JP6289544B2 - 上掛け吊り具 - Google Patents
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Description
特に、高齢者、身体不自由の人、病人、けがの人などにとっては、前述の寝起き動作は大変苦しく、介護人の手助けがなければ寝起き動作ができないことがある。
このことを解消し寝起き動作を楽にできるようにした寝具用寝起き補助装置が特許文献1に開示されている。
この寝具用寝起き補助装置は、支持部材と取り付け部材と上掛け保持部材を備え、上掛け保持部材の上掛け吊り具で上掛けを吊り下げ保持し、寝起き動作を楽にできるようにしている。
このように吊り下げ保持したところ、上掛けの重さで吊り紐の縫い付け部分が破れ、吊り紐から上掛けが外れて落ちることがあった。つまり、吊り紐を上掛けの表面に縫い付けるようにしたのでは、上掛け吊り具と上掛けとの固定が弱く、縫い付け部分が破れ、上掛けが外れて落ちることがある。
また、上掛けは洗濯したり、冬には保温性が良い上掛けを用い、夏には涼しい上掛けを用いることがあり、その都度上掛け吊り具を上掛けから取り外したり、取り付けたりするが、吊り紐を上掛けに縫い付けるのでは、上掛け吊り具を上掛けから取り外したり、上掛けに取り付けたりすることが面倒である。つまり、上掛け吊り具の取り付け、取り外しが面倒である。
前記上掛け固定部5は、上掛け1の裏面1bに接して上掛け1を支持する支持部材50と、前記支持部材50と分離、連結自在に連結され上掛け1の表面1aに当接して上掛け1を押さえる押え部材60を有する構成で、前記支持部材50と前記押え部材60は、前記吊り具通し穴1cを通して相互に螺合して連結され、前記上掛け1の裏面1bと表面1aに接して前記上掛け1を挟持して固定する構成であることを特徴とする上掛け吊り具である。
このようにすれば、上掛け1の表面1a,裏面1bが布地であっても傷を付けることがなく、しかも吊り具通し穴1cの周縁の糸がほどけることがない。
このようにすれば、ボルト52の螺子部52aとナット62を螺合して締め付け回転して上掛け1を挟持するので、厚さが若干異なる上掛けを挟持できる。
このようにすれば、支持部材50と押え部材60を人の手により回転できるから、回転工具を用いずに支持部材50と押え部材60を連結、分離でき、上掛け吊り具の取り付け、取り外しがやり易い。
また、支持部材50と押え部材60を簡単に連結、分離できる。
図1は本発明の実施形態に係る上掛け吊り具で吊り下げ保持する上掛けの使用状態を示す概略平面図、図2は図1のA―A断面図である。
上掛け1は、使用状態において所定の長さと幅と厚さを有する平面矩形状である。長さとは寝具に寝る人の身長方向の寸法である。幅とは長さ方向と直角方向の寸法である。上掛け1は柔軟性を有し、使用しない時に2つに折り畳んだり、3つに折り畳んだり出来る。
吊り具通し穴1cは、上掛け1の幅方向両側寄り部に長さ方向に基準のピッチ(基準の間隔)でそれぞれ複数有している。
上掛け1は、掛け布団2と掛け布団カバー3を備えている。掛け布団カバー3は表面布地30と裏面布地31を有した袋状で、表面布地30が掛け布団2の表面2aを被覆し、裏面布地31が掛け布団2の裏面2bを被覆している。
表面布地30が上掛け1の表面1aで、裏面布地31が上掛け1の裏面1bである。
なお、掛け布団カバー3の一部分は、掛け布団2を出し入れできるように不連続で、その不連続部分はファスナー、ホック、ボタンなどで閉じることが出来るようにしてある。
吊り具通し穴1cは、掛け布団カバー3の表面布地30と掛け布団2と掛け布団カバー3の裏面布地31に連続している。
つまり、この実施形態の上掛け1は、掛け布団2と掛け布団カバー3を備えているので、掛け布団2と掛け布団カバー3に連続して上掛け1の吊り具通し穴1cが形成してある。
本実施形態の上掛け吊り具を図3に基づいて説明する。本上掛け吊り具4は、上掛け1を吊り具通し穴1cを通して吊り下げ保持する。
即ち、上掛け吊り具4は、上掛け1の吊り具通し穴1cを通して上掛け1と固定される上掛け固定部5と、その上掛け固定部5を吊り下げる吊り下げ部材6を備えている。
上掛け固定部5は、上掛け1の裏面1bに接して上掛け1を支持する支持部材50と、支持部材50と分離、連結自在に連結され上掛け1の表面1aに接して上掛け1を押さえる押え部材60を有する。つまり、上掛け固定部5は上掛け1の表面1aと裏面1bを狭持して上掛け1と固定される。
このように、上掛け吊り具4は上掛け1にしっかりと固定できる。
また、支持部材50と押え部材60を分離すれば上掛け1から取り外すことができ、支持部材50と押え部材60を連結すれば上掛け1に取り付けることができるから、上掛け吊り具4を上掛け1に簡単に取り付け、取り外しできる。
ボルト52は支持プレート51の中心にあけられた穴51aを通る螺子部52aと、螺子部52aより大径で支持プレート51の穴51aを通らないボルト頭部52bと、ボルト頭部52bに設けたボルト52を回転するためのボルト回転部52cを備えている。図3に示すボルト回転部52cは、ほぼ円形でボルト52の長手方向に向かう摘み片形状である。つまり図3に示すボルト52は団扇ボルトと呼ばれるものである。
支持部材50の支持プレート51の穴51aに螺子部52aを通し、ボルト頭部52bを支持プレート51に当接する。その状態で螺子部52aを上掛け1の下から吊り具通し穴1cに通し、支持プレート51を上掛け1の裏面1bに当接する。螺子部52aは上掛け1の表面1aから上方に突出する。
押え部材60の押えプレート61の穴61aに螺子部52aを通して、押えプレート61を上掛け1の表面1aに当接し、ナット62を螺子部52aに螺合して締め付け、支持プレート51を上掛け1の裏面1bに当接すると共に、押えプレート61を上掛け1の表面1aに当接して支持プレート51と押えプレート61で上掛け1を挟んで固定し、上掛け固定部5を上掛け1に取り付ける。
また、ボルト52とナット62の締め付け回転を調整することで、支持部材50と押え部材60の間隔が変わるので、厚さが若干異なる上掛け1を挟持して固定できる。
上掛け1の厚さが大きく異なる場合は、上掛け1の厚さに応じた長さの螺子部52aを有したボルト52を用いる。
つまり、上掛け1の表面1a、裏面1bは布地であるからボルト52、ナット62が表面1a,裏面1bに当接すると、表面1a,裏面1bの布地を傷つけることがあり、しかも吊り具通し穴1cの周縁の糸がほどけることがある。
次に、吊り下げ部材6と吊り下げ部材連結部63との連結について説明する。
即ち、吊り下げ部材6は吊り下げ部材連結部63に次のように連結される。
吊り下げ部材6を吊り紐8とする。その吊り紐8の下端部分8aを紐ストッパー7の一方の穴に通し、リング形状の吊り下げ部材連結部6に掛けて上に持ち上げ、持ち上げ部分8bを紐ストッパー7の他方の穴に通して吊り紐8の下端部分8aと吊り紐の持ち上げ部分8bを紐ストッパー7で連結する。
本体70は第1穴70aと第2穴70bを有し、移動体71は第3穴71aと第4穴71bを有している。移動体71は第3穴71a、第4穴71bが本体70の第1穴70a、第2穴70bに同心で一列に連続する紐通し位置と、穴の中心がずれた紐保持位置とに移動可能で、ばね(ここではコイルばね)72で紐保持位置に向けて移動されている。移動体71は押すことでばね72の力に抗して紐通し位置に移動する。
まず、移動体71を手で押して紐通し位置に保持する。その状態で吊り紐8の下端部分8aを第1穴70aと第3穴71aに通し、さらにリング形状の吊り下げ部材連結部63に掛けて上に持ち上げ、持ち上げ部分8bを紐ストッパー7の第2穴70bと第4穴71bに通し、移動体71から手を離す。移動体71はばね72で紐保持位置に移動し、吊り紐8の下端部分8a、持ち上げ部分8bが本体70と移動体71とで挟まれ、吊り紐8の下端部分8aと持ち上げ部分8bが紐ストッパー7で連結される。
これにより、上掛け1が上掛け吊り具4で吊り下げ保持される。
このように、上掛け1の吊り下げ高さを簡単に調整できる。
次に、上掛け吊り具4の上掛け1からの取り外しについて説明する。
上掛け吊り具4は上掛け1から次のようにして取り外しする。
押え部材60のナット62を緩める方向に回転して螺子部52aから外し、螺子部52aを上掛け1の吊り具通し穴1cから抜き出すことで上掛け吊り具4を上掛け1から取り外しできる。
このように、上掛け吊り具4を上掛け1から簡単に取り外しできる。
これにより、回転工具を用いずに上掛け吊り具4を上掛け1に取り付け、取り外しできる。
なお、支持部材50のボルト52と押え部材60のナット62のどちらか一方又は両方を回転工具で回転するようにしてもよい。
吊り下げ部材連結部63は、支持部材50のボルト52の螺子部52aに設けることが出来る。例えば、螺子部52aがナット62より上に突き出すようにし、そのネジ部52の突き出した部分に穴をあけ、その穴に吊り下げ部材6を通して連結する。
上掛け固定部5の支持部材50は、支持プレート51と、ナット53を備えている。ナット53にナット回転部54が設けてある。ナット53の螺子孔53aはナット53の上下の面に開口し、ナット回転部54の螺子孔53aと連続した部分に切り欠き54aを有する。
上掛け固定部5の押え部材60は、押えプレート61と、ボルト64を備えている。
ボルト64は、押えプレート61の穴61aと上掛け1の吊り具通し穴1cを通る螺子部64aと、押えプレート61の穴61aを通らないボルト頭部64bを有している。ボルト頭部64bに吊り下げ部材連結部63が設けてある。
上掛け1の裏面1bより突き出た螺子部64aに、支持プレート51の穴51aを通して、支持プレート51を上掛け1の裏面1bに押し付け保持する。この状態でナット53を螺子部64aに螺合して締め付け、支持プレート51と押えプレート61で上掛け1を挟持して上掛け固定部5を上掛け1に固定する。
吊り下げ部材6は先の実施形態と同様に押え部材60に連結する。
支持プレート51、押えプレート61は樹脂製であるが、金属製とすることができる。
Claims (4)
- 上掛け1の表面1aから裏面1bに連続した吊り具通し穴1cを通して上掛け1に固定される上掛け固定部5と、その上掛け固定部5を吊り下げる吊り下げ部材6を備え、
前記上掛け固定部5は、上掛け1の裏面1bに接して上掛け1を支持する支持部材50と、前記支持部材50と分離、連結自在に連結され上掛け1の表面1aに当接して上掛け1を押さえる押え部材60を有する構成で、
前記支持部材50と前記押え部材60は、前記吊り具通し穴1cを通して相互に螺合して連結され、前記上掛け1の裏面1bと表面1aに接して前記上掛け1を挟持して固定することを特徴とする上掛け吊り具。 - 請求項1に記載された上掛け吊り具において、
前記支持部材50は前記上掛け1の裏面1bに接して支持する支持プレート51を有し、
前記押え部材60は、前記上掛け1の表面1aに接して押える押えプレート61を有する上掛け吊り具。 - 請求項2に記載された上掛け吊り具において、
前記支持部材50は、上掛け1の裏面1bに接する支持プレート51と、ボルト52を有し、
前記ボルト52は、前記支持プレート51の穴51aから前記上掛け1の吊り具通し穴1cを通る螺子部52aと、前記支持プレート51の穴51aを通らないボルト頭部52bを備え、
前記押え部材60は、前記上掛け1の表面1aに接し、前記ボルト52の螺子部52aが通る穴61aを有する押えプレート61と、前記ボルト52の螺子部52aに螺合するナット62を備えている上掛け吊り具。 - 請求項3に記載された上掛け吊り具において、
前記支持部材50のボルト52は、ボルト回転部52cを備え、
前記押え部材60のナット62は、吊り下げ部材連結部63を有し、その吊り下げ部材連結部63は前記ナット62を回転する機能を有する上掛け吊り具。
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