JP6280197B1 - シート状食品の裁断方法 - Google Patents

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【課題】 第1の方向に裁断されたシート状食品をバラツキなく、短時間で容易に第1の方向とは異なる第2の方向に裁断できるようになり、裁断時の作業性が向上するシート状食品の裁断方法の提供。【解決手段】 シート状食品である卵加工品の裁断方法は、錦糸卵シート4を第1の方向に裁断し積層して包装パック材3に密閉収容した後、包装パック材3内の錦糸卵シート4を、第1の方向とは異なる第2の方向に包装パック材3を介してカッター31,32,33,34,35により裁断する。【選択図】図5

Description

本発明は、シート状食品の裁断方法に関する。
従来、例えば錦糸卵の様な糸状に加工される食品は、卵シートや大豆シート、小麦シートなどのシート状に焼成されたシート状食品が、まずスリッターなどの機械を通して一方向としての縦方向へ短冊状に細切りされ、次にこの細切りされた薄焼きシートが縦方向と略直交した他方向としての横方向に所定の長さに裁断されて製造される。
このとき、短冊状に細切りされたシート状食品は、1枚ずつ横方向に裁断すると効率的ではないため、縦方向に細切りされたシート形状のまま10枚程度積み重ねられた後に、まとめて横方向に裁断される。そして、積み重ねられたシート状食品は、縦横に切られた後に、深絞り容器などに入れられてパッキングされる。
このようにシート状食品を短冊状の細切りにした錦糸卵の製造方法としては、例えば、特許文献1または特許文献2に開示されており、湿ってからんだり、もつれ易い対象物を裁断する際に、対象物を乾燥または冷凍させてから裁断して、パッキングする技術が知られている。
特開平06-209741号公報 特開平06-209742号公報
しかしながら、短冊状に細切りされたシート状食品を積層したブロック(積層された束)は、横方向へ裁断する際、搬送コンベアにより搬送される過程において、糸状の加工品の向きや、全体的な厚みなどが微妙にバラついてしまい方向が一定しないため、横方向への裁断をした後の整列が乱れ、また縦横に細かく切った後に、深絞り容器などにパッキングするため、さらにバラツキが大きくなり仕上がりが悪くなるという課題があった。
さらに、短冊状に細切りされたシート状食品のブロックは、カッターで横方向へ裁断した後、糸状の加工品が上下左右に広がったり、回転したりしてしまい裁断時の作業性が悪くなるという課題もあった。
なお、短冊状に細切りされたシート状食品のブロックを、手切りで横方向へ裁断する場合、シート状食品のブロックを流す搬送コンベアが間欠的に動くため、裁断のタイミングが取り難く作業性が悪いという問題も生じる。加えて、作業者は、シート状食品のブロックを搬送コンベア上で目分量によって裁断するため、シート状食品のブロックの裁断位置が定まらず、均一な幅で裁断することが困難であるという課題もあった。
また、シート状食品のブロックは、水分を含んでおり、湿った状態であるため、横方向へ裁断するギロチン刃などの刃に付着してしまい横方向への裁断時の作業効率が下がるという問題もあった。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、第1の方向に裁断されたシート状食品をバラツキなく、短時間で容易に第1の方向とは異なる第2の方向に裁断できるようになり、裁断時の作業性が向上し、かつ仕上がりに優れたシート状食品の裁断方法を提供することを目的とする。
本発明における一態様のシート状食品の裁断方法は、第1の方向に裁断されて細切りされたシート状食品を積層した加工品ブロックを、凹部状の収容部が形成された包装パック材の前記収容部内に密閉収容し、かつ前記収容部を密閉する際に所定の脱気をした後、前記包装パック材内の積層された前記シート状食品を、前記第1の方向とは異なる第2の方向に前記包装パック材を介してカッターにより裁断する。
本発明によれば、第1の方向に裁断されたシート状食品をバラツキなく、短時間で容易に第1の方向とは異なる第2の方向に裁断できるようになり、裁断時の作業性が向上し、かつ仕上がりに優れたシート状食品の裁断方法を提供できる。
本発明の一態様の卵加工品パッケージを示す斜視図 同、錦糸卵シートの積層状態を示す斜視図 同、錦糸卵ブロックが包装パック材に包装される状態を示す斜視図 同、錦糸卵ブロックが包装パック材に包装された状態を示す斜視図 同、卵加工品パッケージの製造工程のフローチャート 同、錦糸卵ブロックの包装工程を示す模式図 同、裁断機により裁断される前の卵加工品パッケージを示す部分断面図 同、錦糸卵ブロックの中央が裁断された卵加工品パッケージを示す部分断面図 同、錦糸卵ブロックの側方の2箇所が裁断された卵加工品パッケージを示す部分断面図 同、錦糸卵ブロックが4分割された卵加工品パッケージを示す部分断面図 本発明の第1の変形例の錦糸卵ブロックの中央が裁断された卵加工品パッケージを示す部分断面図 同、錦糸卵ブロックが2分割された卵加工品パッケージを示す部分断面図 本発明の第2の変形例の2つのカット刃によって錦糸卵ブロックの2箇所が裁断された卵加工品パッケージを示す部分断面図 同、錦糸卵ブロックが3分割された卵加工品パッケージを示す部分断面図
以下、図面を参照して本発明の形態を説明する。
なお、以下の説明において、実施の形態に基づく図面は、模式的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、夫々の部分の厚みの比率などは現実のものとは必ずしも一致しない。図面の相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている場合があるので、留意が必要である。
以下、本実施の形態のシート状食品の裁断方法について、卵によるシート状食品を例に挙げ、図面に基づいて詳しく説明する。
図1は、本発明の一態様の卵加工品パッケージを示す斜視図、図2は錦糸卵シートの積層状態を示す斜視図、図3は錦糸卵ブロックが包装パック材に包装される状態を示す斜視図、図4は錦糸卵ブロックが包装パック材に包装された状態を示す斜視図である。
図1に示すように、卵加工品パッケージ1は、シート状食品が積層された卵加工品である錦糸卵ブロック2と、この錦糸卵ブロック2を密封する例えば、透明なプラスチックフイルムから形成される包装パック材3と、を有して構成されている。
図2に示すように、錦糸卵ブロック2は、一方向として、ここでの縦方向(第1の方向)に短冊状に細切りされた錦糸卵シート4が複数枚に積層された後、図3および図4に示すように、包装パック材3によって密封される。
ここで、包装パック材3は、図3に示すように、下部側となるボトムフィルム材5に凹部状に深絞り加熱加工された収容部6が形成されており、錦糸卵ブロック2が収容部6に投入された後にトップシール材7が収容部6の開口を覆うように被せられる。ボトムフィルム材5およびトップシール材7の厚みは、これらフィルム材を用いて成形した容器本体の大きさや強度などに応じて適宜設定することができ特に限定されないが、既存の深絞り包装機等で使用される20μmから300μm程度が好ましい。本実施形態においては厚さ、例えば150μmのボトムフィルム材5および厚さ、例えば65μmのトップシール材7を用いて実施した。
そして、包装パック材3は、ボトムフィルム材5およびトップシール材7の収容部6の周囲が熱溶着によるラミネート加工により収容部6内の錦糸卵ブロック2を密閉し、図4に示すように、ボトムフィルム材5およびトップシール材7が積層してラミネート加工された箇所が所定の指定サイズにカットされる。
なお、ボトムフィルム材5およびトップシール材7をラミネート加工する際、錦糸卵ブロック2が投入された収容部6内は、錦糸卵ブロック2が遊ばず崩れない程度に脱気される。
このように、本実施の形態の卵加工品パッケージ1は、縦方向に短冊状に細切りされた錦糸卵シート4が積層された錦糸卵ブロック2が、従来と異なり先に包装パック材3内に密閉される。
この状態から、卵加工品パッケージ1は、図1に示したように、包装パック材3の上から錦糸卵ブロック2が短冊状に細切りされた一方向に略直交した他方向となるここでの横方向(第2の方向)に略等間隔の3箇所の位置で裁断される。
こうして、卵加工品パッケージ1内に密閉収容された錦糸卵ブロック2は、細切りされた縦方向に略直交する横方向に3つのカット部8(図1参照)が形成されて、横方向に略4等分に裁断される。
ここで、さらに詳しく、シート状食品としての卵加工品の裁断方法に関して、図5以降の図面を参照して説明する。図5は卵加工品パッケージの製造工程のフローチャートである。
図5のフローチャートに示すように、先ず、前工程として、卵加工品の卵、調味料などを調合して原材料を生産ラインにセッティングする(ステップS1)。
次に、原材料を焼成機にかけ、シート状の薄焼卵であるシート状卵を焼成する(ステップS2)。なお、ここでのシート状卵は、例えば約200mm四方の大きさで、厚さは例えば約3mmに成形された薄焼卵となっている。
次に、シート状卵は図5に示すスリットカット工程において、一方向となる縦方向に短冊状の細切りにカットされる(ステップS3)。こうして、縦方向に短冊状に細切りされた錦糸卵シート4が製造される。
次に、錦糸卵シート4が図5に示す集積工程において、例えば10枚積層される(ステップS4)。
こうして、錦糸卵シート4が複数枚積層された錦糸卵ブロック2が製造される。なお、錦糸卵ブロック2は、例えば約200mm〜210mm四方の大きさで、厚さは例えば約30mmを有するブロック状となる。
次に、錦糸卵ブロック2は、図5に示す包装工程において、密閉状態に包装される(ステップS5)。
ここで、錦糸卵ブロック2の包装工程について、図6を用いて、簡単に説明する。図6は錦糸卵ブロックの包装工程を示す模式図である。
図6に示すように、下部フィルムロッド21に巻取状となっていたボトムフィルム材5が平板状となって深絞り包装機14に送られる。この深絞り包装機14は、上部側の金型22のヒータによってボトムフィルム材5を加熱して、下部側の金型23に形成された凹部24を真空引きすることで、ボトムフィルム材5に凹部状の収容部6を形成する。
なお、収容部6は、例えば約210mm〜約220mm四方の辺を有する表面矩形状であって、深さ例えば約35mmの凹部形状となるように形成されている。
そして、錦糸卵ブロック2が収容部6に投入される。この収容部6に錦糸卵ブロック2が収容されたボトムフィルム材5は、上部フィルムロッド25に巻取状となっていたトップシール材7と共にシール機15に送られる。
シール機15は、上下の金型26,27によって錦糸卵ブロック2が収容された収容部6の周囲を熱処理してラミネート加工する。なお、このとき、錦糸卵ブロック2が投入された収容部6内は、必要に応じて、錦糸卵ブロック2が遊ばず崩れない程度に脱気される。
最後に、錦糸卵ブロック2が収容された収容部6の周囲をカッティング機16によって、所定の指定サイズにカットされる。
このとき、カッティング機16は、ボトムフィルム材5およびトップシール材7のラミネート部を収容部6から所定の長さ外側の位置でカットする。こうして、錦糸卵ブロック2は、包装パック材3内で密閉された卵加工品パッケージ1となる。
なお、ここでまでのステップS5の包装処理された卵加工品パッケージ1は、内部に密閉収容する錦糸卵ブロック2全体が縦方向に短冊状の細切りだけとなっている。
そのため、次に、卵加工品パッケージ1は図5に示す裁断工程において、内部の錦糸卵ブロック2が縦方向に直交した横方向にここでは4分割に裁断される(ステップS6)。
ここで、卵加工品パッケージ1に収容された錦糸卵ブロック2の裁断工程について、図7から図10を用いて、詳しく説明する。
図7は裁断機により裁断される前の卵加工品パッケージを示す部分断面図、図8は錦糸卵ブロックの中央が裁断された卵加工品パッケージを示す部分断面図、図9は錦糸卵ブロックの側方の2箇所が裁断された卵加工品パッケージを示す部分断面図、図10は錦糸卵ブロックが4分割された卵加工品パッケージを示す部分断面図である。
図7に示す裁断機には、3つのカット刃31,32,33が、図示しないエアシリンダに連結されている。これら3つのカット刃31,32,33の刃の厚みは、約2mm幅で、約200mmの長さの錦糸卵ブロック2を4分割するため、ここでは隣接するそれぞれの間の距離が約50mmで離間するように設定されている。
裁断機は、次に図8に示すように、エアシリンダ機構(不図示)によって真ん中のカット刃31を降下して、卵加工品パッケージ1のトップシール材7の外側から包装パック材3に収容された錦糸卵ブロック2の略中央を裁断して、横方向にカット部8が形成される。即ち、錦糸卵ブロック2は、真ん中のカット刃31によって、一辺方向(ここでは細切りされた方向)の略中心を通る中心線に沿って包装パック材3を介して裁断される。
そして、裁断機は、図9に示すように、エアシリンダ機構(不図示)によって真ん中のカット刃31を上昇させると共に、両端のカット刃32,33を同時に降下して、錦糸卵ブロック2の側方の2箇所を同時に裁断して、横方向にカット部8が形成される。その後、裁断機は、エアシリンダ機構(不図示)によって両端のカット刃32,33を上昇させる。即ち、錦糸卵ブロック2は、両端のカット刃32,33によって、真ん中のカット刃31で裁断された中心線に対して線対称の位置で包装パック材3を介して裁断される。
こうして、卵加工品パッケージ1内の錦糸卵ブロック2は、図10に示すように、短冊状に細切りされた縦方向に直交した横方向に3つのカット部8が形成されて、ここでは略4等分に裁断される。なお、包装パック材3は、3つのカット刃31,32,33による錦糸卵ブロック2の裁断時において、柔軟に変形するため、これら3つのカット刃31,32,33によって破損されない。
このようにして、錦糸卵ブロック2は、3つ以上、ここでは3つのカット刃31,32,33で裁断される際に、1回の裁断では2つ以下、ここでは真ん中のカット刃31で裁断された後、両端のカット刃32,33により包装パック材3を介して裁断される。
最後に、卵加工品パッケージ1は図5に示す後工程において、金属検出、加熱殺菌、冷凍、箱詰めなどが行われる(ステップS7)。
以上に記載したように、本実施の形態の卵加工品を例示したシート状食品の裁断方法では、短冊状に細切りされた錦糸卵シート4が積層された錦糸卵ブロック2が包装パック材3に密閉収容した後に、細切り方向である縦方向に略直交する横方向に裁断して複数、ここでは4分割している。
このとき、初めに、錦糸卵ブロック2の中央を裁断し、その後、錦糸卵ブロック2の側方の複数、ここでは2個所を同時に裁断する。これにより、錦糸卵ブロック2は、裁断方向のバラツキ、ずれを包装パック材3の収容部6内で抑えられるため裁断が容易に行え、糸状の卵の向きや、全体的な厚みなどのバラツキを直す必要がなく裁断時の作業性を向上させ、仕上がりに優れた卵加工品を提供することができる。
そのため、短冊状に細切りされた錦糸卵ブロック2を所望の寸法にバラツキなく見た目もきれいに、短時間で裁断することができる。また、錦糸卵ブロック2のバラツキを防止できるため、複数の糸状の卵がずれて重なり合うことも抑制され、卵加工品パッケージ1の厚さ方向に膨らむことも防止され全体的な厚みが略均一となる。これにより、卵加工品パッケージ1の箱詰めなども容易となる。
さらに、包装パック材3の外側を介して錦糸卵ブロック2を裁断するため、錦糸卵ブロック2が3つのカット刃31,32,33と接触せず、付着することも防止される。
以上の説明から、本実施の形態の卵を原料とするシート状食品の裁断方法は、短冊状に第1の方向に細切りされたシート状食品をバラツキなく、短時間で容易に第1の方向とは異なる第2の方向に裁断できるようになり、裁断時の作業性を向上させ、仕上がりに優れた卵加工品を提供することができる。
(第1の変形例)
図11は第1の変形例の錦糸卵ブロックの中央が裁断された卵加工品パッケージを示す部分断面図、図12は第1の変形例の錦糸卵ブロックが2分割された卵加工品パッケージを示す部分断面図である。
図11および図12に示すように、真ん中のカット刃31を降下して、包装パック材3を介して錦糸卵ブロック2の略中央を裁断し、両端のカット刃32,33による錦糸卵ブロック2の裁断を行わないことで、錦糸卵ブロック2を2分割に裁断することができる。
(第2の変形例)
図13は第2の変形例の2つのカット刃によって錦糸卵ブロックの2箇所が裁断された卵加工品パッケージを示す部分断面図、図14は第2の変形例の錦糸卵ブロックが3分割された卵加工品パッケージを示す部分断面図である。
図13および図14に示すように、裁断機に2つのカット刃34,35のみを設けて、これら2つのカット刃34,35を同時に降下して、包装パック材3を介して錦糸卵ブロック2を2箇所で裁断することで、錦糸卵ブロック2を3分割に裁断することができる。このように、裁断機に設けるカット刃の数は、任意に設定することができ、錦糸卵ブロック2を任意の分割数で裁断することができる。
なお、上述の実施の形態では、卵加工品として薄焼卵を細切りにし積層した錦糸卵ブロック2を裁断する方法について例示したが、これに限定されることなく、包装パック材3を介して厚焼卵などの各種卵加工品を裁断する方法にも適用可能である。さらに、茶巾鮨や、おにぎりなどに用いられる包装パック材3内に収容された積層された薄焼卵を所定の幅寸法で裁断する方法にも適用可能である。
さらには、上述したような卵を原料としたシート状食品の裁断方法に限定されることなく、大豆シート、小麦シートなどの種々のシート状食品の裁断方法にも適用可能である。
上述の実施の形態に記載した発明は、その実施の形態および変形例に限ることなく、その他、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を実施し得ることが可能である。
1…卵加工品パッケージ
2…錦糸卵ブロック
3…包装パック材
4…錦糸卵シート
5…ボトムフィルム材
6…収容部
7…トップシール材
8…カット部
14…深絞り包装機
15…シール機
16…カッティング機
21…下部フィルムロッド
22,23…金型
24…凹部
25…上部フィルムロッド
26,27…金型
31,32,33,34,35…カット刃

Claims (5)

  1. 第1の方向に裁断されて細切りされたシート状食品を積層した加工品ブロックを、凹部状の収容部が形成された包装パック材の前記収容部内に密閉収容し、かつ前記収容部を密閉する際に所定の脱気をした後、前記包装パック材内の積層された前記シート状食品を、前記第1の方向とは異なる第2の方向に前記包装パック材を介してカッターにより裁断することを特徴とするシート状食品の裁断方法。
  2. 前記シート状食品は、卵加工品であることを特徴とする請求項1に記載のシート状食品の裁断方法。
  3. 前記カッターにより積層された前記シート状食品を裁断することにより、錦糸卵が製造されることを特徴とする請求項2に記載のシート状食品の裁断方法。
  4. 前記包装パック材内の前記加工品ブロックを3つ以上のカット刃で裁断する際に、1回の裁断では2つ以下のカット刃により裁断することを特徴とする請求項1ないしは請求項のいずれか1項に記載のシート状食品の裁断方法。
  5. 前記包装パック材内の前記加工品ブロックを2つのカット刃で裁断する際に、前記第2の方向で前記シート状食品の中心線に対して線対称の位置で裁断することを特徴とする請求項に記載のシート状食品の裁断方法。
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