JP6277765B2 - 空調装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
1. 圧縮 :低圧・低温の冷媒蒸気を圧縮機101により圧縮して高圧・高温の冷媒蒸気にする。
2. 凝縮 :圧縮機101で高圧・高温になった冷媒蒸気を第1の熱交換器102に送り、空気と熱交換させて冷却し、冷媒液にする(空気は加熱される)。
3. 膨張 :第1の熱交換器102により液化された高圧の冷媒液を膨張弁104により減圧する。
4. 蒸発 :膨張弁104で減圧された冷媒液を第2の熱交換器103で蒸発させ、空気から熱を奪う(空気は冷却される)。
圧縮機101→第1の熱交換器102→膨張弁104→第2の熱交換器103
という状態から図10(b)に示すように
圧縮機101→第2の熱交換器103→膨張弁104→第1の熱交換器102
となるように切り替えることにより、第1の熱交換器101と第2の熱交換器103を凝縮器と蒸発器及び蒸発器と凝縮器として機能させることができる。
・空調装置が冷却運転をする際、前記蒸発器において画像形成装置外の空気を冷却して制御対象箇所に供給するが、その際に画像形成装置外の空気が露点以下の温度に達すると結露が発生する。
・環境排気・吸気方式は常に画像形成装置外の空気を吸気するため、画像形成装置外の相対湿度が高い場合には、蒸発器において結露が発生し続けることになり結露水の処理が必要となってしまう。
などの点である。
t2=t1+(t5−t1)×0.25 ・・・(1)
で表される比較温度t2と、環境制御箇所1の温度Tとの比較が行われる。そして、
T<t1 ・・・(2)
であれば、空調装置2は加熱運転を行う(ステップS103)。また、
t2≦T ・・・(3)
であれば、空調装置2は冷却運転を行う(ステップS104)。さらに、
t1≦T<t2 ・・・(4)
であれば、空調装置2は、停止運転を行う(ステップS105)。停止運転とは、前述のようにコンプレッサ(図9における圧縮機101に対応)が停止した状態でファン(図9における符号103aに対応)のみ動作させて熱交換器22を通過させる運転状態である。
T≧t1
となるように加熱運転する。加熱運転の詳細は省略するが、加熱運転は、例えば前述の図9(a)の冷却運転から四方弁105を切り替え図9(b)の状態で運転することにより行われる。
t3=t1+(t5−t1)×0.5 ・・・(5)
t4=t1+(t5−t1)×0.75 ・・・(6)
なる第2及び第3の比較温度t3,t4により分割する。そして、
t2≦T<t3
では、制御気流温度Tcは、
Tc=画像形成装置外の空気の露点+d
かつ、制御気流流量Lcが、
Lc=Lmax×0.7
となるようにする。また、
t3≦T<t4
では、
Tc=画像形成装置外の空気の露点+c
かつ、
Lc=Lmax×0.8
となるようにする。さらに、
t4≦T<t5
では、
Tc=画像形成装置外の空気の露点+b
かつ
Lc=Lmax×0.9
となるようにする。加えて、
t5≦T
では、
Tc=画像形成装置外の空気の露点+a
かつ
Lc=Lmax
とする。
0≦a<b<c<d
露点+d<t2
なる定数である。Lmaxは、空調装置2のファン(図9のファン103aに対応)による制御気流の最大流量である。
Lc=Lmax×0.7
とする。
(a)空気の温度t(℃)と相対湿度H(%RH)から水蒸気圧E(Pa)を求める。
そして、
(b)その水蒸気圧を飽和水蒸気圧とする温度を求める。
ことにより導出できる。
ln(EW)=−6096.9385×(t+273.15)−1+21.2409642
−2.711193×10−2×(t+273.15)
+1.673852×10−5×(t+273.15)2
+2.433502×ln(t+273.15) ・・・(7)
として示されるsonntagの式より求めることができる(lnは自然指数eを底とする対数)。
E=EW×H/100 ・・・(8)
で求められる。
y=ln(E/611.213)
なるyより、露点tdは、
y≧0のとき
td=13.715×y+8.4262×10−1×y2
+1.9048×10−2×y3+7.8158×10−3×y4
y<0のとき
td=13.7204×y+7.36631×10−1×y2
+3.32136×10−2×y3+7.78591×10−4×y4
として求められる。
t2≦T
の場合に、コントローラ24は温湿度センサ4から画像形成装置200外の空気の温度と湿度を取得し(ステップS104−1)、取得した温度及び湿度の値から画像形成装置200外の空気の露点を導出する(ステップS104−2)。そして、露点を導いた後、冷却運転を行い、画像形成装置200の稼働継続か稼働停止かを判断する(ステップS106)。稼働継続であればステップS101に戻し、稼働停止であると、画像形成装置200の稼働を停止し、処理を終える。
T≧t1
となるように加熱運転する。加熱運転の詳細は省略するが実施例1の場合と同様である。
t3=t1+(t5−t1)×0.5 ・・・(5)
t4=t1+(t5−t1)×0.75 ・・・(6)
なる第2及び第3の比較温度t3,t4により分割する。そして、
t2≦T<t3
では、制御気流温度Tcが、
Tc=画像形成装置外の空気の露点+a
かつ、制御気流流量Lcが、
Lc=Lmax×0.5
となるようにする。また、
t3≦T<t4
では、
Tc=画像形成装置外の空気の露点+a
かつ
Lc=Lmax×0.6
となるようにする。さらに、
t4≦T<t5
では、
Tc=画像形成装置外の空気の露点+a
かつ
Lc=がLmax×0.8
となるようにする。加えて、
t5≦T
では、
Tc=画像形成装置外の空気が露点+a
かつ
Lc=Lmax
とする。
Lc=Lmax×0.7
とする。
2 空調装置
4 温湿度センサ
5 荷重センサ
11 温度センサ
24 コントローラ
200 画像形成装置
Lc 制御気流流量
T 温度検出値
Tc 制御気流温度
Claims (8)
- 外部環境における空気を加熱又は冷却して制御気流を生成し、制御対象箇所に前記制御気流を供給する空調装置であって、
前記制御対象箇所の温度検出値に基づいて前記供給する制御気流の温度範囲と流量を冷却運転時に前記空調装置内で結露しない範囲で設定する設定手段を備え、
前記設定手段は、前記温度範囲内で複数の範囲をさらに設定し、当該範囲毎に前記流量を設定すること
を特徴とする空調装置。 - 請求項1に記載の空調装置であって、
前記設定手段は、前記外部環境の空気の露点に基づいて前記制御気流の温度範囲と流量を設定すること
を特徴とする空調装置。 - 請求項2に記載の空調装置であって、
前記露点が、前記外部環境の環境条件における最も高い露点であること
を特徴とする空調装置。 - 請求項2又は3に記載の空調装置であって、
前記外部環境の空気の温度及び湿度を検出する周囲環境検出手段を備え、
前記設定手段は、前記外部環境の空気の露点を前記周囲環境検出手段の検出値から導出すること
を特徴とする空調装置。 - 外部環境における空気を加熱又は冷却して制御気流を生成し、制御対象箇所に前記制御気流を供給する空調装置であって、
前記制御対象箇所の温度検出値に基づいて前記供給する制御気流の温度範囲と流量を冷却運転時に前記空調装置内で結露しない範囲で設定する設定手段を備え、
前記設定手段は、複数の予め設定された温度範囲を設定し、当該設定された温度範囲についてそれぞれ流量を設定すること
を特徴とする空調装置。 - 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の空調装置を備えたこと
を特徴とする画像形成装置。 - 請求項6に記載の画像形成装置であって、
前記制御対象箇所の温度を検出する温度検出手段を備え、
前記設定手段は前記温度検出手段によって検出された前記制御対象箇所の温度検出値に基づいて前記設定を行うこと
を特徴とする画像形成装置。 - 請求項6又は7に記載の画像形成装置であって、
前記空調装置内の結露の量を検出する結露量検出手段を備え、
冷却運転時に前記結露量検出手段によって検出された結露の量が予め設定した値より大きくなった場合に前記画像形成装置及び前記空調装置の稼働を停止すること
を特徴とする画像形成装置。
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