JP2007174444A - ネットワークスキャナ及びネットワークスキャナシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】スキャナドライバを端末にインストールしなくても、ユーザの指示に応じて処理したスキャンデータをパソコンに取得させることができるネットワークスキャナを提供すること。
【解決手段】ネットワークに接続されており、読取手段14によって原稿を読み取るネットワークスキャナ2に、ネットワークフォルダであり、指示データが置かれる指示データ記憶フォルダ41と、指示データ記憶フォルダ41から指示データを読み出す指示データ読出手段50と、指示データ読出手段50が読み出した指示データに従って、読取手段14に原稿を読み取らせる読取制御手段50と、ネットワークフォルダであり、読取手段14が読み取ったスキャンデータを記憶する画像記憶フォルダ42と、読取制御手段50が指示データに従って読取手段14に原稿を読み取らせることにより取得したスキャンデータを、画像記憶フォルダ42に記憶させる画像記憶制御手段50と、を設ける。
【選択図】図2
【解決手段】ネットワークに接続されており、読取手段14によって原稿を読み取るネットワークスキャナ2に、ネットワークフォルダであり、指示データが置かれる指示データ記憶フォルダ41と、指示データ記憶フォルダ41から指示データを読み出す指示データ読出手段50と、指示データ読出手段50が読み出した指示データに従って、読取手段14に原稿を読み取らせる読取制御手段50と、ネットワークフォルダであり、読取手段14が読み取ったスキャンデータを記憶する画像記憶フォルダ42と、読取制御手段50が指示データに従って読取手段14に原稿を読み取らせることにより取得したスキャンデータを、画像記憶フォルダ42に記憶させる画像記憶制御手段50と、を設ける。
【選択図】図2
Description
本発明は、原稿を読み取って、そのスキャンデータをネットワークを介して端末へ出力するネットワークスキャナ及びネットワークスキャナシステムに関する。
近年、パーソナルコンピュータ(以下「パソコン」という。)やワークステーションのネットワーク化が進み、その中で、ネットワークスキャナとパソコンとをネットワークで接続するネットワークスキャナシステムが構築されている。従来のネットワークスキャナシステムは、予め、ネットワークを介してネットワークスキャナに接続されるパソコンにスキャナドライバをインストールしておき、原稿読取時には、パソコンが、ネットワークを介してネットワークスキャナに接続し、読取モードを指定すると、ネットワークスキャナが原稿を読み取って画像データをパソコンへ送信し、パソコンが、ネットワークスキャナから受信した画像データに必要に応じて処理を施し、読出元のアプリケーションに出力している(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、従来のネットワークスキャナ及びネットワークスキャナシステムは、スキャナに対する読取指示や、スキャン結果画像データ処理を、パソコン側で行うため、ユーザは、スキャナドライバをパソコンにインストールしなければ、ユーザの指示に応じて処理したスキャンデータをパソコンのアプリケーションに出力させることができなかった。そのため、ネットワークを介して複数のパソコンをネットワークスキャナに接続してネットワークシステムを構築する場合、各々のパソコンにスキャナドライバをインストールしなければならず、手間がかかって面倒であった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、スキャナドライバを端末にインストールしなくても、ユーザの指示に応じて処理したスキャンデータをパソコンに取得させることができるネットワークスキャナ及びネットワークスキャナシステムを提供することを目的とする。
本発明に係るネットワークスキャナは、上記課題を解決するために以下の構成を有する。
(1)ネットワークに接続されており、読取手段によって原稿を読み取るネットワークスキャナにおいて、ネットワークフォルダであり、指示データが置かれる指示データ記憶フォルダと、前記指示データ記憶フォルダから指示データを読み出す指示データ読出手段と、前記指示データ読出手段が前記指示データ記憶フォルダから読み出した指示データに従って、前記読取手段に原稿を読み取らせる読取制御手段と、ネットワークフォルダであり、前記読取手段が前記指示データに従って読み取ったスキャンデータを記憶する画像記憶フォルダと、前記読取制御手段が前記指示データに従って前記読取手段に原稿を読み取らせることにより取得したスキャンデータを、前記画像記憶フォルダに記憶させる画像記憶制御手段と、を有することを特徴とする。
(1)ネットワークに接続されており、読取手段によって原稿を読み取るネットワークスキャナにおいて、ネットワークフォルダであり、指示データが置かれる指示データ記憶フォルダと、前記指示データ記憶フォルダから指示データを読み出す指示データ読出手段と、前記指示データ読出手段が前記指示データ記憶フォルダから読み出した指示データに従って、前記読取手段に原稿を読み取らせる読取制御手段と、ネットワークフォルダであり、前記読取手段が前記指示データに従って読み取ったスキャンデータを記憶する画像記憶フォルダと、前記読取制御手段が前記指示データに従って前記読取手段に原稿を読み取らせることにより取得したスキャンデータを、前記画像記憶フォルダに記憶させる画像記憶制御手段と、を有することを特徴とする。
(2)(1)に記載の発明において、前記読取手段は、前記指示データが示す読取条件で原稿を読み取ることを特徴とする。
(3)(1)又は(2)に記載の発明において、前記指示データが、識別子を含み、前記画像記憶制御手段は、前記識別子を前記スキャンデータに付し、当該スキャンデータを前記画像記憶フォルダに記憶させるものであることを特徴とする。
(4)(1)又は(2)に記載の発明において、前記指示データが、識別子を含み、前記画像記憶制御手段は、前記識別子によって特定される画像記憶フォルダにスキャンデータを記憶させるものであることを特徴とする。
(5)(1)乃至(4)の何れか1つに記載の発明において、原稿の読み取りを開始する開始指示を受ける開始指示受取手段を有し、前記読取手段は、前記指示データ記憶フォルダに前記指示データが置かれ、且つ、前記開始指示受取手段が前記開始指示を受けたときに、原稿を読み取るものであることを特徴とする。
(6)(1)乃至(5)の何れか1つに記載の発明において、前記指示データ記憶フォルダに前記指示データが置かれたときに、前記指示データ記憶フォルダへのアクセスを禁止するアクセス制御手段を有することを特徴とする。
(7)(1)乃至(6)の何れか1つに記載の発明において、前記指示データ記憶フォルダに前記指示データが置かれたときに、スキャン待ちであることを報知する報知手段を有することを特徴とする。
(8)(1)乃至(7)の何れか1つに記載の発明において、前記読取手段による原稿の読み取りが完了したときに、当該ネットワークスキャナに前記ネットワークを介して接続されており前記指示データを前記指示データ記憶フォルダに置いた端末に読取完了を通知する通知手段を有することを特徴とする。
また、本発明に係るネットワークスキャナシステムは、上記課題を解決するために以下の構成を有する。
(9)ネットワークを介して端末とスキャナとを通信可能にするものであって、前記スキャナが読取手段によって原稿を読み取るネットワークスキャナシステムにおいて、ネットワークフォルダであって指示データが置かれる指示データ記憶フォルダと、前記指示データ記憶フォルダから指示データを読み出す指示データ読出手段と、前記指示データ読出手段が前記指示データ記憶フォルダから読み出した指示データに従って、前記読取手段に原稿を読み取らせる読取制御手段と、前記読取制御手段が前記指示データに従って前記読取手段に原稿を読み取らせることにより取得したスキャンデータを、ネットワークフォルダであって前記読取手段が前記指示データに従って原稿を読み取ったスキャンデータを記憶する画像記憶フォルダを備えた装置に送信する画像記憶制御手段と、を備える外部記憶装置を、前記スキャナに接続し、前記端末が、前記指示データを前記ネットワークを介して前記指示データ記憶フォルダに記憶させる指示データ入力手段を有することを特徴とする。
(9)ネットワークを介して端末とスキャナとを通信可能にするものであって、前記スキャナが読取手段によって原稿を読み取るネットワークスキャナシステムにおいて、ネットワークフォルダであって指示データが置かれる指示データ記憶フォルダと、前記指示データ記憶フォルダから指示データを読み出す指示データ読出手段と、前記指示データ読出手段が前記指示データ記憶フォルダから読み出した指示データに従って、前記読取手段に原稿を読み取らせる読取制御手段と、前記読取制御手段が前記指示データに従って前記読取手段に原稿を読み取らせることにより取得したスキャンデータを、ネットワークフォルダであって前記読取手段が前記指示データに従って原稿を読み取ったスキャンデータを記憶する画像記憶フォルダを備えた装置に送信する画像記憶制御手段と、を備える外部記憶装置を、前記スキャナに接続し、前記端末が、前記指示データを前記ネットワークを介して前記指示データ記憶フォルダに記憶させる指示データ入力手段を有することを特徴とする。
(10)(9)に記載の発明において、前記読取手段は、前記指示データが示す読取条件で原稿を読み取ることを特徴とする。
(11)(9)又は(10)に記載の発明において、前記指示データが、識別子を含み、前記画像記憶制御手段は、前記識別子を前記スキャンデータに付し、当該スキャンデータを前記画像記憶フォルダに記憶させるものであることを特徴とする。
(12)(9)又は(10)に記載の発明において、前記指示データが、識別子を含み、
前記画像記憶制御手段は、前記識別子によって特定される画像記憶フォルダにスキャンデータを記憶させるものであることを特徴とする。
前記画像記憶制御手段は、前記識別子によって特定される画像記憶フォルダにスキャンデータを記憶させるものであることを特徴とする。
(13)(9)乃至(12)の何れか1つに記載の発明において、前記外部記憶装置は、原稿の読み取りを開始する開始指示を受ける開始指示受取手段を有し、前記読取手段は、前記指示データ記憶フォルダに前記指示データが置かれ、且つ、前記開始指示受取手段が前記開始指示を受けたときに、原稿を読み取るものであることを特徴とする。
(14)(9)乃至(13)の何れか1つに記載の発明において、前記外部記憶装置は、ある端末が前記指示データ記憶フォルダに前記指示データを置いたことを検知したときに、他の端末が前記指示データ記憶フォルダにアクセスすることを禁止するアクセス制御手段を有することを特徴とする。
(15)(9)乃至(14)の何れか1つに記載の発明において、前記外部記憶装置は、前記指示データ記憶フォルダに前記指示データが置かれことを検知したときに、スキャン待ちであることを報知する報知手段を有することを特徴とする。
(16)(9)乃至(15)の何れか1つに記載の発明において、前記外部記憶装置は、前記読取手段による原稿の読み取りが完了したときに、前記指示データを前記指示データ記憶フォルダに置いた端末に、読取完了を通知する通知手段を有することを特徴とする。
上記構成を有する発明の効果について説明する。
本発明のネットワークスキャナによれば、ネットワークフォルダである指示データ記憶フォルダに置かれた指示データを読み出し、その指示データに従って読取手段によって原稿を読み取り、読取手段が指示データに従って読み取ったスキャンデータを、ネットワークフォルダである画像記憶フォルダに記憶させるので、スキャナドライバを端末にインストールしなくても、ユーザの指示に応じて処理したスキャンデータを端末に取得させることができる。
本発明のネットワークスキャナによれば、ネットワークフォルダである指示データ記憶フォルダに置かれた指示データを読み出し、その指示データに従って読取手段によって原稿を読み取り、読取手段が指示データに従って読み取ったスキャンデータを、ネットワークフォルダである画像記憶フォルダに記憶させるので、スキャナドライバを端末にインストールしなくても、ユーザの指示に応じて処理したスキャンデータを端末に取得させることができる。
尚、上記ネットワークスキャナが有する指示データ記憶フォルダとスキャンデータ記憶フォルダは、同一のメモリで構成しても、別々のメモリで構成してもよく、以下同様に解するものとする。
本発明のネットワークスキャナシステムによれば、ユーザが端末に指示データを入力すると、その指示データが外部記憶装置に備えられたネットワークフォルダである指示データ記憶フォルダに置かれ、指示データ読出手段が、外部記憶装置の指示データ記憶フォルダから指示データを読み出し、読取制御手段が、指示データ読出手段が読み出した指示データに従って読取手段に原稿を読み取らせ、画像記憶制御手段が、読取手段が指示データに従って読み取ったスキャンデータを、ネットワークフォルダである画像記憶フォルダを備える装置に送信して画像記憶フォルダに記憶させるので、スキャナドライバを端末にインストールしなくても、ユーザの指示に応じて処理したスキャンデータを端末に取得させることができる。
尚、上記ネットワークスキャナシステムが有する指示データ記憶フォルダとスキャンデータ記憶フォルダは、同一装置内に同じメモリで構成しても、別々のメモリで構成してもよいし、別々の装置のメモリで構成してもよい。以下同様に解するものとする。
また、本発明のネットワークスキャナ及びネットワークスキャナシステムによれば、複数のユーザがネットワークスキャナ又はスキャナを共有する場合、各ユーザで読取条件(スキャンタイプ(色数)、解像度、原稿サイズなど)が異なることがあるが、読取手段が、指示データ記憶フォルダに置かれた指示データに含まれる読取条件に従って原稿を読み取るので、ネットワークスキャナ又はスキャナを使用するユーザ毎に読取条件をネットワークスキャナ又はスキャナに予め記憶させておく必要がなく、ネットワークスキャナ又はスキャナのメモリが圧迫されない。
また、本発明のネットワークスキャナ及びネットワークスキャナシステムによれば、読取手段が読み取ったスキャンデータに指示データに含まれる識別子を付し、そのスキャンデータを画像記憶フォルダに記憶させるので、各ユーザに、自己の設定した指示データに従って読み取られたスキャンデータのみを取得させることができる。
また、本発明のネットワークスキャナ及びネットワークスキャナシステムによれば、読取手段が読み取ったスキャンデータを、指示データに含まれる識別子によって特定される画像記憶フォルダに記憶させるので、各ユーザに、自己の設定した指示データに従って読み取られたスキャンデータのみを取得させることができる。
また、本発明のネットワークスキャナ及びネットワークスキャナシステムによれば、指示データ記憶フォルダに指示データが置かれ、且つ、開始指示受取手段が開始指示を受けると、読取手段が指示データに従って原稿を読み取り始めるので、ユーザは、原稿読み取りを行うときに、端末の設置場所からネットワークスキャナ又はスキャナの設置場所へ原稿をセットするために1回行くだけでよい。
また、本発明のネットワークスキャナ及びネットワークスキャナシステムによれば、ある端末が原稿を読み取るために、指示データを指示データ記憶フォルダに置くと、他の端末が指示データを置かれた指示データ記憶フォルダへのアクセスを禁止され、指示データを置けなくなるので、他の端末が指示した指示データに従って、読取手段が原稿を読み取る不具合を回避できる。
また、本発明のネットワークスキャナ及びネットワークスキャナシステムによれば、指示データ記憶フォルダに指示データが置かれたときに、ネットワークスキャナ又はスキャナがスキャン待ちであることを報知するので、あるユーザが指示データを設定した後に、他のユーザが指示データを設定したために、読取手段が、あるユーザが読取手段にセットした原稿を、他のユーザが設定した指示データに従って読み取る不具合を回避できる。
また、本発明のネットワークスキャナ及びネットワークスキャナシステムによれば、読取手段による原稿の読み取りが完了したときに、指示データを指示データ記憶フォルダに置いた端末に読取完了を通知するので、ユーザは、ネットワークスキャナ又はスキャナの設置場所を離れて端末に戻っていても、原稿の読み取りが終わったことを知ることができる。
次に、本発明に係るネットワークスキャナ及びネットワークスキャナシステムの一実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
<ネットワークスキャナシステム>
図1は、ネットワークスキャナシステム1のシステム構成図である。
ネットワークスキャナシステム1は、複合機(Multifunction Peripheral:MFP)2にLAN3を介して、複数のパソコン(端末)4A,4B…を接続して構成されている。
<ネットワークスキャナシステム>
図1は、ネットワークスキャナシステム1のシステム構成図である。
ネットワークスキャナシステム1は、複合機(Multifunction Peripheral:MFP)2にLAN3を介して、複数のパソコン(端末)4A,4B…を接続して構成されている。
<複合機の制御ブロック>
図2は、図1に記載するネットワークスキャナシステム1に使用される複合機2のブロック図である。
複合機2は、CPU11、ROM12、RAM13、読取部14、記録部15、表示部16、USBインターフェース(以下「USBI/F」と略記する。)17、パラレルインターフェース(以下「パラレルI/F」という。)18、LANインターフェース(以下「LANI/F」という。)19、メモリーカードインターフェース(以下「メモリカードI/F」という。)20、ハードディスクドライブ(以下「HDD」という。)21、操作部22とを備える。
図2は、図1に記載するネットワークスキャナシステム1に使用される複合機2のブロック図である。
複合機2は、CPU11、ROM12、RAM13、読取部14、記録部15、表示部16、USBインターフェース(以下「USBI/F」と略記する。)17、パラレルインターフェース(以下「パラレルI/F」という。)18、LANインターフェース(以下「LANI/F」という。)19、メモリーカードインターフェース(以下「メモリカードI/F」という。)20、ハードディスクドライブ(以下「HDD」という。)21、操作部22とを備える。
CPU11は、各種演算及び処理を行うものであって、中央演算処理装置として機能する。
ROM12は、読み出し専用の不揮発性メモリであって、複合機2の主記憶装置の一部を構成するものである。ROM12には、システムプログラムなど、各種プログラムが格納されている。本実施形態では、ROM12には、ネットワークスキャナプログラム50が格納されている。ネットワークスキャナプログラム50については後述する。
ROM12は、読み出し専用の不揮発性メモリであって、複合機2の主記憶装置の一部を構成するものである。ROM12には、システムプログラムなど、各種プログラムが格納されている。本実施形態では、ROM12には、ネットワークスキャナプログラム50が格納されている。ネットワークスキャナプログラム50については後述する。
RAM13は、読み書き可能な揮発性メモリであって、複合機2の主記憶装置の一部を構成する。RAM12は、プログラムやデータ処理の中間結果を格納するためのワークエリアなどがある。本実施形態では、RAM12には、指示データが置かれる指示データ記憶フォルダ41と、指示データに従って読み取ったスキャンデータを記憶する画像記憶フォルダ42を備える。指示データ記憶フォルダ41は、指示データを指示ファイルに入れ、指示ファイルに当該指示データを置いたユーザを識別可能なファイル名を付けて記憶する。本実施形態では、ファイル名は、指示データに含まれるユーザ名をもとに作成される。指示ファイルの内容については後述する。また、画像記憶フォルダ42は、ユーザを識別するユーザ名を含むフォルダ名が付され、他のフォルダと区別できるようにされている。
尚、RAM12は、CPU11、LANI/F19を介してLAN3に接続されるので、指示データ記憶フォルダ41と画像記憶フォルダ42は、LAN3に接続してデータを読み出し・書き込みされるネットワークフォルダに相当する。
尚、RAM12は、CPU11、LANI/F19を介してLAN3に接続されるので、指示データ記憶フォルダ41と画像記憶フォルダ42は、LAN3に接続してデータを読み出し・書き込みされるネットワークフォルダに相当する。
読取部14は、紙やフイルムに描画(印刷)された画像(イメージ)を取り込むためのスキャナ機能を提供するものである。読取部14は、CPU11に制御されて、指示データに従って画像の読み取りを行うよう構成されている。
記録部15は、モノクロ或いはカラーによる文字や画像を記録紙に形成するものである。
表示部16は、複合機2の表示装置を構成するものである。表示部16は、例えば、FTN方式やDSTN方式などの単純マトリックス方式の液晶表示器や、TFTなどのアクティブマトリックス方式の液晶表示器などで構成されている。
記録部15は、モノクロ或いはカラーによる文字や画像を記録紙に形成するものである。
表示部16は、複合機2の表示装置を構成するものである。表示部16は、例えば、FTN方式やDSTN方式などの単純マトリックス方式の液晶表示器や、TFTなどのアクティブマトリックス方式の液晶表示器などで構成されている。
USBI/F17とパラレルI/F18は、複合機2に外部装置を通信可能に接続するものである。
LANI/F19は、複合機2をLAN3に接続し、複合機2とLAN3の先に接続されているパソコン4A,4B…などの各装置との間の通信を可能にするものである。
メモリカードI/F20は、メモリカード読取装置を複合機2に通信可能に接続するものである。
LANI/F19は、複合機2をLAN3に接続し、複合機2とLAN3の先に接続されているパソコン4A,4B…などの各装置との間の通信を可能にするものである。
メモリカードI/F20は、メモリカード読取装置を複合機2に通信可能に接続するものである。
HDD21は、読み出し・書き込み可能な不揮発性メモリである。
操作部22は、複合機2の入力装置を構成するものである。操作部22は、所定数の入力キーを並べてなるキーボードや、表示部16に貼付されたタッチパネルなどで構成される。操作部22には、例えば、複合機2にスキャンを開始させるスキャン開始ボタンを有する。
操作部22は、複合機2の入力装置を構成するものである。操作部22は、所定数の入力キーを並べてなるキーボードや、表示部16に貼付されたタッチパネルなどで構成される。操作部22には、例えば、複合機2にスキャンを開始させるスキャン開始ボタンを有する。
図3は、図2に組み込まれるネットワークスキャナ31のブロック図である。
ネットワークスキャナ31は、複合機2に組み込まれ、複合機2にスキャナ機能を持たせている。ネットワークスキャナ31は、ファイルシステム32と、スキャナユニット33と、コントロールユニット34と、ネットワークインターフェース(以下「ネットワークI/F」と略記する。)35とを備え、これらの各構成部品は、複合機2の構成部品によって構成される。
ネットワークスキャナ31は、複合機2に組み込まれ、複合機2にスキャナ機能を持たせている。ネットワークスキャナ31は、ファイルシステム32と、スキャナユニット33と、コントロールユニット34と、ネットワークインターフェース(以下「ネットワークI/F」と略記する。)35とを備え、これらの各構成部品は、複合機2の構成部品によって構成される。
ファイルシステム32は、複合機2のRAM13により構成される。
スキャナユニット33は、複合機2のCPU11と読取部14により構成される。
コントロールユニット34は、複合機2のCPU11、ROM12、RAM13、操作部22により構成される。
ネットワークI/F35は、複合機2のLANI/F19により構成される。
スキャナユニット33は、複合機2のCPU11と読取部14により構成される。
コントロールユニット34は、複合機2のCPU11、ROM12、RAM13、操作部22により構成される。
ネットワークI/F35は、複合機2のLANI/F19により構成される。
<指示ファイルの内容>
図4は、指示ファイルの構造を示す図である。
指示ファイルは、ファイル名が付けられて識別可能にされ、コメントとデータとで内容を構成されている。本実施形態では、指示データには、ユーザ名、メールアドレス指定、スキャンタイプ(色数)指定、スキャン解像度指定、スキャン原稿サイズ指定、スキャン結果の保存のファイルフォーマット指定が含まれ、それらを記憶できるように指示ファイルが作成される。
図4は、指示ファイルの構造を示す図である。
指示ファイルは、ファイル名が付けられて識別可能にされ、コメントとデータとで内容を構成されている。本実施形態では、指示データには、ユーザ名、メールアドレス指定、スキャンタイプ(色数)指定、スキャン解像度指定、スキャン原稿サイズ指定、スキャン結果の保存のファイルフォーマット指定が含まれ、それらを記憶できるように指示ファイルが作成される。
ユーザ名とは、複合機2にアクセスしてスキャンデータを取得するアクセス権を有するユーザを識別するものである。ユーザ名は、名前の他、ニックネーム、識別番号などであってもよい。
メールアドレスは、スキャンデータ完了通知の宛先を特定するものである。
メールアドレスは、スキャンデータ完了通知の宛先を特定するものである。
スキャンタイプ(色数)は、原稿を読み取るときの色数を指定するものである。本実施形態では、ユーザがB&W、TG、TCの中から希望する解像度を入力するようになっている。
スキャン解像度は、原稿を読み取るときの解像度を指定するものである。本実施形態では、ユーザが希望する解像度を入力できるようになっている。
スキャン原稿サイズは、原稿サイズを指定するものである。本実施形態では、ユーザがLTR、A4サイズ,B4サイズ,B5サイズの中から希望する原稿サイズを入力するようになっている。
スキャン結果の保存ファイルフォーマットとは、画像記憶フォルダ42のファイルにスキャンデータを記憶させるときのファイルフォーマットを指定するものである。本実施形態では、ユーザがJPEGフォーマット、TIFFフォーマット、BMPフォーマットの中から希望するファイルフォーマットを入力するようになっている。
スキャン解像度は、原稿を読み取るときの解像度を指定するものである。本実施形態では、ユーザが希望する解像度を入力できるようになっている。
スキャン原稿サイズは、原稿サイズを指定するものである。本実施形態では、ユーザがLTR、A4サイズ,B4サイズ,B5サイズの中から希望する原稿サイズを入力するようになっている。
スキャン結果の保存ファイルフォーマットとは、画像記憶フォルダ42のファイルにスキャンデータを記憶させるときのファイルフォーマットを指定するものである。本実施形態では、ユーザがJPEGフォーマット、TIFFフォーマット、BMPフォーマットの中から希望するファイルフォーマットを入力するようになっている。
尚、指示ファイルのうち、ユーザ名は、ユーザを特定するために、必須入力事項にされている。一方、メールアドレス、スキャンタイプ、スキャン解像度、スキャン原稿サイズは、便宜的に或いは個人の好みで入力されるものであるので、オプション入力事項にされている。
<ネットワークスキャナプログラム>
図5は、図1に記載する複合機2が実行するネットワークスキャナプログラム50の構成を示す図である。
ネットワークスキャナプログラム50は、情報管理部51、指示ファイル監視タスク52、指示ファイル解析タスク53、スキャンタスク54、スキャン結果処理タスク55、メール送信タスク56を備える。
図5は、図1に記載する複合機2が実行するネットワークスキャナプログラム50の構成を示す図である。
ネットワークスキャナプログラム50は、情報管理部51、指示ファイル監視タスク52、指示ファイル解析タスク53、スキャンタスク54、スキャン結果処理タスク55、メール送信タスク56を備える。
<情報管理部のデータブロック>
図6は、図5に示す情報管理部51のデータブロック図である。
情報管理部51は、複合機2のCPU11、ROM12、RAM13、操作部22とで構成され、画像読取時にデータの入出力を行う。情報管理部51には、監視対象フォルダのパス名を記憶する記憶領域と、ウエイト時間を記憶する領域と、指示ファイル名を記憶する領域と、指示データに含まれるユーザ名を記憶する領域と、指示データに含まれるメールアドレスを記憶する領域と、指示データに含まれるファイルフォーマットを記憶する領域と、指示データに含まれるスキャンパラメータ(読取条件:スキャンタイプ(色数))、解像度、原稿サイズ)を記憶する領域と、スキャン結果格納バッファとを備える。
図6は、図5に示す情報管理部51のデータブロック図である。
情報管理部51は、複合機2のCPU11、ROM12、RAM13、操作部22とで構成され、画像読取時にデータの入出力を行う。情報管理部51には、監視対象フォルダのパス名を記憶する記憶領域と、ウエイト時間を記憶する領域と、指示ファイル名を記憶する領域と、指示データに含まれるユーザ名を記憶する領域と、指示データに含まれるメールアドレスを記憶する領域と、指示データに含まれるファイルフォーマットを記憶する領域と、指示データに含まれるスキャンパラメータ(読取条件:スキャンタイプ(色数))、解像度、原稿サイズ)を記憶する領域と、スキャン結果格納バッファとを備える。
ここで、監視対象フォルダのパス名とは、複合機2が指示データが置かれたか否かを監視するフォルダのパス名をいう。本実施形態では、指示データ記憶フォルダ41に指示データが置かれるので、監視対象フォルダのパス名には、指示データ記憶フォルダ41のパス名が記憶される。
ウエイト時間とは、ネットワークスキャナプログラム50を実行する間隔を設定する時間をいう。ウエイト時間は、予め初期設定されているが、操作部22を用いて任意の時間に変更することも可能である。
指示ファイル名は、指示データを記憶する指示ファイルのファイル名をいう。指示ファイル名は、指示データ記憶フォルダ41をサーチして指示データを記憶する指示ファイルを発見したときに、発見した指示ファイルのファイル名が記憶される。
ウエイト時間とは、ネットワークスキャナプログラム50を実行する間隔を設定する時間をいう。ウエイト時間は、予め初期設定されているが、操作部22を用いて任意の時間に変更することも可能である。
指示ファイル名は、指示データを記憶する指示ファイルのファイル名をいう。指示ファイル名は、指示データ記憶フォルダ41をサーチして指示データを記憶する指示ファイルを発見したときに、発見した指示ファイルのファイル名が記憶される。
ユーザ名、メールアドレス、ファイルフォーマット、スキャンパラメータ(スキャンタイプ(色数))、スキャン解像度、原稿サイズ)には、指示ファイルに記憶された指示データの内容が置かれる。
スキャン結果格納バッファとは、指示データに従って原稿を読み取って取得したスキャン結果(スキャンデータ)を格納するものである。
スキャン結果格納バッファとは、指示データに従って原稿を読み取って取得したスキャン結果(スキャンデータ)を格納するものである。
<指示ファイル監視タスク>
図7は、図5に示す指示ファイル監視タスク52の処理手順を示す。
指示ファイル監視タスク52は、指示データ記憶フォルダ41から指示データを取得するとともに、スキャンデータを画像記憶フォルダ42に記憶するものである。
図7は、図5に示す指示ファイル監視タスク52の処理手順を示す。
指示ファイル監視タスク52は、指示データ記憶フォルダ41から指示データを取得するとともに、スキャンデータを画像記憶フォルダ42に記憶するものである。
指示ファイル監視タスク52は、ステップ1(以下「S1」と略記する。)において、情報管理部51から監視対象フォルダのパス名を取得する。そして、S2において、情報管理部51からウエイト時間を取得してから、S3において、ファイルシステム32にアクセスして、指示データが置かれた指示ファイルをサーチする。そして、S4において、指示ファイルをサーチした結果、指示ファイルが存在したか否かを判断する。指示ファイルが存在しなかった場合には(S4:NO)、S5において、所定時間ウエイトしてから、S3に戻る。所定時間ウエイトするのは、スキャン機能が複合機2の他の機能を阻害しないようにするためである。以後の処理において、所定時間ウエイトするのは(図7のS10、図8のS23、図9のS53、図10のS73)、同様の理由である。
一方、指示ファイルが存在した場合には(S4:YES)、S6において、監視対象フォルダを書込禁止状態にする。そして、S7において、S3において、指示データが置かれた指示ファイルの指示ファイル名を情報管理部51に記憶する。そして、S8において、指示ファイル解析タスク53に指示ファイル検出シグナルを送る。
そして、S9において、スキャン結果処理タスク55からスキャン処理完了シグナルを受信したか否かを判断する。スキャン結果処理タスク55からスキャン処理完了シグナルを受信しない場合には(S9:NO)、S10において、所定時間ウエイトする。
一方、スキャン結果処理タスク55からスキャン処理完了シグナルを受信した場合には(S9:YES)、S11において、監視対象フォルダの書込禁止状態を解除する。そして、S12において、情報管理部51におかれた指示ファイルを削除する。
<指示ファイル解析タスク>
図8は、図5に示す指示ファイル解析タスク53の処理手順を示す。
指示ファイル解析タスク53は、指示ファイル監視タスク52が検出した指示データを解析し、原稿をスキャンする際の条件を抽出するものである。
図8は、図5に示す指示ファイル解析タスク53の処理手順を示す。
指示ファイル解析タスク53は、指示ファイル監視タスク52が検出した指示データを解析し、原稿をスキャンする際の条件を抽出するものである。
指示ファイル解析タスク53は、S21において、情報管理部51からウエイト時間を取得する。そして、S22において、指示ファイル検出シグナルを指示ファイル監視タスク52から受信したか否かを判断する。指示ファイル検出シグナルを受信していない場合には(S22:NO)、所定時間ウエイトした後、S22に戻る。
一方、指示ファイル検出シグナルを受信した場合には(S22:YES)、S24において、情報管理部51のスキャンパラメータを初期化し、S25において、情報管理部51のメールアドレスを空文字列に初期化し、S26において、情報管理部51のファイルフォーマットを初期化する。
そして、S27において、情報管理部51から指示ファイル名を取得し、S28において、指示ファイルをオープンする。そして、S29において、ファイル終端か否かを判断する。ファイル終端でないと判断した場合には(S29:NO)、S30において、指示ファイルから1行リードする。そして、S31において、S30において取得したリードデータが、ユーザ名であるか否かを判断する。リードデータがユーザ名でないと判断した場合には(S31:NO)、そのままS33へ進む。一方、リードデータがユーザ名であると判断した場合には(S31:YES)、S32において、リードからユーザ名を取り出し、情報管理部51にセットした後、S33へ進む。
そして、S33において、S30において取得したリードデータが、メールアドレス指定か否かを判断する。リードデータがメールアドレス指定でないと判断した場合には(S33:NO)、そのままS35へ進む。一方、リードデータがメールアドレス指定であると判断した場合には(S33:YES)、S34において、リードデータからメールアドレスを取り出し、情報管理部51にセットした後、S35へ進む。
そして、S35において、S30において取得したリードデータが、スキャンタイプ指定か否かを判断する。リードデータがスキャンタイプ指定でないと判断した場合には(S35:NO)、そのままS37へ進む。一方、リードデータがスキャンタイプ指定であると判断した場合には(S35:YES)、S36において、リードデータからスキャンタイプを取り出し、情報管理部51にセットした後、S37へ進む。
そして、S37において、S30において取得したリードデータが、スキャン解像度指定か否かを判断する。リードデータがスキャン解像度指定でないと判断した場合には(S37:NO)、そのままS39へ進む。一方、リードデータがスキャン解像度指定であると判断した場合には(S37:YES)、S38において、リードデータからスキャン解像度を取り出し、情報管理部51にセットした後、S39へ進む。
そして、S39において、S30において取得したリードデータが、スキャン原稿サイズ指定か否かを判断する。リードデータがスキャン原稿サイズ指定でないと判断した場合には(S39:NO)、そのままS41へ進む。一方、リードデータがスキャン原稿サイズ指定であると判断した場合には(S39:YES)、S40において、リードデータからスキャン原稿サイズを取り出し、情報管理部51にセットした後、S41へ進む。
そして、S41において、S30において取得したリードデータが、保存ファイルフォーマット指定か否かを判断する。リードデータが保存ファイルフォーマット指定でないと判断した場合には(S41:NO)、そのままS29へ戻る。一方、リードデータが保存ファイルフォーマット指定であると判断した場合には(S41:YES)、S42において、リードデータからファイルフォーマットを取り出し、情報管理部51にセットした後、S29へ戻る。
そして、再度S29において、ファイル終端か否かを判断する。指示ファイルのデータ終端を読み終わるまで、S29〜S42を繰り返す。そして、S29において、ファイル終端であると判断した場合には(S29:YES)、S43に進む。そして、S43において、スキャンタスク54にスキャン開始シグナルを送った後、S22に戻って待機する。
<スキャンタスク>
図9は、図5に示すスキャンタスク54の処理手順を示す。
スキャンタスク54は、指示データに従って原稿を読み取るものである。
図9は、図5に示すスキャンタスク54の処理手順を示す。
スキャンタスク54は、指示データに従って原稿を読み取るものである。
スキャンタスク54は、S51において、情報管理部51からウエイト時間を取得した後、S52において、スキャン開始シグナルを指示ファイル解析タスク53から受信したか否かを判断する。指示ファイル解析タスク53からスキャン開始シグナルを受信していないと判断した場合には(S52:NO)、S53において所定時間ウエイトしてから、S52へ戻る。
一方、指示ファイル解析タスク53からスキャン開始シグナルを受信したと判断した場合には(S51:YES)、S54において、情報管理部51からユーザ名を取得する。そして、S55において、表示部16にユーザ名とともに、「スキャン開始待ち」を表示する。
そして、S56において、原稿セット自動認識機能があるか否かを判断する。原稿セット自動認識機能があると判断した場合には(S56:YES)、S57において、原稿のセットを認識したか否かを確認する。原稿のセットを認識したことを確認できない場合には(S57:NO)、原稿のセットを認識するまで待機する。一方、原稿のセットを認識したことを確認できた場合には(S57:YES)、S59へ進む。
これに対して、原稿セット自動認識機能がないと判断した場合には(S56:NO)、S58において、スキャン開始ボタンが押下されたか否かを判断する。スキャン開始ボタンが押下されていないと判断した場合には(S58:NO)、スキャン開始ボタンが押下されるまで待機する。一方、スキャン開始ボタンが押下されたと判断した場合には(S58:YES)、S59へ進む。
そして、S59において、表示部16に「スキャン中」を表示する。そして、S60において、情報管理部51からスキャンタイプ(色数)、解像度、原稿サイズを取得する。そして、S61において、S60で取得したパラメータにてスキャンを実行し、スキャン結果を情報管理部51に格納する。
そして、S62において、表示部16を通常表示状態に戻す。そして、S63において、スキャン結果処理タスク55にスキャン完了シグナルを送った後、S52に戻って待機する。
<スキャン結果処理タスク>
図10は、図5に示すスキャン結果処理タスク55の処理手順を示す。
スキャン結果処理タスク55は、スキャンデータをユーザが希望するファイルフォーマットで画像記憶フォルダ42に保存するものである。
図10は、図5に示すスキャン結果処理タスク55の処理手順を示す。
スキャン結果処理タスク55は、スキャンデータをユーザが希望するファイルフォーマットで画像記憶フォルダ42に保存するものである。
スキャン結果処理タスク55は、S71において、情報管理部51からウエイト時間を取得する。そして、S72において、スキャン完了シグナルをスキャンタスク54から受信したか否かを判断する。スキャン完了シグナルを受信していないと判断した場合には(S72:NO)、S73において、所定時間ウエイトした後、S72へ戻る。
一方、スキャン完了シグナルを受信したと判断した場合には(S72:YES)、S74へ進み、情報管理部51からユーザ名を取得する。そして、S75において、ユーザ名を保存先フォルダ名とする。そして、S76において、保存先フォルダが存在するか否かを確認する。保存先フォルダが存在すると判断した場合には(S76:YES)、そのままS78へ進む。一方、保存先フォルダが存在しないと判断した場合には(S76:NO)、S77において、保存先フォルダを作成してから、S78へ進む。
そして、S78において、情報管理部51からファイルフォーマットを取得する。そして、S79において、S78で取得したファイルフォーマットがJPEGフォーマットであるか否かを判断する。JPEGフォーマットであると判断した場合には(S79:YES)、S80において、情報管理部51に保存されているスキャン結果をJPEGファイルに変換し、保存先フォルダに保存した後、S84へ進む。
一方、S78で取得したファイルフォーマットがJPEGフォーマットでないと判断した場合には(S79:NO)、S81において、S78で取得したファイルフォーマットがTIFFフォーマットか否かを判断する。TIFFフォーマットであると判断した場合には(S81:YES)、S82において、情報管理部51に保存されているスキャン結果をTIFFファイルに変換し、保存先フォルダに保存した後、S84へ進む。
更に、S78で取得したファイルフォーマットがJPEGフォーマットでも、TIFFフォーマットでもないと判断した場合には(S79:NO、S81:NO)、S83において、情報管理部51に保存されているスキャン結果をBMPファイルに変換し、保存先フォルダに保存した後、S84へ進む。
それから、S84において、情報管理部51からメールアドレスを取得した後、S85において、S84において取得したメールアドレスが登録されているか否かを判断する。メールアドレスが登録されていないと判断した場合には(S85:NO)、そのままS87へ進む。一方、メールアドレスが登録されていると判断した場合には(S85:YES)、S86において、スキャン完了メール送信を、メール送信タスク56に依頼した後、S87へ進む。
そして、S87において、指示ファイル管理タスク232にスキャン完了シグナルを送ったら、S72に戻って待機する。
<ネットワークスキャナシステムの動作説明>
次に、上記構成を有する本実施形態のネットワークスキャナシステムの動作について説明する。
複合機2は、電源を投入されると、ネットワークスキャナプログラム50を実行する。そして、監視対象フォルダである指示データ記憶フォルダ41のパス名を検出し、情報管理部51の監視対象フォルダのパス名を記憶する領域に記憶する(図7のS1参照)。ネットワークを介して複合機2に接続してスキャンデータを取得可能なパソコン4A,4B…は、指示データ記憶フォルダ41に指示ファイルを各別に設けられているので、指示データ記憶フォルダ41のパス名を情報管理部51に記憶させることにより、指示データのサーチ範囲が特定される。そして、複合機2は、図6に示すように、情報管理部51に記憶されたウエイト時間を取得する(図7のS2参照)。
監視対象フォルダのパス名設定及びウエイト時間の取得により、複合機2が待機状態になる。
次に、上記構成を有する本実施形態のネットワークスキャナシステムの動作について説明する。
複合機2は、電源を投入されると、ネットワークスキャナプログラム50を実行する。そして、監視対象フォルダである指示データ記憶フォルダ41のパス名を検出し、情報管理部51の監視対象フォルダのパス名を記憶する領域に記憶する(図7のS1参照)。ネットワークを介して複合機2に接続してスキャンデータを取得可能なパソコン4A,4B…は、指示データ記憶フォルダ41に指示ファイルを各別に設けられているので、指示データ記憶フォルダ41のパス名を情報管理部51に記憶させることにより、指示データのサーチ範囲が特定される。そして、複合機2は、図6に示すように、情報管理部51に記憶されたウエイト時間を取得する(図7のS2参照)。
監視対象フォルダのパス名設定及びウエイト時間の取得により、複合機2が待機状態になる。
複合機2は、所定時間間隔で、指示データ記憶フォルダ41の指示ファイルをサーチし、指示データを記憶する指示ファイルが指示データ記憶フォルダ41に存在するか否かを確認する(図7のS3、S4参照)。指示ファイルが指示データ記憶フォルダ41に存在せず、指示データが指示データ記憶フォルダ41に記憶されていなければ、所定時間待機した後、再度指示ファイルの存在を確認する(図7のS4:NO、S5参照)。
その後、例えば、画像読取を希望するユーザ甲が、自分のパソコン4Aに、ユーザ名「BrEdy」、メールアドレス「xxxxxxxx@xxx.com」、スキャンタイプ(色数)「TC」、スキャン解像度「600dpi」、スキャン原稿サイズ「A4」、スキャン結果の保存のファイルフォーマット「JPEG」を入力して指示データを作成し、その指示データをLAN3を介して複合機2宛に送信すると、複合機2は、指示データを受信して指示データ記憶フォルダ41に記憶する。
具体的には、ユーザ甲が、パソコン4Aを用いて、ユーザ甲のユーザ名「BrEdy」をもとにファイル名「bredy.rs」を作り、ファイル名「bredy.rs」をつけた指示ファイルに指示データを図4に示すように記憶させる。これにより、指示ファイルは、図4に示すように、「ユーザ名」のコメントの後に行を変えて「Name:BrEdy」が書き込まれ、「メールアドレス」のコメントの後に行を変えて「Mail:xxxxxxxx@xxx.com」が書き込まれ、「スキャンタイプ(色数)」のコメントの後に行を変えて「Scan Type:TC」が書き込まれ、「スキャン解像度」のコメントの後に行を変えて「DPI:600」が書き込まれ、「スキャン原稿サイズ」のコメントの後に行を変えて「DocSize:A4」が書き込まれ、「スキャン結果の保存のファイルフォーマット」のコメントの後に行を変えて「Format:JPEG」が書き込まれる。
複合機2は、指示データ記憶フォルダ41に指示ファイルが存在することを確認すると、監視対象フォルダである指示データ記憶フォルダ41を書込禁止状態にし、当該画像読み取りが完了するまで、何人も、指示データ記憶フォルダ41にアクセスして指示データを記憶させることができないようにする(図7のS4:YES、S6参照)。
そして、検出した指示ファイルのファイル名「bredy.rs」を、情報管理部51の指示ファイル名を記憶する記憶領域に記憶させた後、指示ファイル監視タスク52から指示ファイル解析タスク53へ、指示ファイル検出シグナルを送信し、指示データが入力されたことを知らせる(図7のS7、S8参照)。
指示ファイル解析タスク53は、情報管理部51からウエイト時間を取得すると、指示ファイル検出シグナルを指示ファイル監視タスク52から受信するまで待機する(図8のS21、S22:NO、S23参照)。
指示ファイル解析タスク53が、指示ファイル検出シグナルを受信すると、情報管理部51に記憶されている既存のスキャンパラメータ(スキャンタイプ(色数)、スキャン解像度、スキャン原稿サイズ)を初期化するとともに、既存のメールアドレスを空文字列に初期化し、さらに、既存のファイルフォーマットを初期化することにより、新しいスキャンパラメータ、メールアドレス、ファイルフォーマットを情報管理部51に書き込めるようにする(図8のS22:YES、S24、S25、S26参照)。
そして、情報管理部51から指示ファイル名「bredy.rs」を取得し、指示データ記憶フォルダ41に格納されたファイル名「bredy.rs」の指示ファイルをオープンした後、指示ファイルの終端であるか否かを確認する(図8のS27、S28、S29参照)。
指示ファイルをオープンした時点では、指示ファイルの終端ではないので、指示ファイルから1行リードする(図8のS29:NO、S30参照)。最初のリードデータは、「ユーザ名」でなく、「ユーザ名」に対するコメントであるので、ユーザ名、メールアドレス、スキャンタイプ、スキャン解像度、原稿サイズ、ファイルフォーマットを情報管理部51にセットせずに、ファイル終端までリードしたか否かを確認する(図8のS31:NO、S33:NO、S35:NO、S37:NO、S39:NO、S41:NO、S29参照)。
指示ファイルをリードしていき、リードデータがユーザ名指定であると判断すると、リードデータからユーザ名「BrEdy」を指示ファイルから取り出し、図6に示す情報管理部51のユーザ名を記憶する記憶領域にセットする(図8のS29:NO、S30、S31:YES、S32参照)。ユーザ名が書き込まれた行には、メールアドレス、スキャンタイプ、スキャン解像度、原稿サイズ、ファイルフォーマットが記載されていないので、指示ファイルの終端までリードしたか確認する(図8のS33:NO、S35:NO、S37:NO、S39:NO、S41:NO、S29参照)。
ユーザ名と同様にして、メールアドレス「xxxxxxxx@xxx.com」、スキャンタイプ「TC」、スキャン解像度「600」、原稿サイズ「A4」、ファイルフォーマット「JPEG」を指示ファイルから取り出し、情報管理部51に順次セットしていく(図8のS33:YES、S34、S35:YES、S36、S37:YES、S38、S39:YES、S40、S41:YES、S42参照)。
ファイルフォーマットが「JPEG」であることを記載する指示ファイルの終端までリードしたら、指示ファイル解析タスク53からスキャンタスク54にスキャン開始シグナルを送信し、指示ファイルの解析が完了したことを知らせる(図8のS29:YES、S43参照)。
スキャンタスク54は、情報管理部51からウエイト時間を取得した後、スキャン開始シグナルを受信するまで待機する(図9のS51、S52:NO、S53参照)。
スキャンタスク54は、スキャン開始シグナルを受信すると、情報管理部51に記憶されたユーザ名「BrEdy」を取得し、複合機2の表示部16にユーザ名「BrEdy」とともに、「スキャン開始待ち」を表示する(図9のS52:YES、S54、S55参照)。これにより、例えば、ユーザ甲のパソコン4Aが複合機2から離れた位置に設置され、ユーザ甲が複合機2の近くにいない場合でも、第三者は、ユーザ甲がスキャン作業を行っていることを認識できる。
複合機2には、読取部14にセットされた原稿のサイズを自動的に認識する原稿サイズ自動認識機能が有る場合と、原稿サイズ自動認識機能が無い場合とがある。原稿サイズ自動認識機能が無い場合には、ユーザ甲は、複合機2の設置場所まで来て原稿を読取部14にセットし、操作部22のスキャン開始ボタンを押下することにより、原稿の読み取りを開始させる(図9のS56:NO、S58:YES参照)。
これに対して、複合機2が原稿サイズ自動認識機能を有する場合には、ユーザ甲が原稿を複合機2の読取部14にセットすると、原稿の読み取りが自動的に開始される(図9のS56:YES、S57:YES参照)。
これに対して、複合機2が原稿サイズ自動認識機能を有する場合には、ユーザ甲が原稿を複合機2の読取部14にセットすると、原稿の読み取りが自動的に開始される(図9のS56:YES、S57:YES参照)。
原稿の読取開始時には、複合機2の表示部16に「スキャン中」を表示し、原稿の読み取りが始まったことをユーザ甲に知らせる(図9のS59参照)。そして、情報管理部51からユーザ甲が指示したスキャンタイプ「TC」、解像度「600」、原稿サイズ「A4」を読み出して取得し、それらのスキャンパラメータに従って読取部14に原稿を読み取らせ、スキャン結果(スキャンデータ)を情報管理部51のスキャン結果格納バッファに格納する(図9のS60、S61参照)。スキャンデータを情報管理部51に格納し終わったら、複合機2の表示部16を通常状態に戻し、ユーザ甲に原稿の読み取りが完了したことを知らせる(図9のS62参照)。その後、スキャン結果処理タスク55にスキャン完了シグナルを送り、スキャンが完了したことを知らせる(図9のS63)。
尚、上記スキャンタスク54は、原稿を1枚だけスキャンする場合を想定して説明しているが、原稿を複数枚スキャンする場合には、原稿を1枚読み取り終わる毎に、複合機2の表示部16の表示を切り替えるようにしてもよい。また、複合機2がADF機構を備え、ADF機構から複数原稿をスキャンする場合などには、全ての原稿を読み終わってから、表示を通常状態に戻しても良い。
スキャン結果処理タスク55は、情報管理部51からウエイト時間を取得した後、スキャン完了シグナルを受信するまで待機する(図10のS71、S72:NO、S73参照)。
スキャン結果処理タスク55は、スキャン完了シグナルを受信すると、情報管理部51に記憶されたユーザ名「BrEdy」を読み出して取得し、取得したユーザ名「BrEdy」を保存先フォルダ名とする(図10のS72:YES、S74、S75参照)。そして、複合機2のRAM13又はHDD21に保存先フォルダ名「BrEdy」と同一のフォルダ名を有するフォルダが存在するか否かを判断する(図10のS76参照)。同一フォルダ名のフォルダが存在しなければ、保存先フォルダとなる画像記憶フォルダ42を、保存先フォルダ名「BrEdy」を付してRAM13に作成した後、図6に示す情報管理部51からファイルフォーマット「JPEG」を取得する(図10のS76:NO、S77、S78参照)。
これに対して、画像記憶フォルダ42のフォルダ名が保存先フォルダ名「BrEdy」と同一であり、保存先フォルダがRAM13に存在する場合には、保存先フォルダを新規に作成せずに、図6に示す情報管理部51からファイルフォーマット「JPEG」を取得する(図10のS76:YES、S78参照)。
そして、取得したファイルフォーマットが、JPEGフォーマットと、TIFFフォーマットと、BMPフォーマットの何れであるかを判断し、スキャン結果を検出したフォーマットに変換し、保存先フォルダに保存する(図10のS79〜S83参照)。ここでは、情報管理部51のファイルフォーマットには、「JPEG」が記憶されているので、情報管理部51のスキャン結果格納バッファに格納されているスキャンデータをJPEGファイルに変換し、ユーザ甲のユーザ名「BrEdy」を保存先フォルダ名とする画像記憶フォルダ42に保存する(図10のS79:YES、S80)。
それから、情報管理部51からメールアドレスを読み出して取得し、そのメールアドレスが、指示ファイル解析タスク53において、書き込まれて登録されたものであるか否かを判断する(図10のS84、S85参照)。読み出したメールアドレスが、空文字列である場合には、情報管理部51にメールアドレスが登録されていないと判断し、スキャン結果処理タスク55から指示ファイル監視タスク52にスキャン処理完了シグナルを送り、スキャン処理が完了したことを知らせる(図10のS85:NO、S87参照)。
一方、情報管理部51に何らかのメールアドレス(本実施形態では「xxxxxxxx@xxx.com」)が書き込まれている場合には、情報管理部51から読み出したメールアドレスが、空文字列でなく、情報管理部51に登録されたものであると判断し、読み出したメールアドレス「xxxxxxxx@xxx.com」を付してスキャン完了メール送信をメール送信タスク56に依頼してから、スキャン処理完了シグナルを指示ファイル監視タスク52に送信する(図10のS85:YES、S86、S87参照)。
尚、情報管理部51から読み出した文字列が、メールアドレスの書式に合致するか否かを判断し、合致しない場合には、メール送信タスク56にスキャン完了メール送信を依頼する処理をスキップして、スキャン処理完了シグナルを指示ファイル監視タスク52に送信するようにしてもよい。この場合、メール送信タスク56がスキャン完了メールを送信できず、エラーを生じる不具合を回避できる。
尚、情報管理部51から読み出した文字列が、メールアドレスの書式に合致するか否かを判断し、合致しない場合には、メール送信タスク56にスキャン完了メール送信を依頼する処理をスキップして、スキャン処理完了シグナルを指示ファイル監視タスク52に送信するようにしてもよい。この場合、メール送信タスク56がスキャン完了メールを送信できず、エラーを生じる不具合を回避できる。
尚、スキャン完了メールの送信を依頼されたメール送信タスク56は、スキャンが完了した旨を記載したメールを、スキャン結果処理タスク55から受け取ったメールアドレス「xxxxxxxx@xxx.com」宛に送信する。
指示ファイル監視タスク52は、スキャン処理完了シグナルをスキャン結果処理タスク55から受信すると、監視対象フォルダである指示データ記憶フォルダ41の書込禁止状態を解除し、第三者が指示データ記憶フォルダ41にアクセスして指示データを置くことを可能にする(図7のS9:YES、S11参照)。その後、指示ファイル監視タスク32は、ファイル名「bredy.rs」の指示ファイルを削除し、ユーザ甲の指示データに基づくスキャンを完了する(図7のS12参照)。
ユーザ甲は、複合機2によるスキャンが完了したことを知ると、複合機2の読取部14から原稿を取り出してパソコン4Aへ戻る。そして、パソコン4AからLAN3を介して複合機2の画像記憶フォルダ42にアクセスし、スキャンデータを複合機2からパソコン4Aに転送させる。このとき、パソコン4Aは、ユーザ甲のユーザ名「BrEdy」をフォルダ名とする画像記憶フォルダ42にしかアクセスできないため、ユーザ甲のスキャンデータが他のユーザのパソコン4B…に転送されたり、ユーザ甲が他人のスキャンデータを自分のパソコン4Aに転送させる不具合が回避される。
<ネットワークスキャナシステムの作用及び効果>
本実施形態の複合機2(ネットワークスキャナ31)によれば、ネットワークフォルダである指示データ記憶フォルダ41に置かれた指示データを読み出し、その指示データに従って読取部14によって原稿を読み取り、読取部14が指示データに従って読み取ったスキャンデータを、ネットワークフォルダである画像記憶フォルダ42に記憶させるので、スキャナドライバをパソコン4Aにインストールしなくても、ユーザ甲の指示に応じて処理したスキャンデータをパソコン4Aに取得させることができる。
本実施形態の複合機2(ネットワークスキャナ31)によれば、ネットワークフォルダである指示データ記憶フォルダ41に置かれた指示データを読み出し、その指示データに従って読取部14によって原稿を読み取り、読取部14が指示データに従って読み取ったスキャンデータを、ネットワークフォルダである画像記憶フォルダ42に記憶させるので、スキャナドライバをパソコン4Aにインストールしなくても、ユーザ甲の指示に応じて処理したスキャンデータをパソコン4Aに取得させることができる。
尚、上記実施形態では、複合機2(ネットワークスキャナ31)が有する指示データ記憶フォルダ41とスキャンデータ記憶フォルダ42は、同一のRAM13で構成したが、同一のHDD21で構成してもよいし、例えば一方をRAM13で構成し、他方をHDD21で構成するように、別々のメモリで構成してもよい。
ここで、複数のユーザが複合機2(ネットワークスキャナ31)を共有する場合、各ユーザでスキャンパラメータ(スキャンタイプ(色数)、解像度、原稿サイズなど)が異なることがある。本実施形態の複合機2(ネットワークスキャナ31)は、ユーザ甲が画像読取時にスキャンパラメータ(スキャンタイプ「TC」、スキャン解像度「600」、原稿サイズ「A4」)を含む指示データを指示データ記憶フォルダ41に記憶させて指示ファイルが作成されると、その指示データに含まれるスキャンパラメータ(スキャンタイプ「TC」、スキャン解像度「600」、原稿サイズ「A4」)に従って原稿を読み取り、スキャン完了後に指示データ記憶フォルダ41から指示ファイルを削除するので、ユーザ毎にスキャンパラメータを複合機2(ネットワークスキャナ31)に予め記憶させておく必要がなく、複合機2(ネットワークスキャナ31)のメモリが圧迫されない。
また、本実施形態の複合機2(ネットワークスキャナ31)によれば、読取部14が読み取ったスキャンデータを、指示データに含まれるユーザ名「BrEdy」によって特定される画像記憶フォルダ42に記憶させるので、ユーザ甲に、自己の設定した指示データに従って読み取られたスキャンデータのみを取得させることができる。
また、本実施形態の複合機2(ネットワークスキャナ31)によれば、指示データ記憶フォルダ41に指示データが置かれ、且つ、操作部22のスキャン開始ボタンが押下されると、読取部14が指示データに従って原稿を読み取り始めるので、ユーザ甲は、原稿読み取りを行うときに、パソコン4Aの設置場所から複合機2(ネットワークスキャナ31)の設置場所へ原稿をセットするために1回行くだけでよい。
また、本実施形態の複合機2(ネットワークスキャナ31)によれば、あるパソコン4Aが原稿を読み取るために、指示データを指示データ記憶フォルダ41に置くと、他のパソコン4Bが指示データを置かれた指示データ記憶フォルダ41へのアクセスを禁止され、指示データを置けなくなるので、他のパソコン4Bが指示した指示データに従って、読取部が原稿を読み取る不具合を回避できる。
また、本実施形態の複合機2(ネットワークスキャナ31)によれば、指示データ記憶フォルダ41に指示データが置かれたときに、複合機2の表示部16にユーザ名「BrEdy」と「スキャン開始待ち」を表示することにより、複合機2(ネットワークスキャナ31)がスキャン待ちであることを報知するので、あるユーザ甲が指示データを設定した後に、他のユーザ乙が指示データを設定したために、読取部14が、あるユーザ甲が読取部14にセットした原稿を、他のユーザ乙が設定した指示データに従って読み取る不具合を回避できる。
また、本実施形態の複合機2(ネットワークスキャナ31)によれば、読取部14による原稿の読み取りが完了したときに、ユーザ甲が設定したメールアドレス「xxxxxxxx@xxx.com」宛に読取完了を通知するので、ユーザ甲は、例えば、解像度を「2400dpi」と高く設定し、画像の読み取りに時間がかかるため、複合機2の設置場所を離れてパソコン4Aに戻って他の作業をしていても、原稿の読み取りが終わったことをパソコン4A側で知ることができる。尚、スキャンが完了するまで、複合機2の表示部16には、「スキャン中」と表示されているので、第三者が読取部14から原稿を誤って取り出す恐れがない。
(第2実施形態)
次に、本発明のネットワークスキャナ及びネットワークスキャナシステムの第2実施形態について説明する。本実施形態では、複合機2(ネットワークスキャナ31)がスキャンデータに識別子を付し、それを画像記憶フォルダ42の保存ファイルに記憶させる点で、第1実施形態と構成、作用及び効果が異なる。よって、ここでは、第1実施形態の異なる構成及びその作用効果についてのみ説明し、その他は説明を割愛する。尚、説明で使用する符号は、第1実施形態と同一構成のものには、同一符号を用いる。
次に、本発明のネットワークスキャナ及びネットワークスキャナシステムの第2実施形態について説明する。本実施形態では、複合機2(ネットワークスキャナ31)がスキャンデータに識別子を付し、それを画像記憶フォルダ42の保存ファイルに記憶させる点で、第1実施形態と構成、作用及び効果が異なる。よって、ここでは、第1実施形態の異なる構成及びその作用効果についてのみ説明し、その他は説明を割愛する。尚、説明で使用する符号は、第1実施形態と同一構成のものには、同一符号を用いる。
図11は、本発明の第2実施形態に係るネットワークスキャナシステムが実行するスキャン結果処理タスク155の処理手順を示す図である。
スキャン結果処理タスク155は、S78において、「情報管理部51からファイルフォーマットを取得した後、取得したファイルフォーマットがJPEGフォーマットであると判断すれば(S79:YES)、S180において、情報管理部51に保存されているスキャン結果をJPEGファイルに変換して、ユーザ名を含むファイル名とし、保存先フォルダに保存する。
スキャン結果処理タスク155は、S78において、「情報管理部51からファイルフォーマットを取得した後、取得したファイルフォーマットがJPEGフォーマットであると判断すれば(S79:YES)、S180において、情報管理部51に保存されているスキャン結果をJPEGファイルに変換して、ユーザ名を含むファイル名とし、保存先フォルダに保存する。
一方、取得したファイルフォーマットが、JPEGフォーマットでなく、TIFFフォーマットである場合には(S79:NO、S81:YES)、S182において、情報管理部51に保存されているスキャン結果をTIFFファイルに変換して、ユーザ名を含むファイル名とし、保存先フォルダに保存する。
更に、取得したファイルフォーマットが、JPEGフォーマットでもTIFFフォーマットでもない場合には(S79:NO、S81:NO)、S183において、情報管理部51に保存されているスキャン結果をBMPファイルに変換して、ユーザ名を含むファイル名とし、保存先フォルダに保存する。
このようなスキャン結果処理タスク155を実行する複合機2(ネットワークスキャナ31)は、例えば、ユーザ甲がファイルフォーマットを「JPEG」と指定した場合に、ユーザ甲が指定した指示データに従って原稿を読み取って取得したスキャンデータを、JPEGファイルに変換した後、ユーザ甲のユーザ名「BrEdy」を含むファイル名が付された保存ファイルを画像記憶フォルダ42に作り、その保存ファイルに当該スキャンデータを記憶させるので、他人のスキャンデータがユーザ甲のユーザ名「BrEdy」を含む保存ファイルに記憶されることがなく、ユーザ甲は自分のユーザ名「BrEdy」が付された保存ファイルにアクセスすれば、自分が設定した指示データに従って読み取られたスキャンデータのみを取得することができる。
(第3実施形態)
次に、本発明のネットワークスキャナ及びネットワークスキャナシステムの第3実施形態について説明する。本実施形態のネットワークスキャナシステム201は、指示データ記憶フォルダ41と画像記憶フォルダ42を複合機202(スキャナ231)の外部に接続するネットワークスキャナサーバパソコン(外部記憶装置)205に設け、ネットワークスキャナサーバパソコン205が、指示データに従って複合機202(スキャナ231)に原稿をスキャンさせる点で、第1実施形態と構成、作用及び効果が相違する。よって、ここでは、第1実施形態の異なる構成及びその作用効果についてのみ説明し、その他は説明を割愛する。尚、説明で使用する符号は、第1実施形態と同一構成のものには、同一符号を用いる。
次に、本発明のネットワークスキャナ及びネットワークスキャナシステムの第3実施形態について説明する。本実施形態のネットワークスキャナシステム201は、指示データ記憶フォルダ41と画像記憶フォルダ42を複合機202(スキャナ231)の外部に接続するネットワークスキャナサーバパソコン(外部記憶装置)205に設け、ネットワークスキャナサーバパソコン205が、指示データに従って複合機202(スキャナ231)に原稿をスキャンさせる点で、第1実施形態と構成、作用及び効果が相違する。よって、ここでは、第1実施形態の異なる構成及びその作用効果についてのみ説明し、その他は説明を割愛する。尚、説明で使用する符号は、第1実施形態と同一構成のものには、同一符号を用いる。
図12は、ネットワークスキャナシステム201のシステム構成図である。
ネットワークスキャナシステム201は、ネットワークスキャナサーバパソコン205が、LAN3を介してパソコン4A,4B…に接続し、そのネットワークスキャナサーバパソコン205に複合機202が接続されている。
ネットワークスキャナシステム201は、ネットワークスキャナサーバパソコン205が、LAN3を介してパソコン4A,4B…に接続し、そのネットワークスキャナサーバパソコン205に複合機202が接続されている。
図13は、図12に記載するネットワークスキャナシステム201に使用される複合機202の装置構成図である。
複合機202は、基本的に第1実施形態の複合機2と同じであるが、パラレルI/F18、LANI/F19、メモリカードI/F20、HDD21を備えないこと、及び、RAM13に指示データ記憶フォルダ41と画像記憶フォルダ42を備えないことが、第1実施形態と相違する。また、複合機202は、ROM12に、ネットワークスキャナプログラム50ではなくスキャナプログラム211を格納していることが、第1実施形態と相違する。スキャナプログラム211は、ネットワークスキャナサーバパソコン205から入力したスキャンパラメータ(スキャンタイプ(色数)、解像度、原稿サイズ)に従って、読取部14にセットされた原稿をスキャンし、スキャン結果をネットワークスキャナサーバパソコン205へ送り返すためのプログラムである。
複合機202は、基本的に第1実施形態の複合機2と同じであるが、パラレルI/F18、LANI/F19、メモリカードI/F20、HDD21を備えないこと、及び、RAM13に指示データ記憶フォルダ41と画像記憶フォルダ42を備えないことが、第1実施形態と相違する。また、複合機202は、ROM12に、ネットワークスキャナプログラム50ではなくスキャナプログラム211を格納していることが、第1実施形態と相違する。スキャナプログラム211は、ネットワークスキャナサーバパソコン205から入力したスキャンパラメータ(スキャンタイプ(色数)、解像度、原稿サイズ)に従って、読取部14にセットされた原稿をスキャンし、スキャン結果をネットワークスキャナサーバパソコン205へ送り返すためのプログラムである。
図14は、図12に記載するネットワークスキャナシステム201に使用される複合機202及びネットワークスキャナサーバパソコン205のブロック図である。
スキャナ231は、第1実施形態と同様、複合機202に組み込まれ、複合機202の構成部品によりスキャナユニット33、コントロールユニット34、USBI/F210が構成されている。USBI/F210は、複合機202のUSBI/F17により構成される。スキャナ231は、USBI/F210を介してネットワークスキャナサーバパソコン205に接続されている。
スキャナ231は、第1実施形態と同様、複合機202に組み込まれ、複合機202の構成部品によりスキャナユニット33、コントロールユニット34、USBI/F210が構成されている。USBI/F210は、複合機202のUSBI/F17により構成される。スキャナ231は、USBI/F210を介してネットワークスキャナサーバパソコン205に接続されている。
ネットワークスキャナサーバパソコン205は、汎用パソコンであり、詳細な説明を省略するが、スキャナネットワークシステム201を構成するために、ファイルシステム206、USBI/F207、マザーボード208、ネットワークI/F209、HDD212、ディスプレイ214等を備える。ファイルシステム206には、第1実施形態と同様の指示データ記憶フォルダ41と画像記憶フォルダ42が設けられている。ファイルフォルダ206は、ネットワークI/F209を介してLAN3に接続され、指示データ記憶フォルダ41と画像記憶フォルダ42は、ネットワークフォルダを構成する。パソコンマザーボード208は、ネットワークスキャナサーバパソコン205の動作を制御するものである。HDD212は、プログラムやデータなどを記憶する不揮発性のメモリであり、本実施形態では、ネットワークスキャナシステムプログラム213が格納されている。
図15は、図12に記載するネットワークスキャナサーバパソコン205が使用するネットワークスキャナシステムプログラム213の構成を示す図である。
ネットワークスキャナシステムプログラム213は、第1実施形態のネットワークスキャナプログラム50と同様、情報管理部51、指示ファイル監視タスク52、指示ファイル解析タスク53、スキャンタスク154、スキャン結果処理タスク55、メール送信タスク56を備えるが、ネットワークスキャナサーバパソコン205がこれらのタスクを実行する点が、第1実施形態と相違する。また、ネットワークスキャナシステムプログラム213は、指示データとスキャンデータをネットワークスキャナサーバパソコン205のファイルシステム206に設けられた指示データ記憶フォルダ41と画像記憶フォルダ41にそれぞれ記憶する点、及び、スキャンタスク154の処理内容が、第1実施形態のネットワークスキャナプログラム50と相違する。
ネットワークスキャナシステムプログラム213は、第1実施形態のネットワークスキャナプログラム50と同様、情報管理部51、指示ファイル監視タスク52、指示ファイル解析タスク53、スキャンタスク154、スキャン結果処理タスク55、メール送信タスク56を備えるが、ネットワークスキャナサーバパソコン205がこれらのタスクを実行する点が、第1実施形態と相違する。また、ネットワークスキャナシステムプログラム213は、指示データとスキャンデータをネットワークスキャナサーバパソコン205のファイルシステム206に設けられた指示データ記憶フォルダ41と画像記憶フォルダ41にそれぞれ記憶する点、及び、スキャンタスク154の処理内容が、第1実施形態のネットワークスキャナプログラム50と相違する。
図16は、図15に記載するスキャンタスク154の処理手順を示す。
スキャンタスク154は、ネットワークスキャナサーバパソコン205により実行され、ユーザが指示したスキャンパラメータに従って複合機2に原稿を読み取らせ、読み取ったスキャン結果を記憶するものである。
スキャンタスク154は、ネットワークスキャナサーバパソコン205により実行され、ユーザが指示したスキャンパラメータに従って複合機2に原稿を読み取らせ、読み取ったスキャン結果を記憶するものである。
スキャンタスク154は、S51において、情報管理部51からウエイト時間を取得した後、S52において、指示ファイル解析タスク53からスキャン開始シグナルを受信すると、S54において、情報管理部51からユーザ名を取得する。そして、S55において、ネットワークスキャナサーバパソコン205のディスプレイ214に、S54において取得したユーザ名とともに、「スキャン待ち」を表示させる。
そして、例えば、ネットワークスキャナサーバパソコン205が、複合機202の読取部14にセットした原稿を自動的に認識する原稿セット自動認識機能を有する場合には(S56:YES)、原稿セットを認識したときに、S59へ進む。一方、ネットワークスキャナサーバパソコン205が原稿セット自動認識機能を有しない場合には(S56:NO)、ユーザが、ネットワークスキャナサーバパソコン205のディスプレイ214に表示されたスキャン開始用アイコンのクリックした後に、或いは、スキャン開始用のキーボタンを操作した後に、S59へ進む。そして、S59において、ネットワークスキャナサーバパソコン205のディスプレイ214に「スキャン待ち」を表示した後、S60において、情報管理部51からスキャンパラメータ(スキャンタイプ(色数)、解像度、原稿サイズを取得する。
そして、S161において、S60で取得したスキャンパラーメータ(スキャンタイプ(色数)、解像度、原稿サイズ)にて、複合機202の読取部14にセットした原稿を複合機202にスキャンさせ、スキャン結果(スキャンデータ)を複合機2から入力して情報管理部51に格納する。そして、S62において、ネットワークスキャナサーバパソコン205のディスプレイ214の表示を通常表示状態に戻した後、S63において、スキャン結果処理タスク55にスキャン完了シグナルを送る。
このような構成を有する本実施形態のスキャナネットワークシステム201によれば、ユーザ甲がパソコン4Aに指示データを入力すると、その指示データがネットワークスキャナサーバパソコン205に備えられた指示データ記憶フォルダ41に置かれ、ネットワークスキャナサーバパソコン205は、ネットワークスキャナサーバパソコン205の指示データ記憶フォルダ41から指示データを読み出し、その指示データに従って複合機202(スキャナ231)の読取部14(スキャナユニット33)に原稿を読み取らせ、複合機202(スキャナ231)が指示データに従って読み取ったスキャンデータを、複合機202から入力してネットワークフォルダである画像記憶フォルダ42に記憶させるので(図15のS161参照)、スキャナドライバをパソコン4Aにインストールしなくても、ユーザ甲の指示に応じて処理したスキャンデータをパソコン4Aに取得させることができる。
ここで、上記ネットワークスキャナシステム201が有する指示データ記憶フォルダ41とスキャンデータ記憶フォルダ42は、同一のネットワークスキャナサーバパソコン205内に同じファイルシステム206を用いて構成したが、別々のメモリ若しくはファイルシステムで構成してもよいし、別々の装置のメモリやファイルシステムで構成してもよい。
尚、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されることなく、色々な応用が可能である。
(1)例えば、上記実施の形態では、多機能を有する複合機2,202をネットワークスキャナ31又はスキャナ231として使用したが、スキャナ機能のみを備えるものをネットワークスキャナ又はスキャナとして使用してもよい。
(2)例えば、上記実施の形態では、LAN3を用いてネットワークを構築したが、インターネットなどを用いてネットワークを構築してもよい。
(3)上記実施形態では、指示データのスキャンパラメータとしてスキャンタイプ、スキャン解像度、スキャン原稿サイズを含めたが、複合機2,202(ネットワークスキャナ31、スキャナ231)に読み取らせる原稿の枚数を含めてもよいし、また、カラーとモノクロを選択するようにしてもよい。
(4)上記第2実施形態では、ネットワークスキャナサーバパソコン205を外部記憶装置として使用したが、記憶部のみを有する外部記憶装置をLAN3に接続し、ネットワークスキャナシステムを構築してもよい。
(5)上記第2実施形態では、スキャン状態をネットワークスキャナサーバパソコン205のディスプレイ214に表示させたが、複合機202の表示部16にスキャン状態を表示させるようにしてもよい。
(2)例えば、上記実施の形態では、LAN3を用いてネットワークを構築したが、インターネットなどを用いてネットワークを構築してもよい。
(3)上記実施形態では、指示データのスキャンパラメータとしてスキャンタイプ、スキャン解像度、スキャン原稿サイズを含めたが、複合機2,202(ネットワークスキャナ31、スキャナ231)に読み取らせる原稿の枚数を含めてもよいし、また、カラーとモノクロを選択するようにしてもよい。
(4)上記第2実施形態では、ネットワークスキャナサーバパソコン205を外部記憶装置として使用したが、記憶部のみを有する外部記憶装置をLAN3に接続し、ネットワークスキャナシステムを構築してもよい。
(5)上記第2実施形態では、スキャン状態をネットワークスキャナサーバパソコン205のディスプレイ214に表示させたが、複合機202の表示部16にスキャン状態を表示させるようにしてもよい。
3 LAN(ネットワーク)
4A,4B… パソコン(端末)
22 操作部(開始指示受取手段)
16 表示部(報知手段)
31 ネットワークスキャナ
33 スキャナユニット(読取手段)
41 指示データ記憶フォルダ
42 画像記憶フォルダ
50 ネットワークスキャナプログラム(指示データ読出手段、読取制御手段、画像記憶制御手段、アクセス禁止手段、報知手段、通知手段)
52 指示ファイル監視タスク(アクセス禁止手段)
53 指示ファイル解析タスク(指示データ読出手段)
54 スキャンタスク(読取制御手段、報知手段)
55,155 スキャン結果処理タスク(画像記憶制御手段)
56 メール送信タスク(通知手段)
201 ネットワークスキャナシステム
205 ネットワークスキャナサーバパソコン(外部記憶装置)
213 ネットワークスキャナシステムプログラム(指示データ読出手段、読取制御手段、画像記憶制御手段、アクセス禁止手段、報知手段、通知手段)
4A,4B… パソコン(端末)
22 操作部(開始指示受取手段)
16 表示部(報知手段)
31 ネットワークスキャナ
33 スキャナユニット(読取手段)
41 指示データ記憶フォルダ
42 画像記憶フォルダ
50 ネットワークスキャナプログラム(指示データ読出手段、読取制御手段、画像記憶制御手段、アクセス禁止手段、報知手段、通知手段)
52 指示ファイル監視タスク(アクセス禁止手段)
53 指示ファイル解析タスク(指示データ読出手段)
54 スキャンタスク(読取制御手段、報知手段)
55,155 スキャン結果処理タスク(画像記憶制御手段)
56 メール送信タスク(通知手段)
201 ネットワークスキャナシステム
205 ネットワークスキャナサーバパソコン(外部記憶装置)
213 ネットワークスキャナシステムプログラム(指示データ読出手段、読取制御手段、画像記憶制御手段、アクセス禁止手段、報知手段、通知手段)
Claims (16)
- ネットワークに接続されており、読取手段によって原稿を読み取るネットワークスキャナにおいて、
ネットワークフォルダであり、指示データが置かれる指示データ記憶フォルダと、
前記指示データ記憶フォルダから指示データを読み出す指示データ読出手段と、
前記指示データ読出手段が前記指示データ記憶フォルダから読み出した指示データに従って、前記読取手段に原稿を読み取らせる読取制御手段と、
ネットワークフォルダであり、前記読取手段が前記指示データに従って読み取ったスキャンデータを記憶する画像記憶フォルダと、
前記読取制御手段が前記指示データに従って前記読取手段に原稿を読み取らせることにより取得したスキャンデータを、前記画像記憶フォルダに記憶させる画像記憶制御手段と、を有することを特徴とするネットワークスキャナ。 - 請求項1に記載するネットワークスキャナにおいて、
前記読取手段は、前記指示データが示す読取条件で原稿を読み取ることを特徴とするネットワークスキャナ。 - 請求項1又は請求項2に記載するネットワークスキャナにおいて、
前記指示データが、識別子を含み、
前記画像記憶制御手段は、
前記識別子を前記スキャンデータに付し、当該スキャンデータを前記画像記憶フォルダに記憶させるものであることを特徴とするネットワークスキャナ。 - 請求項1又は請求項2に記載するネットワークスキャナにおいて、
前記指示データが、識別子を含み、
前記画像記憶制御手段は、
前記識別子によって特定される画像記憶フォルダにスキャンデータを記憶させるものであることを特徴とするネットワークスキャナ。 - 請求項1乃至請求項4の何れか1つに記載するネットワークスキャナにおいて、
原稿の読み取りを開始する開始指示を受ける開始指示受取手段を有し、
前記読取手段は、
前記指示データ記憶フォルダに前記指示データが置かれ、且つ、前記開始指示受取手段が前記開始指示を受けたときに、原稿を読み取るものであることを特徴とするネットワークスキャナ。 - 請求項1乃至請求項5の何れか1つに記載するネットワークスキャナにおいて、
前記指示データ記憶フォルダに前記指示データが置かれたときに、前記指示データ記憶フォルダへのアクセスを禁止するアクセス制御手段を有することを特徴とするネットワークスキャナ。 - 請求項1乃至請求項6の何れか1つに記載するネットワークスキャナにおいて、
前記指示データ記憶フォルダに前記指示データが置かれたときに、スキャン待ちであることを報知する報知手段を有することを特徴とするネットワークスキャナ。 - 請求項1乃至請求項7の何れか1つに記載するネットワークスキャナにおいて、
前記読取手段による原稿の読み取りが完了したときに、当該ネットワークスキャナに前記ネットワークを介して接続されており前記指示データを前記指示データ記憶フォルダに置いた端末に読取完了を通知する通知手段を有することを特徴とするネットワークスキャナ。 - ネットワークを介して端末とスキャナとを通信可能にするものであって、前記スキャナが読取手段によって原稿を読み取るネットワークスキャナシステムにおいて、
ネットワークフォルダであって指示データが置かれる指示データ記憶フォルダと、
前記指示データ記憶フォルダから指示データを読み出す指示データ読出手段と、
前記指示データ読出手段が前記指示データ記憶フォルダから読み出した指示データに従って、前記読取手段に原稿を読み取らせる読取制御手段と、
前記読取制御手段が前記指示データに従って前記読取手段に原稿を読み取らせることにより取得したスキャンデータを、ネットワークフォルダであって前記読取手段が前記指示データに従って原稿を読み取ったスキャンデータを記憶する画像記憶フォルダを備えた装置に送信する画像記憶制御手段と、を備える外部記憶装置を、前記スキャナに接続し、
前記端末が、
前記指示データを前記ネットワークを介して前記指示データ記憶フォルダに記憶させる指示データ入力手段を有することを特徴とするネットワークスキャナシステム。 - 請求項9に記載するネットワークスキャナシステムにおいて、
前記読取手段は、前記指示データが示す読取条件で原稿を読み取ることを特徴とするネットワークスキャナシステム。 - 請求項9又は請求項10に記載するネットワークスキャナシステムにおいて、
前記指示データが、識別子を含み、
前記画像記憶制御手段は、
前記識別子を前記スキャンデータに付し、当該スキャンデータを前記画像記憶フォルダに記憶させるものであることを特徴とするネットワークスキャナシステム。 - 請求項9又は請求項10に記載するネットワークスキャナシステムにおいて、
前記指示データが、識別子を含み、
前記画像記憶制御手段は、
前記識別子によって特定される画像記憶フォルダにスキャンデータを記憶させるものであることを特徴とするネットワークスキャナシステム。 - 請求項9乃至請求項12の何れか1つに記載するネットワークスキャナシステムにおいて、
前記外部記憶装置は、
原稿の読み取りを開始する開始指示を受ける開始指示受取手段を有し、
前記読取手段は、
前記指示データ記憶フォルダに前記指示データが置かれ、且つ、前記開始指示受取手段が前記開始指示を受けたときに、原稿を読み取るものであることを特徴とするネットワークスキャナシステム。 - 請求項9乃至請求項13の何れか1つに記載するネットワークスキャナシステムにおいて、
前記外部記憶装置は、
ある端末が前記指示データ記憶フォルダに前記指示データを置いたことを検知したときに、他の端末が前記指示データ記憶フォルダにアクセスすることを禁止するアクセス制御手段を有することを特徴とするネットワークスキャナシステム。 - 請求項9乃至請求項14の何れか1つに記載するネットワークスキャナシステムにおいて、
前記外部記憶装置は、
前記指示データ記憶フォルダに前記指示データが置かれことを検知したときに、スキャン待ちであることを報知する報知手段を有することを特徴とするネットワークスキャナシステム。 - 請求項9乃至請求項15の何れか1つに記載するネットワークスキャナシステムにおいて、
前記外部記憶装置は、
前記読取手段による原稿の読み取りが完了したときに、前記指示データを前記指示データ記憶フォルダに置いた端末に、読取完了を通知する通知手段を有することを特徴とするネットワークスキャナシステム。
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