JP2024011089A - 複合装置、温度調整方法および温度調整プログラム - Google Patents

複合装置、温度調整方法および温度調整プログラム Download PDF

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幸樹 村本
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Abstract

Figure 2024011089000001
【課題】 画像形成部およびサーバーをそれぞれの動作状態に応じて冷却すること。
【解決手段】 複合装置は、第1空間SP1と第2空間SP2とに区画された筐体51と、第1空間SP1に収容され、記録媒体に画像を形成する画像形成部4と、第1空間SP1の空気を外部に排出または第1空間に外部から空気を取り込むファンFUと、第2空間SP2に収納されたサーバー200と、第2空間SP2に配置された吸熱部173と第1空間SP1に配置されかつ吸熱部173に接続された放熱部171とを有する冷却手段と、第1空間SP1の状態と第2空間SP2の状態とに基づいて、ファンFUを制御する制御手段と、を備える。
【選択図】 図4

Description

この発明は、複合装置、温度調整方法および温度調整プログラムに関し、特に、シートに画像を形成する画像形成部とコンピューターとを備えた複合装置、その複合装置で実行される温度調整方法およびその温度調整方法をコンピューターに実行させる温度調整プログラムに関する。
画像形成装置は、シートにトナーを定着させるためにトナーを加熱する定着装置等の複数の発熱源を有する。このため、画像形成装置は、発熱源を冷却するためのファンを備える。画像形成装置は、ユーザーにより使用されない場合は、画像を形成可能な通常状態における消費電力よりも少ない電力となる省電力状態に移行する。このため、画像形成装置は、省電力状態の場合にファンを回転させないか、通常状態の場合よりも回転数を低くする。
この画像形成装置を冷却する技術が知られている。例えば、特許4802004号公報には、画像形成装置内の複数の温度上昇箇所に設置され、温度上昇箇所を冷却する複数の冷却部を有する画像形成装置において、各冷却部の冷却状態又は非冷却状態を選択的に切り替え、各温度上昇箇所を選択的に冷却する画像形成装置が記載されている。
近年、画像形成装置とサーバーとを備えた複合装置が知られている。この複合装置において、画像形成装置とサーバーとは別々の筐体に収納される。サーバーは、中央演算装置(CPU)等の発熱源を有する。このため、サーバーは、内部の空間の空気を外部に排出するためのファンを備える。サーバーは、処理を実行する必要のない場合は、処理を実行する通常状態における消費電力よりも少ない電力となる省電力状態に移行する。サーバーは、省電力状態においてはファンを回転させないか、通常状態の場合よりも回転数を低くする。
複合装置において、画像形成装置とサーバーとでは通常状態と省電力状態とを独立して切り換えるので、画像形成装置とサーバーとでファンを共有することが困難である。
特許4802004号公報
この発明は上述した問題点を解決するためになされたもので、この発明の目的の一つは、画像形成部およびサーバーをそれぞれの動作状態に応じて冷却することが可能な複合装置を提供することである。
この発明の他の目的は、画像形成部およびサーバーをそれぞれの動作状態に応じて冷却することが可能な温度調整方法を提供することである。
この発明のさらに他の目的は、画像形成部およびサーバーをそれぞれの動作状態に応じて冷却することが可能な温度調整プログラムを提供することである。
この発明のある局面によれば、複合装置は、第1空間と第2空間とに区画された筐体と、第1空間に収容され、記録媒体に画像を形成する画像形成部と、第1空間の空気を外部に排出または第1空間に外部から空気を取り込むファンと、第2空間に収納されたサーバーと、第2空間に配置された吸熱部と第1空間に配置されかつ吸熱部に接続された放熱部とを有する冷却手段と、第1空間の状態と第2空間の状態とに基づいて、ファンを制御する制御手段と、を備える。
この発明の他の局面によれば、温度調整方法は、複合装置を温度調整する温度調整方法であって、複合装置は、第1空間と第2空間とに区画された筐体と、第1空間に収容され、記録媒体に画像を形成する画像形成部と、第1空間の空気を外部に排出または第1空間に外部から空気を取り込むファンと、第2空間に収納されたサーバーと、第2空間に配置された吸熱部と第1空間に配置されかつ吸熱部に接続された放熱部とを有する冷却手段と、を備え、第1空間の状態と第2空間の状態とに基づいて、ファンを制御する制御ステップを、複合装置に実行させる。
この発明のさらに他の局面によれば、温度調整プログラムは、複合装置を制御するコンピューターで実行される温度調整プログラムであって、複合装置は、第1空間と第2空間とに区画された筐体と、第1空間に収容され、記録媒体に画像を形成する画像形成部と、第1空間の空気を外部に排出または第1空間に外部から空気を取り込むファンと、第2空間に収納されたサーバーと、第2空間に配置された吸熱部と第1空間に配置されかつ吸熱部に接続された放熱部とを有する冷却手段と、を備え、第1空間の状態と第2空間の状態とに基づいて、ファンを制御する制御ステップを、コンピューターに実行させる。
本実施の形態における複合装置の外観を示す斜視図である。 複合装置の内部構成の一例を示す第1の模式的断面図である。 画像形成装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 複合装置の内部構成の一例を示す第2の模式的断面図である。 図4のA-A線断面図である。 温度調整装置の制御回路の一例を示す図である。 本実施の形態における画像形成装置が備えるCPUが有する機能の一例を示すブロック図である。 レベルテーブルの一例を示す図である。 温度調整制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。 画像形成部およびサーバーの動作状態の変化の一例を示す図である。 各期間における第1区間および第2空間それぞれの温度の変化の一例を示す図である。 各期間における制御レベルの変化の一例を示す図である。 第1の変形例における画像形成装置が備えるCPUが有する機能の一例を示すブロック図である。 第1の変形例におけるレベルテーブルの一例を示す図である。 第1の変形例における温度調整制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第2の変形例における画像形成装置が備えるCPUが有する機能の一例を示すブロック図である。 第2の変形例におけるレベルテーブルの一例を示す図である。 第2の変形例における温度調整制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第3の変形例における画像形成装置が備えるCPUが有する機能の一例を示すブロック図である。 第3の変形例におけるレベルテーブルの一例を示す図である。 第3の変形例における温度調整制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。 サーバーのハードウェア構成の一例を示す図である。 第2の実施の形態における温度調整装置の制御回路の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態における複合装置について、図面を参照して説明する。以下の説明では同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
<第1の実施の形態>
図1は、本実施の形態における複合装置の外観を示す斜視図である。図1を参照して、複合装置1は、画像形成装置100とサーバー200とを備える。画像形成装置100は、用紙等の記録媒体に画像を形成する機能を有する。
画像形成装置100は、自動原稿搬送装置2と、原稿読取部3と、画像形成部4と、給紙部5と、操作パネル6と、を含む。自動原稿搬送装置2は、原稿トレイ上にセットされた複数枚の原稿を1枚ずつ自動的に原稿読取部3の原稿読み取り位置まで搬送し、原稿読取部3により原稿に形成された画像が読み取られた原稿を原稿排紙トレイに排出する。
原稿読取部3は、光を照射する光源と、光を受光する光電変換素子とを含み、読取面に載置された原稿に形成されている画像を走査する。読取領域に原稿が載置されている場合、光源から照射された光は原稿で反射し、反射した光が光電変換素子で結像する。光電変換素子は、原稿で反射した光を受光すると、受光した光を電気信号に変換した画像データを生成する。
給紙部5は、用紙を収容するための2つの給紙カセット35,35Aを含む。給紙部5は、2つの給紙カセット35,35Aのいずれかに収容された用紙を画像形成部4に搬送する。画像形成部4は、周知の電子写真方式により画像を形成するものであって、画像データに基づいて、給紙部5により搬送される用紙に画像を形成し、画像を形成した用紙を排紙トレイ7に排出する。
操作パネル6は、表示装置161と操作部163とを有し、ユーザーにより入力される操作を受け付ける。操作パネル6は、画像形成装置100とサーバー200とにより共有される。画像形成装置100およびサーバー200は、操作パネル6に入力される操作に従って、動作する。
図2は、複合装置の内部構成の一例を示す第1の模式的断面図である。図2は、複合装置1を正面から見た断面を示す。図2を参照して、複合装置1は、第1空間SP1と第2空間SP2を有する。第1空間SP1と第2空間SP2とは平面視で重なり、第1空間SP1は第2空間SP2の上方に位置する。第1空間SP1に、画像形成装置100が有する画像形成部4および給紙部5が配置される。第2空間SP2にサーバー200が配置される。
なお、第2空間SP2は、第1空間SP1と平面視で重なり、第1空間SP1の下方に位置する例を示すが、第1空間SP1と第2空間SP2との位置関係は、これに限定されるものではなく、第1空間SP1と第2空間SP2とは区画されていればよい。例えば、第2空間SP2が第1空間SP1の上方に配置されてもよいし、第2空間SP2が第1空間SP1の水平方向に並んで配置されてもよい。さらに、第2空間SP2が第1空間SP1の内部に配置されてもよいし、第1空間SP1が第2空間SP2の内部に配置されてもよい。
原稿読取部3は、自動原稿搬送装置2により原稿ガラス11上にセットされた原稿の画像を、その下方を図中矢印で示す副走査方向に移動するスライダー12に取付けられた露光ランプ13で露光する。露光ランプ13は、副走査方向に垂直な主走査方向に延びる形状である。原稿からの反射光は、ミラー14と2枚の反射ミラー15,15Aによりレンズ16に導かれ、CCD(Charge Coupled Devices)センサー18に結像する。
CCDセンサー18は、複数の光電変換素子が主走査方向に配列されている。CCDセンサー18に結像した反射光は、CCDセンサー18内で電気信号としての画像データに変換される。画像データは、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の印字用データに変換されて、画像形成部4に出力される。
画像形成部4は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックおよびホワイトにそれぞれ対応する画像形成ユニット20Y,20M,20C,20Kを含む。ここで、“Y”、“M”、“C”および“K”は、それぞれイエロー、マゼンタ、シアンおよびブラックを表す。画像形成ユニット20Y,20M,20C,20Kの少なくとも1つが駆動されることにより、画像が形成される。画像形成ユニット20Y,20M,20C,20Kのすべてが駆動されると、フルカラーの画像が形成される。画像形成ユニット20Y,20M,20C,20Kには、イエロー、マゼンタ、シアンおよびブラックの印字用データがそれぞれ入力される。画像形成ユニット20Y,20M,20C,20Kは、取扱うトナーの色彩が異なるのみなので、ここでは、イエローの画像を形成するための画像形成ユニット20Yについて説明する。
画像形成ユニット20Yは、帯電ローラ21Y、露光装置22Y、現像器23Y、1次転写ローラ24Yが、像担持体である感光体ドラム25Yと、トナーボトル41Yと、を含む。トナーボトル41Yは、イエローのトナーを収容する。トナーボトル41Yは、トナーボトルモーターを駆動源として回転し、現像剤を外部に排出する。トナーボトル41Yから排出されたトナーは、現像器23Yに供給される。
感光体ドラム25Yは、円筒形状を有し、感光体ドラム25Yの周辺に、帯電ローラ21Y、露光装置22Y、現像器23Y、1次転写ローラ24Yが、感光体ドラム25Yの回転方向に沿って順に配置される。
感光体ドラム25Yは、その表面が帯電ローラ21Yによって帯電された後、露光装置22Yが発光するレーザー光が照射される。露光装置22Yは、感光体ドラム25Yの表面の画像対応部を露光して静電潜像を形成する。これにより、感光体ドラム25Yに静電潜像が形成される。続いて、現像器23Yが、感光体ドラム25Yに形成された静電潜像をトナーで現像する。具体的には、感光体ドラム25Yに形成された静電潜像上に現像器23Yが有する現像ローラが保持するトナーが電界力の作用で載せられることにより、トナー像が感光体ドラム25Yに形成される。感光体ドラム25Y上に形成されたトナー像は、像担持体である転写ベルト30上に1次転写ローラ24Yにより電界力の作用で転写される。
転写ベルト30は、駆動ローラ33と従動ローラ29とにより弛まないように懸架されている。駆動ローラ33が図2中で時計回りに回転すると、転写ベルト30が所定の速度で図中時計回りに回転する。転写ベルト30の回転に伴って、従動ローラ29が、時計回りに回転する。これにより、画像形成ユニット20Y,20M,20C,20Kが、この順に転写ベルト30上にトナー像を転写する。画像形成ユニット20Y,20M,20C,20Kそれぞれが、転写ベルト30上にトナー像を転写するタイミングは、転写ベルト30に付された基準マークを検出することにより、調整される。これにより、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックおよびホワイトのトナー像が転写ベルト30上に重畳される。
画像形成装置100は、フルカラーの画像を形成する場合、画像形成ユニット20Y,20M,20C,20Kのすべてを駆動させる。これにより、イエロー、マゼンタ、シアンおよびブラックのトナー像が転写ベルト30上に重畳される。画像形成装置100は、モノクロの画像を形成する場合、画像形成ユニット20Y,20M,20C,20Kのいずれか1つを駆動する。また、画像形成ユニット20Y,20M,20C,20Kの2以上を組み合わせて画像を形成することもできる。
給紙カセット35,35Aには、それぞれサイズの異なる用紙がセットされている。給紙カセット35,35Aそれぞれに収容された用紙は、給紙カセット35,35Aにそれぞれ取付けられている取出ローラ36,36Aにより、搬送経路へ供給され、給紙ローラ37によりタイミングローラ31へ送られる。
タイミングローラ31は、給紙ローラ37により搬送される用紙を転写ベルト30と転写部材である2次転写ローラ26との間のニップ部に搬送する。2次転写ローラ26は、ニップ部において電界を発生させる。このニップ部において電界力の作用により、タイミングローラ31により搬送される用紙に、転写ベルト30に形成されたトナー像が用紙に転写される。トナー像が転写された用紙は、定着ローラ対32に搬送され、定着ローラ対32により加熱および加圧される。これにより、トナーが溶かされて用紙に定着する。その後、用紙は排紙トレイ7に排出される。
なお、ここでは、画像形成装置100は、用紙に4色のトナーそれぞれを形成する画像形成ユニット20Y,20M,20C,20Kを備えたタンデム方式を採用する例について説明するが、1つの感光体ドラムで4色のトナーを順に用紙に転写する4サイクル方式を採用してもよい。
図3は、画像形成装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図3を参照して、画像形成装置100は、メイン回路110と、原稿を読み取るための原稿読取部3と、原稿を原稿読取部3に搬送するための自動原稿搬送装置2と、画像データに基づいて用紙等に画像を形成するための画像形成部4と、画像形成部4に用紙を供給するための給紙部5と、ユーザーインターフェースとしての操作パネル6とを含む。
メイン回路110は、中央演算装置(CPU)201と、通信インターフェース(I/F)部112と、CPU111が実行するためのプログラムを記憶するROM(Read Only Memory)113と、CPU111の作業領域として使用されるRAM(Random Access Memory)114と、データを不揮発的に記憶するHDD(Hard Disk Drive)115と、ファクシミリ部116と、CD-ROM(Compact Disk ROM)118が装着される外部記憶装置117と、を含む。CPU111は、自動原稿搬送装置2、原稿読取部3、画像形成部4、給紙部5、および操作パネル6と接続され、画像形成装置100の全体を制御する。
ROM113は、CPU111が実行するプログラム、またはそのプログラムを実行するために必要なデータを記憶する。RAM114は、CPU111がプログラムを実行する際の作業領域として用いられる。また、RAM114は、原稿読取部3から連続的に送られてくる読取データ(画像データ)を一時的に記憶する。
操作パネル6は、画像形成装置100の上面に設けられ、表示部161と操作部163とを含む。表示部161は、液晶表示装置(LCD)、有機ELD(Electro-Luminescence Display)等の表示装置であり、ユーザーに対する指示メニューや取得した画像データに関する情報等を表示する。操作部163は、複数のキーからなるハードキー部167を備え、キーに対応するユーザーの操作による各種の指示、文字、数字などのデータの入力を受け付ける。操作部163は、表示部161上に設けられたタッチパネル165をさらに含む。
通信I/F部112は、画像形成装置100をネットワークに接続するためのインターフェースである。CPU111は、通信I/F部112を介して、ネットワークに接続された他のコンピューターとの間で通信し、データを送受信する。
ファクシミリ部116は、公衆交換電話網(PSTN)に接続され、PSTNにファクシミリデータを送信する、またはPSTNからファクシミリデータを受信する。ファクシミリ部116は、受信したファクシミリデータを、HDD115に記憶する、または画像形成部4に出力する。画像形成部4は、ファクシミリ部116により受信されたファクシミリデータを用紙にプリントする。また、ファクシミリ部116は、HDD115に記憶されたデータをファクシミリデータに変換して、PSTNに接続されたファクシミリ装置に送信する。
外部記憶装置117は、CD-ROM118が装着される。CPU111は、外部記憶装置117を介してCD-ROM118にアクセス可能である。CPU111は、外部記憶装置117に装着されたCD-ROM118に記録されたプログラムをRAM114にロードして実行する。なお、CPU111が実行するプログラムを記憶する媒体としては、CD-ROM118に限られず、光ディスク(MO(Magnetic Optical Disc)/MD(Mini Disc)/DVD(Digital Versatile Disc))、ICカード、光カード、マスクROM、EPROM(Erasable Programmable ROM)などの半導体メモリであってもよい。
また、CPU111は、HDD115に記憶されたプログラムをRAM114にロードして実行するようにしてもよい。この場合、ネットワークに接続された他のコンピューターが、画像形成装置100のHDD115に記憶されたプログラムを書換える、または、新たなプログラムを追加して書き込むようにしてもよい。さらに、画像形成装置100が、ネットワークに接続された他のコンピューターからプログラムをダウンロードして、そのプログラムをHDD115に記憶するようにしてもよい。ここでいうプログラムは、CPU111が直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む。
図4は、複合装置の内部構成の一例を示す第2の模式的断面図である。図4は、複合装置1を左側から見た断面を示す。図中右側が複合装置1の背面に相当し、図中左側が複合装置1の正面に相当する。図5は、図4のA-A線断面図である。
図4および図5を参照して、複合装置1の筐体51は、第1空間SP1と第2空間SP2とに区画される。複合装置1は、温度調整装置170を備える。温度調整装置170は、第1熱交換器171、第2熱交換器173、2つの接続管177およびポンプ175を含む。
第1空間SP1には、上から順に、定着ローラ対32、転写ベルト30および画像形成ユニット20K、給紙カセット35,35Aが配置される。転写ベルト30の手前には2次転写ローラ26が配置される。また、筐体51は、第1空間SP1を外部に開放する排出口53と、第1空間SP1を外部に開放する取入口55とが形成されている。
第1空間SP1に、ファンユニットFU、第1熱交換器171が配置される。ファンユニットFU、第1熱交換器171は、筐体51の背面側の壁に沿って並ぶように配置される。ファンユニットFUは、ファンユニットFUが発生する気流が排出口53を通るように、排出口53に対向する位置に配置される。なお。ファンユニットFUから排出口53に繋がるダクトが形成されてもよい。第1熱交換器171は、ファンユニットFUと排出口53との間に配置される。このため、ファンユニットFUが駆動して発生する気流は第1熱交換器171を介して排出口53から排出される。このため、第1熱交換器171は、熱を放出する放熱部として機能する。また、ファンユニットFUが駆動して発生する気流により取入口55から外部の空気が第1空間SP1に取り込まれる。
第2空間SP2に、サーバー200、第2熱交換器173、ポンプ175が配置される。第2熱交換器173は、サーバー200の発熱源からの熱が伝達するように、発熱源に対向して配置される。このため、第2熱交換器173は、サーバー200から発生する熱を吸収する吸熱部として機能する。例えば、第2熱交換器173は、発熱源に接触して配置されるのが好ましい。サーバー200の発熱源は、例えば、CPU201である。また、サーバー200の発熱源は、電源回路であってもよい。
第2熱交換器173は、第1熱交換器171と2つの接続管177により接続される。第1熱交換器171と、第2熱交換器173と、2つの接続管177と、により冷媒の循環経路が形成される。冷媒は、限定するものではないが、本実施の形態においては水が用いられる。冷媒の循環経路内にポンプ175が接続される。本実施の形態においては、ポンプ175は、2つの接続管177の一方に接続される。ポンプ175は、循環経路内に収納された冷媒を送り出し、循環経路内で冷媒を循環させる。
第1空間SP1には、第1温度センサーSE1が配置され、第2空間SP2には、第2温度センサーSE2が配置される。第1温度センサーSE1は、第1空間SP1の温度を検出する。第2温度センサーSE2は、第2空間SP2の温度を検出する。
図6は、温度調整装置の制御回路の一例を示す図である。図6を参照して、温度調整装置170のうちファンユニットFUとポンプ175が示される。
CPU111は、ファンユニットFUおよびポンプ175を制御することにより、それらの回転数を制御する制御回路を搭載している。CPU111は、ファンユニットFUを電流制御する電流を出力する第1ファン用出力端子と、ポンプ175を電流制御する電流を出力する第1ポンプ用出力端子と、を有する。なお、ここでは、電流が制御されることにより回転数を制御する例を示すが、電圧を制御することにより回転数が制御されてもよい。
CPU111は、ファンユニットFUおよびポンプ175を電流制御する制御回路を搭載している。CPU111は、ファンユニットFUを電流制御する電流を出力するファン用出力端子と、ポンプ175を電流制御する電流を出力するポンプ用出力端子と、を有する。
図7は、本実施の形態における画像形成装置が備えるCPUが有する機能の一例を示すブロック図である。図7に示す機能は、画像形成装置100が備えるCPU111が、ROM113、HDD115またはCD-ROM118に記憶された温度調整プログラムを実行することにより、CPU111に実現される機能である。図7を参照して、画像形成装置100が備えるCPU111は、第1空間温度取得部61と、第2空間温度取得部63と、温度調整装置制御部65と、制御レベル格納部67と、有する。第1空間温度取得部61は、第1温度センサーSE1を制御し、第1温度センサーSE1により検出される第1筐体の温度を取得する。第1空間温度取得部61は、第1筐体の温度を温度調整装置制御部65に出力する。
第2空間温度取得部63は、第2温度センサーSE2を制御し、第2温度センサーSE2により検出される第2筐体の温度を取得する。第2空間温度取得部63は、第2筐体の温度を温度調整装置制御部65に出力する。
温度調整装置制御部65は、第1筐体の温度と第2筐体の温度とに基づいて、温度調整装置170を制御する。温度調整装置制御部65は、第1筐体の温度と第2筐体の温度とから制御レベルを決定する。温度調整装置制御部65は、決定された制御レベルに対応してファンユニットFUおよびポンプ175それぞれに対して予め定められた回転数で、ファンユニットFUおよびポンプ175をそれぞれ駆動する。
制御レベル格納部67は、第1筐体の温度と第2筐体の温度との複数の組み合わせにそれぞれ対応する複数の制御レベルを定めたレベルテーブルをHDD115に格納する。レベルテーブルは、予め準備されたテーブルである。
図8は、レベルテーブルの一例を示す図である。図8を参照して、レベルテーブルは、第1空間SP1の温度状態と第2空間SP2の温度状態との複数の組み合わせそれぞれに対応する制御レベルを定める。ここでは、レベル1~4の4段階のレベルが定められる場合を例に説明する。第1空間SP1の温度状態は、第1空間SP1の温度が第1しきい値以上の高温状態と、第1しきい値よりも低い低温状態とを含む。第2空間SP2の温度状態は、第2空間SP2の温度が第2しきい値以上の高温状態と、第2しきい値よりも低い低温状態とを含む。第1空間SP1の温度状態と第2空間SP2の温度状態の4つの組にそれぞれ対応して制御レベルが定められる。
具体的には、第1空間SP1の温度状態が高温状態と第2空間SP2の温度状態が高温状態との組に対してレベル1の制御レベルが定められる。第1空間SP1の温度状態が高温状態と第2空間SP2の温度状態が低温状態との組に対してレベル2の制御レベルが定められる。第1空間SP1の温度状態が低温状態と第2空間SP2の温度状態が高温状態との組に対してレベル3の制御レベルが定められる。第1空間SP1の温度状態が低温状態と第2空間SP2の温度状態が低温状態との組に対してレベル4の制御レベルが定められる。ファンユニットFUおよびポンプ175それぞれの回転数は、レベル1が最も高く、レベル2が2番目に高く、レベル3が3番目に高く、レベル4が最も低い。
図9は、温度調整制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。温度調整制御処理は、画像形成装置100が備えるCPU111が、ROM113、HDD115またはCD-ROM118に記憶された温度調整プログラムを実行することにより、CPU111により実行される処理である。図9を参照して、CPU111は、第1空間SP1の温度を取得し(ステップS01)、処理をステップS02に進める。CPU111は、第1温度センサーSE1を制御することにより、第1空間SP1の温度を取得する。ステップS02においては、第2空間SP2の温度が取得され、処理はステップS03に進む。CPU111は、第2温度センサーSE2を制御することにより、第2空間SP2の温度を取得する。
ステップS03においては、制御レベルが決定され、処理はステップS04に進む。HDD115に記憶されたレベルテーブルが参照され、第1空間SP1の温度と第2空間SP2の温度とから制御レベルが決定される。
ステップS04においては、温度調整装置170が駆動され、処理はステップS01に戻る。制御レベルに対応してファンユニットFUおよびポンプ175それぞれに対して予め定められた回転数で、ファンユニットFUおよびポンプ175がそれぞれ駆動される。
図10は、画像形成部およびサーバーの動作状態の変化の一例を示す図である。図10を参照して、期間T1~T6の6つの期間それぞれにおける画像形成部4およびサーバー200の動作状態を示している。画像形成部4の動作状態は、印刷、待機の2つを含む。サーバー200の動作状態は、普通とビジーの2つを含む。
図11は、各期間における第1区間および第2空間それぞれの温度の変化の一例を示す図である。図11は、図10に示した動作状態の変化に対応する。サーバー200が作動していない状態における第1空間SP1の温度変化の一例が実線のグラフで示され、画像形成装置100が作動していない状態にける第2空間SP2の温度変化の一例が実線のグラフで示される。画像形成装置100の動作状態が待機における第1空間SP1の温度は低1で示され、画像形成装置100の動作状態が印刷における第1空間SP1の温度は高1で示される。サーバー200の動作状態が普通における第2空間SP2の温度が低2で示され、サーバー200の動作状態がビジーにおける第2空間SP2の温度が高2で示される。
図12は、各期間における制御レベルの変化の一例を示す図である。ここでは、制御レベルは、回転数で示される。図12は、図10に示した動作状態の変化に対応する。図12を参照して、期間T1~T6において制御レベルがレベル4、レベル2、レベル4,レベル3,レベル1、レベル4の順に設定される。具体的には、期間T1においては、第1空間SP1の温度が低1かつ第2空間SP2の温度が低2なので、制御レベルがレベル4に設定される。期間T2においては、第1空間SP1の温度が高1かつ第2空間SP2の温度が低2なので、制御レベルがレベル2に設定される。期間T3においては、第1空間SP1の温度が低1かつ第2空間SP2の温度が低2なので、制御レベルがレベル4に設定される。期間T4においては、第1空間SP1の温度が低1かつ第2空間SP2の温度が高2なので、制御レベルがレベル3に設定される。期間T5においては、第1空間SP1の温度が高1かつ第2空間SP2の温度が高2なので、制御レベルがレベル1に設定される。期間T6においては、第1空間SP1の温度が低1かつ第2空間SP2の温度が低2なので、制御レベルがレベル4に設定される。
<第1の変形例>
上述した実施の形態における複合装置1においては、画像形成装置100が第1空間SP1および第2空間SP2それぞれの温度に基づいて、温度調整装置170を制御するための制御レベルを決定する。第1の変形例における複合装置1は、画像形成装置100の動作状態を第1空間SP1の状態として捉え、画像形成装置100の動作状態と第2空間SP2の温度とに基づいて、温度調整装置170を制御するための制御レベルを決定する。以下、上述した複合装置1と異なる点を主に説明する。
図13は、第1の変形例における画像形成装置が備えるCPUが有する機能の一例を示すブロック図である。図13を参照して、図7に示す機能と異なる点は、第1空間温度取得部61および制御レベル格納部67が第1動作状態取得部61Aおよび制御レベル格納部67Aにそれぞれ変更された点である。その他の機能は図7に示した機能と同じなので、ここでは説明を繰り返さない。
第1動作状態取得部61Aは、画像形成装置100の動作状態を取得する。画像形成装置100の動作状態は、画像形成可能な状態で画像を形成しない省電力状態と、画像形成している印刷状態と、を含む。第1動作状態取得部61Aは、画像形成装置100の動作状態を温度調整装置制御部65に出力する。
温度調整装置制御部65は、画像形成装置100の動作状態と第2空間SP2の温度とに基づいて、温度調整装置170を制御する。温度調整装置制御部65は、画像形成装置100の動作状態と第2空間SP2の温度とから制御レベルを決定する。温度調整装置制御部65は、決定された制御レベルに対応してファンユニットFUおよびポンプ175それぞれに対して予め定められた回転数で、ファンユニットFUおよびポンプ175をそれぞれ駆動する。
制御レベル格納部67Aは、画像形成装置100の動作状態と第2空間SP2の温度との複数の組み合わせにそれぞれ対応する複数の制御レベルを定めたレベルテーブルをHDD115に格納する。レベルテーブルは、予め準備されたテーブルである。
図14は、第1の変形例におけるレベルテーブルの一例を示す図である。図14を参照して、第1の変形例におけるレベルテーブルは、画像形成装置100の動作状態と第2空間SP2の温度状態との複数の組み合わせそれぞれに対応する制御レベルを定める。ここでは、レベル1~4の4段階のレベルが定められる場合を例に説明する。画像形成装置100の動作状態は、印刷状態と省電力状態とを含む。第2空間SP2の温度状態は、第2空間SP2の温度が第2しきい値以上の高温状態と、第2しきい値よりも低い低温状態とを含む。画像形成装置100の動作状態と第2筐体の温度状態の4つの組にそれぞれ対応して制御レベルが定められる。
具体的には、画像形成装置100の動作状態が印刷状態と第2空間SP2の温度状態が高温状態との組に対してレベル1の制御レベルが定められる。画像形成装置100の動作状態が印刷状態と第2空間SP2の温度状態が高温状態との組に対してレベル1の制御レベルが定められる。画像形成装置100の動作状態が印刷状態と第2空間SP2の温度状態が低温状態との組に対してレベル2の制御レベルが定められる。画像形成装置100の動作状態が省電力状態と第2空間SP2の温度状態が高温状態との組に対してレベル3の制御レベルが定められる。画像形成装置100の動作状態が省電力状態と第2空間SP2の温度状態が低温状態との組に対してレベル4の制御レベルが定められる。ファンユニットFUおよびポンプ175それぞれの回転数は、レベル1が最も高く、レベル2が2番目に高く、レベル3が3番目に高く、レベル4が最も低い。
図15は、第1の変形例における温度調整制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。図9に示した温度調整制御処理と異なる点は、ステップS01およびステップS03がステップS01AおよびステップS03Aにそれぞれ変更された点である。その他の処理は図9に示した処理と同じなので、ここでは説明を繰り返さない。ステップS01Aにおいて、画像形成装置100の動作状態が取得され、処理はステップS02に進む。
ステップS03Aにおいては、制御レベルが決定され、処理はステップS04に進む。HDD115に記憶された第1の変形例におけるレベルテーブルが参照され、画像形成装置100の動作状態と第2筐体の温度とから制御レベルが決定される。
<第2の変形例>
第2の変形例における複合装置1は、サーバー200の動作状態を第2空間SP2の状態として捉え、第1空間SP1の温度とサーバー200の動作状態とに基づいて、温度調整装置170を制御するための制御レベルを決定する。以下、上述した複合装置1と異なる点を主に説明する。
図16は、第2の変形例における画像形成装置が備えるCPUが有する機能の一例を示すブロック図である。図16を参照して、図7に示す機能と異なる点は、第2空間温度取得部63および制御レベル格納部67が第2動作状態取得部63Aおよび制御レベル格納部67Bにそれぞれ変更された点である。その他の機能は図7に示した機能と同じなので、ここでは説明を繰り返さない。
第2動作状態取得部63Aは、サーバー200の動作状態を取得する。第2動作状態取得部63Aは、通信I/F部112を制御し、サーバー200と通信することにより、サーバー200から動作状態を取得する。サーバー200の動作状態は、サーバー200が実行する処理の負荷が所定のしきい値より小さい省電力状態と、処理の負荷がしきい値以上のビジー状態と、を含む。第2動作状態取得部63Aは、サーバー200の動作状態を温度調整装置制御部65に出力する。
温度調整装置制御部65は、第1空間SP1の温度とサーバー200の動作状態とに基づいて、温度調整装置170を制御する。温度調整装置制御部65は、第1空間SP1の温度とサーバー200の動作状態とから制御レベルを決定する。温度調整装置制御部65は、決定された制御レベルに対応してファンユニットFUおよびポンプ175それぞれに対して予め定められた回転数で、ファンユニットFUおよびポンプ175をそれぞれ駆動する。
制御レベル格納部67Bは、第1空間SP1の温度状態とサーバー200の動作状態との複数の組み合わせにそれぞれ対応する複数の制御レベルを定めたレベルテーブルをHDD115に格納する。レベルテーブルは、予め準備されたテーブルである。
図17は、第2の変形例におけるレベルテーブルの一例を示す図である。図17を参照して、第2の変形例におけるレベルテーブルは、第1空間SP1の温度状態とサーバー200の動作状態との複数の組み合わせそれぞれに対応する制御レベルを定める。ここでは、レベル1~4の4段階のレベルが定められる場合を例に説明する。第1空間SP1の温度状態は、第1空間SP1の温度が第1しきい値以上の高温状態と、第1しきい値よりも低い低温状態とを含む。サーバー200の動作状態は、省電力状態とビジー状態とを含む。第1空間SP1の温度状態とサーバー200の動作状態との4つの組にそれぞれ対応して制御レベルが定められる。
具体的には、第1空間SP1の温度状態が高温状態とサーバー200の動作状態がビジー状態との組に対してレベル1の制御レベルが定められる。第1空間SP1の温度状態が高温状態とサーバー200の動作状態が省電力状態との組に対してレベル2の制御レベルが定められる。第1空間SP1の温度状態が低温状態とサーバー200の動作状態がビジー状態との組に対してレベル3の制御レベルが定められる。第1空間SP1の温度状態が低温状態とサーバー200の動作状態が省電力状態との組に対してレベル4の制御レベルが定められる。ファンユニットFUおよびポンプ175それぞれの回転数は、レベル1が最も高く、レベル2が2番目に高く、レベル3が3番目に高く、レベル4が最も低い。
図18は、第2の変形例における温度調整制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。図9に示した温度調整制御処理と異なる点は、ステップS02およびステップS03がステップS02AおよびステップS03Aにそれぞれ変更された点である。その他の処理は図9に示した処理と同じなので、ここでは説明を繰り返さない。ステップS02Aにおいて、サーバー200の動作状態が取得され、処理はステップS03Aに進む。
ステップS03Aにおいては、制御レベルが決定され、処理はステップS04に進む。HDD115に記憶された第1の変形例におけるレベルテーブルが参照され、第1筐体の温度とサーバー200の動作状態とから制御レベルが決定される。
<第3の変形例>
第3の変形例における複合装置1は、画像形成装置100の動作状態を第1空間SP1の状態とし、サーバー200の動作状態を第2空間SP2の状態として捉え、画像形成装置100の動作状態とサーバー200の動作状態とに基づいて、温度調整装置170を制御するための制御レベルを決定する。以下、上述した複合装置1と異なる点を主に説明する。
図19は、第3の変形例における画像形成装置が備えるCPUが有する機能の一例を示すブロック図である。図19を参照して、図7に示す機能と異なる点は、第1空間温度取得部61、第2空間温度取得部63および制御レベル格納部67が第1動作状態取得部61A、第2動作状態取得部63Aおよび制御レベル格納部67Cにそれぞれ変更された点である。その他の機能は図7に示した機能と同じなので、ここでは説明を繰り返さない。
第1動作状態取得部61Aは、画像形成装置100の動作状態を取得する。画像形成装置100の動作状態は、画像形成可能な状態で画像を形成しない省電力状態、画像形成している印刷状態と、を含む。第1動作状態取得部61Aは、画像形成装置100の動作状態を温度調整装置制御部65に出力する。
第2動作状態取得部63Aは、サーバー200の動作状態を取得する。サーバー200の動作状態は、サーバー200が実行する処理の負荷が所定のしきい値より小さい省電力状態と、処理の負荷がしきい値以上のビジー状態と、を含む。第2動作状態取得部63Aは、サーバー200の動作状態を温度調整装置制御部65に出力する。
温度調整装置制御部65は、画像形成装置100の動作状態とサーバー200の動作状態とに基づいて、温度調整装置170を制御する。温度調整装置制御部65は、画像形成装置100の動作状態とサーバー200の動作状態とから制御レベルを決定する。温度調整装置制御部65は、決定された制御レベルに対応してファンユニットFUおよびポンプ175それぞれに対して予め定められた回転数で、ファンユニットFUおよびポンプ175をそれぞれ駆動する。
制御レベル格納部67Cは、画像形成装置100の動作状態とサーバー200の動作状態との複数の組み合わせにそれぞれ対応する複数の制御レベルを定めたレベルテーブルをHDD115に格納する。レベルテーブルは、予め準備されたテーブルである。
図20は、第3の変形例におけるレベルテーブルの一例を示す図である。図20を参照して、第3の変形例におけるレベルテーブルは、画像形成装置100の動作状態とサーバー200の動作状態との複数の組み合わせそれぞれに対応する制御レベルを定める。ここでは、レベル1~4の4段階のレベルが定められる場合を例に説明する。画像形成装置100の動作状態は、印刷状態と省電力状態とを含む。サーバー200の動作状態は、省電力状態とビジー状態とを含む。画像形成装置100の動作状態とサーバー200の動作状態との4つの組にそれぞれ対応して制御レベルが定められる。
具体的には、画像形成装置100の動作状態が印刷状態とサーバー200の動作状態がビジー状態との組に対してレベル1の制御レベルが定められる。画像形成装置100の動作状態が印刷状態とサーバー200の動作状態が省電力状態との組に対してレベル2の制御レベルが定められる。画像形成装置100の動作状態が省電力状態とサーバー200の動作状態がビジー状態との組に対してレベル3の制御レベルが定められる。画像形成装置100の動作状態が省電力状態とサーバー200の動作状態が省電力状態の組に対してレベル4の制御レベルが定められる。ファンユニットFUおよびポンプ175それぞれの回転数は、レベル1が最も高く、レベル2が2番目に高く、レベル3が3番目に高く、レベル4が最も低い。
図21は、第3の変形例における温度調整制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。図9に示した温度調整制御処理と異なる点は、ステップS01、ステップS02およびステップS03がステップS01A、ステップS02AおよびステップS03Aにそれぞれ変更された点である。その他の処理は図9に示した処理と同じなので、ここでは説明を繰り返さない。ステップS01Aにおいて、画像形成装置100の動作状態が取得され、処理はステップS02Aに進む。ステップS02Aにおいて、サーバー200の動作状態が取得され、処理はステップS03Aに進む。
ステップS03Aにおいては、制御レベルが決定され、処理はステップS04に進む。HDD115に記憶された第3の変形例におけるレベルテーブルが参照され、画像形成装置100の動作状態とサーバー200の動作状態とから制御レベルが決定される。
<第2の実施の形態>
第1の実施の形態においては、画像形成装置100が備えるCPU111が、温度調整装置170を制御する。第2の実施の形態における複合装置1は、サーバー200が温度調整装置170を制御する。
図22は、サーバーのハードウェア構成の一例を示す図である。サーバー200は、一般的なコンピューターを有する。図22を参照して、サーバー200は、それぞれがバスで接続されたCPU201、メモリ202、制御インターフェース(I/F)203、入力I/F204および通信I/F205を含む。
メモリ202は、ROMと、RAMと、を含む。ROMは、CPU201が実行するプログラム、またはそのプログラムを実行するために必要なデータを記憶する。RAMは、CPU201がプログラムを実行する際の作業領域として用いられる。メモリ202は、データを不揮発的に記憶するEPROMまたはHDDを含んでもよい。また、メモリ202は、CD-ROM206または半導体メモリが装着される外部記憶装置を含んでもよい。
制御I/F203については後述する。入力I/F204は、ユーザーによる操作を受け付ける。例えば、入力I/Fは、ユーザーが画像形成装置100が備える操作パネル6に入力する操作を受け付ける。
通信I/F205は、サーバー200をネットワークに接続するためのインターフェースである。なお、通信I/F205が接続されるネットワークは、ローカルエリアネットワーク(LAN)であり、接続形態は有線または無線を問わない。またネットワークは、LANに限らず、ワイドエリアネットワーク(WAN)、公衆交換電話網(PSTN)、インターネット等であってもよい。
サーバー200が備えるCPU201は、アプリケーションプログラムを実行する。アプリケーションプログラムは、例えば、他のコンピューターから送信されるデータを処理するプログラムを含む。この場合、CPU201は、通信I/F205が他のコンピューターからデータを受信すると、受信されたデータを処理する。また、アプリケーションプログラムは、夜間に実行されるバッチ処理を定めたプログラムを含む。この場合、CPU201は、夜間にバッチ処理を実行する。
本実施の形態においては、CPU201は、メモリ202に記憶されたプログラムを実行する例を説明するが、CPU201は、CD-ROM206または半導体メモリに記憶されたプログラムを読出し、読み出したプログラムをRAMに記憶し、実行するようにしてもよい。なお、CPU201が実行するためのプログラムを記憶する記録媒体としては、CD-ROM206に限られず、フレキシブルディスク、カセットテープ、光ディスク、ICカード、光カード、マスクROM、EPROMなどの半導体メモリ等の媒体でもよい。
さらに、CPU201がネットワークに接続されたコンピューターからプログラムをダウンロードしてメモリ202に記憶する、または、ネットワークに接続されたコンピューターがプログラムをメモリ202に書込みするようにして、メモリ202に記憶されたプログラムをCPU201が実行してもよい。ここでいうプログラムは、CPU201により直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む。
図23は、第2の実施の形態における温度調整装置の制御回路の一例を示す図である。図23を参照して、温度調整装置170のうちファンユニットFUとポンプ175が示される。
サーバー200が備える制御I/F203は、ファンユニットFUおよびポンプ175を電流制御する制御回路を搭載している。制御I/F203は、ファンユニットFUを電流制御する電流を出力するファン用出力端子と、ポンプ175を電流制御する電流を出力するポンプ用出力端子と、を有する。
第2の実施の形態における複合装置1において、サーバー200が備えるCPU201は、第1の実施の形態における画像形成装置100が備えるCPU111が有する機能と同様の機能を有する。すなわち、第2の実施の形態におけるサーバー200が備えるCPU201は、第1筐体の温度と第2筐体の温度とに基づいて、温度調整装置170を制御する。
また、第2の実施の形態におけるサーバー200が備えるCPU201は、第1の実施の形態における第1の変形例~第3の変形例を適用することができる。すなわり、第2の実施の形態におけるサーバー200が備えるCPU201は、第1筐体の温度とサーバー200の動作状態とに基づいて温度調整装置170を制御してもよいし、画像形成装置100の動作状態と第2筐体の温度とに基づいて温度調整装置170を制御してもよいし、画像形成装置100の動作状態とサーバー200の動作状態とに基づいて温度調整装置170を制御してもよい。
<その他の実施の形態>
ファンユニットFUのファンを逆回転させて、ファンユニットFUが発生する気流が排出口53から第1空間SP1に取り込まれるようにしてもよい。第1熱交換器171は、ファンユニットFUと排出口53との間、または、ファンユニットFUに対して排出口53と反対側に配置される。このため、ファンユニットFUが駆動して発生する気流は、排出口53から第1熱交換器171を介して第1空間SP1に取り込まれる。また、ファンユニットFUが駆動して発生する気流により第1空間SP1内の空気が取入口55から外部に排出される。
また、本実施の形態においては、第1熱交換器171は、ファンユニットFUが発生する気流の経路中に配置される例を示したが、これに限定されない。第1熱交換器171は、ファンユニットFUが発生する気流の経路外に配置されてもよい。この場合においても、第1空間SP1の空気に第1熱交換器171から熱を伝達させ、第1空間SP1の空気を第1空間SP1の外部に排気することができる。
また、本実施の形態においては、筐体51が取入口55と排出口53とを有する例を示したが、これに限定されない。取入口55と排出口53とはなくてもよい。この場合においても、第1空間SP1の空気に第1熱交換器171から熱を伝達させ、第1空間SP1の温度が均一になるようにできる。
<実施の形態の総括>
(項1) 第1空間と第2空間とに区画された筐体と、
前記第1空間に収容され、記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
前記第1空間の空気を外部に排出または前記第1空間に外部から空気を取り込むファンと、
前記第2空間に収納されたサーバーと、
前記第2空間に配置された吸熱部と前記第1空間に配置されかつ前記吸熱部に接続された放熱部とを有する冷却手段と、
前記第1空間の状態と前記第2空間の状態とに基づいて、前記ファンを制御する制御手段と、を備えた複合装置。
この局面に従えば、第2空間に収納されたサーバーで発生する熱が、吸熱部で吸収されて第1空間に配置された放熱部から放熱される。また、ファンにより第1空間の空気が外部に排出または第1空間に外部から空気が取り込まれるので、第1空間の熱が外部に排出される。さらに、第1空間の状態と第2空間の状態とに基づいてファンが制御される。このため、画像形成部およびサーバーをそれぞれの動作状態に応じて冷却することが可能な複合装置を提供することができる。
(項2) 前記制御手段は、前記第1空間の温度と前記第2空間の温度とに基づいて、前記ファンを制御する、項1に記載の複合装置。
この局面に従えば、第1空間の温度と第2空間の温度とに基づいてファンが制御されるので、第1空間と第2空間とを適切な温度に調整できる。
(項3) 前記制御手段は、前記サーバーの動作状態を取得する状態取得手段を備え、
前記第1空間の温度と前記サーバーの動作状態とに基づいて、前記ファンを制御する、項1に記載の複合装置。
この局面に従えば、第1空間の温度と第2空間に配置されたサーバーの動作状態とに基づいてファンが制御されるので、第1空間と第2空間とを適切な温度に調整できる。
(項4) 前記制御手段は、前記画像形成部の動作状態を取得する状態取得手段を備え、
前記第2空間の温度と前記画像形成部の動作状態とに基づいて、前記ファンを制御する、項1に記載の複合装置。
この局面に従えば、第1空間に配置された画像形成部の動作状態と第2空間の温度とに基づいてファンが制御されるので、第1空間と第2空間とを適切な温度に調整できる。
(項5) 前記制御手段は、前記画像形成部の動作状態を取得する第1状態取得手段と、
前記サーバーの動作状態を取得する第2状態取得手段と、を備え、
前記画像形成部の動作状態と前記サーバーの動作状態とに基づいて、前記ファンを制御する、項1に記載の複合装置。
この局面に従えば、第1空間に配置された画像形成部の動作状態と第2空間に配置されたサーバーの動作状態とに基づいてファンが制御されるので、第1空間と第2空間とを適切な温度に調整できる。
(項6) 前記制御手段は、前記画像形成部に設けられる、項1~5のいずれかに記載の複合装置。
(項7) 前記制御手段は、前記サーバーに設けられる、項1~5のいずれかに記載の複合装置。
(項8) 複合装置を温度調整する温度調整方法であって、
前記複合装置は、第1空間と第2空間とに区画された筐体と、
前記第1空間に収容され、記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
前記第1空間の空気を外部に排出または前記第1空間に外部から空気を取り込むファンと、
前記第2空間に収納されたサーバーと、
前記第2空間に配置された吸熱部と前記第1空間に配置されかつ前記吸熱部に接続された放熱部とを有する冷却手段と、を備え、
前記第1空間の状態と前記第2空間の状態とに基づいて、前記ファンを制御する制御ステップを、前記複合装置に実行させる温度調整方法。
この局面に従えば、画像形成部およびサーバーをそれぞれの動作状態に応じて冷却することが可能な温度調整方法を提供することができる。
(項9) 冷却ステップは、前記第1空間の温度と前記第2空間の温度とに基づいて、前記ファンを制御するステップを含む、項8に記載の温度調整方法。
(項10) 前記サーバーの動作状態を取得する状態取得ステップを、さらに含み、
冷却ステップは、前記第1空間の温度と前記サーバーの動作状態とに基づいて、前記ファンを制御するステップを含む、項8に記載の温度調整方法。
(項11) 前記画像形成部の動作状態を取得する状態取得ステップを、さらに含み、
前記冷却ステップは、前記第2空間の温度と前記画像形成部の動作状態とに基づいて、前記ファンを制御するステップを含む、項8に記載の温度調整方法。
(項12) 前記画像形成部の動作状態を取得する第1状態取得ステップと、
前記サーバーの動作状態を取得する第2状態取得ステップと、をさらに含み、
前記冷却ステップは、前記画像形成部の動作状態と前記サーバーの動作状態とに基づいて、前記ファンを制御するステップを含む、項8に記載の温度調整方法。
(項13) 複合装置を制御するコンピューターで実行される温度調整プログラムであって、
前記複合装置は、第1空間と第2空間とに区画された筐体と、
前記第1空間に収容され、記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
前記第1空間の空気を外部に排出または前記第1空間に外部から空気を取り込むファンと、
前記第2空間に収納されたサーバーと、
前記第2空間に配置された吸熱部と前記第1空間に配置されかつ前記吸熱部に接続された放熱部とを有する冷却手段と、を備え、
前記第1空間の状態と前記第2空間の状態とに基づいて、前記ファンを制御する制御ステップを、前記コンピューターに実行させる温度調整プログラム。
この局面に従えば、第2空間に収納されたサーバーで発生する熱が、吸熱部で吸収されて第1空間に配置された放熱部から放熱される。また、ファンにより第1空間の空気が外部に排出または第1空間に外部から空気が取り込まれるので、第1空間の熱が外部に排出される。さらに、第1空間の状態と第2空間の状態とに基づいてファンが制御される。このため、画像形成部およびサーバーをそれぞれの動作状態に応じて冷却することが可能な温度調整プログラムを提供することができる。
(項14) 前記吸熱部は、前記サーバーが有する被冷却体に接触するように設けられ、
前記放熱部は、前記ファンが発生する気流の経路上に配置される、項1~7のいずれかに記載の複合装置。
(項15) 前記吸熱部と前記放熱部を通る循環経路内で冷媒を循環させるポンプを、さらに備えた項1~7および14のいずれかに記載の複合装置。
この局面に従えば、第1空間と第2空間との間で熱を効率的に交換することができる。
(項16)前記放熱部は、前記ファンが発生する気流の経路中に配置される、項1~7、14および15のいずれかに記載の複合装置。
この局面に従えば、第1空間と第2空間との間で熱を交換する効率を向上させることができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 複合装置、100 画像形成装置、2 自動原稿搬送装置、3 原稿読取部、4 画像形成部、5 給紙部、FU ファンユニット、SE1 第1温度センサー、SE2 第2温度センサー、SP1 第1空間、SP2 第2空間、51 筐体、53 排出口、55 取入口、170 温度調整装置、171 第1熱交換器、173 第2熱交換器、175 ポンプ、177 接続管、200 サーバー、61,61A 第1空間温度取得部、63,63A 第2空間温度取得部、65 温度調整装置制御部、67,67A,67B,67C 制御レベル格納部。

Claims (13)

  1. 第1空間と第2空間とに区画された筐体と、
    前記第1空間に収容され、記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
    前記第1空間の空気を外部に排出または前記第1空間に外部から空気を取り込むファンと、
    前記第2空間に収納されたサーバーと、
    前記第2空間に配置された吸熱部と前記第1空間に配置されかつ前記吸熱部に接続された放熱部とを有する冷却手段と、
    前記第1空間の状態と前記第2空間の状態とに基づいて、前記ファンを制御する制御手段と、を備えた複合装置。
  2. 前記制御手段は、前記第1空間の温度と前記第2空間の温度とに基づいて、前記ファンを制御する、請求項1に記載の複合装置。
  3. 前記制御手段は、前記サーバーの動作状態を取得する状態取得手段を備え、
    前記第1空間の温度と前記サーバーの動作状態とに基づいて、前記ファンを制御する、請求項1に記載の複合装置。
  4. 前記制御手段は、前記画像形成部の動作状態を取得する状態取得手段を備え、
    前記第2空間の温度と前記画像形成部の動作状態とに基づいて、前記ファンを制御する、請求項1に記載の複合装置。
  5. 前記制御手段は、前記画像形成部の動作状態を取得する第1状態取得手段と、
    前記サーバーの動作状態を取得する第2状態取得手段と、を備え、
    前記画像形成部の動作状態と前記サーバーの動作状態とに基づいて、前記ファンを制御する、請求項1に記載の複合装置。
  6. 前記制御手段は、前記画像形成部に設けられる、請求項1~5のいずれかに記載の複合装置。
  7. 前記制御手段は、前記サーバーに設けられる、請求項1~5のいずれかに記載の複合装置。
  8. 複合装置を温度調整する温度調整方法であって、
    前記複合装置は、第1空間と第2空間とに区画された筐体と、
    前記第1空間に収容され、記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
    前記第1空間の空気を外部に排出または前記第1空間に外部から空気を取り込むファンと、
    前記第2空間に収納されたサーバーと、
    前記第2空間に配置された吸熱部と前記第1空間に配置されかつ前記吸熱部に接続された放熱部とを有する冷却手段と、を備え、
    前記第1空間の状態と前記第2空間の状態とに基づいて、前記ファンを制御する制御ステップを、前記複合装置に実行させる温度調整方法。
  9. 冷却ステップは、前記第1空間の温度と前記第2空間の温度とに基づいて、前記ファンを制御するステップを含む、請求項8に記載の温度調整方法。
  10. 前記サーバーの動作状態を取得する状態取得ステップを、さらに含み、
    前記制御ステップは、前記第1空間の温度と前記サーバーの動作状態とに基づいて、前記ファンを制御するステップを含む、請求項8に記載の温度調整方法。
  11. 前記画像形成部の動作状態を取得する状態取得ステップを、さらに含み、
    前記制御ステップは、前記第2空間の温度と前記画像形成部の動作状態とに基づいて、前記ファンを制御するステップを含む、請求項8に記載の温度調整方法。
  12. 前記画像形成部の動作状態を取得する第1状態取得ステップと、
    前記サーバーの動作状態を取得する第2状態取得ステップと、をさらに含み、
    前記制御ステップは、前記画像形成部の動作状態と前記サーバーの動作状態とに基づいて、前記ファンを制御するステップを含む、請求項8に記載の温度調整方法。
  13. 複合装置を制御するコンピューターで実行される温度調整プログラムであって、
    前記複合装置は、第1空間と第2空間とに区画された筐体と、
    前記第1空間に収容され、記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
    前記第1空間の空気を外部に排出または前記第1空間に外部から空気を取り込むファンと、
    前記第2空間に収納されたサーバーと、
    前記第2空間に配置された吸熱部と前記第1空間に配置されかつ前記吸熱部に接続された放熱部とを有する冷却手段と、を備え、
    前記第1空間の状態と前記第2空間の状態とに基づいて、前記ファンを制御する制御ステップを、前記コンピューターに実行させる温度調整プログラム。
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