JP2023158964A - 画像形成装置、結露防止方法および結露防止プログラム - Google Patents

画像形成装置、結露防止方法および結露防止プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 新たに熱源を用いることなく、結露を防止する。【解決手段】 画像形成装置1は、第1の空間SP1と第2の空間SP2とを有する筐体211と、第1の空間SP1に収容され、記録媒体に画像を形成する画像形成部140と、第2の空間SP2に収容されたサーバー部200と、第2の空間SP2内の空気を第1の空間SP1に強制的に導くファンユニットFUおよび第1排気経路R1と、を備える。【選択図】 図4

Description

この発明は、画像形成装置、結露防止方法および結露防止プログラムに関し、特に、記録媒体に画像を形成する画像形成機能とコンピューターとを備えた画像形成装置、その画像形成装置の結露を防止する結露防止方法およびそのコンピューターで実行される結露防止プログラムに関する。
画像形成装置は、ユーザーにより使用されない場合は、画像を形成可能な通常状態における消費電力よりも少ない電力となる省電力状態に移行する。この場合、画像形成装置の内部の構成要素に電力が供給されないかまたは供給量が少なくなるので、発熱しないか発熱量が少ない状態となる。特に冬場の夜間などは、画像形成装置が設置されている室内の温度が低下するため、室内温度の低下とともに画像形成装置が備える構成要素の温度も低下する。この状態で、朝に空調等で室内の温度が急激に上昇する場合、画像形成装置の内部の温度と室内の温度との温度差が大きくなる。この状態で、画像形成装置に電源が投入されると、画像形成装置が備える喚起システムが駆動することにより、温かい装置外の空気が装置内に取り込まれることによって結露が発生する場合がある。画像形成装置の構成要素に結露が発生すると、画像形成時に画像不良や異音が発生することがある。
装置内の結露を防止するために、特開平11-38861号公報には、機内と機外の温度差が一定値以上になると排気ファンを動作させる画像形成装置が記載されている。しかしながら、特開平11-38861号公報に記載の画像形成装置は、機内および機外の温度を常に検出しなければならず画像形成装置を省電力状態に移行することができない。また、省電力状態に移行できたとしても、排気ファンを駆動させるための電力が少なくとも必要となるため、省電力状態における電力消費量が大きくなる。
また、特開2000-39801号公報には、サブ電源を設け、メイン電源がオフの状態でもハロゲンヒーターと用紙吸着用ファンを作動可能にし、機内温度状況に応じてハロゲンヒーターやファンをオンオフさせる画像形成装置が記載されている。しかしながら、特開2000-39801号公報に記載の画像形成装置は、サブ電源、ハロゲンヒーターを設けなければならず、製造コストが高くなる。
特開平11-38861号公報 特開2000-39801号公報
この発明は上述した問題点を解決するためになされたもので、この発明の目的の一つは、新たに熱源を用いることなく、結露を防止することが可能な画像形成装置を提供することである。
この発明の他の目的は、画像形成装置の結露を防止することが可能な結露防止方法および結露防止プログラムを提供することである。
この発明のある局面によれば、画像形成装置は、第1の空間と第2の空間とを有する筐体と、第1の空間に収容され、記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、第2の空間に収容されたコンピューターと、第2の空間内の空気を第1の空間に強制的に導く強制送風手段と、を備える。
この局面に従えば、コンピューターを収容する第2の空間内の空気が画像形成手段を収容する第1の空間に強制的に導かれる。このため、コンピューターが発する熱の一部が画像形成手段に伝達されるので、第1の空間の温度が第2の空間の温度より低くなる状態において第1の空間の温度を上昇させることができる。その結果、新たに熱源を用いることなく、結露を防止することが可能な画像形成装置を提供することができる。
好ましくは、第1の空間の温度を検出する機内温度検出手段を、さらに備え、コンピューターは、筐体の外部の温度を取得する機外温度取得手段と、機内温度検出手段により検出された温度と取得された外部の温度とに基づいて強制送風手段を制御する送風制御手段と、を含む。
この局面に従えば、第1の空間の温度と筐体の外部の温度とに基づいて、第2の空間内の空気が第1の空間に強制的に導かれる。このため、第1の空間の温度が筐体の外部の温度との相対的な関係に基づいて、第2の空間内の空気が第1の空間に強制的に導かれる。したがって、第1の空間の温度と筐体の外部の温度との差ができるだけ小さくなるようにできる。
好ましくは、強制送風手段は、第2の空間の空気を外部に排出するために気流を発生する送風部と、第2の空間を筐体の外部に開放する開口と、第2の空間と第1の空間とを連通する連結口と、送風部と連結口とを繋ぐ第1排出経路と、送風部と開口とを繋ぐ第2排出経路と、第1排出経路と第2排出経路とのいずれかに切り換える切換機構と、を含み、送風制御手段は、切換機構を制御する。
この局面に従えば、送風手段により発生される気流が第1排出経路および第2排出経路とのいずれかを流れる。このため、単一の送風手段で、第2の空間を換気するとともに、第2の空間の空気を第1の空間に導くことができる。
好ましくは、送風制御手段は、機内温度検出手段により検出された温度が取得された外部の温度より低い場合に第1排出経路に切り換えるように切換機構を制御し、機内温度検出手段により検出された温度が取得された外部の温度以上の場合に第2排出経路に切り換えるように切換機構を制御する。
この局面に従えば、第1の空間の温度が筐体の外部の温度より低い場合に第1排出経路に切り換えられ、第1の空間の温度が筐体の外部の温度以上の場合に第2排出経路に切り換えられる。このため、第1の空間の温度と筐体の外部の温度との差が大きくならないようにできる。
好ましくは、送風制御手段は、機内温度検出手段により検出された温度が取得された外部の温度より低い場合に第2の空間内の空気が第1の空間に強制的に導かれるように強制送風手段を制御し、機内温度検出手段により検出された温度が取得された外部の温度以上の場合に第2の空間内の空気が第1の空間に強制的に導かれないように強制送風手段を制御する。
この局面に従えば、第1の空間の温度が筐体の外部の温度より低い場合に第2の空間内の空気が第1の空間に強制的に導かれ、第1の空間の温度が筐体の外部の温度以上の場合に第2の空間内の空気が第1の空間に強制的に導かれない。このため、第1の空間の温度と筐体の外部の温度との差が大きくならないようにできる。
好ましくは、機内温度検出手段は、トナー像を像担持体に形成する現像器付近に設けられる。
この局面に従えば、現像器が結露しないようにして、画質が低下しないようにできる。
好ましくは、筐体の外部の温度を検出する機外温度検出手段を、さらに備え、機外温度取得手段は、機外温度検出手段により検出された温度を取得する。
この局面に従えば、筐体の外部の空気の温度を正確に検出することができる。
好ましくは、機外温度検出手段は、第1の空間を外部に開放する吸入口付近に設けられる。
この局面に従えば、第1の空間に進入する空気の温度を検出することができる。
好ましくは、機内温度検出手段および強制送風手段は、コンピューターから電力が供給される。
この局面に従えば、画像形成手段で電力が消費されない状態において、第2の空間の空気を第1の空間に導くことができる。
この発明の他の局面によれば、結露防止方法は、画像形成装置で実行される結露防止方法であって、画像形成装置は、第1の空間と第2の空間とを有する筐体と、第1の空間に収容され、記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、第2の空間に収容されたコンピューターと、第2の空間内の空気を第1の空間に強制的に導く強制送風手段と、第1の空間の温度を検出する機内温度検出手段と、を備え、筐体の外部の温度を取得する機外温度取得ステップと、機内温度検出手段により検出された温度と取得された外部の温度とに基づいて強制送風手段を制御する送風制御ステップと、をコンピューターに実行させる。
この局面に従えば、画像形成装置の結露を防止することが可能な結露防止方法を提供することができる。
好ましくは、強制送風手段は、第2の空間の空気を外部に排出するために気流を発生する送風部と、第2の空間を筐体の外部に開放する開口と、第2の空間と第1の空間とを連通する連結口と、送風部と連結口とを繋ぐ第1排出経路と、送風部と開口とを繋ぐ第2排出経路と、第1排出経路と第2排出経路とのいずれかに切り換える切換機構と、を含み、送風制御ステップは、切換機構を制御するステップを含む。
好ましくは、送風制御ステップは、機内温度検出手段により検出された温度が取得された外部の温度より低い場合に第1排出経路に切り換えるように切換機構を制御するステップと、機内温度検出手段により検出された温度が取得された外部の温度以上の場合に第2排出経路に切り換えるように切換機構を制御するステップと、を含む。
好ましくは、送風制御ステップは、機内温度検出手段により検出された温度が取得された外部の温度より低い場合に第2の空間内の空気が第1の空間に強制的に導かれるように強制送風手段を制御するステップと、機内温度検出手段により検出された温度が取得された外部の温度以上の場合に第2の空間内の空気が第1の空間に強制的に導かれないように強制送風手段を制御するステップと、を含む。
好ましくは、機内温度検出手段は、トナー像を像担持体に形成する現像器付近に設けられる。
好ましくは、筐体の外部の温度を検出する機外温度検出手段を、さらに備え、機外温度取得ステップは、機外温度検出手段により検出された温度を取得するステップを含む。
好ましくは、機外温度検出手段は、第1の空間を外部に開放する吸入口付近に設けられる。
好ましくは、機内温度検出手段および強制送風手段は、コンピューターから電力が供給される。
この発明のさらに他の局面によれば、結露防止プログラムは、画像形成装置を制御するための結露防止プログラムであって、画像形成装置は、第1の空間と第2の空間とを有する筐体と、第1の空間に収容され、記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、第2の空間に収容されたコンピューターと、第2の空間内の空気を第1の空間に強制的に導く強制送風手段と、第1の空間の温度を検出する機内温度検出手段と、を備え、筐体の外部の温度を取得する機外温度取得ステップと、機内温度検出手段により検出された温度と取得された外部の温度とに基づいて強制送風手段を制御する送風制御ステップと、をコンピューターに実行させる。
この局面に従えば、画像形成装置の結露を防止することが可能な結露防止プログラムを提供することができる。
本実施の形態における複合装置の外観を示す斜視図である。 複合装置の内部構成の一例を示す第1の模式的断面図である。 サーバー部のハードウェア構成の一例を示す図である。 複合装置の内部構成の一例を示す第2の模式的断面図である。 第1排出経路を説明する図である。 第2排出経路を説明する図である。 サーバー部が備えるCPUが有する機能の一例を示すブロック図である。 結露防止処理の流れの一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態における画像形成装置について、複合装置を例に、図面を参照して説明する。以下の説明では同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
図1は、本実施の形態における複合装置の外観を示す斜視図である。図1を参照して、複合装置1は、画像形成装置の一例であり、複写部100と、その下方に配置されたサーバー部200と、を備える。複写部100は、用紙等の記録媒体に画像を形成する機能を有する。
複写部100は、自動原稿搬送装置120と、原稿読取部130と、画像形成部140と、給紙部150と、操作パネル117と、を含む。自動原稿搬送装置120は、原稿トレイ上にセットされた複数枚の原稿を1枚ずつ自動的に原稿読取部130の原稿読み取り位置まで搬送し、原稿読取部130により原稿に形成された画像が読み取られた原稿を原稿排紙トレイに排出する。
原稿読取部130は、光を照射する光源と、光を受光する光電変換素子とを含み、読取面に載置された原稿に形成されている画像を走査する。読取領域に原稿が載置されている場合、光源から照射された光は原稿で反射し、反射した光が光電変換素子で結像する。光電変換素子は、原稿で反射した光を受光すると、受光した光を電気信号に変換した画像データを生成する。
給紙部150は、用紙を収容するための2つの給紙カセットを含む。給紙部150は、2つの給紙カセットのいずれかに収容された用紙を画像形成部140に搬送する。画像形成部140は、周知の電子写真方式により画像を形成するものであって、画像データに基づいて、給紙部150により搬送される用紙に画像を形成し、画像を形成した用紙を排紙トレイ155に排出する。
操作パネル117は、表示装置とタッチパネルとを有し、ユーザーにより入力される操作を受け付ける。操作パネル117は、複写部100とサーバー部200とにより共有される。複写部100およびサーバー部200は、操作パネル117に入力される操作に従って、動作する。
図2は、複合装置の内部構成の一例を示す第1の模式的断面図である。図2は、複合装置を正面から見た断面を示す。図2を参照して、複合装置1は、第1の空間SP1と第2の空間SP2を有する。第1の空間SP1と第2の空間SP2とは平面視で重なり、第1の空間SP1は第2の空間SP2の上方に位置する。第1の空間SP1に、画像形成部140および給紙部150が配置される。第2の空間SP2にサーバー部200が配置される。
原稿読取部130は、自動原稿搬送装置120により原稿ガラス11上にセットされた原稿の画像を、その下方を図中矢印で示す副走査方向に移動するスライダー12に取付けられた露光ランプ13で露光する。露光ランプ13は、副走査方向に垂直な主走査方向に延びる形状である。原稿からの反射光は、ミラー14と2枚の反射ミラー15,15Aによりレンズ16に導かれ、CCD(Charge Coupled Devices)センサー18に結像する。
CCDセンサー18は、複数の光電変換素子が主走査方向に配列されている。CCDセンサー18に結像した反射光は、CCDセンサー18内で電気信号としての画像データに変換される。画像データは、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の印字用データに変換されて、画像形成部140に出力される。
画像形成部140は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックおよびホワイトにそれぞれ対応する画像形成ユニット20Y,20M,20C,20Kを含む。ここで、“Y”、“M”、“C”および“K”は、それぞれイエロー、マゼンタ、シアンおよびブラックを表す。画像形成ユニット20Y,20M,20C,20Kの少なくとも1つが駆動されることにより、画像が形成される。画像形成ユニット20Y,20M,20C,20Kのすべてが駆動されると、フルカラーの画像が形成される。画像形成ユニット20Y,20M,20C,20Kには、イエロー、マゼンタ、シアンおよびブラックの印字用データがそれぞれ入力される。画像形成ユニット20Y,20M,20C,20Kは、取扱うトナーの色彩が異なるのみなので、ここでは、イエローの画像を形成するための画像形成ユニット20Yについて説明する。
画像形成ユニット20Yは、帯電ローラ21Y、露光装置22Y、現像器23Y、1次転写ローラ24Yが、像担持体である感光体ドラム25Yと、トナーボトル41Yと、を含む。トナーボトル41Yは、イエローのトナーを収容する。トナーボトル41Yは、トナーボトルモーターを駆動源として回転し、現像剤を外部に排出する。トナーボトル41Yから排出されたトナーは、現像器23Yに供給される。
感光体ドラム25Yは、円筒形状を有し、感光体ドラム25Yの周辺に、帯電ローラ21Y、露光装置22Y、現像器23Y、1次転写ローラ24Yが、感光体ドラム25Yの回転方向に沿って順に配置される。
感光体ドラム25Yは、その表面が帯電ローラ21Yによって帯電された後、露光装置22Yが発光するレーザー光が照射される。露光装置22Yは、感光体ドラム25Yの表面の画像対応部を露光して静電潜像を形成する。これにより、感光体ドラム25Yに静電潜像が形成される。続いて、現像器23Yが、感光体ドラム25Yに形成された静電潜像をトナーで現像する。具体的には、感光体ドラム25Yに形成された静電潜像上に現像器が有する現像ローラが保持するトナーが電界力の作用で載せられることにより、トナー像が感光体ドラム25Yに形成される。感光体ドラム25Y上に形成されたトナー像は、像担持体である転写ベルト30上に1次転写ローラ24Yにより電界力の作用で転写される。
転写ベルト30は、駆動ローラ33と従動ローラ29とにより弛まないように懸架されている。駆動ローラ33が図2中で時計回りに回転すると、転写ベルト30が所定の速度で図中時計回りに回転する。転写ベルト30の回転に伴って、従動ローラR29が、時計回りに回転する。これにより、画像形成ユニット20Y,20M,20C,20Kが、この順に転写ベルト30上にトナー像を転写する。画像形成ユニット20Y,20M,20C,20Kそれぞれが、転写ベルト30上にトナー像を転写するタイミングは、転写ベルト30に付された基準マークを検出することにより、調整される。これにより、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックおよびホワイトのトナー像が転写ベルト30上に重畳される。
複写部100は、フルカラーの画像を形成する場合、画像形成ユニット20Y,20M,20C,20Kのすべてを駆動させる。これにより、イエロー、マゼンタ、シアンおよびブラックのトナー像が転写ベルト30上に重畳される。複写部100は、モノクロの画像を形成する場合、画像形成ユニット20Y,20M,20C,20Kのいずれか1つを駆動する。また、画像形成ユニット20Y,20M,20C,20Kの2以上を組み合わせて画像を形成することもできる。
給紙カセット35,35Aには、それぞれサイズの異なる用紙がセットされている。給紙カセット35,35Aそれぞれに収容された用紙は、給紙カセット35,35Aにそれぞれ取付けられている取出ローラ36,36Aにより、搬送経路へ供給され、給紙ローラ37によりタイミングローラ31へ送られる。
タイミングローラ31は、給紙ローラ37により搬送される用紙を転写ベルト30と転写部材である2次転写ローラ26との間のニップ部に搬送する。2次転写ローラ26は、ニップ部において電界を発生させる。このニップ部において電界力の作用により、タイミングローラ31により搬送される用紙に、転写ベルト30に形成されたトナー像が用紙に転写される。トナー像が転写された用紙は、定着ローラ対32に搬送され、定着ローラ対32により加熱および加圧される。これにより、トナーが溶かされて用紙に定着する。その後、用紙は排紙トレイ155に排出される。
なお、ここでは、複写部100は、用紙に4色のトナーそれぞれを形成する画像形成ユニット20Y,20M,20C,20Kを備えたタンデム方式を採用する例について説明するが、1つの感光体ドラムで4色のトナーを順に用紙に転写する4サイクル方式を採用してもよい。
複合装置1の背面側の外部に機外温度センサーSE1が配置される。また、第1の空間SP1の画像形成ユニット20Yに隣接して機内温度センサーSE2が配置される。機内温度センサーSE2は、画像形成ユニット20Yの近傍の温度を検出する。機内温度センサーSE2は、画像形成ユニット20Y,20M,20C,20Kいずれかの近傍に配置されてもよい。
図3は、サーバー部のハードウェア構成の一例を示す図である。サーバー部200は、一般的なコンピューターを有する。図3を参照して、サーバー部200は、それぞれがバスで接続されたCPU(中央演算処理装置)201、メモリ202、制御インターフェース(I/F)203、入力I/F204および通信I/F205を含む。
メモリ202は、ROM(Read Only Memory)と、RAM(Random Access Memory)を含む。ROMは、CPU201が実行するプログラム、またはそのプログラムを実行するために必要なデータを記憶する。RAMは、CPU201がプログラムを実行する際の作業領域として用いられる。メモリ202は、データを不揮発的に記憶するEPROM(Erasable Programmable ROM)またはHDD(Hard Disc Drive)を含んでもよい。また、メモリ202は、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)206または半導体メモリが装着される外部記憶装置を含んでもよい。
制御I/F203については後述する。入力I/F204は、機外温度センサーSE1および機内温度センサーSE2と接続され、機外温度センサーSE1および機内温度センサーSE2それぞれから入力される温度を示す信号をCPU201に出力する。
通信I/F205は、サーバー部200をネットワークに接続するためのインターフェースである。通信I/F205は、TCP(Transmission Control Protocol)またはUDP(User Datagram Protocol)等の通信プロトコルで、ネットワークに接続された他のコンピューターと通信する。なお、通信I/F205が接続されるネットワークは、ローカルエリアネットワーク(LAN)であり、接続形態は有線または無線を問わない。またネットワークは、LANに限らず、ワイドエリアネットワーク(WAN)、公衆交換電話網(PSTN)、インターネット等であってもよい。
サーバー部200が備えるCPU201は、アプリケーションプログラムを実行する。アプリケーションプログラムは、例えば、夜間に実行されるバッチ処理を定めたプログラムを含む。この場合、CPU201は、夜間にバッチ処理を実行する。また、アプリケーションプログラムは、他のコンピューターから送信されるデータを処理するプログラムを含む。この場合、CPU201は、通信I/F205が夜間に他のコンピューターからデータを受信すると、受信されたデータを処理する。
本実施の形態においては、CPU201は、メモリ202に記憶されたプログラムを実行する例を説明するが、CPU201は、CD-ROM206または半導体メモリに記憶されたプログラムを読出し、読み出したプログラムをRAMに記憶し、実行するようにしてもよい。なお、CPU201が実行するためのプログラムを記憶する記録媒体としては、CD-ROM206に限られず、フレキシブルディスク、カセットテープ、光ディスク(MO(Magnetic Optical Disc)/MD(Mini Disc)/DVD(Digital Versatile Disc))、ICカード、光カード、マスクROM、EPROM(Erasable Programmable ROM)などの半導体メモリ等の媒体でもよい。
さらに、CPU201がネットワークに接続されたコンピューターからプログラムをダウンロードしてメモリ202に記憶する、または、ネットワークに接続されたコンピューターがプログラムをメモリ202に書込みするようにして、メモリ202に記憶されたプログラムをCPU201が実行してもよい。ここでいうプログラムは、CPU201により直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む。
図4は、複合装置の内部構成の一例を示す第2の模式的断面図である。図4は、複合装置1を左側から見た断面を示す。図中右側が複合装置1の背面に相当し、図中左側が複合装置1の正面に相当する。図4を参照して、複合装置1の筐体211は、第1の空間SP1と第2の空間SP2とに区画される。第1の空間SP1には、上から順に、定着ローラ対32、転写ベルト30および画像形成ユニット20K、給紙カセット35,35Aが配置される。転写ベルト30の手前には2次転写ローラ26が配置される。また、筐体211は、第1の空間SP1を外部に開放する吸入口221と、第2の空間SP2を外部に開放する排出口222と、第1の空間SP1と第2の空間SP2とを連通する連結口223と、が形成されている。
第1の空間SP1には、連結口223から画像形成ユニット20Kまで上方に延びる第1排出経路R1が形成される。第2の空間SP2には、気流を発生させるファンユニットFUが配置され。ファンユニットFUと排出口222とを結ぶ第2排出経路R2が形成されている。ファンユニットFUは、制御I/F203に接続されており、CPU201によって制御される。CPU201は、処理量が多いほど発熱量が多い。このため、CPU201は、処理量に応じてファンユニットFUを駆動する。また、上述したように、CPU201は、昼間および夜間を問わずに処理を実行する場合がある。このため、CPU201は、昼間および夜間を問わずファンユニットFUを断続的に駆動する。
筐体211は、回転軸215を軸心に回転可能な切換弁213を有する。切換弁213は、モーターMの回転力により回転する。制御I/F203は、モーターMに接続され、モーターMを制御することにより、切換弁213を回転させる。制御I/F203は、切換弁213を回転させることにより、ファンユニットFUが発生させる気流の流路を、第1排出経路R1と第2排出経路R2とのいずれかに切り換える。
図5は、第1排出経路を説明する図である。図6は、第2排出経路を説明する図である。図5および図6は、図4の排出口222および連結口223を含む部分を拡大して示す図である。図5および図6を参照して、本実施の形態においては、排出口222と連結口223とは、水平方向において重なる位置に配置され、排出口222の上方の端部と連結口223の背面側の端部とが重なる。回転軸215は、排出口222の上方の端部と連結口223の背面側の端部とが重なる位置に水平方向に配置される。制御I/F203は、モーターMを制御して、回転軸215を中心に切換弁213を回転させることで、ファンユニットFUが発生させる気流の流路を第1排出経路R1と第2排出経路R2とのいずれかに切り換える。
図5に示されるように、サーバー部200が備える制御I/F203は、切換弁213が排出口222を閉じる第1の位置に回転させる。この場合、ファンユニットFUが発生させる気流の流路が第1排出経路R1となる。切換弁213が第1の位置まで回転する場合、第2の空間SP2内の空気が連結口223を介して第1の空間SP1に流入する。図6に示されるようにサーバー部200が備える制御I/F203は、切換弁213が連結口223を閉じる第1の位置に回転させる。この場合、ファンユニットFUが発生させる気流の流路が第2排出経路R2となる。切換弁213が第2の位置まで回転する場合、第2の空間SP2内の空気が排出口222を介して筐体211の外部に排出される。
図7は、サーバー部が備えるCPUが有する機能の一例を示すブロック図である。図7を参照して、サーバー部200が備えるCPU201は、機外温度取得部251と、機内温度取得部253と、送風制御部255と、を含む。機外温度取得部251は、入力I/F204を制御し、機外温度センサーSE1が出力する信号を入力I/F204から取得する。機外温度取得部251は、機外温度センサーSE1が出力する信号に基づいて、機外温度を検出する。機外温度取得部251は、機内温度を送風制御部255に出力する。
機内温度取得部253は、入力I/F204を制御し、機内温度センサーSE2が出力する信号を入力I/F204から取得する。機内温度取得部253は、機内温度センサーSE2が出力する信号に基づいて、機内温度を検出する。機内温度取得部253は、機内温度を送風制御部255に出力する。
送風制御部255は、機内温度が機外温度より低い場合にファンユニットFUが発生させる気流の流路を第1排出経路R1に切り換え、機内温度が機外温度以上の場合にファンユニットFUが発生させる気流の流路を第2排出経路R2に切り換える。送風制御部255は、ファンユニットFUが発生させる気流の流路を第1排出経路R1に切り換える場合、制御I/F203を制御して切換弁213を第1の位置まで回転するようにモーターMを駆動させる。また、送風制御部255は、ファンユニットFUが発生させる気流の流路を第2排出経路R2に切り換える場合、制御I/F203を制御して切換弁213を第2の位置まで回転するようにモーターMを駆動させる。
複写部100は、ユーザーにより使用される通常状態と、ユーザーにより使用されない省電力状態とのいずれかに動作状態を切り換える。省電力状態においては複写部100により消費される電力は、通常状態において複写部100により消費される電力よりも小さい。
複写部100は、通常状態においては、画像形成部140が熱を発生する。筐体211の第1の空間SP1には、画像形成部140を冷却するために、第1の空間SP1の内部の空気を外部に排気する排気用ファンが設けられる。複写部100は、通常状態において排気用ファンを回転させる。このため、第1の空間SP1の内部の空気が外部に排出され、これにより、吸入口221から筐体211の外の空気が第1の空間SP1に進入する。一方、複写部100は、省電力状態においては、画像形成部140が駆動しないので、排気用ファンを回転させない。
例えば、夜間においては、複写部100は省電力状態になり、画像形成部140が駆動しないために発熱しない状態となる。このため、第1の空間SP1の機内温度が機外温度の低下に伴って低下する。これに対して、サーバー部200は、バッチ処理または通信処理等を実行するために、夜間においてもCPU201から発熱する。この場合、機外温度が第1の空間SP1の機内温度以下となる。この状態においては、ファンユニットFUが発生させる気流の流路が第2排出経路R2に切り換えられる。このため、サーバー部200が収容される第2の空間SP2内の空気が排出口222から排出される。したがって、CPU201を効率よく冷却することができる。CPU201は、機外の空気により冷却されるので、第2の空間SP2内の空気の温度と外気温との差は、所定の範囲内である。第2の空間SP2内の空気が排出口222から排出される状態において、第1の空間SP1の機内温度は機外温度とほぼ同じである。
朝など、機外温度が低い状態では室内の空調設備が稼働される場合、機外温度が上昇するが、機外温度が第1の空間SP1の機内温度以上になると、ファンユニットFUが発生させる気流の流路が第1排出経路R1に切り換えられる。このため、サーバー部200が収容される第2の空間SP2内の空気が連結口223から第1の空間SP1に進入する。連結口223から第2の空間SP2の空気が第1の空間SP1に進入すると、第1の空間SP1の空気が吸入口221から筐体211の外部に排出される。このため、第1の空間SP1の温度を効率よく上昇させることができる。したがって、複合装置1において、複写部100が省電力状態において、第1の空間SP1の機内温度と機外温度との差が大きくならないようにできる。
その後、第1の空間SP1の温度が機外温度と同じになると、ファンユニットFUが発生させる気流の流路が第2排出経路R2に切り換えられる。したがって、第1の空間SP1の温度が機外温度と同じになるまで上昇する。このように、機外温度の上昇に伴って第1の空間SP1の機内温度を機外温度と同じになるまで上昇させることができる。このため、第1の空間SP1の機内温度と機外温度との差が結露の発生する温度差になる前に、第1の空間SP1内の機内温度を上昇させることができる。したがって、第2の空間SP2内の空気の温度と機外温度との差は所定の範囲内であるため、画像形成ユニット20Y,20M,20C,20Kが結露することはない。
図8は、結露防止処理の流れの一例を示すフローチャートである。結露防止処理は、サーバー部200が備えるCPU201が、メモリ202に記憶された結露防止プログラムを実行することにより、CPU201により実行される処理である。図8を参照して、サーバー部200が備えるCPU201は、機内温度と機外温度とを取得し(ステップS01)、処理をステップS02に進める。CPU201は、入力I/F204を制御し、機外温度センサーSE1が出力する信号に基づいて機外温度を取得し、機内温度センサーSE2が出力する信号に基づいて機内温度を取得する。
ステップS02においては、機内温度と機外温度とが比較され、処理が分岐する。機内温度が機外温度より低いならば(ステップS02でYES)、処理はステップS03に進み、機内温度が機外温度以上ならば(ステップS02でNO)、処理はステップS04に進む。
ステップS03においては、ファンユニットFUが発生させる気流の流路が第1排出経路R1に切り換えられる。具体的には、CPU201は、制御I/F203を制御して、切換弁213が排出口222を閉じる第1の位置まで切換弁213を回転させる。これにより、排出口222が閉鎖され、連結口223が開放される。このため、第2の空間SP2内の空気が連結口223を介して第1の空間SP1に流入する。
ステップS04においては、ファンユニットFUが発生させる気流の流路が第2排出経路R2に切り換えられる。具体的には、CPU201は、制御I/F203を制御して、切換弁213が連結口223を閉じる第2の位置まで切換弁213を回転させる。これにより、連結口223が閉鎖され、排出口222が開放される。このため、第2の空間SP2内の空気が排出口222を介して筐体211の外部に排出される。
<変形例>
本実施の形態においては、画像形成装置の一例としての複写部100を、スキャナおよびプリンターを含むコピー機を例に説明したが、スキャナ、プリンターおよびファクシミリ装置のいずれかの単体で構成される装置であってもよく、2以上を組み合わせた装置であってもよい。また、複写部100は、トナーを用いて記録媒体に画像を形成する画像形成部140を有する例を説明したが、インクを記録媒体に吐出することにより記録媒体に画像を形成するインクジェットプリンタであってもよい。
また、複合装置1が機外温度センサーSE1を備えないようにしてもよい。この場合、CPU201は、室内に設置された温度計で計測された室内の温度を機外温度として取得する。例えば、空調設備が室内の温度を検出する温度計を備えている場合は、CPU201は通信I/F205を制御して、空調設備で検出された室内の温度を機外温度として空調設備から受信する。
以上説明したように、本実施の形態における複合装置1は、画像形成部140が収容される第1の空間SP1とサーバー部200が収容される第2の空間SP2とを有する筐体211と、第2の空間SP2内の空気を第1の空間SP1に強制的に導くファンユニットFUおよび第1排出経路R1と、を備える。このため、第2の空間SP2内の空気が画像形成部140を収容する第1の空間に強制的に導かれる。このため、コンピューターが発する熱の一部が画像形成部140に伝達されるので、第1の空間SP1の温度が第2の空間SP2の温度より低くなる状態において第1の空間SP1の温度を上昇させることができる。したがって、新たに熱源を用いることなく、結露を防止することができる。
また、複合装置1は、第1の空間SP1の温度を検出する機内温度センサーSE2を、さらに備え、サーバー部200が備えるCPU201は、筐体211の外部の温度を取得し、機内温度センサーSE2により検出された温度と筐体211の外部の温度とに基づいてファンユニットFUを制御する。このため、第1の空間SP1の温度が筐体211の外部の温度との相対的な関係に基づいて、第2の空間SP2内の空気が第1の空間SP1に強制的に導かれる。したがって、第1の空間SP1の温度と筐体211の外部の温度との差ができるだけ小さくなる。
また、複合装置1は、第2の空間SP2の空気を外部に排出するために気流を発生するファンユニットFUと、第2の空間SP2を筐体211の外部に開放する排出口222と、第2の空間SP2と第1の空間SP1とを連通する連結口223と、ファンユニットFUと連結口223とを繋ぐ第1排出経路R1と、ファンユニットFUと排出口222とを繋ぐ第2排出経路R2と、第1排出経路R1と第2排出経路R2とのいずれかに切り換える切換弁213およびモーターMと、を含み、CPU201は、モーターMを制御して切換弁213を移動させることにより、第1排出経路R1と第2排出経路R2とのいずれかに切り換える。このため、ファンユニットFUにより発生される気流が第1排出経路R1および第2排出経路R2とのいずれかを流れる。したがって、単一のファンユニットFUで、第2の空間SP2を換気するとともに、第2の空間SP2の空気を第1の空間SP1に導くことができる。
また、複合装置1は、機内温度センサーSE2により検出された温度が筐体211の外部の温度より低い場合に第1排出経路R1に切り換え、機内温度センサーSE2により検出された温度が筐体211の外部の温度以上の場合に第2排出経路R2に切り換える。このため、第1の空間SP1の温度と筐体211の外部の温度との差が大きくならないようにできる。
また、複合装置1は、機内温度センサーSE2により検出された温度が筐体211の外部の温度より低い場合に第2の空間SP2内の空気が第1の空間SP1に強制的に導かれるように制御し、機内温度センサーSE2により検出された温度が筐体211の外部の温度以上の場合に第2の空間SP2内の空気が第1の空間SP1に強制的に導かれないように制御する。このため、第1の空間SP1の温度と筐体211の外部の温度との差が大きくならないようにできる。
また、機内温度センサーSE2は、トナー像を像担持体に形成する画像形成ユニット20Y,20M,20C,20K付近に設けられる。このため、画像形成ユニット20Y,20M,20C,20Kが結露しないようにして、画質が低下しないようにできる。
また、複合装置1は、筐体211の外部の温度を検出する機外温度センサーSE1を、さらに備える。このため、筐体211の外部の空気の温度を正確に検出することができる。
また、機外温度センサーSE1は、第1の空間SP1を外部に開放する吸入口221付近に設けられる。このため、第1の空間SP1に進入する空気の温度を検出することができる。
また、機内温度センサーSE2およびモーターMは、サーバー部200から電力が供給される。このため、複写部100で電力が消費されない状態において、第2の空間SP2の空気を第1の空間SP1に導くことができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 複合装置、100 複写部、120 自動原稿搬送装置、130 原稿読取部、140 画像形成部、150 給紙部、20Y,20M,20C,20K 画像形成ユニット、30 転写ベルト、32 定着ローラ、35,35A 給紙カセット、36,36A 取出ローラ、37 給紙ローラ、41C,41M,41Y,41K トナーボトル、200 サーバー部、201 CPU、202 メモリ、203 制御I/F、204 入力I/F、205 通信I/F、211 筐体、213 切換弁、215 回転軸、221 吸入口、222 排出口、223 連結口、FU ファンユニット、M モーター、R1 第1排出経路、R2 第2排出経路。

Claims (18)

  1. 第1の空間と第2の空間とを有する筐体と、
    前記第1の空間に収容され、記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、
    前記第2の空間に収容されたコンピューターと、
    前記第2の空間内の空気を前記第1の空間に強制的に導く強制送風手段と、を備えた画像形成装置。
  2. 前記第1の空間の温度を検出する機内温度検出手段を、さらに備え、
    前記コンピューターは、前記筐体の外部の温度を取得する機外温度取得手段と、
    前記機内温度検出手段により検出された温度と前記取得された外部の温度とに基づいて前記強制送風手段を制御する送風制御手段と、を含む請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記強制送風手段は、前記第2の空間の空気を外部に排出するために気流を発生する送風部と、
    前記第2の空間を前記筐体の外部に開放する開口と、
    前記第2の空間と前記第1の空間とを連通する連結口と、
    前記送風部と前記連結口とを繋ぐ第1排出経路と、
    前記送風部と前記開口とを繋ぐ第2排出経路と、
    前記第1排出経路と前記第2排出経路とのいずれかに切り換える切換機構と、を含み、
    前記送風制御手段は、前記切換機構を制御する、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記送風制御手段は、前記機内温度検出手段により検出された温度が前記取得された外部の温度より低い場合に前記第1排出経路に切り換えるように前記切換機構を制御し、前記機内温度検出手段により検出された温度が前記取得された外部の温度以上の場合に前記第2排出経路に切り換えるように前記切換機構を制御する、請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記送風制御手段は、前記機内温度検出手段により検出された温度が前記取得された外部の温度より低い場合に前記第2の空間内の空気が前記第1の空間に強制的に導かれるように前記強制送風手段を制御し、前記機内温度検出手段により検出された温度が前記取得された外部の温度以上の場合に前記第2の空間内の空気が前記第1の空間に強制的に導かれないように前記強制送風手段を制御する、請求項2に記載の画像形成装置。
  6. 前記機内温度検出手段は、トナー像を像担持体に形成する現像器付近に設けられる、請求項2~5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記筐体の外部の温度を検出する機外温度検出手段を、さらに備え、
    前記機外温度取得手段は、前記機外温度検出手段により検出された温度を取得する、請求項2~5のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 前記機外温度検出手段は、前記第1の空間を外部に開放する吸入口付近に設けられる、請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記機内温度検出手段および前記強制送風手段は、前記コンピューターから電力が供給される、請求項2~5のいずれかに記載の画像形成装置。
  10. 画像形成装置で実行される結露防止方法であって、
    前記画像形成装置は、第1の空間と第2の空間とを有する筐体と、
    前記第1の空間に収容され、記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、
    前記第2の空間に収容されたコンピューターと、
    前記第2の空間内の空気を前記第1の空間に強制的に導く強制送風手段と、
    前記第1の空間の温度を検出する機内温度検出手段と、を備え、
    前記筐体の外部の温度を取得する機外温度取得ステップと、
    前記機内温度検出手段により検出された温度と前記取得された外部の温度とに基づいて前記強制送風手段を制御する送風制御ステップと、を前記コンピューターに実行させる結露防止方法。
  11. 前記強制送風手段は、前記第2の空間の空気を外部に排出するために気流を発生する送風部と、
    前記第2の空間を前記筐体の外部に開放する開口と、
    前記第2の空間と前記第1の空間とを連通する連結口と、
    前記送風部と前記連結口とを繋ぐ第1排出経路と、
    前記送風部と前記開口とを繋ぐ第2排出経路と、
    前記第1排出経路と前記第2排出経路とのいずれかに切り換える切換機構と、を含み、
    前記送風制御ステップは、前記切換機構を制御するステップを含む、請求項10に記載の結露防止方法。
  12. 前記送風制御ステップは、前記機内温度検出手段により検出された温度が前記取得された外部の温度より低い場合に前記第1排出経路に切り換えるように前記切換機構を制御するステップと、
    前記機内温度検出手段により検出された温度が前記取得された外部の温度以上の場合に前記第2排出経路に切り換えるように前記切換機構を制御するステップと、を含む請求項11に記載の結露防止方法。
  13. 前記送風制御ステップは、前記機内温度検出手段により検出された温度が前記取得された外部の温度より低い場合に前記第2の空間内の空気が前記第1の空間に強制的に導かれるように前記強制送風手段を制御するステップと、
    前記機内温度検出手段により検出された温度が前記取得された外部の温度以上の場合に前記第2の空間内の空気が前記第1の空間に強制的に導かれないように前記強制送風手段を制御するステップと、を含む請求項11に記載の結露防止方法。
  14. 前記機内温度検出手段は、トナー像を像担持体に形成する現像器付近に設けられる、請求項11~13のいずれかに記載の結露防止方法。
  15. 前記筐体の外部の温度を検出する機外温度検出手段を、さらに備え、
    前記機外温度取得ステップは、前記機外温度検出手段により検出された温度を取得するステップを含む、請求項11~13のいずれかに記載の結露防止方法。
  16. 前記機外温度検出手段は、前記第1の空間を外部に開放する吸入口付近に設けられる、請求項15に記載の結露防止方法。
  17. 前記機内温度検出手段および前記強制送風手段は、前記コンピューターから電力が供給される、請求項10~13のいずれかに記載の結露防止方法。
  18. 画像形成装置を制御するための結露防止プログラムであって、
    前記画像形成装置は、第1の空間と第2の空間とを有する筐体と、
    前記第1の空間に収容され、記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、
    前記第2の空間に収容されたコンピューターと、
    前記第2の空間内の空気を前記第1の空間に強制的に導く強制送風手段と、
    前記第1の空間の温度を検出する機内温度検出手段と、を備え、
    前記筐体の外部の温度を取得する機外温度取得ステップと、
    前記機内温度検出手段により検出された温度と前記取得された外部の温度とに基づいて前記強制送風手段を制御する送風制御ステップと、を前記コンピューターに実行させる結露防止プログラム。

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