JP6275379B2 - 光ファイバ構造及びその製造方法 - Google Patents

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本発明は、光ファイバ構造及びその製造方法に関する。
レーザ光伝送用の光ファイバでは、レーザ光の一部がクラッドに入力される場合がある。かかるクラッドモード光は、高エネルギーを有するため、クラッド内を伝搬した後に外部に出射されると、光ファイバを接続する装置や光ファイバ自体に損傷を与える虞がある。
特許文献1には、レーザ光伝送用の光ファイバの外周面に溝を形成することにより、クラッドモード光を光ファイバの外部に放出させて除去することが開示されている。
特許文献2及び3には、レーザ光伝送用の光ファイバの外周面を粗面化することにより、クラッドモード光を散乱させて光ファイバの外部に放出させて除去することが開示されている。
WO2011/067908 米国特許第4575181号明細書 特開2010−540986号公報
ところで、例えば、特許文献1に開示されているように外周面に溝を形成した光ファイバの場合、クラッドモード光の除去は効率的に行えるものの、光ファイバの外部に放出されるレーザ光が指向性を有することがあり、そのため、光ファイバの外部に放出されたレーザ光が光コネクタ内の特定の部分に集中的に照射され、それによって光コネクタが高温に加熱されて損傷したり、或いは、レーザ光が光コネクタ内を反射伝搬して再び光ファイバに入射及び伝搬して被覆層を焼損したりする虞がある。
また、特許文献2及び3に開示されているように外周面を粗面化した光ファイバの場合、エッチング等の化学的加工や研磨等の機械的加工により形成することができる光ファイバの外周面の凹凸は小さく、クラッドモード光を十分に除去するためには、光ファイバの外周面を粗面化する部分の長さをある程度長くする必要がある。また、化学的なエッチングの場合、製造工程において、エッチャントの組成管理等の煩わしい操作が必要となる。
本発明の課題は、光ファイバ構造の最外層を伝搬する光を、指向性を有することなく光ファイバ構造の外部に放出させて効率的に除去することである。
本発明は、コアと、石英で形成された最外層と、を有する光ファイバ構造であって、外周面に、断面形状が弓型に形成された凹溝であって、前記凹溝を構成する面が平面部分を含まないものが形成されており、前記凹溝の開口幅が0.02〜1mmであり、且つ前記凹溝の深さが0.01〜0.1mmであると共に、前記凹内の全面が前記最外層と同種材料の粒子が付いて形成された算術平均粗さ(Ra)が0.1〜10μmである凹凸面に構成されている。
本発明は、コアと、石英で形成された最外層と、を有する加工前光ファイバ構造の外周面に凹部を形成するステップと、前記加工前光ファイバ構造の外周面に形成した凹部を、前記加工前光ファイバ構造の最外層と同種材料の粒子のヒュームの雰囲気に配置するステップとを含む本発明の光ファイバ構造の製造方法である。
本発明によれば、外周面に凹部が形成されていると共に、凹部内の全面が最外層と同種材料の粒子が融着して形成された凹凸面に構成されているので、これらの凹部及び凹凸面により、光ファイバ構造の最外層を伝搬する光を、指向性を有することなく光ファイバ構造の外部に放出させて効率的に除去することができる。
実施形態1に係る光ファイバ心線の斜視図である。 図1におけるII-II断面図である。 実施形態1に係る光ファイバ心線の製造方法を示す図である。 実施形態2に係る光ファイバ心線の斜視図である。 図4におけるV-V断面図である。 実施形態2に係る光ファイバ心線の変形例の図5に相当する断面図である。 実施形態3に係る光ファイバ心線の斜視図である。 図7におけるVIII-VIII断面図である。 実施形態4に係る光コンバイナの斜視図である。 図9におけるX-X断面図である。 実施形態5に係る光ファイバ接続構造の縦断面図である。
以下、実施形態について図面に基づいて詳細に説明する。
(実施形態1)
図1及び2は、実施形態1に係る光ファイバ心線10を示す。実施形態1に係る光ファイバ心線10は、レーザ加工機等において用いられるレーザ光伝送用の光ファイバケーブルに組み込まれるものである。
実施形態1に係る光ファイバ心線10は、光ファイバ11とそれを被覆する被覆層12とを有する。光ファイバ心線10の外径は例えば0.25〜3mmである。
光ファイバ11は、相対的に高屈折率なコア11aとそれを被覆する相対的に低屈折率な最外層のクラッド11bとの二層構造に構成されている。光ファイバ11は、コア11aが、ドーパントがドープされていない純粋な石英で形成され、且つクラッド11bが、屈折率を低くするドーパント(例えばF等)がドープされた石英で形成された構成であってもよい。また、光ファイバ11は、コア11aが、屈折率を高めるドーパント(例えばGe等)がドープされた石英で形成され、且つクラッド11bが、ドーパントがドープされていない純粋な石英又は屈折率を低くするドーパント(例えばF等)がドープされた石英で形成された構成であってもよい。光ファイバ11の外径は例えば125〜2400μmである。コア11aの直径は例えば6〜2000μmである。
被覆層12は樹脂で形成されている。被覆層12は、内側のバッファ層(例えばシリコーン樹脂)とそれを被覆する外側のジャケット層(例えばナイロン樹脂)との二層構造等の多層で構成されていても、また、単一樹脂層で構成されていても、どちらでもよい。被覆層12の厚さは例えば50〜500μmである。
実施形態1に係る光ファイバ心線10では、光コネクタが取り付けられる出射側の一端部13において、被覆層12が所定長だけ剥離されて光ファイバ11が突出するように露出している。
光ファイバ11の露出した一端部13の光ファイバ構造には、外周面に、長さ方向に延びるように形成され且つ螺旋状に設けられた凹溝14(凹部)が形成されている。凹溝14の断面形状は弓型に形成されている。凹溝14の断面形状はこのように断面輪郭が直線部分を含まず、従って、凹溝14を構成する面が平面部分を含まないことが好ましい。光ファイバ11の一端部13の凹溝14が形成されている部分の長さは、好ましくは10〜100mm、より好ましくは15〜80mmである。凹溝14の開口幅は、好ましくは0.02〜1mm、より好ましくは0.05〜0.6mmである。凹溝14の深さは、好ましくは0.01〜0.1mm、より好ましくは10〜60μmである。凹溝14の螺旋のピッチは、好ましくは0.05〜5mm、より好ましくは0.1〜3mmである。凹溝14の螺旋のピッチは、長さ方向で一定であっても、また、不均一であっても、どちらでもよい。なお、凹溝14は、複数本が多重に設けられていてもよい。
また、光ファイバ11の露出した一端部13における凹溝14内の全面及び外周面の一部又は全部が、最外層のクラッド11bと同種材料の粒子が融着して形成された凹凸面に構成されている。ここで、最外層のクラッド11bと同種材料は、最外層のクラッド11bと同一材料の他、クラッド11bが、ドーパントがドープされていない純粋な石英で形成されている場合には、ドーパントがドープされた石英であってもよく、また、クラッド11bが、ドーパントがドープされた石英で形成されている場合には、ドーパントがドープされていない純粋な石英であってもよい。つまり、最外層のクラッド11bと同種材料とは、石英で形成されていることを意味する。凹凸面の算術平均粗さ (Ra)は、好ましくは0.1〜10μm、より好ましくは0.5〜10μmであり、また、伝送するレーザ光の波長の0.1〜10倍であることが好ましく、0.5〜1倍であることがより好ましい。凹凸面の平面視における凸部の外径は、好ましくは0.1〜10μmである。なお、この凹凸面は粒子の融着によって形成されたものであるので、光ファイバ11の露出した一端部13の外径はその他の部分の外径よりも僅かに大きい。
実施形態1に係る光ファイバ心線10では、入射側の他端から例えば100〜1000Wのハイパワーのレーザ光を入射すると、コア11aに入射されたレーザ光は、コア11aとクラッド11bとの界面で反射を繰り返しながらコア11aを伝搬して出射側の他端から出射される。また、レーザ光の一部はクラッド11bに入射され、そのクラッド11bに入射されたレーザ光は、いわゆるクラッドモード光として、クラッド11bと外部との界面で反射を繰り返しながらクラッド11bを伝搬する。そして、このクラッドモード光は、出射側の一端部13において、外周面に形成された凹溝14を構成する非平面によって反射することなく散乱して光ファイバ11の外部に放出される。また、光ファイバ11の外部に放出されるレーザ光は、凹溝14内の全面が凹凸面に構成されているので、直線的に反射や屈折を起こさず、分散するように広がることとなる。従って、外部に放出されたレーザ光が指向性を有して光コネクタ内の特定の部分に集中的に照射され、それによって光コネクタが高温に加熱されて損傷したり、また、レーザ光が光コネクタ内を反射伝搬して再び光ファイバ11に入射及び伝搬して被覆層12を焼損したりするといった不具合の発生を抑制することができる。さらに、出射側の一端部13における凹溝14が形成されていない部分では、凹溝14が形成されている部分程のクラッドモード光の除去効果は得られないものの、外周面が凹凸面に構成されているので、クラッドモード光の一部は、その凹凸面において、クラッド11bと外部との界面で反射することなく散乱して光ファイバ11の外部に放出される。
以上のことから、実施形態1に係る光ファイバ心線10によれば、光ファイバ11の露出した一端部13の外周面に凹溝14が形成されていると共に、一端部13における凹溝14内の全面及び外周面が、最外層のクラッド11bと同種材料の粒子が融着して形成された凹凸面に構成されているので、光ファイバ11の一端部13において外周面に凹溝14を形成すると共に凹溝14内の全面及び外周面を凹凸面に構成した部分の長さが短くても、これらの凹溝14及び凹凸面により、光ファイバ11のクラッド11bを伝搬するクラッドモード光を、指向性を有することなく光ファイバ11の外部に放出させて効率的に除去することができる。
次に、実施形態1に係る光ファイバ心線10の製造方法の一例について説明する。
実施形態1に係る光ファイバ心線10の製造方法では、まず、公知の方法により加工前光ファイバ心線10’を作製し、その一端部13について被覆層12を所定長だけ剥離する。
続いて、図3に示すように、光ファイバ11の露出した一端部13が上側になるように、加工前光ファイバ心線10’をレーザ照射器70の側方に設けられた図示しない回転テーブルに設置する。
そして、回転テーブルを回転させることにより光ファイバ11の一端部13を軸回転させると共に、回転する光ファイバ11の一端部13に対して、レーザ照射器70からのレーザ光の照射を、照射位置を連続的に長さ方向に移動させながら行う。
このとき、光ファイバ11の露出した一端部13には、レーザ加工により長さ方向に螺旋状に延びる凹溝14が形成される。また、レーザ加工により発生するヒュームHの排出を行わなければ、レーザ加工部分は、クラッド11bと同一材料の粒子のヒュームHの雰囲気に配置されることとなり、その結果、光ファイバ11の一端部13における凹溝14内の全面及び外周面に、クラッド11bと同一材料の粒子が融着して形成された凹凸面が構成される。ヒュームHによる粒子を融着させて凹凸面を効率的に構成する観点からは、凹溝14を浅底に形成することが好ましく、具体的には、凹溝14の開口幅を凹溝14の深さの3倍以上に形成することが好ましい。また、融着した粒子の再溶融を回避する観点からは、光ファイバ11の一端部13のレーザ加工は、基端側から先端側に向かって行うことが好ましい。
以上の実施形態1に係る光ファイバ心線10の製造方法によれば、光ファイバ11の一端部13への凹溝14の形成加工と、光ファイバ11の一端部13における凹溝14内の全面及び外周面を凹凸面に構成する加工とを同時に行うことができる。また、エッチング等の化学的加工や研磨等の機械的加工とは異なり、レーザ加工により凹溝14を形成するので、加工後の洗浄が不要であり、薬品等の廃棄物が生じることなく工程を簡略化することができる。
(実施形態2)
図4及び5は、実施形態2に係る光ファイバ心線10を示す。なお、実施形態1と同一名称の部分は実施形態1と同一符号で示す。
実施形態2に係る光ファイバ心線10では、光ファイバ11は、高屈折率のコア11aとそれを被覆するコア11aよりも低屈折率のクラッド11bとそれを被覆するクラッド11bよりも高屈折率の最外層のサポート層11cとの三層構造に構成されている。光ファイバ11は、例えば、コア11aが、屈折率を高めるドーパント(例えばGe等)がドープされた石英で形成され、クラッド11bが、屈折率を低くするドーパント(例えばF等)がドープされた石英で形成され、且つサポート層11cが、ドーパントがドープされていない純粋な石英で形成された構成であってもよい。光ファイバ11の外径は例えば125〜2400μmである。コア11aの直径は例えば6〜2000μmである。クラッド11bの厚さは例えば50〜500μmである。サポート層11cの厚さは例えば80〜500μmである。
光ファイバ11の露出した一端部13の光ファイバ構造には、外周面に、長さ方向に螺旋状に延び且つ溝底がクラッド11bにまで達しない凹溝14(凹部)が形成されている。また、光ファイバ11の露出した一端部13における凹溝14内の全面及び外周面が、最外層のサポート層11cと同種材料の粒子が融着して形成された凹凸面に構成されている。
実施形態2に係る光ファイバ心線10では、入射側の他端から例えば100〜1000Wのハイパワーのレーザ光を入射すると、コア11aに入射されたレーザ光は、コア11aとクラッド11bとの界面で反射を繰り返しながらコア11aを伝搬して出射側の他端から出射される。また、レーザ光の一部はサポート層11cに入射され、そのサポート層11cに入射されたレーザ光は、サポート層11cと外部との界面で反射を繰り返しながらサポート層11cを伝搬する。そして、このレーザ光は、出射側の一端部13において、外周面に形成された凹溝14を構成する非平面によって反射することなく散乱して光ファイバ11の外部に放出される。また、光ファイバ11の外部に放出されるレーザ光は、凹溝14内の全面が凹凸面に構成されているので、直線的に反射や屈折を起こさず、分散するように広がることとなる。従って、外部に放出されたレーザ光が指向性を有して光コネクタ内の特定の部分に集中的に照射され、それによって光コネクタが高温に加熱されて損傷したり、また、レーザ光が光コネクタ内を反射伝搬して再び光ファイバ11に入射及び伝搬して被覆層12を焼損したりするといった不具合の発生を抑制することができる。さらに、出射側の一端部13における凹溝14が形成されていない部分では、凹溝14が形成されている部分程のサポート層11cを伝搬するレーザ光の除去効果は得られないものの、外周面が凹凸面に構成されているので、サポート層11cを伝搬するレーザ光の一部は、その凹凸面において、サポート層11cと外部との界面で反射することなく散乱して光ファイバ11の外部に放出される。
以上のことから、実施形態2に係る光ファイバ心線10によれば、光ファイバ11の露出した一端部13の外周面に凹溝14が形成されていると共に、一端部13における凹溝14内の全面及び外周面が、最外層のサポート層11cと同一材料の粒子が融着して形成された凹凸面に構成されているので、光ファイバ11の一端部13において外周面に凹溝14を形成すると共に凹溝14内の全面及び外周面を凹凸面に構成した部分の長さが短くても、これらの凹溝14及び凹凸面により、光ファイバ11のサポート層11cを伝搬するレーザ光を、指向性を有することなく光ファイバ11の外部に放出させて効率的に除去することができる。
また、レーザ加工時間を長くし、図6に示すように、溝底がクラッド11bにまで達するように凹溝14を形成してもよい。この場合、クラッド11bを伝搬するクラッドモード光の除去をも行うことができる。
その他の用途、構成、作用効果、及び製造方法は実施形態1と同一である。
(実施形態3)
図7及び8は、実施形態3に係る光ファイバ心線10を示す。なお、実施形態1と同一名称の部分は実施形態1と同一符号で示す。
実施形態3に係る光ファイバ心線10では、光ファイバ11の露出した一端部13の光ファイバ構造において、外周面に、周方向に延びるように形成された環状の凹溝14(凹部)が長さ方向に間隔をおいて複数設けられている。凹溝14の数は例えば10~1000本である。凹溝14の間隔は例えば0.05〜5mmである。これら凹溝14は、長さ方向の所定位置にレーザ光を所定時間照射した後、レーザ光の照射を停止して照射位置を長さ方向に移動させ、その位置にレーザ光を所定時間照射する操作を繰り返すことにより形成することができる。なお、凹溝14を形成することによる機械的強度(特に曲げ強度)の低下を小さく抑える観点からは、実施形態1及び2のように凹溝14が長さ方向に延びるように形成され且つ螺旋状に設けられていることが好ましい。
その他の用途、構成、作用効果、及び製造方法は実施形態1と同一である。
(実施形態4)
図9及び10は、実施形態4に係る光コンバイナ20を示す。実施形態4に係る光コンバイナ20は、複数のレーザ光源からの励起光を光ファイバレーザに入射する場合等に用いられる光デバイスである。
実施形態4に係る光コンバイナ20は、複数の光ファイバ心線30により構成されている。光ファイバ心線30の数は例えば2〜100である。
各光ファイバ心線30は、光ファイバ31とそれを被覆する被覆層32とを有する。光ファイバ心線30の外径は例えば0.05〜3mmである。
光ファイバ31は、相対的に高屈折率なコア31aとそれを被覆する相対的に低屈折率な最外層のクラッド31bとの二層構造に構成されている。光ファイバ31は、コア31aが、ドーパントがドープされていない純粋な石英で形成され、且つクラッド31bが、屈折率を低くするドーパント(例えばF等)がドープされた石英で形成された構成であってもよい。また、光ファイバ31は、コア31aが、屈折率を高めるドーパント(例えばGe等)がドープされた石英で形成され、且つクラッド31bが、ドーパントがドープされていない純粋な石英又は屈折率を低くするドーパント(例えばF等)がドープされた石英で形成された構成であってもよい。光ファイバ31の外径は例えば125〜2400μmである。コア31aの直径は例えば6〜2000μmである。
被覆層32は樹脂で形成されている。被覆層32は、内側のバッファ層(例えばシリコーン樹脂)とそれを被覆する外側のジャケット層(例えばナイロン樹脂)との二層構造等の多層で構成されていても、また、単一樹脂層で構成されていても、どちらでもよい。被覆層32の厚さは例えば50〜500μmである。
実施形態4に係る光コンバイナ20は、複数の光ファイバ心線30の一端部23において被覆層32が剥離されて露出した光ファイバ31が束ねられて相互に融着して円柱状に形成され、他端側において複数の光ファイバ心線30が分岐した構造を有する。
円柱状の一端部23の光ファイバ構造は、複数のコア23aとそれを被覆するクラッド融着部23bとにより構成されている。従って、一端部23の最外層は、光ファイバ31のクラッド31bと同種材料で形成されている。一端部23の長さは例えば1〜50mmである。
一端部23の外周面には、長さ方向に螺旋状に延びるように形成された凹溝24が螺旋状に設けられている。また、一端部23における凹溝24内の全面及び外周面が、最外層と同一材料、従って、光ファイバ31のクラッド31bと同種材料の粒子が融着して形成された凹凸面に構成されている。
実施形態4に係る光コンバイナ20では、各光ファイバ心線30から例えば100〜1000Wのハイパワーのレーザ光を入射すると、コア31aに入射されたレーザ光は、コア31aとクラッドとの界面で反射を繰り返しながらコア31aを伝搬して出射側の他端から出射される。また、レーザ光の一部はクラッド31bに入射され、そのクラッド31bに入射されたレーザ光は、いわゆるクラッドモード光として、クラッド31bと外部との界面で反射を繰り返しながらクラッド31bを伝搬する。そして、このクラッドモード光は、出射側の円柱状の一端部23において、外周面に形成された凹溝24を構成する非平面によって反射することなく散乱して光コンバイナ20の外部に放出される。また、光コンバイナ20の外部に放出されるレーザ光は、凹溝24内の全面が凹凸面に構成されているので、直線的に反射や屈折を起こさず、分散するように広がることとなる。さらに、出射側の一端部23における凹溝24が形成されていない部分では、凹溝24が形成されている部分程のクラッドモード光の除去効果は得られないものの、外周面が凹凸面に構成されているので、クラッドモード光の一部は、その凹凸面において、クラッド31bと外部との界面で反射することなく散乱して光コンバイナ20の外部に放出される。
以上のことから、実施形態4に係る光コンバイナ20によれば、一端部23の外周面に凹溝24が形成されていると共に、一端部23における凹溝24内の全面及び外周面が、最外層と同種材料の粒子が融着して形成された凹凸面に構成されているので、一端部23において外周面に凹溝24を形成すると共に凹溝24内の全面及び外周面を凹凸面に構成した部分の長さが短くても、これらの凹溝24及び凹凸面により、各光ファイバ31のクラッド31bを伝搬するクラッドモード光を、指向性を有することなく光コンバイナ20の外部に放出させて効率的に除去することができる。
実施形態4に係る光コンバイナ20は、複数の光ファイバ心線30の一端部23の被覆層32を所定長だけ剥離した後、露出した一端部23の光ファイバ31を束ねて相互に融着させた加工前光コンバイナを準備し、その一端部23の外周面に実施形態1と同様の方法により凹溝24を形成することにより製造することができる。
(実施形態5)
図11は、実施形態5に係る光ファイバ接続構造40を示す。実施形態5に係る光ファイバ接続構造40は、シングルクラッド光ファイバ心線50とダブルクラッド光ファイバ心線60との接続部に構成されるものである。
シングルクラッド光ファイバ心線50は、シングルクラッド光ファイバ51とそれを被覆する被覆層52とを有する。シングルクラッド光ファイバ心線50の外径は例えば250〜2000μmである。
シングルクラッド光ファイバ51は、相対的に高屈折率なコア51aとそれを被覆する相対的に低屈折率な最外層のクラッド51bとの二層構造に構成されている。シングルクラッド光ファイバ51は、例えば、コア51aが、屈折率を高めるドーパント(例えばGe等)がドープされた石英で形成され、且つクラッド51bが、ドーパントがドープされていない純粋な石英で形成された構成を有する。シングルクラッド光ファイバ51の外径は例えば125〜1000μmである。コア51aの直径は例えば6〜800μmである。
被覆層52は樹脂で形成されている。被覆層52は、多層で構成されていても、また、単一樹脂層で構成されていても、どちらでもよい。被覆層52の厚さは例えば50〜500μmである。
ダブルクラッド光ファイバ心線60は、ダブルクラッド光ファイバ61とそれを被覆する被覆層62とを有する。ダブルクラッド光ファイバ心線60の外径は例えば250〜2000μmである。
ダブルクラッド光ファイバ61は、コア61aとそれを被覆する第1クラッド61bとそれをさらに被覆する最外層の第2クラッド61cとの三層構造に構成されており、それらの屈折率は、コア61a、第1クラッド61b、及び第2クラッド61cの順に低くなっている。ダブルクラッド光ファイバ61は、例えば、コア61aが、屈折率を高めるドーパント(例えばGe等)や光を増幅するドーパント(例えばYbやEr等の希土類元素)がドープされた石英で形成され、第1クラッド61bが、ドーパントがドープされていない純粋な石英で形成され、且つ第2クラッド61cが、屈折率を低くするドーパント(例えばF等)がドープされた石英で形成された構成を有する。ダブルクラッド光ファイバ61の外径は例えば250〜2000μmである。コア61aの直径は例えば6〜800μmである。第1クラッド61bの厚さは例えば50〜500μmである。
被覆層62は樹脂で形成されている。被覆層62は、多層で構成されていても、また、単一樹脂層で構成されていても、どちらでもよい。被覆層62の厚さは例えば50〜500μmである。
実施形態5に係る光ファイバ接続構造40では、シングルクラッド光ファイバ心線50の一端部53において被覆層52が剥離されて突出するように露出したシングルクラッド光ファイバ51の端面と、ダブルクラッド光ファイバ心線60の一端部63において被覆層62が剥離されて突出するように露出したダブルクラッド光ファイバ61の端面とが突き合わされ、両者のコア51a,61a同士が対応すると共に前者のクラッド51bと後者の第1及び第2クラッド61b,61cとが対応するように融着等により接続されている。そして、シングルクラッド光ファイバ51の露出した一端部53の光ファイバ構造には、外周面に、長さ方向に螺旋状に延びる凹溝54(凹部)が形成されている。また、シングルクラッド光ファイバ51の露出した一端部53における凹溝54内の全面及び外周面が、最外層のクラッド51bと同種材料の粒子が融着して形成された凹凸面に構成されている。
実施形態5に係る光ファイバ接続構造40では、ダブルクラッド光ファイバ61のコア61aを伝搬してきた光がシングルクラッド光ファイバ51のコア51aに入射される。このとき、コア51a,61a間の接続ずれがあると、ダブルクラッド光ファイバ61のコア61aを伝搬してきた光の一部がシングルクラッド光ファイバ51のクラッド51bに入射される。また、ダブルクラッド光ファイバ61の第1クラッド61bには、いわゆるポンプ光(レーザ光)が入射され、それら伝搬してシングルクラッド光ファイバ51のクラッド51bに入射される。これらのクラッドモード光は、シングルクラッド光ファイバ51の一端部53において、外周面に形成された凹溝54を構成する非平面によって反射することなく散乱してシングルクラッド光ファイバ51の外部に放出される。また、シングルクラッド光ファイバ51の外部に放出される光は、凹溝54内の全面が凹凸面に構成されているので、直線的に反射や屈折を起こさず、分散するように広がることとなる。従って、シングルクラッド光ファイバ51の最外層のクラッド51bを伝搬する光を、指向性を有することなく外部に放出させて効率的に除去することができる。また、一端部53における凹溝54が形成されていない部分では、凹溝54が形成されている部分程のクラッドモード光の除去効果は得られないものの、外周面が凹凸面に構成されているので、クラッドモード光の一部は、その凹凸面において、クラッド51bと外部との界面で反射することなく散乱してシングルクラッド光ファイバ51の外部に放出される。
従来の光ファイバ接続構造では、接続部を屈折率の近い樹脂で封止することにより、接続部で発生する漏れ光を樹脂側に導いて除去することが行われていたが、漏れ光が多い場合や樹脂の硬化が不十分な場合には、漏れ光により樹脂が焼損するといった不具合があった。しかしながら、実施形態5に係る光ファイバ接続構造40によれば、仮に漏れ光が多い場合であっても、その漏れ光を、指向性を有することなく外部に放出させて効率的に除去することができる。
実施形態5に係る光ファイバ接続構造40は、シングルクラッド光ファイバ心線50の一端部53の被覆層52を所定長だけ剥離した後、露出した一端部53のシングルクラッド光ファイバ51の外周面に実施形態1と同様の方法により凹溝54を形成し、そして、それをダブルクラッド光ファイバ心線60の一端部63の被覆層62を所定長だけ剥離して露出したダブルクラッド光ファイバ61と接続することにより製造することができる。
(その他の実施形態)
上記実施形態1〜5では、光ファイバ11の一端部13、光コンバイナ20の一端部23、或いは光ファイバ接続構造40のシングルクラッド光ファイバ51の一端部53の外周面を凹凸面とした構成としたが、特にこれに限定されるものではなく、それらの一端部13,23,53の外周面を平滑面とした構成であってもよい。かかる構成は、レーザ加工により凹溝14,24,54を形成した後、凹溝14,24,54以外の外周面のみを研磨等することにより得ることができる。
上記実施形態1〜5では、光ファイバ11の一端部13、光コンバイナ20の一端部23、或いは光ファイバ接続構造40のシングルクラッド光ファイバ51の一端部53の外周面にレーザ加工により凹溝14,24,54を形成するときに発生するヒュームHを用いて凹溝14,24,54の全面を凹凸面とする構成としたが、特にこれに限定されるものではなく、それらの一端部13,23,53の外周面に凹溝14,24,54を形成した後、それらの一端部13,23,53を、別の手段で発生させたヒュームの雰囲気に配置してもよい。
上記実施形態1、2、4、及び5では、凹溝14,24,54が長さ方向に延びるように形成され且つ螺旋状に設けられた構成とし、また、上記実施形態3では、凹溝14が周方向に延びるように形成された構成としたが、特にこれらに限定されるものではなく、例えば凹溝が長さ方向に延びるように形成され且つその長さ方向に沿って直線状に設けられた構成であってもよい。
上記実施形態1〜5では、凹溝14,24の断面形状が弓型に形成された構成としたが、特にこれに限定されるものではなく、U字型等に形成された構成であってもよい。
上記実施形態1〜5では、光ファイバ11の一端部13、光コンバイナ20の一端部23、或いは光ファイバ接続構造40のシングルクラッド光ファイバ51の一端部53の外周面に凹溝14,24,54が形成された構成としたが、特にこれに限定されるものではなく、例えばそれらの一端部13,23,53の外周面にクレーター状の凹部が形成された構成であってもよい。
上記実施形態1〜3では、光ファイバ11の出射側の一端部13に凹溝14及び凹凸面による光放出構造を構成したものとしたが、特にこれに限定されるものではなく、光ファイバ11の他端部に構成されていてもよく、また、中間部に構成されていてもよく、さらに、光ファイバ11の全体に構成されていてもよい。
上記実施形態5では、シングルクラッド光ファイバ51の一端部53の外周面に凹溝54を形成した構成としたが、特にこれに限定されるものではなく、ダブルクラッド光ファイバ61の一端部63の外周面に形成されていてもよく、また、シングルクラッド光ファイバ51及びダブルクラッド光ファイバ61の両方の一端部53,63の外周面に形成されていてもよい。但し、コア51a,61a間の接続ずれによってダブルクラッド光ファイバ61のコア61aからシングルクラッド光ファイバ51のクラッド51bに入射されるクラッドモード光を除去する観点からは、少なくともシングルクラッド光ファイバ51の一端部53の外周面に凹溝54を形成した構成であることが好ましい。
上記実施形態5では、シングルクラッド光ファイバ心線50とダブルクラッド光ファイバ心線60との接続部に構成される光ファイバ接続構造40としたが、特にこれに限定されるものではなく、シングルクラッド光ファイバ心線50同士、或いは、ダブルクラッド光ファイバ心線60同士の同種の光ファイバ心線同士の接続部に構成されたものであってもよい。
上記実施形態1〜5では、光ファイバ心線10、光コンバイナ20、或いは光ファイバ接続構造40に含まれる光ファイバ構造としたが、特にこれに限定されるものではなく、コアと石英で形成された最外層とを有するものであれば、光ファイババンドルやライトガイド等に含まれる光ファイバ構造であってもよい。
本発明は、光ファイバ構造及びその製造方法について有用である。
10,30 光ファイバ心線
10’ 加工前光ファイバ心線
11,31 光ファイバ
11a,23a,31a,51a,61a コア
11b,31b,51b クラッド
11c サポート層
12,32,52,62 被覆層
13,23,53,63 一端部(光ファイバ構造)
14,24,44 凹溝
20 光コンバイナ
23b クラッド融着部
50 シングルクラッド光ファイバ心線
51 シングルクラッド光ファイバ
60 ダブルクラッド光ファイバ心線
61 ダブルクラッド光ファイバ
61b 第1クラッド
61c 第2クラッド
70 レーザ照射器
H ヒューム

Claims (6)

  1. コアと、石英で形成された最外層と、を有する光ファイバ構造であって、外周面に、断面形状が弓型に形成された凹溝であって、前記凹溝を構成する面が平面部分を含まないものが形成されており、前記凹溝の開口幅が0.02〜1mmであり、且つ前記凹溝の深さが0.01〜0.1mmであると共に、前記凹内の全面が前記最外層と同種材料の粒子が付いて形成された算術平均粗さ(Ra)が0.1〜10μmである凹凸面に構成されている光ファイバ構造。
  2. 請求項1に記載された光ファイバ構造において、
    前記外周面も前記最外層と同種材料の粒子が付いて形成された凹凸面に構成されている光ファイバ構造。
  3. 請求項1又は2に記載された光ファイバ構造において、
    前記凹溝が長さ方向に延びるように形成され且つ螺旋状に設けられている光ファイバ構造。
  4. 請求項乃至のいずれかに記載された光ファイバ構造において、
    前記凹溝の開口幅が前記凹溝の深さの3倍以上である光ファイバ構造。
  5. 請求項1乃至のいずれかに記載された光ファイバ構造の製造方法において、
    コアと、石英で形成された最外層と、を有する加工前光ファイバ構造の外周面に凹を形成するステップと、
    前記加工前光ファイバ構造の外周面に形成した凹を、前記加工前光ファイバ構造の最外層と同種材料の粒子のヒュームの雰囲気に配置するステップと、
    を含む光ファイバ構造の製造方法。
  6. 請求項に記載された光ファイバ構造の製造方法において、
    前記加工前光ファイバ構造の外周面にレーザ加工により凹を形成すると共に、前記加工前光ファイバ構造のレーザ加工部分を、前記レーザ加工により発生する前記加工前光ファイバ構造の最外層と同一材料の粒子のヒュームの雰囲気に配置する光ファイバ構造の製造方法。
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