JP2000022879A - スキャナ装置 - Google Patents

スキャナ装置

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JP2000022879A
JP2000022879A JP10202748A JP20274898A JP2000022879A JP 2000022879 A JP2000022879 A JP 2000022879A JP 10202748 A JP10202748 A JP 10202748A JP 20274898 A JP20274898 A JP 20274898A JP 2000022879 A JP2000022879 A JP 2000022879A
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file
scanner
computer
scanner device
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JP10202748A
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Noriyuki Shioda
憲行 塩田
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スキャナ装置の特別なアプリケーションや特
別なプロトコルを使用せずにスキャナ装置の制御を行
い、取得したデータをユーザーのコンピュータに転送可
能なネットワークに接続できるスキャナ装置を提供する
こと。 【解決手段】 ユーザーのコンピュータAはスキャナB
の共有ディスクをマウントする。その共有ディスクの特
定のディレクトリでファイルリストを表示するとスキャ
ナB側では原稿の読み取りを行い、コンピュータA側に
は原稿を読み込んだ画像データのファイルがそのディレ
クトリ上に表示される。この際ファイルリストに表示さ
れるファイルのサイズは読み込んだ画像データのサイズ
となる。コンピュータAから送られたファイル共有プロ
トコルの「ディレクトリ読み出し」コマンドは、スキャ
ナBのファイル共有プロトコル処理部2によって解釈さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータとネ
ットワークに接続可能なスキャナ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、著しく進展している高度情報化社
会では、ユーザーはパーソナルコンピュータやプリンタ
装置等の端末を通信ネットワークであるLAN、WAN
等を介し、各種デバイスを共有することにより、資源の
有効利用と情報の高速処理を図っている。例えば、特開
平5−292240号公報では、スキャナプリンタサー
バに複数のスキャナ、プリンタ装置を接続し、ホストコ
ンピュータが、ネットワークスキャナのパラメータ設定
を行う技術を開示している。また、特開平8−2890
67号公報では、ホストコンピュータがネットワークを
介し接続されたスキャナで読み込んだ画像データを取得
する技術を開示している。更に、特開平9−23324
3号公報では、ホストコンピュータとネットワークを介
し接続されるネットワークスキャナの制御が特殊なプロ
グラムを必要とせずに、一般的に使用されているプロト
コルを用いて行う技術を開示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
公報記載の発明では、ファイル共用プロトコルのような
汎用のプロトコルを使用することについては言及されて
おらず、使用プロトコルについては配慮されていない
か、既存のHTTPプロトコルが使用されている。そこ
で、本発明は、コンピュータネットワークに接続され複
数ユーザーにより共有されるスキャナ装置において、当
該スキャナ装置の特別なアプリケーションや特別なプロ
トコルを使用せず、一般的に用いられているファイル共
有の機能を利用してスキャナ装置の制御を行い、取得し
たデータをユーザーのコンピュータに転送可能なネット
ワークに接続されたスキャナ装置を提供することを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、単数または複数のコンピュータとネットワーク接続
可能であり、このコンピュータ上からディスク共有プロ
トコルを用いて、共有ディスクをマウントしたスキャナ
装置であって、前記コンピュータから前記スキャナ装置
の共有ディスク内の特定のディレクトリ上のファイルを
検索するファイル検索手段と、このファイル検索手段に
よるファイル検索が実行されたことを検知する検知手段
とを備え、この検知手段がユーザーがファイル探索手段
を実行したことを検知すると、前記スキャナ装置が画像
データ取得を開始することにより前記目的を達成する。
【0005】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明において、前記共有ディスク上のファイルを読み込
むファイル読み込み手段と、前記ファイル読み込み手段
によりファイル読み込みが実行されると、前記スキャナ
装置が取得した画像データを前記コンピュータへ転送す
る転送手段とを具備したことにより前記目的を達成す
る。
【0006】請求項3記載の発明では、単数または複数
のコンピュータとネットワーク接続可能であり、このコ
ンピュータ上からディスク共有プロトコルを用いて、共
有ディスクをマウントしたスキャナ装置であって、前記
共有ディスク上の特定のディレクトリ上のファイルを読
み込む特定ファイル読み込み手段と、この特定ファイル
読み込み手段により特定のディレクトリ上のファイルの
読み込みが実行されると、前記スキャナ装置に画像デー
タ取得開始を指示し、取得された画像データを前記コン
ピュータに転送する転送手段とを具備したことにより前
記目的を達成する。
【0007】請求項4記載の発明では、請求項1、請求
項2または請求項3記載のにおいて、前記スキャナ装置
が原稿を読み取る時に必要とする解像度、スキャンサイ
ズなどの各種パラメータの指定を前記共有ディスク上の
読み込みファイル名または読み込むファイルの存在する
ディレクトリ名として指定することにより前記目的を達
成する。
【0008】請求項5記載の発明では、単数または複数
のコンピュータとネットワーク接続可能であり、このコ
ンピュータ上からディスク共有プロトコルを用いて、共
有ディスクをマウントしたスキャナ装置であって、読取
原稿を自動搬送する自動原稿搬送装置を備え、スキャナ
装置の共有ディスク上で読み込むファイル名または読み
込みファイルの存在するディレクトリ名として前記自動
原稿搬送装置の使用を指示し、単数または複数のファイ
ルを読み出すことにより、自動原稿搬送装置を使用して
単数または複数枚の原稿を読み取り、その後読み取った
画像データを転送することにより前記目的を達成する。
【0009】請求項6記載の発明では、単数または複数
のコンピュータとネットワーク接続可能であり、このコ
ンピュータ上からディスク共有プロトコルを用いて、共
有ディスクをマウントしたスキャナ装置であって、共有
ディスク上で読み込むファイル名または読み込むファイ
ルの存在するディレクトリ名としてプリスキャンを指示
する指示手段とを備え、この指示手段による指示が実行
されると当該スキャナが色数や解像度を落とした原稿の
読み取りを行い、読み取った画像データを転送すること
により前記目的を達成する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を、図面を参照して詳細に説明する。本発明の実施の形
態としては、入力装置として、各種入力装置が可能であ
るが、ここでは、スキャナ装置を用いた例について説明
を行う。図1は本実施の形態の主要部のブロック図であ
る。この図において、コンピュータAとスキャナBはネ
ットワークCにより接続されている。このコンピュータ
Aは記憶装置1を内蔵し、この記憶装置1はネットワー
クCを介し取得する各種データの保存に使用する。スキ
ャナB内部は、ファイル共有プロトコル処理部2、スキ
ャナ制御部3、読み取り実行部4、記憶装置5で構成さ
れている。スキャナB内の記憶装置5は、読み取り実行
部4で読み込んだ画像データを一時的に保存しておくた
めに使用するが、この記憶装置5がなくても本発明は実
現可能である。
【0011】次に、本実施の形態の動作を説明する。本
実施の形態は、ユーザーがコンピュータA上でディスク
共有機能を用いた操作を行うと、コンピュータAはディ
スク共有プロトコルを用いて、ネットワークを介して接
続されたスキャナBに入力データ取得要求を出す。この
要求はスキャナB内部のファイル共有プロトコル処理部
2によって解釈され、その結果をスキャナ制御部3に渡
す。そして、スキャナ制御部3は要求された処理を行う
ため、読み取り実行部4またはファイル共有プロトコル
処理部2に指示を出す。この指示を受けたファイル共有
プロトコル処理部2は、指示に従って各種処理を行い、
その処理の結果取得したデータをファイル共有プロトコ
ル処理部2を通して利用者のコンピュータAに返す。
【0012】本実施の形態では、ファイル共有プロトコ
ルによりスキャナ上の共有ディスクをコンピュータがマ
ウントすることを必要とする。しかし、実際にスキャナ
上に物理的な記憶媒体であるディスク等が必要になるわ
けではない。スキャナ側がファイル共有プロトコル上で
正しいやり取りを行えば、物理的にはディスクがないの
に仮想的にディスクがあるように見せかけることが可能
である。例えばファイル共有プロトコル上の操作の一つ
である「ファイルの読み出し」コマンドを受け取った場
合には、ファイルのデータを返すのではなく、原稿をス
キャンしたデータをあたかもファイルのデータに見せか
けて返すことにより、コンピュータ側は共有ディスクの
ファイルを読み出すことでスキャンしたデータを得るこ
とが可能になる。
【0013】まず、第1の実施の形態を説明する。この
実施の形態では、ユーザーのコンピュータAはスキャナ
Bの共有ディスクをマウントする。そして、その共有デ
ィスクの特定のディレクトリでファイルリストを表示す
ると、スキャナB側では実際の原稿の読み取りを行い、
コンピュータA側には原稿を読み込んだ画像データのフ
ァイルがそのディレクトリ上に表示される。この際ファ
イルリストに表示されるファイルのサイズは読み込んだ
画像データのサイズとなる。
【0014】この処理を実現するためのスキャナB側の
処理は以下のとおりである。コンピュータAから送られ
たファイル共有プロトコルの「ディレクトリ読み出し」
コマンドは、スキャナBのファイル共有プロトコル処理
部2によって解釈される。ここでコマンドが「ディレク
トリ読み出し」であった場合には、スキャナ制御部3に
伝え、スキャナ制御部3は読み取り実行部4に原稿の読
み取りを指示する。指示を受け取った読み取り実行部4
は、実際の原稿の読み取りを行い、読み取った画像デー
タを記憶装置5に保存する。
【0015】原稿の読み取りが終了すると、読み取り実
行部4は、読み取りが終了した旨と、画像データのサイ
ズをスキャナ制御部3に返す。これを受け取ったスキャ
ナ制御部3は、ファイル共有プロトコル処理部2に対し
てファイル名とファイルのサイズを返し、ファイル共有
プロトコル処理部2は受け取ったファイル名とファイル
サイズをファイル共有プロトコルに従ったパケットとし
てコンピュータAに返す。以上のスキャナB側の処理に
より共有ディスク上のファイルとしてスキャンした画像
データが見えるようになる。
【0016】次に、第2の実施の形態について説明す
る。この実施の形態によると、ユーザーは、第1の実施
の形態で示した操作を行うことにより原稿の読み取りを
行うことができる。続いて、共有ディスク上の表示され
たファイルを読み込むことで、スキャナBに読み込んだ
画像データはファイル共有プロトコルを利用してユーザ
ーのコンピュータAに転送される。ユーザーのコンピュ
ータAから見ればコンピュータのファイルは普通のファ
イルと同じように見えるため、通常使用するアプリケー
ションプログラムから共有ディスク上のファイルを開く
ことにより、実際にはスキャナB側にある画像データ
が、ユーザーのコンピュータに転送されることになる。
【0017】この処理を実現するためのスキャナB側の
処理は以下のとおりである。コンピュータAから送られ
たファイル共有プロトコルの「ファイル読み出し」コマ
ンドは、スキャナBのファイル共有プロトコル処理部2
によって解釈される。ここでコマンドが「ファイル読み
出し」であった場合には、ファイル共有プロトコル処理
部2は、記憶装置5から画像データを取り出し、ファイ
ル共有プロトコルに従ったパケットとしてコンピュータ
Aに返す。以上のスキャナ側の処理により共有ディスク
上のファイルを読み込むことにより画像データをコンピ
ュータに転送することが可能になる。
【0018】次に、第3の実施の形態について説明す
る。この実施の形態によると、ユーザーのコンピュータ
AではスキャナBの共有ディスクをマウントする。そし
て、その共有ディスクの特定のディレクトリでファイル
リストを表示することなく、共有ディスク上のファイル
を読み込むことで、スキャナB側は、実際の原稿の読み
取りが行われ、ユーザーのコンピュータは原稿を読み込
んだ画像データを読み込むことを可能とする。
【0019】この処理を実現するためのスキャナ側の処
理は以下のとおりである。コンピュータAから送られた
ファイル共有プロトコルの「ファイル読み出し」コマン
ドは、スキャナBのファイル共有プロトコル処理部2に
よって解釈される。ここでコマンドが「ファイル読み出
し」であった場合には、スキャナ制御部3に伝え、スキ
ャナ制御部3は、読み取り実行部4に原稿の読み取りを
指示する。この指示を受けた読み取り実行部4は、実際
の原稿の読み取りを行い、読み取った画像データをファ
イル共有プロトコル処理部2に送る。ファイル共有プロ
トコル処理部2は受け取ったデータをファイル共有プロ
トコルに従った形のパケットとしてコンピュータAに返
す。以上のスキャナ側の処理により、共有ディスク上の
ファイルを読み込むことで、スキャナに原稿読み取り開
始を指示し画像データをコンピュータに転送することが
可能になる。
【0020】続いて、第4の実施の形態について説明す
る。この実施の形態では、ユーザーのコンピュータA
は、スキャナBの共有ディスクをマウントする。そし
て、その共有ディスクの特定のディレクトリでファイル
リストを表示すると、原稿読み取り時に必要なパラメー
タごとのディレクトリがリストされる。そのディレクト
リ内のファイルを読み込むことで、スキャナB側では選
択したパラメータを使用した原稿の読み取りが行われ、
ユーザーのコンピュータは画像データを読み込むことが
できる。
【0021】この処理を実現するためのスキャナ側の処
理は以下のとおりである。コンピュータAから送られた
ファイル共有プロトコルの「ファイル読み出し」コマン
ドは、スキャナBのファイル共有プロトコル処理部2に
よって解釈される。ここでコマンドが「ファイル読み出
し」であった場合には、スキャナ制御部3に伝え、スキ
ャナ制御部3は、読み取り実行部4に原稿の読み取りを
指示する。この際にスキャナ制御部3はファイル共有プ
ロトコル処理部2から受け取ったファイルのフルパス名
を解析して原稿の読み取りに必要なパラメータを取り出
し、読み取り実行部4に原稿の読み取り指示に取り出し
たパラメータを使用して実際の原稿の読み取りを行う。
その後、この読み取った画像データをファイル共有プロ
トコル処理部2に送る。ファイル共有プロトコル処理部
2は受け取ったデータをファイル共有プロトコルに従っ
た形のパケットとしてコンピュータAに返す。以上のス
キャナ側の処理により、共有ディスク上のファイルを読
み込むことで、スキャナに指定した読み取りパラメータ
を与えて原稿読み取り開始を指示し画像データをコンピ
ュータに転送することが可能になる。
【0022】次に、第5の実施の形態を説明する。この
実施の形態によると、ユーザーのコンピュータAでは、
スキャナBの共有ディスクをマウントする。そして、そ
の共有ディスクの特定のディレクトリでファイルを読み
込むと、自動原稿搬送装置(ADF)に起動がかかり、
この装置から1枚目の原稿が送られた後、スキャナ装置
では原稿の読み取りを行う。こうして、読み込んだ画像
データは共有ディスク上のファイルの内容として、ユー
ザーのコンピュータAに送られる。ユーザーが同じディ
レクトリ上で再度ファイルを読み込むのと同様に、自動
原稿搬送装置が働き2枚目の原稿が読み取られ、そのデ
ータがユーザーのコンピュータAに送られる。このよう
に、ファイルを読むたびに次のページの原稿の画像デー
タを取得することが可能である。
【0023】この処理を実現するためのスキャナ側の処
理は以下のとおりである。コンピュータAから送られた
ファイル共有プロトコルの「ファイル読み出し」コマン
ドは、スキャナBのファイル共有プロトコル処理部2に
よって解釈される。ここでコマンドが「ファイル読み出
し」であった場合には、スキャナ制御部3に伝える。ス
キャナ制御部3はファイル共有プロトコル処理部2から
受け取ったファイルのフルパス名を解析して自動原稿搬
送装置の起動をするかどうか判断し、起動が必要な場合
には読み取り実行部4に自動原稿搬送装置の起動を指示
する。指示を受けた読み取り実行部4は自動原稿搬送装
置を起動して原稿の搬送を行った後、実際の原稿の読み
取りを行い、読み取った画像データをファイル共有プロ
トコル処理部2に送る。ファイル共有プロトコル処理部
2は受け取ったデータをファイル共有プロトコルに従っ
た形のパケットとしてコンピュータAに返す。以上のス
キャナB側の処理により、共有ディスク上のファイルを
読み込むことで、スキャナBに自動原稿搬送装置を使っ
た原稿を送った後に原稿を読み取った画像データをコン
ピュータに転送することを可能にする。
【0024】続いて、第6の実施の形態を説明する。こ
の実施の形態によると、まず、ユーザーのコンピュータ
AではスキャナBの共有ディスクをマウントする。そし
て、その共有ディスクの特定のディレクトリ内のファイ
ルを読み込むことで、スキャナB側では読み取り速度を
上げるために色数や解像度を落とした原稿の読み取り
(プリスキャン)が行われ、ユーザーのコンピュータA
は、プリスキャンされた画像データを読み込むことがで
きる。
【0025】この処理を実現するためのスキャナB側の
処理は以下のとおりである。コンピュータAから送られ
たファイル共有プロトコルの「ファイル読み出し」コマ
ンドは、スキャナBのファイル共有プロトコル処理部2
によって解釈される。ここでコマンドが「ファイル読み
出し」であった場合には、スキャナ制御部3に伝え、ス
キャナ制御部3は、読み取り実行部4に原稿の読み取り
を指示する。
【0026】この際にスキャナ制御部3はファイル共有
プロトコル処理部2から受け取ったファイルのフルパス
名を解析してプリスキャンを行うかどうかを判断し、読
み取り実行部4に原稿の読み取り指示にプリスキャンで
あることを付加して送る。指示を受けた読み取り実行部
4は、プリスキャン用のパラメータで実際の原稿の読み
取りを行い、読み取った画像データをファイル共有プロ
トコル処理部2に送る。ファイル共有プロトコル処理部
2は受け取ったデータをファイル共有プロトコルに従っ
た形のパケットとしてコンピュータAに返す。以上のス
キャナ側の処理により、共有ディスク上のファイルを読
み込むことで、プリスキャンした画像データをコンピュ
ータに転送することが可能になる。
【0027】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、ユーザーのコ
ンピュータに標準で備わっている共有ディスクの機能の
みを使用して、スキャナにスキャンの指示ができるた
め、スキャナ専用のプログラムやドライバを容易する必
要がない。請求項2記載の発明では、共有ディスクの機
能のみを使用して、スキャナで読み込んだ画像データを
コンピュータに転送できるため、スキャナ専用のプログ
ラムやドライバを容易する必要がない。
【0028】請求項3記載の発明では、共有ディスクの
機能のみを使用して、スキャンを実行し、読み込んだ画
像データをコンピュータに転送できるため、スキャナ専
用のプログラムやドライバを用意する必要がない。請求
項4記載の発明では、ユーザーのコンピュータに標準で
備わっている共有ディスクの機能のみを使用して、スキ
ャナにスキャンの指示ができるため、スキャナ専用のプ
ログラムやドライバを容易する必要がない。
【0029】請求項5記載の発明では、ユーザーのコン
ピュータに標準で備わっている共有ディスクの機能のみ
を使用して、スキャナにスキャンの指示ができるため、
スキャナ専用のプログラムやドライバを容易する必要が
ない。
【0030】請求項6記載の発明では、ユーザーのコン
ピュータに標準で備わっている共有ディスクの機能のみ
を使用して、スキャナにスキャンの指示ができるため、
スキャナ専用のプログラムやドライバを容易する必要が
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態であるコンピュータとネッ
トワークで接続されたスキャナシステムの概略構成を表
したブロック図である。
【符号の説明】 A コンピュータ B スキャナ C ネットワーク 1 記憶装置 2 ファイル共用プロトコル処理部 3 スキャナ制御部 4 読み取り実行部 5 記憶装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単数または複数のコンピュータとネット
    ワーク接続可能であり、このコンピュータ上からディス
    ク共有プロトコルを用いて、共有ディスクをマウントし
    たスキャナ装置であって、 前記コンピュータから前記スキャナ装置の共有ディスク
    内の特定のディレクトリ上のファイルを検索するファイ
    ル検索手段と、 このファイル検索手段によるファイル検索が実行された
    ことを検知する検知手段とを備え、 この検知手段がユーザーがファイル探索手段を実行した
    ことを検知すると、前記スキャナ装置が画像データ取得
    を開始することを特徴とするネットワークに接続可能な
    スキャナ装置。
  2. 【請求項2】 前記共有ディスク上のファイルを読み込
    むファイル読み込み手段と、 前記ファイル読み込み手段によりファイル読み込みが実
    行されると、前記スキャナ装置が取得した画像データを
    前記コンピュータへ転送する転送手段とを具備したこと
    を特徴とする請求項1記載のネットワークに接続可能な
    スキャナ装置。
  3. 【請求項3】 単数または複数のコンピュータとネット
    ワーク接続可能であり、このコンピュータ上からディス
    ク共有プロトコルを用いて、共有ディスクをマウントし
    たスキャナ装置であって、 前記共有ディスク上の特定のディレクトリ上のファイル
    を読み込む特定ファイル読み込み手段と、 この特定ファイル読み込み手段により特定のディレクト
    リ上のファイルの読み込みが実行されると、前記スキャ
    ナ装置に画像データ取得開始を指示し、取得された画像
    データを前記コンピュータに転送する転送手段とを具備
    したことを特徴とするネットワークに接続可能なスキャ
    ナ装置。
  4. 【請求項4】 前記スキャナ装置が原稿を読み取る時に
    必要とする解像度、スキャンサイズなどの各種パラメー
    タの指定を前記共有ディスク上の読み込みファイル名ま
    たは読み込むファイルの存在するディレクトリ名として
    指定することを特徴とした請求項1、請求項2または請
    求項3記載のネットワークに接続可能なスキャナ装置。
  5. 【請求項5】 単数または複数のコンピュータとネット
    ワーク接続可能であり、このコンピュータ上からディス
    ク共有プロトコルを用いて、共有ディスクをマウントし
    たスキャナ装置であって、 読取原稿を自動搬送する自動原稿搬送装置を備え、 スキャナ装置の共有ディスク上で読み込むファイル名ま
    たは読み込みファイルの存在するディレクトリ名として
    前記自動原稿搬送装置の使用を指示し、単数または複数
    のファイルを読み出すことにより、自動原稿搬送装置を
    使用して単数または複数枚の原稿を読み取り、その後読
    み取った画像データを転送することを特徴とするネット
    ワークに接続可能なスキャナ装置。
  6. 【請求項6】 単数または複数のコンピュータとネット
    ワーク接続可能であり、このコンピュータ上からディス
    ク共有プロトコルを用いて、共有ディスクをマウントし
    たスキャナ装置であって、 共有ディスク上で読み込むファイル名または読み込むフ
    ァイルの存在するディレクトリ名としてプリスキャンを
    指示する指示手段とを備え、 この指示手段による指示が実行されると当該スキャナが
    色数や解像度を落とした原稿の読み取りを行い、読み取
    った画像データを転送することを特徴とするネットワー
    クに接続可能なスキャナ装置。
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