JP2006138947A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 装置内全体又は作像ユニット内の温湿度を正確に制御し、安定した画像品質を得ることができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】 感光体10上にトナー像を作像するプロセスカートリッジ2Y、2C、2M、2Kと、各プロセスカートリッジ2内の温度及び/又は湿度を検出する温湿度センサ23と、各プロセスカートリッジ2内の温度及び/又は湿度を調整する空調装置24と、空調装置24の検出結果に基づき各プロセスカートリッジ2内の湿度及び/又は湿度が所定範囲内になるように空調装置24を制御する制御部22とを備える画像形成装置において、温湿度センサ23がプロセスカートリッジ2Y、2C、2M、2Kのうち定着装置5から最も遠い位置にあるプロセスカートリッジ2K内に設置される。
【選択図】 図3
【解決手段】 感光体10上にトナー像を作像するプロセスカートリッジ2Y、2C、2M、2Kと、各プロセスカートリッジ2内の温度及び/又は湿度を検出する温湿度センサ23と、各プロセスカートリッジ2内の温度及び/又は湿度を調整する空調装置24と、空調装置24の検出結果に基づき各プロセスカートリッジ2内の湿度及び/又は湿度が所定範囲内になるように空調装置24を制御する制御部22とを備える画像形成装置において、温湿度センサ23がプロセスカートリッジ2Y、2C、2M、2Kのうち定着装置5から最も遠い位置にあるプロセスカートリッジ2K内に設置される。
【選択図】 図3
Description
本発明は、電子写真方式による複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関する。
電子写真方式による画像形成装置は、その構成が環境変化の影響を受けやすく、特に温度及び湿度による特性変化への対策が大きな技術的課題である。例えば、画像プロセスの主要特性である帯電性やトナーの特性(流動性等)等は湿度により大きく影響され、帯電不良やクリーニング不良等を引き起こし、画像形成不良の原因となっている。また、クリーニングブレードや、紙の搬送・分離に用いられるゴム部品は温度によりその硬度やヤング率等が変化し、クリーニング不良やジャム、重送等の搬送不良の原因となる。また、転写材である紙も、吸湿して腰がなくなることにより搬送性の低下や、乾燥して抵抗値が高くなりすぎることによる転写不良が発生する。
そこで、装置内の温度や湿度を検出する温湿度検出手段と、この温湿度検出手段の検出結果に基づいて装置内の温湿度を調整する温湿度調整手段とを設けた画像形成装置が提案されている。例えば、特許文献1では、装置主要部を略密閉空間として構成し、湿度センサによって検出される機内湿度と所定の最適湿度とを比較し、湿度差がある場合には湿度調整手段によって機内の湿度を調整する画像形成装置が提案されている。特許文献2では、複数の作像ユニットをそれぞれ略密閉空間として構成し、各作像ユニット毎に温湿度センサと温湿度調整手段とを設けた画像形成装置が提案されている。
ところが、特許文献1及び特許文献2に記載される画像形成装置においては、温湿度センサと、装置内で熱を発生する熱源との位置関係が考慮されていない。温湿度センサが熱源、例えば熱圧着によりトナー像を定着させる定着装置の近傍に設置された場合には、温湿度センサが熱源から熱の影響を局所的に受ける。そのために、この温湿度センサの検知結果に基づいて温湿度調整手段を稼働させても、装置内や作像ユニット内の雰囲気を画像形成に適した温度又は湿度に制御することが難しい。
本発明は以上の問題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、装置内全体又は作像ユニット内の温湿度を正確に制御し、安定した画像品質を得ることができる画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の画像形成装置は、像担持体上にトナー像を作像する複数の作像ユニットと、装置内の温度及び/又は湿度を検出する温湿度検出手段と、装置内の温度及び/又は湿度を調整する温湿度調整手段と、該検出手段の検出結果に基づき装置内の湿度及び/又は湿度が所定範囲内になるように該温湿度調整手段を制御する制御手段とを備える画像形成装置において、上記温湿度検出手段が装置内で最も熱を発生する熱源から複数の作像ユニットのうち最も遠い位置にある作像ユニットの近傍に設置されることを特徴とするものである。
請求項2の発明は、像担持体上にトナー像を作像する複数の作像ユニットと、該作像ユニット内の温度及び/又は湿度を検出する温湿度検出手段と、該作像ユニット内の温度及び/又は湿度を調整する温湿度調整手段と、該検出手段の検出結果に基づき該作像ユニット内の湿度及び/又は湿度が所定範囲内になるように該温湿度調整手段を制御する制御手段とを備える画像形成装置において、上記温湿度検出手段が装置内で最も熱を発生する熱源から複数の作像ユニットのうち最も遠い位置にある作像ユニット内に設置されることを特徴とするものである。
請求項3の発明は、請求項1又は2の画像形成装置において、上記温湿度検出手段が装置内で最も熱を発生する熱源から最も遠い位置にある作像ユニットの近傍又は作像ユニット内に設置され、他の作像ユニットには設置されないことを特徴とするものである。
請求項4の発明は、請求項1、2又は3の画像形成装置において、上記熱源から最も遠い作像ユニットは、黒トナーを備える作像ユニットであることを特徴とするものである。
請求項5の発明は、請求項1、2、3又は4の画像形成装置において、上記熱源は、熱圧着により転写材にトナー像を定着させる定着手段であることを特徴とするものである。
請求項6の発明は、請求項1、2、3、4又は5の画像形成装置において、
上記温湿度調整手段は、デシカント方式の空調装置又はペルチェ素子を用いた空調装置であることを特徴とするものである。
この画像形成装置においては、温湿度検出手段が熱源から最も遠い位置にある作像ユニットの近傍又はこの作像ユニット内に設置されている。そのため、温湿度検知手段は、熱源に近い他のプロセスカートリッジの近傍又は他のプロセスカートリッジ内に設置されている場合に比べ、熱源からの熱の影響を受けにくい状態で装置内の温湿度を検知することが可能となる。
請求項2の発明は、像担持体上にトナー像を作像する複数の作像ユニットと、該作像ユニット内の温度及び/又は湿度を検出する温湿度検出手段と、該作像ユニット内の温度及び/又は湿度を調整する温湿度調整手段と、該検出手段の検出結果に基づき該作像ユニット内の湿度及び/又は湿度が所定範囲内になるように該温湿度調整手段を制御する制御手段とを備える画像形成装置において、上記温湿度検出手段が装置内で最も熱を発生する熱源から複数の作像ユニットのうち最も遠い位置にある作像ユニット内に設置されることを特徴とするものである。
請求項3の発明は、請求項1又は2の画像形成装置において、上記温湿度検出手段が装置内で最も熱を発生する熱源から最も遠い位置にある作像ユニットの近傍又は作像ユニット内に設置され、他の作像ユニットには設置されないことを特徴とするものである。
請求項4の発明は、請求項1、2又は3の画像形成装置において、上記熱源から最も遠い作像ユニットは、黒トナーを備える作像ユニットであることを特徴とするものである。
請求項5の発明は、請求項1、2、3又は4の画像形成装置において、上記熱源は、熱圧着により転写材にトナー像を定着させる定着手段であることを特徴とするものである。
請求項6の発明は、請求項1、2、3、4又は5の画像形成装置において、
上記温湿度調整手段は、デシカント方式の空調装置又はペルチェ素子を用いた空調装置であることを特徴とするものである。
この画像形成装置においては、温湿度検出手段が熱源から最も遠い位置にある作像ユニットの近傍又はこの作像ユニット内に設置されている。そのため、温湿度検知手段は、熱源に近い他のプロセスカートリッジの近傍又は他のプロセスカートリッジ内に設置されている場合に比べ、熱源からの熱の影響を受けにくい状態で装置内の温湿度を検知することが可能となる。
本発明によれば、装置内全体又は作像ユニット内の温湿度を正確に制御し、安定した画像品質を得ることができる画像形成装置を提供できるという優れた効果がある。
以下、本発明を画像形成装置であるフルカラープリンタ(以下、プリンタという)に適用した場合の実施形態について説明する。図1は、このプリンタの内部構成を示す概略構成図である。図1に示すように、このプリンタは、装置本体1内に、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンダ(M)、黒(K)の各色のトナー像を形成するための作像ユニットであるプロセスカートリッジ2Y、2C、2M、2Kを備えている。以下、各符号の添字Y、C、M、Kは、それぞれイエロー、シアン、マゼンダ、黒用の部材であることを示す。各プロセスカートリッジ2の下方には、各プロセスカートリッジ2により形成されたトナー画像が転写される中間転写ベルト3を備えた中間転写ユニット4を備えている。中間転写ユニット4の下方には、トナー画像を転写紙Pに定着する定着手段である定着装置5、転写紙Pを定着装置へ搬送する搬送ユニット6を備えている。上記定着装置5は、内部に図示しない熱源を有する加熱ローラ5aと、これに押圧される押圧ローラ5bとから構成され、装置内で最も熱を発する熱源となっている。装置本体1の下部には、転写紙Pを収納する引き出し可能な給紙カセット7を備えている。
各プロセスカートリッジ2Y、2C、2M、2Kは、ドラム状の感光体10Y、10C、10M、10K、感光体10を帯電する帯電ローラ11Y、11C、11M、11K、感光体10に形成された潜像を現像する現像装置12Y、12C、12M、12K、感光体10上の残留トナーをクリーニングするクリーニングブレード13Y、13C、13M、13Kを備える。また、各プロセスカートリッジ2Y、2C、2M、2Kは、感光体10Y、10C、10M、10Kにレーザ光を照射可能な光学ユニット(図示せず)を備えている。
上記構成のプリンタにおいて、カラー画像を得る行程について説明する。まず、プロセスカートリッジ2Y、2C、2M、2Kにおいて、感光体10Y、10C、10M、10Kが帯電装置11Y、11C、11M、11Kによって一様に帯電される。その後、光学ユニットにより、画像情報に基づきレーザ光が走査露光されて感光体10Y、10C、10M、10K表面に潜像が形成される。感光体10Y、10C、10M、10K上の潜像は、現像装置12Y、12C、12M、12Kの現像ローラに担持された各色のトナーによって現像されてトナー像として可視像化される。感光体10Y、10C、10M、10K上のトナー像は、中間転写ベルト3上に順次重ねて転写される。一方、上記給紙カセット7内の転写紙Pは、給紙カセット7の近傍に配設された給紙ローラ8によって、装置本体1内に搬送され、レジストローラ対9によって所定のタイミングで2次転写部に搬送される。そして、二次転写部において、中間転写ベルト3上に形成されたトナー画像が転写紙Pに転写される。トナー画像が転写された転写紙Pは、搬送ユニット6によって搬送され、定着装置5の加熱ローラ5aと加圧ローラ5bとの間を通過することで画像定着が行われて機外に排出される。
ところで、本実施形態に係るプリンタにおいては、熱源となる定着装置5からプロセスカートリッジ2Y、2C、2M、2Kのうち最も遠い位置にある黒のプロセスカートリッジ2Kの上方に、装置本体1内の温湿度を検出する温湿度検出手段である温湿度センサ20が設けられている。装置本体1の上部には、装置本体1内の雰囲気の温湿度を調整する温湿度調整手段である空調装置21が設けられている。また、図2に示すように、このプリンタには、温湿度センサ21の検知結果に基づいて装置本体1内の温湿度が所定の範囲内に入るように空調装置21の稼働を制御する制御部22が設置されている。制御部22は、所定のタイミングで温湿度センサの検知温度を読み込み、この検知温度が所定の範囲内であるか否かを判断する。検知温度が所定範囲内である場合には、空調装置21の稼働を停止する。検知温度が所定範囲内でない場合には、空調装置21を稼働させて装置本体1内の温湿度を所定範囲内に制御する。制御部22は、空調装置21の制御専用に設けてもよいし、画像形成プロセス全体を制御可能な制御部と兼用としてもよい。なお、空調装置21による被空調部は、略密閉構造で構成されることが好ましい。ここで、被空調部は、装置本体1内全体としたが、温湿度の影響を最も受けやすいプロセスカートリッジ2Y、2C、2M、2Kを個別に空調できるようにしてもよい。
図3は、別の実施形態に係るプリンタの内部構成を示す概略構成図である。なお、図3中、図1に示した部材と同一部材には、同一符号を付し説明を省略する。図3に示すように、定着装置5からプロセスカートリッジ2Y、2C、2M、2Kのうち最も離れた位置にある黒のプロセスカートリッジ2K内の上部に、プロセスカートリッジ2K内の温湿度を検出する温湿度検出手段である温湿度センサ23を設けてもよい。装置本体1の上部には、プロセスカートリッジ2Y、2C、2M、2K内の雰囲気の温湿度を調整する温湿度調整手段である空調装置24が設けられている。この場合も、制御部22は、所定のタイミングで温湿度センサ23の検知温度を読み込み、この検知温度が所定の範囲内であるか否かを判断する。検知温度が所定範囲内である場合には、空調装置24の稼働を停止する。検知温度が所定範囲内でない場合には、空調装置24を稼働させてプロセスカートリッジ2Y、2C、2M、2K内の温湿度を所定範囲内に制御する。なお、空調装置24による被空調部であるプロセスカートリッジ2Y、2C、2M、2Kは略密閉構造で構成されることが好ましい。例えば、プロセスカートリッジ2は、光学ユニットからのレーザ光が入射する範囲となる側板の一部を透明窓で構成し、感光体10上のトナー像を転写材に転写するための2次転写部のみが開口するように形成する。そして、プロセスカートリッジ2には、空調装置24と接続される吸気口と排気口とを形成する。
上記空調装置21、24には、デシカント方式の空調装置やペルチェ素子を用いた空調装置を用いることができる。図4は、デシカント方式の空調装置の構成例である。図4に示すように、このデシカント方式の空調装置30は、矢印A方向に回転するデシカントロータ31と、ヒータ32及びファン33とから構成される。デシカントロータ31の下部では、被空調部からの空調気が矢印B方向から通過し、その際にデシカントロータ31によって水分が吸収されて矢印C方向に通過し、乾燥した空調気をファン33によって矢印D方向に送出して被空調部へ戻す。一方、デシカントロータ31の上部では、ヒータ32によってデシカントロータ31中の水分を除去し、高湿気をラジエタ又は機外へ向かって矢印E方向に排出する。デシカント方式の空調装置30は、コンプレッサを用いるエアコン等に比べ、小型低騒音を実現することができる。
図5は、ペルチェ素子を用いた空調装置の構成例である。図5に示すように、このペルチェ素子を用いた空調装置40は、流す電流の方向によって一面が低温に他面が高温になるペルチェ素子41を吸熱側のフィンユニット42と発熱側のフィンユニット43の伝熱板間に挟んで構成されている。吸熱側のフィンユニット42では、ファン44によって矢印F方向に空調気を流通させて冷却し、水分を結露45として除去する。発熱側のフィンユニット43では、加熱された空調気がファン46によって冷却される。ペルチェ素子41を用いた空調装置40は、コンプレッサを用いるエアコン等に比べ、小型低騒音を実現することができる。
なお、上記温湿度センサ20、23は、温度と湿度の両方を個々に検知することが好ましいが、温度、湿度の少なくとも一方を検知できればよい。上記空調装置21、24においても、温度と湿度の両方を個々に制御できることが好ましいが、温度、湿度の少なくとも一方を制御できればよい。例えば、温度と飽和水蒸気量のとの関係は、図6に示すような関連がある。そのため、例えば40℃のときの飽和水蒸気量は51.2g/m2でその時11.4g/m2の水蒸気量なら相対湿度は11.2/51.2×100%=22%である。25℃のときの飽和水蒸気量は22.8g/m2となり相対湿度は11.4/22.8×100%=50%となる。よって、温度を制御することによって湿度も制御することが可能である。
以上、本実施形態に係るプリンタにおいては、温湿度センサ20がプロセスカートリッジ2Y、2C、2M、2Kのうち定着装置5から最も離れた位置にある黒のプロセスカートリッジ2Kの近傍に設置されている。そのため、この温湿度センサ20は、プロセスカートリッジ2Y、2C、2Mの近傍に設置される場合に比べ、定着装置5からの熱の影響を直接受けにくい状態で装置本体1内の雰囲気の温湿度を検知することが可能となる。
また、本実施形態に係るプリンタにおいて、温湿度センサ23がプロセスカートリッジ2Y、2C、2M、2Kのうち定着装置5から最も離れた位置にある黒のプロセスカートリッジ2K内に設置されている。温湿度の影響を受けやすいプリンタ内の部品は、プロセスカートリッジ2内に特に集中して設けられているため、プロセスカートリッジ2内の雰囲気の温湿度をより正確に検知することが要求される。温湿度センサ23がプロセスカートリッジ3K内に設置された場合には、プロセスカートリッジ2Kの外側に設置される場合に比べ、プロセスカートリッジ2K内の雰囲気の温湿度をより正確に検知することが可能となる。
また、感光体10を備え、現像、帯電、クリーニング等を行うプロセスカートリッジ2では、湿度の影響が大きく、一定以下の湿度(相対湿度)に制御することが好ましい。定着装置5から最も遠い位置にある黒のプロセスカートリッジ2Kにおいて、相対湿度を一定以下にすることが可能であれば、定着装置5に近づくプロセスカートリッジ2Y、2C、2Mでは定着装置5からの熱により相対湿度が黒のプロセスカートリッジ2Kに比べ低くなる。つまり、定着装置5から遠いプロセスカートリッジ2Kにて、相対湿度の管理ができていれば、他のプロセスカートリッジ2Y、2C、2Mでは必然的に相対湿度が一定以下に保たれることになる。よって、温湿度センサ20、23を各プロセスカートリッジ2Y、2C、2Mに設置する必要がなく、一つの温湿度センサ20、23だけで機能を満たすことが可能となる。
また、最も熱源から遠いプロセスカートリッジの色を黒とすることにより、最も使用頻度の高い黒のプロセスカートリッジ2Kの温湿度を最も正確に制御することが可能となる。
また、一般に、プリンタ内で最も熱を発する部品は、熱圧着で定着をおこなう定着装置である。そのため、温湿度センサ20、23を定着装置5から離れた位置に設置することで、温湿度センサ20、23が定着装置5から熱の影響を受けにくくなる。
また、デシカント方式の空調装置30やペルチェ素子を用いた空調装置40は、コンプレッサを用いるエアコン等に比べ、小型低騒音化を図ることが可能である。
また、本実施形態に係るプリンタにおいて、温湿度センサ23がプロセスカートリッジ2Y、2C、2M、2Kのうち定着装置5から最も離れた位置にある黒のプロセスカートリッジ2K内に設置されている。温湿度の影響を受けやすいプリンタ内の部品は、プロセスカートリッジ2内に特に集中して設けられているため、プロセスカートリッジ2内の雰囲気の温湿度をより正確に検知することが要求される。温湿度センサ23がプロセスカートリッジ3K内に設置された場合には、プロセスカートリッジ2Kの外側に設置される場合に比べ、プロセスカートリッジ2K内の雰囲気の温湿度をより正確に検知することが可能となる。
また、感光体10を備え、現像、帯電、クリーニング等を行うプロセスカートリッジ2では、湿度の影響が大きく、一定以下の湿度(相対湿度)に制御することが好ましい。定着装置5から最も遠い位置にある黒のプロセスカートリッジ2Kにおいて、相対湿度を一定以下にすることが可能であれば、定着装置5に近づくプロセスカートリッジ2Y、2C、2Mでは定着装置5からの熱により相対湿度が黒のプロセスカートリッジ2Kに比べ低くなる。つまり、定着装置5から遠いプロセスカートリッジ2Kにて、相対湿度の管理ができていれば、他のプロセスカートリッジ2Y、2C、2Mでは必然的に相対湿度が一定以下に保たれることになる。よって、温湿度センサ20、23を各プロセスカートリッジ2Y、2C、2Mに設置する必要がなく、一つの温湿度センサ20、23だけで機能を満たすことが可能となる。
また、最も熱源から遠いプロセスカートリッジの色を黒とすることにより、最も使用頻度の高い黒のプロセスカートリッジ2Kの温湿度を最も正確に制御することが可能となる。
また、一般に、プリンタ内で最も熱を発する部品は、熱圧着で定着をおこなう定着装置である。そのため、温湿度センサ20、23を定着装置5から離れた位置に設置することで、温湿度センサ20、23が定着装置5から熱の影響を受けにくくなる。
また、デシカント方式の空調装置30やペルチェ素子を用いた空調装置40は、コンプレッサを用いるエアコン等に比べ、小型低騒音化を図ることが可能である。
1 装置本体
2 プロセスカートリッジ
3 中間転写ベルト
4 中間転写ユニット
5 定着装置
20、23 温湿度センサ
21、24 空調装置
22 制御部
2 プロセスカートリッジ
3 中間転写ベルト
4 中間転写ユニット
5 定着装置
20、23 温湿度センサ
21、24 空調装置
22 制御部
Claims (6)
- 像担持体上にトナー像を作像する複数の作像ユニットと、装置内の温度及び/又は湿度を検出する温湿度検出手段と、装置内の温度及び/又は湿度を調整する温湿度調整手段と、該検出手段の検出結果に基づき装置内の湿度及び/又は湿度が所定範囲内になるように該温湿度調整手段を制御する制御手段とを備える画像形成装置において、
上記温湿度検出手段が装置内で最も熱を発生する熱源から複数の作像ユニットのうち最も遠い位置にある作像ユニットの近傍に設置されることを特徴とする画像形成装置。 - 像担持体上にトナー像を作像する複数の作像ユニットと、該作像ユニット内の温度及び/又は湿度を検出する温湿度検出手段と、該作像ユニット内の温度及び/又は湿度を調整する温湿度調整手段と、該検出手段の検出結果に基づき該作像ユニット内の湿度及び/又は湿度が所定範囲内になるように該温湿度調整手段を制御する制御手段とを備える画像形成装置において、
上記温湿度検出手段が装置内で最も熱を発生する熱源から複数の作像ユニットのうち最も遠い位置にある作像ユニット内に設置されることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1又は2の画像形成装置において、
上記温湿度検出手段が装置内で最も熱を発生する熱源から最も遠い位置にある作像ユニットの近傍又は作像ユニット内に設置され、他の作像ユニットには設置されないことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1、2又は3の画像形成装置において、
上記熱源から最も遠い作像ユニットは、黒トナーを備える作像ユニットであることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1、2、3又は4の画像形成装置において、
上記熱源は、熱圧着により転写材にトナー像を定着させる定着手段であることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1、2、3、4又は5の画像形成装置において、
上記温湿度調整手段は、デシカント方式の空調装置又はペルチェ素子を用いた空調装置であることを特徴とする画像形成装置。
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