JP6278134B1 - 金属検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】良品として選別された被選別物にダンパから金属異物が混入することを無くす。【解決手段】径方向外方に検出コイルを配設した非磁性体製の円筒体の下方に位置するリード管8の下方に、傾斜管であるダンパ9を備え、ダンパ9を、リード管8の軸芯8Aから水平方向に離間した鉛直の揺動軸11まわりに揺動可能に支持し、ダンパ9の下端9Bの中心、及びダンパ9の下方の排出シュート10の上端10Aの中央又はその近傍に、揺動軸11の軸芯11Aが通る。金属異物を検出しない場合には、ダンパ9の上端9Aがリード管8から外れるようにダンパ9が揺動したダンパ待機状態Aとなり、被選別物はダンパ9を通らずに落下する。金属異物を検出した場合には、ダンパ9の上端9Aがリード管8の真下に位置するようにダンパ9が揺動したダンパ作動状態となり、被選別物はダンパ9を通って排出シュート10から排出される。【選択図】図4

Description

本発明は、被選別物に混入した金属異物を検出して選別する金属検出装置に関する。
被選別物に混入した金属異物を検出して選別する金属検出装置として、非磁性体製の円筒体の径方向外方に検出コイルを配設し、前記検出コイルに高周波電流を与えて発振させた状態で、ホッパに投入された被選別物が重力により落下して前記円筒体の内部空間を通過し、前記被選別物内の金属異物が前記内部空間を通過する際における前記検出コイルのインピーダンス変化を検出することにより前記金属異物を検出するものがある(例えば、特許文献1又は2参照)。
特許文献1の金属検出装置は、前記円筒体の下端部に繋がるシュート管4の下方に、水平軸まわりに揺動する揺動部2を設け、前記検出コイルのインピーダンス変化を検出しない場合には、揺動部2の下端から落下する被選別物を非金属受け用容器10に収容し、前記検出コイルのインピーダンス変化を検出することにより前記金属異物を検出した場合には、ソレノイド8を駆動して揺動アーム9により揺動部2を水平軸まわりに揺動させ、揺動部2の下端を水平方向へ移動させることにより、揺動部2の下端から落下する被選別物を金属受け容器11に収容するものである(第1図参照)。
また、特許文献2の金属検出装置は、前記円筒体の下端部に繋がるリード管6の下方に、水平方向の揺動軸8Aまわりに揺動する選別ダンパ7を設け、前記検出コイルのインピーダンス変化を検出しない場合には、選別ダンパ7の下端から落下する被選別物を良品用の容器に収容し、前記検出コイルのインピーダンス変化を検出することにより前記金属異物を検出した場合には、揺動駆動装置8を駆動して選別ダンパ7を水平方向の揺動軸8Aまわりに揺動させ、選別ダンパ7の下端を水平方向へ移動させることにより、選別ダンパ7の下端から落下する被選別物を排出シュート9から機外へ排出するものである(図1参照)。
特開昭58−199085号公報 特開2016−145804号公報
以上のような金属検出装置の構成では、前記検出コイルのインピーダンス変化を検出しない場合、及び前記検出コイルのインピーダンス変化を検出することにより前記金属異物を検出した場合の両方とも、被選別物がダンパ(揺動部2、選別ダンパ7)を通過する。
それにより、特に被選別物が粉体等である場合には、金属異物を含む被選別物がダンパの内面に付着したままの状態で保持されることがある。
このように金属異物を含む被選別物が内面に付着したダンパ内を、前記検出コイルのインピーダンス変化を検出しない場合における被選別物、すなわち良品として選別された被選別物が通過すると、ダンパの内面に付着している金属異物が被選別物に混入してしまう場合がある。
その場合には、金属検出装置が金属異物を検出していないにもかかわらず、良品として選別された被選別物に金属異物が入ってしまうという不具合が生じる。
そこで、本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、良品として選別された被選別物にダンパから金属異物が混入する不具合を無くすことができる金属検出装置を提供する点にある。
本発明に係る金属検出装置は、前記課題解決のために、非磁性体製の円筒体の径方向外方に検出コイルを配設し、前記検出コイルに高周波電流を与えて発振させた状態で、被選別物が重力により落下して前記円筒体の内部空間を通過し、前記被選別物内の金属異物が前記内部空間を通過する際における前記検出コイルのインピーダンス変化を検出することにより前記金属異物を検出する金属検出装置であって、
前記円筒体の下方に位置するリード管の下方に、傾斜管であるダンパを備え、
前記ダンパを、前記リード管の軸芯から水平方向に離間した鉛直又は略鉛直の揺動軸まわりに揺動可能に支持し、
前記ダンパの下端の中心、及び前記ダンパの下方の排出シュートの上端の中央又はその近傍に、前記揺動軸の軸芯が通り、
通常運転時において、
前記検出コイルのインピーダンス変化を検出しない場合には、前記ダンパの上端が前記リード管から外れるように前記ダンパが前記揺動軸まわりに揺動したダンパ待機状態となり、
前記円筒体及び前記リード管を通った前記被選別物は、前記ダンパを通らずに落下し、
前記検出コイルのインピーダンス変化を検出することにより前記金属異物を検出した場合には、前記ダンパの上端が前記リード管の真下に位置するように前記ダンパが前記揺動軸まわりに揺動したダンパ作動状態となり、
前記円筒体及び前記リード管を通った前記被選別物は、前記ダンパを通って前記排出シュートから排出され、
前記ダンパ待機状態から前記ダンパ作動状態にする際には、
前記ダンパを前記揺動軸まわりに揺動させるアクチュエータを駆動して、前記アクチュエータで前記ダンパを揺動させ、
前記ダンパ作動状態から前記ダンパ待機状態にする際には、
前記アクチュエータの駆動を停止して、弾性体の復元力で前記ダンパを揺動させる
又は、
前記アクチュエータを、前記ダンパ待機状態から前記ダンパ作動状態にする際の駆動方向と逆方向に駆動して、前記アクチュエータで前記ダンパを揺動させる
ことを特徴とする(請求項1)。
このような構成によれば、傾斜管であるダンパを、上方のリード管の軸芯から水平方向に離間した鉛直又は略鉛直の揺動軸まわりに揺動可能に支持しており、ダンパの下端の中心、及びダンパの下方の排出シュートの上端の中央又はその近傍に、前記揺動軸の軸芯が通る。
それにより、前記揺動軸の軸芯まわりにダンパを揺動させることにより、ダンパの上端がリード管から外れるダンパ待機状態と、ダンパの上端がリード管の真下に位置するダンパ作動状態とを容易に切り替えることができる。
検出コイルのインピーダンス変化を検出しない場合には前記ダンパ待機状態とすることにより、円筒体及びリード管を通った被選別物はダンパを通らずに落下し、検出コイルのインピーダンス変化を検出することにより金属異物を検出した場合には前記ダンパ作動状態とすることにより、円筒体及びリード管を通った被選別物はダンパを通って排出シュートから排出される。
よって、良品として選別された被選別物がダンパを通らないので、被選別物が粉体等でありダンパの内面に金属異物が付着している場合であっても、良品として選別された被選別物にダンパから金属異物が混入しない。
その上、ダンパの下端の中心、及びダンパの下方の排出シュートの上端の中央又はその近傍に前記揺動軸の軸芯が通り、前記軸芯まわりにダンパが揺動する。
よって、ダンパから排出シュートへ流れ込む被選別物の流れが円滑になるので、金属異物を含む被選別物が排出シュートから外方へ飛び出すことがない。
その上さらに、本発明のダンパは、従来のダンパのように水平軸まわりに揺動するものではなく、鉛直又は略鉛直の揺動軸まわりに揺動することから、多チャンネルに配置しやすい構造である。
よって、例えば8チャンネル又は16チェンネル等の多チャンネルにすることにより、装置1台の処理能力を大幅に向上できるので、省スペース化を図ることができる。
その上、ダンパ及びダンパを揺動させる機構等をメンテナンスするためのメンテナンス扉を設けることが容易であり、このようなメンテナンス扉を開けることにより、ロット切替時におけるコンタミを防止する清掃や、ダンパを揺動させる機構等のメンテナンスを容易に行うことができる。
その上さらに、被選別物が粉体である場合や、金属検出装置を内圧が掛かる用途に用いる場合において、メンテナンス扉の周囲と本体フレームをパッキン等でシールし、揺動軸とその軸受の下部をOリング等でシールするだけで、装置内部の気密性を容易に確保できる。
その上、前記ダンパ待機状態から前記ダンパ作動状態にする際には、ダンパを揺動させるアクチュエータを駆動してダンパを揺動させ、前記ダンパ作動状態から前記ダンパ待機状態にする際には、前記アクチュエータの駆動を停止して弾性体の復元力でダンパを揺動させる構成によれば、希に生じる金属異物の検出時のみダンパを揺動させるアクチュエータを駆動するので、省電力化を図ることができる。
ここで、停電時又は異常運転時において、前記ダンパを前記ダンパ作動状態にする操作体を有する停電・異常運転時ダンパ操作機構を備え、
前記通常運転時には、アクチュエータを駆動して、停電・異常運転時操作力発生体による操作力発生を抑制することにより、前記操作体を待機位置に保持し、
前記停電時又は異常運転時には、前記アクチュエータの駆動が停止されることで、前記停電・異常運転時操作力発生体の操作力により、前記操作体を前記待機位置から操作位置へ移動させ、前記操作体で前記ダンパを揺動させて前記ダンパ作動状態にするのが好ましい実施態様である(請求項2)。
このような構成によれば、停電・異常運転時ダンパ操作機構により、停電時又は異常運転時に前記ダンパ作動状態になることから、良品として選別された被選別物と区別して、金属異物を検出した被選別物とともに、金属異物の有無を検査していない未検査の被選別物を回収できる。
よって、停電時又は異常運転時に、良品として選別された被選別物に未検査の被選別物が混入することがないので、停電等から復旧した後に、未検査の被選別物が混入した良品として選別された被選別物を再検査する必要がない。
その上、停電・異常運転時操作力発生体を、弾性体又は自重若しくはカウンターウェイトによるものとし、通常運転時にはアクチュエータを駆動して弾性体又は自重若しくはカウンターウェイトによる操作力発生を抑制することにより、操作体を待機位置に保持し、停電時又は異常運転時には、前記アクチュエータの駆動が停止されることで、弾性体又は自重若しくはカウンターウェイトによる操作力により、操作体を待機位置から操作位置へ移動させ、操作体でダンパを揺動させて前記ダンパ作動状態にする構成によれば、構成が簡素になるとともに動作が確実になる。
また、前記円筒体及び前記検出コイル、前記リード管、前記ダンパ、並びに前記排出シュートを含むユニットを複数備えた複数チャンネル式の金属検出装置であって、
前記操作体を前記待機位置に保持する前記アクチュエータ、及び前記待機位置から前記操作位置に移動する前記操作体を、単数又は複数設け、
一つの前記操作体の動作により前記ダンパの複数を一括して操作するのが一層好ましい実施態様である(請求項3)。
このような構成によれば、複数チャンネル式の金属検出装置の停電・異常運転時ダンパ操作機構において、一つの操作体の動作によりダンパの複数を一括して操作することから、アクチュエータの数を減らすことができる。
よって、複数チャンネル式の金属検出装置における停電・異常運転時ダンパ操作機構を、より簡素に低コストで構成できる。
さらに、前記排出シュートの排出先を、
前記通常運転時において前記金属異物を検出した際における前記ダンパ作動状態では金属異物排出位置に、
前記停電・異常運転時ダンパ操作機構による前記ダンパ作動状態では未検査品排出位置に切り替える排出先切替機構を備えるのがより一層好ましい実施態様である(請求項4)。
このような構成によれば、排出先切替機構により、通常運転時において金属異物を検出した際における前記ダンパ作動状態では、金属異物排出位置に、停電・異常運転時ダンパ操作機構による前記ダンパ作動状態では、未検査品排出位置に、排出シュートの排出先を切り替えるので、未検査品排出位置の排出シュートから排出された被選別物を、金属異物排出位置の排出シュートから排出された被選別物と仕分けることができる。
よって、停電等から復旧した後に、未検査の被選別物が混入した金属異物を含む被選別物を再検査する必要がなく、未検査の被選別物のみを金属検出装置により検査できるので、金属異物を検出して選別する作業を効率化できる。
以上のように、本発明に係る金属検出装置によれば、主に以下に示すような効果を奏する。
(1)良品として選別された被選別物がダンパを通らないので、良品として選別された被選別物に、(稀に)ダンパ(内に付着した)から金属異物が混入する不具合を無くすことができる。
(2)ダンパから排出シュートへ流れ込む被選別物の流れが円滑になるので、金属異物を含む被選別物が排出シュートから外方へ飛び出すことがない。
(3)多チャンネルに配置しやすく、例えば8チャンネル又は16チェンネル等の多チャンネルにすることにより、装置1台の処理能力を大幅に向上できるので、省スペース化を図ることができる。
(4)ダンパ及びダンパを揺動させる機構等をメンテナンスするためのメンテナンス扉を設けることが容易であり、このようなメンテナンス扉を開けることにより、ロット切替時におけるコンタミを防止する清掃や、ダンパを揺動させる機構等のメンテナンスを容易に行うことができる。
(5)被選別物が粉体である場合や、金属検出装置を内圧が掛かる用途に用いる場合において、メンテナンス扉の周囲と本体フレームをパッキン等でシールし、揺動軸とその軸受の下部をOリング等でシールするだけで、装置内部の気密性を容易に確保できる。
(6)停電・異常運転時ダンパ操作機構を備えることにより、停電時又は異常運転時に、良品として選別された被選別物に未検査の被選別物が混入することがないので、停電等から復旧した後に、未検査の被選別物が混入した良品として選別された被選別物を再検査する必要がない。
(7)排出先切替機構を備えることにより、停電等から復旧した後に、未検査の被選別物が混入した金属異物を含む被選別物を再検査する必要がなく、未検査の被選別物のみを金属検出装置により検査できるので、金属異物を検出して選別する作業を効率化できる。
本発明の実施の形態に係る金属検出装置の斜視図である。 同じく部分縦断面右側面概略図である。 同じく要部拡大部分縦断面右側面概略図である。 通常運転時におけるダンパ待機状態のダンパまわりを示す要部拡大斜視図である。 通常運転時におけるダンパ作動状態のダンパまわりを示す要部拡大斜視図である。 通常運転時におけるダンパ待機状態及びダンパ作動状態を示す要部拡大横断面平面図である。 停電・異常運転時ダンパ操作機構の操作体の待機位置を示す要部拡大縦断面正面図である。 停電・異常運転時ダンパ操作機構の操作体の操作位置を示す要部拡大縦断面正面図である。 停電時又は異常運転時におけるダンパ作動状態のダンパまわりを示す要部拡大斜視図である。
次に本発明の実施の形態を添付図面に基づき詳細に説明する。
以下の実施の形態において、金属検出装置が振動式直進フィーダ及び連結管を備えた構成である例を示すが、本発明の金属検出装置は、このような構成に限定されるものではなく、振動式直進フィーダ及び連結管を備えない構成であってもよい。
また、以下の実施の形態では、8チャンネルにして処理能力を向上した金属検出装置を示すが、要求仕様によっては、1チャンネルでもよく、8チャンネル以外の複数チャンネルであってもよい。
以下において、振動式直進フィーダにより被選別物を送る方向に向かって前後左右を定義し、前方から見た図を正面図とする。
図1の斜視図、及び図2の部分縦断面右側面概略図に示すように、本発明の実施の形態に係る金属検出装置1は、筐体1A、セラミック(非磁性体)製の円筒体2、円筒体2の径方向外方に配設された検出コイル3、円筒体2の上方に位置するホッパ4、ホッパ4に被選別物を投入するトラフ6を有する振動式直進フィーダ5、及びトラフ6に被選別物を供給する供給ホッパHを備える。
また、金属検出装置1は、円筒体2の上端部とホッパ4の下端部との間に設けられた連結管7、円筒体2の下方に設けられたリード管8、リード管8の下方に設けられた、傾斜管であるダンパ9、ダンパ9の下方の排出シュート10、排出シュート10の下方の切替シュート26、並びに、切替シュート26の下方の金属異物排出シュート27及び未検査品排出シュート28等を備える。
金属検出装置1は、円筒体2、検出コイル3等を複数備えた複数チャンネル式金属検出装置の一例を示しており、8チャンネルにして処理能力を大幅に向上したものである。そして、トラフ6を有する振動式直線フィーダ5を左右2台並設しており、一つのトラフ1から、四つのホッパ4,…及び連結管7,…を介して、四つのセンサー部(円筒体2及び検出コイル3)に被選別物を供給する。
また、金属検出装置1は、検出コイル3に高周波電流を与えて発振させる発振手段及び被選別物内の金属異物が円筒体2の内部空間Sを通過する際における検出コイル3のインピーダンス変化を検出する検出手段、後述するアクチュエータの駆動制御手段を有する制御装置F、並びに振動式直進フィーダ5の制御装置Gを備える。
さらにまた、金属検出装置1は、ダンパ9及び後述するダンパ9を揺動させる機構等をメンテナンスするためのメンテナンス扉L1,L2を備える。
ここで、ホッパ4はトラフ6の排出口に一体化されており、ホッパ4は連結管7と分離している。
よって、振動式直進フィーダ5の振動は、ホッパ4には伝わり、連結管7及び円筒体2には伝わらない。
なお、金属検出装置1に連結管7が無い場合は、ホッパ4は円筒体2と分離するので、振動式直進フィーダ5の振動は、円筒体2には伝わらない。
供給ホッパHから振動式直進フィーダ5のトラフ6に供給された被選別物の送り量は、振動式直進フィーダ5の制御装置Gによりトラフ6に与える振動の強度や周波数を変えることにより制御できる。よって、トラフ6の排出口からホッパ4へ投入される被選別物の量を制御できる。
制御装置Fの発振手段により検出コイル3に高周波電流を与えて発振させた状態で、ホッパ4に投入された被選別物は重力により落下して円筒体2の内部空間Sを通過する。そして、被選別物内の金属異物が内部空間Sを通過する際における検出コイル3のインピーダンス変化を制御装置Fの検出手段で検出することにより金属異物を検出する。
<ダンパまわりの構成>
図3の要部拡大部分縦断面右側面概略図、並びに図4及び図5の要部拡大斜視図に示すように、傾斜管であるダンパ9は、連結部材12により揺動軸11に連結され、リード管8の軸芯8Aから水平方向(前後方向)に離間した鉛直又は略鉛直の揺動軸11まわりに揺動可能に支持され、ダンパ9の下端9Bの中心、及びダンパ9の下方の排出シュート10の上端10Aの中央又はその近傍に、揺動軸11の軸芯11Aが通る。
図4及び図5に示すように、排出シュート10の上端10Aの大きさは、ダンパ9の下端9Bの大きさよりも十分に大きい。このように排出シュート10の上端10Aを大きくすることにより、揺動軸11の軸芯11Aであるダンパ9の下端9Bの中心は、必ずしも排出シュート10の上端10Aの中央を通らなくてもよく、前記中心は排出シュート10の上端10Aの中央の近傍を通ってもよい。
そして、通常運転時において、検出コイル3のインピーダンス変化を検出しない場合には、図4に示すように、ダンパ9の上端9Aがリード管8から外れるようにダンパ9が揺動軸11まわりに揺動したダンパ待機状態Aとなる。ダンパ待機状態Aでは、円筒体2及びリード管8を通った被選別物は、ダンパ9を通らずに落下する。
また、検出コイル3のインピーダンス変化を検出することにより金属異物を検出した場合には、図5に示すように、ダンパ9の上端9Aがリード管8の真下に位置するようにダンパ9が揺動軸11まわりに揺動したダンパ作動状態Bとなる。ダンパ作動状態Bでは、円筒体2及びリード管8を通った被選別物は、ダンパ9を通って排出シュート10から排出される
図4及び図5の要部拡大斜視図、並びに図6の要部拡大横断面平面図に示すように、ロータリソレノイドM1の出力軸Jにダンパ操作第1リンク13が連結され、揺動軸11にダンパ操作第3リンク15が連結される。そして、ダンパ操作第1リンク13及びダンパ操作第3リンク15が、ダンパ操作第2リンク14により連結される。
それにより、ロータリソレノイドM1のトルクは、ダンパ操作第1リンク13、ダンパ操作第2リンク14、及びダンパ操作第3リンク15を介して揺動軸11に伝達される。
また、揺動軸11の軸芯11Aを挟むようにダンパ操作第3リンク15と反対方向へ径方向に延びるばね掛けリンク16の先端部に、弾性体である引張コイルばねS1の端末が掛止される。
<通常運転時の動作>
ダンパ9を揺動軸11まわりに揺動させるアクチュエータであるロータリソレノイドM1に電力を供給して駆動すると、出力軸Jが回転し、ダンパ操作第1リンク13の側端面にショックアブソーバ19が当接した後に前記側端面にストッパ18が当接した状態で静止し、図5及び図6に示すダンパ作動状態Bとなる。
また、ロータリソレノイドM1への電力供給を停止すると、引張コイルばねS1の復元力により、ばね掛けリンク16の側端面にストッパ17が当接した状態で静止し、図4及び図6に示すダンパ待機状態Aとなる。
このような構成によれば、希に生じる金属異物の検出時のみダンパ9を揺動させるロータリソレノイドM1を駆動するので、省電力化を図ることができる。
図2に示す検出コイル3のインピーダンス変化を図1に示す制御装置Fの検出手段で検出することにより金属異物を検出した際には、制御装置Fの駆動制御手段によりロータリソレノイドM1に電力を供給して駆動し、図5及び図6に示すダンパ作動状態Bにする。
そして、図2に示す検出コイル3のインピーダンス変化を図1に示す制御装置Fの検出手段で検出しなくなった際には、制御装置Fの駆動制御手段によりロータリソレノイドM1への電力供給を停止し、図4及び図6に示すダンパ待機状態Aにする。
ダンパ9を揺動軸11まわりに揺動させるアクチュエータは、ロータリソレノイドに限定されるものではなく、前記アクチュエータとして、リニアソレノイド、電動モータ、直動又は揺動の空気圧アクチュエータ等を用いてもよい。
また、ダンパ9が大型の場合、又はダンパ作動状態Bからダンパ待機状態Aにする動作を高速化したい場合には、弾性体である引張コイルばねS1を用いずに、ダンパ9を揺動軸11まわりに揺動させるアクチュエータを用いて、前記アクチュエータによりダンパ作動状態Bからダンパ待機状態Aにする動作を行うように構成してもよい。その場合は、前記アクチュエータを、ダンパ待機状態Aからダンパ作動状態Bにする際の駆動方向と逆方向に駆動して、前記アクチュエータでダンパ9を揺動させることにより、ダンパ作動状態Bからダンパ待機状態Aにする。
以上のような金属検出装置1の構成によれば、傾斜管であるダンパ9を、上方のリード管8の軸芯8Aから水平方向に離間した鉛直又は略鉛直の揺動軸11まわりに揺動可能に支持しており、ダンパ9の下端9Bの中心、及びダンパ9の下方の排出シュート10の上端10Aの中央又はその近傍に、揺動軸11の軸芯11Aが通る。
それにより、揺動軸11の軸芯11Aまわりにダンパ9を揺動させることにより、ダンパ9の上端9Aがリード管8から外れるダンパ待機状態Aと、ダンパ9の上端9Aがリード管8の真下に位置するダンパ作動状態Bとを容易に切り替えることができる。
検出コイル3のインピーダンス変化を検出しない場合にはダンパ待機状態Aとすることにより、円筒体2及びリード管8を通った被選別物はダンパ9を通らずに落下し、検出コイル3のインピーダンス変化を検出することにより金属異物を検出した場合にはダンパ作動状態Bとすることにより、円筒体2及びリード管8を通った被選別物はダンパ9を通って排出シュート10から排出される。
よって、従来の方式であれば、全ての被選別物がダンパ内を通過した後に良品と不良品に切り替えられるので、粉体等付着しやすい性質の被選別物が従来のダンパの内面に付着し、さらに微小な金属異物が付着し、これが異物排出側に流れずに、その後に良品側に流れるような場合であっても、本発明の方法であれば、良品として選別された被選別物がダンパ9を通らないので、良品として選別された被選別物にダンパ9から金属異物が混入しない。
その上、ダンパ9の下端9Bの中心、及びダンパ9の下方の排出シュート10の上端10Aの中央又はその近傍に揺動軸11の軸芯11Aが通り、軸芯11Aまわりにダンパ9が揺動する。
よって、ダンパ9から排出シュート10へ流れ込む被選別物の流れが円滑になるので、金属異物を含む被選別物が排出シュート10から外方へ飛び出すことがない。
その上さらに、ダンパ9は、従来のダンパのように水平軸まわりに揺動するものではなく、鉛直又は略鉛直の揺動軸11まわりに揺動することから、多チャンネルに配置しやすい構造である。
よって、例えば8チャンネル又は16チェンネル等の多チャンネルにすることにより、装置1台の処理能力を大幅に向上できるので、省スペース化を図ることができる。
その上、メンテナンス扉L1、L2にダンパ9及び駆動機構を配置し、筺体1Aに排出シュート10を配置し、ダンパ下端9Bと排出シュート上端10Aの間に上下方向に隙間を設けることで、メンテナンス扉L1、L2が容易に開閉できる。
これにより、図1〜図3に示すメンテナンス扉L1,L2を開けることにより、ロット切替時におけるコンタミを防止する清掃や、ダンパ9を揺動させる機構等のメンテナンスを容易に行うことができる。
また、排出シュート10はメンテナンス扉L1、L2を図1〜図3より下方に広げ、ここに排出シュート10を配置することもできる。この場合はダンパ下端9Bを排出シュート上端10Aの中に差し込むこともできる。
その上さらに、被選別物が粉体である場合や、金属検出装置1を内圧が掛かる用途に用いる場合において、扉L1,L2の周囲と本体フレームをパッキン等でシールし、揺動軸11とその軸受の下部をOリング等でシールするだけで、装置内部の気密性を容易に確保できる。
<停電時又は異常運転時の動作>
金属検出装置1は、図7及び図8の要部拡大縦断面正面図、並びに図9の要部拡大斜視図に示すように、停電時又は異常運転時において、ダンパ9をダンパ作動状態Bにする操作体Dを有する停電・異常運転時ダンパ操作機構Cを備える。
停電・異常運転時ダンパ操作機構Cは、図7に示す通常運転時には、操作体Dを待機位置P1に保持するためのアクチュエータであるリニアソレノイドM2を駆動して、停電・異常運転時操作力発生体である引張コイルばねS2により操作力、すなわち復元力の発生を抑制することにより、操作体Dは待機位置P1に保持される。
停電・異常運転時ダンパ操作機構Cは、図8に示す停電時又は異常運転時には、リニアソレノイドM2の駆動が停止されることで、引張コイルばねS2の復元力により、操作体Dを待機位置P1から操作位置P2へ移動させ、4チャンネルのダンパ9,9,…を一括して揺動させ、ダンパ9,9,…をダンパ作動状態Bにする。
操作体Dは、前後方向の水平支軸20Aにより上下方向の中間が軸支された操作体第1リンク21、前後方向の水平支軸20Bにより下端が軸支された操作体第2リンク22、操作体第1リンク21及び操作体第2リンク22の上端部を連結する操作体第3リンク23、操作体第3リンク23に設けた押圧片23A,23A,…等からなる。
図7に示す通常運転時には、リニアソレノイドM2に電力を供給することにより図8に示すプランジャIが吸引され、操作体第1リンク21を揺動させて引張コイルばねS2を伸長させた状態で保持するので、操作体Dは待機位置P1となる。
停電時におけるリニアソレノイドM2への電力供給の停止、又は異常運転時における制御装置Fの駆動制御手段によるリニアソレノイドM2への電力供給の停止により、リニアソレノイドM2の駆動が停止してリニアソレノイドM2の吸引力が無くなると、停電・異常運転時操作力発生体である引張コイルばねS2の復元力により、操作体Dは操作位置P2へ移動し、操作体第2リンク22の上端部側面がストッパ25に当止された、図8に示す停電時又は異常運転時の状態になる。
この状態では、操作体第3リンク23に設けた押圧片23A,23A,…により、図9に示すように、揺動軸11に繋がる駆動リンク24(図6も参照)が押圧され、揺動軸11,11,…が揺動するので、ダンパ9,9,…が揺動してダンパ作動状態Bになる。
停電・異常運転時操作力発生体は、引張コイルばねS2のような弾性体に限定されるものではなく、自重又はカウンターウェイトにより操作力を発生するもの等であってもよい。
停電・異常運転時操作力発生体を、弾性体又は自重若しくはカウンターウェイトにより操作力を発生するもの、特に弾性体により操作力(復元力)を発生するものとし、操作体Dを待機位置P1に保持するためのアクチュエータを、リニアソレノイドM2又はエアシリンダ等の電力又は空気圧等で作動するアクチュエータとし、操作体Dを、図7及び図8のようなリンク機構にすることにより、停電・異常運転時ダンパ操作機構Cの構成が簡素になるとともに動作が確実になる。
このような停電・異常運転時ダンパ操作機構Cにより、停電時又は異常運転時にダンパ作動状態Bになることから、良品として選別された被選別物と区別して、金属異物を検出した被選別物とともに、金属異物の有無を検査していない未検査の被選別物を回収できる。
よって、停電時又は異常運転時に、良品として選別された被選別物に未検査の被選別物が混入することがないので、停電等から復旧した後に、未検査の被選別物が混入した良品として選別された被選別物を再検査する必要がない。
また、複数チャンネル式の金属検出装置1の停電・異常運転時ダンパ操作機構Cにおいて、一つの操作体Dの動作によりダンパの複数9,9,…を一括して操作することにより、アクチュエータの数を減らすことができるので、複数チャンネル式の金属検出装置1における停電・異常運転時ダンパ操作機構Cを、より簡素に低コストで構成できる。
<排出先切替機構>
図3に示すように、金属検出装置1は、排出シュート10の排出先を、通常運転時において金属異物を検出した際におけるダンパ作動状態Bでは金属異物排出位置Q1に、停電・異常運転時ダンパ操作機構Cによるダンパ作動状態Bでは未検査品排出位置Q2に切り替える排出先切替機構Eを備える。
排出シュート10の下方に設けた切替シュート26は、左右方向の水平揺動軸Kまわりに所定角度範囲で揺動する。
通常運転時には、図示しないアクチュエータで切替シュート26を駆動して図3中の実線の位置にし、排出シュート10の排出先を金属異物排出位置Q1にする。それにより、金属異物を検出した際に排出シュート10から排出される被選別物を金属異物排出シュート27から排出する。
停電時又は異常運転時には、図示しない弾性体の復元力で切替シュート26を駆動して図3中の二点鎖線の位置にし、排出シュート10の排出先を未検査品排出位置Q2にする。それにより、停電時又は異常運転時における未検査の被選別物を未検査品排出シュート28から排出する。
なお、通常運転時には、電力又は空気圧等で作動するアクチュエータで切替シュート26を駆動して排出シュート10の排出先を金属異物排出位置Q1にするのが排出先切替機構Eの好ましい実施態様である。そして、停電時又は異常運転時には、前記アクチュエータの駆動が停止されることで、通常運転時に前記アクチュエータで抑制されていた、弾性体又は自重若しくはカウンターウェイトによる操作力により、排出シュート10の排出先を未検査品排出位置Q2にするのが排出先切替機構Eの好ましい実施態様である。
このようにして排出先切替機構Eにより被選別物を仕分けることにより、停電等から復旧した後に、未検査の被選別物が混入した金属異物を含む被選別物を再検査する必要がなく、未検査の被選別物のみを金属検出装置により検査できるので、金属異物を検出して選別する作業を効率化できる。
1 金属検出装置 1A 筐体
2 円筒体 3 検出コイル
4 ホッパ 5 振動式直進フィーダ
6 トラフ 7 連結管
8 リード管 8A 軸芯
9 ダンパ 9A 上端
9B 下端 10 排出シュート
10A 上端 11 揺動軸
11A 軸芯 12 連結部材
13 ダンパ操作第1リンク 14 ダンパ操作第2リンク
15 ダンパ操作第3リンク 16 ばね掛けリンク
17,18 ストッパ 19 ショックアブソーバ
20A,20B 水平支軸 21 操作体第1リンク
22 操作体第2リンク 23 操作体第3リンク
23A 押圧片 24 駆動リンク
25 ストッパ 26 切替シュート
27 金属異物排出シュート 28 未検査品排出シュート
A ダンパ待機状態 B ダンパ作動状態
C 停電・異常運転時ダンパ操作機構 D 操作体
E 排出先切替機構 F,G 制御装置
H 供給ホッパ I プランジャ
J 出力軸 K 水平揺動軸
L1,L2 メンテナンス扉
M1 ロータリソレノイド(アクチュエータ)
M2 リニアソレノイド(アクチュエータ)
P1 待機位置 P2 操作位置
Q1 金属異物排出位置 Q2 未検査品排出位置
S 内部空間 S1,S2 引張りコイルばね(弾性体)

Claims (4)

  1. 非磁性体製の円筒体の径方向外方に検出コイルを配設し、前記検出コイルに高周波電流を与えて発振させた状態で、被選別物が重力により落下して前記円筒体の内部空間を通過し、前記被選別物内の金属異物が前記内部空間を通過する際における前記検出コイルのインピーダンス変化を検出することにより前記金属異物を検出する金属検出装置であって、
    前記円筒体の下方に位置するリード管の下方に、傾斜管であるダンパを備え、
    前記ダンパを、前記リード管の軸芯から水平方向に離間した鉛直又は略鉛直の揺動軸まわりに揺動可能に支持し、
    前記ダンパの下端の中心、及び前記ダンパの下方の排出シュートの上端の中央又はその近傍に、前記揺動軸の軸芯が通り、
    通常運転時において、
    前記検出コイルのインピーダンス変化を検出しない場合には、前記ダンパの上端が前記リード管から外れるように前記ダンパが前記揺動軸まわりに揺動したダンパ待機状態となり、
    前記円筒体及び前記リード管を通った前記被選別物は、前記ダンパを通らずに落下し、
    前記検出コイルのインピーダンス変化を検出することにより前記金属異物を検出した場合には、前記ダンパの上端が前記リード管の真下に位置するように前記ダンパが前記揺動軸まわりに揺動したダンパ作動状態となり、
    前記円筒体及び前記リード管を通った前記被選別物は、前記ダンパを通って前記排出シュートから排出され、
    前記ダンパ待機状態から前記ダンパ作動状態にする際には、
    前記ダンパを前記揺動軸まわりに揺動させるアクチュエータを駆動して、前記アクチュエータで前記ダンパを揺動させ、
    前記ダンパ作動状態から前記ダンパ待機状態にする際には、
    前記アクチュエータの駆動を停止して、弾性体の復元力で前記ダンパを揺動させる、
    又は、
    前記アクチュエータを、前記ダンパ待機状態から前記ダンパ作動状態にする際の駆動方向と逆方向に駆動して、前記アクチュエータで前記ダンパを揺動させる
    ことを特徴とする、
    金属検出装置。
  2. 停電時又は異常運転時において、前記ダンパを前記ダンパ作動状態にする操作体を有する停電・異常運転時ダンパ操作機構を備え、
    前記通常運転時には、アクチュエータを駆動して、停電・異常運転時操作力発生体による操作力発生を抑制することにより、前記操作体を待機位置に保持し、
    前記停電時又は異常運転時には、前記アクチュエータの駆動が停止されることで、前記停電・異常運転時操作力発生体の操作力により、前記操作体を前記待機位置から操作位置へ移動させ、前記操作体で前記ダンパを揺動させて前記ダンパ作動状態にする、
    請求項1記載の金属検出装置。
  3. 前記円筒体及び前記検出コイル、前記リード管、前記ダンパ、並びに前記排出シュートを含むユニットを複数備えた複数チャンネル式の金属検出装置であって、
    前記操作体を前記待機位置に保持する前記アクチュエータ、及び前記待機位置から前記操作位置に移動する前記操作体を、単数又は複数設け、
    一つの前記操作体の動作により前記ダンパの複数を一括して操作する、
    請求項2記載の金属検出装置。
  4. 前記排出シュートの排出先を、
    前記通常運転時において前記金属異物を検出した際における前記ダンパ作動状態では金属異物排出位置に、
    前記停電・異常運転時ダンパ操作機構による前記ダンパ作動状態では未検査品排出位置に
    切り替える排出先切替機構を備える、
    請求項2又は3記載の金属検出装置。
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