JP4941530B2 - 遠隔制御システムおよび遠隔制御方法 - Google Patents

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Description

この発明は遠隔制御システムおよび遠隔制御方法に関し、特に投影面に画像を投影する表示装置を制御する表示制御装置と、外部装置を制御する遠隔操作装置を備えた遠隔制御システム、および該遠隔制御システムで実行される遠隔制御方法に関する。
会議等において、説明用の資料の画像を投影面に映し出し、説明することがなされている。近年は、説明用の資料をパーソナルコンピュータ(PC)に記憶させておき、そのコンピュータに表示装置としてのプロジェクタ等を接続し、コンピュータが出力する資料の画像をプロジェクタに表示させることが多い。
また、プロジェクタの投影面をユーザが指示棒またはレーザポインタで指示した場合に、投影面中で指示された位置をPCが取得することによって、投影面からPCを操作可能にする技術が知られている(例えば、特許文献1〜3)。この場合、投影画面をPCの入力装置として機能させることができ、複数のユーザがPCを操作することができる。
一方、複合機(MFP:Multi Function Peripheral)がローカルエリアネットワーク(LAN)等のネットワークに接続されている場合、PCをLAN等のネットワークに接続し、MFPを遠隔制御するためのドライバプログラムをPCにインストールすれば、PCに記憶されているデータをMFPに処理させる等することができる。
しかしながら、PCにおいては、プロジェクタにデータの画像を投影させる処理を実行するための投影プログラムと、MFPを遠隔操作するためのドライバプログラムとを別々に実行する。このため、複数人が投影面に入力する操作をPCが実行する投影プログラムは認識することができるが、その情報をMFPに通知することができないといった問題がある。また、プロジェクタに投影させている画像のデータをMFPに処理させるのが困難であるといった問題があった。
特開平11−212724号公報 特開2005−197796号公報 特開2001−255998号公報
この発明は上述した問題点を解決するためになされたもので、この発明の目的の1つは、投影面に画像を表示する表示装置をユーザインターフェースとして他の装置を遠隔制御することが可能な遠隔制御システムを提供することである。
この発明の他の目的は、投影面に画像を表示する表示装置をユーザインターフェースとして他の装置を遠隔制御することが可能な遠隔制御方法を提供することである。
上述した目的を達成するために、この発明のある局面によれば、遠隔制御システムは、投影面に画像を表示する表示装置を制御するための表示制御装置と、外部装置を遠隔制御可能な遠隔制御装置と、投影面に対してユーザにより指示された位置に関する情報と位置を指示した指示装置を識別するための情報とを取得するための指示取得装置と、を備えた遠隔制御システムであって、表示制御装置は、操作画面を遠隔制御装置から受信するブラウジング手段と、ブラウジング手段により受信された操作画面を表示装置に投影面に投影させる表示制御手段と、指示取得装置からの情報に基づき、投影された操作画面中でユーザにより指示された位置を検出する位置検出手段と、指示取得装置からの情報に基づき、位置検出手段により検出された位置を指示した指示装置を検出するための装置検出手段と、遠隔制御装置からの要求に応じて、検出された指示装置を識別するための指示装置識別情報を遠隔制御装置に送信する識別情報送信手段と、を備え、ブラウジング手段は、操作画面に含まれ、位置検出手段により検出された操作画面中の位置に対応付けられたコマンドを遠隔制御装置に送信し、遠隔制御装置は、外部装置または自装置を制御するための操作を受け付けるための操作画面であって、制御を特定するためのコマンドを含む操作画面を表示制御装置に送信する操作画面送信手段と、表示制御装置から送信されるコマンドを受信するコマンド受信手段と、コマンド受信手段により受信されたコマンドに従って外部装置または自装置を制御する処理制御手段と、表示制御装置に指示装置の指示装置識別情報の送信を要求する識別情報要求手段と、を備え、操作画面送信手段は、ユーザを認証するための認証情報を受け付けるための操作画面であって、認証コマンドを含む認証画面を表示制御装置に送信する認証画面送信手段を含み、遠隔制御装置は、さらに、コマンド受信手段により受信されたコマンドが認証コマンドの場合、該認証コマンドとともに受信される認証情報に従ってユーザを認証するための認証手段と、認証手段による認証が成功する場合、識別情報要求手段による要求の送信に応じて表示制御装置から受信る指示装置識別情報を、認証されたユーザのユーザ識別情報と関連付ける関連付手段と、コマンド受信手段によりコマンドが受信される場合、識別情報要求手段による要求の送信に応じて表示制御装置から受信る指示装置識別情報と関連付けられたユーザ識別情報のユーザを、操作画面に指示した指示ユーザに決定する指示ユーザ決定手段と、を備える。
この局面に従えば、遠隔制御装置は、外部装置または自装置を制御するための操作を受け付けるための操作画面であって、制御を特定するためのコマンドを含む操作画面を表示制御装置に送信し、表示制御装置により表示装置が制御され、操作画面が表示装置の投影面に投影される。さらに、表示制御装置によって、投影された操作画面中でユーザにより指示された位置が検出され、検出された操作画面中の位置に対応付けられたコマンドが遠隔制御装置に送信される。遠隔制御装置により、表示制御装置から送信されるコマンドが受信されると、受信されたコマンドに従って外部装置または自装置が制御される。このため、ユーザは、表示装置の投影面に投影された操作画面を指示することにより、外部装置または遠隔制御装置を制御することができる。その結果、投影面に画像を表示する表示装置をユーザインターフェースとして他の装置を遠隔制御することが可能な遠隔制御システムを提供することができる。
また、複数のユーザのうちコマンドを指示した指示ユーザが決定されるので、複数のユーザが遠隔操作する場合に操作を入力したユーザを特定することができる。
この発明の他の局面によれば、遠隔制御システムは、投影面に画像を表示する表示装置を制御するための表示制御装置と、外部装置を遠隔制御可能な遠隔制御装置と、投影面に対する指示装置の位置情報と指示装置を識別するための指示装置識別情報とを検出する指示検出装置と、を備えた遠隔制御システムであって、表示制御装置は、操作画面を遠隔制御装置から受信するブラウジング手段と、ブラウジング手段により受信された操作画面を表示装置に投影面に投影させる表示制御手段と、指示検出装置が検出した位置情報を指示検出装置から取得することにより、投影された操作画面中でユーザにより指示された位置を検出する位置検出手段と、指示検出装置が検出した指示装置識別情報を指示検出装置から取得することにより、指示装置を検出する装置検出手段と、遠隔制御装置からの要求に応じて、指示装置識別情報を遠隔制御装置に送信する識別情報送信手段と、を備え、ブラウジング手段は、操作画面に含まれ、位置検出手段により検出された操作画面中の位置に対応付けられたコマンドを遠隔制御装置に送信し、遠隔制御装置は、外部装置または自装置を制御するための操作を受け付けるための操作画面であって、制御を特定するためのコマンドを含む操作画面を表示制御装置に送信する操作画面送信手段と、表示制御装置から送信されるコマンドを受信するコマンド受信手段と、コマンド受信手段により受信されたコマンドに従って外部装置または自装置を制御する処理制御手段と、表示制御装置に指示装置の指示装置識別情報の送信を要求する識別情報要求手段と、を備え、操作画面送信手段は、ユーザを認証するための認証情報を受け付けるための操作画面であって、認証コマンドを含む認証画面を表示制御装置に送信する認証画面送信手段を含み、遠隔制御装置は、さらに、コマンド受信手段により受信されたコマンドが認証コマンドの場合、該認証コマンドとともに受信される認証情報に従ってユーザを認証するための認証手段と、認証手段による認証が成功する場合、識別情報要求手段による要求の送信に応じて表示制御装置から受信する指示装置識別情報を、認証されたユーザのユーザ識別情報と関連付ける関連付手段と、コマンド受信手段によりコマンドが受信される場合、識別情報要求手段による要求の送信に応じて表示制御装置から受信する指示装置識別情報と関連付けられたユーザ識別情報のユーザを、操作画面に指示した指示ユーザに決定する指示ユーザ決定手段と、を備える。
この発明のさらに他の局面によれば、遠隔制御システムは、投影面に画像を表示する表示装置を制御するための表示制御装置と、外部装置を遠隔制御可能な遠隔制御装置と、投影面を撮像する撮像装置と、を備えた遠隔制御システムであって、表示制御装置は、操作画面を遠隔制御装置から受信するブラウジング手段と、ブラウジング手段により受信された操作画面を表示装置に投影面に投影させる表示制御手段と、撮像装置により時間を異ならせて撮像された複数の投影面の画像を比較することにより、投影された操作画面中でユーザにより指示された位置を検出する位置検出手段と、撮像装置により撮像された指示装置により描かれた色を検出することにより、指示装置を検出する装置検出手段と、遠隔制御装置からの要求に応じて、検出された指示装置を識別するための指示装置識別情報を遠隔制御装置に送信する識別情報送信手段と、を備え、ブラウジング手段は、操作画面に含まれ、位置検出手段により検出された操作画面中の位置に対応付けられたコマンドを遠隔制御装置に送信し、遠隔制御装置は、外部装置または自装置を制御するための操作を受け付けるための操作画面であって、制御を特定するためのコマンドを含む操作画面を表示制御装置に送信する操作画面送信手段と、表示制御装置から送信されるコマンドを受信するコマンド受信手段と、コマンド受信手段により受信されたコマンドに従って外部装置または自装置を制御する処理制御手段と、表示制御装置に指示装置の指示装置識別情報の送信を要求する識別情報要求手段と、を備え、操作画面送信手段は、ユーザを認証するための認証情報を受け付けるための操作画面であって、認証コマンドを含む認証画面を表示制御装置に送信する認証画面送信手段を含み、遠隔制御装置は、さらに、コマンド受信手段により受信されたコマンドが認証コマンドの場合、該認証コマンドとともに受信される認証情報に従ってユーザを認証するための認証手段と、認証手段による認証が成功する場合、識別情報要求手段による要求の送信に応じて表示制御装置から受信する指示装置識別情報を、認証されたユーザのユーザ識別情報と関連付ける関連付手段と、コマンド受信手段によりコマンドが受信される場合、識別情報要求手段による要求の送信に応じて表示制御装置から受信する指示装置識別情報と関連付けられたユーザ識別情報のユーザを、操作画面に指示した指示ユーザに決定する指示ユーザ決定手段と、を備える。
好ましくは、遠隔制御装置は、さらに、外部装置または自装置に対して実行可能なコマンドをユーザ毎に予め対応付けた制限テーブルに基づいて、コマンド受信手段により受信されたコマンドを指示ユーザ決定手段により決定された指示ユーザに対して実行可能か否かを判断する実行可否判断手段を備える。
この局面に従えば、予め許可されたユーザによる遠隔操作のみに基づいて、自装置または外部装置を制御することができる。このため、複数のユーザが自装置または外部装置を遠隔操作することができる。
好ましくは、表示制御装置は、表示制御手段により操作画面とは別のデータの画像が表示されている場合に、遠隔制御装置からデータ送信要求を受信することに応じて、別のデータを遠隔制御装置に送信するデータ送信手段をさらに備え、遠隔制御装置は、コマンド受信手段により受信されたコマンドがデータ要求コマンドの場合、表示制御装置にデータ送信要求を送信するデータ送信要求手段と、データ送信要求の送信に応じて表示制御装置から送信されるデータを受信し、該受信されたデータの画像を含む自装置操作画面を生成する自装置操作画面生成手段と、をさらに備え、操作画面送信手段は、生成された自装置操作画面を表示装置に送信する。
この局面に従えば、表示制御装置において表示されている別のデータが、遠隔制御装置に送信されるので、表示制御装置において表示されている別のデータを遠隔制御装置に処理させることができる。
好ましくは、自装置操作画面生成手段により生成される自装置操作画面は、該自装置操作画面に含まれる画像の一部を選択する指示を受け付け、該受け付けられた指示で特定される部分を示す領域情報を送信する処理を表示制御装置に実行させるコマンドを含む。
この局面に従えば、表示制御装置において表示されている別のデータの一部を遠隔制御装置に処理させることができる。
好ましくは、自装置操作画面生成手段により生成される自装置操作画面は、該自装置操作画面に含まれる画像に対する処理を遠隔制御装置に実行させるためのコマンドを含む。
この局面に従えば、ユーザは、遠隔制御装置に実行させる処理を指定することができる
この発明のさらに他の局面によれば、遠隔制御方法は、投影面に画像を表示する表示装置を制御するための表示制御装置と、外部装置を遠隔制御可能な遠隔制御装置と、投影面に対してユーザにより指示された位置に関する情報と位置を指示した指示装置を識別するための情報とを取得するための指示取得装置と、で実行される遠隔制御方法であって、表示制御装置に、操作画面を遠隔制御装置から受信するステップと、受信された操作画面を表示装置に投影面に投影させるステップと、指示取得装置からの情報に基づき、投影された操作画面中でユーザにより指示された位置を検出する位置検出ステップと、指示取得装置からの情報に基づき、位置検出ステップにおいて検出された位置を指示した指示装置を検出する装置検出ステップと、遠隔制御装置からの要求に応じて、検出された指示装置を識別するための指示装置識別情報を遠隔制御装置に送信するステップと、操作画面に含まれ、位置検出ステップにおいて検出された操作画面中の位置に対応付けられたコマンドを遠隔制御装置に送信するステップと、を実行させ、遠隔制御装置に、外部装置または自装置を制御するための操作を受け付けるための操作画面であって、制御を特定するためのコマンドを含む操作画面を表示制御装置に送信する操作画面送信ステップと、表示制御装置から送信されるコマンドを受信するコマンド受信ステップと、コマンドを受信するステップにおいて受信されたコマンドに従って外部装置または自装置を制御するステップと、表示制御装置に指示装置の指示装置識別情報の送信を要求する識別情報要求ステップと、を実行させ、操作画面送信ステップは、ユーザを認証するための認証情報を受け付けるための操作画面であって、認証コマンドを含む認証画面を表示制御装置に送信する認証画面送信ステップを含み、遠隔制御装置に、さらに、コマンド受信ステップにおいて受信されたコマンドが認証コマンドの場合、該認証コマンドとともに受信される認証情報に従ってユーザを認証するための認証ステップと、認証ステップにおいて認証が成功する場合、識別情報要求ステップにおける要求の送信に応じて表示制御装置から受信る指示装置識別情報を、認証されたユーザのユーザ識別情報と関連付ける関連付ステップと、コマンド受信ステップにおいてコマンドが受信される場合、識別情報要求ステップにおける要求の送信に応じて表示制御装置から受信る指示装置識別情報と関連付けられたユーザ識別情報のユーザを、操作画面に指示した指示ユーザに決定する指示ユーザ決定ステップと、を実行させる。
この局面に従えば、投影面に画像を表示する表示装置をユーザインターフェースとして他の装置を遠隔制御することが可能な遠隔制御方法を提供することができる。
この発明のさらに他の局面によれば、遠隔制御方法は、投影面に画像を表示する表示装置を制御するための表示制御装置と、外部装置を遠隔制御可能な遠隔制御装置と、投影面に対する指示装置の位置情報と指示装置を識別するための指示装置識別情報とを検出する指示検出装置と、で実行される遠隔制御方法であって、表示制御装置に、操作画面を遠隔制御装置から受信するステップと、受信された操作画面を表示装置に投影面に投影させる表示制御ステップと、指示検出装置が検出した位置情報を指示検出装置から取得することにより、投影された操作画面中でユーザにより指示された位置を検出する位置検出ステップと、指示検出装置が検出した指示装置識別情報を指示検出装置から取得することにより、指示装置を検出する装置検出ステップと、遠隔制御装置からの要求に応じて、指示装置識別情報を遠隔制御装置に送信するステップと、操作画面に含まれ、位置検出ステップにおいて検出された操作画面中の位置に対応付けられたコマンドを遠隔制御装置に送信するステップと、を実行させ、遠隔制御装置に、外部装置または自装置を制御するための操作を受け付けるための操作画面であって、制御を特定するためのコマンドを含む操作画面を表示制御装置に送信する操作画面送信ステップと、表示制御装置から送信されるコマンドを受信するコマンド受信ステップと、コマンドを受信するステップにおいて受信されたコマンドに従って外部装置または自装置を制御するステップと、表示制御装置に指示装置の指示装置識別情報の送信を要求する識別情報要求ステップと、を実行させ、操作画面送信ステップは、ユーザを認証するための認証情報を受け付けるための操作画面であって、認証コマンドを含む認証画面を表示制御装置に送信する認証画面送信ステップを含み、遠隔制御装置に、さらに、コマンド受信ステップにおいて受信されたコマンドが認証コマンドの場合、該認証コマンドとともに受信される認証情報に従ってユーザを認証するための認証ステップと、認証ステップにおいて認証が成功する場合、識別情報要求ステップにおける要求の送信に応じて表示制御装置から受信する指示装置識別情報を、認証されたユーザのユーザ識別情報と関連付ける関連付ステップと、コマンド受信ステップにおいてコマンドが受信される場合、識別情報要求ステップにおける要求の送信に応じて表示制御装置から受信する指示装置識別情報と関連付けられたユーザ識別情報のユーザを、操作画面に指示した指示ユーザに決定する指示ユーザ決定ステップと、を実行させる。
この発明のさらに他の局面によれば、遠隔制御方法は、投影面に画像を表示する表示装置を制御するための表示制御装置と、外部装置を遠隔制御可能な遠隔制御装置と、投影面を撮像する撮像装置と、で実行される遠隔制御方法であって、表示制御装置に、操作画面を遠隔制御装置から受信するステップと、受信された操作画面を表示装置に投影面に投影させる表示制御ステップと、撮像装置により時間を異ならせて撮像された複数の投影面の画像を比較することにより、投影された操作画面中でユーザにより指示された位置を検出する位置検出ステップと、撮像装置により撮像された指示装置により描かれた色を検出することにより、指示装置を検出する装置検出ステップと、遠隔制御装置からの要求に応じて、検出された指示装置を識別するための指示装置識別情報を遠隔制御装置に送信するステップと、操作画面に含まれ、位置検出ステップにおいて検出された操作画面中の位置に対応付けられたコマンドを遠隔制御装置に送信するステップと、を実行させ、遠隔制御装置に、外部装置または自装置を制御するための操作を受け付けるための操作画面であって、制御を特定するためのコマンドを含む操作画面を表示制御装置に送信する操作画面送信ステップと、表示制御装置から送信されるコマンドを受信するコマンド受信ステップと、コマンドを受信するステップにおいて受信されたコマンドに従って外部装置または自装置を制御するステップと、表示制御装置に指示装置の指示装置識別情報の送信を要求する識別情報要求ステップと、を実行させ、操作画面送信ステップは、ユーザを認証するための認証情報を受け付けるための操作画面であって、認証コマンドを含む認証画面を表示制御装置に送信する認証画面送信ステップを含み、遠隔制御装置に、さらに、コマンド受信ステップにおいて受信されたコマンドが認証コマンドの場合、該認証コマンドとともに受信される認証情報に従ってユーザを認証するための認証ステップと、認証ステップにおいて認証が成功する場合、識別情報要求ステップにおける要求の送信に応じて表示制御装置から受信する指示装置識別情報を、認証されたユーザのユーザ識別情報と関連付ける関連付ステップと、コマンド受信ステップにおいてコマンドが受信される場合、識別情報要求ステップにおける要求の送信に応じて表示制御装置から受信する指示装置識別情報と関連付けられたユーザ識別情報のユーザを、操作画面に指示した指示ユーザに決定する指示ユーザ決定ステップと、を実行させる。
好ましくは、遠隔制御装置に、さらに、外部装置または自装置に対して実行可能なコマンドをユーザ毎に予め対応付けた制限テーブルに基づいて、コマンド受信ステップにおいて受信されたコマンドを指示ユーザ決定ステップにおいて決定された指示ユーザに対して実行可能か否かを判断する実行可否判断ステップを実行させる。
好ましくは、表示制御装置に、表示制御ステップにおいて操作画面とは別のデータの画像が表示されている場合に、遠隔制御装置からデータ送信要求を受信することに応じて、別のデータを遠隔制御装置に送信するデータ送信ステップをさらに実行させ、遠隔制御装置に、コマンド受信ステップにおいて受信されたコマンドがデータ要求コマンドの場合、表示制御装置にデータ送信要求を送信するデータ送信要求ステップと、データ送信要求の送信に応じて表示制御装置から送信されるデータを受信し、該受信されたデータの画像を含む自装置操作画面を生成する自装置操作画面生成ステップと、をさらに実行させ、操作画面送信ステップは、生成された自装置操作画面を表示装置に送信するステップを含む。
好ましくは、自装置操作画面生成ステップにおいて生成される自装置操作画面は、該自装置操作画面に含まれる画像の一部を選択する指示を受け付け、該受け付けられた指示で特定される部分を示す領域情報を送信する処理を表示制御装置に実行させるコマンドを含む。
好ましくは、自装置操作画面生成ステップにおいて生成される自装置操作画面は、該自装置操作画面に含まれる画像に対する処理を遠隔制御装置に実行させるためのコマンドを含む。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。以下の説明では同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
図1は、本発明の実施の形態の1つにおける会議システムの一例を示す図である。図1を参照して、会議システム1は、PC200と、プロジェクタ500および位置検出機能付ホワイトボード400(以下「ホワイトボード400」という)と、MFP100と、プリンタ310と、照明装置320と、音響装置330と、を含む。
PC200は、プロジェクタ500およびホワイトボード400とシリアル通信ケーブルで接続されている。さらに、プロジェクタ500およびホワイトボード400をPC200とシリアル通信ケーブルで接続する例を示すが、パラレル通信ケーブルで接続するようにしてもよいし、プロジェクタ500およびホワイトボード400がLAN2に接続される場合には、LAN2を介して接続するようにしてもよい。なお、ここでは、PC200を、プロジェクタ500およびホワイトボード400とシリアル通信ケーブルで接続するようにしたが、無線通信によって接続するようにしてもよい。
PC200は、一般的なコンピュータであり、プロジェクタ500を制御して、プロジェクタに画像を表示させる表示制御装置として機能する。また、PC200は、ホワイトボード400からユーザが指示装置であるペン411でホワイトボード400の描画面を指示した位置を受信し、描画像を検出する。PC200は、描画像を合成した画像を、プロジェクタ500に投影させる。このため、ユーザがペン411A〜411Eのいずれかでホワイトボード400の描画面に描画すれば、描画面にインク等で実際に描画されないが、描画像がホワイトボード400の描画面に表示される。描画面にインク等で描画される場合に、その描画を消すために描画面をふき取る必要があるが、本実施の形態においては、プロジェクタ500が描画像を投影するので、描画像を投影しなくすることにより描画像を描画面から消すことができる。このため、描画面にインク等で描画される場合に、その描画を消すために必要な描画面をふき取る作業が不用である。
MFP100、PC200、プリンタ310、照明装置320および音響装置330は、ローカルエリアネットワーク(LAN)2に接続されており、互いに通信可能である。LAN2は、有線または無線を問わない。また、LAN2に代えて、インターネット、ワイドエリアネットワーク(WAN)、公衆交換電話網等を用いることも可能である。
プリンタ310、照明装置320および音響装置330は、MFP100により遠隔操作される外部装置である。なお、ここでは、外部装置の一例として、プリンタ310、照明装置320および音響装置330を例に説明するが、他の電子機器であってもよい。MFP100は、外部装置を遠隔操作するためのドライバプログラムがインストールされており、外部装置を遠隔操作するための遠隔操作装置として機能する。
本実施の形態における会議システム1は、外部装置を遠隔制御するための遠隔制御システムとして機能する。会議システム1においては、会議の発表者が発表用の資料の電子データである表示データを、PC200に記憶させる。ここでは、表示データは、複数のページのページデータを含む場合を例に説明する。PC200は、表示データに含まれる複数ページのうちで表示させるためのページのページデータをプロジェクタ500に送信し、プロジェクタ500にページデータの画像を表示させる。PC200からプロジェクタ500に送信されるページデータは、プロジェクタ500が読み取り可能であれば、そのフォーマットは限定されない。PC200は、表示データに含まれる複数ページのページデータを順にプロジェクタ500に送信し、プロジェクタ500は、PC200から受信されるページデータの画像を表示する。
プロジェクタ500は、液晶表示装置、レンズおよび光源を備え、PC200から受信するページデータの画像をホワイトボード400の描画面に投影する。液晶表示装置は画像を表示し、光源から発せられる光は、液晶表示装置を透過し、レンズを介してホワイトボード400に照射される。プロジェクタ500から照射される光が、ホワイトボード400の描画面に照射されると、液晶表示装置に表示された画像を拡大した画像が描画面に映し出される。ここでは、ホワイトボード400の描画面を、プロジェクタ500が画像を投影する投影面としている。
ホワイトボード400は、その描画面がタッチパネルで構成される。ホワイトボード400は、ペン411A〜411Eのいずれかにより描画面が指示されると、ペン411A〜411Eそれぞれと通信し、ペン411A〜411Eのいずれにより指示されたかを判断する。また、ホワイトボード400は、ペン411A〜411Eのいずれかにより指示された描画面における座標を位置情報として取得し、ペン411A〜411Eのうち描画面が指示されたものを識別するための識別情報と位置情報とをPC200に送信する。ここでは、ペン411A〜411Eの識別情報を、ペン411A〜411Eそれぞれに付与されたペンNo.としている。
したがって、ユーザがペン411A〜411Eのいずれかでホワイトボード400の描画面に文字または図形を描くと、ペンNo.と、描かれた文字または図形を構成する線に含まれるすべての座標を含む位置情報とがPC200に送信される。PC200においては、位置情報からユーザにより描かれた文字または図形の描画像を構成することが可能であり、また、ペンNo.からペン411A〜411Eのいずれにより描画されたのかを判別することができる。
PC200は、ホワイトボード400から識別情報と位置情報とが入力されると、描画像を生成し、生成された描画像をページデータの画像と合成した表示用画像をプロジェクタ500に送信する。このため、ユーザがペン411でホワイトボード400の描画面に描いた文字または図形が描画像として描画面に表示される。また、PC200が生成する描画像は、ペンNo.に予め対応付けられた色とすることができる。これにより、ペンで描画される文字または図形の色をユーザごとに異ならせることができる。
また、MFP100は、Webサーバとして機能し、マークアップ言語で記述されたWebページを記憶しており、クライアントからの要求に応じて、Webページをクライアントに送信する。ここでは、PC200にブラウジングプログラムがインストールされており、PC200がクライアントとなる。MFP100が記憶するWebページのURL(Uniform Resource Locator)がPC200に入力されると、PC200は、そのWebページの送信をMFP100に要求し、Webページを受信する。MFP100は、メニュー画面を含むWebページと、自装置を遠隔操作するための操作画面としての自装置操作画面を含むWebページと、外部装置を遠隔操作するための操作画面としての遠隔操作画面を含むWebページと、ユーザの認証情報を受け付けるための認証画面を含むWebページと、を予め記憶しており、PC200からの要求に応じて該当するWebページを送信する。
PC200は、さらに、MFP100からWebページを受信する場合、Webページの画像を含む表示用画像を生成し、プロジェクタ500に表示させる。具体的には、PC200は、Webページの画像を含むウィンドウを生成し、ページデータの画像を含むウィンドウと、Webページの画像を含むウィンドウとを含む表示用画像を生成する。
図2は、PCのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図2を参照して、PC200は、PC200の全体を制御するためのCPU201と、CPU201が実行するプログラム等を記憶するためのROM202と、CPU101の作業領域として用いられるRAM203と、大容量記憶装置としてのHDD204と、表示部205と、ユーザの操作の入力を受け付ける操作部206と、PC200をLAN2に接続するためのネットワークインターフェース(I/F)207と、プロジェクタ500およびホワイトボード400と通信するための通信I/F208と、CD−ROM(Compact Disc−Read Only Memory)209Aが装着される外部記憶装置209と、を含む。
ROM202は、CPU201が実行するプログラム、およびそのプログラムを実行するために必要なデータを記憶する。RAM203は、CPU201がプログラムを実行する際の作業領域として用いられる。また、RAM203は、プロジェクタ500に送信する表示画面を一時的に記憶する。HDD204は、大容量記憶装置であり、CPU201により制御され、データを不揮発的に記憶する。
表示部205は、液晶表示装置(LCD)、有機ELD(Electroluminescence Display)等の表示装置である。操作部206は、複数のキーを備えたキーボードまたはマウスであり、ユーザによる操作の入力を受け付ける。
通信I/F208は、PC200をプロジェクタ500およびホワイトボード400と接続するためのインターフェースである。ここでは、通信I/F208は、プロジェクタ500およびホワイトボード400とシリアル通信する。CPU201は、通信I/F208を介してプロジェクタ500およびホワイトボード400との間で通信し、データを送受信する。
ネットワークI/F207は、PC200をLAN2に接続するためのインターフェースである。CPU201は、ネットワークI/F207を介してLAN2に接続されたMFP100と通信する。
外部記憶装置209は、CD−ROM209Aが装着される。CPU201は、外部記憶装置209を介してCD−ROM209Aにアクセス可能である。CPU201は、外部記憶装置209に装着されたCD−ROM209Aに記憶されたプログラムをRAM203にロードして実行する。なお、CPU201が実行するプログラムは、CD−ROM209Aに記憶されたプログラムに限られず、HDD204に記憶されたプログラムをRAM203にロードして実行するようにしてもよい。この場合、ネットワークI/F207を介してLAN2に接続された他のコンピュータが、PC200のHDD204に記憶されたプログラムを書換える、または、新たなプログラムを追加して書き込むようにしてもよい。さらに、PC200が、LAN2に接続された他のコンピュータからプログラムをダウンロードして、そのプログラムをHDD204に記憶するようにしてもよい。
なお、プログラムを記憶する記憶媒体としては、CD−ROM209Aに限られず、光ディスク(MO(Magnetic Optical Disc/MD(Mini Disc)/DVD(Digital Versatile Disc))、ICカード、光カード、マスクROM、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electronically EPROM)などの半導体メモリでもよい。
ここでいうプログラムは、CPU201が直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む。
図3は、MFPのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図3を参照して、MFP100は、メイン回路110と、原稿を読取るための原稿読取部130と、原稿を原稿読取部130に搬送するための自動原稿搬送装置120と、原稿読取部130が原稿を読み取って出力する静止画像を用紙等に形成するための画像形成部140と、画像形成部140に用紙を供給するための給紙部150と、ユーザインターフェースとしての操作パネル160と、を含む。
メイン回路110は、CPU111と、通信インターフェース(I/F)部112と、ROM113と、RAM114と、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable ROM)115と、大容量記憶装置としてのハードディスクドライブ(HDD)116と、ファクシミリ部117と、ネットワークI/F118と、フラッシュメモリ119Aが装着されるカードインターフェース(I/F)119とを含む。CPU111は、自動原稿搬送装置120、原稿読取部130、画像形成部140、給紙部150および操作パネル160と接続され、MFP100の全体を制御する。
ROM113は、CPU111が実行するプログラム、およびそのプログラムを実行するために必要なデータを記憶する。RAM114は、CPU111がプログラムを実行する際の作業領域として用いられる。
操作パネル160は、MFP100の上面に設けられ、表示部160Aと操作部160Bとを含む。表示部160Aは、液晶表示装置、有機ELD(Electroluminescence Display)等の表示装置であり、ユーザに対する指示メニューや取得した表示データに関する情報等を表示する。操作部160Bは、複数のキーを備え、キーに対応するユーザの操作による各種の指示、文字、数字などのデータの入力を受け付ける。操作部160Bは、表示部160A上に設けられたタッチパネルをさらに含む。
通信I/F部112は、MFP100を他の装置とシリアル通信ケーブルで接続するためのインターフェースである。なお、無線であってもよい。さらに、外部装置としてのプリンタ310、照明装置320および音響装置330を通信I/F部112を介して接続するようにしてもよい。
ファクシミリ部117は、公衆交換電話網(PSTN)に接続され、PSTNにファクシミリデータを送信する、またはPSTNからファクシミリデータを受信する。ファクシミリ部117は、受信したファクシミリデータを、HDD116に記憶する、または画像形成部140に出力する。画像形成部140は、ファクシミリ部117により受信されたファクシミリデータを用紙に印刷する。また、ファクシミリ部117は、HDD116に記憶されたデータをファクシミリデータに変換して、PSTNに接続されたファクシミリ装置に送信する。
ネットワークI/F118は、MFP100をLAN2に接続するためのインターフェースである。CPU111は、ネットワークI/F118を介してLAN2に接続されたPC200、プリンタ310、照明装置320および音響装置330と通信が可能である。また、CPU111は、LAN2を介して、インターネットに接続されたコンピュータと通信可能である。インターネットに接続されるコンピュータには、電子メールを送受信する電子メールサーバを含む。ネットワークI/F118はLAN2に限らず、インターネット、ワイドエリアネットワーク(WAN)、公衆交換電話網等に接続するようにしてもよい。
カードI/F119は、フラッシュメモリ119Aが装着される。CPU111は、カードI/F119を介してフラッシュメモリ119Aにアクセス可能であり、フラッシュメモリ119Aに記憶されたプログラムをRAM114にロードして実行する。なお、CPU111が実行するプログラムは、フラッシュメモリ119Aに記憶されたプログラムに限られず、他の記憶媒体に記憶されたプログラムでもよく、HDD116に記憶されたプログラムであってもよく、さらに、通信I/F部112を介してLAN2に接続された他のコンピュータによりHDD116に書き込みされたプログラムであってもよい。
図4は、PCが備えるCPUの機能の概要を示す機能ブロック図である。図4に示す機能は、PC200が備えるCPU201が、ROM202またはCD−ROM209Aに記憶された遠隔制御プログラムを実行することにより、実現される。図4を参照して、CPU201により実現される機能は、MFP100からWebページを受信するブラウジング部211と、プロジェクタ500に投影させるための表示画面を生成する表示画面生成部221と、プロジェクタ500を制御する投影制御部219と、ホワイトボード400に投影された表示画面中でユーザにより指示された位置を検出する位置検出部213と、ホワイトボード400の描画面を指示した指示装置を検出するための装置検出部215と、描画像を検出する描画像検出部223と、指示装置の識別情報をMFP100に送信する識別情報送信部217と、表示データをMFP100に送信するデータ送信部225と、を備える。
ブラウジング部211は、CPU201がブラウジングプログラムを実行することにより実現される。ブラウジング部211は、ユーザがMFP100に記憶されているWebページに割り当てられたURLを、例えば操作部206に入力すれば、そのURLが割り当てられたWebページの送信をネットワークI/F207を介して送信し、MFP100が送信するWebページを受信する。ブラウジング部211は。受信されたWebページを表示画面生成部221に出力する。例えば、ユーザがMFP100に記憶されているメニュー画面のWebページ(以下単に「メニュー画面」という)に割り当てられたURLを入力した場合、メニュー画面が受信される。
表示画面生成部221は、プロジェクタ500に投影させるための表示画面を生成し、生成された表示画面を投影制御部219に出力する。表示画面生成部221は、操作部206から入力される操作に従って、HDD204に予め記憶されている表示データ231を読み出し、操作部206から入力される操作に従って、表示データ231に含まれる複数ページのページデータのうちから1つのページデータを選択し、選択されたページデータの画像を含むウィンドウを生成する。操作部206から入力される操作は、ここでは、表示データ231を特定する操作と、次のページのページデータの選択を指示するためのページ送り操作と、1つ前のページのページデータの選択を指示するためのページ戻し操作とを含む。
また、表示画面生成部221は、後述する描画像検出部223から描画像が入力される場合、ページデータの画像に描画像を合成した合成画像を含むウィンドウを生成する。さらに、表示画面生成部221は、ブラウジング部211から入力されるWebページの画像を含むウィンドウを生成する。
表示画面生成部221は、Webページが入力されない場合にはページデータの画像または合成画像を含むウィンドウを含む表示画面を生成し、Webページが入力される場合にはページデータの画像または合成画像を含むウィンドウとWebページの画像を含むウィンドウとを含む表示画面を生成する。
投影制御部219は、通信I/F208を介して接続されるプロジェクタ500を制御し、プロジェクタ500に表示画面を送信し、表示画面を投影させる。
位置検出部213は、通信I/F208が、ホワイトボード400から位置情報を受信すると、その位置情報を取得し、表示画面中の対応する位置を検出する。位置検出部213は、検出した位置を描画像検出部223およびブラウジング部211に出力する。位置検出部213は、ホワイトボード400から受信される位置情報に基づいて、表示画面に含まれるWebページの画像を含むウィンドウ中の位置、換言すれば、操作画面中の位置を検出する。
装置検出部215は、通信I/F208が、ホワイトボード400から識別情報(ペンNo.)を受信すると、その識別情報を取得し、ペン411A〜411Eのいずれかを検出する。装置検出部215は、ペン411A〜411Eのうちから検出されたペンの識別情報を描画像検出部223および識別情報送信部217に出力する。
描画像検出部223は、位置検出部213から入力される表示画面中の位置と、装置検出部215から入力される識別情報とに基づいて、描画像を生成する。描画像検出部223は、表示画面中の位置が表示画面に含まれるウィンドウのうちWebページの画像を含むウィンドウ以外の場合、表示画面と同じサイズの画像であって、表示画面中の位置の画素のみを識別情報(ペンNo.)に対して予め定められた色の画素とした描画像を生成する。描画像検出部223は、生成された描画像を表示画面生成部221に出力する。
識別情報送信部217は、ネットワークI/F207が遠隔制御装置、ここではMFP100から識別情報の送信要求を受信することに応じて、装置検出部215から入力される識別情報を識別情報の送信要求を送信してきたMFP100にネットワークI/F207を介して送信する。識別情報送信部217は、識別情報の送信要求を受信する前に、最後に装置検出部215から入力された識別情報を送信する。
データ送信部225は、ネットワークI/F207が遠隔制御装置、ここではMFP100からデータ送信要求を受信することに応じて、プロジェクタ500による表示の対象となっている表示データ231を、データ送信要求を送信してきたMFP100にネットワークI/F207を介して送信する。なお、表示データに代えて、またはそれとともに、表示画面に含まれる表示データの画像を含むウィンドウの画像を送信するようにしてもよい。この場合には、表示データの画像に描画像を合成した画像が送信される。
ブラウジング部211は、位置検出部213から入力される位置が、Webページの画像中で予め定められた位置の場合、予め定められた位置に対応付けられるコマンドを実行する。
図5は、表示画面の一例を示す第1の図である。図5を参照して、表示画面421は、Webページの画像を含むウィンドウ423と、ページデータの画像を含むウィンドウ425と、を含む。ウィンドウ423は、ここでは、メニュー画面の画像を含む。ウィンドウ423に含まれるメニュー画面の画像は、「MFP」の文字が表されたボタンと、「Audio」の文字が表されたボタンと、「Lighting」の文字が表されたボタンと、「System」の文字が表されたボタンと、「log in」の文字が表されたボタンと、を含む。
図6は、表示画面の一例を示す第2の図である。図6を参照して、表示画面431は、図5に示した表示画面421におけるページデータの画像を含むウィンドウ425が、ページデータの画像に描画像433〜436が合成された合成画像を含む場合を示している。ここでは、描画像433はペン411Aによって描かれた黒色であり、描画像434はペン411Bによって描かれた赤色であり、描画像435はペン411Cによって描かれた青色であり、描画像436はペン411Dによって描かれた黄色である。
図7は、MFPのCPUが備える機能の一例を示す機能ブロック図である。図7に示す機能は、MFP100が備えるCPU111が、ROM113またはフラッシュメモリ119Aに記憶された遠隔制御プログラムを実行することにより、実現される。図7を参照して、CPU111により実現される機能は、Webページをクライアントに送信する操作画面送信部51と、クライアントからコマンドを受信するコマンド受信部53と、クライアントにデータを要求するデータ要求部55と、自装置操作画面を生成する自装置操作画面生成部57と、ユーザを認証する認証部59と、指示装置の識別情報を要求する識別情報要求部61と、ユーザと指示装置とを関連付ける関連付部65と、指示したユーザを決定する指示ユーザ決定部63と、指示に基づく処理を実行可能か否かを判断する実行可否判断部67と、指示に基づく処理を実行する処理実行部71と、処理実行部71または外部装置を制御する処理制御部69と、を備える。
クライアントは、ここでは表示制御装置として機能するPC200である。操作画面送信部51は、ネットワークI/F118がPC200からWebページの送信要求を受信すると、HDD116に予め記憶されたWebページ、または後述する自装置操作画面生成部57により生成されたWebページを、PC200にネットワークI/F118を介して送信する。
Webページは、メニュー画面を含むWebページ(以下単に「メニュー画面」という)と、自装置であるMFP100を制御するための操作を受け付けるための自装置操作画面を含むWebページ(以下単に「自装置操作画面」という)と、外部装置、ここではプリンタ310、照明装置320および音響装置330を制御するための操作を受け付けるための遠隔操作画面を含むWebページ(以下単に「遠隔操作画面」という)と、認証画面を含むWebページ(以下単に「認証画面」という)とを含む。
操作画面送信部51は、遠隔操作画面送信部81と、自装置操作画面送信部83と、認証画面送信部85と、を含む。遠隔操作画面送信部81は遠隔操作画面を送信し、自装置操作画面送信部83は自装置操作画面を送信し、認証画面送信部85は認証画面を送信する。
Webページは、画面中の位置に対応付けられ、MFP100または外部装置に対する制御を特定するためのコマンドを含む。
ここで、図4に戻って、ブラウジング部211は、ユーザがメニュー画面のURLをPC200に入力すれば、メニュー画面のURLをMFP100に送信し、MFP100から送信されるメニュー画面を受信する。受信されたメニュー画面の画像を含むウィンドウを含む表示画面が、プロジェクタ500によりホワイトボード400の描画面に投影される。
ここで、図5に示した表示画面421がホワイトボード400の描画面に投影された場合を例に説明する。ウィンドウ423は、メニュー画面の画像を含む。メニュー画面は、「MFP」、「System」および「login」の文字が表されたボタンに対してMFP100を制御するための操作を受け付けるための自装置操作画面の送信を要求するコマンドが関連付けられており、「Audio」の文字が表されたボタンに対して音響装置330を制御するための操作を受け付けるための遠隔操作画面の送信を要求するコマンドが関連付けられており、「Lighting」の文字が表されたボタンに対して照明装置320を制御するための操作を受け付けるための遠隔操作画面の送信を要求するコマンドが関連付けられている。自装置操作画面は、ここでは、MFP100を制御するための操作を受け付けるためのMFP操作画面を含むWebページ(以下単に「MFP操作画面」という)と、システム設定を受け付けるためのシステム設定画面を含むWebページ(以下単に「システム設定画面」という)と、認証画面とを含む。
図4を参照して、PC200のブラウジング部211は、メニュー画面の画像に含まれる「MFP」の文字が表されたボタン内の位置を示す位置情報が位置検出部213から入力されると、「MFP」の文字が表されたボタンに関連付けられているコマンドを実行し、MFP100にMFP操作画面の送信を要求する。具体的には、MFP操作画面に割り当てられたURLを含み、MFP操作画面を送信するコマンドをMFP100に送信する。これにより、ブラウジング部211は、MFP100からMFP操作画面を受信すると、そのMFP操作画面を表示画面生成部221に出力するので、MFP操作画面の画像を含むウィンドウがホワイトボード400の描画面に表示される。
ブラウジング部211は、メニュー画面の画像に含まれる「Audio」の文字が表されたボタン内の位置を示す位置情報が位置検出部213から入力されると、「Audio」の文字が表されたボタンに関連付けられているコマンドを実行し、MFP100に音響装置330を制御するための操作を受け付けるための遠隔操作画面の送信を要求する。具体的には、音響装置330に対する遠隔操作画面に割り当てられたURLを含み、遠隔操作画面を送信するコマンドをMFP100に送信する。これにより、ブラウジング部211は、MFP100から遠隔操作画面を受信すると、その遠隔操作画面を表示画面生成部221に出力するので、遠隔操作画面の画像を含むウィンドウがホワイトボード400の描画面に表示される。
ブラウジング部211は、メニュー画面の画像に含まれる「Lighting」の文字が表されたボタン内の位置を示す位置情報が位置検出部213から入力されると、「Lighting」の文字が表されたボタンに関連付けられているコマンドを実行し、MFP100に照明装置320を制御するための操作を受け付けるための遠隔操作画面の送信を要求する。具体的には、照明装置320に対する遠隔操作画面に割り当てられたURLを含み、遠隔操作画面を送信するコマンドをMFP100に送信する。これにより、ブラウジング部211は、MFP100から遠隔操作画面を受信すると、その遠隔操作画面を表示画面生成部221に出力するので、遠隔操作画面の画像を含むウィンドウがホワイトボード400の描画面に表示される。
ブラウジング部211は、メニュー画面の画像に含まれる「System」の文字が表されたボタン内の位置を示す位置情報が位置検出部213から入力されると、「System」の文字が表されたボタンに関連付けられているコマンドを実行し、MFP100にシステム設定を受け付けるための自装置操作画面の送信を要求する。具体的には、自装置操作画面のうちシステム設定画面に割り当てられたURLを含み、システム設定画面を送信するコマンドをMFP100に送信する。これにより、ブラウジング部211は、MFP100からシステム設定画面を受信すると、そのシステム画面を表示画面生成部221に出力するので、システム設定画面の画像を含むウィンドウがホワイトボード400の描画面に表示される。
ブラウジング部211は、メニュー画面の画像に含まれる「login」の文字が表されたボタン内の位置を示す位置情報が位置検出部213から入力されると、「Login」の文字が表されたボタンに関連付けられているコマンドを実行し、MFP100に認証画面の送信を要求する。具体的には、自装置操作画面のうち認証画面に割り当てられたURLを含み、認証画面を送信するコマンドをMFP100に送信する。これにより、ブラウジング部211は、MFP100から認証画面を受信すると、その認証画面を表示画面生成部221に出力するので、認証画面の画像を含むウィンドウがホワイトボード400の描画面に表示される。
図7に戻って、コマンド受信部53は、ネットワークI/F118を制御してPC200からコマンドを受信し、受信されたコマンドを認証部59、識別情報要求部61および実行可否判断部67に出力する。
ここで、認証画面について説明する。認証画面は、認証画面の画像と、キーボードの画像とを含む。図8は、認証画面の画像を含むウィンドウの一例を示す図である。図8においては、PC200において、図5に示した表示画面421をプロジェクタ500に表示させている状態で、認証画面が受信された後にプロジェクタ500により表示される表示画面を示している。図8を参照して、ページデータの画像を含むウィンドウ425に、認証画面の画像を含むウィンドウ443と、英数キーを含むキーボードの画像を含むウィンドウ447と、が重畳して表示される。
ウィンドウ443は、IDが設定される領域444と、パスワードが設定される領域445と、「OK」の文字が表されたボタン446と、を含む。IDは、ユーザを識別するためのユーザ識別情報である。
PC200が備えるCPU201が有するブラウジング部211は、例えば、ペン411Aを使用するユーザが、ペン411Aで領域444を指示した後に、ウィンドウ447内の英数キーを指示するごとに、指示された位置に対応する1文字を領域444に設定する。これにより、ユーザは、IDを領域444に設定することができる。同様に、ブラウジング部211は、ペン411Aで領域445を指示した後に、ウィンドウ447内の英数キーを指示するごとに、1文字を領域445に設定する。これにより、ユーザは、パスワードを領域445に設定することができる。そして、PC200が備えるCPU201が有するブラウジング部211は、ユーザが「OK」の文字が表されたボタン内を指示すれば、「OK」の文字に関連付けられたコマンドを実行し、MFP100に対する制御を特定するための認証コマンドをMFP100に送信する。具体的には、「OK」のボタンには、領域444に設定されたIDと、領域445に設定されたパスワードと、認証を指示する認証コマンドとが関連付けられており、それらを、MFP100に送信する。
図7に戻って、コマンド受信部53は、PC200から認証コマンドを受信する場合、それとともに受信されるIDとパスワードとを認証部59に出力するとともに、識別情報要求部61に要求指示を出力する。
認証部59は、入力されるIDとパスワードとを用いて認証する。例えば、会議システム1の使用を許可したユーザに割り当てられたIDと、予め定められたパスワードとを含むユーザデータをHDD116に記憶しておき、入力されるIDとパスワードと同一のIDとパスワードとを含むユーザデータが記憶されていることを条件に認証する。認証部59は、認証する場合、IDを関連付部65に出力する。
識別情報要求部61は、要求指示が入力されることに応じて、ネットワークI/F118を介して識別情報の送信要求をPC200に送信する。PC200においては、識別情報の送信要求を受信すると、装置検出部215により最後に検出されたペン411A〜411Eの識別情報を返信するので、識別情報要求部61は、PC200から返信される識別情報を受信し、関連付部65および指示ユーザ決定部63に出力する。
識別情報要求部61は、要求指示が入力されると直ちに、換言すれば、コマンド受信部53によってPC200からコマンドが受信されると直ちに、識別情報の送信要求を送信する。一方、PC200においては装置検出部215により最後に検出されたペン411A〜411Eの識別情報を返信する。このため、MFP100において、識別情報要求部61が受信する識別情報によって、コマンドの送信を指示したペン、ここでは、認証画面の画像に含まれる「OK」の文字が表されたボタンを指示したペンを特定することができる。
関連付部65は、認証部59から入力されるIDと、識別情報要求部61から入力される識別情報とを関連付ける。このため、複数のユーザがペン411A〜411Eのいずれを使用するかを判別することができ、複数のユーザが会議システム1を使用することができる。
コマンド受信部53は、PC200からデータ要求コマンドを受信する場合、データ要求部55にデータ要求指示を出力する。自装置操作画面送信部83が送信する自装置操作画面には、データ要求コマンドを含むものがあり、その自装置操作画面がPC200に送信される場合に、データ要求コマンドがPC200からMFP100に送信される。データ要求コマンドを含む自装置操作画面については後述する。
データ要求部55は、データ要求指示が入力されることに応じて、ネットワークI/F118を介してデータ送信要求をPC200に送信する。PC200においては、データ送信要求を受信すると、プロジェクタ500による表示の対象となっている表示データ231を、データ送信要求を送信してきたMFP100にネットワークI/F207を介して送信する。データ要求部55は、ネットワークI/F118がPC200からデータを受信すると、そのデータを自装置操作画面生成部57に出力する。このため、MFP100において、PC200から受信されるデータを、処理の対象とすることができる。
自装置操作画面生成部57は、入力されるデータを編集可能な自装置操作画面を生成し、生成された自装置操作画面を、自装置操作画面送信部83に出力する。自装置操作画面送信部83は、自装置操作画面生成部57から入力される自装置操作画面を、PC200に送信する。
コマンド受信部53は、PC200から認証コマンドおよびデータ要求コマンド以外のコマンドを受信する場合、コマンドを実行可否判断部67に出力するとともに、識別情報要求部61に要求指示を出力する。指示ユーザ決定部63は、識別情報要求部61から識別情報が入力されると、その識別情報と、関連付部65によって関連付けられたユーザを決定する。指示ユーザ決定部63は、決定されたユーザのIDを、実行可否判断部67に出力する。
実行可否判断部67は、指示ユーザ決定部63から入力されるIDのユーザに対して、コマンド受信部53から入力されるコマンドによって特定される処理の実行が許可されているか否かを判断する。例えば、ユーザごとに処理の実行可否を定めた制限テーブルを予めHDD116に記憶しておき、その制限テーブルを参照することにより実行可否を判断する。実行可否判断部67は、実行可能と判断する場合、コマンド受信部53から入力されるコマンドを、処理制御部69に出力する。実行可否判断部67は、実行可能と判断しない場合、コマンド受信部53から入力されるコマンドを、処理制御部69に出力しない。このため、予め許可されたユーザのみがする指示に基づいて処理を実行することができる。
処理制御部69は、外部装置を制御する遠隔制御部91と、処理実行部71を制御する自装置制御部93と、を含む。遠隔制御部91は、実行可否判断部67から外部装置に対する制御を特定するためのコマンドが入力されると、そのコマンドを実行し、通信I/F部112を介して外部装置を制御する。自装置制御部93は、実行可否判断部67からMFP100に対する制御を特定するためのコマンドが入力されると、そのコマンドを実行し、処理実行部71を制御する。処理実行部71は、自装置制御部93により制御され、コマンドに従って処理を実行する。
図9は、投影処理の流れの一例を示すフローチャートである。投影処理は、PC200が備えるCPU201が遠隔制御プログラムを実行することにより、CPU201により実行される。図9を参照して、CPU201は、まずHDD204から表示データを読み出す(ステップS01)。そして、表示データの第1ページのページデータの画像を表示対象画像に設定する(ステップS02)。
ステップS03においては、表示対象画像を含むウィンドウを生成する。そして、ブラウザを起動させるための指示を受け付けたか否かを判断する(ステップS04)。操作部206またはホワイトボード400から起動指示を受け付ける。ブラウザの起動指示を受け付けたならば処理をステップS05に進めるが、そうでなければステップS05をスキップして処理をステップS06に進める。ステップS05においては、ブラウザを起動する。具体的には、ブラウジングプログラムを実行することにより、ブラウザを起動する。ここでは、ブラウジングプログラムの初期設定値として、MFP100が記憶するメニュー画面に割り当てられたURLが設定されている。このため、ブラウザを起動することにより、メニュー画面がMFP100より受信され、メニュー画面の画像を含むウィンドウが生成される。
次のステップS06においては、表示画面を投影する。表示画面をプロジェクタ500に送信し、プロジェクタ500に表示画面をホワイトボード400の描画面に投影させる。表示画面は、ステップS03において生成された表示対象画像を含むウィンドウと、ステップS05が実行される場合には、MFP100から受信された操作画面の画像を含むウィンドウを含む。
ステップS07においては、指示を検出したか否かを判断する。ホワイトボード400から位置情報と識別情報とを受信したならば指示を検出する。指示を検出したならば処理をステップS08に進めるが、そうでなければ処理をステップS11に進める。ステップS08においては、指示位置が表示画面中においてブラウザによって生成される画像を含むウィンドウ内か否かを判断する。ブラウザによって生成される画像を含むウィンドウ内ならば処理をステップS09に進め、そうでなければ処理をステップS10に進める。ステップS10においては、描画検出処理を実行し、処理をステップS11に進める。描画検出処理については後述するが、指示位置を描画像として検出する処理である。
ステップS09においては、ブラウザに指示位置を出力し、処理をステップS11に進める。ブラウジングプログラムを実行するタスクに、ブラウザの画面中の指示位置に対応する位置を出力する。ブラウザは、操作画面において、指示位置に対応する位置に予め定められたコマンドを実行する。例えば、リンク情報が割り当てられていれば、そのリンク情報により特定されるURLのWebページをダウンロードする。
ステップS11においては、ページ送り指示を受け付けたか否かを判断する。操作部206またはホワイトボード400からページ送り指示を受け付ける。ページ送り指示を受け付けたならば処理をステップS12に進めるが、そうでなければ処理をステップS13に進める。ステップS12においては、ステップS01において読み出した表示データのうち、表示対象画像に設定されているページデータの次のページのページデータを処理対象画像に設定し、処理をステップS03に戻す。
ステップS13においては、データ送信要求を受信したか否かを判断する。ネットワークI/F207がMFP100からデータ送信要求を受信したか否かを判断する。データ送信要求を受信したならば処理をステップS14に進めるが、そうでなければステップS14をスキップして、処理をステップS15に進める。ステップS14においては、表示対象画像に設定されているページデータをネットワークI/F207を介してMFP100に送信する。なお、ステップS01において読み出された表示データを送信するようにしてもよい。
ステップS15においては、識別情報送信要求を受信したか否かを判断する。ネットワークI/F207がMFP100から識別情報送信要求を受信したか否かを判断する。識別情報送信要求を受信したならば処理をステップS16に進めるが、そうでなければステップS16をスキップして、処理をステップS17に進める。ステップS16においては、ステップS07においてホワイトボード400から受信された識別情報をネットワークI/F207を介してMFP100に送信する。
ステップS17においては、終了指示を受け付けたか否かを判断する。操作部206またはホワイトボード400から終了指示を受け付ける。終了指示を受け付けたならば処理を終了するが、そうでなければ処理をステップS07に戻す。
図10は、描画検出処理の流れの一例を示すフローチャートである。描画検出処理は、図9のステップS10において実行される処理である。図10を参照して、ステップS21においては色を決定する。図9のステップS07において、ホワイトボード400から受信される識別情報に対して予め定められた色を決定する。次のステップS22においては、ステップS07において、ホワイトボード400から受信される指示位置に対応する表示画面の画素を描画部分に決定する。そして、描画部分を表示画面に追加する(ステップS23)。表示画面の描画部分の画素の色を、ステップS21において決定された色に変更する。そして、描画部分が追加された表示画面をプロジェクタ500に送信し、プロジェクタ500に表示画面をホワイトボード400の描画面に投影させ(ステップS24)、処理を投影処理に戻す。
図11は、遠隔制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。遠隔制御処理は、MFP100が備えるCPU111が遠隔制御プログラムを実行することにより、CPU111により実行される処理である。図11を参照して、CPU111は、メニュー画面の送信要求を受け付けたか否かを判断する(ステップS51)。ネットワークI/F118がPC200からメニュー画面の送信要求を受信したか否かを判断する。メニュー画面の送信要求を受信したならば処理をステップS52に進めるが、そうでなければステップS52をスキップして処理をステップS53に進める。ステップS52においては、HDD116に記憶されているメニュー画面を、ネットワークI/F118を介してPC200に送信する。これにより、PC200において、図5に示したメニュー画面の画像を含むウィンドウ423が生成され、ホワイトボード400にウィンドウ423が投影される。
ステップS53においては、認証画面の送信要求を受け付けたか否かを判断する。図5に示したメニュー画面の画像を含むウィンドウ423に含まれる「login」の文字が表されたボタンが、ペン411A〜411Eのいずれかで指示されると、PC200においてメニュー画面に含まれるコマンドが実行され、認証画面の送信要求がMFP100に送信される。ステップS53においては、ネットワークI/F118がPC200から認証画面の送信要求を受信したか否かを判断する。認証画面の送信要求を受信したならば処理をステップS54に進めるが、そうでなければ処理をステップS60に進める。ステップS54においては、HDD116に記憶されている認証画面を、ネットワークI/F118を介してPC200に送信する。これにより、PC200において、図8に示した認証画面の画像を含むウィンドウ443が生成され、ホワイトボード400にウィンドウ443が投影される。
ステップS55においては、認証情報を受信したか否かを判断する。認証情報は、ここではIDとパスワードである。図8に示した認証画面の画像を含むウィンドウ443に含まれる領域444および領域445に、IDとパスワードがそれぞれ設定され、ボタン446が、ペン411A〜411Eのいずれかで指示されると、PC200において認証画面に含まれるコマンドが実行され、IDとパスワードがMFP100に送信される。ステップS55においては、ネットワークI/F118がPC200からIDとパスワードを受信するまで待機状態となり(ステップS55でNO)、PC200からIDとパスワードを受信すると(ステップS55でYES)、処理をステップS56に進める。
ステップS56においては、ステップS55において受信されたIDとパスワードに基づいてユーザを認証し、認証に成功したか否かを判断する。例えば、会議システム1の使用を許可したユーザに割り当てられたIDと、予め定められたパスワードとを含むユーザデータをHDD116に記憶しておき、ステップS55において受信されたIDとパスワードと同一のIDとパスワードとを含むユーザデータが記憶されていることを条件に認証する。認証に成功したならば処理をステップS57に進め、認証に失敗したならば処理をステップS60に進める。認証に失敗した場合に、エラーメッセージを含む画面をPC200に送信し、エラーメッセージをホワイトボード400に投影させるようにしてもよい。
ステップS57においては、ネットワークI/F118を介して識別情報の送信要求をPC200に送信する。PC200においては、識別情報の送信要求を受信すると、ホワイトボード400から最後に受信したペン411A〜411Eの識別情報を返信する。ステップS58においては、ネットワークI/F118がPC200から識別情報を受信するまで待機状態となり、識別情報を受信すると処理をステップS59に進める。
ステップS59においては、ステップS56において認証に成功したユーザのIDと、ステップS58において受信された識別情報とを関連付け、処理をステップS60に進める。具体的には、IDと識別情報との組をRAM114に一時的に記憶する。
ステップS60においては、MFP操作画面の送信要求を受信したか否かを判断する。図5に示したメニュー画面の画像を含むウィンドウ423に含まれる「MFP」の文字が表されたボタンが、ペン411A〜411Eのいずれかで指示されると、PC200においてメニュー画面に含まれるコマンドが実行され、MFP操作画面の送信要求がMFP100に送信される。ステップS60においては、ネットワークI/F118がPC200からMFP操作画面の送信要求を受信したか否かを判断する。MFP操作画面の送信要求を受信したならば処理をステップS61に進めるが、そうでなければステップS61をスキップして処理をステップS62に進める。ステップS61においては、MFP遠隔制御処理を実行し、処理をステップS62に進める。MFP遠隔制御処理については後述する。
ステップS62においては、オーディオ操作画面の送信要求を受信したか否かを判断する。図5に示したメニュー画面の画像を含むウィンドウ423に含まれる「Audio」の文字が表されたボタンが、ペン411A〜411Eのいずれかで指示されると、PC200においてメニュー画面に含まれるコマンドが実行され、オーディオ操作画面の送信要求がMFP100に送信される。ステップS62においては、ネットワークI/F118がPC200からオーディオ操作画面の送信要求を受信したか否かを判断する。オーディオ操作画面の送信要求を受信したならば処理をステップS63に進めるが、そうでなければステップS63をスキップして処理をステップS64に進める。ステップS63においては、オーディオ遠隔制御処理を実行し、処理をステップS64に進める。オーディオ遠隔制御処理については後述する。
ステップS64においては、照明操作画面の送信要求を受信したか否かを判断する。図5に示したメニュー画面の画像を含むウィンドウ423に含まれる「Lighting」の文字が表されたボタンが、ペン411A〜411Eのいずれかで指示されると、PC200においてメニュー画面に含まれるコマンドが実行され、照明操作画面の送信要求がMFP100に送信される。ステップS64においては、ネットワークI/F118がPC200から照明操作画面の送信要求を受信したか否かを判断する。照明操作画面の送信要求を受信したならば処理をステップS65に進めるが、そうでなければステップS65をスキップして処理をステップS66に進める。ステップS65においては、照明遠隔制御処理を実行し、処理をステップS66に進める。照明遠隔制御処理については後述する。
ステップS66においては、システム操作画面の送信要求を受信したか否かを判断する。図5に示したメニュー画面の画像を含むウィンドウ423に含まれる「System」の文字が表されたボタンが、ペン411A〜411Eのいずれかで指示されると、PC200においてメニュー画面に含まれるコマンドが実行され、システム操作画面の送信要求がMFP100に送信される。ステップS66においては、ネットワークI/F118がPC200からシステム操作画面の送信要求を受信したか否かを判断する。システム操作画面の送信要求を受信したならば処理をステップS67に進めるが、そうでなければステップS67をスキップして処理をステップS51に戻す。ステップS67においては、システム設定処理を実行し、処理をステップS51に戻す。システム設定処理については後述する。
図12は、MFP遠隔制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。MFP遠隔制御処理は、図11に示した遠隔制御処理のステップS61において実行される処理である。図12を参照して、ステップS71において、ネットワークI/F118を介してMFP操作画面をPC200に送信する。MFP操作画面は、MFP100を制御するための操作を受け付けるための自装置操作画面である。
図13は、MFP操作画面の画像を含むウィンドウの一例を示す図である。図13においては、図5に示した表示画面421が表示されている状態で、MFP操作画面が受信された後に表示される表示画面を示している。図13を参照して、ページデータの画像を含むウィンドウ425に、MFP操作画面の画像を含むウィンドウ453が重畳して表示される。
ウィンドウ453は、それぞれが選択可能な「BOX」の文字が表されたボタンと、「スクリーンスキャン」の文字が表されたボタンと、「スクリーンプリント」の文字が表されたボタンと、「閉じる」の文字が表されたボタンと、を含む。MFP操作画面は、「BOX」の文字が表されたボタンに対応してBOX選択画面の送信要求を送信するコマンドを含み、「スクリーンスキャン」の文字が表されたボタンに対応してスクリーンスキャン画面の送信要求を送信するコマンドを含み、「スクリーンプリント」の文字が表されたボタンに対応してスクリーンプリント画面の送信要求を送信するコマンドを含み、「閉じる」の文字が表されたボタンにMFP操作画面を閉じるコマンドを含む。
図12に戻って、ステップS72においては、ネットワークI/F118を介して識別情報の送信要求をPC200に送信する。PC200においては、識別情報の送信要求を受信すると、ホワイトボード400から最後に受信したペン411A〜411Eの識別情報、ここでは、メニュー画面の画像を含むウィンドウに含まれる「MFP」の文字が表されたボタンを指示したペンの識別情報(ペンNo.)を返信する。ステップS73においては、ネットワークI/F118がPC200から識別情報を受信するまで待機状態となり、識別情報を受信すると処理をステップS74に進める。
ステップS74においては、MFP操作画面の送信を指示したユーザを特定する。具体的には、ステップS73において受信された識別情報に関連付けられているIDを取得する。
次のステップS75においては、BOX操作画面の送信要求を受信したか否かを判断する。ネットワークI/F118がPC200からBOX操作画面の送信要求を受信したならば処理をステップS76に進めるが、そうでなければ処理をステップS78に進める。ステップS76においては、ステップS74において特定されたユーザが、BOX操作に関する処理を実行させる権限を有するか否かを判断する。具体的には、ユーザごとに処理の実行可否を定めた制限テーブルを予めHDD116に記憶しておき、その制限テーブルを参照することにより実行可否を判断する。制限テーブルは、IDに対して処理ごとに実行可否を定義するテーブルである。
ステップS74において取得されたIDに対して、制限テーブルにBOX操作に関する処理が実行可能に設定されているか否かを判断する。実行可能に設定されているならば処理をステップS77に進めるが、そうでなければ処理をステップS84に進める。ステップS84においては、エラー画面を含むWebページをPC200に送信し、処理を遠隔制御処理に戻す。これにより、PC200によってエラー画面の画像を含むウィンドウが生成され、エラー画面の画像がホワイトボード400の描画面に投影される。一方、ステップS77においては、BOX処理を実行し、処理をステップS78に進める。BOX処理については後述する。
次のステップS78においては、スクリーンスキャン画面の送信要求を受信したか否かを判断する。ネットワークI/F118がPC200からスクリーンスキャン画面の送信要求を受信したならば処理をステップS79に進めるが、そうでなければ処理をステップS81に進める。ステップS79においては、ステップS74において特定されたユーザが、スクリーンスキャンに関する処理を実行させる権限を有するか否かを判断する。具体的には、ステップS74において取得されたIDに対して、制限テーブルにスクリーンスキャンに関する処理が実行可能に設定されているか否かを判断する。実行可能に設定されているならば処理をステップS80に進めるが、そうでなければ処理をステップS84に進める。ステップS84においては、エラー画面を含むWebページをPC200に送信し、処理を遠隔制御処理に戻す。一方、ステップS80においては、スクリーンスキャン処理を実行し、処理をステップS81に進める。スクリーンスキャン処理については後述する。
次のステップS81においては、スクリーンプリント画面の送信要求を受信したか否かを判断する。ネットワークI/F118がPC200からスクリーンプリント画面の送信要求を受信したならば処理をステップS82に進めるが、そうでなければ処理を遠隔制御処理に戻す。ステップS82においては、ステップS74において特定されたユーザが、スクリーンプリントに関する処理を実行させる権限を有するか否かを判断する。具体的には、ステップS74において取得されたIDに対して、制限テーブルにスクリーンプリントに関する処理が実行可能に設定されているか否かを判断する。実行可能に設定されているならば処理をステップS83に進めるが、そうでなければ処理をステップS84に進める。ステップS84においては、エラー画面を含むWebページをPC200に送信し、処理を遠隔制御処理に戻す。一方、ステップS83においては、スクリーンプリント処理を実行し、処理を遠隔制御処理に戻す。スクリーンプリント処理については後述する。
図14は、BOX処理の流れの一例を示すフローチャートである。BOX処理は、図12に示したMFP遠隔制御処理のステップS77において実行される処理である。図14を参照して、ステップS91において、BOX選択画面を送信する。BOX選択画面については後述するが、MFP100が備えるHDD116の記憶領域であるBOXを選択するためのWebページであり、選択されたBOXを特定するBOX名称を含むBOX選択コマンドを送信するコマンドを含む。
次のステップS92においては、ネットワークI/F118がPC200からBOX選択コマンドを受信したか否かを判断する。BOX選択コマンドを受信したならば処理をステップS93に進めるが、そうでなければステップS93をスキップして処理をステップS94に進める。ステップS93においては、BOX情報画面を送信し、処理をステップS94に進める。BOX情報画面については後述するが、BOX選択コマンドとともに受信されるBOX名称で特定されるBOXに記憶されているデータのファイル名の一覧を含む。
図15は、BOX選択画面の画像を含むウィンドウの一例を示す図である。図15においては、図13に示した表示画面451が表示されている状態で、「BOX」の文字が表されたボタンが指示され、BOX選択画面が受信された後に表示される表示画面を示している。図15を参照して、ページデータの画像を含むウィンドウ425に、MFP操作画面の画像を含むウィンドウ453と、BOX選択画面の画像を含むウィンドウ454が重畳して表示される。ウィンドウ454は、BOXの名称が列挙される。ここで、BOXとは、MFP100が備えるHDD116に含まれる記憶領域をいい、BOXの名称とは、BOXに付された名称である。
BOX選択画面は、ウィンドウ454に列挙されたBOXの名称それぞれに、そのBOXの名称を含み、BOX情報画面の送信要求を送信するコマンドが対応付けられている。PC200は、例えば、ペン411Aを使用するユーザが、ペン411Aでウィンドウ454に列挙されたBOXの名称のうちから1つを指示すると、指示された位置に対応するコマンドを実行し、BOXの名称を含むBOX選択コマンドをMFP100に送信する。
図16は、BOX情報画面の画像を含むウィンドウの一例を示す図である。図16においては、図15に示した表示画面451が表示されている状態で、BOX名称「Fgh」の文字が表されたボタンが指示され、BOX情報画面が受信された後に表示される表示画面を示している。図16を参照して、表示画面461は、ページデータの画像を含むウィンドウ425に、MFP操作画面の画像を含むウィンドウ453と、BOX情報画面の画像を含むウィンドウ463が重畳して表示される。ウィンドウ463は、「読出」の文字が表されたボタンと、「スクリーン保存」の文字が表されたボタンと、「削除」の文字が表されたボタンと、BOX名称「Fgh」に保存されているデータのファイル名を列挙する領域464とを含む。領域464に列挙されたファイル名は選択可能に表示される。BOX情報画面は、「読出」の文字が表されたボタンに対応して読出コマンドが対応付けられており、さらに、「読出」の文字が表されたボタンに対応して、それが指示されると、領域464において選択されたファイル名と読出コマンドとを送信する処理を実行するコマンドが対応付けられている。BOX情報画面は、「スクリーン保存」の文字が表されたボタンに対応してスクリーン保存コマンドが対応付けられており、さらに、「スクリーン保存」の文字が表されたボタンに対応して、それが指示されると、領域464において選択されたファイル名とスクリーン保存コマンドとを送信する処理を実行するコマンドが対応付けられている。さらに、BOX情報画面は、「削除」の文字が表されたボタンに対応して削除コマンドが対応付けられており、さらに、「削除」の文字が表されたボタンに対応して、それが指示されると、領域464において選択されたファイル名と削除コマンドとを送信する処理を実行するコマンドが対応付けられている。
図14に戻って、ステップS94においては、ネットワークI/F118がPC200から読出コマンドを受信したか否かを判断する。読出コマンドを受信したならば処理をステップS95に進めるが、そうでなければ処理をステップS101に進める。ステップS95においては、ネットワークI/F118を介して識別情報の送信要求をPC200に送信する。PC200においては、識別情報の送信要求を受信すると、ホワイトボード400から最後に受信したペン411A〜411Eの識別情報、ここでは、図16に示したBOX情報画面の画像を含むウィンドウ463に含まれる「読出」の文字が表されたボタンを指示したペンの識別情報(ペンNo.)を返信する。ステップS96においては、ネットワークI/F118がPC200から識別情報を受信するまで待機状態となり、識別情報を受信すると処理をステップS97に進める。
ステップS97においては、読出コマンドの送信を指示したユーザを特定する。具体的には、ステップS96において受信された識別情報に関連付けられているIDを取得する。
次のステップS98においては、ステップS97において特定されたユーザが、読出処理を実行させる権限を有するか否かを判断する。具体的には、ステップS97において取得されたIDに対して、制限テーブルに読出処理が実行可能に設定されているか否かを判断する。実行可能に設定されているならば処理をステップS99に進めるが、そうでなければ処理をステップS117に進める。ステップS117においては、エラー画面を含むWebページをPC200に送信し、処理をMFP遠隔制御処理に戻す。これにより、PC200によってエラー画面の画像を含むウィンドウが生成され、エラー画面の画像がホワイトボード400の描画面に投影される。
一方、ステップS99においては、ステップS94において読出コマンドとともに受信されるファイル名のデータをHDD116から読出す。そして、読み出されたデータの画像を含むWebページを生成し、PC200に送信する(ステップS100)。PC200においては、そのWebページを受信すると、HDD116から読み出されたデータの画像を含むウィンドウを生成し、プロジェクタ500にホワイトボード400の描画面に投影させる。これにより、ユーザは、ホワイトボード400を指示する操作によって、MFP100のHDD116に記憶されているデータの画像を、ホワイトボード400に投影させることができる。
ステップS101においては、ネットワークI/F118がPC200からスクリーン保存コマンドを受信したか否かを判断する。スクリーン保存コマンドを受信したならば処理をステップS102に進めるが、そうでなければ処理をステップS111に進める。ステップS102においては、ネットワークI/F118を介してデータ送信要求をPC200に送信する。PC200においては、データ送信要求を受信すると、プロジェクタ500による表示の対象となっている表示データ231をMFP100に返信する。ステップS103においては、ネットワークI/F118がPC200から表示データ231を受信するまで待機状態となり、表示データ231を受信すると処理をステップS104に進める。ステップS104においてはファイル名入力画面をPC200に送信する。
図17は、ファイル名入力画面の画像を含むウィンドウの一例を示す図である。ファイル名入力画面は、ファイル名入力画面の画像と、キーボードの画像とを含む。図17においては、図16に示した表示画面461が表示されている状態で、ファイル名入力画面が受信された後に表示される表示画面471を示している。図17を参照して、ページデータの画像を含むウィンドウ425に、ファイル名入力画面の画像を含むウィンドウ473と、英数キーを含むキーボードの画像を含むウィンドウ475と、が重畳して表示される。ウィンドウ473は、ファイル名が設定される領域474と、「OK」の文字が表されたボタンと、を含む。
PC200は、例えば、ペン411Aを使用するユーザが、ペン411Aで領域474を指示した後に、ウィンドウ475内の英数キーを指示するごとに、指示された位置に対応する1文字を領域474に設定する。これにより、ユーザは、ファイル名を領域474に設定することができる。そして、ユーザが、ペン411Aで「OK」の文字が表されたボタン内を指示すれば、PC200は「OK」の文字に関連付けられたコマンドを実行し、領域474に設定されたファイル名と、ファイル名指定コマンドとをMFP100に送信する。
図14に戻って、ステップS105においては、ネットワークI/F118がPC200からファイル名指定コマンドを受信するまで待機状態となり、ファイル名指定コマンドを受信すると処理をステップS106に進める。
ステップS106においては、ネットワークI/F118を介して識別情報の送信要求をPC200に送信する。PC200においては、識別情報の送信要求を受信すると、ホワイトボード400から最後に受信したペン411A〜411Eの識別情報、ここでは、図17に示したファイル名入力画面の画像を含むウィンドウ473に含まれる「OK」の文字が表されたボタンを指示したペンの識別情報(ペンNo.)を返信する。ステップS107においては、ネットワークI/F118がPC200から識別情報を受信するまで待機状態となり、識別情報を受信すると処理をステップS108に進める。
ステップS108においては、ファイル名指定コマンドの送信を指示したユーザを特定する。具体的には、ステップS107において受信された識別情報に関連付けられているIDを取得する。
次のステップS109においては、ステップS108において特定されたユーザが、保存処理を実行させる権限を有するか否かを判断する。具体的には、ステップS108において取得されたIDに対して、制限テーブルに保存処理が実行可能に設定されているか否かを判断する。実行可能に設定されているならば処理をステップS110に進めるが、そうでなければ処理をステップS117に進める。ステップS117においては、エラー画面を含むWebページをPC200に送信し、処理をMFP遠隔制御処理に戻す。これにより、PC200によってエラー画面の画像を含むウィンドウが生成され、エラー画面の画像がホワイトボード400の描画面に投影される。
一方、ステップS110においては、ステップS103において受信されたデータを、ステップS105においてファイル名指定コマンドとともに受信されるファイル名を付して、ステップS92において選択されたBOXに保存する。ユーザは、ホワイトボード400を指示する操作によって、ホワイトボード400に投影されている画像のデータをMFP100のHDD116に記憶させることができる。
ステップS111においては、ネットワークI/F118がPC200から削除コマンドを受信したか否かを判断する。削除コマンドを受信したならば処理をステップS112に進めるが、そうでなければ処理をMFP遠隔制御処理に戻す。ステップS112においては、ネットワークI/F118を介して識別情報の送信要求をPC200に送信する。PC200においては、識別情報の送信要求を受信すると、ホワイトボード400から最後に受信したペン411A〜411Eの識別情報、ここでは、図16に示したBOX情報画面の画像を含むウィンドウ463に含まれる「削除」の文字が表されたボタンを指示したペンの識別情報(ペンNo.)を返信する。ステップS113においては、ネットワークI/F118がPC200から識別情報を受信するまで待機状態となり、識別情報を受信すると処理をステップS114に進める。
ステップS114においては、削除コマンドの送信を指示したユーザを特定する。具体的には、ステップS113において受信された識別情報に関連付けられているIDを取得する。
次のステップS115においては、ステップS114において特定されたユーザが、削除処理を実行させる権限を有するか否かを判断する。具体的には、ステップS114において取得されたIDに対して、制限テーブルに削除処理が実行可能に設定されているか否かを判断する。実行可能に設定されているならば処理をステップS116に進めるが、そうでなければ処理をステップS117に進める。ステップS117においては、エラー画面を含むWebページをPC200に送信し、処理をMFP遠隔制御処理に戻す。これにより、PC200によってエラー画面の画像を含むウィンドウが生成され、エラー画面の画像がホワイトボード400の描画面に投影される。
一方、ステップS116においては、ステップS111において削除コマンドとともに受信されるファイル名のデータをHDD116から削除する。これにより、ユーザは、ホワイトボード400を指示する操作によって、MFP100のHDD116に記憶されているデータを削除することができる。
図18は、スクリーンスキャン処理の流れの一例を示すフローチャートである。スクリーンスキャン処理は、図12に示したMFP遠隔制御処理のステップS80において実行される処理である。図18を参照して、ステップS121において、ネットワークI/F118を介してデータ送信要求をPC200に送信する。PC200においては、データ送信要求を受信すると、プロジェクタ500による表示の対象となっている表示データ231をMFP100に返信する。ステップS122においては、ネットワークI/F118がPC200から表示データ231を受信するまで待機状態となり、表示データ231を受信すると処理をステップS123に進める。ステップS123においては出力先選択画面をPC200に送信する。出力先選択画面は、自装置操作画面の1つである。
図19は、出力先選択画面の画像を含むウィンドウの一例を示す図である。図19においては、図13に示した表示画面451が表示されている状態で、出力先選択画面が受信された後に表示される表示画面を示している。図19を参照して、表示画面481は、ページデータの画像を含むウィンドウ425に、出力先選択画面の画像を含むウィンドウ483が重畳して表示される。
ウィンドウ483は、それぞれが選択可能な「BOX」の文字が表されたボタンと、「メール」の文字が表されたボタンと、「PC」の文字が表されたボタンと、「FAX」の文字が表されたボタンと、を含む。出力先選択画面は、「BOX」の文字が表されたボタンに対応してBOX保存コマンドを送信するコマンドを含み、「メール」の文字が表されたボタンに対応して宛先選択画面の送信要求を送信するコマンドを含み、「PC」の文字が表されたボタンに対応してPC送信コマンドを送信するコマンドを含み、「FAX」の文字が表されたボタンにFAX送信コマンドを送信するコマンドを含む。
図18に戻って、ステップS124においては、ネットワークI/F118がPC200からBOX保存コマンドを受信したか否かを判断する。BOX保存コマンドを受信したならば処理をステップS125に進めるが、そうでなければ処理をステップS134に進める。ステップS125においては、BOX選択画面を送信する。図15に示したBOX選択画面を送信する。次のステップS126においては、ネットワークI/F118がPC200からBOX選択コマンドを受信したか否かを判断する。BOX選択コマンドを受信するまで待機状態となり、BOX選択コマンドを受信したならば処理をステップS127に進める。
ステップS127においては、ネットワークI/F118を介して識別情報の送信要求をPC200に送信する。PC200においては、識別情報の送信要求を受信すると、ホワイトボード400から最後に受信したペン411A〜411Eの識別情報、ここでは、図15に示したBOX選択画面の画像を含むウィンドウ454に列挙されたBOXの名称のうちから1つを指示したペンの識別情報(ペンNo.)を返信する。ステップS128においては、ネットワークI/F118がPC200から識別情報を受信するまで待機状態となり、識別情報を受信すると処理をステップS129に進める。
ステップS129においては、BOX選択コマンドの送信を指示したユーザを特定する。具体的には、ステップS128において受信された識別情報に関連付けられているIDを取得する。
次のステップS130においては、ステップS129において特定されたユーザが、保存処理を実行させる権限を有するか否かを判断する。具体的には、ステップS129において取得されたIDに対して、制限テーブルに保存処理が実行可能に設定されているか否かを判断する。実行可能に設定されているならば処理をステップS131に進めるが、そうでなければ処理をステップS154に進める。ステップS154においては、エラー画面を含むWebページをPC200に送信し、処理をMFP遠隔制御処理に戻す。これにより、PC200によってエラー画面の画像を含むウィンドウが生成され、エラー画面の画像がホワイトボード400の描画面に投影される。
一方、ステップS131においては、図17に示したファイル名入力画面をPC200に送信する。次のステップS132においては、ネットワークI/F118がPC200からファイル名指定コマンドを受信するまで待機状態となり、ファイル名指定コマンドを受信すると処理をステップS133に進める。ステップS133においては、ステップS122において受信されたデータを、ステップS132においてファイル名指定コマンドとともに受信されるファイル名を付して、ステップS126において選択されたBOXに保存する。ユーザは、ホワイトボード400を指示する操作によって、ホワイトボード400に投影されている画像のデータをMFP100のHDD116に記憶させることができる。
ステップS134においては、ネットワークI/F118がPC200からメール送信コマンドを受信したか否かを判断する。メール送信コマンドを受信したならば処理をステップS135に進めるが、そうでなければ処理をステップS142に進める。ステップS135においては、ネットワークI/F118を介して宛先選択画面をPC200に送信する。
図20は、宛先選択画面の画像を含むウィンドウの一例を示す図である。図20においては、図19に示した表示画面481が表示されている状態で、宛先選択画面が受信された後に表示される表示画面491を示している。図20を参照して、表示画面491は、ページデータの画像を含むウィンドウ425に、宛先選択画面の画像を含むウィンドウ493が重畳して表示される。ウィンドウ493は、HDD116に予め記憶されている電子メールアドレスが列挙される。宛先選択画面は、ウィンドウ493に列挙された電子メールアドレスの名称に、その電子メールアドレスと、宛先指定コマンドを送信するコマンドとが対応付けられている。PC200は、例えば、ペン411Aを使用するユーザが、ペン411Aでウィンドウ493に列挙された電子メールアドレスのうちから1つを指示すると、指示された位置に対応するコマンドを実行し、電子メールアドレスを含む宛先指定コマンドをMFP100に送信する。
図18に戻って、ステップS136においては、ネットワークI/F118がPC200から宛先指定コマンドを受信したか否かを判断する。宛先指定コマンドを受信するまで待機状態となり、宛先指定コマンドを受信したならば処理をステップS137に進める。
ステップS137においては、ネットワークI/F118を介して識別情報の送信要求をPC200に送信する。PC200においては、識別情報の送信要求を受信すると、ホワイトボード400から最後に受信したペン411A〜411Eの識別情報、ここでは、図20に示した宛先選択画面の画像を含むウィンドウ493に列挙された電子メールアドレスのうちから1つを指示したペンの識別情報(ペンNo.)を返信する。ステップS138においては、ネットワークI/F118がPC200から識別情報を受信するまで待機状態となり、識別情報を受信すると処理をステップS139に進める。
ステップS139においては、宛先指定コマンドの送信を指示したユーザを特定する。具体的には、ステップS138において受信された識別情報に関連付けられているIDを取得する。
次のステップS140においては、ステップS139において特定されたユーザが、電子メール送信処理を実行させる権限を有するか否かを判断する。具体的には、ステップS139において取得されたIDに対して、制限テーブルに電子メール送信処理が実行可能に設定されているか否かを判断する。実行可能に設定されているならば処理をステップS141に進めるが、そうでなければ処理をステップS154に進める。
一方、ステップS141においては、ステップS122において受信されたデータを含み、ステップS136において宛先指定コマンドとともに受信される電子メールアドレスを宛先とする電子メールを生成し、送信する。ユーザは、ホワイトボード400を指示する操作によって、ホワイトボード400に投影されている画像のデータを電子メールで送信することができる。
ステップS142においては、ネットワークI/F118がPC200からPC送信コマンドを受信したか否かを判断する。PC送信コマンドを受信したならば処理をステップS143に進めるが、そうでなければ処理をステップS148に進める。ステップS143においては、ネットワークI/F118を介して識別情報の送信要求をPC200に送信する。PC200においては、識別情報の送信要求を受信すると、ホワイトボード400から最後に受信したペン411A〜411Eの識別情報、ここでは、図19に示した出力先選択画面の画像を含むウィンドウ483に含まれる「PC」の文字が表されたボタンを指示したペンの識別情報(ペンNo.)を返信する。ステップS144においては、ネットワークI/F118がPC200から識別情報を受信するまで待機状態となり、識別情報を受信すると処理をステップS145に進める。
ステップS145においては、PC送信コマンドの送信を指示したユーザを特定する。具体的には、ステップS144において受信された識別情報に関連付けられているIDを取得する。
次のステップS146においては、ステップS145において特定されたユーザが、PC送信処理を実行させる権限を有するか否かを判断する。具体的には、ステップS145において取得されたIDに対して、制限テーブルにPC送信処理が実行可能に設定されているか否かを判断する。実行可能に設定されているならば処理をステップS147に進めるが、そうでなければ処理をステップS154に進める。
一方、ステップS147においては、ステップS122において受信されたデータを、予め定められたIPアドレスで特定されるPCにファイル転送プロトコル(FTP)で送信する。このように、ユーザは、ホワイトボード400を指示する操作によって、ホワイトボード400に投影されている画像のデータをPCにFTP送信することができる。なお、PCのIPアドレスを予めHDD116に記憶しておき、そこから選択するようにしてもよいし、PCのIPアドレスを直接入力するようにしてもよい。
ステップS148においては、ネットワークI/F118がPC200からFAX送信コマンドを受信したか否かを判断する。FAX送信コマンドを受信したならば処理をステップS149に進めるが、そうでなければ処理をMFP遠隔制御処理に戻す。ステップS149においては、ネットワークI/F118を介して識別情報の送信要求をPC200に送信する。PC200においては、識別情報の送信要求を受信すると、ホワイトボード400から最後に受信したペン411A〜411Eの識別情報、ここでは、図19に示した出力先選択画面の画像を含むウィンドウ483に含まれる「FAX」の文字が表されたボタンを指示したペンの識別情報(ペンNo.)を返信する。ステップS150においては、ネットワークI/F118がPC200から識別情報を受信するまで待機状態となり、識別情報を受信すると処理をステップS151に進める。
ステップS151においては、FAX送信コマンドの送信を指示したユーザを特定する。具体的には、ステップS150において受信された識別情報に関連付けられているIDを取得する。
次のステップS151においては、ステップS150において特定されたユーザが、FAX送信処理を実行させる権限を有するか否かを判断する。具体的には、ステップS151において取得されたIDに対して、制限テーブルにFAX送信処理が実行可能に設定されているか否かを判断する。実行可能に設定されているならば処理をステップS153に進めるが、そうでなければ処理をステップS154に進める。
ステップS153においては、ステップS122において受信されたデータを、予め定められたファクシミリ番号宛にファクシミリ送信する。このように、ユーザは、ホワイトボード400を指示する操作によって、ホワイトボード400に投影されている画像のデータをファクシミリで送信することができる。なお、複数のファクシミリ番号を予めHDD116に記憶しておき、そこから選択するようにしてもよいし、ファクシミリ番号を直接入力するようにしてもよい。
図21は、スクリーンプリント処理の流れの一例を示すフローチャートである。スクリーンプリント処理は、図12に示したMFP遠隔制御処理のステップS83において実行される処理である。図21を参照して、ステップS161において、ネットワークI/F118を介してデータ送信要求をPC200に送信する。PC200においては、データ送信要求を受信すると、プロジェクタ500による表示の対象となっている表示データ231をMFP100に返信する。ステップS162においては、ネットワークI/F118がPC200から表示データ231を受信するまで待機状態となり、表示データ231を受信すると処理をステップS163に進める。ステップS163においては条件選択画面をPC200に送信する。条件選択画面は、自装置操作画面の1つである。
図22は、条件選択画面の画像を含むウィンドウの一例を示す図である。図22においては、図13に示した表示画面451が表示されている状態で、条件選択画面が受信された後に表示される表示画面を示している。図22を参照して、表示画面501は、ページデータの画像を含むウィンドウ425に、条件選択画面の画像を含むウィンドウ503が重畳して表示される。
ウィンドウ503は、それぞれが選択可能な「領域」の文字が表されたボタンと、「サイズ」の文字が表されたボタンと、「プリンタ」の文字が表されたボタンと、を含む。条件選択画面は、「領域」の文字が表されたボタンに対応して領域指定コマンドを送信するコマンドを含み、「サイズ」の文字が表されたボタンに対応してサイズ選択コマンドを送信するコマンドを含み、「プリンタ」の文字が表されたボタンに対応してプリンタ選択コマンドを送信するコマンドを含む。
図21に戻って、ステップS164においては、ネットワークI/F118がPC200から領域指定コマンドを受信したか否かを判断する。領域指定コマンドを受信したならば処理をステップS165に進めるが、そうでなければ処理をステップS169に進める。ステップS165においては、領域指定画面を生成する。領域指定画面は、自装置操作画面の1つであり、ステップS162において受信されたデータの画像を含み、そのデータの一部または全部の領域の指定を受け付けるコマンドと、指定された領域および領域特定コマンドを送信するコマンドとを含む。次のステップS166においては、生成された領域指定画面をPC200に送信する。
図23は、領域指定画面の画像を含むウィンドウの一例を示す図である。図23においては、図22に示した表示画面501が表示されている状態で、領域指定画面が受信された後に表示される表示画面を示している。図23を参照して、表示画面511は、ページデータの画像を含むウィンドウ425に、領域指定画面の画像を含むウィンドウ513が重畳して表示される。ウィンドウ513は、ページデータの画像と同一の画像と、「OK」の文字が表されたボタン517と、を含む。
ユーザが、ホワイトボード400の描画面に表示されたウィンドウ513内でペン411A〜411Eのいずれかで2点を指示した後に、ボタン517を指示すれば、PC200は、指示された2点を対向する頂点とする矩形の領域515を特定し、領域515を特定する領域情報と、領域特定コマンドとをMFP100に送信する。
図21に戻って、ステップS167においては、ネットワークI/F118が領域特定コマンドを受信したか否かを判断する。領域特定コマンドを受信するまで待機状態となり、領域特定コマンドを受信したならば処理をステップS168に進める。ステップS168においては、領域特定コマンドとともに受信される領域情報に基づいて、ステップS162において受信されたデータのうちからプリントの対象となる領域を特定する。
ステップS169においては、ネットワークI/F118がPC200からサイズ選択コマンドを受信したか否かを判断する。サイズ選択コマンドを受信したならば処理をステップS170に進めるが、そうでなければ処理をステップS173に進める。ステップS170においては、サイズ選択画面をPC200に送信する。サイズ選択画面については、詳細を説明しないが、プリントする用紙のサイズを選択するためのWebページであり、複数のサイズに対応するボタンを含み、各ボタンには対応するサイズと、サイズ特定コマンドとを送信するコマンドとが対応付けられている。
ステップS171においては、ネットワークI/F118がサイズ特定コマンドを受信したか否かを判断する。サイズ特定コマンドを受信するまで待機状態となり、サイズ特定コマンドを受信したならば処理をステップS172に進める。ステップS172においては、サイズ特定コマンドとともに受信されるサイズに基づいて、プリントする用紙のサイズを特定する。
ステップS173においては、ネットワークI/F118がPC200からプリンタ選択コマンドを受信したか否かを判断する。プリンタ選択コマンドを受信したならば処理をステップS174に進めるが、そうでなければ処理をステップS177に進める。ステップS174においては、プリンタ選択画面をPC200に送信する。プリンタ選択画面については、詳細を説明しないが、プリントさせるプリンタを選択するためのWebページであり、複数のプリンタに対応するボタンを含み、各ボタンにはプリンタ名と、プリンタ特定コマンドとを送信するコマンドとが対応付けられている。
ステップS175においては、ネットワークI/F118がプリンタ特定コマンドを受信したか否かを判断する。プリンタ特定コマンドを受信するまで待機状態となり、プリンタ特定コマンドを受信したならば処理をステップS176に進める。ステップS176においては、プリンタ特定コマンドとともに受信されるプリンタ名に基づいて、プリントさせるプリンタを特定する。
ステップS177においては、ネットワークI/F118を介して識別情報の送信要求をPC200に送信する。ステップS178においては、ネットワークI/F118がPC200から識別情報を受信するまで待機状態となり、識別情報を受信すると処理をステップS146に進める。
ステップS179においては、スクリーンプリントを指示したユーザを特定する。具体的には、ステップS178において受信された識別情報に関連付けられているIDを取得する。
次のステップS180においては、ステップS179において特定されたユーザが、プリント処理を実行させる権限を有するか否かを判断する。具体的には、ステップS179において取得されたIDに対して、制限テーブルにプリント処理が実行可能に設定されているか否かを判断する。実行可能に設定されているならば処理をステップS181に進めるが、そうでなければ処理をステップS182に進める。ステップS182においては、エラー画面を含むWebページをPC200に送信し、処理を遠隔制御処理に戻す。これにより、PC200によってエラー画面の画像を含むウィンドウが生成され、エラー画面の画像がホワイトボード400の描画面に投影される。
一方、ステップS181においては、データをプリントする。プリントの対象となるデータは、領域指定コマンドが受信されない場合にはステップS162において受信されたデータであり、領域指定コマンドが受信される場合にはステップS162において受信されたデータのうちステップS168において特定された領域である。プリントする用紙のサイズは、サイズ選択コマンドが受信される場合にはステップS172において特定されたサイズであり、サイズ選択コマンドが受信されない場合にはデフォルトに設定されたサイズである。プリントさせるプリンタは、プリンタ選択コマンドが受信される場合にはステップS176において特定されたプリンタであり、プリンタ選択コマンドが受信されない場合にはMFP100である。
このように、ユーザは、ホワイトボード400を指示する操作によって、ホワイトボード400に表示されているデータを、プリントすることができ、プリントの対象となる領域の指定、プリントする用紙のサイズの指定、およびプリントさせるプリンタの指定をすることができる。
図24は、オーディオ遠隔制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。オーディオ遠隔制御処理は、図11に示した遠隔制御処理のステップS63において実行される処理である。図24を参照して、ステップS201において、ネットワークI/F118を介して識別情報の送信要求をPC200に送信する。PC200においては、識別情報の送信要求を受信すると、ホワイトボード400から最後に受信したペン411A〜411Eの識別情報、ここでは、図5に示したメニュー画面の画像を含むウィンドウ423に含まれる「Audio」の文字が表されたボタンを指示したペンの識別情報(ペンNo.)を返信する。ステップS202においては、ネットワークI/F118がPC200から識別情報を受信するまで待機状態となり、識別情報を受信すると処理をステップS203に進める。
ステップS203においては、オーディオ遠隔制御を指示したユーザを特定する。具体的には、ステップS202において受信された識別情報に関連付けられているIDを取得する。次のステップS204においては、ステップS203において特定されたユーザが、オーディオ遠隔操作処理を実行させる権限を有するか否かを判断する。具体的には、ステップS203において取得されたIDに対して、制限テーブルにオーディオ遠隔操作処理が実行可能に設定されているか否かを判断する。実行可能に設定されているならば処理をステップS205に進めるが、そうでなければ処理をステップS212に進める。ステップS212においては、エラー画面を含むWebページをPC200に送信し、処理を遠隔制御処理に戻す。これにより、PC200によってエラー画面の画像を含むウィンドウが生成され、エラー画面の画像がホワイトボード400の描画面に投影される。
一方、ステップS205においては、ネットワークI/F118を介してオーディオ制御画面をPC200に送信する。オーディオ制御画面は、音響装置330を制御するための操作を受け付けるための遠隔操作画面である。
図25は、オーディオ制御画面の画像を含むウィンドウの一例を示す図である。図25においては、図5に示した表示画面421が表示されている状態で、オーディオ制御画面が受信された後に表示される表示画面を示している。図25を参照して、表示画面521は、ページデータの画像を含むウィンドウ425に、オーディオ制御画面の画像を含むウィンドウ523が重畳して表示される。
ウィンドウ523は、それぞれが選択可能な「ON」の文字が表されたボタンと、「OFF」の文字が表されたボタンと、「Loud」の文字が表されたボタンと、「Silent」の文字が表されたボタンと、を含む。オーディオ操作画面は、「ON」の文字が表されたボタンに対応してONコマンドを送信するコマンドを含み、「OFF」の文字が表されたボタンに対応してOFFコマンドを送信するコマンドを含み、「Loud」の文字が表されたボタンに音量増大コマンドを送信するコマンドを含み、「Silent」の文字が表されたボタンに音量減少コマンドを送信するコマンドを含む。
図24に戻って、ステップS206においては、ネットワークI/F118がPC200からONコマンドを受信したか否かを判断する。ONコマンドを受信したならば処理をステップS207に進めるが、そうでなければステップS207をスキップして処理をステップS208に進める。ステップS207においては、ネットワークI/F118を介して音響装置330を制御し、音響装置330をONに設定し、処理をステップS208に進める。
ステップS208においては、ネットワークI/F118がPC200からOFFコマンドを受信したか否かを判断する。OFFコマンドを受信したならば処理をステップS209に進めるが、そうでなければステップS209をスキップして処理をステップS210に進める。ステップS209においては、ネットワークI/F118を介して音響装置330を制御し、音響装置330をOFFに設定し、処理をステップS210に進める。
ステップS210においては、ネットワークI/F118がPC200から音量制御コマンドを受信したか否かを判断する。音量制御コマンドは、音量増大コマンドと音量減少コマンドとを含む。音量増大コマンドと音量減少コマンドとのいずれかを受信したならば処理をステップS211に進めるが、そうでなければステップS211をスキップして処理を図11に示した遠隔制御処理に戻す。
ステップS211においては、ネットワークI/F118を介して音響装置330を制御し、音響装置330の音量を制御する。音量増大コマンドを受信した場合には、音量を増大させ、音量減少コマンドを受信した場合には音量を減少させる。
このように、ユーザは、ホワイトボード400を指示する操作によって、音響装置330を遠隔制御することがきで、電源のONまたはOFF、音量を増減させることができる。
図26は、照明遠隔制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。照明遠隔制御処理は、図11に示した遠隔制御処理のステップS65において実行される処理である。図26を参照して、ステップS221において、ネットワークI/F118を介して識別情報の送信要求をPC200に送信する。PC200においては、識別情報の送信要求を受信すると、ホワイトボード400から最後に受信したペン411A〜411Eの識別情報、ここでは、図5に示したメニュー画面の画像を含むウィンドウ423に含まれる「Lighting」の文字が表されたボタンを指示したペンの識別情報(ペンNo.)を返信する。ステップS222においては、ネットワークI/F118がPC200から識別情報を受信するまで待機状態となり、識別情報を受信すると処理をステップS223に進める。
ステップS223においては、照明遠隔制御を指示したユーザを特定する。具体的には、ステップS222において受信された識別情報に関連付けられているIDを取得する。次のステップS224においては、ステップS223において特定されたユーザが、照明遠隔操作処理を実行させる権限を有するか否かを判断する。具体的には、ステップS223において取得されたIDに対して、制限テーブルに照明遠隔操作処理が実行可能に設定されているか否かを判断する。実行可能に設定されているならば処理をステップS225に進めるが、そうでなければ処理をステップS230に進める。ステップS230においては、エラー画面を含むWebページをPC200に送信し、処理を遠隔制御処理に戻す。これにより、PC200によってエラー画面の画像を含むウィンドウが生成され、エラー画面の画像がホワイトボード400の描画面に投影される。
一方、ステップS225においては、ネットワークI/F118を介して照明制御画面をPC200に送信する。照明制御画面は、照明装置320を制御するための操作を受け付けるための自装置操作画面である。
図27は、照明制御画面の画像を含むウィンドウの一例を示す図である。図25においては、図5に示した表示画面421が表示されている状態で、照明制御画面が受信された後に表示される表示画面を示している。図27を参照して、表示画面531は、ページデータの画像を含むウィンドウ425に、照明制御画面の画像を含むウィンドウ533が重畳して表示される。
ウィンドウ533は、6つの照明それぞれに対して選択可能に設けられ、「ON」の文字が表されたボタンと、「OFF」の文字が表されたボタンと、を含む。照明制御画面は、6つの「ON」の文字が表されたボタンに対応して6つの照明のいずれかを識別する照明識別情報とONコマンドとを送信するコマンドを含み、6つの「OFF」の文字が表されたボタンに対応して6つの照明のいずれかを識別する照明識別情報とOFFコマンドとを送信するコマンドを含む。
図26に戻って、ステップS226においては、ネットワークI/F118がPC200からONコマンドを受信したか否かを判断する。ONコマンドを受信したならば処理をステップS227に進めるが、そうでなければステップS227をスキップして処理をステップS228に進める。ステップS227においては、ネットワークI/F118を介して照明装置320を制御し、照明装置320が有する6つの照明のうちONコマンドとともに受信される照明識別情報で特定される照明をONに設定し、処理をステップS228に進める。
ステップS228においては、ネットワークI/F118がPC200からOFFコマンドを受信したか否かを判断する。OFFコマンドを受信したならば処理をステップS229に進めるが、そうでなければステップS229をスキップして処理を図11に示した遠隔制御処理に戻す。
ステップS229においては、ネットワークI/F118を介して照明装置320を制御し、照明装置320が有する6つの照明のうちOFFコマンドとともに受信される照明識別情報で特定される照明をOFFに設定し、処理を図11に示した遠隔制御処理に戻す。
このように、ユーザは、ホワイトボード400を指示する操作によって、照明装置320を遠隔制御することができ、照明のONまたはOFFを切換えることができる。
図28は、システム設定処理の流れの一例を示すフローチャートである。システム設定処理は、図11に示した遠隔制御処理のステップS67において実行される処理である。図28を参照して、ステップS241において、ネットワークI/F118を介してシステム設定画面をPC200に送信する。システム設定画面は、会議システム1における処理に用いられるパラメータの設定を変更する操作を受け付けるための自装置操作画面である。
図29は、システム設定画面の画像を含むウィンドウの一例を示す図である。図29においては、図5に示した表示画面421が表示されている状態で、システム設定画面が受信された後に表示される表示画面541を示している。図29を参照して、表示画面541は、ページデータの画像を含むウィンドウ425に、システム設定画面の画像を含むウィンドウ543が重畳して表示される。
ウィンドウ543は、「一般」の文字が表されたボタンと、「オプション」の文字が表されたボタンと、「属性」の文字が表されたボタンと、「アクセス権」の文字が表されたボタンと、を含む。システム設定画面は、「一般」の文字が表されたボタンに対応して一般設定コマンドを送信するコマンドを含み、「オプション」の文字が表されたボタンに対応してオプション設定コマンドを送信するコマンドを含み、「属性」の文字が表されたボタンに対応して属性設定コマンドを送信するコマンドを含み、「アクセス権」の文字が表されたボタンに対応してアクセス権設定コマンドを送信するコマンドを含む。
図28に戻って、ステップS242において、ネットワークI/F118がPC200から一般設定コマンドを受信したか否かを判断する。一般設定コマンドを受信したならば処理をステップS243に進めるが、そうでなければ処理をステップS250に進める。ステップS243においては、ネットワークI/F118を介して識別情報の送信要求をPC200に送信する。PC200においては、識別情報の送信要求を受信すると、ホワイトボード400から最後に受信したペン411A〜411Eの識別情報、ここでは、図29に示したシステム設定画面の画像を含むウィンドウ543に含まれる「一般」の文字が表されたボタンを指示したペンの識別情報(ペンNo.)を返信する。ステップS244においては、ネットワークI/F118がPC200から識別情報を受信するまで待機状態となり、識別情報を受信すると処理をステップS245に進める。
ステップS245においては、一般設定コマンドの送信を指示したユーザを特定する。具体的には、ステップS244において受信された識別情報に関連付けられているIDを取得する。次のステップS246においては、ステップS245において特定されたユーザが、一般設定のパラメータを変更する権限を有するか否かを判断する。具体的には、ステップS245において取得されたIDに対して、制限テーブルに一般設定のパラメータを変更する処理を実行可能に設定されているか否かを判断する。実行可能に設定されているならば処理をステップS247に進めるが、そうでなければ処理をステップS274に進める。ステップS274においては、エラー画面を含むWebページをPC200に送信し、処理を遠隔制御処理に戻す。これにより、PC200によってエラー画面の画像を含むウィンドウが生成され、エラー画面の画像がホワイトボード400の描画面に投影される。
一方、ステップS247においては、ネットワークI/F118を介して一般設定画面をPC200に送信する。一般設定画面については詳細を説明しないが、会議システム1における一般的な処理に用いられるパラメータの設定を変更する操作を受け付けるための自装置操作画面であり、パラメータが変更された場合には、変更後のパラメータをMFP100に送信するコマンドを含む。
次のステップS248においては、ネットワークI/F118がPC200からパラメータを受信したか否かを判断する。パラメータを受信したならば処理をステップS249に進めるが、そうでなければ処理をステップS250に進める。ステップS249においては、受信されたパラメータを、それとともに受信される一般設定の項目のパラメータに設定し、処理をステップS250に進める。
ステップS250においては、ネットワークI/F118がPC200からオプション設定コマンドを受信したか否かを判断する。オプション設定コマンドを受信したならば処理をステップS251に進めるが、そうでなければ処理をステップS258に進める。ステップS251においては、ネットワークI/F118を介して識別情報の送信要求をPC200に送信する。PC200においては、識別情報の送信要求を受信すると、ホワイトボード400から最後に受信したペン411A〜411Eの識別情報、ここでは、図29に示したシステム設定画面の画像を含むウィンドウ543に含まれる「オプション」の文字が表されたボタンを指示したペンの識別情報(ペンNo.)を返信する。ステップS252においては、ネットワークI/F118がPC200から識別情報を受信するまで待機状態となり、識別情報を受信すると処理をステップS253に進める。
ステップS253においては、オプション設定コマンドの送信を指示したユーザを特定する。次のステップS254においては、制限テーブルを参照して、ステップS253において特定されたユーザが、オプション設定のパラメータを変更する権限を有するか否かを判断する。権限を有するならば処理をステップS255に進めるが、そうでなければ処理をステップS274に進める。
ステップS255においては、ネットワークI/F118を介してオプション設定画面をPC200に送信する。オプション設定画面については詳細を説明しないが、会議システム1における一般的な処理とは別に拡張された処理に用いられるパラメータの設定を変更する操作を受け付けるための自装置操作画面であり、パラメータが変更された場合には、変更後のパラメータをMFP100に送信するコマンドを含む。
次のステップS256においては、ネットワークI/F118がPC200からパラメータを受信したか否かを判断する。パラメータを受信したならば処理をステップS257に進めるが、そうでなければ処理をステップS258に進める。ステップS257においては、受信されたパラメータを、それとともに受信されるオプション設定の項目のパラメータに設定し、処理をステップS258に進める。
ステップS258においては、ネットワークI/F118がPC200から属性設定コマンドを受信したか否かを判断する。属性設定コマンドを受信したならば処理をステップS259に進めるが、そうでなければ処理をステップS266に進める。ステップS259においては、ネットワークI/F118を介して識別情報の送信要求をPC200に送信する。PC200においては、識別情報の送信要求を受信すると、ホワイトボード400から最後に受信したペン411A〜411Eの識別情報、ここでは、図29に示したシステム設定画面の画像を含むウィンドウ543に含まれる「属性」の文字が表されたボタンを指示したペンの識別情報(ペンNo.)を返信する。ステップS260においては、ネットワークI/F118がPC200から識別情報を受信するまで待機状態となり、識別情報を受信すると処理をステップS261に進める。
ステップS261においては、属性設定コマンドの送信を指示したユーザを特定する。次のステップS262においては、制限テーブルを参照して、ステップS261において特定されたユーザが、属性設定のパラメータを変更する権限を有するか否かを判断する。権限を有するならば処理をステップS263に進めるが、そうでなければ処理をステップS274に進める。
ステップS263においては、ネットワークI/F118を介して属性設定画面をPC200に送信する。属性設定画面については詳細を説明しないが、会議システム1における属性の設定を変更する操作を受け付けるための自装置操作画面であり、属性が変更された場合には、変更後の属性をMFP100に送信するコマンドを含む。属性は、例えば、ペンNo.と色との関連付けを含む。
次のステップS264においては、ネットワークI/F118がPC200から属性を受信したか否かを判断する。属性を受信したならば処理をステップS265に進めるが、そうでなければ処理をステップS266に進める。ステップS265においては、受信された属性でそれまで設定されている属性を変更し、処理をステップS266に進める。
ステップS266においては、ネットワークI/F118がPC200からアクセス権設定コマンドを受信したか否かを判断する。アクセス権設定コマンドを受信したならば処理をステップS267に進めるが、そうでなければ処理を図11に示した遠隔制御処理に戻す。
ステップS267においては、ネットワークI/F118を介して識別情報の送信要求をPC200に送信する。PC200においては、識別情報の送信要求を受信すると、ホワイトボード400から最後に受信したペン411A〜411Eの識別情報、ここでは、図29に示したシステム設定画面の画像を含むウィンドウ543に含まれる「アクセス権」の文字が表されたボタンを指示したペンの識別情報(ペンNo.)を返信する。ステップS268においては、ネットワークI/F118がPC200から識別情報を受信するまで待機状態となり、識別情報を受信すると処理をステップS269に進める。
ステップS269においては、アクセス権設定コマンドの送信を指示したユーザを特定する。次のステップS270においては、制限テーブルを参照して、ステップS269において特定されたユーザが、アクセス権を変更する権限を有するか否かを判断する。権限を有し、アクセス権を変更する処理を実行可能ならば処理をステップS271に進めるが、そうでなければ処理をステップS274に進める。
ステップS271においては、ネットワークI/F118を介してアクセス権設定画面をPC200に送信する。アクセス権設定画面は、制限テーブルを変更する操作を受け付けるための自装置操作画面である。
図30は、アクセス権設定画面の画像を含むウィンドウの一例を示す図である。図30においては、図29に示した表示画面541が表示されている状態で、アクセス権設定画面が受信された後に表示される表示画面551を示している。図30を参照して、表示画面551は、ページデータの画像を含むウィンドウ425に、アクセス権設定画面の画像を含むウィンドウ553が重畳して表示される。
ウィンドウ553は、制限テーブルを含む。制限テーブルは、ユーザごとに、スクリーン、MFP100、音響装置330、照明装置320それぞれに対する少なくとも1つの操作に対する処理の実行可否を定める。スクリーンに対する処理は、上述したスクリーンスキャン処理およびスクリーンプリント処理を含む。MFP100に対する処理は、上述したMFP遠隔制御処理およびシステム設定処理を含む。音響装置330に対する処理は、上述したオーディオ遠隔制御処理を含む。照明装置320に対する処理は上述した照明遠隔制御処理を含む。記号「W」は、保存処理を示し、記号「R」は、読出処理を示し、記号「X」は保存および読出処理以外の処理を示す。
例えば、「ユーザA」に対して、スクリーンに対する処理の「W」にチェックが入っているので、スクリーンスキャン処理およびスクリーンプリント処理が実行可能に設定されている。また、MFP100に対する処理の「R」、「W」、「X」すべてにチェックが入っているので、MFP遠隔制御処理およびシステム設定処理のすべての実行が許可される。音響装置330に対する処理は「X」にチェックが入っているので、音響装置330に対する処理のすべての実行が許可される。照明装置320に対する処理は「X」にチェックが入っているので、照明装置320に対する処理のすべての実行が許可される。
アクセス権設定画面は、制限テーブルが変更されると、IDと変更される処理を識別するための処理識別情報と、実行可否と、を含む変更情報をMFP100に送信するコマンドを含む。
図28に戻って、ステップS272においては、ネットワークI/F118がPC200から変更情報を受信したか否かを判断する。変更情報を受信したならば処理をステップS273に進めるが、そうでなければ処理を図11に示した遠隔制御処理に戻す。ステップS273においては、受信された変更情報に従って制限テーブルを変更し、処理を図11に示した遠隔制御処理に戻す。
したがって、ユーザは、ホワイトボード400をペン411A〜411Eで指示することによって、一般設定、オプション設定、属性、アクセス権を変更することができる。
なお、上述した実施の形態においては、ホワイトボード400がペン411A〜411Eのいずれかを検出するようにしたが、ビデオカメラ等でホワイトボード400の描画面を撮像し、得られる撮像画像から描かれた色を検出することにより、ペン411A〜411Eのいずれかを検出するようにしてもよい。また、時間を異ならせて撮像された複数の撮像画像を比較することによって、描画像を検出することができる。
また、上述した実施の形態においては、遠隔制御システムの一例として会議システム1について説明したが、図9および図10をPC200に実行させ、図11、図12、図14、図18、図21、図24、図26、図28に示した処理をMFP10に実行させる遠隔制御方法、または遠隔制御プログラムとして発明を捉えることができるのは言うまでもない。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
<付記>
(1) 前記操作画面送信手段は、前記外部装置を遠隔制御するための操作を受け付けるための操作画面であって、前記外部装置を遠隔操作するための遠隔操作コマンドを含む操作画面を前記表示制御装置に送信する遠隔操作画面送信手段を含み、
前記処理制御手段は、前記コマンド受信手段により受信されたコマンドが前記遠隔操作コマンドの場合、該遠隔制御コマンドに基づいて前記外部装置を制御する遠隔制御手段を含む、請求項1〜3のいずれかに記載の遠隔制御システム。
(2) 前記遠隔制御装置は、さらに、
1以上の処理を実行するための処理実行手段を備え、
前記操作画面送信手段は、前記処理実行手段に処理を実行させるための操作を受け付けるための操作画面であって、前記処理実行手段に処理を実行させるための自装置操作コマンドを含む自装置操作画面を前記表示制御装置に送信する自装置操作画面送信手段を含み、
前記処理制御手段は、前記コマンド受信手段により受信されたコマンドが、前記自装置操作コマンドの場合、前記処理実行手段に該自装置操作コマンドに従って処理を実行させる自装置制御手段を含む、請求項1〜3または(1)に記載の遠隔制御システム。
(3) 前記投影面を撮像する撮像手段をさらに備え、
前記位置検出手段は、前記撮像手段が前記投影面を撮像して得られる投影画像から前記表示画面に重畳して表示されたポインタの位置を検出する、請求項1〜6のいずれかに記載の遠隔制御システム。
(4) 前記投影面を撮像する撮像手段をさらに備え、
前記位置検出手段は、前記撮像手段が前記投影面を撮像して得られる投影画像から前記表示画面に重畳して表示されたポインタの位置を検出し、
前記装置検出手段は、前記投影面に重畳して表示されたポインタの色を検出する、請求項2に記載の遠隔制御システム。
本発明の実施の形態の1つにおける会議システムの一例を示す図である。 PCのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 MFPのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 PCが備えるCPUの機能の概要を示す機能ブロック図である。 表示画面の一例を示す第1の図である。 表示画面の一例を示す第2の図である。 MFPのCPUが備える機能の一例を示す機能ブロック図である。 認証画面の画像を含むウィンドウの一例を示す図である。 投影処理の流れの一例を示すフローチャートである。 描画検出処理の流れの一例を示すフローチャートである。 遠隔制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。 MFP遠隔制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。 MFP操作画面の画像を含むウィンドウの一例を示す図である。 BOX処理の流れの一例を示すフローチャートである。 BOX選択画面の画像を含むウィンドウの一例を示す図である。 BOX情報画面の画像を含むウィンドウの一例を示す図である。 ファイル名入力画面の画像を含むウィンドウの一例を示す図である。 スクリーンスキャン処理の流れの一例を示すフローチャートである。 出力先選択画面の画像を含むウィンドウの一例を示す図である。 宛先選択画面の画像を含むウィンドウの一例を示す図である。 スクリーンプリント処理の流れの一例を示すフローチャートである。 条件選択画面の画像を含むウィンドウの一例を示す図である。 領域指定画面の画像を含むウィンドウの一例を示す図である。 オーディオ遠隔制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。 オーディオ制御画面の画像を含むウィンドウの一例を示す図である。 照明遠隔制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。 照明制御画面の画像を含むウィンドウの一例を示す図である。 システム設定処理の流れの一例を示すフローチャートである。 システム設定画面の画像を含むウィンドウの一例を示す図である。 アクセス権設定画面の画像を含むウィンドウの一例を示す図である。
1 会議システム、51 操作画面送信部、53 コマンド受信部、55 データ要求部、57 自装置操作画面生成部、59 認証部、61 識別情報要求部、63 指示ユーザ決定部、65 関連付部、67 実行可否判断部、69 処理制御部、71 処理実行部、81 遠隔操作画面送信部、83 自装置操作画面送信部、85 認証画面送信部、91 遠隔制御部、93 自装置制御部、100 MFP、110 メイン回路、111 CPU、112 通信I/F部、113 ROM、114 RAM、115 EEPROM、116 HDD、117 ファクシミリ部、118 ネットワークI/F、119 カードI/F、119A フラッシュメモリ、120 自動原稿搬送装置、130 原稿読取部、140 画像形成部、150 給紙部、160 操作パネル、160A 表示部、160B 操作部、200 PC、201 CPU、202 ROM、203 RAM、204 HDD、205 表示部、206 操作部、207 ネットワークI/F、208 通信I/F、209 外部記憶装置、211 ブラウジング部、213 位置検出部、215 装置検出部、217 識別情報送信部、219 投影制御部、221 表示画面生成部、223 描画像検出部、225 データ送信部、231 表示データ、310 プリンタ、320 照明装置、330 音響装置、400 ホワイトボード、411A〜411E ペン、500 プロジェクタ。

Claims (14)

  1. 投影面に画像を表示する表示装置を制御するための表示制御装置と、外部装置を遠隔制御可能な遠隔制御装置と、前記投影面に対してユーザにより指示された位置に関する情報と位置を指示した指示装置を識別するための情報とを取得するための指示取得装置と、を備えた遠隔制御システムであって、
    表示制御装置は、
    操作画面を前記遠隔制御装置から受信するブラウジング手段と、
    前記ブラウジング手段により受信された操作画面を前記表示装置に前記投影面に投影させる表示制御手段と、
    前記指示取得装置からの情報に基づき、前記投影された操作画面中でユーザにより指示された位置を検出する位置検出手段と、
    前記指示取得装置からの情報に基づき、前記位置検出手段により検出された位置を指示した指示装置を検出するための装置検出手段と、
    前記遠隔制御装置からの要求に応じて、前記検出された指示装置を識別するための指示装置識別情報を前記遠隔制御装置に送信する識別情報送信手段と、を備え、
    前記ブラウジング手段は、前記操作画面に含まれ、前記位置検出手段により検出された前記操作画面中の位置に対応付けられたコマンドを前記遠隔制御装置に送信し、
    前記遠隔制御装置は、
    前記外部装置または自装置を制御するための操作を受け付けるための操作画面であって、制御を特定するためのコマンドを含む操作画面を前記表示制御装置に送信する操作画面送信手段と、
    前記表示制御装置から送信されるコマンドを受信するコマンド受信手段と、
    前記コマンド受信手段により受信されたコマンドに従って前記外部装置または自装置を制御する処理制御手段と、
    前記表示制御装置に前記指示装置の指示装置識別情報の送信を要求する識別情報要求手段と、を備え、
    前記操作画面送信手段は、ユーザを認証するための認証情報を受け付けるための操作画面であって、認証コマンドを含む認証画面を前記表示制御装置に送信する認証画面送信手段を含み、
    前記遠隔制御装置は、さらに、
    前記コマンド受信手段により受信されたコマンドが前記認証コマンドの場合、該認証コマンドとともに受信される認証情報に従ってユーザを認証するための認証手段と、
    前記認証手段による認証が成功する場合、前記識別情報要求手段による要求の送信に応じて前記表示制御装置から受信する指示装置識別情報を、前記認証されたユーザのユーザ識別情報と関連付ける関連付手段と、
    前記コマンド受信手段によりコマンドが受信される場合、前記識別情報要求手段による要求の送信に応じて前記表示制御装置から受信する指示装置識別情報と関連付けられたユーザ識別情報のユーザを、前記操作画面に指示した指示ユーザに決定する指示ユーザ決定手段と、を備えた遠隔制御システム。
  2. 投影面に画像を表示する表示装置を制御するための表示制御装置と、外部装置を遠隔制御可能な遠隔制御装置と、前記投影面に対する前記指示装置の位置情報と前記指示装置を識別するための指示装置識別情報とを検出する指示検出装置と、を備えた遠隔制御システムであって、
    表示制御装置は、
    操作画面を前記遠隔制御装置から受信するブラウジング手段と、
    前記ブラウジング手段により受信された操作画面を前記表示装置に前記投影面に投影させる表示制御手段と、
    前記指示検出装置が検出した前記位置情報を前記指示検出装置から取得することにより、前記投影された操作画面中でユーザにより指示された位置を検出する位置検出手段と、
    前記指示検出装置が検出した前記指示装置識別情報を前記指示検出装置から取得することにより、前記指示装置を検出する装置検出手段と、
    前記遠隔制御装置からの要求に応じて、前記指示装置識別情報を前記遠隔制御装置に送信する識別情報送信手段と、を備え、
    前記ブラウジング手段は、前記操作画面に含まれ、前記位置検出手段により検出された前記操作画面中の位置に対応付けられたコマンドを前記遠隔制御装置に送信し、
    前記遠隔制御装置は、
    前記外部装置または自装置を制御するための操作を受け付けるための操作画面であって、制御を特定するためのコマンドを含む操作画面を前記表示制御装置に送信する操作画面送信手段と、
    前記表示制御装置から送信されるコマンドを受信するコマンド受信手段と、
    前記コマンド受信手段により受信されたコマンドに従って前記外部装置または自装置を制御する処理制御手段と、
    前記表示制御装置に前記指示装置の指示装置識別情報の送信を要求する識別情報要求手段と、を備え、
    前記操作画面送信手段は、ユーザを認証するための認証情報を受け付けるための操作画面であって、認証コマンドを含む認証画面を前記表示制御装置に送信する認証画面送信手段を含み、
    前記遠隔制御装置は、さらに、
    前記コマンド受信手段により受信されたコマンドが前記認証コマンドの場合、該認証コマンドとともに受信される認証情報に従ってユーザを認証するための認証手段と、
    前記認証手段による認証が成功する場合、前記識別情報要求手段による要求の送信に応じて前記表示制御装置から受信する指示装置識別情報を、前記認証されたユーザのユーザ識別情報と関連付ける関連付手段と、
    前記コマンド受信手段によりコマンドが受信される場合、前記識別情報要求手段による要求の送信に応じて前記表示制御装置から受信する指示装置識別情報と関連付けられたユーザ識別情報のユーザを、前記操作画面に指示した指示ユーザに決定する指示ユーザ決定手段と、を備えた遠隔制御システム。
  3. 投影面に画像を表示する表示装置を制御するための表示制御装置と、外部装置を遠隔制御可能な遠隔制御装置と、前記投影面を撮像する撮像装置と、を備えた遠隔制御システムであって、
    表示制御装置は、
    操作画面を前記遠隔制御装置から受信するブラウジング手段と、
    前記ブラウジング手段により受信された操作画面を前記表示装置に前記投影面に投影させる表示制御手段と、
    前記撮像装置により時間を異ならせて撮像された複数の前記投影面の画像を比較することにより、前記投影された操作画面中でユーザにより指示された位置を検出する位置検出手段と、
    前記撮像装置により撮像された前記指示装置により描かれた色を検出することにより、記指示装置を検出する装置検出手段と、
    前記遠隔制御装置からの要求に応じて、前記検出された指示装置を識別するための指示装置識別情報を前記遠隔制御装置に送信する識別情報送信手段と、を備え、
    前記ブラウジング手段は、前記操作画面に含まれ、前記位置検出手段により検出された前記操作画面中の位置に対応付けられたコマンドを前記遠隔制御装置に送信し、
    前記遠隔制御装置は、
    前記外部装置または自装置を制御するための操作を受け付けるための操作画面であって、制御を特定するためのコマンドを含む操作画面を前記表示制御装置に送信する操作画面送信手段と、
    前記表示制御装置から送信されるコマンドを受信するコマンド受信手段と、
    前記コマンド受信手段により受信されたコマンドに従って前記外部装置または自装置を制御する処理制御手段と、
    前記表示制御装置に前記指示装置の指示装置識別情報の送信を要求する識別情報要求手段と、を備え、
    前記操作画面送信手段は、ユーザを認証するための認証情報を受け付けるための操作画面であって、認証コマンドを含む認証画面を前記表示制御装置に送信する認証画面送信手段を含み、
    前記遠隔制御装置は、さらに、
    前記コマンド受信手段により受信されたコマンドが前記認証コマンドの場合、該認証コマンドとともに受信される認証情報に従ってユーザを認証するための認証手段と、
    前記認証手段による認証が成功する場合、前記識別情報要求手段による要求の送信に応じて前記表示制御装置から受信する指示装置識別情報を、前記認証されたユーザのユーザ識別情報と関連付ける関連付手段と、
    前記コマンド受信手段によりコマンドが受信される場合、前記識別情報要求手段による要求の送信に応じて前記表示制御装置から受信する指示装置識別情報と関連付けられたユーザ識別情報のユーザを、前記操作画面に指示した指示ユーザに決定する指示ユーザ決定手段と、を備えた遠隔制御システム。
  4. 前記遠隔制御装置は、さらに、
    前記外部装置または自装置に対して実行可能なコマンドをユーザ毎に予め対応付けた制限テーブルに基づいて、前記コマンド受信手段により受信されたコマンドを前記指示ユーザ決定手段により決定された指示ユーザに対して実行可能か否かを判断する実行可否判断手段を備えた、請求項1〜3のいずれかに記載の遠隔制御システム。
  5. 前記表示制御装置は、前記表示制御手段により前記操作画面とは別のデータの画像が表示されている場合に、前記遠隔制御装置からデータ送信要求を受信することに応じて、前記別のデータを前記遠隔制御装置に送信するデータ送信手段をさらに備え、
    前記遠隔制御装置は、前記コマンド受信手段により受信されたコマンドがデータ要求コマンドの場合、前記表示制御装置にデータ送信要求を送信するデータ送信要求手段と、
    前記データ送信要求の送信に応じて前記表示制御装置から送信されるデータを受信し、該受信されたデータの画像を含む自装置操作画面を生成する自装置操作画面生成手段と、をさらに備え、
    前記操作画面送信手段は、前記生成された自装置操作画面を前記表示装置に送信する、請求項1〜4のいずれかに記載の遠隔制御システム。
  6. 前記自装置操作画面生成手段により生成される自装置操作画面は、該自装置操作画面に含まれる画像の一部を選択する指示を受け付け、該受け付けられた指示で特定される部分を示す領域情報を送信する処理を前記表示制御装置に実行させるコマンドを含む、請求項に記載の遠隔制御システム。
  7. 前記自装置操作画面生成手段により生成される自装置操作画面は、該自装置操作画面に含まれる画像に対する処理を前記遠隔制御装置に実行させるためのコマンドを含む、請求項またはに記載の遠隔制御システム。
  8. 投影面に画像を表示する表示装置を制御するための表示制御装置と、外部装置を遠隔制御可能な遠隔制御装置と、前記投影面に対してユーザにより指示された位置に関する情報と位置を指示した指示装置を識別するための情報とを取得するための指示取得装置と、で実行される遠隔制御方法であって、
    前記表示制御装置に、
    操作画面を前記遠隔制御装置から受信するステップと、
    前記受信された操作画面を前記表示装置に前記投影面に投影させる表示制御ステップと、
    前記指示取得装置からの情報に基づき、前記投影された操作画面中でユーザにより指示された位置を検出する位置検出ステップと、
    前記指示取得装置からの情報に基づき、前記位置検出ステップにおいて検出された位置を指示した指示装置を検出する装置検出ステップと、
    前記遠隔制御装置からの要求に応じて、前記検出された指示装置を識別するための指示装置識別情報を前記遠隔制御装置に送信するステップと、
    前記操作画面に含まれ、前記位置検出ステップにおいて検出された前記操作画面中の位置に対応付けられたコマンドを前記遠隔制御装置に送信するステップと、を実行させ、
    前記遠隔制御装置に、
    前記外部装置または自装置を制御するための操作を受け付けるための操作画面であって、制御を特定するためのコマンドを含む操作画面を前記表示制御装置に送信する操作画面送信ステップと、
    前記表示制御装置から送信されるコマンドを受信するコマンド受信ステップと、
    前記コマンドを受信するステップにおいて受信されたコマンドに従って前記外部装置または自装置を制御するステップと、
    前記表示制御装置に前記指示装置の指示装置識別情報の送信を要求する識別情報要求ステップと、を実行させ、
    前記操作画面送信ステップは、ユーザを認証するための認証情報を受け付けるための操作画面であって、認証コマンドを含む認証画面を前記表示制御装置に送信する認証画面送信ステップを含み、
    前記遠隔制御装置に、さらに、
    前記コマンド受信ステップにおいて受信されたコマンドが前記認証コマンドの場合、該認証コマンドとともに受信される認証情報に従ってユーザを認証するための認証ステップと、
    前記認証ステップにおいて認証が成功する場合、前記識別情報要求ステップにおける要求の送信に応じて前記表示制御装置から受信する指示装置識別情報を、前記認証されたユーザのユーザ識別情報と関連付ける関連付ステップと、
    前記コマンド受信ステップにおいてコマンドが受信される場合、前記識別情報要求ステップにおける要求の送信に応じて前記表示制御装置から受信する指示装置識別情報と関連付けられたユーザ識別情報のユーザを、前記操作画面に指示した指示ユーザに決定する指示ユーザ決定ステップと、を実行させる遠隔制御方法。
  9. 投影面に画像を表示する表示装置を制御するための表示制御装置と、外部装置を遠隔制御可能な遠隔制御装置と、前記投影面に対する前記指示装置の位置情報と前記指示装置を識別するための指示装置識別情報とを検出する指示検出装置と、で実行される遠隔制御方法であって、
    前記表示制御装置に、
    操作画面を前記遠隔制御装置から受信するステップと、
    前記受信された操作画面を前記表示装置に前記投影面に投影させる表示制御ステップと、
    前記指示検出装置が検出した前記位置情報を前記指示検出装置から取得することにより、前記投影された操作画面中でユーザにより指示された位置を検出する位置検出ステップと、
    前記指示検出装置が検出した前記指示装置識別情報を前記指示検出装置から取得することにより、前記指示装置を検出する装置検出ステップと、
    前記遠隔制御装置からの要求に応じて、前記指示装置識別情報を前記遠隔制御装置に送信するステップと、
    前記操作画面に含まれ、前記位置検出ステップにおいて検出された前記操作画面中の位置に対応付けられたコマンドを前記遠隔制御装置に送信するステップと、を実行させ、
    前記遠隔制御装置に、
    前記外部装置または自装置を制御するための操作を受け付けるための操作画面であって、制御を特定するためのコマンドを含む操作画面を前記表示制御装置に送信する操作画面送信ステップと、
    前記表示制御装置から送信されるコマンドを受信するコマンド受信ステップと、
    前記コマンドを受信するステップにおいて受信されたコマンドに従って前記外部装置または自装置を制御するステップと、
    前記表示制御装置に前記指示装置の指示装置識別情報の送信を要求する識別情報要求ステップと、を実行させ、
    前記操作画面送信ステップは、ユーザを認証するための認証情報を受け付けるための操作画面であって、認証コマンドを含む認証画面を前記表示制御装置に送信する認証画面送信ステップを含み、
    前記遠隔制御装置に、さらに、
    前記コマンド受信ステップにおいて受信されたコマンドが前記認証コマンドの場合、該認証コマンドとともに受信される認証情報に従ってユーザを認証するための認証ステップと、
    前記認証ステップにおいて認証が成功する場合、前記識別情報要求ステップにおける要求の送信に応じて前記表示制御装置から受信する指示装置識別情報を、前記認証されたユーザのユーザ識別情報と関連付ける関連付ステップと、
    前記コマンド受信ステップにおいてコマンドが受信される場合、前記識別情報要求ステップにおける要求の送信に応じて前記表示制御装置から受信する指示装置識別情報と関連付けられたユーザ識別情報のユーザを、前記操作画面に指示した指示ユーザに決定する指示ユーザ決定ステップと、を実行させる遠隔制御方法。
  10. 投影面に画像を表示する表示装置を制御するための表示制御装置と、外部装置を遠隔制御可能な遠隔制御装置と、前記投影面を撮像する撮像装置と、で実行される遠隔制御方法であって、
    前記表示制御装置に、
    操作画面を前記遠隔制御装置から受信するステップと、
    前記受信された操作画面を前記表示装置に前記投影面に投影させる表示制御ステップと、
    前記撮像装置により時間を異ならせて撮像された複数の前記投影面の画像を比較することにより、前記投影された操作画面中でユーザにより指示された位置を検出する位置検出ステップと、
    前記撮像装置により撮像された前記指示装置により描かれた色を検出することにより、記指示装置を検出する装置検出ステップと、
    前記遠隔制御装置からの要求に応じて、前記検出された指示装置を識別するための指示装置識別情報を前記遠隔制御装置に送信するステップと、
    前記操作画面に含まれ、前記位置検出ステップにおいて検出された前記操作画面中の位置に対応付けられたコマンドを前記遠隔制御装置に送信するステップと、を実行させ、
    前記遠隔制御装置に、
    前記外部装置または自装置を制御するための操作を受け付けるための操作画面であって、制御を特定するためのコマンドを含む操作画面を前記表示制御装置に送信する操作画面送信ステップと、
    前記表示制御装置から送信されるコマンドを受信するコマンド受信ステップと、
    前記コマンドを受信するステップにおいて受信されたコマンドに従って前記外部装置または自装置を制御するステップと、
    前記表示制御装置に前記指示装置の指示装置識別情報の送信を要求する識別情報要求ステップと、を実行させ、
    前記操作画面送信ステップは、ユーザを認証するための認証情報を受け付けるための操作画面であって、認証コマンドを含む認証画面を前記表示制御装置に送信する認証画面送信ステップを含み、
    前記遠隔制御装置に、さらに、
    前記コマンド受信ステップにおいて受信されたコマンドが前記認証コマンドの場合、該認証コマンドとともに受信される認証情報に従ってユーザを認証するための認証ステップと、
    前記認証ステップにおいて認証が成功する場合、前記識別情報要求ステップにおける要求の送信に応じて前記表示制御装置から受信する指示装置識別情報を、前記認証されたユーザのユーザ識別情報と関連付ける関連付ステップと、
    前記コマンド受信ステップにおいてコマンドが受信される場合、前記識別情報要求ステップにおける要求の送信に応じて前記表示制御装置から受信する指示装置識別情報と関連付けられたユーザ識別情報のユーザを、前記操作画面に指示した指示ユーザに決定する指示ユーザ決定ステップと、を実行させる遠隔制御方法。
  11. 前記遠隔制御装置に、さらに、
    前記外部装置または自装置に対して実行可能なコマンドをユーザ毎に予め対応付けた制限テーブルに基づいて、前記コマンド受信ステップにおいて受信されたコマンドを前記指示ユーザ決定ステップにおいて決定された指示ユーザに対して実行可能か否かを判断する実行可否判断ステップを実行させる、請求項8〜10のいずれかに記載の遠隔制御方法。
  12. 前記表示制御装置に、前記表示制御ステップにおいて前記操作画面とは別のデータの画像が表示されている場合に、前記遠隔制御装置からデータ送信要求を受信することに応じて、前記別のデータを前記遠隔制御装置に送信するデータ送信ステップをさらに実行させ、
    前記遠隔制御装置に、前記コマンド受信ステップにおいて受信されたコマンドがデータ要求コマンドの場合、前記表示制御装置にデータ送信要求を送信するデータ送信要求ステップと、
    前記データ送信要求の送信に応じて前記表示制御装置から送信されるデータを受信し、該受信されたデータの画像を含む自装置操作画面を生成する自装置操作画面生成ステップと、をさらに実行させ、
    前記操作画面送信ステップは、前記生成された自装置操作画面を前記表示装置に送信するステップを含む、請求項8〜11のいずれかに記載の遠隔制御方法。
  13. 前記自装置操作画面生成ステップにおいて生成される自装置操作画面は、該自装置操作画面に含まれる画像の一部を選択する指示を受け付け、該受け付けられた指示で特定される部分を示す領域情報を送信する処理を前記表示制御装置に実行させるコマンドを含む、請求項12に記載の遠隔制御方法。
  14. 前記自装置操作画面生成ステップにおいて生成される自装置操作画面は、該自装置操作画面に含まれる画像に対する処理を前記遠隔制御装置に実行させるためのコマンドを含む、請求項12または13に記載の遠隔制御方法。
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