JP2008253890A - 使用済み飲料容器処理設備 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用済み飲料容器を案内するガイド部材に沿い、上記飲料容器の材質を順次適切に判別するための複数の材質検知センサーを備えるようにした設備を提供しようとするものであり、特に上記飲料容器が金属製と判別された際には、同容器をコンパクトに圧縮加工して適切な処理を施せるようにする。
【解決手段】使用済み飲料容器2〜4を案内するガイド部材1に沿って、飲料容器3,4の通過を確認するための容器通過センサー5と、飲料容器2〜4について金属製か非金属製かの判別を行う第1磁気センサー6と、アルミ製か鉄製かの判別を行う第2磁気センサー7とが設けられるほか、重量によって、飲料容器3,4がプラスチック製ペットボトルかガラスビンかの判断や、残量入り金属製缶か残量入りプラスチック製缶かの判断を行うための重量計測器8が設けられ、金属製缶については空き缶プレス装置Pによりコイン状に圧縮するための加工が行われる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、自動販売機で販売されるジュース缶やコーヒー缶あるいは紅茶入りペットボトルなどの使用済み飲料容器について処理するための設備に関し、特に飲料容器の材質に応じて分類しながら処理できるようにした使用済み飲料容器処理設備に関する。
従来、使用済み飲料容器については、利用者が容器の材質に応じて指定された収容箱に投入することが行われているが、アルミ缶やブリキ缶あるいはペットボトル,ガラスビンなどの容器について常に適切に分類して投入されるとは限らず、その後始末に困難を伴うことがある。
そこで、空き缶の缶材質による選別を磁石で行いながら、機械的に圧潰などの処理を施せるようにしたものが開発されているが、従来のものでは材質による自動的分類が適切に行われず、また装置が大掛かりなものとなったり、複雑化したりするという不具合がある。
特開平5−185293号公報
本発明は、使用済み飲料容器を案内するガイド部材に沿い、上記飲料容器の材質を順次適切に判別するための複数の材質検知センサーを備えるようにした設備を提供しようとするものであり、特に上記飲料容器が金属製と判別された際には、同容器をコンパクトに圧縮加工して適切な処理を施せるようにした使用済み飲料容器処理設備を提供することを課題とする。
前述の課題を解決するため、本発明の使用済み飲料容器処理設備は、使用済みの飲料容器を案内するガイド部材と、同ガイド部材に沿い上記飲料容器を通過させる際に同飲料容器の材質を判別すべく、上記ガイド部材に沿って順次装備された複数のセンサーとを備え、同センサーとして、上記飲料容器の通過を確認するための容器通過センサーと、同容器通過センサーからの通過検知情報を受けて作動し上記飲料容器が金属製か非金属製かを判別する第1磁気センサーと、同第1磁気センサーで金属製と判別された際に更に同飲料容器がアルミ製か鉄製かを判別する第2磁気センサーとを備えるとともに、上記第2磁気センサーを通過した上記飲料容器の重量を計測してアルミ製空き缶,鉄製空き缶,空ペットボトル,ガラスビン,残量入りペットボトルおよび残量入り金属製缶の判別を行うための重量計測器を備え、同重量計測器を経由した上記飲料容器を上記の各センサーおよび重量計測器からの情報に基づき類別して払い出すための可動式シューターを備えて構成されたことを特徴としている。
また、本発明の使用済み飲料容器処理設備は、使用済みの飲料容器を案内するガイド部材と、同ガイド部材に沿い上記飲料容器を通過させる際に同飲料容器の形状および材質を判別すべく、上記ガイド部材に装備された容器判別手段と、同容器判別手段により上記飲料容器が円筒状の金属製空き缶と判別された際に同空き缶を導入してプレス処理を施す空き缶プレス装置とを備え、同空き缶プレス装置が、水平面に対し斜めに起立して配設された筒状シューターの上端部に、上記空き缶を同軸的に挿入するための挿入口を備えるとともに、上記筒状シューターの下端部に、同シューター内を降下した上記空き缶を受け止めるためのストッパーと、同ストッパーまで到達した上記空き缶の下方への平行移動を許容しうる開口部とを備え、同開口部を通過した上記空き缶を受け入れて圧縮加工を行うための加工室と、同加工室内の上記空き缶に対し同空き缶の中心軸線方向に圧縮作動を行って円盤状に加工するためのプレスシリンダとを備えたことを特徴としている。
さらに、本発明の使用済み飲料容器処理設備は、上記加工室の底部に、上記空き缶の着座を検知するセンサーが設けられるとともに、同センサーからの検知信号に基づいて上記プレスシリンダを作動させるための制御器が設けられたことを特徴としている。
また、本発明の使用済み飲料容器処理設備は、上記ストッパーと上記加工室の端壁とが一体に設けられるとともに、上記プレスシリンダのロッド先端に装着されたプレス部材が上記端壁との間に上記空き缶を挟持して圧縮加工を行うように構成されたことを特徴としている。
さらに、本発明の使用済み飲料容器処理設備は、上記プレス部材の上縁に、同プレス部材の上記空き缶に対する圧縮加工に伴い上記開口部を塞いで後続の空き缶の進入を阻止するためのシャッターが装着されていることを特徴としている。
また、本発明の使用済み飲料容器処理設備は、上記加工室の底部に、同加工室内で圧縮加工された上記空き缶の円盤状圧縮物を排出するためのスリットが形成されていることを特徴としている。
さらに、本発明の使用済み飲料容器処理設備は、上記の筒状シューター,加工室およびプレスシリンダを支持する架台が設けられるとともに、同架台の底部に、上記スリットを通じて落下する上記円盤状圧縮物を貯留するための把手付き引出し部材が設けられていることを特徴としている。
上述の本発明の使用済み飲料容器処理設備では、使用済みの飲料容器がガイドに沿い案内されながら、まず容器通過センサーで上記飲料容器の通過を確認され、ついで同容器通過センサーからの通過検知情報を受けた第1磁気センサーが作動して、上記飲料容器が金属製か非金属製かを判別する作用が行われる。
そして、上記第1磁気センサーで上記飲料容器が金属製と判別された際に、さらに第2磁気センサーで同飲料容器がアルミ製か鉄製かの判別が行われる。
このようにして、第1および第2磁気センサーを通過した上記飲料容器は、重量計測器で重量を計測されることにより、非金属製のものについて、空ペットボトルか、またはガラスビンや飲み残し飲料入りのペットボトルかの分別が行われ、さらに金属製の缶についても空き缶か飲み残し飲料入りのものかの分別が行われる。
したがって、上記重量計測器を経由した使用済み飲料容器は、アルミ製空き缶,鉄製空き缶,空ペットボトル,ガラスビン,残量入りペットボトルおよび残量入り金属製缶に分類されるようになり、このような上記センサーからの分類情報に基づき類別して払い出すための可動式シューターが設けられることによって、使用済み飲料容器の処理が的確に行われるようになる。
また、使用済みの飲料容器を案内するガイド部材に同飲料容器の形状および材質を判別するための容器判別手段が設けられて、同容器判別手段により上記飲料容器が円筒状の金属製空き缶と判別された際に同空き缶を筒状シューターに沿い斜めに降下させ、ストッパーで受け止められた上記空き缶を下方へ平行移動させて、圧縮加工室で同空き缶を軸方向に圧縮し円盤状に加工するプレスシリンダが設けられていると、金属製空き缶の圧縮処理が著しく単純な動作で効率よく的確に行われるようになり、円盤状(コイン状)にコンパクトに圧縮処理された金属製空き缶の搬出が極めて簡便に行われるようになる。
そして、上記加工室の底部に、上記空き缶の着座を検知するセンサーが設けられるとともに、同センサーからの検知信号に基づき上記プレスシリンダを作動させる制御器が設けられることにより、上記空き缶の挿入から圧縮加工までの一連の動作が自動的に能率よく行われるようになる。
また、上記ストッパーと上記加工室の端壁とが一体に設けられ、上記プレスシリンダのロッド先端のプレス部材が上記端壁との間に上記空き缶を挟持して圧縮加工を行うように構成されると、設備全体としての構造が著しく単純化されて、コストダウンに寄与することができる。
さらに、上記プレス部材の上縁に、同プレス部材の上記空き缶に対する圧縮加工に伴い上記開口部を塞いで後続の空き缶の進入を防止するシャッターが装着されることにより、前記筒状シューターの上端部における挿入口に空き缶が連続的に挿入されても、同空き缶の処理が1個ずつ確実に行われるようになる。
そして、上記加工室の底部に同加工室内で圧縮加工された上記空き缶の円盤状圧縮物を排出するためのスリットが形成されていると、同圧縮物は1個ずつ順次下方へ排出されるので、上記加工室における後続の空き缶の圧縮加工が支障なく行われるようになる。
また、上記の筒状シューター,加工室およびプレスシリンダを支持する架台が設けられて、同架台の底部に、上記スリットを通じて落下する円盤状圧縮物の貯留部としての把手付き引き出し部材が設けられることにより、圧縮処理された大量の空き缶の搬出処理を著しく簡便に行うことが可能になる。その際、圧縮処理済みの空き缶の搬出は、引出しごと行うようにして、予め用意した空の引出しを本設備に装着することができる。
図1は本発明の実施例1としての使用済み飲料容器処理設備を示す説明図である。
図1に示すように、上端に開口部1aを有する筒状のガイド部材1が、使用済み飲料容器2〜4を案内しうるように、図示しない架台に支持されており、同ガイド部材1に沿い飲料容器2〜4の材質を判別するためのセンサーとして、まず飲料容器2〜4の通過を確認するための容器通過センサー5が設けられている。
なお、容器通過センサー5としては、光電センサーや、超音波センサー,静電容量センサーなどが用いられる。
また、ガイド部材1には、容器通過センサー5からの通過検知情報を制御器Sを介し受信して作動し飲料容器2〜4が金属製か非金属製かを判別する第1磁気センサー6と、同第1磁気センサー6で金属製と判別された際に、その判別情報を制御器Sを介し受信して作動し同飲料容器3がアルミ製か鉄製かを判別する第2磁気センサー7とが設けられている。
さらに、第2磁気センサー7を通過した飲料容器2〜4の重量を計測して、アルミ製空き缶と鉄製空き缶との判別や、軽量のプラスチック製空ペットボトルの判別および大重量によるガラスビン,残量入りペットボトルおよび残量入り金属製缶の判別を制御器Sで行うための重量計測器8が設けられている。
そして、重量計測器8を経由した飲料容器2〜4を上記の各センサー6,7および重量計測器8からの情報により類別して払い出すための可動式シューター9が設けられており、このため同シューター9の向きを変えるように作動するアクチュエータ10の制御が、各センサー5〜7および重量計測器8に接続された制御器Sを介して行われるように構成されている。
このようにして、可動式シューター9を介し分別されたアルミ製空き缶a,鉄製空き缶bおよび空ペットボトルcをそれぞれ受け入れる容器A,B,Cと、ガラスビンd,残量入りぺットボトルeおよび残量入り金属製缶fを受け入れる容器Dとが配設されている。
上述の本実施例1の使用済み飲料容器処理設備では、使用済みの飲料容器2〜4がガイド1に沿い案内されながら、まず容器通過センサー5で各飲料容器2〜4の通過を確認され、ついで同容器通過センサー5からの通過検知情報を受けた第1磁気センサー6が作動して、飲料容器2〜4が金属製か非金属製かを判別する作用が行われる。
そして、第1磁気センサー6で飲料容器3が金属製と判別された際に、さらに第2磁気センサー7で同飲料容器3がアルミ製か鉄製かの判別が行われる。
このようにして、第1および第2磁気センサー6,7を通過した飲料容器2〜4は、重量計測器8で重量を計測されることにより、非金属製のものについて、空ペットボトルか、またはガラスビンや飲み残し飲料入りのペットボトルかの分別が行われ、さらに金属製の缶についても空き缶か飲み残し飲料入りのものかの分別が行われる。
したがって、重量計測器8を経由した使用済み飲料容器は、アルミ製空き缶a,鉄製空き缶b,空ペットボトルc,ガラスビンd,残量入りペットボトルeおよび残量入り金属製缶fに分類されるようになり、このようなセンサー5〜7および重量計測器8からの分類情報に基づき類別して払い出すための可動式シューター9が設けられることによって、使用済み飲料容器の処理が的確に行われるようになる。
図2は本発明の実施例2としての使用済み飲料容器処理設備を示す説明図である。
この実施例2の場合も、実施例1の場合と同様に、上端に開口部1aを有する筒状のガイド部材1が、使用済み飲料容器2〜4を案内しうるように設けられて、架台11に支持されており、同ガイド部材1に沿い飲料容器2〜4の材質を判別するためのセンサーとして、まず飲料容器2〜4の通過を確認するための容器通過センサー5が設けられている。
なお、容器通過センサー5としては、光電センサーや、超音波センサー,静電容量センサーなどが用いられる。
また、ガイド部材1には、容器通過センサー5からの通過検知情報を制御器Sを介し受信して作動し飲料容器2〜4が金属製か非金属製かを判別する第1磁気センサー6と、同第1磁気センサー6で金属製と判別された際に、その判別情報を制御器Sを介し受信して作動し同飲料容器3がアルミ製か鉄製かを判別する第2磁気センサー7とが設けられている。
さらに、第2磁気センサー7を通過した飲料容器2〜4の重量を計測して、アルミ製空き缶と鉄製空き缶との判別や、軽量のプラスチック製空ペットボトルの判別および大重量によるガラスビン,残量入りペットボトルおよび残量入り金属製缶の判別を制御器Sで行うための重量計測器8が設けられている。
そして、重量計測器8を経由した飲料容器2〜4を上記の各センサー6,7および重量計測器8からの情報により類別して払い出すための可動式シューター9が設けられており、このため同シューター9の向きを変えるように作動するアクチュエータ10の制御が、各センサー5〜7および重量計測器8に接続された制御器Sを介して行われるように構成されている。
このようにして、可動式シューター9を介し分別された空ペットボトルcを受け入れる容器Cと、同様に可動式シューター9を介し分別されたガラスビンd,残量入りペットボトルeおよび残量入り金属製缶fを受け入れる容器Dとが配設されているが、アルミ製空き缶aおよび鉄製空き缶bについては、これらの空き缶a(b)を導入してプレス処理を施すための空き缶プレス装置Pが設けられている。
すなわち、架台21に支持された筒状シューター22が、水平面に対し斜めに起立して配設されており、同筒状シューター22の上端の挿入口23は、可動式シューター9を介し分別されたアルミ製空き缶aおよび鉄製空き缶bを挿入しうるように斜め情報に向けられている。
また、筒状シューター22の下端部には、同シューター22内を降下した金属製の筒状空き缶a,bを受け止めるためのストッパー24と、同ストッパー24まで到達した空き缶a(b)の下方への平行移動を許容しうる開口部25とが設けられている。
そして、開口部25を通過して下方へ落下した空き缶a(b)を受け入れて圧縮加工を行うための加工室26も設けられており、同加工室26はシューター22に対し結合板24aを介して結合されている。
さらに、加工室26内の空き缶a(b)に対し同空き缶a(b)の中心軸線方向に圧縮作動を行って円盤状に加工するための油圧式または電動式のプレスシリンダ27が、筒状シューター22に対し平行に且つ加工室26と一体に設けられている。
加工室26の底部には、空き缶a(b)の着座を検知する着座センサー28が設けられ、また着座センサー28からの検知信号に基づいてプレスシリンダ27を作動させるための制御器29が架台21内に設置されている。
ストッパー24と加工室26の端壁26aとは一体に設けられており、プレスシリンダ27のロッド先端に装着されたプレス部材27aが、端壁26aとの間に空き缶a(b)を挟持して圧縮加工を行うように構成されている。
押圧シリンダ27の所要押圧動力の節減を図るため、プレス部材27aの空き缶a(b)に対する押圧面は、同押圧面の進行方向に対して2〜8度(好ましくは5度)の傾斜角を有するように設定される。
なお、空き缶a(b)の周縁部の剛性に対処するため、プレス部材27aの周縁部に押凸部または刃型を形成するようにしてもよい。
そして、プレス部材27aの上縁には、同プレス部材27aの空き缶a(b)に対する圧縮加工に伴い開口部25を塞いで後続の空き缶a(b)の進入を阻止するためのシャッター30が装着されている。
また、加工室26の底部には、同加工室26の内部で圧縮加工された空き缶a(b)の円盤状圧縮物a′(b′)を排出するためのスリット31が形成されている。
筒状シューター22,加工室26およびプレスシリンダ27を支持する架台21の底部内には、スリット31を通じて落下する空き缶a(b)の円盤状圧縮物a′(b′)を貯留するための把手32a付き引き出し32が設けられている。
なお、アルミ製空き缶aの円盤状圧縮物a′と鉄製空き缶bの円盤状圧縮物b′とは、図示しないマグネット式分別器で分別して貯留されることが望ましい。
上述の実施例2の使用済み飲料容器処理設備では、前述の実施例1と同じ作用効果が得られるほか、さらに次のような作用効果を奏することことができる。
金属製の空き缶a,bは、筒状シューター22に沿い斜めに降下してストッパー24に突き当たり、その姿勢のまま開口部25を通じ下方へ平行移動して加工室26へ入ることにより、同空き缶a(b)の中心軸線方向にプレスシリンダ27による圧縮加工を受けて円盤状に加工されるので、著しく単純な動作で効率よく空き缶a(b)の圧縮処理が行われるようになる。
そして、加工室26の底部に、空き缶a(b)の着座を検知する着座センサー28が設けられるとともに、同センサー28からの検知信号に基づきプレスシリンダ27を作動させる制御器29が設けられることにより、空き缶a(b)の挿入から圧縮加工までの一連の動作が自動的に能率よく行われるようになる。
また、ストッパー24と加工室26の端壁26aとが一体に設けられ、プレスシリンダ27のロッド先端のプレス部材27aが端壁26aとの間に空き缶a(b)を挟持して圧縮加工を行うように構成されているので、装置全体としての構造が著しく単純化されて、コストダウンに寄与することができる。
さらに、プレス部材27aの上縁に、同プレス部材27aの空き缶a(b)に対する圧縮加工に伴い開口部25を塞いで後続の空き缶a(b)の進入を防止するシャッター30が装着されることにより、筒状シューター22の上端部における挿入口23に空き缶a(b)が連続的に挿入されても、同空き缶a(b)の処理が1個ずつ確実に行われるようになる。
そして、加工室26の底部に同加工室26内で圧縮加工された空き缶a(b)の円盤状圧縮物a′(b′)を排出するためのスリット31が形成されているので、同圧縮物a′(b′)は1個ずつ順次下方へ排出されるようになり、加工室26における後続の空き缶a(b)の圧縮加工が支障なく行われるようになる。
また、筒状シューター22,加工室26およびプレスシリンダ27を支持する架台21の底部に、スリット31を通じて落下する円盤状圧縮物a′(b′)の貯留部としての把手32a付き引き出し部材32が設けられることにより、圧縮処理された大量の空き缶(円盤状圧縮物a′,b′)の搬出処理を著しく簡便に行うことが可能になる。その際、圧縮処理済みの空き缶としての円盤状圧縮物a′(b′)の搬出は、引出し32ごと行うようにして、予め用意した空の引出しを本設備に装着することができる。
本発明の実施例1としての使用済み飲料容器処理設備を示す説明図である。 本発明の実施例2としての使用済み飲料容器処理設備を示す説明図である。
符号の説明
1 ガイド部材
1a 開口部
2 ガラスビン
3 金属製缶
4 ベットボトル
5 容器通過センサー
6 第1磁気センサー
7 第2磁気センサー
8 重量計測器
9 可動式シューター
10 アクチュエーター
11 架台
21 架台
22 筒状シューター
23 挿入口
24 ストッパー
24a 結合板
25 開口部
26 加工室
26a 端壁
27 プレスシリンダ
27a プレス部材
28 センサー
29 制御器
30 シャッター
31 スリット
32 引き出し
32a 把手
A〜D 容器
a アルミ製空き缶
b 鉄製空き缶
c ペットボトル
d ガラスビン
e 残量入りペットボトル
f 残量入り金属製缶
a′,b′ 円盤状圧縮物
P 空き缶プレス装置
S 制御器

Claims (7)

  1. 使用済みの飲料容器を案内するガイド部材と、同ガイド部材に沿い上記飲料容器を通過させる際に同飲料容器の材質を判別すべく、上記ガイド部材に沿って順次装備された複数のセンサーとを備え、同センサーとして、上記飲料容器の通過を確認するための容器通過センサーと、同容器通過センサーからの通過検知情報を受けて作動し上記飲料容器が金属製か非金属製かを判別する第1磁気センサーと、同第1磁気センサーで金属製と判別された際に更に同飲料容器がアルミ製か鉄製かを判別する第2磁気センサーとを備えるとともに、上記第2磁気センサーを通過した上記飲料容器の重量を計測してアルミ製空き缶,鉄製空き缶,空ペットボトル,ガラスビン,残量入りペットボトルおよび残量入り金属製缶の判別を行うための重量計測器を備え、同重量計測器を経由した上記飲料容器を上記の各センサーおよび重量計測器からの情報に基づき類別して払い出すための可動式シューターを備えて構成されたことを特徴とする、使用済み飲料容器処理設備。
  2. 使用済みの飲料容器を案内するガイド部材と、同ガイド部材に沿い上記飲料容器を通過させる際に同飲料容器の形状および材質を判別すべく、上記ガイド部材に装備された容器判別手段と、同容器判別手段により上記飲料容器が円筒状の金属製空き缶と判別された際に同空き缶を導入してプレス処理を施す空き缶プレス装置とを備え、同空き缶プレス装置が、水平面に対し斜めに起立して配設された筒状シューターの上端部に、上記空き缶を同軸的に挿入するための挿入口を備えるとともに、上記筒状シューターの下端部に、同シューター内を降下した上記空き缶を受け止めるためのストッパーと、同ストッパーまで到達した上記空き缶の下方への平行移動を許容しうる開口部とを備え、同開口部を通過した上記空き缶を受け入れて圧縮加工を行うための加工室と、同加工室内の上記空き缶に対し同空き缶の中心軸線方向に圧縮作動を行って円盤状に加工するためのプレスシリンダとを備えたことを特徴とする、使用済み飲料容器処理設備。
  3. 上記加工室の底部に、上記空き缶の着座を検知するセンサーが設けられるとともに、同センサーからの検知信号に基づいて上記プレスシリンダを作動させるための制御器が設けられたことを特徴とする、請求項2に記載の使用済み飲料容器処理設備。
  4. 上記ストッパーと上記加工室の端壁とが一体に設けられるとともに、上記プレスシリンダのロッド先端に装着されたプレス部材が上記端壁との間に上記空き缶を挟持して圧縮加工を行うように構成されたことを特徴とする、請求項2または3に記載の使用済み飲料容器処理設備。
  5. 上記プレス部材の上縁に、同プレス部材の上記空き缶に対する圧縮加工に伴い上記開口部を塞いで後続の空き缶の進入を阻止するためのシャッターが装着されていることを特徴とする、請求項4に記載の使用済み飲料容器処理設備。
  6. 上記加工室の底部に、同加工室内で圧縮加工された上記空き缶の円盤状圧縮物を排出するためのスリットが形成されていることを特徴とする、請求項2〜5のいずれか1つに記載の使用済み飲料容器処理設備。
  7. 上記の筒状シューター,加工室およびプレスシリンダを支持する架台が設けられるとともに、同架台の底部に、上記スリットを通じて落下する上記円盤状圧縮物を貯留するための把手付き引出し部材が設けられていることを特徴とする、請求項6に記載の使用済み飲料容器処理設備。
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