JP6280251B1 - 上掛け吊り具及び寝具の上掛け - Google Patents

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Abstract

【課題】複数枚の上掛けを上下方向に離隔して吊り下げ保持できる上掛け吊り具とする。【解決手段】 上下方向に離隔した複数の上掛け固定部材と、前記複数の上掛け固定部材における最も上に位置する上掛け固定部材を吊り下げ支持する吊り下げ部材50を備え、前記各上掛け固定部材は複数の上掛けを、各上掛けが上下方向に離隔するようにそれぞれ固定するようにした上掛け吊り具。【選択図】図3

Description

本発明は、寝具の上掛けを吊り下げ保持する上掛け吊り具及び上掛け吊り具を用いて吊り下げ保持された寝具の上掛けに関する。
ベッドや布団などの寝具に寝ている人が、上半身を起こしたり、その上半身を起こした姿勢から再び寝たりする寝起き動作は苦しいことである。
特に、高齢者、身体不自由の人、病人、けがの人などにとっては、前述の寝起き動作は大変苦しく、介護人の手助けがなければ寝起き動作ができないことがある。
このことを解消し寝起き動作を楽にできるようにした寝具用寝起き補助装置が特許文献1に開示されている。
この寝具用寝起き補助装置は、支持部材と取り付け部材と上掛け保持部材を備え、上掛け保持部材の上掛け吊り具で上掛けを吊り下げ保持し、寝起き動作を楽にできるようにしている。
特許第5294486号公報
本出願人等は、従来の寝具用寝起き補助装置を利用して実際に寝たところ、就寝中、冬場など寒い時に寒さを感じることがあった。
そこで本出願人等は、なぜ寒さを感じたのかを考えたところ、次のことを見出した。
従来の寝具用寝起き補助装置の上掛け吊り具は、一枚の上掛けを吊り下げ保持する構成で、寝具に寝ている人は一枚の上掛けで覆われるのみであるから、外気温が下がると、室内温度も下がり、上掛け一枚の内部温度が下がり、寝ている人の体温も下がり寒さを感じる。例えば、室内温度が10度まで下がると寒さを感じる。
本発明は、前述の課題を解決するために為されたもので、その目的は、複数枚の上掛けを上下方向に離隔して吊り下げ保持できる上掛け吊り具及び、寝ている人が冬場など寒い時でも寒さを感じないように吊り下げ保持した寝具の上掛けを提供することである。
本発明の上掛け吊り具は、上下方向に離隔した複数の上掛け固定部材と、前記複数の上掛け固定部材における最も上に位置する上掛け固定部材を吊り下げ支持する吊り下げ部材50を備え、
前記各上掛け固定部材は、複数の上掛けを、上掛けが上下方向に離隔するようにそれぞれ固定するようにしたことを特徴とする上掛け吊り具である。
本発明の上掛け吊り具においては、前記複数の上掛け固定部材は、前記吊り下げ部材50で吊り下げ支持され、上部上掛け60を固定する上部上掛け固定部材51と、前記上部上掛け固定部材51に吊り下げ支持され、下部上掛け61を固定する下部上掛け固定部材52を有し、
前記各上掛け固定部材51,52は、前記各上掛け60,61の表面から裏面に連続した吊り具通し穴62を通して各上掛け60,61の表面と裏面を挟持して固定する構成である上掛け吊り具とすることができる。
このようにすれば、各上掛け固定部材51,52で各上掛け60,61を損傷することなしに固定できる。
本発明の上掛け吊り具においては、前記上部上掛け固定部材51における上部上掛け60の裏面から下方に突出した下部と、前記下部上掛け固定部材52における下部上掛け61の表面から上方に突出した上部を吊り部材59で連結して下部上掛け固定部材52を上部上掛け固定部材51に吊り下げ支持した上掛け吊り具とすることができる。
このようにすれば、各上掛け固定部材51,52を各上掛け60,61にそれぞれ固定した後に、上部上掛け固定部材51を吊り下げて上部上掛け60を吊り下げ保持し、その状態で下部上掛け固定部材52を吊り部材59で上部上掛け固定部材51に吊り下げて下部上掛け61を吊り下げ保持できるので、上部上掛け60、下部上掛け61を簡単に吊り下げ保持できる。
本発明の上掛け吊り具においては、前記各上掛け固定部材51,52は、各上掛け60,61の裏面に接する支持プレート53と、表面に接する押えプレート54と、吊り具通し穴62を通して支持プレート53を裏面、押えプレート54を表面にそれぞれ押し付ける挟持部材55を有している上掛け吊り具とすることができる。
このようにすれば、支持プレート53、押えプレート54で上掛けの裏面と表面を挟持するので、上掛けをしっかり固定できる。
本発明の寝具の上掛けは、請求項1記載の上掛け吊り具を用いて吊り下げ保持された複数の上掛けを備え、前記複数の上掛けにおける上下方向に隣接する2つの上掛けの間に空気層を有していることを特徴とする寝具の上掛けである。
本発明の寝具の上掛けは、請求項2−4いずれか記載の上掛け吊り具を用いて吊り下げ保持された上部上掛け60と下部上掛け61を備え、前記上部上掛け60と下部上掛け61との間に空気層を有していることを特徴とする寝具の上掛けである。
本発明の上掛け吊り具によれば、複数枚の上掛けを上下方向に離隔して吊り下げ保持できる。
本発明の寝具の上掛けによれば、寝ている人が冬場など寒い時でも寒さを感じないように吊り下げ保持した寝具の上掛けとすることができる。
本発明の上掛け吊り具を取り付ける吊り具取り付け装置の実施の形態を示す平面図である。 吊り具取り付け装置の正面図である。 本発明の上掛け吊り具の第1の実施の形態を示す断面図である。 本発明の上掛け吊り具の第2の実施の形態を示す断面図である。 本発明の上掛け吊り具の第3の実施の形態を示す断面図である。
本発明の上掛け吊り具を取り付ける吊り具取り付け装置の実施の形態を図1、図2に基づいて説明する。
図1は吊り具取り付け装置の平面図、図2は吊り具取り付け装置の正面図である。なお、寝具に寝ている人の身長方向を前後方向とし、寝具に寝ている人の身長方向と直角方向を左右方向として説明する。
吊り具取り付け装置1は、支持部材2と、その支持部材2に設けた取り付け部材3と、その取り付け部材3に設けた上掛け保持部材4を備えている。
支持部材2は畳と寝具(敷布団、マットレス等)との間で狭持される板状である。
取り付け部材3は支持部材2の左右方向一方側に上向きに取り付けてある。
取り付け部材3は、その高さが調整できる。例えば、支持部材2に上向きに固定した筒体30と、その筒体30にスライド自在に挿入した可動筒体31と、可動筒体31の上端に固定した取り付けプレート32を有し、筒体30から固定ピン33を可動筒体31に形成した複数の穴34のいずれかの穴34に嵌合することで可動筒体31(取り付けプレート32)の高さを変え、取り付け部材3の高さを調整できるようにしてある。可動筒体31をシリンダーなどのアクチュエータで上下に移動するようにしてもよい。
上掛け保持部材4は、取り付け部材3の上部(取り付けプレート32)に取り付けたプレート40と、そのプレート40に左右方向他方側に向けて取り付けたコ字状の枠体41と、その枠体41の左右方向両側に前後方向に向けて取り付けた左右一対の本体42と、その本体42に取り付けた本発明の上掛け吊り具5を有している。
プレート40の図2中における左右方向一方側は、ヒンジ44で取り付けプレート32に上下方向に揺動自在に連結されており、プレート40を取り付けプレート32に接した水平状態と、プレート40の左右方向他方側が取り付けプレート32と離れた起立状態に揺動できるようにしてある。つまり、上掛け保持部材4は、上掛け吊り具43が寝具に接近した姿勢(横向き姿勢という)と、上掛け吊り具5が寝具の上方に離れた姿勢(縦向き姿勢という)とに渡って揺動する。
これにより、吊り具取り付け装置1の左右方向他方側から上掛け保持部材4を横向き姿勢、縦向き姿勢とすることができるので、寝人が要看護者である場合、介護人が介護しやすい。
本体42は、枠体41に前後方向に向けて固定した固定筒体42aと、その固定筒体42aにスライド自在に挿入した第1可動筒体42bと、その第1可動筒体42bにスライド自在に挿入した第2可動筒体42cを有している。
第1可動筒体42bと第2可動筒体42cは枠体41から前後方向一方(寝人の頭の方向)に張り出している。
固定筒体42aの前後方向(長手方向)3箇所と、第1可動筒体42bの前後方向の一方側と、第2可動筒体42cの前後方向一方側にリング体45がそれぞれ取り付けてある。
この各リング体45に本実施の形態の上掛け吊り具5がそれぞれ吊り下げ支持して取り付けてある。
上掛け吊り具5を図2に基づいて説明する。なお、上掛け吊り具5を吊り下げ支持した状態で上下方向の上側を上部とし、上下方向の下側を下部として説明する。
上掛け吊り具5は、リング体45に取り付けられる吊り下げ部材50と、吊り下げ部材50で吊り下げ支持される上部上掛け固定部材51と、上部上掛け固定部材51に吊り下げ支持される下部上掛け固定部材52を有している。下部上掛け固定部材52は上部上掛け固定部材51と上下方向に離隔し、かつ上部上掛け固定部材51よりも下方(支持部材2寄り)に位置している。
図2では、上下方向に離隔した第1下部上掛け固定部材52−1と第2下部上掛け固定部材52−2を備えている。
第1下部上掛け固定部材52−1が上部上掛け固定部材51に吊り下げ支持され、第1下部上掛け固定部材52−1は上部上掛け固定部材51の下方に間隔を置いて位置している。
第2下部上掛け固定部材52−2が第1下部上掛け固定部材52−1に吊り下げ支持され、第2下部上掛け固定部材52−2は第1下部上掛け固定部材52−1の下方に間隔を置いて位置している。
つまり、上部上掛け固定部材51が最も上方に位置し、第2下部上掛け固定部材52−2が最も下方に位置し、第1下部上掛け固定部材52−1が上下中間に位置している。
本発明の寝具の上掛け6は、図2に二点鎖線で示すように、上部上掛け固定部材51で吊り下げ保持される上部上掛け60と、下部上掛け固定部材52で吊り下げ保持される下部上掛け61を有している。
上部上掛け60の表面に室内の空気に触れ、下部上掛け61は上部上掛け60よりも下方に位置し、上部上掛け60の裏面と下部上掛け61の表面との間に空気が充満する空間、つまり空気層7を形成する。表面とは上方に向かう面であり、裏面とは下方に向かう面である。
図2では、下部上掛け61は第1下部上掛け固定部材52−1で吊り下げ支持される第1下部上掛け61−1と、第2下部上掛け固定部材52−2で吊り下げ支持される第2下部上掛け61−2を備えている。
上部上掛け60の下方に第1下部上掛け61−1が離隔して位置し、上部上掛け60の裏面と第1下部上掛け61−1の表面との間に第1空気層7aを形成する。
第1下部上掛け61−1の下方に第2下部上掛け61−2が離隔して位置し、第1下部上掛け61−1の裏面と第2下部上掛け61−2の表面との間に第2空気層7bを形成する。
このように、本実施の形態の上掛け吊り具5によれば複数、例えば上部上掛け60、第1下部上掛け61−1、第2下部上掛け61−2の3枚の上掛けを上下方向に離隔して吊り下げ保持できる。
また、本実施の形態の上掛け吊り具5を用いて吊り下げ保持した寝具の上掛け6は、上下方向に離隔した2つの上掛けの間に空気層7、例えば上部上掛け60と第1下部上掛け61−1との間に第1空気層7a、第1下部上掛け61−1と第2下部上掛け61−2との間に第2空気層7bを有するので、寝具の上掛け6の断熱効果が優れたものになる。
これにより、冬場などの寒い時に寝ている人の体温が下がることがないので寒さを感じることがないようにできる。
上掛け吊り具5の詳細を図3に基づき説明する。
吊り下げ部材50は、吊り紐、吊り鎖、吊りロッド、吊り金具等で、その下部が上部上掛け固定部材51に連結され、上部が図2に示すようにリング体45に連結される。
上部上掛け固定部材51、第1、第2下部上掛け固定部材52−1、52−2(以下単に上掛け固定部材という)は、上部上掛け60、第1下部上掛け61−1、第2下部上掛け61−2(以下単に上掛けという)の表面から裏面に連続した吊り具通し穴62を通して上掛けを固定、図3では上掛けの表面と裏面を挟持して固定される。これにより、上掛けを損傷せずに固定できる。
例えば、上掛け固定部材は、上掛けの裏面に接する支持プレート53と、上掛けの表面に接する押えプレート54と、挟持部材55を備えている。挟持部材55は、上掛けの吊り具通し穴62を通り支持プレート53を上掛けの裏面に押しつけ、押えプレート54を上掛けの表面に押しつけて上掛けを挟持する。
これにより、上掛けをしっかり固定できる。
図3に示す挟持部材55は、ボルト56と下ナット57と上ナット58を備えている。
ボルト56は、支持プレート53の穴53a、上掛けの吊り具通し穴62、押えプレート54の穴54aに通る。下ナット57、上ナット58はボルト56の上部分、下部分にそれぞれ螺合し、かつ支持プレート53の穴53a、押えプレート54の穴54aを通らない大きさである。
このようであるから、ボルト56の下部分に下ナット57を螺合し、ボルト56の上部分に上ナット58を螺合して締め付け回転することで、下ナット57を支持プレート53に接し、上ナット58を押えプレート54に接することで、支持プレート53と押えプレート54を上掛けの裏面と表面にそれぞれ押しつけて上掛けを挟持して上掛け固定部材を上掛けに固定する。したがって、厚さが若干異なる上掛けを挟持して固定できる。
上下方向に隣接する下の上掛け固定部材は、吊り部材59で上の上掛け固定部材に連結されて吊り下げ支持される。
これにより、上掛け固定部材を上掛けに固定した状態で上掛けを順次吊り下げ支持できるので、上掛けを簡単に吊り下げ保持できる。
例えば、上の上掛け固定部材の挟持部材55の下部(上掛けの裏面より突出した部分)と、下の上掛け固定部材の挟持部材55の上部(上掛けの表面より突出した部分)を吊り部材59で連結して吊り下げ支持する。
具体的には、図3に示すように、吊り部材59を外周面が矩形形状で長い継ぎナット59aとし、上部上掛け固定部材51のボルト56の下部を下ナット57よりも下方に突出し、突出した部分に継ぎナット59aの上部分を螺合する。第1下部上掛け固定部材52−1のボルト56の上部を上ナット58よりも上方に突出し、突出した部分に継ぎナット59aの下部分を螺合して上下のボルト56同士を継ぎナット59aで連結することで、第1下部上掛け固定部材52−1を上部上掛け固定部材51の下部に吊り下げ支持する。
第1下部上掛け固定部材52−1のボルト56の下部を下ナット57よりも下方に突出し、突出した部分に継ぎナット59aの上部分を螺合する。第2下部上掛け固定部材52−2のボルト56の上部を上ナット58よりも上方に突出し、突出した部分に継ぎナット59aの下部分を螺合して上下のボルト56同士を継ぎナット59aで連結することで、第2下部上掛け固定部材52−2を第1下部上掛け固定部材52−1の下部に吊り下げ支持する。
このように吊り下げ支持するには次のようにする。
まず、上部上掛け60に上部上掛け固定部材51を固定し、第1下部上掛け61−1に第1上部上掛け固定部材52−1を固定し、第2下部上掛け61−1に第2下部上掛け固定部材52−2を固定する。次に上部上掛け固定部材51を吊り下げ部材50で吊り下げて上部上掛け60を吊り下げ支持する。
そして、上部上掛け固定部材51のボルト56の下部に継ぎナット59aの上部を螺合し、その継ぎナット59aの下部に第1下部上掛け固定部材52−1のボルト56の上部を螺合して第1下部上掛け固定部材52−1を上部上掛け固定部材51に吊り下げ、第1下部上掛け61−1を吊り下げ支持する。
この後、第1下部上掛け固定部材52−1のボルト56の下部に継ぎナット59aの上部を螺合し、その継ぎナット59aの下部に第2下部上掛け固定部材52−2のボルト56の上部を螺合して第2下部上掛け固定部材52−2を第1下部上掛け固定部材52−1に吊り下げ、第2下部上掛け61−2を吊り下げ支持する。
図3に示す上掛け吊り具5は、上部上掛け固定部材51の挟持部材55の上部(上ナット58)に吊り下げ部材連結部55aを有する。
そして、吊り下げ部材50は吊り下げ部材連結部55aに次のように連結される。
吊り下げ部材50を吊り紐8とする。その吊り紐8の下端部分8aを、紐ストッパー9の筒体90内に移動体91をばねに抗して手で押し込んだ状態で、筒体90、移動体91の一方の穴に通し、リング形状の吊り下げ部材連結部55aに掛けて上に持ち上げ、持ち上げ部分8bを紐ストッパー9の筒体90、移動体91の他方の穴に通し、移動体91から手を離して移動体91をばねで移動して吊り紐8の下端部分8aと吊り紐8の持ち上げ部分8bを紐ストッパー9の筒体90と移動体91で挟むことで連結し、吊り下げ部材50を吊り下げ部材連結部55aに連結する。
第2下部上掛け固定部材52−2の挟持部材55の下部(下ナット57)に回転用の摘み57aが設けてある。
図3に示す寝具の上掛け6は、上部上掛け60を掛け布団とし、第1下部上掛け61−1を毛布とし、第2下部上掛け61−2をタオルケットとしても良い。
また、上部上掛け60の表面にアルミ箔のシートを設けることで断熱性がより優れたものにできる。
また、図示は省略するが上部上掛け60と第1下部上掛け61−1との間の空気層に電気あんか、湯たんぽ等の暖房具を設けることで、寝ている人がより一層寒さを感じることがないようにできる。
なお、暖房具は長手方向他方側、つまり寝ている人の足元よりに設けることが好ましい。
上掛け吊り具5の第2の実施の形態を図4を参照して説明する。
上下に隣接する上掛け固定部材における上の上掛け固定部材の下のナット57と継ぎナット59aと下の上掛け固定部材の上のナット58を一体としてある。
図4では、上部上掛け固定部材51のボルト56の下部と第1下部上掛け固定部材52−1のボルト56の上部に継ぎナット59aをそれぞれ螺合し、継ぎナット59aで支持プレート53を上部上掛け60の裏面に押しつけ、押えプレート54を第1下部上掛け61−1の表面に押しつけてある。
第1下部上掛け固定部材52−1のボルト56の下部と第2下部上掛け固定部材52−2のボルト56の上部に継ぎナット59aをそれぞれ螺合し、継ぎナット59aで支持プレート53を第1下部上掛け61−1の裏面に押しつけ、押えプレート54を第2下部上掛け61−2の表面に押しつけてある。
これにより、部品点数が少なくなり、コストが安くなる。しかも、継ぎナット59aを螺合すれば良いので、上掛け固定部材を上掛けに固定する作業が簡単である。
図4に示す上掛け吊り具5は、上部上掛け固定部材51の上ナット58がボルト56と一体で、ボルト頭部56aとしてある。最下部の下部上掛け固定部材である第2下部上掛け固定部材52−2の下ナット57がボルト56と一体で、ボルト56の頭部56aとしてある。
これにより、通常の頭部を備えたボルトを用いることができる。
上掛け吊り具5の第3の実施の形態を図5を参照して説明する。
吊り部材59を、紐、チェーンなどの索状59bとし、上下に隣接する上掛け固定部材における上の上掛け固定部材の下部と下の上掛け固定部材の上部に索状59bを連結して下の上掛け固定部材を上の上掛け固定部材に吊り下げ支持する。
図5では、上部上掛け固定部材51のボルト56の下部と、第1下部上掛け固定部材52−1のボルト56の上部、下部と、第2下部上掛け固定部材52−2のボルト56の上部に索状連結部、例えば、穴56bをそれぞれ設ける。
第1下部上掛け固定部材52−1のボルト56の下部の穴56bは、ボルトの下部に一体に設けた下ナット(ボルト頭部56a)に下向き片56cを設け、その下向き片56cに穴56bが形成してある。
上部上掛け固定部材51のボルト56の下部の穴56bと、第1下部上掛け固定部材52−1のボルト56の上部の穴56bとに索状59bの長手方向両端部をそれぞれ連結して第1下部上掛け固定部材52−1を上部上掛け固定部材51に吊り下げ支持する。
第1下部上掛け固定部材52−1のボルト56の下部の穴56bと、第2下部上掛け固定部材52−2のボルト56の上部の穴56bとに索状59bの長手方向両端部をそれぞれ連結して第2下部上掛け固定部材52−2を第1下部上掛け固定部材52―1に吊り下げ支持する。
以上の各実施の形態では上掛け固定部材を上下方向に離隔した3つとし、上掛けも上下方向に離隔した3枚としたが、これに限ることはない。
例えば、上掛け固定部材を2つとし、上掛けを2枚とする。上掛け固定部材4つ以上とし、上掛けを4枚以上とすることができる。
実施の形態では、吊り具取り付け装置1の左右方向他方側から上掛け保持部材4を横向き姿勢、縦向き姿勢とするようにしたが、これに限ることはなく上掛け保持部材4を吊り具取り付け装置1の前後方向他方側から横向き姿勢、縦向き姿勢とするようにしても良い。
また、吊り具取り付け装置1は、天井などの寝具の上方の位置にフック等の吊り具を取り付け、その吊り具に吊り下げ部材を吊り下げ支持するようにしても良い。
1…吊り具取り付け装置、5…上掛け吊り具、6…寝具の上掛け、7…空気層、50…吊り下げ部材、51…上部上掛け固定部材、52…下部上掛け固定部材、52−1…第1下部上掛け固定部材、52−2…第2下部上掛け固定部材、53…支持プレート、54…押えプレート、55…挟持部材、56…ボルト、57…下ナット、58…上ナット、59…吊り部材、59a…継ぎナット、59b…索状、60…上部上掛け、61…下部上掛け、61−1…第1下部上掛け、61−2…第2下部上掛け、62…吊り具通し穴。

Claims (6)

  1. 上下方向に離隔した複数の上掛け固定部材と、前記複数の上掛け固定部材における最も上に位置する上掛け固定部材を吊り下げ支持する吊り下げ部材50を備え、
    前記各上掛け固定部材は複数の上掛けを、各上掛けが上下方向に離隔するようにそれぞれ固定するようにしたことを特徴とする上掛け吊り具。
  2. 請求項1記載の上掛け吊り具において、
    前記複数の上掛け固定部材は、前記吊り下げ部材50で吊り下げ支持され、上部上掛け60を固定する上部上掛け固定部材51と、前記上部上掛け固定部材51に吊り下げ支持され、下部上掛け61を固定する下部上掛け固定部材52を有し、
    前記各上掛け固定部材51,52は、前記各上掛け60,61の表面から裏面に連続した吊り具通し穴62を通して各上掛け60,61の表面と裏面を挟持して固定する構成である上掛け吊り具。
  3. 請求項2記載の上掛け吊り具において、
    前記上部上掛け固定部材51における上部上掛け60の裏面から下方に突出した下部と、前記下部上掛け固定部材52における下部上掛け61の表面から上方に突出した上部を吊り部材59で連結して下部上掛け固定部材52を上部上掛け固定部材51に吊り下げ支持した上掛け吊り具。
  4. 請求項2又は3記載の上掛け吊り具において、
    前記各上掛け固定部材51,52は、各上掛け60,61の裏面に接する支持プレート53と、表面に接する押えプレート54と、吊り具通し穴62を通して支持プレート53を裏面、押えプレート54を表面にそれぞれ押し付ける挟持部材55を有している上掛け吊り具。
  5. 請求項1記載の上掛け吊り具を用いて吊り下げ保持された複数の上掛けを備え、
    前記複数の上掛けにおける上下方向に隣接する2つの上掛けの間に空気層を有していることを特徴とする寝具の上掛け。
  6. 請求項2−4いずれか記載の上掛け吊り具を用いて吊り下げ保持された上部上掛け60と下部上掛け61を備え、前記上部上掛け60と下部上掛け61との間に空気層を有していることを特徴とする寝具の上掛け。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0734774U (ja) * 1993-12-13 1995-06-27 一暢 萩原 掛け布団のずれ防止器具
JP2005304819A (ja) * 2004-04-22 2005-11-04 Yutaka Denshi Seisakusho:Kk 掛布団昇降装置

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