明する。スキャナ10は、CPU(Central Processing Unitの略)(本発明の制御部およびコンピュータの一例)12、記憶部14、パネル16、ボタン入力部18、読取部20、ネットワークI/F(本発明の通信部の一例)22、USB用I/F(本発明の通信部の一例)23を主に備えている。これらの構成要素は、入出力ポート24を介して互いに通信可能とされている。
パネル16は、スキャナ10の各種機能を表示する表示面を備える。ボタン入力部18は、スキャナ10の各機能を実行するためのキーであり、タッチパネルとして、パネル16と一体に構成されていてもよい。読取部20は、ADF(Auto Document Feederの略)若しくは、フラットベッドに載置された原稿をスキャンして、画像データを作成する部位である。
ネットワークI/F22は、ルーター52を介して外部装置と通信するものであり、ルーター52を介して、PC30,50に接続される。これにより、スキャナ10は、PC30,50と各種データの送受信を行うことが可能である。なお、ルーター52を介したスキャナ10とPC30,50との通信では、SMB(Server Message Blockの略)プロトコルを用いた通信が行われる。
また、USB用I/F23には、USBケーブル25が接続されており、USB用I/F23は、USBケーブル25を介して、PC30に接続される。これにより、スキャナ10は、PC30と各種データの送受信を行うことが可能である。USB用I/F23は、ストレージクラスのインターフェースおよびベンダークラスのインターフェースを持つ。
CPU12は、記憶部14内のスキャンプログラム(本発明のスキャンプログラムの一例)26に従って処理を実行する。スキャンプログラム26は、スキャン処理を実行するためのプログラムである。以降、スキャンプログラム26など、プログラムを実行するCPU12のことを、単にプログラム名でも記載する場合がある。例えば、「スキャンプログラム26が」という記載は、「スキャンプログラム26を実行するCPU12が」ということを意味する場合がある。
なお、記憶部14は、RAM(Random Access Memoryの略)、ROM(Read Only Memoryの略)、フラッシュメモリー、HDD(ハードディスクの略)、CPU12が備えるバッファなどが組み合わされて構成されている。また、記憶部14は、データ記憶領域(本発明の記憶部の一例)28を備える。データ記憶領域28は、読取部20により作成された画像データ、スキャンプログラム26の実行に必要なデータなどを記憶する領域である。
PC30の構成について説明する。PC30は、CPU32、記憶部34、ディスプレイ36、キーボード38、ネットワークI/F40、USB用I/F42を主に備えている。これらの構成要素は、入出力ポート44を介して互いに通信可能とされている。
ディスプレイ36は、PC30の各種機能を表示する表示面を備える。キーボード38は、PC30の各機能を実行するためのキーを備える。
ネットワークI/F40は、ルーター52を介して外部装置と通信するものであり、ルーター52を介して、スキャナ10に接続される。これにより、PC30は、スキャナ10と各種データの送受信を行うことが可能である。なお、ルーター52を介したスキャナ10とPC30との通信では、SMBプロトコルを用いた通信が行われる。
また、USB用I/F42には、USBケーブル25が接続されており、USB用I/F42は、USBケーブル25を介して、スキャナ10に接続される。これにより、PC30は、スキャナ10と各種データの送受信を行うことが可能である。なお、USBケーブル25を介したスキャナ10とPC30との通信では、USBストレージクラスを用いた通信が行われる。
CPU32は、記憶部34内の画像処理プログラム46に従って処理を実行する。画像処理プログラム46は、画像データを処理するためのプログラムである。以降、画像処理プログラム46など、プログラムを実行するCPU32のことを、単にプログラム名でも記載する場合がある。例えば、「画像処理プログラム46が」という記載は、「画像処理プログラム46を実行するCPU32が」ということを意味する場合がある。
なお、記憶部34は、RAM、ROM、フラッシュメモリー、HDD、CPU32が備えるバッファなどが組み合わされて構成されている。また、記憶部34は、データ記憶領域(本発明の記憶部の一例)48を備える。データ記憶領域48は、スキャナ10から取得した画像データ、画像処理プログラム46の実行に必要なデータなどを記憶する領域である。
また、PC50は、PC30と略同じ構成であるが、ルーター52を介して、スキャナ10と接続されている。
<名前付きパイプを利用したスキャン処理>
PC30の画像処理プログラム46は画像データを読み込み、その画像データを処理するように構成されている。この画像処理プログラム46はスキャナドライバのAPIを呼び出す機能、及びスキャナを直接制御する機能はもたない。このようなプログラムは画像アップローダ等で一般的な構成である。そのような画像処理プログラムに対してスキャン画像を読み込ます構成として、本実施例では「名前付パイプ」(本発明の疑似画像ファイルの一例)を用いている。
この名前付パイプは下記のような特徴を有するファイルである。
(1) 書き込まれたデータは、書き込まれた順に読み出される。
(2) 読み出されたデータは消去される。
(3) 書き込み・ブロッキングモードでオープンを行うと、そのパイプに対して別プロセスから読み込みがあるまで、オープン処理が遅延する。
この名前付パイプは、Unix,Linux(登録商標)にて一般的なものである。
スキャナ10にはスキャンプログラム26がインストールされており、そのスキャンプログラム26を用いて名前付パイプを介して画像処理プログラム46にスキャン画像を提供する。画像処理プログラム46は、SMBプロトコル若しくは、USBストレージクラスを用いて、通常の画像ファイルと同様に名前付パイプをファイルとして読み込むことによりスキャンデータを読み込む。この名前付パイプは、JPGなどの画像データを示す拡張子が付けられている。この拡張子が示す画像フォーマットは、スキャンデータの画像フォーマットと一致する。
ユーザはスキャナ10のボタン入力部18を操作することにより各種設定をおこなうことができる。その設定の一つにバックアップモードがある。これは名前付パイプを利用したスキャンデータをスキャナ10のデータ記憶領域28に記憶するモードである。
スキャン処理の設定値および、バックアップモードの設定が行われると、スキャンプログラム26は、スキャナ10のデータ記憶領域28にディレクトリを作成し、異なるディレクトリの各々に、設定モードで設定されたスキャン処理の設定値を設定する。具体的には、例えば、2つのディレクトリを作成し、第1のディレクトリに、カラースキャンおよび、解像度200×200dpiの設定値を設定し、第2のディレクトリに、モノクロスキャンおよび、解像度400×400dpiの設定値を設定する。複数の設定がある場合は、それぞれに下位ディレクトリを作成して、それぞれに別の設定を割り当てる。
つまりスキャン設定はディレクトリにより階層的に管理される。
次に、作製されたディレクトリ毎に、名前付きパイプが作成される。詳しくは、スキャンプログラム26の実行により、設定されているスキャン処理の設定値が読み込まれ、ディレクトリ毎にスキャン処理の設定値が抽出される。そして、スキャン処理の設定値に応じて、名前付きパイプが、ディレクトリ毎に作成される。なお、設定モードでバックアップモードが設定されている場合には、シリアルナンバーに関する情報が含まれたパイプ名の名前付きパイプが作成され、設定モードでバックアップモードが設定されていない場合には、シリアルナンバーに関する情報が含まれていないパイプ名の名前付きパイプが作成される。名前付きパイプが作成されると、作成された名前付パイプに対しブロッキングモードが指定されオープン処理が行われる。
スキャナ10がPC30にUSB用I/F23を介して接続されると、PC30はスキャナ10にディスクリプタを要求する。スキャナ10はその要求に応答して自らがストレージクラスならびにベンダークラスを持つことを示すディスクリプタ要求に対する応答として送信する。PC30はディスクリプタを受信すると、スキャナ10が内部に記憶装置を有すると認識する。この結果、例えばPC30のOSがWindows(登録商標)であるならば、新たなドライブレター(例えばE:)を作成する。また、スキャナ10がPC30にネットワークI/F22を介して接続された場合は、SMBプロトコルなどのファイル共有プロトコルにより、同様に新たに記憶装置が接続されたと認識される。前記ディレクトリならびに名前付パイプは、このように認識されたあらたな記録装置に記憶されているものとしてPC30に認識される。
名前付きパイプが、PC30の画像処理プログラム46によって読み込まれた場合には、スキャンプログラム26の実行により、その名前付きパイプに対応して設定されているスキャン処理の設定値が取得される。次に、取得された設定値に基づくスキャン処理がスキャンプログラム26により実行され、スキャン処理により作成されたスキャンデータが読み込こまれる。そして、スキャンプログラム26は、その読み取ったスキャンデータを、画像処理プログラム46によって読み込まれた名前付きパイプに書き込む。このため、名前付きパイプに書き込まれたスキャンデータが、PC30の画像処理プログラム46を用いて取得される。つまり、PC30の画像処理プログラム46は通常の画像ファイルの読み込みと同じ操作にてスキャナ10で作成されたスキャンデータを読み込むことができる。これにより、ドライバを用いることなくPC30は、スキャナ10からスキャンデータを取得できる。また、ドライバを必要としないために、PC30のアーキテクチャ(CPUの種類)、プラットフォーム(OSの種類)に依存することなく、スキャンを実行できる。なお、PC30による名前付きパイプへの読み込みは、SMBプロトコルとUSBストレージクラスとの何れを利用してもよい。つまり、PC30は、ルーター52とUSBケーブル25との何れを介して、名前付きパイプを読み込むことが可能である。
そして、名前付きパイプに書き込まれたスキャンデータが、PC30により取得されると、名前付きパイプが使用不能な状態とされる。つまり、名前付きパイプが閉鎖される。そして、名前付きパイプが、データ記憶領域28から削除される。ただし、削除された名前付きパイプは、上述した手法により、再度、作成され、使用可能な状態とされる。また、バックアップモードが設定されている場合には、削除されるパイプに書き込まれたスキャンデータが、削除されるパイプ名と同じ名前で、データ記憶領域28に記憶される。なお、新たに名前付きパイプが作成される際には、シリアル番号はインクリメントされる。これにより、読み込みに使用された名前付きパイプと同じ名前で、スキャンデータが残ることになる。
また、PC50の画像処理プログラム46はスキャナドライバのAPIを呼び出す機能を備えており、画像処理プログラム46の実行により、スキャナ10にスキャン指令を送信することが可能となっている。このため、スキャナ10は、PC50からのスキャン指令を受信した場合に、スキャン処理を実行する。このAPIを呼び出す機能を用いた読み込みは、スキャナ10がPC50にUSBを介して接続されている場合にあっては、前記ベンダークラスのインターフェースを介して行われる。また、スキャナ10では、スキャナ10のボタン入力部18へのユーザ操作に従って、スキャン処理が実行される場合がある。具体的には、スキャナ10のパネル16には、通常、入力待ち画面(図示省略)が表示されており、その入力待ち画面には、スキャン処理実行ボタン(図示省略)が表示されている。そして、このスキャン処理実行ボタンへのユーザ操作により、スキャナ10はスキャン処理を実行する。
このように、スキャナ10では、名前付きパイプを利用したスキャン処理と、PC50からのスキャン指令に従ったスキャン処理と、スキャナ10のボタン操作に従ったスキャン処理を実行することが可能である。これら3種類のスキャン処理のうち、複数の処理が入力される場合があり、このような場合には、先に入力された処理が実行され、後に入力された処理は、待機させられる。
具体的には、例えば、名前付きパイプを利用したスキャン処理、若しくは、PC50からのスキャン指令に従ったスキャン処理が実行されている際に、スキャナ10のパネル16には、入力待ち画面の代わりに、BUSY画面(図示省略)が表示される。BUSY画面には、スキャン処理中であるため、ボタン操作によるスキャン処理を実行できない旨のコメントが表示される。また、BUSY画面には、スキャン処理実行ボタンが表示されない。これにより、スキャナ10のボタン操作に従ったスキャン処理が、待機させられる。
また、例えば、名前付きパイプを利用したスキャン処理、若しくは、スキャナ10のボタン操作に従ったスキャン処理が実行されている際に、PC50からスキャン指令を受信した場合には、スキャナ10は、PC50にBUSYステータスを送信する。これにより、PC50のディスプレイ上にエラーが表示される。このため、PC50のユーザは、他のユーザがスキャナ10を使用していることが解り、スキャン処理を待機する。
また、例えば、PC50からのスキャン指令に従ったスキャン処理、若しくは、スキャナ10のボタン操作に従ったスキャン処理が実行されている際には、データ記憶領域28に記憶されている全ての名前付きパイプのパーミッションを読取禁止にする。これにより、名前付きパイプへの読み込みができなくなり、読み込み処理の際にエラーが表示される。これによりユーザは他のユーザがスキャナ10を使用していることが解り、スキャン処理を待機する。
また、名前付きパイプを利用したスキャン処理と、PC50からのスキャン指令に従ったスキャン処理と、スキャナ10のボタン操作に従ったスキャン処理とのうち、1つの処理が実行されている際に、残りの2つの処理の開始トリガが入力される場合がある。例えば、スキャナ10のボタン操作に従ったスキャン処理が実行されている際に、PC50からのスキャン指令の受信と、名前付きパイプへの読み込みとが行われる場合がある。このような場合には、予め設定された優先ルールに従って、名前付きパイプを利用したスキャン処理、とPC50からのスキャン指令に従ったスキャン指令との一方が、他方に優先して実行させることもできる。
この場合、優先ルールは、任意に設定することが可能である。例えば、名前付きパイプを利用したスキャン処理(名前付きパイプへの読み込みがUSBストレージクラスを利用した場合)を、PC50からのスキャン指令に従ったスキャン処理、名前付きパイプを利用したスキャン処理(名前付きパイプへの読み込みがSMBプロトコルを利用した場合)より優先してもよい。また、スキャナ10のボタン操作に従ったスキャン処理を、名前付きパイプを利用したスキャン処理より優先してもよい。さらに、名前付きパイプを利用したスキャン処理(名前付きパイプへの読み込みがSMBプロトコルを利用した場合)と、PC50からのスキャン指令に従ったスキャン処理とでは、開始トリガの入力の早いほうを優先してもよい。
<スキャンプログラム>
上述した名前付きパイプを利用したスキャン処理と、PC50からのスキャン指令に従ったスキャン処理と、スキャナ10のボタン操作に従ったスキャン処理の各々は、スキャナ10のCPU12においてスキャンプログラム26が実行されることによって行われる。以下に、図2乃至図8を用いて、CPU12でスキャンプログラム26が実行される際のフローを説明する。なお、設定モードでのフローは本発明の本質と離れるのでここでは説明を省略する。
スキャンプログラム26はスキャナ10が立ち上がると直ちに実行される。スキャンプログラム26が実行されると、まず、スキャナ10のデータ記憶領域28に、スキャン設定に対応したディレクトリが作成される(ステップ(以下、「S」と略す)100)。この際、ディレクトリ毎に、設定モードで設定されたスキャン処理の設定値が設定される。例えば印刷設定として解像度300DPI/600DPI、スキャンモードとしてカラー/モノクロがあるならば
…/RESO300dpi/color
…/RESO300dpi/mono
…/RESO600dpi/color
…/RESO600dpi/mono
のような形でディレクトリが作成される。
次に、上記ディレクトリの最下層に対応してパイプ監視プロセスが作成される(S102)。次に、図2に示すように、S100で作成されたデータ記憶領域28の各ディレクトリの全てのパイプ監視プロセスが作成されたか否かが、CPU12によって判断される(S104)。全ての監視プロセスが作成されていない場合(S104のNO)には、S102に戻る。一方、全ての監視プロセスが作成された場合(S104のYES)には、コマンド監視プロセスが作成される(S106)。次に、パネル操作監視プロセスが作成される(S108)、次に、排他監視・パーミッション設定プロセスが作成される(S110)。以上の処理により、作成された複数のパイプ監視プロセス、コマンド監視プロセス、パネル操作監視プロセス、排他監視・パーミッション設定プロセスが並行して動作することになる。
パイプ監視プロセスでは、図3に示すように、ディレクトリ毎に設定されているスキャン処理の設定値が読み取られる(S120)。次に、設定モードにおいて、バックアップモードが設定されているか否かが、CPU12によって判断される(S122)。バックアップモードが設定されていない場合(S122のNO)には、固定のパイプ名の名前付きパイプが、対応するディレクトリに作成される(S124)。たとえば、このパイプ監視プロセスがディレクトリ「/RESO300dpi/color」に対応づけられて作成されたものであるならば、この名前付きパイプは「/RESO300dpi/color」に作成されることになる。一方、バックアップモードが設定されている場合(S122のYES)には、シリアルナンバーに関する情報が含まれたパイプ名の名前付きパイプが該ディレクトリに作成される(S126)。
名前付きパイプが作成されると、パイプオープン処理が実行される(S128)。この処理では、書き込みオンリーのモードでかつブロッキングモードが指定される。ブロッキングモードとは書き込み可能となるまで関連する処理を停止するモードであり、このモードでオープンされた場合に、このオープン処理はその名前付パイプに対して読み込みがあるまでブロッキング(処理停止)状態となる。このオープン処理を終了すると、換言すれば名前付パイプに対して外部(PC30の画像処理プログラム46)から読み込み要求があると、パイプオープン処理が終了し、S130に進む。
次に、排他処理中であるか否かが、CPU12によって判断される(S130)。排他処理とは、スキャン処理の開始トリガが入力された場合、ここでは、名前付きパイプに対して外部から読み込み要求があった場合に、既にスキャン処理が実行されていることを条件として、開始トリガによるスキャン処理が実行されないようにする処理であり、他のステップにおいて、排他処理が開始される。
排他処理中である場合(S130のYES)には、排他処理が終了するまで待機し(S132)、排他処理が終了した後に、S134に進む。一方、排他処理中でない場合(S130のNO)にも、S134に進む。S134において、CPU12は排他処理を開始する(S134)。そして、読み込まれた名前付きパイプを記憶しているディレクトリに設定されているスキャン処理の設定値に応じたスキャン処理が実行される(S136)。次に、スキャン処理により生成されたスキャンデータが、名前付きパイプに書き込まれる(S138)。
続いて、名前付きパイプが読み込まれてから所定の時間を時間、経過したか否かが、CPU12によって判断される(S140)。所定時間経過していない場合(S140のNO)には、全てのスキャン処理が終了したか否かが、CPU12によって判断される(S142)。全てのスキャン処理が終了していない場合(S142のNO)には、S136に戻る。一方、全てのスキャン処理が終了した場合(S142のYES)には、S144に進む。また、S140で所定時間経過している場合(S140のYES)にも、S144に進む。この場合はエラーとして不完全な画像がPC30に読み込まれることになるが、通常その場合は読み込んだアプリケーションにより不正画像としてエラー処理されることになる。
S144において、CPU12は、排他処理を終了する(S144)。そして、スキャン処理に用いられた名前付きパイプが使用不能な状態にされる(S146)。つまり、閉鎖される。次に、閉鎖された名前付きパイプが、ディレクトリから削除される(S148)。続いて、バックアップモードが設定されているか否かが、CPU12によって判断される(S150)。バックアップモードが設定されている場合には(S150のYES)、削除された名前付きパイプのパイプ名と同じ名前で、スキャンデータが記憶される(S152)。そして、シリアル番号がインクリメントされる(S154)。そして、S122に戻る。
コマンド監視プロセスでは、図6に示すように、PC50等の外部装置からスキャン指令等のコマンドが入力されたか否かが、CPU12によって判断される(S160)。コマンドが入力されていない場合(S160のNO)には、S160の処理が繰り返される。一方、コマンドが入力されている場合(S160のYES)には、排他処理中であるか否かが、CPU12によって判断される(S162)。排他処理中である場合(S162のYES)には、BUSYステータスがコマンドの送信元の外部装置に送信される(S164)。そして、S160に戻る。
一方、排他処理中でない場合(S162のNO)には、CPU12は、排他処理を開始する(S166)。そして、コマンドに応じたスキャン処理が実行される(S168)。次に、スキャン処理により生成されたスキャンデータが、コマンドの送信元の外部装置に送信される(S170)。続いて、CPU12は、排他処理を終了する(S172)。そして、S160に戻る。
パネル操作監視プロセスでは、図7に示すように、排他処理中であるか否かが、CPU12によって判断される(S180)。排他処理中である場合(S180のYES)には、BUSY画面がスキャナ10のパネル16に表示される(S182)。そして、S180に戻る。
一方、排他処理中でない場合(S180のNO)には、入力待ち画面がスキャナ10のパネル16に表示される(S184)。次に、入力待ち画面において、スキャン処理実行ボタンが操作されたか否かが、CPU12によって判断される(S186)。スキャン処理実行ボタンが操作された場合(S186のYES)には、CPU12は、排他処理を開始する(S188)。そして、スキャン処理が実行される(S190)。次に、スキャン処理により生成されたスキャンデータが、予め登録された外部装置に送信される(S192)。続いて、CPU12は、排他処理を終了する(S194)。そして、S180に戻る。なお、S186でスキャン処理実行ボタンが操作されていない場合(S186のNO)にも、S180に戻る。
排他監視・パーミッション設定プロセスでは、図8に示すように、排他状況の切替え待ちが実行される(S200)。そして、排他状況が切り替えられた結果、現在、排他処理中であるか否かが、CPU12によって判断される(S202)。現在、排他処理中である場合(S200のYES)には、名前付きパイプのパーミッションが読取禁止にされ(S204)、S200に戻る。なお、このパイプ読み取り禁止処理S204は、その排他処理がS134の処理により発生した場合、換言すればパイプに対する読み取りにより発生した場合は、その対象となる現在読み取りが行われているパイプに対しては読み取り禁止処理の対象外とする。一方、現在、排他処理中でない場合(S200のNO)には、名前付きパイプのパーミッションが読取可能にされ(S206)、S200に戻る。
なお、S128を実行するCPU12は、読み込み判断手段の一例である。S136を実行するCPU12は、スキャン実行手段の一例である。S138を実行するCPU12は、スキャンデータ書き込み手段の一例である。S124、S126を実行するCPU12は、疑似画像ファイル作成手段の一例である。S146を実行するCPU12は、疑似画像ファイル閉鎖手段の一例である。S204を実行するCPU12は、制限手段の一例である。S206を実行するCPU12は、解除手段の一例である。
<第2実施形態>
上記実施形態では、名前付きパイプがスキャナ10のデータ記憶領域28に作成されているが、PC30のデータ記憶領域48に名前付きパイプを作成することが可能である。詳しくは、スキャナ10とPC30との間で、SMBプロトコルの認証が行われる。この認証が成功した場合には、スキャナ10は、PC30のパーミッションを取得し、PC30のパーミッションに基づいて、PC30のデータ記憶領域48に各種データを書き込むことが可能であるか否かを判断する。そして、データ記憶領域48に各種データを書き込むことが可能である場合に、スキャナ10は、PC30のデータ記憶領域48に名前付きパイプを作成する。なお、スキャナ10とPC30との間でのSMBプロトコルの認証が成功しなかった場合、および、データ記憶領域48に各種データを書き込むことが不可能な場合には、スキャナ10のパネル16にエラー画面が表示される。
PC30のデータ記憶領域48に名前付きパイプが作成されると、第1実施形態と同様に、パイプオープン処理が行われる。そして、名前付パイプに対してPC30の画像処理プログラム46から読み込み要求があると、パイプオープン処理が終了し、スキャナ10は、スキャン処理を実行する。スキャン処理により生成されたスキャンデータは、SMBプロトコルを利用して、PC30のデータ記憶領域48に作成されている名前付きパイプに書き込まれる。このように、PC30のデータ記憶領域48に名前付きパイプを作成することでも、第1実施形態と同様の効果を得ることが可能である。
以下に、上述した第2実施形態の処理を実行するべく、CPU12でスキャンプログラム26が実行される際のフローを、図9ないし図11を用いて説明する。なお、下記で説明するフローは、パイプ監視プロセスであり、図2のフロー中のパイプ監視プロセスの代わりに実行される。なお、本パイプ監視プロセスは、バックアップモードが設定されている条件下で行われているものとする。
本パイプ監視プロセスでは、図9に示すように、ディレクトリ毎に設定されているスキャン処理の設定値が読み取られる(S210)。次に、スキャナ10とPC30との間で、SMBプロトコルの認証が行われる(S212)。続いて、SMBプロトコルの認証が成功したか否かかが、CPU12によって判断される(S214)。SMBプロトコルの認証が成功した場合(S214のYES)には、スキャナ10は、PC30のパーミッションを取得する(S216)。
そして、取得したパーミッションに基づいて、PC30のデータ記憶領域48に各種データを書き込むことができるか否かが、CPU12によって判断される(S218)。PC30のデータ記憶領域48に各種データを書き込むことが可能である場合(S218のYES)には、シリアルナンバーに関する情報が含まれたパイプ名の名前付きパイプが、データ記憶領域48のディレクトリに作成される(S220)。
名前付きパイプが作成されると、排他処理中であるか否かが、CPU12によって判断される(S222)。排他処理中である場合(S222のYES)には、排他処理が終了するまで待機し(S224)、排他処理が終了した後に、S226に進む。一方、排他処理中でない場合(S222のNO)にも、S226に進む。S226において、パイプオープン処理が実行される(S226)。そして、S228以降の処理が実行されるが、S228以降の処理は、第1実施形態のパイプ監視プロセスのS136〜S148、S152、S154と同じ処理であることから、説明を省略する。
なお、S214でSMBプロトコルの認証が成功しなかった場合(S214のNO)若しくは、S218でPC30のデータ記憶領域48に各種データを書き込むことが不可能である場合(S218のNO)には、スキャナ10のパネル16にエラー画面が表示され(S246)、S212に戻る。
なお、S226を実行するCPU12は、読み込み判断手段の一例である。S228を実行するCPU12は、スキャン実行手段の一例である。S230を実行するCPU12は、スキャンデータ書き込み手段の一例である。S220を実行するCPU12は、疑似画像ファイル作成手段の一例である。S238を実行するCPU12は、疑似画像ファイル閉鎖手段の一例である。
<第3実施形態>
本実施形態では、ユーザが使用しないと想定される名前付きパイプを、削除することが可能である。例えば、スキャナ10に何らかのエラーが発生し、エラー発生の箇所に応じて特定のスキャン処理ができない場合には、その特定のスキャン処理に関して設定されているディレクトリが検索され、検索されたディレクトリに記憶されている名前付きパイプが削除される。具体的には、ADFが故障し、ADFに載置された原稿のスキャン処理ができない場合には、ADFに載置された原稿のスキャン処理に関して設定されているディレクトリが検索され、その検索されたディレクトリに記憶されている名前付きパイプが削除される。そして、そのディレクトリにエラーメッセージが書き込まれたテキストファイルを作成する。これにより、例えば、ユーザがスキャンを行うためにそのディレクトリにPC30から読み込みを行った場合に、ユーザはそのディレクトリに疑似画像ファイルであるパイプの代わりにテキストファイルを発見することになる。エラーメッセージには、ADFが故障しているため、ADFを用いたスキャン処理ができない旨のコメントが含まれており、PC30のユーザは、ADFを用いたスキャン処理ができないことを認知する。
そして、エラーが解除され、エラー解除に応じて特定のスキャン処理を再開できる場合には、その特定のスキャン処理に関して設定されているディレクトリが検索され、検索されたディレクトリのエラーメッセージが書き込まれたテキストファイルが削除される。そして、そのディレクトリに再度、名前付きパイプが作成される。具体的には、ADFの故障が直った場合には、ADFに載置された原稿のスキャン処理に関して設定されているディレクトリが検索され、その検索されたディレクトリのテキストファイルが削除される。そして、そのディレクトリに、再度、名前付きパイプが作成される。これにより、名前付きパイプを利用したスキャン処理において、ADFに載置された原稿のスキャン処理を行うことが可能となる。
また、エラーが発生した場合だけでなく、名前付きパイプを利用したスキャン処理が実行されている際に、そのスキャン処理の対象となっている名前付きパイプ以外の名前付きパイプも削除される。そして、削除された名前付きパイプが記憶されていたディレクトリにBUSYメッセージが書き込まれたテキストファイルが作成される。BUSYメッセージには、スキャン処理実行中であるため新たなスキャン処理を受け付けできない旨のコメントが含まれており、PC30のユーザは、現在、スキャン処理ができないことを認知する。
そして、そのスキャン処理が終了すると、先に削除された名前付きパイプが、再度、作成される。また、再作成された名前付きパイプを記憶するディレクトリのテキストファイルが削除される。これにより、再度、名前付きパイプを利用したスキャン処理を実行することが可能となる。
以下に、上述した第3実施形態の処理を実行するべく、CPU12でスキャンプログラム26が実行される際のフローを、図12および13を用いて説明する。なお、下記で説明するフローは、スキャナ監視プロセスであり、図2を用いて説明したフローの、例えばS110の後において、作成することが可能である。スキャナ監視プロセスでは、図12に示すように、スキャナ10において、何らかのエラーが発生しているか否かが、CPU12によって判断される(S280)。
エラーが発生している場合(S280のYES)には、そのエラーに関係する設定値が設定されているディレクトリが検索される(S282)。そして、検索されたディレクトリに記憶されている名前付きパイプが削除される(S284)。次に、削除された名前付きパイプを記憶していたディレクトリにエラーメッセージが書き込まれたテキストファイルを作成する(S286)。そして、S280に戻る。
また、S280でエラーが発生していない場合(S280のNO)には、発生していたエラーが解除されたか否かが、CPU12によって判断される(S288)。エラーが解除された場合(S288のYES)には、解除されたエラーに関係する設定値が設定されているディレクトリが検索される(S290)。そして、検索されたディレクトリのテキストファイルが削除される(S292)。次に、検索されたディレクトリに、名前付きパイプが再作成される(S294)。そして、S280に戻る。
S288でエラーが解除されていない場合(S288のNO)には、名前付きパイプを利用したスキャン処理が実行中であるか否かが、CPU12によって判断される(S296)。スキャン処理が実行中である場合(S296のYES)には、実行中のスキャン処理に対応する名前付きパイプ以外の全ての名前付きパイプが削除される(S298)。そして、削除された名前付きパイプのディレクトリのBUSYメッセージが書き込まれたテキストファイルを作成する(S300)。そして、S280に戻る。
S296で名前付きパイプを利用したスキャン処理が実行中でない場合(S296のNO)には、名前付きパイプを利用したスキャン処理が終了したか否かが、CPU12によって判断される(S302)。スキャン処理が終了した場合(S302のYES)には、エラーメッセージが書き込まれていないディレクトリに、名前付きパイプが再作成される(S304)。そして、全てのディレクトリのBUSYメッセージのテキストファイルが削除される(S306)。そして、S280に戻る。
なお、S280を実行するCPU12は、状態取得手段の一例である。S284を実行するCPU12は、疑似画像ファイル削除手段の一例である。上記の実施形態では、スキャンの阻害要因(エラー・ビジー)を同時検出しないものとして説明した。しかし同時検出し得るようにすることも可能である。その場合は、既にエラーメッセージが書き込まれたテキストファイルがある場合は、新たに検出した別の要因のメッセージを追記するようにする。その場合、スキャン阻害要因が解除された場合は、その解除された要因に関連するエラーメッセージのみを削除するようにする。そしてすべてのエラーメッセージが削除された場合に、そのテキストファイルを削除するとともに、そのディレクトリに名前付パイプを再作成する。
<第4実施形態>
上記実施形態では、名前付きパイプ、つまり、仮想的に設けられている疑似画像ファイルを利用したスキャン処理が実行されるが、ファイルシステムに対する処理コマンドを監視し、必要に応じてその処理を変えることにより実現することも可能である。通常USBにて接続されている場合にあってはストレージクラスのコマンドによりファイル処理が行われる。またネットワーク接続にあってはSMBプロトコルに従ったコマンドによりファイル処理が行われる。それらのコマンドを監視して、ファイル読み取り要求があったと判断される場合に、その応答として読み取られた画像のファイルを返す。詳しくは、スキャナ10のデータ記憶領域28に記憶されているディレクトリには、予め空の画像ファイル(以下、「スキャン起動ファイル」と記載する場合がある)が作成されている。このスキャン起動ファイルは、JPGなどの画像データを示す拡張子が付けられている。この拡張子が示す画像フォーマットは、スキャンデータの画像フォーマットと一致する。そして、そのスキャン起動ファイルへの読み込みが行われた場合に、スキャン処理が実行される。なお、スキャン起動ファイルへの読み込みが行われたか否かの判定は、実際に、スキャン起動ファイルが読み込まれたか否か、つまり、スキャン起動ファイルへのアクセスが有ったか否かにより判定されるのではなく、スキャン起動ファイルへの読み込みが行わる際のコマンドに基づいて、行われる。つまり、スキャナ10に入力されるコマンドが監視されており、入力されたコマンドの対象が、スキャン起動ファイルであるか否かが、判定される。そして、コマンドの対象が、スキャン起動ファイルである場合には、コマンドの内容が、ファイルの読み込みであるか否かが判定され、コマンドの内容がファイルの読み込みである場合に、スキャン起動ファイルへの読み込みが行われたと判定される。
スキャン起動ファイルへの読み込みが行われたと判定された場合に、スキャナ10は、スキャン処理を実行する。そして、スキャン処理により生成されたスキャンデータのファイルが、コマンドの送信元の外部装置に読み込み処理の対象となったファイルとして送信される。このように、名前付きパイプではなく、通常のファイルを用いることでも、第1実施形態と同様の効果を得ることが可能である。
以下に、上述した第4実施形態の処理を実行するべく、CPU12でスキャンプログラム26が実行される際のフローを、図14および図15を用いて説明する。なお、下記で説明するフローは、ファイル監視プロセスであり、図2のフローにおいて、パイプ監視プロセスの代わりに作成される。またこのフローは概念を説明するものであり、実際のUSBストレージクラスのコマンドあるいはSMBプロトコルのコマンドとは一致しない。
ファイル監視プロセスでは、図14に示すように、スキャナ10へのファイルに対するSMBプロトコルあるいはUSBストレージクラスのコマンドの入力待ちが行われる(S250)。次に、入力されたコマンドの対象がスキャン起動ファイルであるか否かが、CPU12によって判断される(S252)。コマンドの対象がスキャン起動ファイルである場合(S252のYES)には、コマンドの内容がファイルの読み込みであるか否かが、CPU12によって判断される(S254)。コマンドの内容がファイルの読み込みである場合(S254のYES)には、CPU12は、排他処理を開始する(S256)。
そして、スキャン起動ファイル内にスキャンデータが有るか否かが、CPU12によって判断される(S260)。このファイルは初期値としては空の画像ファイルであるが、すでにこの機能が使われている場合は、前回スキャンされた画像が記憶されている場合がある。スキャン起動ファイル内にスキャンデータが有る場合(S260のYES)には、そのスキャンデータが削除され(S262)、S264に進む。一方、スキャン起動ファイル内にスキャンデータがない場合(S260のYES)には、S262の処理がスキップされ、S264に進む。そして、S264では、スキャン処理が実行される(S264)。
次に、スキャン処理により、スキャンデータが作成され(S266)、作成されたスキャンデータがスキャン起動ファイルとして記憶される。そして、コマンドの送信元の外部装置にファイル読み込み処理の応答として送信される(S268)。そして、CPU12は、排他処理を終了する(S270)。そして、S250に戻る。
また、S252でコマンドの対象がスキャン起動ファイルでない場合(S252のNO)若しくは、S254でコマンドの内容がファイルの読み込みでない場合(S254のNO)には、コマンドに応じた通常の処理が行われる(S258)。そして、S250に戻る。
なお、S252、S254を実行するCPU12は、受信判断手段の一例である。S264を実行するCPU12は、スキャン実行手段の一例である。S268を実行するCPU12は、スキャンデータ送信手段の一例である。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した種々の態様で実施することが可能である。具体的には、例えば、上記実施形態では、PC30での画像処理プログラム46の実行により名前付きパイプに読み込みがあった場合にスキャンデータが取得されているが、文書作成プログラム,印刷処理プログラム等、種々のプログラム実行時の名前付きパイプへの読み込みにより、スキャンデータを取得することが可能である。
また、上記実施形態では、PC50からのスキャン指令に従ったスキャン処理が実行される際に、スキャナ10が、PC50からスキャン指令を受信した場合に排他処理が開始されているが、PC50でスキャナドライバが実行された場合に、PC50が所定の信号をスキャナ10に送信し、スキャナ10は、その所定の信号を受信したら、排他処理を開始することが可能である。つまり、スキャナ10は、PC50でのスキャナドライバの実行により、排他処理を開始することが可能である。
また、上記実施形態では、CPU12によって図2乃至図15に示す処理が実行される例を説明したが、これら処理は、CPU12に限らず、ASICや他の論理集積回路により実行されてもよいし、これら処理が、CPUやASIC、他の論理集積回路が協働することにより実行されてもよい。
10:PC(情報処理装置)
12:CPU(制御部)(コンピュータ)
14:記憶部
20:無線LANI/F(通信部)
32:画像処理プログラム(所定のプログラム)
34:スキャンプログラム
26:マウス(入力部)
60:スキャナ(スキャン装置)
170:読み込み判断手段
172:スキャン指令送信手段
174:スキャンデータ受信手段
176:スキャンデータ書き込み手段
178:疑似画像ファイル作成手段
180:第1疑似画像ファイル削除手段
182:第2疑似画像ファイル削除手段
184:第1記憶制御手段
186:第2記憶制御手段
188:疑似画像ファイル閉鎖手段
190:画面表示手段
192:設定値受信手段
194:エラーデータ書き込み手段

Claims (12)

  1. 情報処理装置と通信可能な通信部と、
    制御部と、
    を備えたスキャン装置であって、
    前記制御部は、
    仮想的に設けられている疑似画像ファイルの、前記情報処理装置による読み込みの要求の有無を判断する読み込み判断手段と、
    前記読み込み判断手段によって前記情報処理装置による前記疑似画像ファイルの読み込みが有ったと判断された場合に、スキャン処理を実行するスキャン実行手段と、
    前記スキャン実行手段によるスキャン処理により生成されたスキャンデータを、前記疑似画像ファイルに書き込むスキャンデータ書き込み手段と、
    前記スキャン処理を実行できない前記疑似画像ファイルを削除する疑似画像ファイル削除手段と、
    を有することを特徴とするスキャン装置。
  2. 前記制御部は、
    前記疑似画像ファイルを作成する疑似画像ファイル作成手段を有することを特徴とする請求項1に記載のスキャン装置。
  3. 前記疑似画像ファイル作成手段は、
    前記スキャン装置によるスキャン処理に関して設けられた複数の設定値のうちの、いずれかの設定値と関連づけて、前記疑似画像ファイルを作成し、
    前記スキャン実行手段は、
    前記読み込み判断手段によって読み込みの要求があったと判断された前記疑似画像ファイルに関連づけられた設定値で、スキャン処理を実行することを特徴とする請求項2に記載のスキャン装置。
  4. 前記制御部は、
    前記スキャン装置の状態を取得する状態取得手段をさらに有し、
    前記疑似画像ファイル削除手段は、
    前記疑似画像ファイル作成手段によって作成された前記疑似画像ファイルのうちの、前記状態取得手段により取得した状態において、スキャン処理を実行できない設定値に関連付けて作成された前記疑似画像ファイルを削除することを特徴とする請求項3に記載のスキャン装置。
  5. 前記疑似画像ファイル削除手段は、
    前記スキャン処理が実行中である場合に、前記情報処理装置による読み込みが有った疑似画像ファイル以外の疑似画像ファイルを削除することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のスキャン装置。
  6. 前記制御部は、
    前記スキャンデータ書き込み手段によって前記疑似画像ファイルにスキャンデータが書き込まれ、当該疑似画像ファイルへの前記情報処理装置による読み込みが終了した後に、当該疑似画像ファイルを閉鎖する疑似画像ファイル閉鎖手段を有することを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載のスキャン装置。
  7. 前記制御部は、
    前記読み込み判断手段によって前記情報処理装置による前記疑似画像ファイルの読み込みの要求が有ったと判断された場合に実行されるスキャン処理以外のスキャン処理実行中に、前記スキャン実行手段によるスキャン処理を制限する制限手段を有することを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載のスキャン装置。
  8. 前記制限手段は、
    前記疑似画像ファイルの読み込みを禁止することで、前記スキャン実行手段によるスキャン処理の開始を制限することを特徴とする請求項7に記載のスキャン装置。
  9. 前記制御部は、
    前記読み込み判断手段によって前記情報処理装置による前記疑似画像ファイルの読み込みの要求が有ったと判断された場合に実行されるスキャン処理以外のスキャン処理が終了した場合に、前記制限手段によるスキャン処理の制限を解除する解除手段を有することを特徴とする請求項7又は8に記載のスキャン装置。
  10. 前記読み込み判断手段は、
    ネットワークを介したファイル共有を実現するためのプロトコル、若しくは、USBストレージクラスを利用した、前記情報処理装置による前記疑似画像ファイルの読み込みの有無を判断することを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載のスキャン装置。
  11. 前記疑似画像ファイルは、名前付きパイプであることを特徴とする請求項1乃至10の何れか1項に記載のスキャン装置。
  12. 情報処理装置と通信可能な通信部を備えたスキャン装置のコンピュータが読み取り可能なスキャンプログラムであって、
    仮想的に設けられている疑似画像ファイルの、前記情報処理装置による読み込みの要求の有無を判断する読み込み判断手段と、
    前記読み込み判断手段によって前記情報処理装置による前記疑似画像ファイルの読み込みが有ったと判断された場合に、スキャン処理を実行するスキャン実行手段と、
    前記スキャン実行手段によるスキャン処理により生成されたスキャンデータを、前記疑似画像ファイルに書き込む スキャンデータ書き込み手段と、
    前記スキャン処理を実行できない前記疑似画像ファイルを削除する疑似画像ファイル削除手段と、
    して前記コンピュータを機能させることを特徴とするスキャンプログラム。
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