JP6278802B2 - 豆腐生地の反転装置 - Google Patents

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本発明は、豆腐生地の反転装置に関し、より詳細には、豆腐の自動製造ラインの所定箇所に設置されて、所定サイズの帯板状に切断された豆腐生地の上下を反転させる豆腐生地の反転装置に関する。
豆腐の自動製造ラインには、豆腐生地の表裏を反転する反転処理が必要となる場合がある。豆腐生地の反転は、例えば、木綿豆腐や絹ごし豆腐では、豆腐生地の搬送コンベヤとの接触面の方が、上面よりも綺麗に仕上げられるので、下面を上方に向けて反転させた状態でパック詰めすることで、商品価値の向上を図る場合などに行われる。このような豆腐生地の反転は、シート状に連続する豆腐生地を、搬送ラインの幅方向に切断した帯板状の豆腐生地に対して行われるのが一般的である。
従来の反転装置としては、豆腐生地を収容するケージが、ケージの下板と上板との間隔を調節する間隔調節手段を備え、ケージに豆腐生地を受け入れる際には、上板と下板との間隔を拡げ、上板と下板の間隔を縮めて豆腐生地を狭持した後に反転させ、ケージから豆腐生地を排出する際には、上板と下板の間隔を拡げて、反転による豆腐生地の損傷を防止するようにした豆腐生地の反転処理装置(例えば、特許文献1参照。)や、豆腐生地をL字型又はコの字型の反転枠で支持し、2本のシリンダによって反転枠を先ず90°回転させた後、更に90°回転させて、豆腐生地の上下を反転させるようにした豆腐の切断反転装置が知られている(例えば、特許文献2参照。)。また、産業用ロボットを用いて、移送コンベヤ上を流れる豆腐に対してパックを被せた後、移送コンベアの折り返し部に配設したガイド板に沿って、移送コンベアのベルト下方に回り込ませることで、パック詰めされた豆腐を反転させるようにした豆腐の自動連続パック詰め装置が開示されている(例えば、特許文献3参照。)。
特許第5064556号公報 特開平3−76556号公報 特開2007−6759号公報
一方、豆腐製造装置には、豆腐をより効率的、且つ安価に製造するため、製造工程の各部において更なる高い処理能力が求められており、豆腐生地の反転装置にも同様の強い要求がある。しかしながら、豆腐生地は脆弱で壊れ易いため、水中で反転処理を行うなどの工夫が施されているものの、従来の反転装置では高い処理能力での反転処理に限界があり、特許文献1〜3の反転装置によっても、必ずしも十分な高い処理能力が得られず、改善の余地があった。
本発明は、前述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、豆腐生地を損傷させることなく、且つ高い処理能力で反転させることができる豆腐生地の反転装置を提供することにある。
本発明の上記目的は、下記の構成により達成される。
(1) シート状に連続成型されて搬送されるシート状豆腐生地を、搬送方向と直交する方向で切断して最終豆腐製品を一行複数列又は複数行複数列に亘って含む大きさの豆腐生地とし、該豆腐生地を上下反転させる豆腐生地の反転装置であって、
前記豆腐生地をそれぞれ収容可能な複数の反転枠が所定の間隔で配設され、循環走行する無端コンベアを有するコンベアと、
前記コンベアの上流側に配設されて、前記豆腐生地を搬送して前記反転枠に収容させる搬入装置と、
前記コンベアの下流側に配設されて、前記反転枠から取り出した前記豆腐生地を送り出す搬出装置と、を備え、
前記コンベアは、上流端部に配設され、前記豆腐生地を収容した前記反転枠の上下方向を反転させる反転機構と、下流端部に配設され、前記豆腐生地が搬出されて空となった上下反転した前記反転枠を更に反転させて前記豆腐生地を収容可能な状態に戻す復帰機構と、を備えることを特徴とする豆腐生地の反転装置。
(2)前記コンベアの下方には、前記コンベアと協働して前記反転枠に収容されて上下方向が反転した前記豆腐生地を囲むように支持して又は挟持して搬送する搬送装置をさらに備えることを特徴とする(1)に記載の豆腐生地の反転装置。
(3) 前記豆腐生地は、前記最終豆腐製品が、行方向(幅方向)にN個及び列方向(長さ方向)にM個分2次元配列された大きさ、又は、行方向(幅方向)にN個、列方向(長さ方向)にM個、及び高さ方向にL個分3次元配列された大きさを有し、
前記豆腐生地の列方向における最大長さは500mm以下、行方向における最大幅は2000mm以下、且つ高さ方向における最大高さは500mm以下、であることを特徴とする(1)又は(2)に記載の豆腐生地の反転装置。
(4) 前記反転機構は、前記反転枠の反転軌跡の外周側に沿って配設された断面円弧状の案内板を備え、前記豆腐生地の反転時に、前記豆腐生地が前記反転枠から離脱することを防止することを特徴とする(1)から(3)のいずれかに記載の豆腐生地の反転装置。
(5) 前記豆腐生地を前記搬入装置から前記反転枠に収容する収容位置と、前記反転枠に収容された前記豆腐生地を、前記搬出装置に受け渡す受渡し位置との少なくとも一方は、水中又は一部が水中に配置されることを特徴とする(1)から(4)のいずれかに記載の豆腐生地の反転装置。
(6) 前記豆腐生地を前記搬入装置から前記反転枠に収容する収容位置と、前記反転枠に収容された前記豆腐生地を、前記搬出装置に受け渡す受渡し位置とは、陸上に配置されることを特徴とする(1)から(4)のいずれかに記載の豆腐生地の反転装置。
(7) 前記豆腐生地を前記搬入装置から前記反転枠に収容する収容位置は、水中又は一部が水中に配置され、
前記豆腐生地を前記反転枠の底板との間で挟持する押圧部を有し、前記豆腐生地を前記反転枠内に収容させる押圧機構を更に備えることを特徴とする(1)から(4)のいずれかに記載の豆腐生地の反転装置。
(8) 前記押圧部は、互いに平行に形成された底面と天面とを備え、
前記底面と前記反転枠の前記底板との間で前記豆腐生地を挟持すると共に、前記天面上に前記シート状豆腐生地を載置して前記豆腐生地に切断することを特徴とする(7)に記載の豆腐生地の反転装置。
(9) 前記押圧部は、前記豆腐生地を前記搬入装置から前記反転枠に収容する収容位置と、前記豆腐生地を押圧して前記反転枠内に収容させる位置とを経由して、一定方向に移動する回転ないしは周回する押圧部移動機構を備えることを特徴とする(7)又は(8)に記載の豆腐生地の反転装置。
本発明の豆腐生地の反転装置によれば、最終豆腐製品を一行複数列又は複数行複数列に亘って含む大きさの豆腐生地を反転させることができるので、一度に大量の最終豆腐製品に相当する豆腐生地を反転させることができ、豆腐生地に損傷を与えることなく、且つ高い処理能力で反転することができる。これにより、効率的に最終豆腐製品を製造すると共に、商品価値を向上させることができる。また極力、往復機構を少なくし、一定方向又は定速の動作機構を用いることによって動作時間を短縮して高い処理能力を出すことが可能になり、静かな作業環境を提供し、機械の寿命を伸ばし、メンテナンスの負担を軽減することができる。
本発明の第1実施形態に係る豆腐生地の反転装置の概略構成を示す側面図である。 本発明の第2実施形態に係る豆腐生地の反転装置の概略構成を示す側面図である。 本発明の第3実施形態に係る豆腐生地の反転装置の概略構成を示す側面図である。 本発明の第4実施形態に係る豆腐生地の反転装置の概略構成を示す側面図である。 変形例に係る豆腐生地の反転装置の概略構成を示す側面図である。
以下、本発明に係る豆腐生地の反転装置の各実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明における豆腐生地とは、絹ごし豆腐、木綿豆腐、ソフト木綿豆腐、焼き豆腐、絹生揚げ・生揚げ・厚揚げ・薄揚げ・寿司揚げ等の揚げ生地およびフライ製品、これらの冷凍加工製品や凍結乾燥加工製品なども含めるものである。また、最終豆腐製品とは最終的に1つのパックに収容される豆腐を意味し、その形状や大きさは特に限定されない。また、本発明における上流、及び下流は、豆腐生地の搬送方向に従うものとし、豆腐生地の搬送方向を列方向、その横幅方向を行方向とする。
(第1実施形態)
図1は本発明の第1実施形態である豆腐生地の反転装置の概略構成図である。図1に示すように、豆腐生地の反転装置10は、シート状の豆腐生地11Aを搬送すると共に、所定サイズに切断された豆腐生地11を反転枠41に収容させる搬入装置20と、複数の反転枠41が所定の間隔で配設されて循環走行するコンベア40と、反転枠41から豆腐生地11を受け取り、次工程(追加切断及びパック詰めなど)へ送り出す搬出装置60と、を備える。
搬入装置20は、不図示の連続自動凝固成型機などにより製造されたシート状の豆腐生地11Aを搬送する搬送コンベヤ21と、搬送コンベヤ21の下流側に連続するように配置された載置台22と、載置台22上に載置されたシート状の豆腐生地11Aを、所定の大きさの豆腐生地11に行方向で切断する切断機構23と、を備える。搬送コンベヤ21の下流端側と、載置台22とは、水槽12内に貯留された水13中に配置されている。
シート状の豆腐生地11Aは、最終豆腐製品11CのN丁分の幅(搬送コンベヤ21の搬送方向と直交する方向、図1においては紙面と直交方向、行方向)を有し、長手方向に連続したシート状ないしは断続したブロック状に形成されている。
載置台22は、上面22aが水平方向に向けられて連続配置された2台の載置台22b,22cからなり、載置台22b,22c間には、後述する第1カッタプレート25が挿入可能なスリット24が設けられている。なお、載置台22b,22cは駆動するコンベアであってもよく、ゴム製や樹脂製の単なる平たい、まな板であってもよい。スリット24は、切断刃に合わせた溝や窪みでもよい。第1カッタプレート25の位置は、搬送コンベア21の下流側ないしは下端位置であってもよい。
切断機構23は、第1カッタプレート25を上下移動させるシリンダ装置26と、シリンダ装置26を第1カッタプレート25と共に図中左右方向に移動させるモータなどの駆動装置27と、を備え、載置台22の上方に配設されている。第1カッタプレート25は、シリンダ装置26及び駆動装置27により下降、右移動、上昇、及び左移動の順で、略ロの字形に沿って反時計方向に駆動される。
そして、搬送コンベヤ21により載置台22上に搬送されたシート状の豆腐生地11Aは、第1カッタプレート25の下降によりスリット24の位置で第1の切断が行われ、最終製品の豆腐生地11CのM丁分の列方向の長さとN丁分の行方向の長さを有する一行で複数列分(M=1、N≧2)又は複数行複数列分(M≧2、N≧2)の豆腐生地11(横長の帯状の略直方体)となる。図に示す実施例では、豆腐生地11は、例えば、M=2、N=10であり、最終豆腐製品11Cの合計20丁分が2次元配列されたブロックに切断される。
シート状の豆腐生地11Aを所定長さの豆腐生地11(帯状ブロック)に切断した第1カッタプレート25は、更に右方向に移動して豆腐生地11を載置台22から図中右方向に押し出す。これにより、豆腐生地11は、載置台22から反転枠41に収容される。
コンベア40は、水槽12の水13中に配置されたスプロケット42と、陸上に配置されたスプロケット43とに、斜め(図中右肩上がり)に巻き掛けられ、不図示の駆動装置により駆動されて反時計方向に循環走行する無端コンベア44を有する。無端コンベア44には、複数の反転枠41が所定の間隔で配設され、無端コンベア44と共に循環走行している。また無端コンベア44は、上流側から豆腐生地11が反転枠41に収納される動きや、下流側のパック詰め部の動きに合わせて、一時停止、同期、同調して動作させることが好ましい。
反転枠41は、裏面が無端チェーンや無端ベルト等のような無端コンベア44に固定される底板41aと、底板41aの一方の端部から立設する側板41bとを有する断面略L字形に形成されている。即ち、反転枠41は、底板41aに対向する上方及び側板41bと反対側の側面が開放されている。略L字形断面の反転枠41は、側板41bが無端コンベア44の走行方向後方に配置されており、スプロケット43からスプロケット42に向かって(下流側から上流側に向かって)走行するとき、側板41bと反対側の開放面は、載置台22に向けられている。なお、反転枠41の形状は断面略コの字形であってもよく、反転枠41の左右側面の側板を備えていてもよい(図示なし)。また断面略L字形に形成されている反転枠41の側板41bの反対側の開放している側面を支持するように、後述の無端コンベア53に仕切り板80を設けてもよい。
コンベア40は、豆腐生地11の反転機構45が上流端部(スプロケット42側)に配設され、反転枠41の復帰機構46が下流端部(スプロケット43側)に配設されている。反転機構45は、スプロケット42の回転に伴ってスプロケット42の上方から下方に回り込むように移動する反転枠41と、反転枠41の反転軌跡の外周側に沿って配設された断面円弧状の案内板47と、を備える。
案内板47は、豆腐生地11の反転時に、水13中にある豆腐生地11が反転枠41から離脱することを防止する。復帰機構46は、後述するように、豆腐生地11を搬出装置60に受け渡して空となった反転枠41を、スプロケット43の下方から上方に回り込むように反転させて豆腐生地11を収容可能な状態に戻す。
コンベア40の下方には、一対のスプロケット52a,52bに巻き掛けられて時計方向に循環走行する無端コンベア53を有するコンベア式搬送装置51が、コンベア40と平行に配置されている。無端コンベア53は、無端コンベア44と略同一速度で走行し、無端コンベア44と無端コンベア53との間で豆腐生地11を囲むように支持して又は挟持して搬送する。なお、無端コンベア53は平滑な食品用樹脂ベルト、ステンレス等の金属ベルト、多数の丸棒で構成されたバーコンベアなど豆腐生地を傷めにくい材料であれば特に限定しない。下方の無端コンベア53は平滑で低摩擦な板等とすることで簡素かつ安価な構成としてもよい。
搬出装置60は、搬出コンベア61と、第2カッタ装置65と、第3カッタ装置71と、を備える。搬出コンベア61は、コンベア40の下流側に配設されており、一対のスプロケット62a,62bに巻き掛けられて時計方向に循環走行する無端コンベア63を備え、コンベア40から受け渡された豆腐生地11を搬送する。搬出コンベア61は、平滑なプレートと、押し送り機構からなる搬送装置であってもよい。
第2カッタ装置65は、シリンダ66aで上下駆動されるストッパプレート67と、シリンダ66bで上下駆動される第2カッタプレート68と、シリンダ66cで上下駆動されると共にシリンダ66dで下流方向に駆動される送り込みプレート69と、を備える。
第2カッタ装置65は、シリンダ66aでストッパプレート67を下降させて、搬出コンベア61で搬送される豆腐生地11の搬送を停止させた後、シリンダ66cで送り込みプレート69を下降させ、更にシリンダ66dで下流方向に駆動して豆腐生地11の前後を、ストッパプレート67と送り込みプレート69とで挟持する。これにより、豆腐生地11は、前後方向で位置決めされる。次いで、シリンダ66bで第2カッタプレート68を下降させて豆腐生地11に第2の切断を行い、M等分(図に示す実施形態では2等分)して列方向で1丁分の長さの豆腐生地11Bに切断する。
第3カッタ装置71は、シリンダ72で上下駆動される第3カッタプレート73を備える。第3カッタプレート73は、紙面に直交する方向(行方向)に並ぶ複数枚、例えば9枚(両端の生地耳を除く場合は11枚)のカッタを有し、第2カッタプレート68で1丁分の長さに切断された豆腐生地11Bに第3の切断を行って、N等分(図に示す実施形態では10等分)して行方向で1丁分の幅の豆腐生地11C、すなわち包装する製品サイズとする。豆腐生地11は、第2及び第3の切断により、M×N個(例えば、20個)の最終豆腐製品11Cとなる。そして、第3カッタ装置71の下流側で、包装パック75にパック詰めされる。
次に、本実施形態の作用を説明する。搬送コンベヤ21により載置台22上に搬送されたシート状の豆腐生地11Aは、第1カッタプレート25が下降して第1の切断を行い、例えば、最終豆腐製品11Cの2丁分の長さ(搬送方向、列方向の長さ)と、10丁分の幅(搬送方向と直交する方向、行方向の長さ)とを有する略直方体形状の豆腐生地11に切断される。第1の切断を行った第1カッタプレート25は、更に右方向に移動して豆腐生地11を載置台22から図中右方向に押し出す。
豆腐生地11を載置台22から押し出した第1カッタプレート25は、シリンダ装置26及び駆動装置27に駆動されて上昇した後、上流に向かって移動して元の位置に復帰し、次の切断の準備を行う。
第1カッタプレート25による右方向への押し出された豆腐生地11は、スプロケット43からスプロケット42に向かって走行する反転枠41に収容される。側板41bは、無端コンベア44の走行方向後方に配置されているので、豆腐生地11は、反転枠41の底板41aに載置されると共に、豆腐生地11の前側切断面11cが側板41bに当接して収容される。なお、シート状の豆腐生地11Aの第1の切断、豆腐生地11の押し出し、及び反転枠41への収容は、水13中ないしは水13の水面付近で行われるので、柔らかい豆腐生地11は、損傷を受けることなく反転枠41に収容することができる。
反転枠41に収容された豆腐生地11は、反転機構45によりスプロケット42の上方から下方に回り込むように略180°回転移動して上下が反転する。この反転は、水13中で行われるため、浮力や水流により豆腐生地11が反転枠41から離間する虞があるが、豆腐生地11は、反転枠41の反転軌跡の外周側に沿って配設された断面円弧状の案内板47により案内されるので、反転枠41、特に側板41bの上端から離間することはなく、従って豆腐生地11は、損傷することなく確実に反転する。反転に際しては、コンベア40の搬送速度は強い遠心力が働くほど速くせず、むしろスプロケット42の半径を大きくし、ゆっくり搬送することが好ましい。
反転機構45で上下が反転した豆腐生地11は、反転枠41に収容された状態で、略同一速度で走行するコンベア式搬送装置51の無端コンベア53と、コンベア40の反転枠41と間で囲むように支持されて又は挟持されて水13中から陸上に搬送され、搬出装置60の搬送コンベア61に受け渡される。
豆腐生地11を搬送コンベア61に受け渡して空となった反転枠41は、復帰機構46によりスプロケット43の下方から上方に回り込むように反転し、載置台22方向に搬送されて次の豆腐生地11を収容する。
搬出コンベア61で搬送される豆腐生地11は、ストッパプレート67と送り込みプレート69とで豆腐生地11の前後が挟持されて位置決めされた後、第2カッタプレート68による第2の切断でM等分(図に示す実施形態では2等分)されて列方向で1丁分の長さの豆腐生地11Bとなる。次いで、複数枚のカッタが豆腐生地11Bの幅方向(行方向)に並列配置された第3カッタプレート73により、第3の切断でN等分(図に示す実施形態では10等分)されて行方向で1丁分の幅の豆腐生地11Cとする。これにより、豆腐生地11は最終豆腐製品11Cの大きさに切断されて包装パック75にパック詰めされる。なお搬送コンベヤ21により搬送されたシート状の豆腐生地11Aから一行で複数列分(M=1、N≧2)の豆腐生地11(横長の帯状の略直方体)となる場合は、第2カッタ装置65を省略した形態になる。本願ではシート状の豆腐生地から多段階で最終豆腐製品11Cまで切断する形態や、その次工程のパック詰めの形態は、前記豆腐生地11(横長の帯状の略直方体)を経る切断形態であれば、特に限定しない。なお本願の反転機構は最終豆腐製品11Cに適用することも可能であるが、本願のように大きな塊として横長の帯状の略直方体等で反転させるようにした方が豆腐生地の損傷を少なくできるので好ましい。
以上説明したように、本実施形態の豆腐生地の反転装置10によれば、最終豆腐製品11Cを複数行複数列に亘って含む大きさの豆腐生地11をそれぞれ収容可能な複数の反転枠41が所定の間隔で配設され、循環走行する無端コンベア44を有するコンベア40と、コンベア40の上流側に配設されて、豆腐生地11を搬送して反転枠41に収容させる搬入装置20と、コンベア40の下流側に配設されて、反転枠41から取り出した豆腐生地11を送り出す搬出装置60と、を備える。コンベア40は、上流端部に配設され、豆腐生地11を収容した反転枠41の上下方向を反転させる反転機構45と、下流端部に配設され、豆腐生地11が搬出されて空となった上下反転した反転枠41を更に反転させて豆腐生地11を収容可能な状態に戻す復帰機構46と、を備えるため、最終豆腐製品11Cを一行複数列又は複数行複数列に亘って含む大きさの豆腐生地11を反転させることができる。そのため、最終豆腐製品一丁分に切断後に反転させる場合に比べて、一度に大量の最終豆腐製品11Cに相当する豆腐生地11を反転させることができ、豆腐生地11に損傷を与えることなくゆっくりした動作でも、処理能力を高めることができる。これにより、効率的に最終豆腐製品を製造すると共に、商品価値を向上させることができる。なお、豆腐生地が硬めであれば、前記コンベア式搬送装置51は平滑で低摩擦な板で簡素かつ安価な形態であってもよい。
また、反転機構45は、反転枠41の反転軌跡の外周側に沿って配設された断面円弧状の案内板47を備えるので、反転時に豆腐生地11が案内板47で案内されて、豆腐生地11が反転枠41から離間することがなく、従って豆腐生地11を損傷することなく確実に反転させることができる。
また豆腐生地11を搬入装置20から反転枠41に収容する収容位置は、水13中に配置されているので、豆腐生地11に損傷を与えることなく、且つ速い動作は不要でゆっくりした動作でも高い処理能力で反転処理することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について図2を参照して説明する。図2は本発明の第2実施形態である豆腐生地の反転装置の概略構成図である。本実施形態の豆腐生地の反転装置は、豆腐生地を反転枠内に収容させる押圧機構を備える。その他の部分については、本発明の第1実施形態の豆腐生地の反転装置と同様であるので、同一部分には同一符号又は相当符号を付して説明を簡略化又は省略する。
本実施形態の豆腐生地の反転装置10は、豆腐生地11を載置台22から反転枠41へ収容させる受渡し位置に、豆腐生地11を上方から押圧する押圧機構30が配設されている。押圧機構30は、不図示の駆動装置により上下、及び左右方向、又は周回するように駆動されて、略ロの字形に沿って反時計方向に巡廻又は回転移動する4個の押圧部31を有する。押圧部31は、その下面31aで、載置台22から押し出された豆腐生地11を上方から下方に向けて押圧して反転枠41に収容させる。特に押圧部31は水中にある豆腐生地11が水の流れなどによって歪みやすいため、その自重による沈降を更に速めて、歪まないように押さえつけながら反転枠41へ収容させて、収納する動作を早める効果がある。なお、押圧部31は水中で豆腐生地を押し下げるに十分に重量があり、重心より上の位置で駆動装置に連結されて、ゴンドラ式にぶら下がるように構成する形態が好ましく、更に豆腐生地11を押さえつける際に水流によって歪まないように、豆腐生地11の2ないし4方向から支えるガイドを押圧部31の下端に設ける形態や押圧部31の下部の断面が下向きのコの字状である形態が好ましい。また押圧部31の側面や上面に水抜け穴などの開口部を備える形態が好ましい。これら押圧部31の形態は同様の機能を果たす形態であれば特に限定しない。該ガイドは豆腐生地11を傷めないよう下方に開く形であり、前記反転枠41やその側板41bに接触干渉しないようにする。
なお、この押圧部31の巡廻又は回転移動する押圧部移動機構によって往復動作による動作時間ロスを削減し、水中収納時の水流の乱れを軽減できる効果がある。
コンベア40は、スプロケット42の下流側に配置されたアイドラー48に案内されて、載置台22に対向する上流端部が水平方向に走行するようになっている。反転機構45は、載置台22から下方に離間配置されており、載置台22の下流端と断面円弧状の案内板47の上端部との間には、第1案内板32が垂直方向に設けられている。更に、載置台22の下流側には、豆腐生地11の長さと略同じ距離離間して第2案内板33が垂直方向に設けられている。第1案内板32及び第2案内板33は、載置台22から水13中に押し出された豆腐生地11を案内して前後方向の位置決めを行う。なお第1案内板32及び第2案内板33は、柔軟なゴム製、樹脂製として前記押圧部31や前記反転枠41の側板41bと接触干渉させるように配設してもよい。
本実施形態の作用を説明する。第1カッタプレート25は、シート状の豆腐生地11Aに第1の切断を行って所定のサイズとした豆腐生地11を、載置台22から図中右方向に押し出す。このとき、豆腐生地11の前側切断面11cが第2案内板33に当接することで豆腐生地11の前後方向位置が位置決めされる。なお豆腐生地11を載置台22から水13中に押し出す工程において、豆腐生地11が水13の水面付近、特に豆腐生地11の一部が空中にあるような半水中状態である場合、前記第2案内板33を省略して、反転枠41の側板41bに当接して位置決めされるようにしてもよい。
ここで、押圧機構30が作動して4個の押圧部31が反時計方向に回転することで、第1カッタプレート25で水13中に押し出された豆腐生地11の上方に位置する押圧部31が下降して豆腐生地11を押し下げ、押圧部31の下面31aと反転枠41の底板41aとの間で挟持する。これにより、水13中での浮力により姿勢が不安定である豆腐生地11は、確実にかつ早く反転枠41内に収容される。なお前記押圧部31を複数備えて周回させると往復動作よりも機械動作が滑らかで、水流を乱しにくく、水中の豆腐生地の姿勢を安定にする効果がある上、戻り時間を省き処理能力を高めることができる。
反転枠41に収容された豆腐生地11は、案内板47により案内されながら、反転機構45によりスプロケット42の上方から下方に回り込むように略180°回転移動して上下が反転する。そして、コンベア式搬送装置51の無端コンベア53と、コンベア40の無端コンベア44と間で囲むように支持されて又は挟持されて水13中から陸上に搬送され、搬出装置60の搬出コンベア61に受け渡される。
その他の作用及び構成は、第1実施形態の豆腐生地の反転装置10と同様である。
本実施形態の豆腐生地の反転装置10によれば、豆腐生地11を搬入装置20から反転枠41に収容する収容位置は、水13中に配置されている。また、豆腐生地11を反転枠41の底板41aとの間で囲むように支持されて又は挟持する押圧部31を有して、豆腐生地11を反転枠41内に積極的に収容させる押圧機構30を更に備えるので、水13中で位置決めし難い豆腐生地11を、短時間に確実に反転枠41内に収容させることができる。これにより、豆腐生地11の損傷を防止して商品価値を向上させることができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について図3を参照して説明する。図3は本発明の第3実施形態である豆腐生地の反転装置の概略構成図である。本実施形態の豆腐生地の反転装置は、豆腐生地を切断する載置台及び豆腐生地を反転枠内に収容させる押圧機構の形状が異なる以外は、本発明の第2実施形態の豆腐生地の反転装置と同様であるので、同一部分には同一符号又は相当符号を付して説明を簡略化又は省略する。
本実施形態の豆腐生地の反転装置10は、押圧機構35が4個の押圧部36を有する。押圧部36の底面36aと天面36bとは、平行に形成されており、4個の押圧部36は、第2実施形態の豆腐生地の反転装置10と同様に、略ロの字形に沿って反時計方向に回転移動する。
4個の押圧部36が回転移動することで、押圧部36の底面36aは、豆腐生地11を押し下げて、底面36aと反転枠41の底板41aとの間で豆腐生地11を囲むように支持して又は挟持して反転枠41に収容する。また、天面36bは、押圧部36が下降位置にあるとき、載置台22bと同一高さとなって第1及び第2実施形態の載置台22cと同様の機能を有する。
本実施形態の作用を説明する。シート状の豆腐生地11Aが搬送コンベヤ21によって搬送され、その先端部が第2案内板33に当接したとき、シート状の豆腐生地11Aは、載置台22b及び押圧部36の天面36bに載置されている。ここで、第1カッタプレート25を下降させてシート状の豆腐生地11Aを、載置台22bと押圧部36との間で第1の切断を行い、所定長さの豆腐生地11とする。これにより、所定大きさの豆腐生地11は、押圧部36の天面36bに載置されている。
次いで、押圧機構35を作動させて4個の押圧部36を反時計方向に回転移動すると、豆腐生地11を載置して図中左下位置にある押圧部36は、豆腐生地11を残して右下位置に移動する。これと同時に、左上位置にある押圧部36が下降して、押圧部36の底面36aが、残された豆腐生地11を押し下げ、底面36aと反転枠41の底板41aとの間で豆腐生地11を挟持して反転枠41に収容する。
反転枠41に収容された豆腐生地11は、反転機構45によりスプロケット42の上方から下方に回り込むように略180°回転移動して上下が反転する。そして、コンベア式搬送装置51の無端コンベア53と、コンベア40の無端コンベア44と間で囲むように支持されて又は挟持されて水13中から陸上に搬送され、搬出装置60の搬出コンベア61に受け渡される。
その他の作用及び構成は、第2実施形態の豆腐生地の反転装置10と同様である。
以上説明したように、本実施形態の豆腐生地の反転装置10によれば、押圧部36は、互いに平行に形成された底面36aと天面36bとを備え、底面36aと反転枠41の底板41aとの間で豆腐生地11を挟持すると共に、天面36b上にシート状の豆腐生地11Aを載置して所定長さに切断するので、押圧部36を載置台22cとしても機能させて、載置台22の長さを短くすることができ、豆腐生地の反転装置10をコンパクトにすることができる。また、豆腐生地11は、確実に反転枠41に収容されて反転するので、反転時における豆腐生地11の損傷を防止することができる。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態について図4を参照して説明する。図4は本発明の第4実施形態である豆腐生地の反転装置の概略構成図である。本実施形態の豆腐生地の反転装置10は、反転枠41の形状が断面略コの字形であり、豆腐生地11の第1の切断、反転枠41への収容、反転処理、搬送、第2及び第3の切断、及びパック詰めの全ての処理が陸上で行われることが異なる以外は、本発明の第1実施形態の豆腐生地の反転装置と同様であるので、説明を省略する。
(変形例)
また、本発明の第1実施形態から第3実施形態において、図5に示すように、無端コンベア53に反転枠41とは別に、反転枠41の側板41bと対向するように、底板41aの搬送方向前方に仕切り板80を設けてもよい。これにより、断面略L字形の反転枠41を略コ字形に形成することができ、確実に豆腐生地11を反転枠41に収容させた状態を維持することができる。
尚、本発明は、前述した各実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。
例えば、第1〜第3実施形態では、豆腐生地11を水13中で搬入装置20から反転枠41に収容し、水13中で反転処理した後、反転枠41に収容された豆腐生地11を陸上で搬出装置60に受け渡し、更に第2、第3の切断を行ってパック詰めするようにしている。また、第4実施形態では、豆腐生地11の搬入装置20から反転枠41への収容及び反転処理、反転枠41に収容された豆腐生地11の搬出装置60への受け渡し、第2、第3の切断、及びパック詰めを、全て陸上で行うようにしたが、これに限定されず、下記のように種々の変形が可能である。
なお、以下の説明において、第1陸切、第2陸切、第3陸切、陸反転、陸詰、及び陸〜水下降とは、それぞれ陸上で行う第1の切断、第2の切断、第3の切断、反転処理、パック詰め、及び陸上から水中への搬送を意味し、第1水切、第2水切、第3水切、水反転、水詰、及び水〜陸上昇とは、それぞれ水中で行う第1の切断、第2の切断、第3の切断、反転処理、パック詰め、及び水中から陸上への搬送を意味するものとする。
第1陸切→陸反転→第2陸切→第3陸切→陸詰(第4実施形態に相当)
第1陸切→第2陸切→陸反転→第3陸切→陸詰
第1陸切→第2陸切→第3陸切→陸反転→陸詰
第1陸切→陸〜水下降→水反転→水〜陸上昇→第2陸切→第3陸切→陸詰
第1陸切→陸〜水下降→水反転→第2水切→水〜陸上昇→第3陸切→陸詰
第1陸切→陸〜水下降→第2水切→水反転→水〜陸上昇→第3陸切→陸詰
第1陸切→陸〜水下降→水反転→第2水切→第3水切→水〜陸上昇→陸詰
第1陸切→陸〜水下降→第2水切→水反転→第3水切→水〜陸上昇→陸詰
第1陸切→陸〜水下降→第2水切→第3水切→水反転→水〜陸上昇→陸詰
第1陸切→陸反転→陸〜水下降→第2水切→水〜陸上昇→第3陸切→陸詰
第1陸切→陸反転→陸〜水下降→第2水切→第3水切→水〜陸上昇→陸詰
第1陸切→陸〜水下降→水反転→第2水切→第3水切→水〜陸上昇→陸詰
第1陸切→陸〜水下降→第2水切→水反転→第3水切→水〜陸上昇→陸詰
第1陸切→陸〜水下降→第2水切→第3水切→水反転→水〜陸上昇→陸詰
第1水切→水〜陸上昇→陸反転→第2陸切→第3陸切→陸詰
第1水切→水〜陸上昇→第2陸切→陸反転→第3陸切→陸詰
第1水切→水〜陸上昇→第2陸切→第3陸切→陸反転→陸詰
第1水切→水反転→水〜陸上昇→第2陸切→第3陸切→陸詰(第1〜第3実施形態に相当)
第1水切→水反転→第2水切→水〜陸上昇→第3陸切→陸詰
第1水切→水反転→第2水切→第3水切→水〜陸上昇→陸詰
第1陸切→陸反転→第2陸切→第3陸切→陸〜水下降→水詰
第1陸切→第2陸切→陸反転→第3陸切→陸〜水下降→水詰
第1陸切→第2陸切→第3陸切→陸反転→陸〜水下降→水詰
第1陸切→第2陸切→第3陸切→陸〜水下降→水反転→水詰
第1水切→水反転→第2陸切→第3陸切→水詰
第1水切→第2陸切→水反転→第3陸切→水詰
第1水切→第2陸切→第3陸切→水反転→水詰
第1水切→第2陸切→陸反転→第3陸切→陸〜水下降→水詰
第1水切→第2陸切→第3陸切→陸反転→陸〜水下降→水詰
第1水切→第2陸切→第3陸切→陸〜水下降→水反転→水詰
また、反転処理される豆腐生地11の大きさは、最終豆腐製品11Cが、行方向(幅方向)に10個(N=10)、列方向(長さ方向)に2個(M=2)、分2次元配列された大きさとして説明したが、「M≧2、N≧2」以外に「M=1、N≧2」の形態であってもよい。また、行方向(幅方向)にN個(N≧2)、列方向(長さ方向)にM個(M≧2)、高さ方向にL個(L≧2)分でも、又は行方向(幅方向)にN個(N≧2)、列方向(長さ方向)にM個(N≧1)、高さ方向にL個(L≧2)分というように、3次元配列されたものであってもよい。この場合、第一の切断機構23によって切り出した豆腐生地11を反転枠に収納する場合、反転は略90°でよい。例えば豆腐生地11Aから豆腐生地11を切り出して(深どり)、反転枠収納前に90°横倒しにする機構を備えてほかは上記実施形態と同じ形態であってもよい。また反転枠41に収納する位置を断面コの字型の反転枠41が略水平な位置(スプロケット42の左端付近)で、前記豆腐生地11を反転枠41に収納する形態であってもよい。このとき前記案内板47は下側半分だけの構成でよい。または反転処理以降の任意の工程で、高さ方向をL等分する第4の切断を行ってもよい。
10 豆腐生地の反転装置
11 豆腐生地
11A シート状の豆腐生地
11B 1行に切断された細帯状豆腐生地最終豆腐製品
11C 最終豆腐製品(一丁)
12 水槽
13 水
20 搬入装置
30,35 押圧機構
31,36 押圧部
36a 底面
36b 天面
40 コンベア
41 反転枠
41a 底板
44 無端コンベア
45 反転機構
46 復帰機構
47 案内板
51 コンベア式搬送装置(搬送装置)
60 搬出装置

Claims (9)

  1. シート状に連続成型されて搬送されるシート状豆腐生地を、搬送方向と直交する方向で切断して最終豆腐製品を一行複数列又は複数行複数列に亘って含む大きさの豆腐生地とし、該豆腐生地を上下反転させる豆腐生地の反転装置であって、
    前記豆腐生地をそれぞれ収容可能な複数の反転枠が所定の間隔で配設され、循環走行する無端コンベアを有するコンベアと、
    前記コンベアの上流側に配設されて、前記豆腐生地を搬送して前記反転枠に収容させる搬入装置と、
    前記コンベアの下流側に配設されて、前記反転枠から取り出した前記豆腐生地を送り出す搬出装置と、を備え、
    前記コンベアは、上流端部に配設され、前記豆腐生地を収容した前記反転枠の上下方向を反転させる反転機構と、下流端部に配設され、前記豆腐生地が搬出されて空となった上下反転した前記反転枠を更に反転させて前記豆腐生地を収容可能な状態に戻す復帰機構と、を備えることを特徴とする豆腐生地の反転装置。
  2. 前記コンベアの下方には、前記コンベアと協働して前記反転枠に収容されて上下方向が反転した前記豆腐生地を搬送する搬送装置をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の豆腐生地の反転装置。
  3. 前記豆腐生地は、前記最終豆腐製品が、行方向にN個及び列方向にM個分2次元配列された大きさ、又は、行方向にN個、列方向にM個、及び高さ方向にL個分3次元配列された大きさを有し、
    前記豆腐生地の列方向における最大長さは500mm以下、行方向における最大幅は2000mm以下、且つ高さ方向における最大高さは500mm以下、であることを特徴とする請求項1又は2に記載の豆腐生地の反転装置。
  4. 前記反転機構は、前記反転枠の反転軌跡の外周側に沿って配設された断面円弧状の案内板を備え、前記豆腐生地の反転時に、前記豆腐生地が前記反転枠から離脱することを防止することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の豆腐生地の反転装置。
  5. 前記豆腐生地を前記搬入装置から前記反転枠に収容する収容位置と、前記反転枠に収容された前記豆腐生地を、前記搬出装置に受け渡す受渡し位置との少なくとも一方は、水中又は一部が水中に配置されることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の豆腐生地の反転装置。
  6. 前記豆腐生地を前記搬入装置から前記反転枠に収容する収容位置と、前記反転枠に収容された前記豆腐生地を、前記搬出装置に受け渡す受渡し位置とは、陸上に配置されることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の豆腐生地の反転装置。
  7. 前記豆腐生地を前記搬入装置から前記反転枠に収容する収容位置は、水中又は一部が水中に配置され、
    前記豆腐生地を前記反転枠の底板との間で挟持する押圧部を有し、前記豆腐生地を前記反転枠内に収容させる押圧機構を更に備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の豆腐生地の反転装置。
  8. 前記押圧部は、互いに平行に形成された底面と天面とを備え、
    前記底面と前記反転枠の前記底板との間で前記豆腐生地を挟持すると共に、前記天面上に前記シート状豆腐生地を載置して前記豆腐生地に切断することを特徴とする請求項7に記載の豆腐生地の反転装置。
  9. 前記押圧部は、前記豆腐生地を前記搬入装置から前記反転枠に収容する収容位置と、前記豆腐生地を押圧して前記反転枠内に収容させる位置とを経由して、一定方向に移動する回転ないしは周回する押圧部移動機構を備えることを特徴とする請求項7又は8に記載の豆腐生地の反転装置。
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